JPH10244178A - 剪断破砕機の回転刃 - Google Patents

剪断破砕機の回転刃

Info

Publication number
JPH10244178A
JPH10244178A JP5022097A JP5022097A JPH10244178A JP H10244178 A JPH10244178 A JP H10244178A JP 5022097 A JP5022097 A JP 5022097A JP 5022097 A JP5022097 A JP 5022097A JP H10244178 A JPH10244178 A JP H10244178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
parallel
rotary blade
rotary
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5022097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2902373B2 (ja
Inventor
Naoya Wada
直哉 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinki KK
Original Assignee
Kinki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinki KK filed Critical Kinki KK
Priority to JP5022097A priority Critical patent/JP2902373B2/ja
Publication of JPH10244178A publication Critical patent/JPH10244178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2902373B2 publication Critical patent/JP2902373B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周方向に多数分割された回転刃の場合には却
って組立、交換の手間がかかる。取付ボルトが周面にあ
ると回転刃の板厚が薄い場合に対応できない。 【解決手段】 平行面2aを有する回転軸2に装着され
る回転刃1を2つの刃体3から構成し、この分割された
2つの刃体3を、回転軸2の平行面2aに平行な方向に
互いに反対方向から回転軸2を挟んで係合する。これに
より、2つの刃体3が互いに反対方向にスライド接離可
能になって回転刃1の回転軸への着脱が容易になる。2
分割であれば交換時の手間も少なくてすむ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、剪断
作用により各種の固形処理物を連続的に破砕する剪断破
砕機における回転刃であって、回転軸の平行面に平行に
互いに反対方向に接離可能な2分割構成の回転刃に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、剪断破砕機の代表例である二
軸剪断式破砕機は、図7の水平断面図及び図8の横断面
図に示すように駆動軸21と従動軸22とが一定間隔を
おいて並設され、互いに内向回転するように構成され、
この駆動軸21及び従動軸22上には、多数の回転刃2
3がスペーサ24を密着状態に挟んで交互に、その側面
同士が互いに微小隙間をもって密接ラップした状態で列
設されている。そして、ケーシング25側から大小のス
クレーパ26が交互に突出し、この大小のスクレーパ2
6先端にそれぞれスペーサ24及び回転刃23が近接し
て回転するようになっている。剪断破砕機の回転刃23
は、金属片、プラスチック、木材等の雑多な被破砕物を
破砕するので摩耗が激しく頻繁に交換が必要となるが、
通常は全体が一体物であるため、一部欠損した場合であ
っても全体を交換しなければならないという問題があっ
た。
【0003】そこで、これを解消するため実公昭57−
31953号公報や実公平7−53712号公報には、
駆動軸や従動軸に嵌着される刃受台とこれを取り囲む刃
体とから構成され、この刃体は周方向に分割され、刃受
台に着脱自在な複数の刃体片からなる二軸剪断式破砕機
の回転刃が記載されている。この刃体片は、外周上に径
方向外方から2本の取付ボルトを刃受台に螺入すること
により固定されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記実公昭57−31
953号公報や実公平7−53712号公報において
は、刃が一部欠損した場合であっても回転刃全体を交換
しなければならないという問題は解消されたが、その反
面、刃体は刃受台の周方向に幾つか分割され、各刃体片
につき2つの取付ボルトで装着するため、最初に刃体片
をすべて組み立てる場合や摩耗等により刃体片をすべて
取り替える場合などには多大の労力と時間を要する。
【0005】刃体片の径方向外方から取付ボルトを埋設
する構成であると、刃体片の外周面に大きなボルト穴を
設けるために一定以上の板厚を必要とし、小容量の破砕
機であっても刃体片の板厚を薄くできない。つまり、小
容量の破砕機では刃体片の板厚は小さくてよいが、ボル
ト穴をもうけるために必要以上に大きな刃体片厚さとす
る必要がある。
【0006】なお、図7に示すように回転刃23はケー
