JPH10248929A - 注射器兼容器用密封ゴム栓 - Google Patents

注射器兼容器用密封ゴム栓

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JPH10248929A
JPH10248929A JP9074664A JP7466497A JPH10248929A JP H10248929 A JPH10248929 A JP H10248929A JP 9074664 A JP9074664 A JP 9074664A JP 7466497 A JP7466497 A JP 7466497A JP H10248929 A JPH10248929 A JP H10248929A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プラスチックフィルム非ラミネートゴム栓と
同様に優れた密封性を持ち、且つ薬液とゴム栓素材との
直接な接触を回避した、新しい形状と機能を備えた注射
器兼容器用ゴム栓を提供すること。 【解決手段】ISOに規定のルアーノズル又はルアーノ
ズル及びルアーロック部からなる薬液吐出部を有する注
射器兼容器の薬液吐出部に被せるゴム製密封栓におい
て、該栓の該薬液吐出部挿入部の天面部側は、該薬液吐
出部が緊密に挿入されるようにテーパーのない円柱状の
孔に形成され、該挿入部の該薬液吐出部挿入口側は、該
薬液吐出部が緊密に挿入されるようにテーパーを有する
ほぼ円柱状の孔に形成され、該挿入部の少なくともルア
ーノズル先端が接触する部分はプラスチックフィルムが
ラミネートされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品を収納する
容器兼用注射器の薬液吐出口(ルアーノズル)に被せて
を密封、固定し、長期間にわたり固形及び液状注射剤の
品質を保持するための内面の少なくとも薬液と接触する
部分にプラスチックフィルムをラミネート(積層)した
ゴム製の密封用栓(ゴムキャップ又はゴム栓とも称され
る)及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より医薬品の容器、特に注射剤容器
は、容器の素材の品質は当然のことながら、その機能面
として厳密なる密封性が薬局方に規定され、要求されて
いる。そのため、最も密封性に優れているとされるプラ
スチックフィルムをラミネートしないゴム単体のゴム製
密封栓が使用されてきた。一方、医療用具としての注射
器に使用されるゴム製キャップは、バイアル等の一般の
注射剤容器に使用される密封用のゴム栓(薬局方にはゴ
ム栓に必要な品質基準が規定されている)とは、薬液が
常時ゴム製の密封栓に接触している点で異なっている。
最近の新薬はゴム素材と直接接触することで、薬剤の変
質が起こり長期的な安定性の維持が困難となることが指
摘されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】予め医薬品を充填密封
した注射剤用の容器兼用注射器(以下ではISO110
40−1等に準拠してプレフィルド・シリンジ(Prefil
led syringes) と称する)のゴム製密封栓は、一般には
ゴム素材単独で構成されたものが多い。プレフィルド・
シリンジに充填、密封製剤された液状注射剤は、バイア
ル(小容量瓶)製剤中の薬剤と比べ、常時、密封用ゴム
栓と接触していることから、 薬剤のゴム栓より受ける化
学的影響が大いに異なり、過酷条件となる。
【0004】従来からプレフィルド・シリンジそのもの
に関しては、例えば、特開平7−313598号公報
(注射器型容器)、特開平8−280800号公報(2
液注射用プレフィルド・シリンジ)、特開平8−317
975号公報(予充填式注射器及びそのストッパーアッ
センブリー)、EP0709105A(予充填式注射器
及びその製造方法)等に種々の提案がなされているが、
これらはいづれもがプレフィルド・シリンジの構造や機
能については記載しているが、該シリンジの密封に用い
られるゴム製の密封用栓の品質や機能についての記載は
全く見られない。
【0005】一方、ゴム栓に関して、本出願人は特開昭
62−139668号公報(積層した注射器用栓)にお
いて、表面にテトラフルオロエチレン−エチレン共重合
体フィルムをラミネートしたプレフィルド・シリンジ用
等のゴム製滑栓(プランジャー・ピストン)の種々の例
及び注射器先端部のゴム栓の一例(該公報の第9図:本
発明の(図2(a))を開示した。例示の注射器先端の
ゴム栓は、上記のラミネートにより薬液とゴム栓との接
