JP2012199827A - 通信装置、同通信装置における記憶部の管理方法及び同通信装置における記憶部の管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1通信部が外部装置と通信を行うと、第1記憶部は上記外部装置から受信した受信データを電源のオンオフにかかわらず記憶する。また、第2記憶部は上記外部装置から受信したデータを所定の形式に変換した変換データを電源がオンの間だけ記憶し、出力部は変換データを出力することが可能となっている。ここで、電源判断部は電源のオンオフを判断可能であり、復元管理部は電源がオンされたことを判断したことに応じて上記第1記憶部の受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させる
【選択図】 図12
Description
ファクシミリの信頼性の観点から、従来より、受信できた状態であればユーザーによるキャンセル操作がない限り、そのファクスデータを印刷完了することを保障する必要がある。このため、ファクスデータ保存領域は電源オフしてもデータが消失しないように不揮発性メモリを使用していた。
本発明は、不揮発性メモリの領域と、揮発性メモリの領域とを併存しつつ、ファクシミリの信頼性の観点から、受信できたファクスデータを確実にユーザーに送り届けることを保障することが可能な通信装置を提供する。
管理の方針によっては第1記憶部には出力済みの受信データが残っていることもあり、これも復元の対象とする必要性はない。このため、出力済みの受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させる処理を行わないようにして重複を防止する。
第1記憶部は電源がオフになっても記憶内容が保持されるので、内部データベースも確実に保持され、復元が可能となる。
復元を考慮した場合、重複されることであっても利点がある。このため、上記復元管理部は、上記内部データベースは削除用のフラグを設け、上記第1記憶部に上記受信データを記憶しつつ管理上では削除した扱いを行なうように構成しても良い。
ファクシミリ受信のデータを、データとして取得する利点と、印刷物で取得する利点はそれぞれメリットとデメリットがある。このため、必要に応じて両者を有効に利用できるよう、上記復元管理部は、上記内部データベースは印刷済みフラグを設け、出力済みか否かの管理は印刷済みであれば出力済みとみなすようにしてもよい。
さらに、上記復元管理部は、電源がオンされたこと以外の所定の判断に応じて上記第1記憶部の受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させるようにしてもよい。
また、本発明は、通信装置としてのみ成立するのではなく、その記憶部を制御する管理において、管理方法及びコンピュータに実施させる管理プログラムとして把握することも可能である。
図1は、本発明の一実施形態にかかるMFPと管理PCとをブロック図により示している。
同図において、複合機(MFP)は、ファクス送受信を実現するファクスデバイス10と、紙媒体への印刷を実現するファクス印刷部20と、紙媒体の読み取りを実現するスキャナー部30と、ユーザからの操作を受け付ける操作パネル40と、本MFPから外部にストレージとしてみせるための外部ストレージ50と、ファクス受信データを外部機器向けのPDFファイルに変換する変換部60と、各種の状態などを記憶しておく共有メモリー70と、総合的な制御を実現するPCFAX制御部80とを備えている。
ファクス印刷部20は本MFPが受信した受信データを印刷したり後述するように管理PC90からの通常の印刷データに基づいて印刷を実行する。本MFPにおいて、出力とは、紙媒体への印刷をも意味するし、外部ストレージ50を介して管理PC90が読み込み可能な画像ファイルとして提供することも意味する。従って、ファクス印刷部20は出力部の一部を構成する。
操作パネル40は各種の押しボタンスイッチや小規模のディスプレイやLEDを備えた操作盤であり、本MFPを管理装置からだけでなく本操作パネル40によって直に操作者からの操作を入力できるようにしている。この操作パネル40は、操作者からの操作を受け付ける操作部を構成している。
外部ストレージ50は受信データをPDF形式に変換した変換データを記憶する。区別のために、PDF形式のものを変換データと呼ぶ。
変換部60は、外部機器からの参照の利便性を向上させるべく、TIFF形式の受信データをPDF形式の変換データに変換するものであり、PCFAX制御部80からの指示に応じて変換処理を行うが、変換部60自体も変換したファイルの数や削除したファイルの数などを管理できるようになっている。
PCFAX制御部80は以上の各デバイスを制御すると共に、管理PC90と接続して同管理PC90からの要求に対応する。管理PC90とはUSBインターフェイスやネットワークインターフェイスを介して接続可能であり、いずれによる接続かを示すパラメータは接続態様として共有メモリー70に記憶される。管理PC90と接続するUSBやネットワークのインターフェイス等が第2通信部を構成する。また、管理PC90の側でこの第2通信部と通信を行うインターフェイスなどが「通信装置と通信を行う」という管理側通信部を構成する。
まず、本MFPをPCFAX制御で利用するために一台の管理装置を登録設定する。
図2は、MFPに設定登録が行われていない場合に、管理装置となる管理PC側で管理プログラムが実行されることで開始される設定登録処理を示しており、図3はMFPに設定登録が行われていない場合に、管理装置となる管理PCから登録要求を受信することで開始するMFP側の設定登録処理を示している。
管理PC側では、ステップS100にてMFPのPCFAX制御を実施するためにPCFAX登録を実施するか判断し、登録する際にはステップS102にてMFPと接続し、ステップS104にて自身のネットワークカードのマックアドレスを利用して固有のPC−IDを作成する。マックアドレス自体は6バイトのユニークなIDであり、これを使用して32バイトのデータを生成する。変換後のデータが一意であればよく、変換方法は特に限定されない。PC−IDを作成したら、接続されているMFPに対してステップS106にてPC−IDの登録要求を送信する。この送信は第2通信部を介して行われる。なお、管理PC側では登録が受け付けられて登録完了となるまでステップS108,S110にて待機する。すなわち、ステップS110にてタイムアウトと判断されるまでは、登録完了となったか否かをステップS108にて判断するというループ処理を実施している。
ただし、上述した処理はMFPの初期登録時の主な処理手順を示した。すなわち、MFPの運用後に管理PC90を変更する必要が生じることがあるが、この場合には以下のような処理を経てデータの不整合が生じることを防止する。
PCFAX制御部80は、ステップS120にて処理を要求してきているPCが登録している管理PC90と一致するか否かを判断する。PCFAX制御部80がネットワーク接続されている場合、あるいはUSB接続で管理PC90と接続されつつも同管理PC90が共有デバイスとしているときには、ネットワークを介して他のPCが本MFPにアクセス可能である。このときPCFAX制御部80は通信の開始にあたってPC−IDを要求する。なお、上述したようにPC−IDはマックアドレスに基づいて一意に生成されるものであるから、ネットワーク接続の開始時に処理を要求してきているPCのマックアドレスからPCFAX制御部80がPC−IDを生成するようにしてもよい。
自動印刷モードではファクシミリが受信の都度印刷を開始するため、指定部は管理装置を指定しないという指定を受け付けることに相当する。このような場合に、受信された受信データをユーザの指定に応じて自由に出力することが可能である。ユーザが印刷を希望する場合には、不揮発性メモリー13に記憶されている受信データをファクス印刷部20に送信して紙媒体に印刷させることができる。また、紙媒体に印刷する前に操作パネル40のディスプレイ上で内容を確認したいのであれば、不揮発性メモリー13に記憶されている受信データを変換部60でPDF形式に変換して外部ストレージに保存した後、同ディスプレイ上に表示させることで出力を行う。すなわち、出力部は、管理装置が指定されていない場合に、記憶部に記憶されている変換データを操作者の指示に応じて出力または受信した時点で逐次印刷することになる。
同図に示すように、データーベースの構造として、通し番号、送信、受信、年月日時分秒、相手先の電話番号、副通し番号、印刷済み、削除済みの各項目を備えている。通し番号は送信受信にかかわらず受信データに順番に付される識別子であり、送信と受信は該当するものに1を付し該当したいものに0を付している。年月日時分秒は西暦年から秒までの14桁の数値がデータとして記憶される。副通し番号は一つの送信または受信の受信データが複数に区分されて保存される場合の通し番号である。
削除済みはフラグであり、意図的に削除操作した受信データに立てられる。不揮発性メモリー13は高コストで低速ではあるが、不意の電源断が生じても記憶内容が消失しない。この特長を活かして不揮発性メモリー13内の受信データは記憶領域がなくならない限り削除せず、単に内部データベース上でフラグを立てることで削除したものとみなすようにしている。むろん記憶領域がなくなった場合には削除済みで通し番号の古いものから削除していく。
図7はPCFAX受信処理を示している。
ファクシミリ受信は、電源が供給されて電話回線が接続されている限り、受信部11が自動的に行うことができ、不揮発性メモリー13に受信した受信データが保存される。受信が完了すると、ステップS200にて、受信部11が、ファクス制御部14に、ファクスの受信を通知する。ファクスの受信が通知されると、ファクス制御部14が、ステップS202にて、共有メモリー70にモードを確認しに行く。具体的には、ファクス制御部14は共有メモリー70にアクセスし、動作モードを表すパラメータを読み込み、PCFAXモードを表すものか否かを判断する。
このように、変換後のファイルを保存した後に、外部データベースを更新しているので、変換途中で変換データにアクセスすることを防止できる。この過程の処理は、記憶部が第1通信部で受信されたデータに基づいて変換データを所定のファイル形式に変換して記憶し、第2通信部は所定のファイル形式に変換して記憶部に記憶する処理が完了するまでは、当該変換データが当該記憶部に存在しないものとして管理装置と通信することに相当する。
変換データが存在するか否かは、管理PCの側から定期的にMFPの側に問い合わせを行なっている。
ネットワーク接続なら、PCFAX制御部80は、ステップS234にて、外部ストレージ50を、アンマウント状態からマウント状態に切り替える。また、USB接続なら、PCFAX制御部80は、ステップS236にて、外部ストレージ50を、マウント状態(USB接続時のデフォルト状態)に維持する。
いずれにしても、これによって外部ストレージ50の最新情報を、管理PC90から参照可能であり、PCFAX制御部80は、ステップS238にて、管理PCから90の、変換データの取得の通知を待機する。すなわち、PCFAX制御部80は管理PC90からの取得の完了を待機することになる。
PCFAX制御部80は、ステップS238にて、この通知を待機しており、通知がきたら、上述したマウント・アンマウントの制御を実行する。すなわち、PCFAX制御部80は、ステップS240にて、本MFPがネットワーク接続かUSB接続かを判断し、ネットワーク接続なら、PCFAX制御部80は、ステップS242にて、外部ストレージ50を、マウント状態からアンマウント状態に切り替え、USB接続なら、PCFAX制御部80は、ステップS244にて、外部ストレージ50を、マウント状態(USB接続時のデフォルト状態)に維持する。ネットワーク接続の時にはこれ以降は外部ストレージ50はネットワーク上で表示されなくなり、不用意なアクセスもなくなってデータの管理上も好ましい。
管理PC90の側では、操作者が特定の変換データの削除を希望したとすると、ステップS300にて、操作者が管理PC上で削除の操作を指示する。すなわち、キーボードやマウスの操作による削除操作を受け付ける処理を実行する。これにより、管理PC90は、ステップS302にて、PCFAX制御部80に、特定の変換データの削除を指示する。管理PC90は自分自身ではネットワーク上で削除をしないので、管理PC90は、ステップS304にて、PCFAX制御部80から、削除の完了の通知を待機することになる。
この起動時復元処理では、起動時に、ステップS270以下の処理が実施される。まず、受信部11は、ステップS272にて、不揮発性メモリーの内部データベースにアクセスし、「印刷済み」と「削除済み」フラグをチェックして管理PC90から見た未取得の受信データがあるか確認する。上述したように「印刷済み」と「削除済み」は基本的に同様の処理が行われるが、印刷済みフラグが立てられるのは自動印刷モードでの受信時にファクス印刷部20で印刷済みのものであるからPCFAXモードでの管理状況下にないものである。また、削除済みフラグが立てられているのであれば既に管理PC90で取得され、その後に削除を指示されたものであるから、外部ストレージ50になくて当然のものである。従って、いずれにもフラグが立っていないのであれば、管理PC90から見て未取得あるいは取得はしたが削除は指示していないものとなり、外部ストレージ50に保存されていてしかるべきである。なお、未取得か取得かの区別は管理PC90の側で行っても良いし、MFPの側で行うこともできる。この管理を行う取得済みフラグを用意し、ステップS238で管理PC90が変換データを取得したときに同取得済みフラグを立てる。また、ステップS230にて変換データの存在をPCFAX制御部80が管理PC90に伝えるときには、同フラグを参照して未印刷、未削除で、かつ、取得済みフラグが立っていないものがあるときに変換データがあると通知すればよい。
すなわち、ファクス制御部14は、ステップS276にて、共有メモリー70に、モードを確認しに行く。具体的には、ファクス制御部14は共有メモリー70にアクセスし、動作モードを表すパラメータを読み込み、PCFAXモードを表すものか否かを判断する。PCFAXモードであれば、ファクス制御部14は、ステップS278にて、PCFAX制御部80に、未処理の受信データがあることを通知する。すると、PCFAX制御部80は、ステップS280にて、変換部60に、受信データを、PDF形式の変換データに変換させる指示を出す。ステップS282にて、変換部60は、受信部11の不揮発性メモリーにアクセスし、TIFF形式の受信データを取得する。これにより、変換部60は、ステップS284にて、TIFF形式の受信データをPDF形式の変換データに変換し、ステップS286にて、外部ストレージ50に、PDF形式の変換データに保存する。保存が完了すると、変換部60は、ステップS288にて、PCFAX制御部80に、変換完了を通知する。通知を受けたPCFAX制御部80は、ステップS290にて、外部データベースにアクセスし、外部ストレージ50に変換データが存在するように更新する。
本MFPでは不整合の判定として二つの例を検討している。第一の例としては、外部ストレージ50に存在すべきFAXRECファイルが消失している状況であり、第二の例としては、作成した変換データの数と削除した変換データの数とが現在の変換データの数と整合しない場合である。
また、不整合判定2として、PCFAX制御部80が、ステップS332にて、外部ストレージ50と変換部60にアクセスし、作成と削除のカウントが整合しているか判断する。より具体的には、
ならば不整合と判定するというものである。不整合の例としては他にもFATの不整合をチェックするといったことも可能であり、以上の例に限られるものではない。
なお、この条件式により、第2記憶部に存在するデータの数が同第2記憶部に記憶させた数から削除した数の差に一致しているか否かを判定している。
このため、不整合ありと判断された場合は、PCFAX制御部80が、ステップS336にて、外部ストレージ50にアクセスし、記憶内容をリセットする。また、電源断と同様に外部ストレージ50の内容の復元処理を前提とするので、PCFAX制御部80が、ステップS338にて、変換部60にアクセスし、作成と削除のカウントをリセットする。そして、ステップS340では、上述したステップS278以下の復元処理を実行する。
以下の処理は、状況として、電源断の場合に不揮発性メモリー13に未印刷の受信データがあるときと同様である。すなわち、未印刷の受信データがあるときに、以降はPCFAXモードで管理を行うのであれば、この未印刷の受信データに基づいてPDF形式の変換データに変換して外部ストレージ50に保存しなければならない。
このように、本実施例では、MFPなどにおいて、未出力の変換データをそのままにして、管理装置の変更の指定を受け付けないようにする。ただ、本体の操作パネル40からのPC−FAXモードの解除は可能であり、この場合は未出力の変換データを全て印刷して未出力の変換データを無くした後に、PC−FAXモードの解除を行うようにしてもよい。
・変換データのファイルの取得及び消去処理を行える管理PCを一台のみとする。
・管理PCの変更は、MFPが未取得データを持たない状態に限る。
・管理PCからのPCFAX受信機能の無効化処理は、MFPが未取得データを持たない状態に限る。
・なお、ファイルの可視化処理であるPDF形式への変換は一旦外部ストレージへデータの書き込みを完了させた後で、行うようにしても良い。
PDF形式の変換データを作成する際には作成途中のデータを管理PCから参照されないようにする。これは外部データベースへの書き込みタイミングの処理以外にも、ファイルの可視化処理を受信データ及びデータ情報の全てを書き込み終わってからとしてもよい。また、未取得の変換データがある状況でMFPのPCFAX受信機能を無効にすると、未取得の変換データを全て印刷する処理を行うようにしてもよい。
FAXデータ受信
該当データの変換
外部ストレージへの書き込み
該当ファイルの可視化
という作業手順となる。そして、ファイルの書き込み処理は上記のように可視化を最後に行っている。
また、管理PCからの管理装置の変更の指定は、上記のように、要求元のPCが管理PCであるか、MFPに未取得データが存在するかによって動作を変化させた。
上述した実施例では、MFPと管理PC90との接続がUSB接続かネットワーク接続かを表すパラメータが接続態様として共有メモリーに記憶されている。そして、ステップS232にて共有メモリー70にアクセスして接続態様のパラメータを読み出し、ネットワーク接続かUSB接続かを判断する。そして、USB接続であれば、ステップS236とステップS244にてマウント状態を維持したままとするが、ネットワーク接続であれば、ステップS234にてアンマウント状態からマウント状態に切り替え、ステップS242にてマウント状態からアンマウント状態に切り替えるという処理を行っている。むろん、この間のステップS238で管理PC90は変換データを取得することになる。
そして、同じ製品を同じネットワーク内で使用する場合など、外部ストレージのボリュームラベルが共通のものがあった場合でも、使用しているMFPの該当する外部ストレージを確実に探索できることになる。
印刷に関する処理や、削除に関する処理は、適宜、変更可能であることは言うまでもない。例えば、PCFAX受信機能でファクスデータの受信時にそのデータを保存するファクスデータ保存領域として不揮発性メモリー13を設け、また変換した変換データを保存する外部ストレージ50として揮発性メモリーを有している。PCFAX受信機能を使用している状態で、受信した変換データを管理PC90にて取得完了すると、管理PC90からMFPへ取得完了通知が送られる。MFPは本通知を受け取ると、該当するファクスファイルをファクスデータ保存領域から削除するとともに、該当ファイルに対応する受信データを外部ストレージ50から探索し、該当データに「印刷済み」フラグを追加する。同フラグはPCFAX受信機能を無効にしている状態で印刷されたFAXデータにも同様に追加されている。
上述した処理では、ステップS350でPCFAX制御部80が管理PC90から、自動印刷モードからPCFAXモードへの変更の処理を受け付けたか判断しており、「第1出力部による出力か第2出力部による出力かのモード変更を受け付ける」というモード変換部を構成する。この前提として「受信データに基づいて第1の出力を行う」という第1出力部はファクス印刷部20あるいは操作パネル40のディスプレイが相当し、「変換データに基づいて管理装置に第2の出力を行う」という第2出力部は、外部ストレージ50に対してアクセスして変換データを取得する構成が相当する。
例えば、電話回線を用いたFAX通信に限られるものではなく、インターネット回線を用いたFAX通信やFAX以外の通信方式を用いてもよい。
また、当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (8)
- 電源のオンオフを判断する電源判断部と、
外部装置と通信を行う第1通信部と、
上記外部装置から受信した受信データを電源のオンオフにかかわらず記憶する第1記憶部と、
上記外部装置から受信したデータを所定の形式に変換した変換データを電源がオンの間だけ記憶する第2記憶部と、
変換データを出力する出力部と
電源がオンされたことを判断したことに応じて上記第1記憶部の受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させる復元管理部とを備えることを特徴とする通信装置。 - 上記復元管理部は、出力済みの受信データに対応する受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させる処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 上記復元管理部は、上記受信データの出力済みか否かの管理を上記第1記憶部に保存した内部データベースで行うことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
- 上記復元管理部は、上記内部データベースは削除用のフラグを設け、上記第2記憶部に上記受信データを記憶しつつ管理上では削除した扱いを行えることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
- 上記復元管理部は、上記内部データベースは印刷済みフラグを設け、出力済みか否かの管理は印刷済みであれば出力済みとみなすことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の通信装置。
- 上記復元管理部は、電源がオンされたこと以外の所定の判断に応じて上記第1記憶部の受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の通信装置。
- 第1通信部で外部装置と通信を行うとともに、電源のオンオフにかかわらず記憶可能な第1記憶部にて上記外部装置から受信した受信データを記憶し、また、電源がオンの間だけ記憶可能な第2記憶部にて上記外部装置から受信したデータを所定の形式に変換した変換データを記憶し、出力部にて変換データを出力する通信装置における記憶部の管理方法であって、
電源判断工程で電源のオンオフを判断し、
復元管理では、電源がオンされたことを判断したことに応じて上記第1記憶部の受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させることを特徴とする通信装置における記憶部の管理方法。 - 電源のオンオフを判断する電源判断部と、
外部装置と通信を行う第1通信部と、
上記外部装置から受信した受信データを電源のオンオフにかかわらず記憶する第1記憶部と、
上記外部装置から受信したデータを所定の形式に変換した変換データを電源がオンの間だけ記憶する第2記憶部と、
変換データを出力する出力部と備える通信装置における記憶部の制御をコンピュータにて実施させる通信装置における記憶部の管理プログラムであって、
電源がオンされたことを判断したことに応じて上記第1記憶部の受信データを変換データに変換して第2記憶部に記憶させる復元管理部とを備えることを特徴とする通信装置における記憶部の管理プログラム。
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