シング25に固定されたスクレーパ26に挟まれた形に
なっているため回転刃23を軸方向にずらして取り外す
ことはできない。従って、例えば全体を2分割した回転
刃を簡単に軸に着脱自在にするためには、回転刃はスク
レーパに沿って軸と直交する上下方向にスライドできる
ようにする必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この出願発明は、平行面を有する回転軸に装着さ
れる回転刃を2つの刃体から構成し、この分割された2
つの刃体を、回転軸の平行面に平行な方向に互いに反対
方向から回転軸を挟んで係合する。これにより、2つの
刃体が互いに反対方向にスライドして接離可能になり回
転刃の回転軸への着脱が容易になる。2分割方式の回転
刃であればその交換時の手間も少なくてすむ。
【0008】なお、分割された刃体を軸上で一体固定化
するための手段として、分割された両刃体にまたがる係
着孔を刃体の分割境界線上に設け、係着部材をスペーサ
に沿って係着孔に嵌装するようにすれば、回転刃の板厚
が小さい場合でも難なく対応できる。
【0009】
【発明の実施の形態】この出願発明は、一対の平行な面
(平行面)を有する回転軸に装着される回転刃を2つの
刃体に分割して構成し、この分割された2つの刃体を、
該回転軸の平行面に平行な方向に互いに反対方向から回
転軸を挟んで係合装着するように構成した剪断破砕機の
回転刃である。これにより、分割された2つの刃体が互
いに反対方向にスライド接離可能になって、剪断破砕機
のケーシングに突出したスクレーパに干渉しないように
上下方向に分割された各刃体を移動して回転軸に装着し
たり、取り外したりできるのでその作業が簡単になる。
【0010】この場合、回転軸の平行面で挟まれた領域
の外側において該平行面に平行に形成した刃体同士の分
割境界線を有するようにすればよい。
【0011】また、分割された刃体をいずれも同一形状
になるように構成した場合、刃体として同じ形状のもの
を作ればよいので加工・製造が容易でその作業負担も軽
減され、また相互に互換性があるから組立、交換にも便
利である。
【0012】また、各刃体の内側に回転軸の平行面のう
ちの1面を含む複数面に接する凹部を形成すれば、回転
軸の回転力を確実に各刃体、即ち、回転刃に伝達でき
る。
【0013】さらに、分割された2つの刃体を同一形状
とし、一の刃体が、回転軸の平行面の一つに接する面と
この面に平行な他の刃体との分割境界面を有する係合部
分と、該平行面の他の面から離間した位置に他の刃体の
係合部分との分割境界面を有する張出部分と、係合部分
と張出部分との間にあって該平行面以外の面に接する基
体部分とを有するように形成するとよい。この場合も上
記のような作用が得られる。
【0014】また、分割境界線上に両刃体にまたがる係
着孔を形成し、該係着孔に係着部材を嵌装し、該係着部
材を刃体の両側にあるスペーサに係止するようにした場
合、剪断破砕機の容量が小さく刃体自身の板厚が小さく
なっても、各刃体、即ち、全体としての回転刃を回転軸
に簡単に固定できる。
【0015】この場合、係着孔を円形に形成し、係着部
材を円形の一部を切り欠いた半円以上の大きさのものに
形成すれば、係着部材はスペーサに干渉せずに係着孔に
嵌装でき、その回転によりスペーサに係止でき外れな
い。また、係着部材に回転用角孔を設ければ、この角孔
に金具を嵌入して係着部材を簡単に回転できる。また、
回転軸を、正方形や正六角形のような正多角形断面軸と
すれば一対の平行面が確保されるとともに、回転力の確
実な伝達ができる、製作しやすい形状となる。
【0016】
【実施例】以下、この出願発明の実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0017】図1は、2分割の回転刃1を回転軸(単に
「軸」ともいう)2に取り付ける要領を示した分解図で
あり、図2はその取り付け状態を示す図である。
【0018】図1、図2に示すように回転刃1は、分割
された2つの刃体3からなり、好ましくは2つの刃体3
はその形状が同一(一方の刃体を180度回転すれば他
方の刃体に重なり合う軸対称形状)となるように分割構
成されている。同一形状であれば2つに分割されていて
も刃体としては同じ形状のものを作ればよいので加工・
製造が容易でその作業負担も軽減され、また相互に互換
性があるから組立・交換にも便利である。
【0019】各刃体3は、その外周部に複数の爪状の刃
部4を有し、その内側には正方形断面の回転軸2を囲ん
でこれに係合するコ形の凹部5を有する。刃体3は、刃
体3の一側に回転軸2の平行面2aの一面全域(実際に
は図のように軸2の四角にはアールがかかっているので
アールエンドまで)に接する係合部分6と、これに対向
する回転軸2の平行面2aの他面に一定間隔δおいて回
転軸2から一定範囲張り出した張出部分7と、両者の間
にあってこれに連なる基体部分8から形成されている。
係合部分6の内面6aと張出部分7の内面7aは平行な
面として対向し、両内面に直角に基体部分8の内面8a
がつながってコ形の凹部5が形成されている。
【0020】係合部分6は長方形状に延び、その内面6
a側は前述の通り回転軸2の平行面2aのひとつに接
し、外面6b側は内面6aに平行で他の刃体との分割境
界面(平面的にみると分割境界線)S1になっている。
基体部分8の内面8aも回転軸2の平行面2a以外の面
に接している。このように各刃体3のコ形凹部5のL形
の2面が回転軸2の2面に接していることになるが、こ
の接している2面を介して回転軸2の回転力は確実に各
刃体3に伝達され回転刃としての破砕機能が発揮され
る。張出部分7の内面7aは、他方の刃体3との分割境
界面(線)S2となり、他方の刃体3の係合部分6が入
り込むことができるように回転軸2から離間している。
従って、分割境界線S1、S2 は平行面2aに挟まれた
領域の外側に形成されることになる。
【0021】係合部分6の外面6bと張出部分7の内面
7aには回転軸2から離れた外周部寄りの位置に半円状
の切欠き部6cが設けられ、2つの刃体3が軸上で一体
化された状態では、図2に示すように2つの刃体3の分
割境界線S1、S2上に円形の係着孔6Cが形成されるよ
うになっている。この係着孔6Cには後述すような要領
で係着部材9が嵌装され、分割された2つの刃体同士が
軸上で一体固定化されようになっている。係着部材9は
円形の一部を切り欠いた半円以上の大きさのものに形成
してある。そして、中央部に係着部材回転用の金具11
(図4)を嵌入するための角孔9aが設けてある。係着
部材9を円形の一部を切り欠いて半円形に形成したの
は、図3(a)からわかるように、回転刃1を挟んで両側
に設けられているスペーサ10の外径は、その外周面が
係着孔6Cからオーバーハングする大きさに設定してあ
るため、これに邪魔されることなく係着部材9を円形の
係着孔6Cに嵌装できるようにするためである。スペー
サ10の外周面が係着孔6Cからオーバーハングする大
きさに設定してあるのは、係着部材9を係着孔6Cに嵌
装した後に矢印方向に図3(b)に示す位置まで回転させ
両側スペーサに係止するためである(図4参照)。これ
により分割された刃体3は分割境界線S1、S2方向にス
ライドができなくなり、一つの回転刃として軸上に固定
される。また、係着部材9を半円以上の大きさに形成し
たのは、係着孔6Cからずれないようにするためであ
る。
【0022】上述のように分割された刃体3は、分割境
界線S1、S2に沿ってスライド自在に構成されたもので
あるから、横のケーシングやスクレーパ(図7参照)に
邪魔されることなく、回転軸の上下方向からこれを持ち
込んで一体に組み立てることができる。取り外す場合も
同様である。
【0023】上述のように2つに分割された刃体がその
分割境界線S1、S2方向にスライドして軸から分離して
外れ、また分割境界線S1、S2方向に互いに反対方向か
ら軸を挟んで係合することで取り付けできるように、回
転軸2の断面形状は一対の対向する面が平行であればよ
い。つまり、回転軸2が一対の平行面2aを有すればよ
い。従って、正方形断面に限らず、例えば図5のような
正六角形の如きの正多角形断面の軸であればよい。図5
のように、正六角形の一対の平行面2aの一面に各刃体
3の係合部分6が接する。平行面2aと分割境界面
(線)S1、S2とは平行である。上記と同様に、この分
割境界面(線)S1、S2にまたがる円形の係着孔6Cに
上記と同様な係着部材9が嵌装される。刃体3の凹部
(軸2の部分)は、正六角形の3面に接しており、軸の
回転力は3面から確実に回転刃に伝達される。
【0024】図2,図5の構成では、剪断破砕機の容量
が小さく、それに応じて回転刃(刃体)の板厚が小さく
なる場合にもその板厚範囲に納まるような係着部材を設
ければ刃体を一体的に軸上に固定できるので都合がよ
い。
【0025】なお、剪断破砕機の容量が大きく、回転刃
1の板厚が十分大きい場合には、図6のように刃体3の
板厚部分に一つの取付ボルト12の埋設孔13を設け、
これより取付ボルト12を挿入して他方の刃体3に螺入
することにより両刃体を固定してもよい。
【0026】ここで、図1から図4に基づき回転軸2に
2分割された刃体3を装着して回転刃1を形成する要領
について説明する。
【0027】スペーサ10を必要数回転軸2に嵌装して
おき(ただし、スペーサ10も分割タイプであれば後で
軸2に装着できる)、各スペーサ10間に軸2の上方か
ら一つの刃体3を二面6a,8aが軸2の平行面2aの
一つとこれに連なる他の面に接するように装着し、下方
向からもう一方の刃体3を軸2を挟んで係合させる。す
ると、上下の刃体3が完全に係合した時に2つの分割境
界面(線)S1、S2に両刃体3にまたがるひとつの円形
の係着孔9Cが形成される。係着部材9を図4の如く回
転刃1の間から挿入し、図3(a)の如くその切欠き面が
スペーサ10の外周面に沿うように係着孔6Cに嵌装す
る。そして、係着部材9の角孔9aに金具11をはめ込
んで図3(b)の位置、即ち、スペーサ10の外周面より
内側にラップするところまで係着部材9を回転する。こ
れにより係着部材9は両側のスペーサ10に挟まれて係
止され、同時に分割された刃体3は分割境界線S1、S2
方向に外れないように一体的に固定される。このよう
に、図2において刃体3は上下方向には係着部材9で固
定され、左右方向には係合部分6が軸の2面に接してい
るため動かず、結局、ひとつの回転刃として軸に装着固
定されることになる。以下、同じ要領で順次分割された
2つの刃体を軸上に組み立てていけば、図7のような剪
断破砕機の回転刃が駆動軸、従動軸に組み立てられたこ
とになる。回転刃はスクレーパに挟まれているが、回転
刃が摩耗したときには上記と逆の手順で係着部材を取り
外しスクレーパに沿って上下方向に各刃体をスライドさ
せて軸から取り外すことができ、新しい刃体もこれと逆
手順で取り付ければよいので回転刃の交換作業が迅速容
易になる。この場合、2分割方式の回転刃であるからそ
の手間が格段に少なくてすむ。
【0028】
【発明の効果】 2分割された各刃体を、回転軸の平行面に平行な方
向に互いに反対方向から回転軸を挟んで係合装着するよ
うにしたことにより、分割された2つの刃体が互いに反
対方向にスライド接離可能になって、剪断破砕機のケー
シングに突出したスクレーパに干渉しないように上下方
向に刃体を移動して回転軸に装着したり、取り外したり
できる。その結果回転刃の着脱作業が、2分割方式の回
転刃ということもあって、すこぶる簡単になりその手間
も格段に少なくてすむ。
【0029】特に、分割された刃体をいずれも同一形状
になるように構成した場合、刃体としては同じ形状のも
のを作ればよいので加工・製造が容易でその作業負担も
軽減され、また相互に互換性があるから組立、交換にも
便利である。
【0030】 各刃体の内側に回転軸の平行面のうち
の1面を含む複数面に接する凹部を形成すれば、回転軸
の回転力を確実に各刃体、即ち、回転刃に伝達できる。
【0031】 分割境界線上に両刃体にまたがる係着
孔を形成し、該係着孔に係着部材を嵌装し、該係着部材
を刃体の両側にあるスペーサに係止するようにした場
合、剪断破砕機の容量が小さく刃体自身の板厚が小さく
なっても、各刃体、即ち、全体としての回転刃を回転軸
に簡単に固定できる。この場合、係着孔を円形に形成
し、係着部材を円形の一部を切り欠いた半円以上の大き
さのものに形成すれば、係着部材はスペーサに干渉せず
に係着孔に嵌装でき、その回転によりスペーサに係止で
きる。また、係着部材に回転用角孔を設ければ、この角
孔に金具を嵌入して係着部材を簡単に回転できる。ま
た、回転軸を、正方形や正六角形のような正多角形断面
軸とすれば一対の平行面が確保されるとともに、回転力
の確実な伝達ができる、製作しやすい形状となし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2分割の回転刃を回転軸に取り付ける要領を示
した分解図である。
【図2】その取り付け状態図である。
【図3】(a)は係着孔に係着部材を嵌装した状態、(b)は
係着部材を所定位置まで回転したときの要部拡大図であ
る。
【図4】係着部材を係着孔に嵌装する要領を示した縦断
面図である。
【図5】回転軸を正六角形断面にした場合の図である。
【図6】図5の係着部材に代えて取付ボルトにした場合
の一部切り欠き断面図である。
【図7】二軸剪断破砕機の水平断面図である。
【図8】同横断面図である。
【符号の説明】
1…回転刃 2…回転軸 2a…平行面 3…刃体 5…凹部 6…係合部分 6C…係着孔 7…張出部分 8…基体部分 9…係着部材 9a…角孔 10…スペーサ S1、S2 …分割境界面(線)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の平行な面(以下「平行面」とい
    う)を有する回転軸に装着される回転刃を2つの刃体に
    分割して構成し、この分割された2つの刃体を、前記回
    転軸の平行面に平行な方向に互いに反対方向から回転軸
    を挟んで係合装着するように構成したことを特徴とする
    剪断破砕機の回転刃。
  2. 【請求項2】 回転軸の平行面で挟まれた領域の外側に
    おいて該平行面に平行に形成した刃体同士の分割境界線
    を有する請求項1記載の剪断破砕機の回転刃。
  3. 【請求項3】 分割された各刃体をいずれも同一形状に
    なるように構成した請求項1又は2記載の剪断破砕機の
    回転刃。
  4. 【請求項4】 各刃体の内側に回転軸の平行面のうちの
    1面を含む複数面に接する凹部を形成した請求項1〜3
    いずれか1項に記載の剪断破砕機の回転刃。
  5. 【請求項5】 分割された2つの刃体を同一形状とし、
    一の刃体が、回転軸の平行面の一つに接する面とこの面
    に平行な他の刃体との分割境界線を有する係合部分と、
    該平行面の他の面から離間した位置に他の刃体の係合部
    分との分割境界線を有する張出部分と、係合部分と張出
    部分との間にあって該平行面以外の面に接する基体部分
    とを有する請求項1又は2に記載の剪断破砕機の回転
    刃。
  6. 【請求項6】 分割境界線上に両刃体にまたがる係着孔
    を形成し、該係着孔に係着部材を嵌装し、該係着部材を
    刃体の両側にあるスペーサに係止するようにした請求項
    2〜5いずれか1項に記載の剪断破砕機の回転刃。
  7. 【請求項7】 係着孔を円形に形成し、係着部材を円形
    の一部を切り欠いた半円以上の大きさのものに形成した
    請求項6に記載の剪断破砕機の回転刃。
  8. 【請求項8】 係着部材に回転用角孔を設けた請求項6
    又は7に記載の剪断破砕機の回転刃。
  9. 【請求項9】 回転軸を正多角形断面軸とした請求項1
    〜8いずれか1項に記載の剪断破砕機の回転刃。
JP5022097A 1997-03-05 1997-03-05 剪断破砕機の回転刃 Expired - Fee Related JP2902373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5022097A JP2902373B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 剪断破砕機の回転刃

