JPH10246254A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents

ドラムブレーキ装置

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JPH10246254A
JPH10246254A JP5185597A JP5185597A JPH10246254A JP H10246254 A JPH10246254 A JP H10246254A JP 5185597 A JP5185597 A JP 5185597A JP 5185597 A JP5185597 A JP 5185597A JP H10246254 A JPH10246254 A JP H10246254A
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control
chamber
piston
brake
shoe
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JP5185597A
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Toshifumi Maehara
利史 前原
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デュオサーボ式のドラムブレーキ装置におい
て、ブレーキの効きの安定性を高めること。 【解決手段】 一対のブレーキシュー3、4の一方の対
向端間を拡開するホイールシリンダ5には、圧力室10
に供給される液圧によって各ブレーキシュー3、4の端
部をアンカーピン15を介して押圧する一対の駆動ピス
トン12、13と、アンカー反力がマスタシリンダから
の液圧に対して所定の倍率に達すると前記圧力室10を
密閉状態にする制御ピストン22、23とを備え、か
つ、制御ピストン22には、前記圧力室10が密閉状態
の時にアンカー反力が更に増大すると前記圧力室10に
連通している補助液室47の容積を増大させる段差部4
9を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
るドラムブレーキ装置に関し、詳しくは、デュオサーボ
式のドラムブレーキ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両等に使用されるドラムブレーキ装置
は、一般に、入力部(ホイールシリンダ)と、該入力部
からの力によりドラム内で拡張してブレーキ力を発生す
るブレーキシューと、ブレーキシューを支持するアンカ
ー部とを具備した構成からなる。そして、ドラムの前進
方向に対して入力部が入口部、アンカー部が出口側にあ
るものをリーディング・シュー、アンカー部が入口側、
入力部が出口側にあるものをトレーリング・シューと呼
ぶ。
【0003】従来のドラムブレーキ装置としては、リー
ディングトレーリング式、ツーリーディング式及びデュ
オサーボ式等の種類のものが使用されている。リーディ
ングトレーリング式は、対向する一対のシューの一方の
対向端間にシューを拡開するホイールシリンダを配する
と共に、他方の各シュー端にアンカー部を配し、リーデ
ィング・シューとトレーリング・シューとを組み込んだ
ものである。
【0004】ツーリーディング式は、リーディング・シ
ューを2個組み込んだ構成のものであり、そのうち単動
型(TP1W)のものは、前進時にはゲインが高く、後
進時にはツートレーリング式となって相対的に前進時よ
りゲインが低下する。ツーリーディング式の複動型(T
P2W)のものは、前後進とも同じ効きで高いゲインを
有する。デュオサーボ式は、2個のシューをリンク結合
し、プライマリ・シューに生ずるブレーキ力をセカンダ
リ・シューの入力として働かせるもので、前後進とも同
じ効きを示すゲインの高いブレーキである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ツ
ーリーディング式は、ホイールシリンダが2個必要なた
め高価になり、また、駐車ブレーキの機構が複雑になる
という問題があった。一方、上記デュオサーボ式は、リ
ーディングトレーリング式やツーリーディング式のもの
と比較して、極めて高いブレーキ効力が得られ、小型化
し易く、また、駐車ブレーキの組み込みも容易であると
いう多くの長所を持つが、その反面、例えば、ブレーキ
シューのライニング摩擦係数及び回転ドラムの接触状況
の変化に敏感でブレーキの効きの変動が大きく、安定し
た制動特性が得られないという重大な難点があった。
