JPH10243190A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10243190A
JPH10243190A JP6215497A JP6215497A JPH10243190A JP H10243190 A JPH10243190 A JP H10243190A JP 6215497 A JP6215497 A JP 6215497A JP 6215497 A JP6215497 A JP 6215497A JP H10243190 A JPH10243190 A JP H10243190A
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volatile memory
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lan
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JP6215497A
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Takao Otsuka
隆雄 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ受信画像の蓄積およびその出力
や転送におけるパフォーマンスを向上させたファクシミ
リ装置を提供すること。 【解決手段】 検知電圧が55未満の場合(S11;
N)及びDRAMがオーバーフローの場合(S17;
Y)は、キャッシュバッファ14bを介して大容量不揮
発メモリ14aに受信画像蓄積する。受信が正常に終了
したら(S13;Y)、同じデータを大容量不揮発メモ
リ14aにも蓄積する(S14)。DRAM12aや大
容量不揮発メモリ14aの蓄積情報は、受信終了後図2
b)のようにSRAM11aに保持される。DRAM1
2aがオーバーフローした場合、図3示す例ではファイ
ル3がDRAM12aからあふれてしまう。この時、D
RAM12aへの蓄積を止め、キャッシュバッファ14
bを介し、以後の受信画像データは大容量不揮発メモリ
14aのみに蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種類の受信デー
タ蓄積手段を有効に用いたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記億媒体のデータ内容の整合
性をチェックする技術は、多数提案されている。例え
ば、ファクシミリ装置については特開平7−33648
3号公報に記載の発明が知られている。この発明は、画
像メモリの内容の整合性を電源立ち上げ時に検証し、電
源中断中に画像メモリの内容に不具合があった場合でも
装置の動作前にそのことを検知でき無駄な記録や送信を
防止している。また、従来記億媒体が高価であったた
め、搭載されるメモリの容量はコスト面から制約を受け
ていた。そのため、従来の技術では比較的すぐに容量を
オーバーすることが多く、節電モード時に受信のたびに
出力しない機能を有している場合、特にそれが顕著であ
る。この不具合を解決するために、特開平7−1545
15号公報、特開平8−88702号公報、および特開
平8−149233号公報記載の発明がなされている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した整合性のチェ
ックは装置の信頼性を向上する意味で重要であるが、こ
の技術のように、電源立ち上げ時に時間がかかったりし
て、システムのパフォーマンスは低下する結果になって
しまう。また、容量をオーバーによる不具合解決の技術
は、システムのパフォーマンスを向上させるものではな
い。そこで、本発明の目的は、従来のシステムに、一部
の機能を追加するだけで、ファクシミリ受信画像の蓄積
およびその出力や転送におけるパフォーマンスを向上さ
せたファクシミリ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、受信データを蓄積するために、比較的記憶容量は少
ないがアクセス時間の短い揮発性メモリと、比較的記憶
容量は大きいがアクセス時間の長い不揮発性メモリと、
揮発性メモリの一時的なバックアップのための2次電池
を有するファクシミリ装置において、ファクシミリ受信
があると該受信データを揮発性メモリと不揮発性メモリ
両方に記憶し管理する管理手段と、前記2次電池の電池
容量がバックアップ可能であることを判別する判別手段
とを具備し、この判別手段の判別結果に基づき、前記管
理手段がアクセス時間の短い揮発性メモリを有効に用い
て処理速度を向上させたことにより前記目的を達成す
る。
【0005】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記2次電池の電池容量がバックアップ
には適しない状態であることを前記判別手段が判別した
とき、揮発性メモリの使用を制限することにより前記目
的を達成する。
【0006】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、ファクシミリ受信が親展受信の場合、該
受信データを一般の受信データと区別し管理する親展受
信管理手段を具備し、この親展受信管理手段で管理され
ている受信データの出力要求があったときのみ、前記揮
発性メモリ記憶にさせることにより前記目的を達成す
る。
【0007】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
発明において、記憶装置を装備するホスト端末と接続す
る接続手段と、この接続手段で接続したホスト端末が稼
働中かどうか判別する判別手段と、受信データをホスト
端末の記憶手段にも記憶させる管理する管理手段とを具
備し、ホスト端末から処理要求があった場合にもアクセ
ス時間の短い揮発性メモリを有効に用いて処理速度を向
上させたことにより前記目的を達成する。
【0008】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
発明において、ファイルサーバーと複数のクライアント
PCを接続したLANと接続するLAN接続手段と、フ
ァイルサーバーおよびLANが稼働中かどうか判別する
判別手段と、受信データをファイルサーバーの記憶手段
にも記憶させ管理する管理手段とを具備し、LAN経由
の処理要求があった場合にもアクセス時間の短い揮発性
メモリを有効に用いて処理速度を向上させたことにより
前記目的を達成する。
【0009】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
発明において、前記LAN接続手段に接続しているLA
Nが電子メール機能を有している場合、LAN上のクラ
イアントユーザーを識別するユーザー識別手段と、受信
データと前記ユーザー識別手段で識別されたLAN上の
クライアントユーザーを関連付けする関連付け手段と、
ファクシミリ受信があった旨の電子メールを作成し送信
する送信手段と、宛先指定のファクシミリ受信があると
宛先に通知する通知手段とを具備したことにより前記目
的を達成する。
【0010】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
発明において、電子メール機能を用いて、クライアント
ユーザーから受信データの処理を要求する処理要求手段
を具備し、LAN上からの操作でファクシミリ受信デー
タの処理が行えることにより前記目的を達成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図12を参照して詳細に説明する。図1
は、本実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を示し
たブロック図であある。このファクシミリ装置は、コピ
ー部、FAX部および電源部から構成されている。ま
ず、コピー部には全体を制御するCPU(中央処理装
置)1およびソフトウェアに必要なROM(リード・オ
ンリ・メモリ)2、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)3が備わっている。また、コピー部のI/Oとして
スキャナ4a、4b、プロッタ5a、5bがあり、操作
部としてOP−PORT6a、UART6b、その他の
I/O制御として、各種のIOコントローラ7が設けら
れている。コピー部とFAX部との画像データのやり取
りは、1ページ分のページバッファメモリ(PM)8b
を接続したブリッジ8aを介して行われる。
【0012】FAX部には、FAX部の制御を行うCP
Uを内蔵したFAXコントローラ9およびソフトウェア
を格納するROM10が設けられている。また、ワーク
メモリとして、5年間保証された電池11bを接続した
SRAM11aがある。従来のファクシミリ装置にあっ
た、受信画像の蓄積用メモリとして揮発性のDRAM1
2aも備えており、停電などでのメモリ消去を防止する
2次電池12bにより、1時間程度のバックアップがな
されている。本実施の形態における機能を達成するた
め、例として上記2次電池の電池容量を観測する電圧検
知13が接続していて、2次電池の電池容量はCPUが
読み出せるデータとして取り出せるようになっている。
HDD(ハードディスクドライブ)や大容量フラッシュ
ROMなどの大容量不揮発メモリ14aがあるが、アク
セス速度が遅く、キャッシュバッファ14bを介してシ
ステムと接続している。
【0013】アナログ回線用のG3FAXモデム15
は、回線制御のNCU16を介して電話回線と接続す
る。また、ISDN回線とのl/Fを行うG4CCU1
7を装備していることもある。FAX送受信画像を伸長
/圧縮は、DSP18によって行われる。また、本装置
は省エネモードとして、消費電力の多いコピー部の電源
制御を行い、それを制御する省エネコントローラ19を
有している。直流電圧を生成するPSU20aの生成電
圧は、コピー部に行くものをリレー20bでon/of
fできる。さらに、FAX部のDRAM12aも消費電
力が大きいため省エネ時には電源供給が切られている。
さらに、このファクシミリ装置は、1つにはPCインタ
ーフェース(I/F)21を介して、ホストコンピュー
タ端末22と接続することもできる。また、別の接続形
態として、LANインターフェース(I/F)23を介
して、ファイルサーバー24やクライアントPC25と
LAN接続することもできる。
【0014】ファクシミリ受信画像は図2a)に示すよ
うに、FAXコントローラ9のソフトウェアから見た場
合、ファイルとして取り扱われる。このファイルのヘッ
ダーには、FAX通信情報、ファイルのチェックサムな
どの管理情報が格納される。また、ファイル部には、フ
ァクシミリイメージデータがMMRなどの圧縮されたデ
ータであったり、バイナリ転送(BFT)されたコード
データであったりする。
【0015】続いて、本実施の形態の動作を各フローチ
ャートを参照して説明する。図5は、第1の実施の形態
を処理の手順を表したフローチャートである。図1の電
圧検知13の電池容量データは例えば8ビットのバイナ
リデータとして読み出せ、AA(h)以上であれば、電
池異常状態、55(h)〜AA(h)であれば、バック
アップ可能状態、50(h)〜55(h)であれば、メ
モリ内容破壊の可能性がある危険状態、50(h)以下
であれば、メモリ内容が破壊状態であると判別できる。
【0016】第1の実施の形態のファクシミリ装置にお
いて、2次電池が「バックアップ可能状態」であれば、
即ち検知電圧が55以上であれば(ステップ11;
Y)、G3またはG4ファクシミリ受信があった場合、
一旦DRAM12aに蓄積する。DRAM12a内では
図2aのデータが蓄積される(ステップ12)。一方、
検知電圧が55未満の場合(ステップ11;N)、およ
びDRAM12aがオーバーフローの場合(ステップ1
7;Y)は、キャッシュバッファ14bを介して大容量
不揮発メモリ14aに受信画像蓄積する(ステップ2
3、ステップ18)。受信が正常に終了したら(ステッ
プ13;Y)、同じデータを大容量不揮発メモリ14a
にも蓄積する(ステップ14)。DRAM12aや大容
量不揮発メモリ14aの蓄積情報は、受信終了後図2
b)のようにSRAM11aに保持される。ここで、両
方に蓄積されている場合は、テーブルの「DRAM蓄積
情報」が「あり」の場合である。
【0017】通常、DRAMメモリは高価であるため、
大容量不揮発メモリが例えば80MB程度の容量がある
のに対して、2MB程度しか装備できないのがコスト的
にいって一般的である。そのため、DRAM12aがオ
ーバーフローした場合、図3示す例ではファイル3がD
RAM12aからあふれてしまう。この時、DRAM1
2aへの蓄積を止め、キャッシュバッファ14bを介
し、以後の受信画像データは大容量不揮発メモリ14a
のみに蓄積する。SRAM11aのテーブル1について
はファイル3に関する「DRAM蓄積情報」を初めから
「なし」にする(図2b)参照)(ステップ15)。フ
ァクシミリ受信正常終了後に、例えばプリント出力の必
要性がファイル1、2に比べて高ければ、ファイル3と
で格納し直したりする。また、ファイル3のプリント要
求が先にあった場合(ステップ21)もファイル1、2
とファイル3を交換する(ステップ22)。これに伴
い、SRAMテーブルの内容は更新する。
【0018】自身で判断したり、オペレータにより出力
要求を受けたりした場合、該当するファイルはDRAM
12aに転送する。こうすることにより、FAX部から
コピー部へデータ転送時にシステムの多重動作などが起
こっても、比較的データ転送が高速なDRAM12aの
利点を生かし、パフォーマンスの高いデータ処理を行う
ことができる。
【0019】次に、第2の実施の形態を図6を参照して
説明する。第2の実施の形態においては、2次電池容量
が、「メモリ内容破壊の可能性がある危険状態」である
ことを検知すると(ステップ30;N、ステップ31;
Y)、図4のようにDRAM12aにまだメモリ容量の
余裕があっても、ファイル1、2を処理する。プリント
出力の必要性が低ければ(ステップ32;N)、SRA
Mテーブルの「DRAM蓄積情報」を「なし」にするだ
けでよい(ステップ37)。2次電池容量が低くなって
いくのは省エネモード時であるだろうから、コピー部の
電源を立ち上げて(ステップ33)、ファイル1、ファ
イル2をFAX伸長し(ステップ34)、コピー部に転
送してプリント出力してもよい(ステップ36)。そし
て、テーブル1からファイル1、ファイル2のデータを
削除する(ステップ36)。
【0020】続いて、第3の実施の形態を図7、図8を
参照して説明する。第3の実施の形態においては、ステ
ップ40〜ステップ44、ステップ48〜ステップ54
およびステップ56、ステップ57は第1の実施の形態
と同様である。そして、第1の実施の形態のSRAMテ
ーブル書き換え時(ステップ45)、ファクシミリ受信
画像が親展受信の場合(ステップ46;Y)、正常受信
終了後DRAM12aから大容量不揮発メモリ14aに
受信ファイルをコピーしたのち、SRAM11aのデー
タテープルの「DRAM蓄積情報」を「あり」にしない
で「なし」にする(ステップ47)。ファクシミリ受信
画像が親展受信でない場合(ステップ46;N)、DR
AM蓄積情報を「あり」にしてデーブル1を更新する
(ステップ55)。オペレータにより親展受信ファイル
の出力要求があったとき出力動作にはいるが、その時の
動作は第1の実施の形態のプリント出力時と同様であ
る。管理テーブルが消えれば、その領域は別のファイル
で上書きされるが、いちいち消去してメモリを整理して
もよい。
【0021】次に、第4の実施の形態を図9のフローチ
ャートを参照して説明する。第4の実施の形態は、図1
のホスト端末22が接続した場合である。ホスト端末2
2とあらかじめ決められたコマンドを用意しておき、受
信終了時などにFAX部からホスト端末22が動作して
いるかどうかコマンドをホスト端末22に送信し(ステ
ップ61)、その応答があるかないかでホスト端末22
の稼働状態を判断している(ステップ62)。動作時に
は大容量不揮発メモリ14aの内容をホスト端末22の
あらかじめ決められた記憶媒体のあらかじめ決められた
領域にコピーする。DRAM12aのファイルをFAX
部の大容量不揮発メモリ14aの換わりに、ホスト端末
22にコピーするようにしてもよいが、ホスト端末22
が常時動作していない場合などFAX部の方に蓄積し、
ホスト端末22の動作に応じて転送した方がよい。転送
履歴をSRAMテープル1に追加し、未転送のものだけ
転送するだけでよい。データのフォーマットなどあらか
じめ決めておけばホスト端末22で多種のデータ処理を
行うことができる。プリント出力に際しては、第1の実
施の形態の動作を行うことにより、ホスト端末22から
転送し直したりしないでスピーディな出力ができる。
【0022】次に、第5の実施の形態を図10のフロー
チャートを参照して説明する。この第5の実施の形態
は、図1のLAN(I/F)23を介してLANに接続
した場合である。ファイルサーバーとあらかじめ決めら
れたコマンドを用意しておき、受信終了時などにFAX
部からファイルサーバーが動作しているかどうかをファ
イルサーバーにチェックコマンドを送信し(ステップ7
1)、その応答があるかないかをチェックして(ステッ
プ72)、ファイルサーバーの稼働やLANが正常稼働
か判断する。動作時には大容量不揮発メモリ14aの内
容をファイルサーバーのあらかじめ決められた記憶媒体
のあらかじめ決められた領域にファイルとしてコピーす
る。転送履歴をSRAMテーブル1に追加し、未転送の
ものだけ転送するだけでよい。この利点は、前記の第4
の実施の形態と同じである。特にLANのトラフィック
を下げることがない利点は大きい。
【0023】次に、第6の実施の形態を図11のフロー
チャートを参照して説明する。第6の実施の形態では、
第5の実施の形態のシステムにおいて、LAN上にメー
ルサーバーがある場合で、ファイルサーバーが電子メー
ル機能をも有している場合でもよい。あらかじめ決めら
れたメールフォーマットを用意し、受信時刻、送信元な
どのFAX通信情報を基に、ファクシミリ受信があった
旨を知らせる電子メールを作成するものとする。
【0024】ファクシミリ受信が各種ルーティング番号
を付加して送られてきた場合(ステップ81;Y)、そ
のルーティング番号とLAN上のクライアントPC25
ごとの対照は、あらかじめ設定された図2c)のような
SRAM11a内に保持されている対照表により求めら
れ、一致するユーザーがある場合(ステップ82;
Y)、受信正常終了後にテーブル1を更新する(ステッ
プ83)。そして、ユーザーの電子メールアドレスをテ
ーブル2から取得し(ステップ84)、通信情報を本文
に記載し電子メールを作成する(ステップ85)。その
後、対応するメールアドレスに上記電子メールを送信す
る(ステップ86)。
【0025】続いて、第7の実施の形態を図12のフロ
ーチャートを参照して説明する。第7の実施の形態にお
いては、第6の実施の形態のシステムに関するものであ
る。装置より、メールサーバーに送られる、受信通知の
電子メールはその「Subject」にユニークで受信
ファイルと対応がとれる管理番号などを付加しておく。
本装置もメールアドレスを持ち、受信通知を受け取った
クライアントから返信のメールがあるときに(ステップ
96;Y)、それをメールサーバーにポーリングして認
識できるものとする(ステップ97)。この返信メール
の「Subject」には「RE: 」が付加されて
いるから判別することができる。
【0026】返信メールの本文には、ファクシミリ受信
画像に対するあらかじめ決められた語句のみ記載するこ
とが可能として、本実施の形態はそのキャラクタ情報に
基づき、受信画像の処理を行う。語句は例えば、「pr
int」「delete」などで、それぞれプリント出
力、ファイル消去である。そして、本文の操作指示を解
読し(ステップ98)、指示された処理を行い(ステッ
プ99)、テーブル1を更新する(ステップ100)。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、揮発性メモリ
と不揮発性メモリとを使い分けしていおり、判別手段の
判別結果に基づき、管理手段がアクセス時間の短い揮発
性メモリを有効に用いて処理速度を向上させることがで
きる。請求項2記載の発明では、揮発性メモリの使用が
適切でない場合を監視しているので、データ処理上の事
故を防止できる。
【0028】請求項3記載の発明では、親展受信管理手
段が親展ファクシミリ受信の場合には別のメモリ管理方
法を取っているので、親展受信の秘匿性を保つことがで
きる。請求項4記載の発明では、ホスト端末と接続する
形態を考慮した受信データの管理方法を取っているの
で、この形態でもパフォーマンスの高い処理を行うこと
ができる。
【0029】請求項5記載の発明では、LANと接続す
る形態を考慮した受信データの管理方法を取っているの
で、この形態でもパフォーマンスの高い処理を行うこと
ができる。請求項6記載の発明では、一般の電子メール
機能を利用して、受信通知を行うことができる。請求項
7記載の発明では、一般の電子メール機能を利用して、
LAN上のクライアントユーザーから受信データの処理
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るファクシミリ装置の構成を
示したブロック図であある。
【図2】本実施の形態に係るファクシミリ装置のメモリ
内のデータ情報の例を示した図である。
【図3】DRAMオーバーフロー時のファイル状況を説
明する図である。
【図4】DRAMデータ破壊危険時のファイル状況を説
明する図である。
【図5】第1の実施の形態の処理の手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】第2の実施の形態の処理の手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】第3の実施の形態の処理の手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図8】図7の続きに該当し、第3の実施の形態の処理
の手順を説明するフローチャートである。
【図9】第4の実施の形態の処理の手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図10】第5の実施の形態の処理の手順を説明するフ
ローチャートである。
【図11】第6の実施の形態の処理の手順を説明するフ
ローチャートである。
【図12】第7の実施の形態の処理の手順を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置) 2 ROM(リード・オンリ・メモリ) 3 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 4a、4b スキャナ 5a、5b プロッタ 9 FAXコントローラ 12a DRAM 13 電圧検知 14a 大容量不揮発メモリ 14b バッファ14b 22 ホストコンピュータ端末 23 LANインターフェース(I/F) 24 ファイルサーバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データを蓄積するために、比較的記
    憶容量は少ないがアクセス時間の短い揮発性メモリと、
    比較的記憶容量は大きいがアクセス時間の長い不揮発性
    メモリと、揮発性メモリの一時的なバックアップのため
    の2次電池を有するファクシミリ装置において、 ファクシミリ受信があると該受信データを揮発性メモリ
    と不揮発性メモリ両方に記憶し管理する管理手段と、 前記2次電池の電池容量がバックアップ可能であること
    を判別する判別手段とを具備し、この判別手段の判別結
    果に基づき、前記管理手段がアクセス時間の短い揮発性
    メモリを有効に用いて処理速度を向上させたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記2次電池の電池容量がバックアップ
    には適しない状態であることを前記判別手段が判別した
    とき、 揮発性メモリの使用を制限することを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ受信が親展受信の場合、該
    受信データを一般の受信データと区別し管理する親展受
    信管理手段を具備し、 この親展受信管理手段で管理されている受信データの出
    力要求があったときのみ、前記揮発性メモリ記憶にさせ
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 記憶装置を装備するホスト端末と接続す
    る接続手段と、 この接続手段で接続したホスト端末が稼働中かどうか判
    別する判別手段と、 受信データをホスト端末の記憶手段にも記憶させる管理
    する管理手段とを具備し、 ホスト端末から処理要求があった場合にもアクセス時間
    の短い揮発性メモリを有効に用いて処理速度を向上させ
    たことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 ファイルサーバーと複数のクライアント
    PCを接続したLANと接続するLAN接続手段と、 ファイルサーバーおよびLANが稼働中かどうか判別す
    る判別手段と、 受信データをファイルサーバーの記憶手段にも記憶させ
    管理する管理手段とを具備し、 LAN経由の処理要求があった場合にもアクセス時間の
    短い揮発性メモリを有効に用いて処理速度を向上させた
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記LAN接続手段に接続しているLA
    Nが電子メール機能を有している場合、 LAN上のクライアントユーザーを識別するユーザー識
    別手段と、 受信データと前記ユーザー識別手段で識別されたLAN
    上のクライアントユーザーを関連付けする関連付け手段
    と、 ファクシミリ受信があった旨の電子メールを作成し送信
    する送信手段と、 宛先指定のファクシミリ受信があると宛先に通知する通
    知手段とを具備したことを特徴とする請求項5記載のフ
    ァクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 電子メール機能を用いて、クライアント
    ユーザーから受信データの処理を要求する処理要求手段
    を具備し、 LAN上からの操作でファクシミリ受信データの処理が
    行えることを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装
    置。
JP6215497A 1997-02-27 1997-02-27 ファクシミリ装置 Pending JPH10243190A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226385A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Fujitsu Ltd メッセージキュー制御プログラム及びメッセージキューイングシステム
JP2010211826A (ja) * 2010-05-27 2010-09-24 Fujitsu Ltd メッセージキュー制御プログラム、メッセージキューイングシステム及びメッセージキューイングシステムの制御方法
JP2015018332A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 株式会社リコー 情報処理装置、画像処理システム及び制御プログラム

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