触が抑制されることが示されているが、ルアーノズル
(薬液吐出口)挿入部は、テーパーを有する(天面部側
の直径がルアーノズル挿入口側の直径よりも小さい)ほ
ぼ円柱状の孔に形成されているために、平均孔径はルア
ーノズルの平均外形よりも小さく形成されてはいるもの
の、該ノズルは抜け易く、密封性を得ることは困難であ
る。
【0006】この問題を解決するために出願人は、図2
(b)に示すようにゴム栓のルアーノズル挿入部をテー
パーのない円柱状の孔(直径はルアーノズルの最大径よ
りも小さい)に形成し、又、図2(c)に示すように更
に天面部にボッチを形成し、これで該ノズル孔を塞ぐこ
とを試みたが、該ノズルの挿入がスムーズに行かないば
かりか、ルアーノズルが挿入されるとともにラミネート
層に皺が生じ、満足すべき密封性は得られなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来提
案されている上記の注射器の先端に被せる密封用ゴム栓
では、内面にフッ素系樹脂がラミネートされているため
に、該ゴム栓と薬液との直接接触は回避される。フッ素
系樹脂は剛性が強く、変形させに難い樹脂であることか
ら、本来は該ゴム栓に挿入されるルアーノズルを緊密に
締めつける力は強いはずであるが、ゴム栓の内面はルア
ーノズルとほぼ同じテーパーを有するほぼ円柱状の孔に
形成されているために、該樹脂は他の材料との摩擦抵抗
が小さいことから、特にプラスチック性の注射器におい
ては挿入されたルアーノズルは滑り易く、該樹脂がラミ
ネートされていない該ゴム栓に比べて密封性が劣り実用
に供するには問題があり、改善が必要である。又、該ゴ
ム栓のルアーノズル挿入部をテーパーのない円柱状孔に
形成した場合には、ルアーノズルの挿入がスムーズでな
く、ラミネート層に皺が生じ、満足できる密封性は得ら
れず対策が必要である。
【0008】本発明者は、上記の事情に鑑み、通常の非
ラミネートゴム栓と同様に優れた密封性を持ち、且つ薬
液とゴム栓素材との直接な接触を回避した、新しい形状
と機能を備えたフッ素樹脂等を内面にラミネートしたプ
レフィルド・シリンジ用ゴム栓を開発すべく鋭意検討し
た結果本発明を完成するに至った。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は以下の本発
明によって達せられる。即ち、本発明は、ISO(国際
標準化機構)に規定のルアーノズル又はルアーノズル及
びルアーロック部からなる薬液吐出部を有する注射器兼
容器の薬液吐出部に被せるゴム製密封栓において、該栓
の該薬液吐出部挿入部の天面部側は該薬液吐出部が緊密
に挿入されるようにテーパーのない円柱状孔に形成さ
れ、該挿入部の該薬液吐出部挿入口側は該薬液吐出部が
緊密に挿入されるようにテーパーを有するほぼ円柱状の
孔に形成され、該挿入部の少なくともルアーノズル先端
が接触する部分はプラスチックフィルムがラミネートさ
れていることを特徴とする注射器兼容器用密封栓であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を挙げて本
発明を更に具体的に説明する。本発明の注射器兼容器
(プリフィルド・シリンジ)は、図1(a)、(b)に
概略断面図を示すが、薬液吐出部としてルアーノズル
(薬液吐出口)2のみが該シリンジ先端面5に設けられ
たもの(図1(a))と、該面5にルアーノズル2と、
これに注射針、エクステンションチューブや三方コック
等を緩まないようにしっかりと固定するためのルアーロ
ック部3とが設けられたもの(図1(b)及びルアーロ
ック部の斜視図である図1(c))とを対象とする。こ
れらの該シリンジは通常プラスチック製である。上記の
プリフィルド・シリンジにおけるルアーノズル2及びル
アーロック部3の形状及び寸法はISO規格(例えば、
ISO594−2等)により規格化されている。
【0011】例えば、図1(b)はルアーロック部3を
有する該シリンジでは、注射筒(シリンジバレル)1の
先端面5に設けられた中空筒状のルアーノズル2は、そ
の外形は下端部よりも先端部が細い6/100のテーパ
ーを有するように形成されている。ルアーロック部3は
ルアーノズル2の外側に同心円状に設けられた円筒状の
形状を有し、その内面にはラセン溝が形成されており
(不図示)、ルアーノズル2とルアーロック部3との間
の隙間6に注射針等をねじ込んで係合させる。ルアーノ
ズル2の長さ、ルアーロック部3の長さ及び内径等が規
格化されている。
【0012】上記のようにルアーノズルの外形はテーパ
ーを有しているために、図2(a)に示す従来のゴム製
の密封栓9においては、ルアーノズル挿入部11も軽度
のテーパーを有するほぼ円柱状の孔(平均孔径はルアー
ノズルの平均外径よりも小さい)に形成され、該挿入部
内面は薬剤との直接接着を回避するために、フッソ素系
樹脂等のプラスチックフィルム10でラミネートされて
いる。フッ素系樹脂はゴム材質に比べ剛性が強く変形さ
せ難いが、他の材料との摩擦抵抗が小さいために挿入さ
れたテーパーを有するルアーノズルは抜け易く、フッ素
系樹脂がラミネートされたゴム栓では密封性を保持する
ことは困難であった。
【0013】又、図2(b)に示すように、該挿入部1
1をルアーノズル2の平均外径よりも小さい直径のテー
パーのない円柱状の孔に形成し、該ノズルを緊密に挿入
できるようにした場合には、前記のように該ノズルを挿
入する際に、挿入がスムーズに行かず、ラミネート層に
皺が生じ、そのために密封性は得られなかった。
【0014】本発明のプリフィルド・シリンジの薬液吐
出部に被せて該シリンジを密封するゴム栓(以下では単
にゴム栓と称する)は、上記の従来のゴム栓の欠点を改
善するものである。本発明のゴム栓の特徴は、ゴム栓の
該シリンジの薬液吐出部挿入部の天面部側はテーパーの
ない円柱状の孔に、該挿入部の該薬液吐出部挿入口側は
テーパーを有するほぼ円柱状の孔に形成されていること
である。
【0015】該挿入口の直径はルアーノズルの先端部分
の外径又はルアーロック部の先端の外径よりも大きく、
適度なテーパーを有するほぼ円柱状の孔に形成されてい
ることから該薬液吐出部のゴム栓への挿入が容易かつス
ムーズにでき、ラミネート層に皺が生じることが回避さ
れ、該挿入部天面側のルアーノルズ挿入部は、内径が該
ノズルの先端部分の平均外径より小さいテーパーのない
円柱状孔に形成されていることから密封性が保持され
る。
【0016】次に本発明のゴム栓について、先ず、該シ
リンジの薬液吐出部がルアーノズルだけの場合について
説明する。このような本発明のゴム栓の一例を、その概
略断面図である図3に基づいて説明する。ゴム栓9の該
シリンジのルアーノズル挿入部11は、ルアーノズルが
緊密に挿入されるように、天面部側は挿入されるルアー
ノズル部分の平均外径よりも小さい直径のテーパーのな
い円柱状の孔に形成され(破線より上の部分)、残りの
部分(破線より下の部分)は、平均孔径は挿入される該
ノズルの残り部分の平均外径よりも幾分小さく、例え
ば、5〜30%程度小さい平均孔径のテーパーを有する
ほぼ円柱状の孔に形成されている。又、該挿入部の少な
くともルアーノズル先端が接触する部分にはプラスチッ
クフィルム10がラミネートされている。通常は、該挿
入部の全面をラミネートすることが、ゴム栓を製造する
うえから好ましい。以下の本発明の他のゴム栓の場合も
同様である。
【0017】以上のように、本発明のゴム栓の該薬液吐
出部挿入口の孔径は、ルアーノズル先端の外径よりも大
きく形成されるので、ルアーノズルの挿入が容易とな
り、該ノズル挿入時にラミネート層に皺は生じい。ルア
ーノズルの挿入を更に容易にするために、該挿入部のル
アーノズル挿入口の下端部13の内周縁部に適度な丸み
を設けることが好ましい。
【0018】尚、本発明では、テーパー有するほぼ円柱
状の孔とは、該孔の天面部側の孔径と該挿入部の挿入口
側の孔径の差が小さく、テーパーのない円柱状の孔とほ
とんど変わらない場合とテーパー度によっては円錐台柱
の孔となる場合もあり、このような二つの場合を含む意
味で用いている。以下の本発明の他のゴム栓についても
意味することは同じである。又、本発明おいて緊密に挿
入されるとは、上記から明らかなように、挿入されたル
アーノズルが、又、以下の他のゴム栓の例では更にルア
ーロック部が、これらの挿入部からの圧縮力で強く締め
つけられる状態となることをいうものであり、本発明の
他のゴム栓についても同様である。
【0019】該ノズル挿入部11の上記のテーパーのな
い円柱状の孔に形成される部分(図3の破線より上の部
分)は、ルアーノズルの少なくとも30%、好ましくは
ルアーノズルの40〜90%、更に好ましくは40〜8
0%が挿入される部分であり、残りの部分(図3の破線
より下の部分)がテーパーを有するほぼ円柱状の孔に形
成される。テーパーを有する部分の孔のテーパー度(天
面部側の孔径は挿入口側の孔径より小さい)は、ルアー
ノズルの挿入が容易となるテーパー度であればよく、特
に制限されない。テーパー度は、該挿入部に挿入される
ルアーノズルの割合、該挿入部に占めるテーパーを有す
る部分の割合、ゴム栓の硬さ、肉厚等によって異なり、
一義的に定めることが困難であり、最適なテーパー度は
これらの要因を考慮して試行錯誤によりを決めざるを得
ない。
【0020】ルアーノズルを締め付ける力を大きくして
密封性を高めるために、該挿入部の少なくとも一部分
を、好ましくはゴム栓の下端から該挿入部全長の少なく
とも1/4の部分、更に好ましくは1/3〜1/2の部
分を、他の部分よりも変形し難く形成することが好まし
い。本発明のゴム栓の外形は特に制限されないが、該挿
入部に挿入されたルアーノズルを等方的に緊密に締めつ
けさせるうえから、円柱状乃至円錐台状の形状が好まし
い。以下の肉厚の説明はこれらの形状に基づくものであ
る。
【0021】上記の部分を他の部分よりも変形し難く形
成する方法は、特に制限されないが、例えば、図3
(b)の12の部分のように、この部分の肉厚を他の部
分の肉厚よりも厚くする方法が簡単な方法として挙げら
れる。通常、好ましいルアーノズル挿入部11の平均肉
厚は、該シリンジのルアーノズルの平均外径の50〜1
50%であり、該挿入部11の上記部分の好ましい平均
肉厚は、ルアーノズル挿入部の平均肉厚の少なくとも1
0%増し、好ましくは30〜200%増し、より好まし
くは50〜150%増しの厚さである。10%未満では
肉厚を厚くしても密封性はほとんど変化しない。200
%を超えると、これ以上肉厚を厚くしても密封性は変わ
らなくなり経済的でない。尚、肉厚を厚くする部分は、
好ましくはゴム栓の下端から上記の範囲であるが、上記
部分の一部に、例えば、図4(a)に示すように、断面
形状が半円形、四辺形等の任意の形状の環状ベルトを形
成することもできる)。この場合には図4(b)に示す
ように、内面の該ベルト対応部位にも上記同様の環状ベ
ルトを形成することもできる。
【0022】密封性を更に高めるうえから、ルアーノズ
ル挿入部の肉厚を上記のようにするとともに、ゴム栓の
硬さ(JIS A硬さ)を40〜70、更には55〜7
0とすることが好ましい。
【0023】ゴム栓のルアーノズル挿入部11は、通常
該シリンジのルアーノズルの50%以上が挿入される長
さ(深さ)に形成されるが、ルアーノズルの全部が挿入
される深さに形成されている場合には、ゴム栓のルアー
ノズル挿入口(下端)の少なくとも内周縁部は注射器兼
容器の先端面に接触する。ゴム栓の下端は、通常、図2
のように水平面に形成されるが、密封性を高めるために
は、ゴム栓のルアーノズル挿入口は、該シリンジのルア
ーノズル周辺の先端面(図1(b)の5)と、さらには
該先端面及び該ルアーノズルの付け根とが面接触によっ
て密接するように、即ち、ゴム栓の挿入口を接触する該
付け根及び該先端面と同じ形状(面)となるよう、図3
(b)の13のように形成し、図3(c)のように密接
させることが好ましい。又、ゴム栓のルアーノズル挿入
部11の長さ(深さ)が該シリンジのルアーノズルの全
長よりも短く(浅い)、該挿入部の下端が水平面に形成
されている場合には、該シリンジのルアーノズルの挿入
を容易にするために該下端の内周縁部に適度な丸みを設
けることが好ましい。
【0024】尚、図3及び図4に示したゴム栓は、ゴム
栓の該挿入部はルアーノズルの全長が挿入される深さに
形成され、該深さの天面部から60%の部分はテーパー
のない円柱状の孔に、残りはテーパー有するほぼ円柱状
の孔に形成され、該挿入部の全内面及び該挿入口面が全
てプラスチックフィルムでラミネートされ、図3(b)
及び図4のゴム栓の該挿入口は該シリンジの先端面等と
密接する形状に形成された例である。又、この例では、
該挿入部の挿入口から40%の部分(図4の12の部
分)は、挿入部の他の部分よりも肉厚を前記の範囲で厚
くされている。
【0025】次に、ルアーノズルとルアーロック部から
構成される薬液吐出部を有するプリフィルド・シリンジ
に用いる本発明のゴム栓について説明する。その一つ
を、一例の断面図を示す図5に基づいて説明する。ゴム
栓の外観形状は前記同様特に制限されないが、挿入され
るルアーノズルとルアーロック部を等方的に締め付けさ
せ、緊密な挿入を実現するために円柱状乃至円錐台状で
あることが好ましい。
【0026】ゴム栓9の該薬液吐出部挿入部は、ルアー
ノズル挿入部11とルーアーロック挿入部14から構成
される。該ノズル挿入部11は、ルアーノズルの全長
(ルアーロック部の先端から突き出ている部分の全て)
が挿入される深さを有し、この部分のルアーノズルの平
均外径より、例えば5〜30%程度小さい孔径のテーパ
ーのない円柱状の孔に形成されている。又、ルアーロッ
ク部挿入部14は、ゴム栓の該挿入部挿入口(該シリン
ジのルアーロック部の付け根と接触する箇所、図中の点
線部)から、好ましくは該ロック部挿入部の全長の少な
くとも10%の部分、更に好ましくは10〜40%の部
分を、この部分に挿入される該シリンジのルアーロック
部の外径よりも、例えば5〜30%程度小さい平均孔径
の、テーパーを有するほぼ円柱状の孔に形成されてい
る。該ロック部挿入部の上記の残りの部分は該シリンジ
のルアーロック部の外径よりも、例えば5〜30%程度
小さい孔径のテーパーのない円柱状の孔に形成されてい
る。
【0027】通常、該シリンジのルアーロック部の外径
はルアーノズルの平均外径の約5倍と大きいので、上記
のテーパー度は、該シリンジのルアーノズルの外形のテ
ーパード程度又はそれ以上としなければルアーロック部
の挿入に支障をきたし、ラミネート層に皺を生じさせる
原因となる。又、テーパー度は、ルアーロック部挿入部
への該シリンジノルアーロック部の挿入が容易となるテ
ーパー度であればよく特に制限されない。テーパー度
は、テーパーを設ける部分の長さによって異なり、テー
パー部の長さが短いほどテーパー度を大きくすることが
必要である。更に、テーパー度はゴム栓の硬さや肉厚、
即ち変形の容易さによっても異なってくる。従って、最
適なテーパー度を一義的に規定することは極めて困難で
あり、上記の要因を考慮して該挿入口への該シリンジの
ルアーロック部の挿入が容易となり、挿入後はルアーロ
ック部と密接する最適なテーパー度を試行錯誤により決
めざるを得ない。
【0028】該挿入部のルアーロック部の挿入部14の
好ましい平均肉厚は、該シリンジのルアーロック部の外
径の30〜100%、さらに好ましくは40〜80%で
ある。該ルアーノズルの挿入部11の肉厚は、本例のゴ
ム栓の形状から、必然的にルアーロック部挿入部14の
肉厚よりもかなり厚くなる。又、本発明のゴム栓の該挿
入部の少なくともルアーノズル先端が接触する部分はプ
ラスチックフィルム10でラミネートされている。ラミ
ネートする箇所に関しては前記のゴム栓の場合と同じで
ある。
【0029】図5(a)は、ゴム栓の下端(該挿入口)
13が水平面としてに形成された場合であるが、この場
合には、ルアーロック部の挿入を容易にするためにゴム
栓の下端内周縁部に適度な丸み、例えば、該シリンジの
ルアーロック部の付けね近傍の丸味を設けることが好ま
しい。密封性をさらに高めるためには、図5(b)に示
すように、前記のゴム栓の場合同様に該挿入部のルアー
ロック部挿入部の下端(挿入口)13は、該シリンジの
先端面5又は該先端面及びルアーロック部の付け根と密
接する形状に形成することが好ましい。ゴム栓の下端の
形状を該先端面等と密接する形状に形成する場合には、
ルアーロック部挿入部14を全てテーパーのない円柱状
の孔に形成してもルアーロック部の該挿入口への挿入が
極めて容易、スムーズに行うことができ、ラミネート層
に皺が生じることはなく、高い密封性が得られる。図5
(b)は、ルアーロック部挿入部14を全てテーパーの
ない円柱状の孔に形成した例である。
【0030】密封性を更に高めるために、該挿入部のル
アーロック部挿入部14の、好ましくはゴム栓の下端
(点線)から少なくとも1/4の部分、更に好ましくは
1/3の部分〜全部を、ルアーロック部挿入部14の他
の部分より変形し難くすることが好ましい。上記部分を
変形し難くする方法は、特に制限されないが、好ましい
方法は前記のゴム栓の場合と同様、該当部分の肉厚をル
アーロック部挿入部14の前記の平均肉厚の少なくとも
5%増しとすることが好ましく、更に好ましくは10〜
200%増し、より好ましくは40〜150%増しとす
ることである。5%未満の肉厚増では密封性は改善され
ず、200%を超える肉厚増ではこれ以上肉厚を厚くし
ても密封性は変わらず不経済である。又、ゴム栓の硬さ
を前記のゴム栓の場合と同様の硬さにすることも密封性
を高めるうえから好ましいことである。
【0031】ルアーロック部を有するプリフィルド・シ
リンジに用いる本発明の他のゴム栓は、一例の断面図を
図6に示すが、図5に示す上記のゴム栓とは、ゴム栓9
の該薬液吐出挿入部の天面部側にルアーノズル挿入部1
1及びルアーロック部挿入部14とともに該シリンジの
ルアーノズルとルアーロック部の間隙部(図1(b)の
6)に緊密に挿入される円筒状突起部15が形成されて
いる点で相違する。これ以外の点は図5のゴム栓と同じ
である。
【0032】該間隙部に挿入される円筒状突起部15の
円筒の厚さは、該シリンジの該間隙部の平均幅の、例え
ば、5〜20%増しとすることが密封性の点から好まし
い。円筒状突起部15の高さ(長さ)は、該シリンジの
該間隙部が全て挿入される高さに形成しても、又、該間
隙部の一部が挿入される高さに形成しても構わない。後
者の場合には、該間隙部の深さの少なくとも20%の高
さに形成することが密封性を高めるために好ましい。
尚、図6(a)に示すゴム栓においても図5(a)に示
すゴム栓のように下端を水平面とする場合には、該シリ
ンジのルアーロック部の挿入を容易にし、密封性を高め
るために、ゴム栓の下端内周縁部が該シリンジのルアー
ロック部の付け根と密接するように、該内周縁部に該付
け根付近の丸みと同じ丸みを設けることが好ましい。
【0033】以上説明した本発明のゴム栓においては、
薬液吐出部挿入部の少なくともプリフィルド・シリンジ
に充填された薬液等と直接接触するルアーノズル先端部
が挿入される部分には、プラスチックフィルムがラミネ
ートされているが、これ以外のラミネートされる箇所は
特に制限されず、該挿入部内面、該内面と該挿入口面等
をラミネートすることもできる。
【0034】以上説明した本発明のゴム栓は、従来から
バイアル等のゴム栓の製造に使用されているゴム材料及
び加硫剤、その他の配合剤を用いて製造することができ
る。プリフィルド・シリンジに充填された薬液とゴム栓
とはプラスチックフィルムによって直接接触が回避され
るから、ゴム栓からの溶出物による薬液の汚染の心配は
なく、ゴム材料及び配合剤の種類や使用量等は特に制限
されない。
【0035】ゴム材料としては、例えば、天然ゴム(N
R)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴ
ム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合ゴム(SB
R)、ブチルゴム(IIR)、ジビニルベンゼンを更に
共重合したブチルゴム(XL−IIR)、塩素化又は臭
素化ブチルゴム(Cl−IIR、Br−IIR)、エチ
レン−プロピレン共重合ゴム(EPM)、エチレン−プ
ロピレン−ジエンモノマ−三元共重合ゴム(EPD
M)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NB
R)、水素化NBR等が挙げられるが、これらに限定さ
れるものではない。
【0036】配合剤としては、例えば、有機過酸化物加
硫系(有機過酸化物、多官能性モノマー等)、硫黄加硫
系(硫黄又は硫黄供与性化合物と亜鉛華、ステアリン
酸、各種加硫促進剤等)、補強・充填剤、老化防止剤、
加工助剤等が挙げられる。これらの配合剤と上記のゴム
材料とをロール、バンバリー、ニーダー等の通常の混合
機を用いて混合してゴム組成物を調製し、これをゴム栓
の製造に使用する。
【0037】本発明で使用されるプラスチックフィルム
は、プリフィルド・シリンジに充填される薬液に対して
不活性(膨潤も溶解もしない)であるものはいずれも使
用可能であり、プラスチックとしては、例えば、ポリエ
チレン(通常の分子量〜超高分子量)、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素系樹脂等
が挙げられる。特に好ましいのはフッ素系樹脂であり、
例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テ
トラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETF
E)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−フ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポ
リフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロトリフル
オロエチレン(PCTFE)等が挙げられる。これらの
樹脂は、シート又はフィルムとして用いられ、厚さは特
に制限されないが、通常、1〜500μm程度である。
【0038】本発明のゴム栓は、上記のゴム組成物とプ
ラスチックフィルムを用い、通常、圧縮成形によって製
造されるが、製造方法は特に限定されるものではない。
例えば、圧縮成形法で製造する場合には、予め所定の形
状が形成された上金型と下金型を用い、下金型にシート
状の配合ゴム組成物とその所定の箇所あるいは全面にプ
ラスチックフィルムを重ねたものを載置し、上金型でこ
の積層体を圧縮し、加圧下に加熱してゴム組成物を加硫
することによって製造される。
【0039】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明する。 実施例1〜3、比較例1〜4 (1)ゴム栓の製造 表1に示す配合処方に従ってゴム材料と各配合剤とをロ
ール及びインターナルミキサーを用いて混合混練してゴ
ム組成物を調製した。このゴム組成物及びフッ素系樹脂
フィルム(50μm厚さ:樹脂の種類ETFE樹脂)を
用いて圧縮成形法により表2に示す平均肉圧が4.2m
mのほぼ円筒状で、ルアーノズル挿入部又は該挿入部及
びルアーロック部挿入部の内面全面がフッ素系樹脂フィ
ルムでラミネートされたプリフィルド・シリンジ用ゴム
栓及び非ラミネート該ゴム栓を作製した。加硫条件はい
ずれも150℃で10分である。得られた各ゴム栓につ
いて液漏れ、気体密封性及び溶出物試験を行った。各試
験法は下記の通りである。評価結果を表3〜5に示す。
【0040】
【表1】
【0041】(注)(1)日本ブチル社製 エッソブチ
ルHT−10−66 (2)日本ゼオン社製 ニポールIR2200 (3)日本シリカ社製 ニプシールER (4)花王社製 ルナックS−30 (5)三井石油化学工業社製 ハイワックス#110P (6)三井金属鉱業社製 JIS規格1号亜鉛華 (7)川口化学社製 アクセルPZ (8)日本油脂社製 パーヘキサ3M−100 (9)三菱レーヨン社製 アクリルエステルTMP
【0042】
【表2】 (注)・テーパー部/非テーパー部は、テーパーを有す
る部分とテーパーの無い部分の割合を示す。
【0043】(1)液漏れ試験 BS(英国標準規格)の付録D( 自己密封度測定) 、法
2を準用して、プラスチック製シリンジのゴム栓の液体
密封性を評価する。 (1) 試料の調製:容量10mlのプラスチックシリンジ
10本を用意し、それぞれをバレル内の容量がほぼ10
mlとなるように、シリンジ・フランジ側に近い部位を
表面にフッソ系樹脂フィルムをラミネートしたゴム性ピ
ストンで封止し、ルアーノズルに実施例及び比較例のゴ
ム栓を被せて密封する。 (2) 試験法:上記で試料調製したシリンジを、ルアーノ
ズル側を下に向けて0.1重量%のメチレンブルー水溶
液を入れた容量500mlの大型ビーカーに浸漬し、こ
のビーカーをオートクレーブに入れ、121℃で30分
間加熱する。放冷後シリンジをビーカーから取り出し、
各ゴム栓のシール部位のメチレンブルーによる青色の汚
染の有無を観察して、内容液剤の漏れの有無を判定す
る。結果を表2に示す。
【0044】(2)気体密封性試験 (1) 試料調製:上記の(1)(1) と同じ。 (2) 評価試験:5重量%グリセリン水溶液を入れたビー
カー中に、シリンジをルアーノズル側を下に向けて浸漬
し、そのビーカーごと大型の真空式デシケーター中に置
き、20torr(20mmHg)に30分間保持し、
その間のゴム栓からの空気漏れの有無を観察して評価す
る。結果を表3に示す。
【0045】(3)溶出物試験 日本薬局方第十三改正、プラスチック製医薬品容器試験
法に準拠する。 (1) 試験液の調製:最も汎用タイプの容量10mlの清
浄なシリンジをゴム栓ごとにそれぞれ20本用意し、そ
の各々に上記と同じゴム製ピストンを装着した後、ノズ
ル部からシリコーンフリーの市販のディスポーザブル注
射器を使って市販注射用水10mlを注入充填し、ノズ
ル側を上にしてシリンジロッドを静かに押し込んで、バ
レル先端部の空気を排出する。実施例及び比較例のゴム
栓をノズルに被せて密封する。ノズル部を下にして保持
し、121℃で1 時間オートクレーブで溶出を行う。 (2) 評価試験:前述の手順に従って調製した試験液20
0mlを清浄なコニカルビーカーに集め、日本薬局方、
プラスチック製医薬品容器試験法、その他の水性注射剤
容器試験法に準拠して試験液の化学特性の変化を評価す
る。結果を表5に示す。
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
【表5】
【0049】表5に示した結果から、本願発明の医薬品
容器兼注射器用の薬液吐出部挿入部内面を全てラミネー
トしたゴム製密封栓(実施例1及び実施例2)は、これ
らの非ラミネートゴム栓(比較例1及び比較例2)に比
べて、ゴム製密栓からの化学成分の薬液(偽薬として注
射用水を使用)に対する影響は実質的に見られず、本発
明のゴム製密栓により医薬品が、その安定性維持期間
(使用期限)内に受ける化学的影響は極めて小さいこと
は明らかである。この点は従来のラミネート層を有する
ゴム栓等の場合と同じである。
【0050】しかし、注射剤の容器として重要な機能的
な要件である密封性についても同様に本発明のゴム栓
は、その形状により比較例のゴム栓に比べ、表3の液体
密封性や表4の気体密封性ともに優れていることは明ら
かである。
【0051】
【発明の効果】以上の本発明によれば、注射器兼容器の
ルアーノズル等の薬液吐出部に被せるゴム製の密封栓
は、その薬液吐出部挿入部の内面を全てプラスチックフ
ィルムでラミネートした場合にも、優れた耐液漏れ性と
ともに優れた気体密封性を発揮する。又、本発明の密封
性ゴム栓は、従来の薬液接触部がプラスチックフィルム
でラミネートされた各種ゴム栓同様に、薬液との接触は
回避され、薬液に対して悪影響を及ぼすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はルアーノズルのみを有するプラスチ
ック製注射器の概略断面図である。(b)は、ルアーノ
ズルとルアーロックとを有する該注射器の概略断面図で
ある。
【図2】 (a)〜(c)は従来のゴム栓の概略断面図
である。
【図3】 (a)、(b)は本発明のゴム栓の一例の概
略断面図である。(c)は(b)のゴム栓を注射器のル
アーノズルに挿入した状態を示す。
【図4】 (a)、(b)本発明のゴム栓の一例の概略
断面図である。
【図5】 (a)、(b)は本発明のゴム栓の一例の概
略断面図である。
【図6】 (a)は本発明のゴム栓の一例の概略断面図
である。(b)はゴム栓(a)を注射器のルアーノズル
及びルアーロック部に挿入した状態を示す。
【符号の説明】
1:注射筒(シリンジバレル) 2:ルアーノズル 3:ルアーロック部 4:フランジ 5:注射器の先端面 6:ルアーノズルとルアーロック部との間隙部 7:プラスチックフィルムラミネートゴム製プランジャ
ーピストン 8:医薬品(薬液等の) 9:密封ゴム栓 10:プラスチックフィルムラミネート層 11:ルアーノズル挿入部 12:肉厚を厚くした部分 13:密封ゴム栓の下端部又は薬液吐出部挿入口 14:ルアーロック部挿入部 15:円柱状突起

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISO(国際標準化機構)に規定のルア
    ーノズル又はルアーノズル及びルアーロック部からなる
    薬液吐出部を有する注射器兼容器の薬液吐出部に被せる
    ゴム製密封栓において、該栓の該薬液吐出部挿入部の天
    面部側は、該薬液吐出部が緊密に挿入されるようにテー
    パーのない円柱状の孔に形成され、該挿入部の該薬液吐
    出部挿入口側は、該薬液吐出部が緊密に挿入されるよう
    にテーパーを有するほぼ円柱状の孔に形成され、該挿入
    部の少なくともルアーノズル先端が接触する部分はプラ
    スチックフィルムがラミネートされていることを特徴と
    する注射器兼容器用密封ゴム栓。
  2. 【請求項2】 該薬液吐出部がルアーノズルである場
    合、該挿入部の天面部側はルアーノズルの少なくとも1
    /3が挿入される部分がテーパーのない円柱状の孔に形
    成され、残りの部分はテーパーを有するほぼ円柱状の孔
    に形成されている請求項1に記載の注射器兼容器用密封
    ゴム栓。
  3. 【請求項3】 該薬液吐出部がルアーロック及びルアー
    ノズルから構成される場合、該挿入部の天面部側はルア
    ーノズルの全部及びルアーロック部の少なくとも1/3
    がそれぞれ挿入されるテーパーのない円柱状の孔に形成
    され、残りのルアーロック部が挿入される部分はテーパ
    ーを有するほぼ円柱状の孔に形成されている請求項1に
    記載の注射器兼容器用密封ゴム栓。
  4. 【請求項4】 該挿入部の天面部側には更に該注射器兼
    容器のルアーロック部とルアーノズルの間隙部に緊密に
    挿入される円筒状突起部が形成されている請求項3に記
    載の注射器兼容器用密封ゴム栓。
  5. 【請求項5】 該ゴム栓の下端から少なくとも該薬液吐
    出部挿入部の1/4の部分は、他の部分よりも変形し難
    く形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    注射器兼容器用密封ゴム栓。
  6. 【請求項6】 該薬液吐出部挿入部の該薬液吐出部挿入
    口は、注射器兼容器の先端面又は該先端面及び該容器の
    該薬液吐出部の付け根と密接する形状に形成されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の注射器兼容器用密
    封ゴム栓。
  7. 【請求項7】 該挿入口が請求項6に記載の形状に形成
    されている場合、該挿入部のルアーロック部が挿入され
    る部分は全てテーパーのない円柱状の孔に形成されてい
    る請求項3又は4に記載の注射器兼容器用密封ゴム栓。
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