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5022097A JP2902373B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 剪断破砕機の回転刃

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10244178A true JPH10244178A (ja) 1998-09-14
JP2902373B2 JP2902373B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=12852978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5022097A Expired - Fee Related JP2902373B2 (ja) 1997-03-05 1997-03-05 剪断破砕機の回転刃

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2902373B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111574A (ja) * 2005-10-17 2007-05-10 Hosokawa Micron Corp 粉砕装置
JP2009247925A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Sanwa Sangyo Kk 破袋装置
CN107377142A (zh) * 2017-08-03 2017-11-24 无锡泰全环保机械有限公司 双轴粉碎机分体刀

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111574A (ja) * 2005-10-17 2007-05-10 Hosokawa Micron Corp 粉砕装置
JP2009247925A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Sanwa Sangyo Kk 破袋装置
CN107377142A (zh) * 2017-08-03 2017-11-24 无锡泰全环保机械有限公司 双轴粉碎机分体刀

Also Published As

Publication number Publication date
JP2902373B2 (ja) 1999-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0753712Y2 (ja) シュレッダー用切断刃
KR101735139B1 (ko) 밀링 커터
US6089482A (en) Blade assembly for paper shredders
JP2813572B2 (ja) シュレッダー用切断刃
JP2902373B2 (ja) 剪断破砕機の回転刃
JP2016077979A (ja) 剪断式破砕機及びその回転刃
JP2951617B2 (ja) 剪断破砕機の回転刃
JP3623187B2 (ja) 剪断式破砕機
JP2902374B2 (ja) 剪断破砕機の回転刃
JP5352210B2 (ja) 剪断式破砕機用回転刃とそれを備えた剪断式破砕機
JP2010158205A (ja) 園芸用バリカンとそのブレードアセンブリ
JP2005059106A (ja) ごみから固形化燃料を製造する装置の刃物の交換方法及びこれに使用する治具
JP3587680B2 (ja) 二軸剪断破砕装置
JP2951608B2 (ja) 二軸せん断式破砕機の回転刃
JP2911403B2 (ja) 二軸剪断式破砕機の回転刃
JP3662545B2 (ja) 切断刃交換装置と交換方法
JPH11114440A (ja) 剪断破砕機の回転刃取付構造
JP3563059B2 (ja) 剪断式破砕機
JPH10137613A (ja) せん断破砕機の回転刃
JP3540597B2 (ja) 破砕装置
JP2000189824A (ja) せん断破砕機
CN109012953A (zh) 一种物料粉碎机
JP6045475B2 (ja) 破砕機用の回転刃
JP4330842B2 (ja) ドラム型剪断機用刃物
JP7109200B2 (ja) 回転刃、剪断刃及び支持円盤

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees