JPH1047393A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents
ドラムブレーキ装置Info
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- JPH1047393A JPH1047393A JP21013996A JP21013996A JPH1047393A JP H1047393 A JPH1047393 A JP H1047393A JP 21013996 A JP21013996 A JP 21013996A JP 21013996 A JP21013996 A JP 21013996A JP H1047393 A JPH1047393 A JP H1047393A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デュオサーボ式のドラムブレーキ装置におい
て、ブレーキの効きの安定性を高める。 【解決手段】 一対のブレーキシュー3、4の一方の対
向端間を拡開するホイールシリンダ2を、第1の圧力室
210に供給する液圧によって各ブレーキシュー3、4
の端部を押圧する一対の入力ピストン201A、201
Bと、マスタシリンダから第1の圧力室210への液通
路211を開閉する常開型の入力制御弁290と、セカ
ンダリ・シュー4のアンカー反力が入力に対して所定の
倍率に達すると前記入力制御弁290を閉じる反力ピス
トン204Bとを備えて構成する。
て、ブレーキの効きの安定性を高める。 【解決手段】 一対のブレーキシュー3、4の一方の対
向端間を拡開するホイールシリンダ2を、第1の圧力室
210に供給する液圧によって各ブレーキシュー3、4
の端部を押圧する一対の入力ピストン201A、201
Bと、マスタシリンダから第1の圧力室210への液通
路211を開閉する常開型の入力制御弁290と、セカ
ンダリ・シュー4のアンカー反力が入力に対して所定の
倍率に達すると前記入力制御弁290を閉じる反力ピス
トン204Bとを備えて構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
るドラムブレーキ装置に関し、更に詳述すれば、デュオ
サーボ式のドラムブレーキ装置の改良に関するものであ
る。
るドラムブレーキ装置に関し、更に詳述すれば、デュオ
サーボ式のドラムブレーキ装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両等に使用されるドラムブレーキ装置
は、一般に、入力部(ホイールシリンダ)と、該入力部
からの力によりドラム内で拡張してブレーキ力を発生す
るブレーキシューと、ブレーキシューを支持するアンカ
部とを具備した構成からなる。そして、ドラムの前進方
向に対して入力部が入口側、アンカ部が出口側にあるも
のをリーディング・シュー、アンカ部が入口側、入力部
が出口側にあるものをトレーリング・シューと呼ぶ。
は、一般に、入力部(ホイールシリンダ)と、該入力部
からの力によりドラム内で拡張してブレーキ力を発生す
るブレーキシューと、ブレーキシューを支持するアンカ
部とを具備した構成からなる。そして、ドラムの前進方
向に対して入力部が入口側、アンカ部が出口側にあるも
のをリーディング・シュー、アンカ部が入口側、入力部
が出口側にあるものをトレーリング・シューと呼ぶ。
【0003】従来のドラムブレーキ装置としては、リー
ディングトレーリング式、ツーリーディング式及びデュ
オサーボ式等の種類のものが使用されている。リーディ
ングトレーリング式は、対向する一対のシューの一方の
対向端間にシューを拡開するホイールシリンダを配する
と共に、他方の各シュー端にアンカ部を配し、リーディ
ング・シューとトレーリング・シューとを組み込んだも
のである。
ディングトレーリング式、ツーリーディング式及びデュ
オサーボ式等の種類のものが使用されている。リーディ
ングトレーリング式は、対向する一対のシューの一方の
対向端間にシューを拡開するホイールシリンダを配する
と共に、他方の各シュー端にアンカ部を配し、リーディ
ング・シューとトレーリング・シューとを組み込んだも
のである。
【0004】ツーリーディング式は、リーディング・シ
ューを2個組み込んだ構成のものであり、そのうち単動
型(TP1W)のものは、前進時にはゲインが高く、後
進時にはツートレーリングとなって相対的に前進時より
ゲインが低下する。ツーリーディング式の複動型(TP
2W)のものは、前後進とも同じ効きで高いゲインを有
する。デュオサーボ式は、2個のシューをリンク結合
し、プライマリ・シューに生ずるブレーキ力をセカンダ
リ・シューの入力として働かせるもので、前後進とも同
じ効きを示すゲインの高いブレーキである。
ューを2個組み込んだ構成のものであり、そのうち単動
型(TP1W)のものは、前進時にはゲインが高く、後
進時にはツートレーリングとなって相対的に前進時より
ゲインが低下する。ツーリーディング式の複動型(TP
2W)のものは、前後進とも同じ効きで高いゲインを有
する。デュオサーボ式は、2個のシューをリンク結合
し、プライマリ・シューに生ずるブレーキ力をセカンダ
リ・シューの入力として働かせるもので、前後進とも同
じ効きを示すゲインの高いブレーキである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ツ
ーリーディング式は、ホイールシリンダが2個必要なた
め高価になり、また、駐車ブレーキの機構が複雑になる
という問題があった。一方、上記デュオサーボ式は、リ
ーディングトレーリング式やツーリーディング式のもの
と比較して、極めて高いブレーキ効力が得られ、小型化
し易く、また、駐車ブレーキの組み込みも容易であると
いう多くの長所を持つが、その反面、例えばブレーキシ
ューのライニング摩擦係数及び回転ドラムとの接触状況
の変化に敏感でブレーキの効きの変動が大きく、安定し
た制動特性が得られないという重大な難点があった。
ーリーディング式は、ホイールシリンダが2個必要なた
め高価になり、また、駐車ブレーキの機構が複雑になる
という問題があった。一方、上記デュオサーボ式は、リ
ーディングトレーリング式やツーリーディング式のもの
と比較して、極めて高いブレーキ効力が得られ、小型化
し易く、また、駐車ブレーキの組み込みも容易であると
いう多くの長所を持つが、その反面、例えばブレーキシ
ューのライニング摩擦係数及び回転ドラムとの接触状況
の変化に敏感でブレーキの効きの変動が大きく、安定し
た制動特性が得られないという重大な難点があった。
【0006】これに対し、上記リーディングトレーリン
グ式は、前の2者と比較して、安定性が優れ、また、駐
車ブレーキの組み込みも容易である。そのため、最近で
は、ドラムブレーキ装置の主流になっている。しかし、
リーディングトレーリング式は、ブレーキの効きが低
く、それを補うために、マスタシリンダの倍力装置を大
型化したり、ドラム径を大きくしなければならず、ドラ
ムブレーキ装置の小型化を困難にしていた。
グ式は、前の2者と比較して、安定性が優れ、また、駐
車ブレーキの組み込みも容易である。そのため、最近で
は、ドラムブレーキ装置の主流になっている。しかし、
リーディングトレーリング式は、ブレーキの効きが低
く、それを補うために、マスタシリンダの倍力装置を大
型化したり、ドラム径を大きくしなければならず、ドラ
ムブレーキ装置の小型化を困難にしていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、ブレーキ効力が高く、しかも、ブレーキの効きの安
定性にも優れ、また、駐車ブレーキの組み込みも容易で
あるドラムブレーキ装置を提供し、マスタシリンダの倍
力装置等の小型化を実現してブレーキシステムの小型化
やコスト低減を図ることを目的とする。
り、ブレーキ効力が高く、しかも、ブレーキの効きの安
定性にも優れ、また、駐車ブレーキの組み込みも容易で
あるドラムブレーキ装置を提供し、マスタシリンダの倍
力装置等の小型化を実現してブレーキシステムの小型化
やコスト低減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るドラムブレーキ装置は、円筒形のドラム
内空間に対向配備されるプライマリ・シューとセカンダ
リ・シューとの一対のブレーキシューと、対向するこれ
らの一対のブレーキシューの一方の対向端間に配設され
てこれら各ブレーキシューを拡開するホイールシリンダ
と、これらの一対のブレーキシューの他方の対向端間に
配設されてプライマリ・シューの出力をセカンダリ・シ
ューに入力するアジャスタとを備えたデュオサーボ式の
ドラムブレーキ装置であって、前記ホイールシリンダ
が、第1の圧力室に臨んで対向配置されて該第1の圧力
室に供給される液圧によって各ブレーキシューの端部を
押圧する一対の入力ピストンと、マスタシリンダから前
記第1の圧力室への液通路を開閉する常開型の入力制御
弁と、基端側にマスタシリンダからの液圧を受けると共
に先端側にはセカンダリ・シューからのアンカー反力を
受けてアンカー反力が入力に対して所定の倍率に達する
と変位して、その変位によって前記入力制御弁を閉じる
反力ピストンとを具備して構成されたことを特徴とする
ものである。
の本発明に係るドラムブレーキ装置は、円筒形のドラム
内空間に対向配備されるプライマリ・シューとセカンダ
リ・シューとの一対のブレーキシューと、対向するこれ
らの一対のブレーキシューの一方の対向端間に配設され
てこれら各ブレーキシューを拡開するホイールシリンダ
と、これらの一対のブレーキシューの他方の対向端間に
配設されてプライマリ・シューの出力をセカンダリ・シ
ューに入力するアジャスタとを備えたデュオサーボ式の
ドラムブレーキ装置であって、前記ホイールシリンダ
が、第1の圧力室に臨んで対向配置されて該第1の圧力
室に供給される液圧によって各ブレーキシューの端部を
押圧する一対の入力ピストンと、マスタシリンダから前
記第1の圧力室への液通路を開閉する常開型の入力制御
弁と、基端側にマスタシリンダからの液圧を受けると共
に先端側にはセカンダリ・シューからのアンカー反力を
受けてアンカー反力が入力に対して所定の倍率に達する
と変位して、その変位によって前記入力制御弁を閉じる
反力ピストンとを具備して構成されたことを特徴とする
ものである。
【0009】そして、マスタシリンダからの液圧を受け
て入力ピストンが作用すると、プライマリ・シュー及び
セカンダリ・シューを拡開してドラムを押圧する。その
際、ブレーキ効力が大き過ぎて、アンカー反力がマスタ
シリンダからの入力に対して所定の倍率に達すると、こ
のアンカー反力を受けて反力ピストンが変位し、常開型
の入力制御弁を閉じてマスタシリンダから入力ピストン
の第1の圧力室へ供給される液圧を一定に保つ。一方、
ブレーキ効力が低下すると、マスタシリンダからの液圧
を受けて反力ピストンが逆方向へ変位し、常開型の入力
制御弁を開いて入力ピストンを作用させる。これによ
り、ホイールシリンダは、マスタシリンダからの入力に
対して一定倍率のアンカー反力を安定して受けることが
できる。
て入力ピストンが作用すると、プライマリ・シュー及び
セカンダリ・シューを拡開してドラムを押圧する。その
際、ブレーキ効力が大き過ぎて、アンカー反力がマスタ
シリンダからの入力に対して所定の倍率に達すると、こ
のアンカー反力を受けて反力ピストンが変位し、常開型
の入力制御弁を閉じてマスタシリンダから入力ピストン
の第1の圧力室へ供給される液圧を一定に保つ。一方、
ブレーキ効力が低下すると、マスタシリンダからの液圧
を受けて反力ピストンが逆方向へ変位し、常開型の入力
制御弁を開いて入力ピストンを作用させる。これによ
り、ホイールシリンダは、マスタシリンダからの入力に
対して一定倍率のアンカー反力を安定して受けることが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドラムブレー
キ装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1乃至図3は本発明に係るドラムブレーキ装置
の一実施形態を示したもので、図1はドラムブレーキ装
置の全体構成を示す斜視図、図2は図1に示したドラム
ブレーキ装置におけるホイールシリンダの構成を示す縦
断面図、図3は図2に示したホイールシリンダの一部を
破断した外観斜視図である。
キ装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。図1乃至図3は本発明に係るドラムブレーキ装置
の一実施形態を示したもので、図1はドラムブレーキ装
置の全体構成を示す斜視図、図2は図1に示したドラム
ブレーキ装置におけるホイールシリンダの構成を示す縦
断面図、図3は図2に示したホイールシリンダの一部を
破断した外観斜視図である。
【0011】このドラムブレーキ装置100は、所謂デ
ュオサーボ式と呼ばれるもので、円筒形のドラム(図示
略)内空間に対向配備されるプライマリ・シュー3及び
セカンダリ・シュー4の一対のブレーキシュー3、4
と、これらのブレーキシュー3、4の一方の対向端間に
配設されて各ブレーキシュー3、4を拡開するホイール
シリンダ2と、これらのブレーキシュー3、4の他方の
対向端間に配設されてプライマリ・シュー3の出力をセ
カンダリ・シュー4に入力するアジャスタ6と、これら
の構成部材を支持するバッキングプレート1とを備えて
構成される。
ュオサーボ式と呼ばれるもので、円筒形のドラム(図示
略)内空間に対向配備されるプライマリ・シュー3及び
セカンダリ・シュー4の一対のブレーキシュー3、4
と、これらのブレーキシュー3、4の一方の対向端間に
配設されて各ブレーキシュー3、4を拡開するホイール
シリンダ2と、これらのブレーキシュー3、4の他方の
対向端間に配設されてプライマリ・シュー3の出力をセ
カンダリ・シュー4に入力するアジャスタ6と、これら
の構成部材を支持するバッキングプレート1とを備えて
構成される。
【0012】一対のブレーキシュー3、4は、ドラムの
内周面に沿う円弧板状のリム3a、4aと、これらのリ
ム3a、4aから内径側に張り出したウェブ3b、4b
と、前記リム3a、4aの外周に貼着されたライニング
3c、4cとからなる。そして、それぞれのブレーキシ
ュー3、4は、ドラムの内周面に向かって進退可能に、
バッキングプレート1に取り付けられている。また、バ
ッキングプレート1上の一対のブレーキシュー3、4の
互いに対向した各端部同士は、リターンスプリング9、
11によって、互いに接近する方向(即ち、ドラムから
離間する方向)に付勢されている。
内周面に沿う円弧板状のリム3a、4aと、これらのリ
ム3a、4aから内径側に張り出したウェブ3b、4b
と、前記リム3a、4aの外周に貼着されたライニング
3c、4cとからなる。そして、それぞれのブレーキシ
ュー3、4は、ドラムの内周面に向かって進退可能に、
バッキングプレート1に取り付けられている。また、バ
ッキングプレート1上の一対のブレーキシュー3、4の
互いに対向した各端部同士は、リターンスプリング9、
11によって、互いに接近する方向(即ち、ドラムから
離間する方向)に付勢されている。
【0013】前記バッキングプレート1上には、駐車ブ
レーキを構成するストラット7や、パーキングレバー8
も組込まれ、前記一対のブレーキシュー3、4は前記パ
ーキングレバー8の操作によってもドラムに押圧可能に
設けられている。
レーキを構成するストラット7や、パーキングレバー8
も組込まれ、前記一対のブレーキシュー3、4は前記パ
ーキングレバー8の操作によってもドラムに押圧可能に
設けられている。
【0014】前記アジャスタ6は、各ブレーキシュー
3、4のライニング3c、4cの摩耗の進行に応じて、
これらのブレーキシュー3、4の端部間の間隔を調整す
るものである。アジャスタスプリング10により先端が
アジャスタ6上の調整用歯車6aに当接されたアジャス
タレバー5の動作で、ブレーキシュー3、4の端部間の
間隔を自動調整するように構成されている。
3、4のライニング3c、4cの摩耗の進行に応じて、
これらのブレーキシュー3、4の端部間の間隔を調整す
るものである。アジャスタスプリング10により先端が
アジャスタ6上の調整用歯車6aに当接されたアジャス
タレバー5の動作で、ブレーキシュー3、4の端部間の
間隔を自動調整するように構成されている。
【0015】前記ホイールシリンダ2は、ブレーキの効
きの安定性が低いという従来のデュオサーボ式のドラム
ブレーキ装置の難点を解消するため、本発明による特長
的な工夫が凝らしある。具体的には、前記ホイールシリ
ンダ2は、図2及び図3に示すように、第1の圧力室2
10に臨んで対向配置されて該第1の圧力室210に供
給される液圧によって各ブレーキシュー3、4の端部を
押圧する一対の入力ピストン201A、201Bと、ブ
レーキ操作に応じた液圧を発生するマスタシリンダ(図
示略)から前記第1の圧力室210への液通路211を
開閉する常開型の入力制御弁290と、前述の各入力ピ
ストン201A、201Bにそれぞれ摺動可能に外嵌し
た一対の反力ピストン204A、204Bと、これらの
各ピストンと弁とを収容する略筒状のシリンダボディ2
20と、一端がシリンダボディ220の開口端に係合す
ると共に他端側が各入力ピストン201A、201Bの
先端外周に係合してシリンダボディ220内への塵埃の
侵入を防止するブーツ203A、203Bとを具備した
構成からなる。
きの安定性が低いという従来のデュオサーボ式のドラム
ブレーキ装置の難点を解消するため、本発明による特長
的な工夫が凝らしある。具体的には、前記ホイールシリ
ンダ2は、図2及び図3に示すように、第1の圧力室2
10に臨んで対向配置されて該第1の圧力室210に供
給される液圧によって各ブレーキシュー3、4の端部を
押圧する一対の入力ピストン201A、201Bと、ブ
レーキ操作に応じた液圧を発生するマスタシリンダ(図
示略)から前記第1の圧力室210への液通路211を
開閉する常開型の入力制御弁290と、前述の各入力ピ
ストン201A、201Bにそれぞれ摺動可能に外嵌し
た一対の反力ピストン204A、204Bと、これらの
各ピストンと弁とを収容する略筒状のシリンダボディ2
20と、一端がシリンダボディ220の開口端に係合す
ると共に他端側が各入力ピストン201A、201Bの
先端外周に係合してシリンダボディ220内への塵埃の
侵入を防止するブーツ203A、203Bとを具備した
構成からなる。
【0016】前記ブーツ203A、203Bが係合する
各入力ピストン201A、201Bの先端部は、径方向
に張り出したフランジ部20となっていて、このフラン
ジ部20の外周の溝に各ブーツ203A、203Bの端
部に周設された突起21が係合している。
各入力ピストン201A、201Bの先端部は、径方向
に張り出したフランジ部20となっていて、このフラン
ジ部20の外周の溝に各ブーツ203A、203Bの端
部に周設された突起21が係合している。
【0017】前記一対の反力ピストン204A、204
Bは、前記シリンダボディ220に摺動可能に支持され
ている。また、これらの一対の反力ピストン204A、
204Bは、前記入力ピストン201A、201Bを摺
動可能に支持してこれら入力ピストン201A、201
B間に前記第1の圧力室210を画成するシリンダ部材
としても機能している。各入力ピストン201A、20
1Bは、反力ピストン204A、204Bに内嵌すると
ともに前記シリンダボディ220の開口端に当接してい
るリング状のストッパプレート202A、202Bによ
って、互いに接近する方向への移動が制限されている。
Bは、前記シリンダボディ220に摺動可能に支持され
ている。また、これらの一対の反力ピストン204A、
204Bは、前記入力ピストン201A、201Bを摺
動可能に支持してこれら入力ピストン201A、201
B間に前記第1の圧力室210を画成するシリンダ部材
としても機能している。各入力ピストン201A、20
1Bは、反力ピストン204A、204Bに内嵌すると
ともに前記シリンダボディ220の開口端に当接してい
るリング状のストッパプレート202A、202Bによ
って、互いに接近する方向への移動が制限されている。
【0018】一方の反力ピストン204Bの基端側に
は、他方の反力ピストン204Aに摺動可能に外嵌する
筒部22が延出形成され、前記筒部22に装着されたO
リング250によって、筒部22の嵌合部における液密
性が確保されている。また、各反力ピストン204A、
204Bの外周とシリンダボディ220の内周との間
は、シールリング205A、205Bと、Oリング20
6A、206Bによって、液密にシールされている。ま
た、各反力ピストン204A、204Bと、入力ピスト
ン201A、201Bとの間は、入力ピストン201
A、201Bの外周に装着されたシールカップ207
A、207Bによって、液密性が確保されている。
は、他方の反力ピストン204Aに摺動可能に外嵌する
筒部22が延出形成され、前記筒部22に装着されたO
リング250によって、筒部22の嵌合部における液密
性が確保されている。また、各反力ピストン204A、
204Bの外周とシリンダボディ220の内周との間
は、シールリング205A、205Bと、Oリング20
6A、206Bによって、液密にシールされている。ま
た、各反力ピストン204A、204Bと、入力ピスト
ン201A、201Bとの間は、入力ピストン201
A、201Bの外周に装着されたシールカップ207
A、207Bによって、液密性が確保されている。
【0019】以上の一対の反力ピストン204A、20
4Bの互いに対向した端部とシリンダボディ220の内
周面とは、第2の圧力室213を画成している。この第
2の圧力室213は、前記液通路211を介して第1の
圧力室210に連通する。また、該第2の圧力室213
は、マスタシリンダから液圧が供給される最初の圧力室
であり、該第2の圧力室213に供給された液圧が前記
液通路211を介して第1の圧力室210に供給され
る。
4Bの互いに対向した端部とシリンダボディ220の内
周面とは、第2の圧力室213を画成している。この第
2の圧力室213は、前記液通路211を介して第1の
圧力室210に連通する。また、該第2の圧力室213
は、マスタシリンダから液圧が供給される最初の圧力室
であり、該第2の圧力室213に供給された液圧が前記
液通路211を介して第1の圧力室210に供給され
る。
【0020】前記入力制御弁290は、所謂ボールバル
ブで、弁体としてのボール280と、前記液通路211
の第2の圧力室213への開口端に形成された弁座28
1と、前記ボール280を一定範囲に保持するバルブホ
ルダー270とから構成されている。バルブホルダー2
70は、図3にも示すように、前記ボール280の上方
に張り出した突片271によってボール280の浮き上
がりを規制し、また、ボール280よりも適度に径が大
きく設定されたボール挿通穴272によって、ボール2
80の周方向への移動を規制している。
ブで、弁体としてのボール280と、前記液通路211
の第2の圧力室213への開口端に形成された弁座28
1と、前記ボール280を一定範囲に保持するバルブホ
ルダー270とから構成されている。バルブホルダー2
70は、図3にも示すように、前記ボール280の上方
に張り出した突片271によってボール280の浮き上
がりを規制し、また、ボール280よりも適度に径が大
きく設定されたボール挿通穴272によって、ボール2
80の周方向への移動を規制している。
【0021】前記液通路211は、反力ピストン204
Bに穿設されている。そして、一対の反力ピストン20
4A、204Bは、対向する端部間に介装された圧縮ス
プリング260によって、間隔が広がるように付勢され
ている。前記バルブホルダー270は、図3に示すよう
に、反力ピストン204Aの端部に当接する鍔部273
が装備されている。そして、図示のように、前記圧縮ス
プリング260の一端は、前記鍔部273を介して反力
ピストン204Aに当接されている。即ち、前記バルブ
ホルダー270は、前記圧縮スプリング260の付勢力
によって反力ピストン204Aに押し付けられていて、
その結果、ボール280は反力ピストン204Aの端部
から一定距離の位置に保持されている。
Bに穿設されている。そして、一対の反力ピストン20
4A、204Bは、対向する端部間に介装された圧縮ス
プリング260によって、間隔が広がるように付勢され
ている。前記バルブホルダー270は、図3に示すよう
に、反力ピストン204Aの端部に当接する鍔部273
が装備されている。そして、図示のように、前記圧縮ス
プリング260の一端は、前記鍔部273を介して反力
ピストン204Aに当接されている。即ち、前記バルブ
ホルダー270は、前記圧縮スプリング260の付勢力
によって反力ピストン204Aに押し付けられていて、
その結果、ボール280は反力ピストン204Aの端部
から一定距離の位置に保持されている。
【0022】前記反力ピストン204A、204Bのそ
れぞれは、前記圧縮スプリング260の付勢力等によ
り、先端がそれぞれに嵌合している入力ピストン201
A、201Bのフランジ部20に当接して位置決めされ
ている。従って、反力ピストン204Bは、基端側には
マスタシリンダからの液圧と圧縮スプリング260によ
る付勢力を受け、先端側には入力ピストン201Bを介
してセカンダリ・シュー4からのアンカー反力を受ける
ようになっている。そして、アンカー反力が入力に対し
て所定の倍率に達すると、アンカー反力が反力ピストン
204Bの基端に作用している付勢力よりも勝って、ア
ンカー反力によって反力ピストン204A側に変位する
ように、第2の圧力室213における受圧面積等が設定
されている。
れぞれは、前記圧縮スプリング260の付勢力等によ
り、先端がそれぞれに嵌合している入力ピストン201
A、201Bのフランジ部20に当接して位置決めされ
ている。従って、反力ピストン204Bは、基端側には
マスタシリンダからの液圧と圧縮スプリング260によ
る付勢力を受け、先端側には入力ピストン201Bを介
してセカンダリ・シュー4からのアンカー反力を受ける
ようになっている。そして、アンカー反力が入力に対し
て所定の倍率に達すると、アンカー反力が反力ピストン
204Bの基端に作用している付勢力よりも勝って、ア
ンカー反力によって反力ピストン204A側に変位する
ように、第2の圧力室213における受圧面積等が設定
されている。
【0023】前記入力制御弁290は、通常は液通路2
11を開いていて、アンカー反力によって反力ピストン
204Bが一定以上反力ピストン204Aに接近する
と、前記バルブホルダー270が保持していたボール2
80が弁座281に着座して、液通路211を閉じ、第
1の圧力室210内の圧力を一定に保つ。
11を開いていて、アンカー反力によって反力ピストン
204Bが一定以上反力ピストン204Aに接近する
と、前記バルブホルダー270が保持していたボール2
80が弁座281に着座して、液通路211を閉じ、第
1の圧力室210内の圧力を一定に保つ。
【0024】アンカー反力によって反力ピストン204
Bが反力ピストン204A側に変位して、入力制御弁2
90が液通路211を閉じた状態の時、更にブレーキペ
ダルが踏下されて第2の圧力室213に供給される液圧
が上昇すれば、その液圧によって反力ピストン204B
は反力ピストン204Aから離間する方向に押し出さ
れ、その結果、ボール280が弁座281から離れて、
上昇した液圧が第1の圧力室210に供給され、より大
きなブレーキ力の発生が可能になる。
Bが反力ピストン204A側に変位して、入力制御弁2
90が液通路211を閉じた状態の時、更にブレーキペ
ダルが踏下されて第2の圧力室213に供給される液圧
が上昇すれば、その液圧によって反力ピストン204B
は反力ピストン204Aから離間する方向に押し出さ
れ、その結果、ボール280が弁座281から離れて、
上昇した液圧が第1の圧力室210に供給され、より大
きなブレーキ力の発生が可能になる。
【0025】以上の一実施形態のドラムブレーキ装置1
00は、基本的には、デュオサーボ式のドラムブレーキ
装置であることから、デュオサーボ式が特徴であるブレ
ーキ効力が高く、駐車ブレーキの組み込みが容易である
という長所は、そのまま保有する。
00は、基本的には、デュオサーボ式のドラムブレーキ
装置であることから、デュオサーボ式が特徴であるブレ
ーキ効力が高く、駐車ブレーキの組み込みが容易である
という長所は、そのまま保有する。
【0026】また、ホイールシリンダ2に工夫が凝らさ
れており、セカンダリ・シュー4のアンカー反力がマス
タシリンダからの入力に対して所定の倍率に達すると、
このアンカー反力を先端に受けている反力ピストン20
4Bが反力ピストン204A側に変位して、マスタシリ
ンダから第1の圧力室210への液通路211を開閉す
る入力制御弁290を閉じて、プライマリ・シュー3や
セカンダリ・シュー4を押圧している一対の入力ピスト
ン201A、201Bに作用している液圧を一定に保
つ。そのため、入力に対して一定倍率のアンカー反力を
安定して得られるようになり、従来のデュオサーボ式が
保有していたブレーキの効きの安定性が低いという重大
な問題を解消することができる。
れており、セカンダリ・シュー4のアンカー反力がマス
タシリンダからの入力に対して所定の倍率に達すると、
このアンカー反力を先端に受けている反力ピストン20
4Bが反力ピストン204A側に変位して、マスタシリ
ンダから第1の圧力室210への液通路211を開閉す
る入力制御弁290を閉じて、プライマリ・シュー3や
セカンダリ・シュー4を押圧している一対の入力ピスト
ン201A、201Bに作用している液圧を一定に保
つ。そのため、入力に対して一定倍率のアンカー反力を
安定して得られるようになり、従来のデュオサーボ式が
保有していたブレーキの効きの安定性が低いという重大
な問題を解消することができる。
【0027】従って、ブレーキ効力が高く、しかも、ブ
レーキの効きの安定性も高く、また、駐車ブレーキの組
み込みも容易であり、マスタシリンダの倍力装置の小型
化等によりブレーキシステムの小型化やコスト低減を図
ることができる。
レーキの効きの安定性も高く、また、駐車ブレーキの組
み込みも容易であり、マスタシリンダの倍力装置の小型
化等によりブレーキシステムの小型化やコスト低減を図
ることができる。
【0028】なお、前述した構成では、入力制御弁29
0が作動するサーボ比は、第2の圧力室213に臨む反
力ピストン204Bの受圧面積と、第1の圧力室210
に臨む入力ピストン201Bの受圧面積の比の変更によ
り任意値に設定することができ、車種等に応じた制動特
性の設計変更にも、簡単に対応することができる。
0が作動するサーボ比は、第2の圧力室213に臨む反
力ピストン204Bの受圧面積と、第1の圧力室210
に臨む入力ピストン201Bの受圧面積の比の変更によ
り任意値に設定することができ、車種等に応じた制動特
性の設計変更にも、簡単に対応することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明のドラムブレーキ装置は、基本的
には、デュオサーボ式のドラムブレーキ装置であること
から、デュオサーボ式が特徴であるブレーキ効力が高
く、駐車ブレーキの組み込みが容易であるという長所
は、そのまま保有する。また、制動動作時に一対のブレ
ーキシューの一方の対向端間を拡開するホイールシリン
ダに工夫が凝らされており、セカンダリ・シューのアン
カー反力がマスタシリンダからの入力に対して所定の倍
率に達すると、このアンカー反力を先端に受けている反
力ピストンが変位して、マスタシリンダから第1の圧力
室への液通路を開閉する入力制御弁を閉じて、プライマ
リ・シューやセカンダリ・シューを押圧している一対の
入力ピストンに作用している液圧を一定に保つ。そのた
め、入力に対して一定倍率のアンカー反力を安定して得
られるようになり、従来のデュオサーボ式が保有してい
たブレーキの効きの安定性が低いという重大な問題を解
消することができる。従って、ブレーキ効力が高く、し
かも、ブレーキの効きの安定性に優れ、また、駐車ブレ
ーキの組み込みも容易である。そして、ピストンにかか
る液圧が同一であるとすれば、ブレーキ効力が高い分だ
けピストンの作用面積を小さくでき、従って、ブレーキ
液量が少なく出来るのでマスタシリンダのボア径を小さ
くして倍力装置の小型化を実現し、ブレーキシステム全
体の小型化やコスト低減を図ることができる。
には、デュオサーボ式のドラムブレーキ装置であること
から、デュオサーボ式が特徴であるブレーキ効力が高
く、駐車ブレーキの組み込みが容易であるという長所
は、そのまま保有する。また、制動動作時に一対のブレ
ーキシューの一方の対向端間を拡開するホイールシリン
ダに工夫が凝らされており、セカンダリ・シューのアン
カー反力がマスタシリンダからの入力に対して所定の倍
率に達すると、このアンカー反力を先端に受けている反
力ピストンが変位して、マスタシリンダから第1の圧力
室への液通路を開閉する入力制御弁を閉じて、プライマ
リ・シューやセカンダリ・シューを押圧している一対の
入力ピストンに作用している液圧を一定に保つ。そのた
め、入力に対して一定倍率のアンカー反力を安定して得
られるようになり、従来のデュオサーボ式が保有してい
たブレーキの効きの安定性が低いという重大な問題を解
消することができる。従って、ブレーキ効力が高く、し
かも、ブレーキの効きの安定性に優れ、また、駐車ブレ
ーキの組み込みも容易である。そして、ピストンにかか
る液圧が同一であるとすれば、ブレーキ効力が高い分だ
けピストンの作用面積を小さくでき、従って、ブレーキ
液量が少なく出来るのでマスタシリンダのボア径を小さ
くして倍力装置の小型化を実現し、ブレーキシステム全
体の小型化やコスト低減を図ることができる。
【図1】本発明に係るドラムブレーキ装置の一実施形態
での全体構成を示す斜視図である。
での全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1のドラムブレーキ装置におけるホイールシ
リンダの構成を示す縦断面図である。
リンダの構成を示す縦断面図である。
【図3】図2のホイールシリンダの一部を切り欠いた外
観斜視図である。
観斜視図である。
1 バッキングプレート 2 ホイールシリンダ 3 ブレーキシュー(プライマリ・シュー) 4 ブレーキシュー(セカンダリ・シュー) 6 アジャスタ 20 フランジ部 201A、201B 入力ピストン 204A、204B 反力ピストン 210 第1の圧力室 211 液通路 213 第2の圧力室 220 シリンダボディ 260 圧縮スプリング 270 バルブホルダー 280 ボール 281 弁座 290 入力制御弁
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒形のドラム内空間に対向配備される
プライマリ・シューとセカンダリ・シューとの一対のブ
レーキシューと、対向するこれらの一対のブレーキシュ
ーの一方の対向端間に配設されてこれら各ブレーキシュ
ーを拡開するホイールシリンダと、これらの一対のブレ
ーキシューの他方の対向端間に配設されてプライマリ・
シューの出力をセカンダリ・シューに入力するアジャス
タとを備えたデュオサーボ式のドラムブレーキ装置であ
って、 前記ホイールシリンダが、第1の圧力室に臨んで対向配
置されて該第1の圧力室に供給される液圧によって各ブ
レーキシューの端部を押圧する一対の入力ピストンと、 マスタシリンダから前記第1の圧力室への液通路を開閉
する常開型の入力制御弁と、 基端側にマスタシリンダからの液圧を受けると共に先端
側にはセカンダリ・シューからのアンカー反力を受けて
アンカー反力が入力に対して所定の倍率に達すると変位
して、その変位によって前記入力制御弁を閉じる反力ピ
ストンとを具備して構成されたことを特徴とするドラム
ブレーキ装置。 - 【請求項2】 前記反力ピストンは前記入力ピストンに
それぞれ摺動可能に外嵌する対構造に設けられると共
に、対向配置されるそれぞれの基端側に前記入力制御弁
を収容して前記第1の圧力室と連通する第2の圧力室を
画成することを特徴とする請求項1記載のドラムブレー
キ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21013996A JPH1047393A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ドラムブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21013996A JPH1047393A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ドラムブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1047393A true JPH1047393A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16584432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21013996A Withdrawn JPH1047393A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ドラムブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1047393A (ja) |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP21013996A patent/JPH1047393A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20060518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |