JP2005210255A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ファクシミリのメモリが一杯になり、受信画像をメモリに蓄積できなくなる。
【解決手段】 画像を蓄積したメモリが一杯になれば、メモリ内の画像を電子メールを使用して他へ転送する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像を蓄積したメモリが一杯になれば、メモリ内の画像を電子メールを使用して他へ転送する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、既存の公衆網とネットワークの両方に接続可能な、複数の通信管理手段を有するファクシミリ装置に関するものである。
従来のLANやインターネット等のネットワークに接続するファクシミリでは、公衆網とネットワークそれぞれを用いて、独立的に画像の送受を行っていた。またファクシミリ内に備える画像蓄積用のメモリ量は、近年のパーソナルコンピュータ等の持つ蓄積装置に比べると非常に少なくなっている。
ファクシミリの記録紙なし等の問題が起きた場合、受信画像が印字・消去できない時には、代行受信機能を用いて受信画像をメモリに蓄積し、問題を解決した後に記録印字する方法が一般的だが、メモリの残量がなくなると当然画像を蓄積できなくなるので、受信を拒否していた。
ネットワークと接続し、ファクシミリ受信した画像を、メールを使って転送するものはあった(例えば特許文献1)。
特開平8−18717
そのため、問題に気付くのが遅れたまま受信が連続すると、メモリの残量が少なくなり、受信ができなくなるという問題があった。
本発明は、画像データ蓄積用のメモリの残量が、あらかじめ決められた閾値以下になった場合に、メモリ内の画像をネットワーク接続の通信管理手段を用いて、パーソナルコンピュータ等、あらかじめ決められた宛先に電子メールとして転送し、転送後の画像をメモリから消去する事によって、常に一定量以上のメモリの残量を確保することにより、上記問題点を解決するものである。
以上説明したように、本発明によれば、既存の公衆網とネットワークの両方に接続可能な、複数の通信管理手段を備え、記録紙切れ等の要因により、受信画像が印字・消去できない場合に行う代行受信機能のための、画像データ保存用のメモリの残量が、あらかじめ決められた閾値以下になった場合に、メモリ内の画像をネットワークを用いて、パーソナルコンピュータ等、あらかじめ決められた宛先に電子メールとして転送し、転送後の画像をメモリから消去する事によって、メモリの残量を確保することにより、受信不可能な状態に陥ることの無い、使い勝手の良いファクシミリを提供することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
まず、図1に従って、本発明の制御を実行するファクシミリのシステム構成を説明する。
CPU1は中央制御部であって、ROM2に格納されたプログラムの内容に従って装置全体を制御する。プログラムは機能別にタスクと呼ばれる動作単位に分けられており、同様にROM2に格納されるオペレーティングシステム(OS)と呼ばれるプログラムによって実行順序を管理され、擬似的に並列に動作することが可能となっている。以下の動作はそれぞれのタスクによって実行される。
まず読み取り動作について説明する。原稿からコンタクトセンサ(CS)11によって得られた信号に、画像処理回路(RCNT)10によってシェーディング補正、2値化および画像変換処理を行い、読み取り記録用符号/復号デバイス(RW−CODEC)9の入力部にシリアルで入力される。入力された画像データは、RW−CODEC9の内部RAMに展開され、符号化部によって圧縮符号化され、画像ファイルとして画像メモリ(DRAM)5に蓄積されると共に、ワークエリア(RAM)3に受け付け番号、宛先情報、ページ数、各ページのライン数、各ページの読み取り幅、画像格納メモリブロック情報等の管理情報を格納する。DRAM5は、電池(BAT)4によってバックアップされている。
次に記録動作について説明する。DRAM5に蓄積された画像符号化データは、RW−CODEC9の復号部によって伸長復号化され、内部RAMに画像データとして展開される。展開された画像データは、RW−CODEC9の記録部からシリアルで出力され、記録画像処理回路(LCNT)12によって補正および画像変換処理を行ったのち、レーザービームプリンタ(LBP)13によって記録紙に印字記録される。LCNT12は、LBP13の内部の異常などを、ステータスとしてCPU1から読み取れるようにしている。
次にファクシミリ手順での送信動作について説明する。送信機、受信機とも、ITC標準、T30プロトコルによって同期を確立したのち、DRAM5に蓄積された画像符号化データは、通信用符号/復号デバイス(CODEC1)14の復号部によって伸長復号化され、DRAM5内のバッファに生画像データとして展開される。展開された画像データは、必要に応じて、CPU1によって縮小処理され、再びバッファに展開される。その後CODEC1 14の符号部によって送信データに符号化され、送信バッファ(RAM)6に転送される。RAM6の送信バッファに転送された送信データは変/復調装置(MODEM1)15によって1バイトずつ、網制御装置(NCU1)16を通して回線に送出される。