【0006】これに対し、上記リーディングトレーリン
グ式は、前の2者と比較して、安定性が優れ、また、駐
車ブレーキの組み込みも容易である。そのため、最近で
は、ドラムブレーキ装置の主流になっている。しかし、
リーディングトレーリング式は、ブレーキの効きが低
く、それを補うために、マスタシリンダの倍力装置を大
型化したり、ドラム径を大きくしなければならず、ドラ
ムブレーキ装置の小型化を困難にしていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ブレーキ効力が高く、しかも、ブレーキの効きの
安定性にも優れ、また、駐車ブレーキの組み込みも容易
であるドラムブレーキ装置を提供し、マスタシリンダの
倍力装置等の小型化を実現してブレーキシステムの小型
化やコスト低減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るドラムブレーキ装置は、円筒形のドラム
内空間に対向配備されるプライマリ・シューとセカンダ
リ・シューとの一対のブレーキシューと、これらの一対
のブレーキシューの一方の対向端間に配設されて各ブレ
ーキシューを拡開するホイールシリンダと、これらの一
対のブレーキシューの他方の対向端間に配設されて前記
プライマリ・シューの出力を前記セカンダリ・シューに
入力するリンク機構とを備えたデュオサーボ式のドラム
ブレーキ装置であって、前記ホイールシリンダは、圧力
室に臨んで対向配置されて該圧力室に供給される液圧に
よって各ブレーキシューの端部に向けて進退駆動される
一対の駆動ピストンと、軸線をドラム軸方向に向けた円
柱状を成すと共に、各駆動ピストンと各ブレーキシュー
の端部に形成された円弧面とで挟持されて、前記駆動ピ
ストンと前記ブレーキシューの端部との間での押圧力伝
達手段として機能するアンカーピンと、 前記圧力室と
隔設されてマスタシリンダに連通する制御室と、該制御
室内に装備されて前記圧力室及び制御室相互を連通する
流路を開閉する制御弁と、前記一対の駆動ピストンとこ
れらの駆動ピストンと並列配置になるように基端側を前
記制御室に臨ませて配置されて、先端側に作用する押圧
力が基端側に作用する液圧に対して所定の倍率に達する
と制御室側に変位して前記制御弁を閉じる制御ピストン
と、前記駆動ピストンの先端部側に位置する一端部に
は、アンカー反力によって駆動ピストン側に変位した前
記アンカーピンの外周面が接触する円弧面状の反力受け
部と、前記反力受け部から前記制御室と反対側となる位
置でシリンダボディに回転自在に接触して揺動支点とな
る凸曲面部とが装備され、また、前記制御ピストンの先
端部側に位置する他端部には、前記制御ピストンの先端
面に当接する反力出力部が装備されて、前記セカンダリ
・シューから前記駆動ピストンに伝達されるアンカー反
力を所定の比率で低減させて前記制御ピストンの先端部
に作用させるてこ部材とを具備し、かつ、前記制御弁を
開閉する前記制御ピストンの外周には、該制御ピストン
を摺動可能に支持しているシリンダ内壁と前記制御ピス
トンの外周との間に前記圧力室に連通した補助液室を画
成すると共に、該制御ピストンが前記制御室側に変位し
た時に前記補助液室の容積を増大させる段差部が装備さ
れたことを特徴とするものである。
【0009】以上の構成によれば、非作動時には、制御
弁が圧力室及び制御室相互を連通している流路を開いて
いて、ブレーキ操作によってマスタシリンダから液圧が
供給されれば、即座にその液圧が圧力室に供給される状
態になっている。そして、ブレーキ操作によってマスタ
シリンダからの液圧が制御室を経由して圧力室に供給さ
れると、一対の駆動ピストンが圧力室から押し出され、
プライマリ・シュー及びセカンダリ・シューの端部をア
ンカーピンを介して押圧する。
【0010】駆動ピストンによって端部を押圧された各
ブレーキシューは、拡開してドラムに押し付けられて、
制動力を発生させる。この制動時には、セカンダリ・シ
ューから、ブレーキ効力に応じた大きさのアンカー反力
が、アンカーピンを介して、駆動ピストンに伝えられ
る。そして、ブレーキ効力が大きくなって、アンカー反
力によってアンカーピンが一定以上押し戻されると、ア
ンカーピンは駆動ピストンだけでなく、てこ部材の一端
も押圧するようになる。
【0011】そして、てこ部材に伝えられたアンカー反
力は、マスタシリンダの液圧によって進出状態にある制
御ピストンを押し戻す向きの力となって、制御ピストン
に作用する。従って、アンカー反力がマスタシリンダか
らの入力に対して所定の倍率に達すると、てこ部材を介
して制御ピストンに作用するアンカー反力によって制御
ピストンが押し戻される。
【0012】アンカー反力によって押し戻された制御ピ
ストンは、常開型の制御弁を閉じて、圧力室を密閉状態
にして、駆動ピストンに作用している圧力室の液圧を一
定に保つ。このように圧力室が密閉された状態での制動
状況下で、ブレーキ効力が低下すると、てこ部材を介し
て制御ピストンに作用していたアンカー反力が弱まり、
マスタシリンダからの液圧によって制御ピストンが再び
進出方向に押し出されるため、制御弁は再開して圧力室
への液圧供給が再開される。以上のように、制御ピスト
ンがアンカー反力に応じて圧力室への液圧供給を制御す
るため、ホイールシリンダは、マスタシリンダからの入
力に対して一定倍率のアンカー反力を安定して受けるこ
とが可能になる。
【0013】また、制御ピストンによって圧力室が密閉
された液圧保持状態のときに、何らかの要因(例えば、
ドラムの振れ等)により、圧力室内の液圧が上昇し、そ
れによって、駆動ピストンによるブレーキシューの押圧
が強まると、ブレーキの効きが強まり、いわゆるブレー
キの効きの変動という不都合が起こる。しかし、本発明
のホイールシリンダでは、制御ピストンによって圧力室
が密閉された液圧保持状態のときに、何らかの要因によ
り圧力室内の液圧が上昇して、駆動ピストンによるブレ
ーキシューの押圧が強まる時には、同時に、てこ部材を
介して制御ピストンに作用するアンカー反力が増大し
て、制御ピストンが更に制御室側に押圧駆動されること
になり、この制御ピストンの挙動によって圧力室に連通
した補助液室の容積が増大する。そして、この補助液室
の容積増大は、圧力室の実質的な容積を増大させて、圧
力室の液圧上昇を抑制する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドラムブレー
キ装置の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。図1乃至図4は本発明に係るドラムブレーキ装置
の一実施形態を示したもので、図1はドラムブレーキ装
置の非作動時の状態を示す要部断面図、図2はドラムブ
レーキ装置の概略構成を示す斜視図、図3はドラムブレ
ーキ装置においてアンカー反力が所定の倍率以下の時の
動作を示す要部断面図、図5はドラムブレーキ装置にお
いてアンカー反力が所定の倍率を超えたときの動作を示
す要部断面図である。
【0015】このドラムブレーキ装置1は、所謂デュオ
サーボ式と呼ばれるもので、図2にも示すように、円筒
形のドラム内の空間に対向配備されるプライマリ・シュ
ー3とセカンダリ・シュー4との一対のブレーキシュー
3、4と、これらの一対のブレーキシュー3、4の一方
の対向端間に配設されて各ブレーキシュー3、4を拡開
するホイールシリンダ5と、これらの一対のブレーキシ
ュー3、4の他方の対向端間に配設されてプライマリ・
シュー3の出力をセカンダリ・シュー4に入力するアジ
ャスタ(リンク機構)6と、これらの構成部材を支持す
るバッキングプレート7とを備えている。
【0016】一対のブレーキシュー3、4は、図1に示
すように、ドラムの内周面に沿う円弧板状のリム3a、
4aと、これらのリム3a、4aから内径側に張り出し
たウェブ3b、4bと、前記リム3a、4aの外周に貼
着されたライニング3c、4cとからなる。そして、そ
れぞれのブレーキシュー3、4は、ドラムの内周面に向
かって進退可能に、バッキングプレート7に取り付けら
れている。また、バッキングプレート7上の一対のブレ
ーキシュー3、4の互いに対向した各端部同士は、リタ
ーンスプリング8a、8b、9によって、互いに接近す
る方向(即ち、ドラムから離間する方向)に付勢されて
いる。
【0017】前記バッキングプレート7上には、駐車ブ
レーキを構成するストラットや、パーキングレバーも組
込まれ、前記一対のブレーキシュー3、4は前記パーキ
ングレバーの操作によってもドラムに押圧可能にされて
いる。
【0018】前記アジャスタ6は、各ブレーキシュー
3、4のライニング3c、4cの摩耗の進行に応じて、
これらのブレーキシュー3、4の端部間の間隔を調整す
るものである。アジャスタスプリング11aにより先端
がアジャスタ6上の調整用歯車に当接されたアジャスタ
レバー11bの動作で、ブレーキシュー3、4の端部間
の間隔が自動調整される。
【0019】前記ホイールシリンダ5は、ブレーキの効
きの安定性が低いという従来のデュオサーボ式のドラム
ブレーキ装置の難点を解消するべく、工夫を凝らしたも
のである。
【0020】具体的には、前記ホイールシリンダ5は、
圧力室10に臨んで対向配置されて該圧力室10に供給
される液圧によって各ブレーキシュー3、4の端部に向
けて進退駆動される一対の駆動ピストン12、13と、
これらの各駆動ピストン12、13の先端の平坦面12
a、13aに対向するブレーキシュー3、4の端部と前
記平坦面12a、13aとに挟持されて前記駆動ピスト
ン12、13とブレーキシュー3、4の端部との間での
押圧力伝達手段として機能するアンカーピン15と、前
記圧力室10よりもドラムの中心側に寄った位置に装備
されてブレーキ操作に応じた液圧を発生するマスタシリ
ンダ(M/C)からの液圧を供給口16aより受ける制
御室16と、該制御室16内に装備されて前記圧力室1
0及び制御室16相互を連通する流路18を開閉する常
開型の制御弁20と、前記一対の駆動ピストン12、1
3よりもドラムの中心側でこれらの駆動ピストン12、
13と並列配置になるように基端側を前記制御室16に
臨ませて対向配置された一対の制御ピストン22、23
と、この一対の制御ピストン22、23や一対の駆動ピ
ストン12、13を摺動可能に支持すると共に前述の圧
力室10及び制御室16を提供しているシリンダボディ
24と、一端が前記駆動ピストン12、13の先端部側
に位置すると共に他端が前記制御ピストン22、23の
先端側に位置してブレーキシューから駆動ピストン1
2、13に作用するアンカー反力を制御ピストン22、
23に伝達するてこ部材25とを備えた構成とされてい
る。
【0021】各駆動ピストン12、13は、前記シリン
ダボディ24のシール溝に装備された環状のシール部材
27により、液密に摺動可能にされている。また、シリ
ンダボディ24から突出している各駆動ピストン12、
13の先端面は平坦に仕上げられている。また、各駆動
ピストン12、13の先端部がアンカーピン15を介し
て各ブレーキシュー3、4に当接した状態が維持される
ように、これらの駆動ピストン12、13の基端部が対
向する圧力室10内には、各駆動ピストン12、13相
互を互いに離間する方向に付勢するスプリング(圧縮コ
イルばね)29が装備されている。なお、圧力室10に
はエアー抜き用のブリーダスクリュ30が装備されてい
る。
【0022】各アンカーピン15は、軸線をドラム軸方
向に向けた円柱状を成していて、外周の一側が駆動ピス
トン12、13の先端の平坦面12a、13aに当接
し、外周の他側が前記平坦面12a、13aに対向して
いる各ブレーキシュー3、4の端部に形成された円弧面
3d、4dに嵌合している。即ち、アンカーピン15
は、駆動ピストン12、13の先端の平坦面12a、1
3aと、各ブレーキシュー3、4の端部の凹円弧面3
d、4dとで挟持されている。
【0023】各制御ピストン22、23は、前記シリン
ダボディ24のシール溝に装備された環状のシール部材
31により、液密に摺動可能にされている。これらの制
御ピストン22、23の基端部相互は、前記制御室16
内に装備されたスプリング(圧縮コイルばね)32によ
って互いに離間する方向に付勢されており、先端側に形
成した段差22a、23aをシリンダボディ24に連結
固定されているアンカープレート34、35に当接する
ことで、突出量が規制されている。以上の各制御ピスト
ン22、23は、前述のてこ部材25を介して先端側に
作用する押圧力F2 が基端側に作用する液圧よりも大き
くなると、制御室16側に押し戻されて前記制御弁20
を閉じる。
【0024】前記てこ部材25の一端部は、前記駆動ピ
ストン12、13の先端部の両側に延びる二股状になっ
ている。そして、このてこ部材25の二股状の一端部の
一側には、アンカー反力によって駆動ピストン12、1
3側に押圧変位した前記アンカーピン15の外周面が接
触する凹円弧面状(本実施形態の場合は、ドラムの軸方
向に軸線を持つ円筒面状)の反力受け部36が形成され
ている。さらに、このてこ部材25の二股状の一端部の
他側には、前記反力受け部36よりもドラムの径方向外
側となる位置でアンカープレート34、35上の円筒曲
面34a、35aに回転自在に接触して揺動支点となる
凸曲面部(この一実施形態の場合は、ドラムの軸方向に
軸線を持つ円筒面)37とが装備されている。
【0025】前記アンカープレート34、35は、シリ
ンダボディ24よりも耐摩耗性が高い金属材料で形成し
たもので、凸曲面部37との摩擦抵抗が小さくなるよう
に、表面は滑らかに仕上げられている。このアンカープ
レート34、35は、前記てこ部材25の端部との接触
摩擦で、シリンダボディ24が摩耗することを防止する
ためのものである。
【0026】また、てこ部材25の他端部には、前記制
御ピストン22、23の先端面に当接する凸曲面状(本
実施形態の場合は、ドラムの軸方向に軸線を持つ円筒
面)の反力出力部38が装備されている。以上の構成に
より、各てこ部材25は、図1及び図3に示すように、
前記凸曲面部37とアンカープレート34、35との接
点を揺動支点Pとして、アンカーピン15との接点Cに
作用するアンカー反力F1 によって揺動動作する。該て
こ部材25は、接点Cに作用するアンカー反力F1 を所
定の比率に減じて、制御ピストン22、23と反力出力
部38との接点Oに出力する。接点Cに作用するアンカ
ー反力F1 を減じる比率は、揺動支点Pから、各作用点
C、Oまでの距離L1 、L2 に応じたもので、該てこ部
材25から制御ピストン22、23に作用するアンカー
反力F2 は、(L1 /L2 )F1 となる。
【0027】前記制御弁20は、図3にも示すように、
球状の弁本体40と、該弁本体40が着座することで前
記流路18と制御室16との連絡を遮断する弁座41
と、前記弁本体40を前記弁座41側に付勢するバルブ
スプリング42とを具備した構成である。
【0028】前記弁本体40は、略円筒状のホルダ43
に摺動自在に収容保持されている。このホルダ43は、
弁本体40が抜けでないように先端側を縮径させてお
り、基端側には鍔部43aが装備されている。そして、
このホルダ43は、一対の制御ピストン22、23を互
いに離間する方向に付勢しているスプリング32によっ
て制御ピストン23の基端面に当接されているガイド筒
45によって制御ピストン22側に所定距離だけ進退可
能に保持されている。前記バルブスプリング42は、前
記ホルダ43内に圧縮状態で装着されていて、弁本体4
0及びホルダ43が制御ピストン22側に最大限に突出
するように付勢している。アンカー反力が所定以下の場
合には、前記弁本体40が弁座41から離間した状態が
保持されるように、各部が寸法設定されている。
【0029】前記弁座41は、前記制御ピストン22に
貫通形成された流路18の開口端に形成されている。前
記流路18は、シリンダボディ24に形成した連絡流路
19を介して、前記圧力室10と制御室16とを連通さ
せる。
【0030】また、前記制御弁20を開閉する制御ピス
トン22の外周には、該制御ピストン22を摺動可能に
支持しているシリンダ内壁24aと制御ピストン22の
外周との間に前記圧力室10に連通した補助液室47を
画成すると共に、該制御ピストン22が前記制御室16
側に変位した時に前記補助液室47の容積を増大させる
段差部49が装備されている。
【0031】以上のホイールシリンダ5では、車両の前
進時には、ドラムが図1中の矢印(イ)方向に回転駆動
されるとして、セカンダリ・シューとして機能するブレ
ーキシュー4側のてこ部材25が、アンカー反力を制御
ピストン23に伝達する。後進時には、ブレーキシュー
3がセカンダリ・シューとして機能して、該ブレーキシ
ュー3側のてこ部材25がアンカー反力を制御ピストン
22に伝達することになる。
【0032】以上の構成によれば、非作動時には、図1
に示すように、制御弁20が圧力室10及び制御室16
相互を連通する流路18を開いていて、ブレーキ操作に
よってマスタシリンダから制御室16に液圧が供給され
れば、即座にその液圧が圧力室10に供給される状態に
なっている。
【0033】そして、ブレーキ操作によってマスタシリ
ンダからの液圧が制御室16を経由して圧力室10に供
給されると、一対の駆動ピストン12、13が圧力室1
0から押し出され、プライマリ・シュー3及びセカンダ
リ・シュー4の端部をアンカーピン15を介して押圧す
る。駆動ピストン12、13によって端部を押圧された
各ブレーキシュー3、4は、拡開してドラムに押し付け
られて、制動力を発生させる。この制動時には、セカン
ダリ・シュー4から、ブレーキ効力に応じた大きさのア
ンカー反力が、アンカーピン15を介して、駆動ピスト
ン13に伝えられる。
【0034】そして、ブレーキ効力が大きくなって、ア
ンカー反力によってアンカーピン15が一定以上押し戻
されると、アンカーピン15は駆動ピストン13だけで
なく、てこ部材25の一端も押圧するようになる。そし
て、てこ部材25に伝えられたアンカー反力F1 は、マ
スタシリンダの液圧によって進出状態にある制御ピスト
ンを押し戻す向きの力となって、制御ピストン22に作
用する。従って、アンカー反力がマスタシリンダからの
入力に対して所定の倍率に達すると、てこ部材25を介
して制御ピストン22に作用する押圧力F2 によって制
御ピストン22が押し戻される。
【0035】アンカー反力によって押し戻された制御ピ
ストン22は、常開型の制御弁20により流路18が閉
じられ、圧力室10を密閉状態にして、駆動ピストン1
2、13に作用している圧力室10の液圧を一定に保
つ。このように圧力室10が密閉された状態での制動状
況下で、ブレーキ効力が低下すると、てこ部材25を介
して制御ピストン22に作用していたアンカー反力が弱
まり、マスタシリンダからの液圧によって制御ピストン
23が再び進出方向に押し出されるため、常開型の制御
弁20は流路18を再開して圧力室10への液圧供給が
再開される。
【0036】以上のように、制御ピストン22、23が
アンカー反力に応じて圧力室10への液圧供給を制御す
るため、ホイールシリンダは、マスタシリンダからの入
力に対して一定倍率のアンカー反力を安定して受けるこ
とが可能になる。
【0037】即ち、以上の一実施形態のドラムブレーキ
装置1は、基本的には、デュオサーボ式のドラムブレー
キ装置であることから、デュオサーボ式が特徴であるブ
レーキ効力が高く、駐車ブレーキの組み込みが容易であ
るという長所は、そのまま保有する。
【0038】また、ホイールシリンダ5に工夫が凝らさ
れており、セカンダリ・シュー4のアンカー反力がマス
タシリンダからの入力に対して所定の倍率に達すると、
てこ部材25を介してこのアンカー反力を先端に受けて
いる制御ピストン22が制御室16側に変位して、マス
タシリンダから圧力室10への流路18を開閉する制御
弁20を閉じて、プライマリ・シュー3やセカンダリ・
シュー4を押圧している一対の駆動ピストン12、13
に作用している液圧を一定に保つ。そのため、入力に対
して一定倍率のアンカー反力を安定して得られるように
なり、従来のデュオサーボ式が保有していたブレーキの
効きの安定性が低いという重大な問題を解消することが
できる。
【0039】また、制御ピストン22によって圧力室1
0が密閉された液圧保持状態のときに、何らかの要因
(例えば、ドラムの振れ等)により、圧力室10内の液
圧が上昇し、それによって、駆動ピストン12、13に
よるブレーキシュー3、4の押圧が強まると、ブレーキ
の効きが強まり、いわゆるブレーキの効きの変動という
不都合が起こる。しかし、前述した一実施形態のホイー
ルシリンダ5では、制御ピストン22によって圧力室1
0が密閉された液圧保持状態のときに、何らかの要因に
より圧力室10内の液圧が上昇して、駆動ピストン12
によるブレーキシュー3の押圧が強まる時には、同時
に、てこ部材25を介して制御ピストン22に作用する
押圧力が増大して、制御ピストン22が更に制御室16
側に押圧駆動されることになり、図5に示すように、こ
の制御ピストン22の挙動によって圧力室10に連通し
た補助液室47の容積が増大する。そして、この補助液
室47の容積増大は、圧力室10の実質的な容積を増大
させて、圧力室10の液圧上昇を抑制する。従って、液
圧保持状態のときには、ドラムの振れ等によって圧力室
10内の液圧が上昇しても、その液圧の上昇分は、制御
ピストン22の応答で速やかに抑制されて、いわゆるブ
レーキの効きの変動という不都合が起こらず、安定した
ブレーキの効きを維持することができる。従って、ブレ
ーキ効力が高く、しかも、ブレーキの効きの安定性も高
く、また、駐車ブレーキの組み込みも容易であり、マス
タシリンダの倍力装置の小型化等によりブレーキシステ
ムの小型化やコスト低減を図ることができる。
【0040】なお、前述した構成では、制御弁20が作
動するサーボ比は、制御室16に臨む制御ピストン2
2、23の受圧面積と、これらの制御ピストン22、2
3にアンカー反力を伝えるてこ部材25のてこ比の変更
により任意値に設定することができ、車種等に応じた制
動特性の設計変更にも、簡単に対応することができる。
【0041】また、てこ部材25は、ブレーキシューか
ら入力するアンカー反力を大幅に低減させて各制御ピス
トン22、23に入力させることができ、換言すれば、
前記てこ部材25によるてこ比を適宜に設定すること
で、制御室16に臨む制御ピストン22、23の受圧面
積は極めて小さくすることが可能で、該制御ピストン2
2、23のコンパクト化により、ホイールシリンダ5の
小型化やブレーキ装置の小型化をより容易することがで
きる。
【0042】また、アンカーピン15を介してブレーキ
シュー3、4の端部を押圧する駆動ピストン12、13
の端面は平坦面とされていて、アンカーピン15と駆動
ピストン12、13との接触が、円周面と平坦面の組み
合わせとなるため、アンカーピン15と駆動ピストン1
2、13の端面との間にこじり力が発生することがな
く、動作信頼性も向上する。
【0043】
【発明の効果】本発明のドラムブレーキ装置は、基本的
には、デュオサーボ式のドラムブレーキ装置であること
から、デュオサーボ式が特徴であるブレーキ効力が高
く、駐車ブレーキの組み込みが容易であるという長所
は、そのまま保有する。また、制動動作時に一対のブレ
ーキシューの一方の対向端間を拡開するホイールシリン
ダに工夫が凝らされており、セカンダリ・シューのアン
カー反力がマスタシリンダからの入力に対して所定の倍
率に達すると、アンカーピン及びてこ部材を介してこの
アンカー反力を先端に受けている制御ピストンが制御室
側に変位して、マスタシリンダから圧力室への液通路を
開閉する制御弁を閉じて、プライマリ・シューやセカン
ダリ・シューを押圧している一対の駆動ピストンに作用
している液圧を一定に保つ。そのため、入力に対して一
定倍率のアンカー反力を安定して得られるようになり、
従来のデュオサーボ式が保有していたブレーキの効きの
安定性が低いという重大な問題を解消することができ
る。また、制御ピストンによって圧力室が密閉された液
圧保持状態のときに、何らかの要因(例えば、ドラムの
振れ等)により、圧力室内の液圧が上昇し、それによっ
て、駆動ピストンによるブレーキシューの押圧が強まる
と、ブレーキの効きが強まり、いわゆるブレーキの効き
の変動という不都合が起こる。しかし、本発明のホイー
ルシリンダでは、制御ピストンによって圧力室が密閉さ
れた液圧保持状態のときに、何らかの要因により圧力室
内の液圧が上昇して、駆動ピストンによるブレーキシュ
ーの押圧が強まる時には、同時に、てこ部材を介して制
御ピストンに作用するアンカー反力が増大して、制御ピ
ストンが更に制御室側に押圧駆動されることになり、こ
の制御ピストンの挙動によって圧力室に連通した補助液
室の容積が増大する。そして、この補助液室の容積増大
は、圧力室の実質的な容積を増大させて、圧力室の液圧
上昇を抑制する。従って、液圧保持状態のときには、ド
ラムの振れ等によって圧力室内の液圧が上昇しても、そ
の液圧の上昇分は、制御ピストンの応答で速やかに抑制
されて、いわゆるブレーキの効きの変動という不都合が
起こらない。従って、ブレーキ効力が高く、しかも、ブ
レーキの効きの安定性も高く、また、駐車ブレーキの組
み込みも容易であり、マスタシリンダの倍力装置の小型
化等によりブレーキシステムの小型化やコスト低減を図
ることができる。さらに、本発明のドラムブレーキ装置
では、制御弁が作動するサーボ比は、制御室に臨む制御
ピストンの受圧面積と、これらの制御ピストンにアンカ
ー反力を伝えるてこ部材のてこ比の変更により任意値に
設定することができ、車種等に応じた制動特性の設計変
更にも、簡単に対応することができる。また、てこ部材
の使用により、ブレーキシューから入力するアンカー反
力は大幅に低減させて各制御ピストンに入力させること
ができ、前記てこ部材によるてこ比を適宜に設定するこ
とで、制御室に臨む制御ピストンの受圧面積は極めて小
さくすることが可能で、該制御ピストンのコンパクト化
により、ホイールシリンダの小型化やブレーキ装置の小
型化をより容易することができる。また、アンカーピン
を介してブレーキシューの端部を押圧する駆動ピストン
の端面は平坦面とされていて、アンカーピンと駆動ピス
トンとの接触が、円周面と平坦面の組み合わせとなるた
め、アンカーピンと駆動ピストンの端面との間にこじり
力が発生することがなく、動作信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施形態
の非作動時の状態を示す要部断面図である。
【図2】本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施形態
の概略構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施形態
においてアンカー反力が所定の倍率以下の時の動作を示
す要部断面図である。
【図4】本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施形態
に装備したてこ部材によるてこ動作の説明図である。
【図5】本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施形態
においてアンカー反力が所定の倍率を超えたときの動作
を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ドラムブレーキ装置 3 プライマリ・シュー(ブレーキシュー) 4 セカンダリ・シュー(ブレーキシュー) 5 ホイールシリンダ 7 バッキングプレート 10 圧力室 12、13 駆動ピストン 15 アンカーピン 16 制御室 16a 供給口 18 流路 20 制御弁 22、23 制御ピストン 24 シリンダボディ 24a シリンダ内壁 25 てこ部材 29、32、42 スプリング 34、35 アンカープレート 36 反力受け部 37 凸曲面部 38 反力出力部 40 弁本体 41 弁座 43 ホルダ 45 ガイド筒 47 補助液室 49 段差部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のドラム内空間に対向配備される
    プライマリ・シューとセカンダリ・シューとの一対のブ
    レーキシューと、これらの一対のブレーキシューの一方
    の対向端間に配設されて各ブレーキシューを拡開するホ
    イールシリンダと、これらの一対のブレーキシューの他
    方の対向端間に配設されて前記プライマリ・シューの出
    力を前記セカンダリ・シューに入力するリンク機構とを
    備えたデュオサーボ式のドラムブレーキ装置であって、 前記ホイールシリンダは、 圧力室に臨んで対向配置されて該圧力室に供給される液
    圧によって各ブレーキシューの端部に向けて進退駆動さ
    れる一対の駆動ピストンと、 軸線をドラム軸方向に向けた円柱状を成すと共に、各駆
    動ピストンと各ブレーキシューの端部に形成された円弧
    面とで挟持されて、前記駆動ピストンと前記ブレーキシ
    ューの端部との間での押圧力伝達手段として機能するア
    ンカーピンと、前記圧力室と隔設されてマスタシリンダ
    に連通する制御室と、 該制御室内に装備されて前記圧力室及び制御室相互を連
    通する流路を開閉する制御弁と、 前記一対の駆動ピストンとこれらの駆動ピストンと並列
    配置になるように基端側を前記制御室に臨ませて配置さ
    れて、先端側に作用する押圧力が基端側に作用する液圧
    に対して所定の倍率に達すると制御室側に変位して前記
    制御弁を閉じる制御ピストンと、 前記駆動ピストンの先端部側に位置する一端部には、ア
    ンカー反力によって駆動ピストン側に変位した前記アン
    カーピンの外周面が接触する円弧面状の反力受け部と、
    前記反力受け部から前記制御室と反対側となる位置でシ
    リンダボディに回転自在に接触して揺動支点となる凸曲
    面部とが装備され、また、前記制御ピストンの先端部側
    に位置する他端部には、前記制御ピストンの先端面に当
    接する反力出力部が装備されて、前記セカンダリ・シュ
    ーから前記駆動ピストンに伝達されるアンカー反力を所
    定の比率で低減させて前記制御ピストンの先端部に作用
    させるてこ部材とを具備し、 かつ、前記制御弁を開閉する前記制御ピストンの外周に
    は、該制御ピストンを摺動可能に支持しているシリンダ
    内壁と前記制御ピストンの外周との間に前記圧力室に連
    通した補助液室を画成すると共に、該制御ピストンが前
    記制御室側に変位した時に前記補助液室の容積を増大さ
    せる段差部が装備されたことを特徴とするドラムブレー
    キ装置。
JP5185597A 1996-10-18 1997-03-06 ドラムブレーキ装置 Withdrawn JPH10246254A (ja)

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JP5185597A JPH10246254A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 ドラムブレーキ装置
DE69713020T DE69713020T2 (de) 1996-10-18 1997-10-17 Trommelbremse
EP97118075A EP0837258B1 (en) 1996-10-18 1997-10-17 Drum brake
US08/953,508 US5964324A (en) 1996-10-18 1997-10-17 Drum brake
IDP973476A ID18605A (id) 1996-10-18 1997-10-20 Rem teromol

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144905A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Akebono Brake Ind Co Ltd ドラムブレーキ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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