JP2004140485A - 複合機又はmfp用ファクシミリシステム - Google Patents

複合機又はmfp用ファクシミリシステム Download PDF

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石田 敬之
Nariyuki Miyamoto
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Abstract

【課題】複合機又はMFP機器において、ファクシミリ受信処理が終了した後に停電等によりファクシミリ画像データを喪失してしまった場合にも、再度ファクシミリ画像データを復号できるようにすること。
【解決手段】MFP機器本体部10のファクシミリ(FAX)オプション部30として、少なくともFAX信号復号化手段34、バックアップ用メモリ38を設け、FAX受信データをバックアップ用メモリ38記憶するとともにFAX信号復号化手段でFAX画像データに復号し、その画像データをMFP機器本体部10のメモリ管理部22に供給し、適宜MFP機器本体部10で印字処理、HDDへの蓄積処理、或いはLAN45又はインターネット46を介して外部サーバに記憶するようにする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
この発明は、複写機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能等の複数の画像データ処理機能を備えたデジタル式の複合機又はマルチファンクションペリフェラルと呼ばれる複合周辺機器(MFP)用のファクシミリシステムに関し、特に停電時等における画像データのバックアップについて対処した複合機又はMPF用のファクシミリシステムに関する。
【0002】
【発明が属する技術分野】
【従来の技術】
従来より、複写機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能等の複数の画像データ処理機能を備えたデジタル式の複合機が知られている。この複合機の各機能は、画像データの出力先として印字部を共有する構成であり、ファクシミリ部にはファクシミリ専用の電池バックアップ付き画像メモリ、複写機本体側はコピー用の画像メモリという形で、各機能の特性に応じた画像メモリを別々に搭載し個別に印字部へ画像データを出力するのが一般的であった。
【0003】
しかしながら、近年のデジタル技術の発展により、大容量の各種メモリやハードディスク(HDD)等の記憶手段が入手できるようになってきたことから、これらの大容量の記憶手段を組み合わせてより自由度が高く、高機能かつ多機能な複合機ないしはMFPを得る目的で、プリンタ機能、スキャナ機能、ネットワーク機能及びファクシミリ機能を同一の機器内の制御システムで処理し、各機能で扱う画像データの蓄積は複合機ないしはMFP内のメモリを共有して行なうようになってきている。
【0004】
例えば、特開平13−169069号公報には、「デジタル複合機、デジタル複合機におけるファイル蓄積方法及び該ファイル蓄積方法を実施するためのプログラムを記録した記録媒体」の発明が開示されており、この発明では、複写機部、ファクシミリ部及びプリンタ部で同じ画像メモリを共有する構成とし、画像メモリに記憶された画像データを大容量のHDDにファイルシステムにより記憶して、該画像データをネットワークを介して他のPCへ画像データを転送したり、プリンタ部へ送って印刷したり、各種のデータフローの組み合わせを実現するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ファクシミリ端末で受信したデータの取り扱いには一般的に次のような点に留意しなければならない。すなわち、通信手順が完了してしまった後に受信データを修復できないほど破損してしまった場合は、受信端末が自動的に送信側に再送要求してデータを復帰するための手段はない。また、通信手順の完了手続きにおいて、受信端末は受信データを検証し、それが正常であることを送信側に通知しているため、この後に受信データが欠損しても送信側から元データを再度呼び出して補完する手段はない。よって、ファクシミリ端末では受信後のデータ保管については高い信頼性が必要である。
【0006】
また一方、従来の複合機あるいはMFPでは、プリンタ機能、スキャナ機能、ネットワーク機能及びファクシミリ機能を同一の機器内の制御システムで処理する構成となっており、各機能で扱う画像データの蓄積は複合機ないしはMFP内のメモリを共有して行なわれている。従って、このメモリに記憶するファクシミリの画像データは上述のように取り扱いに注意が必要である。しかし、プリンタやスキャナの画像データはこのメモリ上で事故により消去されたとしても、ユーザーがプリントデータや原稿を再入力することが容易であるため、一般的にMFP等に搭載されているメモリは停電時等における画像データのバックアップについての配慮がなされていない安価な揮発性メモリである。
【0007】
また、従来の技術にてMFP機器の本体にオプションとしてファクシミリ機能を付加できる構成のMFP制御システムを構築する際に、ファクシミリの画像データを確実に扱おうとすると、MFPシステム内の画像記憶媒体にメモリバックアップ用電池を使用した揮発性メモリあるいは不揮発メモリやHDDを採用する必要がある。しかしながら、これらの対応はファクシミリ機能以外のMFP機能では必ずしも必要としないため、ファクシミリオプション未装着時においてもMFP機器本体のコストが高くなるという欠点がある。
【0008】
例えば、上記特開平13−169069号公報に開示された発明では、バックアップが必要なファクシミリオプション等の画像データも、メモリコピー等一時的に記憶すればよい画像データも一律に大容量のHDDに集約して保存する構成を採用しており、さらに、HDD中のデータを管理するために高機能なファイルシステムを採用しているので、サーバ機器並の高価なハードウェア構成となっている。
【0009】
また、特開平11−239254号公報には、「デジタル複合機」の発明が開示されており、この発明では受信画像をファクシミリユニット内の不揮発メモリ(Flashメモリ部)に保存するようになしている。しかし、その保存のタイミングは受信通信が完了し保存すべき画像データが全て揮発メモリ(DRAM部)に展開された後に行なっているため、受信が完了してから不揮発メモリに書込みが終了するまでの間の停電に対するデータ保全が行なわれていない。
【0010】
本発明は、上記の従来技術の有する問題点を解決した複合機又はMFPのファクシミリシステムを提供することを目的とし、特に、オプションに必要な機能はオプションを実装したときに「ジャストイン」する構成を用いることで、あらかじめ本体にオプションとしてのファクシミリ機能のためのコストが付加されるような無駄を廃し、かつ受信されたファクシミリデータを低コストで確実に保管する機能を実現する複合機又はMFPのファクシミリシステムを提供することを目的とする。
【0011】
本発明の上記目的は、以下の構成を採用することにより達成することができる。
【0012】
すなわち、本発明の一態様においては、少なくともプリンタ機能部、スキャナ機能部及びファクシミリ機能部を有する複合機又は複合周辺機器において、該ファクシミリ機能部が少なくとも専用の不揮発性バックアップ用メモリ及びファクシミリ復号化手段とを備え、ファクシミリ通信時に該ファクシミリ復号化手段によりファクシミリ受信データを画像データに復号化するとともに、ファクシミリ受信データを該不揮発性バックアップ用メモリに記憶するようになしたことを特徴とする複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステムが提供される。係る態様によれば、ファクシミリ受信データは常に専用のバックアップ用メモリに記憶されているので、ファクシミリ通信が終了した後にファクシミリ受信データが正常に処理されなかった場合にも、ファクシミリ受信データ自体は不揮発のバックアップ用メモリに記憶されているので、再度ファクシミリ受信データの処理を行うことが可能となる。
【0013】
係る態様においては、前記ファクシミリ機能部が追加的に実装できるオプションユニットとして構成されていることが好ましい。そのようにすることにより、本体にファクシミリ機能のためだけに必要な大容量の不揮発性メモリを設ける必要がなくなるので、コストが付加されるような無駄を廃することができる。
【0014】
また、本発明の別の態様においては、前記複合機又は複合周辺機器が更に前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段を有し、前記画像データが正常に印字出力された場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データを消去するようになされ、前記画像データが正常に印字出力されなかった場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データから再度ファクシミリ画像データを復号化して印字処理するようになされている複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステムが提供される。係る態様によれば、印字処理が正常に行われなかった場合には、再度バックアップ用メモリに記憶されているファクシミリ受信データからファクシミリ画像データを復号して印字処理を行うことができるようになる。
【0015】
又、本発明の更に別の態様によれば、前記複合機又は複合周辺機器が更に前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段と不揮発性のデータ蓄積体(バックアップ用メモリを除く)を有し、前記画像データが正常に前記不揮発性のデータ蓄積体に記憶された場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データを消去するようになされ、前記画像データが正常に前記不揮発性のデータ蓄積体に記憶されなかった場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データから再度ファクシミリ画像データを復号化して前記不揮発性のデータ蓄積体に記憶するようになされている複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステムが提供される。係る態様によれば、ファクシミリ画像データが正常にHDD等の不揮発性データ蓄積体に記憶されなかった場合には、再度バックアップ用メモリに記憶されているファクシミリ受信データからファクシミリ画像データを復号して記憶処理を行うことができるようになり、記憶処理のための安全性が向上する。
【0016】
更なる本発明の別の態様によれば、前記複合機又は複合周辺機器が更に前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段とネットワーク機能部を有し、前記画像データが該ネットワーク機能を介して接続された外部のデータ蓄積体に正常に記憶された場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データを消去するようになされ、前記画像データが前記外部のデータ蓄積体に正常に蓄積されなかった場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データから再度ファクシミリ画像データを復号化して前記外部のデータ蓄積体に記憶するようになされている複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステムが提供される。係る態様によれば、ファクシミリ画像データがLANないしはインターネット等を介して所定の外部データ蓄積体に正常に記憶されなかった場合には、再度バックアップ用メモリに記憶されているファクシミリ受信データからファクシミリ画像データを復号して記憶処理を行うことができるようになり、記憶処理のための安全性が向上する。
【0017】
上記の態様においては、前記通信管理手段は、それぞれのファクシミリ受信データに対応するID信号を発生する手段と、該ID信号を不揮発的に記憶するための手段とを有し、前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段は該ID信号に基いて通信管理を行うようになされていることが好ましい。係る態様によれば、ID信号はファクシミリ画像信号と比すると非常に大きさが小さいので、ID信号を記憶する不揮発的に記憶するメモリは小容量のものですむために、経済的となる。
【0018】
以下、本発明の具体例をMFP機器を例にとり図面を用いて説明する。図1は、本発明に関するMFP機器及び関連システム構成を示す図であり、図2はこのMFP機器本体内部におけるファクシミリ受信データフローを説明する図である。
【0019】
図1において、MFP機器本体部10には、スキャナ機能12、コピー機能14、プリンタ機能16及び印字出力部18が設けられているとともに、これらが取り扱う画像データ用の画像メモリ(揮発性メモリ)18及びファクシミリからの画像データを制御するためのメモリ管理部22が搭載されている。また、必要に応じて、ネットワーク機能24及び画像蓄積用HDD26を設けてもよい。
【0020】
ファクシミリ(FAX)オプション部30は、MFP機器本体部10にオプションとして装着することでFAX機能をMFP機器に付加するためのものであり、ネットワーク・コントロール・ユニット(NCU)32及びモデム33とFAX信号復号化手段34とからなるファクシミリ通信制御部36と、バックアップ用メモリ38及び該バックアップ用メモリを管理するためのバックアップメモリ管理部40が設けられており、更にFAX信号復号化手段34の出力はMFP機器本体部10のメモリ管理部22に供給されるようになされている。
【0021】
送信側端末42から送信されたファクシミリ画像信号は回線網44を経てファクシミリ通信制御部36で受信され、NCU32及びモデム33及びを経て得られたファクシミリ受信データはFAX信号復号化手段34及びバックアップ用メモリ38に同時に供給され、FAX信号復号化手段34により復号化された画像信号はMFP機器本体部10のメモリ管理部22に送られ、またバックアップ用メモリ38に供給されたファクシミリ受信データはバックアップメモリ管理部40によりその記憶、消去、読み出し、送信等が制御されるようになされている。
【0022】
なお、この具体例においては、更にMFP機器本体部10のネットワーク機能24とLAN45又はインターネット46等により外部サーバ(文書管理サーバ47、ストレージサーバ48等)を接続して、それらのデータ管理ソフトを連携させることで、画像蓄積を外部のサーバ内のストレージ機器に保存するシステムとなしてもよい。
【0023】
このMFP機器本体部10及びファクシミリオプション部30におけるデータ信号及び制御信号の流れは図2に示すとおりである。なお、図2において、「A」は受信通信中のデータフローを示し、「B」は受信中データメモリバックアップフローを示し、「C」はバックアップ再生時のフローを示し、また、「D」は消去要求制御フローを示す。
【0024】
送信側端末42から回線網44を経て受信しているファクシミリデータは、NCU32、モデム33を経てFAX信号バッファ50に送られ、該FAX信号バッファ50から、連続的にFAX信号バックアップ用メモリ38に送られて記憶されるとともに、FAX信号復号化手段34にも送られてファクシミリ画像データに復号化され、その画像データはMFP機器本体部10のメモリ管理部22を介して画像メモリ20に展開される。なお、バックアップメモリ管理部40は、FAX受信データをバックアップ用メモリ38に別途生成したIDと関連付けて保存するようになされている。
【0025】
また、前述のデータのフローには、バックアップ用メモリ38の照合目的で、ファクシミリ通信制御部36のFAX制御用CPU52において、通話単位で独自のデータID54を作成し、メモリ管理部22において画像データと同時に受信したデータID54を相互に関連付けてIDテーブルを作成して管理用メモリに蓄積するフローを付加している。なお、メモリ管理部22のIDテーブル管理用のメモリは、画像データそのものを記憶するわけではないので小容量のメモリですみ、また、バックアップ用電池を用いる等により停電等の障害時においても内容が保持されるようになされている。
【0026】
MFP機器本体部10のメモリ管理部22で画像データに障害が発生したことを認識した場合には、そのIDテーブルを基に再生すべきデータのIDをファクシミリ通信制御部36及びバックアップメモリ管理部40に通知し、ファクシミリ通信制御部36及びバックアップメモリ管理部40はバックアップ用メモリ38からデータを再生して、再度FAX信号復号化手段34を経て画像データを生成し、MFP機器本体部10の画像メモリ20に引き渡す。
【0027】
MFP機器本体部10の画像メモリ20に記憶された画像データが正常に印字出力部18で印字され、或いはネットワーク機能24を介して外部のサーバ47、48等に正常に記憶されたときは、受信したファクシミリの画像データは正常に処理されたことになるので、メモリ管理部22が管理する画像データはバックアップの必要がなくなったわけであるから、対応するデータIDをバックアップメモリ管理部40に送信してバックアップ用メモリ38から該当するバックアップデータの消去を行ない、ファクシミリ受信処理を終了する。
【0028】
上述のように、データIDは一意にバックアップデータと関連付けて発行し、MFP機器はIDデータを失わないように管理しておくことで、IDを用いてバックアップ用メモリ38内の受信データを特定することができ、画像データの印字処理が正常に行われなかった場合には再度受信データから画像データを再生して印字処理を行うようになすことができる。また、ネットワーク上にデータを送信する際は、データを送信した機器を特定できる情報をIDに付加して、バックアップデータの存在位置をネットワーク上で特定できるようにする。本発明の実施態様で用いられるデータID形式の一例を図3に示す。
【0029】
図3において、「1.」の部分はバックアップする画像データにナンバリングする個別のID形式例であり、「2.」の部分はMFP機器外部のネットワーク上にあるデータストレージに対してデータを送信する際にナンバリングするID形式例である。このうち、「データ種別」はファクシミリデータ・受信又は送信等のデータの属性を示すビット列、「ファクシミリ文書No.」は各通話ごとにインクリメントされる番号、「バックアップデータチェックサム」はバックアップデータ列から規定の演算処理によって得られる固定長のビット列であって、前記ナンバリングに利用するとともに、バックアップデータを再読み込み時に再度演算処理をすることでバックアップデータの正当性を確認する手段としても使用するもの、「MFP機器ID」はMFP機器毎にナンバリングされたID番号、IPアドレス・MACアドレスはネットワーク上でデータ送信したMFP機器を特定するためのビット列、また、送信データチェックサムはネットワーク上で規定されたデータ形式のデータ列から規定の演算処理によって得られる固定長のビット列であり、ネットワーク通信後のデータ誤りの確認に利用するものである。
【0030】
以下、図4を用いて受信データバックアップ処理シーケンスを説明する。FAXオプション部において、送信側端末42からFAXデータ受信開始信号S1を受信した後、FAX通信制御部36はバックアップメモリ管理部40に対してバックアップ開始信号S2を送出し、以後バックアップメモリ管理部40は受信したデータを逐次バックアップ用メモリ38に大してバックアップを行わせる。その後、バックアップメモリ管理部40は、送信側端末42からのデータ終端信号S3を受信した後に、全データのバックアップが正常に終了したことを示すバックアップ完了信号S4をFAX通信制御部36に送出するとともにデータID信号S5を生成してこれをFAX通信制御部36に送出する。FAX通信制御部36はこのS4及びS5信号を受けてファクシミリの通信手順の規定に則って正常にファクシミリ受信が終了したことを示す正常終了信号(MCF)S6を送信側端末42に送信し、ファクシミリ通信手順を終了する。
【0031】
次に、バックアップデータ消去処理シーケンス(ダイレクト印字出力時)を図5を用いて説明する。図5において、FAXオプション部において、ファクシミリ受信通信中に、FAX通信制御部36は、最初に画像データ開始信号S10をMFP機器本体部のメモリ管理部22に送出した後に、受信したファクシミリデータを逐次FAX復号化手段34で復号化して画像データに展開して前記メモリ管理部22に送出している。それと同時に、バックアップメモリ管理部40で生成されたデータID信号S5がFAX通信制御部36を介してMFP本体のメモリ管理部22にデータID信号S16として送出される。メモリ管理部22は画像データとこのデータID信号S16を関連付けて管理する。このメモリ管理部22は、FAX通信制御部36からの画像データが印字できる状態になった際に、印字出力部18に印字出力部資源獲得信号S11を送出し、印字出力部18から印字出力利用可との信号S12を受信次第、画像データS13を、FAX通信制御部36から画像データ転送終了信号S14が送出されてくるまで、印字出力部18に出力する。
【0032】
次いで、印字出力部18で印字が正常に完了したとき、印字出力部18はそのことを示す信号S17をメモリ管理部22に送出する。メモリ管理部22は信号S17を受信した後に、印字出力部18に印字出力資源を開放するための信号S19を送出して印字出力部18を開放するとともに、FAX通信制御部36に対して削除する画像データのID信号S18を送出する。その後、FAX通信制御部36はバックアップメモリ管理部40に対して削除データID信号S20を送出し、バックアップメモリ管理部40によりバックアップ用メモリ中の該当するデータを消去するとともに、FAX通信制御部36に対して消去完了信号S22を送出し、FAX通信制御部36はMFP本体部のメモリ管理部22にデータID消去登録信号S23を送出し、そのメモリ管理部22はID管理テーブル中の該当するIDを削除S25して、バックアップデータ消去シーケンスを終了する。このような構成となすことにより、ファクシミリの画像データが正常に印字出力されるまで、MFPで受信されたファクシミリデータを確実に保管して印字することができるようになる。
【0033】
以上のシーケンスはファクシミリデータの受信から印字までの全てのプロセスが順調に進行した場合のものであるが、日常的には突発的な停電や、印字出力部における紙詰まり、トナー不足等により正常に印字出力処理が失敗する場合も度々生じるので、このような場合においも受信したファクシミリデータを正常に印字ないしは正常に所定の記憶場所に記憶するようになす必要がある。そこで、以下において正常に印字処理が行われなかった場合についてのバックアップデータ消去処理シーケンスについて説明する。
【0034】
例えば紙詰まり等により印字出力処理が失敗した場合のバックアップデータ再生処理シーケンスは図6に示したとおりである。図6においては、FAX通信制御部36からMFP本体部のメモリ管理部22へのデータID信号S5の送出、及び画像データ転送開始信号S10からデータIDの登録信号S16の送出までは上記バックアップデータ消去処理シーケンスの場合と同じであるので、この部分についての詳細な説明は省略する。
【0035】
印字出力部18において印字出力が失敗した場合、この印字出力部18から印字出力が失敗したことを表す信号S30がMFP本体のメモリ管理部22に送出されると、このメモリ管理部22はバックアップ用メモリから再生すべき画像データに対応するデータID信号S31をFAX通信制御部36に送出し、FAX通信制御部36は再生すべきデータID信号S32をバックアップメモリ管理部40に送出する。バックアップメモリ管理部40は、前記再生データID信号S32に対応する受信データをバックアップ用メモリから再生し、この再生された受信データS33はFAX通信制御部36及びFAX信号復号化手段を介して再度画像データS34としてMFP本体部のメモリ管理部22に送出され、上記バックアップデータ消去処理シーケンスの最初の段階に戻る。このようにして、正常に印字出力がなされるまで、画像データを消失することなく再生することができるようになる。
【0036】
図6に示したものは印字出力が失敗した場合のシーケンスであるが、停電時等により画像データが失われた場合のバックアップデータ再生処理シーケンスを図7に示す。図7においては、FAX通信制御部36からMFP本体部のメモリ管理部22へのデータID信号S5の送出、及び画像データS10の転送開始からデータID登録信号S16の送出までは、上記図5に示したバックアップデータ消去処理シーケンスの場合と同じである。MFP本体のメモリ管理部22にデータIDが記憶された後に、画像メモリ20(図1参照)に記憶された画像データが停電等何等かの画像データ喪失の障害が発生した場合、MFP本体のメモリ管理部00はその画像データ障害が発生したことを意味する信号S40を検知し、MFPメモリ管理部22にバックアップされているID管理テーブルのデータS41をファクシミリ通信制御部36を介してバックアップデータID管理テーブル照合信号としてバックアップメモリ管理部40に送出する。管理部40では、この信号S40とバックアップ用メモリ38(図1参照)にバックアップされているFAX受信データとを比較して、エラー分に対応するデータを再生し、このエラー分のデータS43をFAX通信制御部36介して再度画像データS34としてMFP本体部のメモリ管理部22転送し、上記バックアップデータ消去処理シーケンスの最初の段階に戻る。このようにして停電等によりMFP本体の画像メモリ20に記憶された画像データが消失してしまっても、再度消失前の画像データを再生することができるようになる。
【0037】
また、図5ではファクシミリ画像データを印字出力部18へ出力する場合のバックアップデータ消去処理シーケンスについて説明したが、この画像データはネットワーク機能24を利用してLAN45を介した文書管理サーバ47や、インターネット46を介したストレージサーバ48等(以上、図1参照)の外部サーバに出力することも可能であるので、以下、この場合のバックアップデータ処理シーケンスについて図8を用いて説明する。
【0038】
図8において、FAX通信制御部36からMFP本体部のメモリ管理部22へのデータID信号S5の送出、及び画像データS10の転送開始からデータID登録信号S16の送出まで、図5のバックアップデータ消去処理シーケンスの場合と同じである。MFP本体のメモリ管理部22にデータID信号S16が記憶され、また画像メモリ20(図1参照)に画像データが記憶された後に、ユーザの要求に応じてMFP本体のメモリ管理部20はネットワーク機能24を介して所定の外部サーバに47,48にID及び画像データS50を送出する。外部サーバ47、48のデータ管理ソフトは、前記ID及び画像データを所定の媒体に記憶し、この記憶処理が正常に行われた場合にはFAX画像は正常に記憶されたことになるので、その確認信号S51をMFP本体のネットワーク機能24を介してメモリ管理部22に送出する。その後のシーケンスは図5のバックアップデータ消去処理シーケンスの場合と同様である。このようにしてFAXの画像データが正常に外部サーバに記憶されるまで、MFPに受信されたファクシミリデータを確実に保管して送出することができる。
【0039】
以上、MFP機器本体部10にFAXオプション部30が取り付けられている場合について説明したが、MFP機器本体部10においては画像データを記憶するための画像メモリ20をバックアップする必要がなく、しかも、画像データ記憶用のHDDもなくても済むために、FAXオプション部が必要ない場合には安価なMFP機器本体部を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】
MFP機器本体部に復号化後の画像データを蓄積するために揮発メモリしか無い場合、停電等の電源の供給停止により画像データが失われ手しまうが、本発明によればMFP機器本体部ではデータの消失を監視し、消失データのIDを指定してファクシミリオプション部のバックアップ用メモリから再度データを呼び出し画像データを復旧をすることができる。
【0041】
また、印字出力部において、自己で復帰できないような重大な機器エラーが発生した場合に、復旧作業中にデータが失われる場合がある。この際も前記の場合と同様に画像データを復旧をすることができる。なお、印字出力が正常に終了したことが確認できた場合、当該データのIDをバックアップメモリ管理部に送信しバックアップ用メモリからデータを消去する。
【0042】
さらに、MFP機器本体部に不揮発性のデータ蓄積用にHDD等を装備した場合においても、MFP機器本体部のプロセッサやメモリ、HDDといった資源を他のMFP機能(コピー、プリンタ、スキャナ等)と共有しているため、資源解放までにFAXデータが中間的なバッファ領域に蓄積されている場合がある。このためバッファ中にデータが残留したまま、電源障害等が生じると、データが失われる場合があるが、本発明によればこのような場合でも同様に画像データを復旧させることができる。なお、この場合は、画像用HDD等に欠損なく安全に画像データが蓄積できたと保証できるレベルに達した時点で、当該画像データのバックアップデータを消去すればよい。
【0043】
ネットワーク対応のPC−FAX機能を用いて、画像データをMFP機器外部のネットワーク上にある文書管理ソフトが動作しているPCサーバやデータサーバ等のストレージ機器に保存するシステムが知られているが、このような機器の場合は、通信経路上で障害が発生してデータが失われる場合がある。このため、各サーバソフトは、当該のデータが各ストレージ機器に確実に保存されたかどうかを監視し、安全に記憶されたことが確認された後、当該データのIDと所定の確認信号をネットワーク上のプロトコルに付加してMFP機器に返送し、MFP機器はその確認信号にしたがって、当該IDのバックアップデータを消去する。また、MFP機器は、確認信号が得られなければバックアップデータを保持しつづけ、同信号を受信するまで送信リトライ処理やあらかじめ規定したタイムアウト処理をおこなうことでデータの保全を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【符号の説明】
10 機器本体部
12 スキャナ機能
14 コピー機能
16 プリンタ機能
18 印字出力部
20 画像メモリ
22 メモリ管理部
24 ネットワーク機能
30 ファクシミリオプション部
34 信号復号化手段
36 ファクシミリ通信制御部
38 バックアップ用メモリ
40 バックアップメモリ管理部
42 送信側端末
44 回線網
45 LAN
46 インターネット

Claims (6)

  1. 少なくともプリンタ機能部、スキャナ機能部及びファクシミリ機能部を有する複合機又は複合周辺機器において、該ファクシミリ機能部が少なくとも専用の不揮発性バックアップ用メモリ及びファクシミリ復号化手段とを備え、ファクシミリ通信時に該ファクシミリ復号化手段によりファクシミリ受信データを画像データに復号化するとともに、ファクシミリ受信データを該不揮発性バックアップ用メモリに記憶するようになしたことを特徴とする複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステム。
  2. 前記ファクシミリ機能部が追加的に実装できるオプションユニットとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載の複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステム。
  3. 前記複合機又は複合周辺機器が更に前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段を有し、前記画像データが正常に印字出力された場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データを消去するようになされ、前記画像データが正常に印字出力されなかった場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データから再度ファクシミリ画像データを復号化して印字処理するようになされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステム。
  4. 前記複合機又は複合周辺機器が更に前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段と不揮発性のデータ蓄積体(バックアップ用メモリを除く)を有し、前記画像データが正常に前記不揮発性のデータ蓄積体に記憶された場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データを消去するようになされ、前記画像データが正常に前記不揮発性のデータ蓄積体に記憶されなかった場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データから再度ファクシミリ画像データを復号化して前記不揮発性のデータ蓄積体に記憶するようになされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステム。
  5. 前記複合機又は複合周辺機器が更に前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段とネットワーク機能部を有し、前記画像データが該ネットワーク機能を介して接続された外部のデータ蓄積体に正常に記憶された場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データを消去するようになされ、前記画像データが前記外部のデータ蓄積体に正常に記憶されなかった場合には、前記通信管理手段により前記バックアップ用メモリに記憶された対応するファクシミリ受信データから再度ファクシミリ画像データを復号化して前記外部のデータ蓄積体に記憶するようになされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステム。
  6. 前記通信管理手段は、それぞれのファクシミリ受信データに対応するID信号を発生する手段と、該ID信号を不揮発的に記憶するための手段とを有し、前記ファクシミリ機能部及び他の機能部との間の通信を管理する通信管理手段は該ID信号に基いて通信管理を行うようになされていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の複合機又は複合周辺機器用ファクシミリシステム。
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