次にファクシミリ手順での受信動作について説明する。送信機との同期が確立した後、受信データはNCU1 16を通してMODEM15に入力され、復調されて1バイトずつRAM6の受信バッファに転送される。受信バッファに転送された受信データは、CODEC1 14の復号部によって伸長復号して画像誤りを検査し、内部RAMに画像データとして展開される。展開された画像データはCODEC1 16の符号部によって圧縮符号化されてDRAM5に蓄積されると共に、読み取り時と同様にRAM3に画像管理情報が格納される。
次に、公衆網での電話動作について説明する。操作者が、受話器(HANDSET)21を持ち上げると、フック回路(HOOK)20で検知し、スイッチ(SW)22を空いている回線に切り替えて、回線と接続する。
次にメール手順での送信受信動作について説明する。
LANに接続されているメールサーバ装置との通信は、ネットワーク接続用通信管理手順によって、TCP/IPトランスポートレイヤの伝送プロトコルと、SMTPを用いて行われる。送信時、DRAM5内の画像は、メール用画像変換デバイス(CODEC2)によってMIME形式に変換され、ネットワーク制御装置(NIC)19経由でメールサーバに送られる。受信時は、POPなどのプロトコルを用いて、NIC19経由でメールサーバから受信し、添付された画像データをDRAM5に保存し、CODEC2により記録可能な画像データに復号して再度DRAM5に蓄積すると共に、読み取り時と同様にRAM3に画像管理情報が格納される。
また、操作者はキー(KEY)8を押下することにより、通信手段の指定、宛先の入力、原稿読み込み処理の開始、送信の開始、中止の指示や、装置の動作などの設定を行うことができる。CPU1はキー入力データを検出し、LCD7に必要なデータを表示させる。設定された内容はRAM3に記憶格納保持される。
次に、図2、図3のフローチャートを用いて、CPU1が実行するプログラムである、各タスクの回線接続制御動作について説明する。
ROM1内に格納されたOSの機能によって、各タスクは、他のタスクに対してメッセージを送受することができる。
(1)画像メモリ管理タスクの動作
画像メモリ管理タスクは、メモリ残量を周期的に監視している。メモリ残量が指定値以下になると(S1−1)、各画像ファイルの管理情報を調べ、記録待ちになっているものを探す(S1−2)。それが記録後は消去可能なファイルであれば(S1−3)、装置に設定されている転送メール宛先の有無を調べ(S1−4)、画像ファイルの管理情報を、記録待ちからメール送信に書き換える(S1−5)。その後、転送に変更したことを管理情報としてログファイルに残す。
画像メモリ管理タスクは、メモリ残量を周期的に監視している。メモリ残量が指定値以下になると(S1−1)、各画像ファイルの管理情報を調べ、記録待ちになっているものを探す(S1−2)。それが記録後は消去可能なファイルであれば(S1−3)、装置に設定されている転送メール宛先の有無を調べ(S1−4)、画像ファイルの管理情報を、記録待ちからメール送信に書き換える(S1−5)。その後、転送に変更したことを管理情報としてログファイルに残す。
(2)メール通信管理タスクの動作
メール通信管理タスクは、送信ファイルの有無を周期的に監視している(S2−1)。送信ファイルがあると、図示しないメール通信タスクを起動し、メール送信を行わせる(S2−3)。メール通信タスクからの返事が正常のときは(S2−3)、送信した画像をメモリから消去する。
メール通信管理タスクは、送信ファイルの有無を周期的に監視している(S2−1)。送信ファイルがあると、図示しないメール通信タスクを起動し、メール送信を行わせる(S2−3)。メール通信タスクからの返事が正常のときは(S2−3)、送信した画像をメモリから消去する。
上で述べた各タスクのプログラムは、図4に示すようにROMなどの記録媒体中に保持される。
1 中央制御部(CPU)
2 プログラム格納エリア(ROM)
3 ワークエリア(RAM)
4 画像メモリバックアップ電池(BAT)
5 画像メモリ(DRAM)
6 送受信バッファ(RAM)
7 表示器(LCD)
8 操作キー(KEY)
9 読み取り記録用符号/復号デバイス(RW−CODEC)
10 画像処理/補正回路(RCNT)
11 コンタクトセンサ(CS)
12 記録画像処理回路(LCNT)
13 レーザビームプリンタ(LBP)
14 通信用符号/復号デバイス(CODEC1)
15 変/復調装置(MODEM1)
16 網制御装置(NCU1)
17 通信用符号/復号デバイス(CODEC2)
18 変/復調装置(MODEM2)
19 ネットワーク制御装置(NIC)
20 フック検知回路(HOOK)
21 受話器(HANDSET)
22 網制御装置(NCU2)
2 プログラム格納エリア(ROM)
3 ワークエリア(RAM)
4 画像メモリバックアップ電池(BAT)
5 画像メモリ(DRAM)
6 送受信バッファ(RAM)
7 表示器(LCD)
8 操作キー(KEY)
9 読み取り記録用符号/復号デバイス(RW−CODEC)
10 画像処理/補正回路(RCNT)
11 コンタクトセンサ(CS)
12 記録画像処理回路(LCNT)
13 レーザビームプリンタ(LBP)
14 通信用符号/復号デバイス(CODEC1)
15 変/復調装置(MODEM1)
16 網制御装置(NCU1)
17 通信用符号/復号デバイス(CODEC2)
18 変/復調装置(MODEM2)
19 ネットワーク制御装置(NIC)
20 フック検知回路(HOOK)
21 受話器(HANDSET)
22 網制御装置(NCU2)
Claims (4)
- 原稿を読みとり画像データに変換する読みとり手段と、読み取り又は受信した画像データを蓄積する第1のメモリ手段と、画像や装置の各種情報のレポートを印字出力する記録手段と、宛先の入力や通信の開始及び中止など、装置の種々の操作を行う操作手段と、装置の状態及び操作項目等を表示する表示手段と、上記第1のメモリに蓄積される画像データをファイルとして管理し、その管理情報を用いて通信、記録、消去などを行う画像ファイル管理手段と、上記画像ファイルの管理情報及び装置の設定内容等を格納しておく第2のメモリ手段を備え、ネットワークに接続し電子メール送受信手順を行う第1の通信管理手段と、公衆網に接続しファクシミリ送受信手順を行う第2の通信管理手段を備えるファクシミリ装置において、
画像データを蓄積する第1のメモリ手段の残量が、あらかじめ決められた閾値以下になった時に、上記第1のメモリ手段に蓄積された画像を、上記第1の通信管理手段を用いた電子メールによって、あらかじめ決められた宛先に自動的に転送し、上記第1のメモリから転送済みの画像を消去する事を特徴とするファクシミリ装置。 - 請求項1に記載のファクシミリ装置で、記録部の異常を検知した際に、上記第1のメモリ内に画像が残らないように、転送を開始する閾値を自動的に引き下げる事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1に記載のファクシミリ装置で、転送する宛先が複数登録可能である事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1に記載のファクシミリ装置で、転送を開始するメモリ残量の閾値と、転送後確保するメモリ残量を任意に指定可能である事を特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012668A JP2005210255A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | ネットワークファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004012668A JP2005210255A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | ネットワークファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005210255A true JP2005210255A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34898972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004012668A Withdrawn JP2005210255A (ja) | 2004-01-21 | 2004-01-21 | ネットワークファクシミリ装置 |
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JP (1) | JP2005210255A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103067634A (zh) * | 2011-10-24 | 2013-04-24 | 富士施乐株式会社 | 图像形成系统、图像形成装置及图像形成方法 |
US8508806B2 (en) | 2006-03-30 | 2013-08-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Communication device capable of displaying preview of transmission data |
-
2004
- 2004-01-21 JP JP2004012668A patent/JP2005210255A/ja not_active Withdrawn
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CN103067634A (zh) * | 2011-10-24 | 2013-04-24 | 富士施乐株式会社 | 图像形成系统、图像形成装置及图像形成方法 |
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