JPH10242945A - 疑似ランダムパターン誤り測定回路 - Google Patents
疑似ランダムパターン誤り測定回路Info
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- JPH10242945A JPH10242945A JP9043923A JP4392397A JPH10242945A JP H10242945 A JPH10242945 A JP H10242945A JP 9043923 A JP9043923 A JP 9043923A JP 4392397 A JP4392397 A JP 4392397A JP H10242945 A JPH10242945 A JP H10242945A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 並列で処理する信号の本数が増大した時に、
より小さい回路規模で疑似ランダムパターンのビット誤
りの測定が行える疑似ランダムパターン誤り測定回路を
提供することを目的とする。 【構成】 基準のPNパターンを発生する回路は、N個
(Nは発生するPN段数の値以上、並列信号数n以下の
整数)のフリップフロップ回路4−1〜4−Nと(n−
N+1)〜nビット後演算回路6−(n−N+1)〜6
−nで構成される。また、遅延回路7の1〜Nビット目
の出力とフリップフロップ回路4−1〜4−Nの出力の
ビット比較を行う第1〜N番目のEXOR回路8−1〜
8−Nと、遅延回路7の(N+1)〜nビット目の出力
と、1〜(n−N)ビット後演算回路6−1〜6−(n
−N)の出力のビット比較を行う第(N+1)〜(n−
N)番目のEXOR回路8−(N+1)〜8−(n−
N)とにより構成される。
より小さい回路規模で疑似ランダムパターンのビット誤
りの測定が行える疑似ランダムパターン誤り測定回路を
提供することを目的とする。 【構成】 基準のPNパターンを発生する回路は、N個
(Nは発生するPN段数の値以上、並列信号数n以下の
整数)のフリップフロップ回路4−1〜4−Nと(n−
N+1)〜nビット後演算回路6−(n−N+1)〜6
−nで構成される。また、遅延回路7の1〜Nビット目
の出力とフリップフロップ回路4−1〜4−Nの出力の
ビット比較を行う第1〜N番目のEXOR回路8−1〜
8−Nと、遅延回路7の(N+1)〜nビット目の出力
と、1〜(n−N)ビット後演算回路6−1〜6−(n
−N)の出力のビット比較を行う第(N+1)〜(n−
N)番目のEXOR回路8−(N+1)〜8−(n−
N)とにより構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビット誤り評価
装置に関するものであり、さらに詳しくは、送信装置側
より送られてきた疑似ランダムパターン(以下、「PN
パターン」という。)を受信装置内に持つPNパターン
発生回路の基準のPNパターンと比較することによりエ
ラーを検出するPNパターン誤り測定回路に係わるもの
である。
装置に関するものであり、さらに詳しくは、送信装置側
より送られてきた疑似ランダムパターン(以下、「PN
パターン」という。)を受信装置内に持つPNパターン
発生回路の基準のPNパターンと比較することによりエ
ラーを検出するPNパターン誤り測定回路に係わるもの
である。
【0002】
【従来の技術】通信用のデバイス、伝送装置、伝送線路
等の受信信号のエラーを検出するにあたっては、PNパ
ターンが良く使用される。この受信信号のエラーを検出
するPNパターン誤り測定回路においては、受信信号と
受信装置内部で発生する基準信号との同期が取られ、受
信信号(受信データ)と基準信号とが比較され、誤って
いるビットが検出される。
等の受信信号のエラーを検出するにあたっては、PNパ
ターンが良く使用される。この受信信号のエラーを検出
するPNパターン誤り測定回路においては、受信信号と
受信装置内部で発生する基準信号との同期が取られ、受
信信号(受信データ)と基準信号とが比較され、誤って
いるビットが検出される。
【0003】具体的には、送信装置で発生したPNパタ
ーンが、デバイス、あるいは伝送装置等を経由して受信
装置で受信され、この受信されたPNパターンと、受信
装置内に持つPNパターン発生回路の発生する基準のP
Nパターンとが比較され誤っているビットが検出され
る。このとき、比較を行うために、受信装置では事前に
受信データと基準のPNパターンを同期している状態に
引き込み、同期を引き込んだ後にビット誤りの比較が行
われる。
ーンが、デバイス、あるいは伝送装置等を経由して受信
装置で受信され、この受信されたPNパターンと、受信
装置内に持つPNパターン発生回路の発生する基準のP
Nパターンとが比較され誤っているビットが検出され
る。このとき、比較を行うために、受信装置では事前に
受信データと基準のPNパターンを同期している状態に
引き込み、同期を引き込んだ後にビット誤りの比較が行
われる。
【0004】図3には、受信データのビット誤りの発生
を検出するビット誤り測定回路の従来技術の構成が示さ
れている。同図は従来技術におけるPNパターン誤り測
定回路のブロック図であり、1は受信データ入力端子、
2はラッチ信号入力端子、3はビット誤り検出出力端
子、4−1〜4−nはフリップフロップ回路、5−1〜
5−nはセレクタ回路、7は遅延回路、8−1〜8−n
はEXOR回路、9−1〜9−nは(n+1)ビット後
〜2nビット後演算回路である。
を検出するビット誤り測定回路の従来技術の構成が示さ
れている。同図は従来技術におけるPNパターン誤り測
定回路のブロック図であり、1は受信データ入力端子、
2はラッチ信号入力端子、3はビット誤り検出出力端
子、4−1〜4−nはフリップフロップ回路、5−1〜
5−nはセレクタ回路、7は遅延回路、8−1〜8−n
はEXOR回路、9−1〜9−nは(n+1)ビット後
〜2nビット後演算回路である。
【0005】まず、n個のフリップフロップ回路4−1
〜4−nと、n個のセレクタ回路5−1〜5−nと、お
よび(n+1)ビット後〜2nビット後演算回路9−1
〜9−nとで構成され、n本の並列のPNパターンを出
力する並列PNパターン発生回路10について説明す
る。
〜4−nと、n個のセレクタ回路5−1〜5−nと、お
よび(n+1)ビット後〜2nビット後演算回路9−1
〜9−nとで構成され、n本の並列のPNパターンを出
力する並列PNパターン発生回路10について説明す
る。
【0006】図5にはこの並列PNパターン発生回路1
0の原型の回路であるシリアルのPNパターンを出力す
るPNパターン発生回路の例が示されている。このPN
パターン発生回路は、X個のフリップフロップ回路22
−1〜22−Xによるシフトレジスタと、1番目のフリ
ップフロップ回路22−1とj番目のフリップフロップ
回路22−jの出力の排他的論理和を演算しX番目のフ
リップフロップ回路22−Xに入力するEXOR回路2
3とから構成されている。なお、同図において、21は
シリアルPNパターン出力端子である。
0の原型の回路であるシリアルのPNパターンを出力す
るPNパターン発生回路の例が示されている。このPN
パターン発生回路は、X個のフリップフロップ回路22
−1〜22−Xによるシフトレジスタと、1番目のフリ
ップフロップ回路22−1とj番目のフリップフロップ
回路22−jの出力の排他的論理和を演算しX番目のフ
リップフロップ回路22−Xに入力するEXOR回路2
3とから構成されている。なお、同図において、21は
シリアルPNパターン出力端子である。
【0007】この回路で発生するパターンは、(2x −
1)ビットの周期を持つ、X段のPNパターンとなって
いる。また、jの値を、それぞれの段数によって、決め
られた固有の値であるとすれば、この回路は、 f(a)=ax +aj +1 ・・・(1) という特性多項式で表せられる。そして、この特性多項
式から基準のPNパターンが求められることになる。
1)ビットの周期を持つ、X段のPNパターンとなって
いる。また、jの値を、それぞれの段数によって、決め
られた固有の値であるとすれば、この回路は、 f(a)=ax +aj +1 ・・・(1) という特性多項式で表せられる。そして、この特性多項
式から基準のPNパターンが求められることになる。
【0008】ところで、高速で動作する測定器において
は、シリアルの信号をパラレルに変換して、より遅い速
度で信号処理を行う。すなわち、送信側では、パラレル
信号を発生させ、それを信号処理した後に多重回路で、
高速なシリアル信号に変換する。また、受信側では、シ
リアル信号を受けて分離回路で低速なパラレル信号に変
換し、信号処理を行う。
は、シリアルの信号をパラレルに変換して、より遅い速
度で信号処理を行う。すなわち、送信側では、パラレル
信号を発生させ、それを信号処理した後に多重回路で、
高速なシリアル信号に変換する。また、受信側では、シ
リアル信号を受けて分離回路で低速なパラレル信号に変
換し、信号処理を行う。
【0009】ここで、このパラレルのPNパターンを出
力するPNパターン発生回路のことを並列PNパターン
発生回路という。この並列PNパターン発生回路では、
直列化(シリアル化)後にPNパターンが得られる。ま
た、PNパターンを一定ビット毎にサンプリングした結
果は、元のPNパターンになるという性質から、それぞ
れのビット出力もPNパターンである。なお並列PNパ
ターン発生回路は、並列信号のビット数n個以上のフリ
ップフロップ回路で構成され、各フリップフロップ回路
の入力には排他的論理和から構成される演算回路が接続
される。
力するPNパターン発生回路のことを並列PNパターン
発生回路という。この並列PNパターン発生回路では、
直列化(シリアル化)後にPNパターンが得られる。ま
た、PNパターンを一定ビット毎にサンプリングした結
果は、元のPNパターンになるという性質から、それぞ
れのビット出力もPNパターンである。なお並列PNパ
ターン発生回路は、並列信号のビット数n個以上のフリ
ップフロップ回路で構成され、各フリップフロップ回路
の入力には排他的論理和から構成される演算回路が接続
される。
【0010】図3に示す並列PNパターン発生回路10
においても、並列信号のビット数nだけのフリップフロ
ップ回路4−1〜4−nと、(n+1)ビット〜2nビ
ット後演算回路9−1〜9−nとを備えている。(n+
1)ビット〜2nビット後演算回路9−1〜9−nは、
例えば、iビット後演算回路9−iが、1番目のフリッ
プフロップ回路4−1の保持しているビットからiビッ
ト後のビットを演算して出力するというように、それぞ
れ、1番目のフリップフロップ回路4−1の保持してい
るビットから(n+1)〜2nビット後のビットを演算
して出力するようになっている。
においても、並列信号のビット数nだけのフリップフロ
ップ回路4−1〜4−nと、(n+1)ビット〜2nビ
ット後演算回路9−1〜9−nとを備えている。(n+
1)ビット〜2nビット後演算回路9−1〜9−nは、
例えば、iビット後演算回路9−iが、1番目のフリッ
プフロップ回路4−1の保持しているビットからiビッ
ト後のビットを演算して出力するというように、それぞ
れ、1番目のフリップフロップ回路4−1の保持してい
るビットから(n+1)〜2nビット後のビットを演算
して出力するようになっている。
【0011】ここで、1番目のフリップフロップ回路4
−1の保持しているビットからiビット後のビットを演
算し出力するiビット後演算回路9−iは、ai を式
(1)の特性多項式で割って、その剰余多項式を回路に
置き換えることにより求めることができ、その回路はす
べて排他的論理和で構成できることが知られている。例
として、特性多項式が、 f(a)=a7 +a1 +1 ・・・(2) というPN段数7段で、あるビットPN(y)の8ビッ
ト後のビットの値PN(y+8)を求めたいというとき
には、a8 を式(2)の特性多項式で割り、剰余多項式
を求める。この場合の剰余多項式r(a)は、 r(a)=a2 +a1 ・・・(3) で表せる。この剰余多項式を回路に置き換えるとすれ
ば、あるビットPN(y)の2ビット後のビットPN
(y+2)と1ビット後のビットPN(y+1)との排
他的論理和を演算する回路に置き換えることができる。
つまり、1番目のフリップフロップ回路4−1の保持し
ているビットからiビット後のビットを演算し出力する
iビット後演算回路9−iは、すべて排他的論理和を求
める回路に置き換えることができる。
−1の保持しているビットからiビット後のビットを演
算し出力するiビット後演算回路9−iは、ai を式
(1)の特性多項式で割って、その剰余多項式を回路に
置き換えることにより求めることができ、その回路はす
べて排他的論理和で構成できることが知られている。例
として、特性多項式が、 f(a)=a7 +a1 +1 ・・・(2) というPN段数7段で、あるビットPN(y)の8ビッ
ト後のビットの値PN(y+8)を求めたいというとき
には、a8 を式(2)の特性多項式で割り、剰余多項式
を求める。この場合の剰余多項式r(a)は、 r(a)=a2 +a1 ・・・(3) で表せる。この剰余多項式を回路に置き換えるとすれ
ば、あるビットPN(y)の2ビット後のビットPN
(y+2)と1ビット後のビットPN(y+1)との排
他的論理和を演算する回路に置き換えることができる。
つまり、1番目のフリップフロップ回路4−1の保持し
ているビットからiビット後のビットを演算し出力する
iビット後演算回路9−iは、すべて排他的論理和を求
める回路に置き換えることができる。
【0012】また、並列PNパターン発生回路10に
は、フリップフロップ回路4−1〜4−nに初期値を読
み込むために、それぞれにセレクタ回路5−1〜5−n
が演算回路とフリップフロップ回路の間に挿入されてお
り、セレクタ回路の選択信号により、フリップフロップ
回路10に初期値を読み込ませることができるようにな
っている。
は、フリップフロップ回路4−1〜4−nに初期値を読
み込むために、それぞれにセレクタ回路5−1〜5−n
が演算回路とフリップフロップ回路の間に挿入されてお
り、セレクタ回路の選択信号により、フリップフロップ
回路10に初期値を読み込ませることができるようにな
っている。
【0013】次に図3のPNパターン誤り測定回路の動
作について、本回路の動作を説明するタイムチャートで
ある図4を用いて説明する。同図では、受信データの各
ビットには、説明のためにPN(1)、PN(2)、・
・・というように符号をつけ、ここでは、PN(2n+
2)にビット誤りが発生し、誤って受信されたことを想
定する。
作について、本回路の動作を説明するタイムチャートで
ある図4を用いて説明する。同図では、受信データの各
ビットには、説明のためにPN(1)、PN(2)、・
・・というように符号をつけ、ここでは、PN(2n+
2)にビット誤りが発生し、誤って受信されたことを想
定する。
【0014】まず、受信データ入力端子1に被測定デー
タとなるシリアル受信データの並列化後のnビット並列
の受信データが入力される。そして、その受信データと
基準のPNパターンを発生する並列PNパターン発生回
路10の出力するデータとを比較して誤り測定を行うた
めに、ラッチ信号入力端子2にラッチ信号が入力され、
受信データがラッチされ受信データとの同期が取られ
る。ラッチ信号が入力されると、セレクタ回路5−1〜
5−nは、受信データ入力端子1からのデータを選択し
て出力する。そして、次の状態で、各フリップフロップ
4−1〜4−nに、受信データPN(1)〜PN(n)
が保持される。そして、並列PNパターン発生回路10
は、保持したPN(1)〜PN(n)を初期値として、
誤り測定の基準となるn本の並列のPNパターンを発生
する。
タとなるシリアル受信データの並列化後のnビット並列
の受信データが入力される。そして、その受信データと
基準のPNパターンを発生する並列PNパターン発生回
路10の出力するデータとを比較して誤り測定を行うた
めに、ラッチ信号入力端子2にラッチ信号が入力され、
受信データがラッチされ受信データとの同期が取られ
る。ラッチ信号が入力されると、セレクタ回路5−1〜
5−nは、受信データ入力端子1からのデータを選択し
て出力する。そして、次の状態で、各フリップフロップ
4−1〜4−nに、受信データPN(1)〜PN(n)
が保持される。そして、並列PNパターン発生回路10
は、保持したPN(1)〜PN(n)を初期値として、
誤り測定の基準となるn本の並列のPNパターンを発生
する。
【0015】受信データと基準のPNパターンとの比較
は、受信データを遅延回路7で同期引き込みに必要とな
った分だけ遅延させた後(図4のタイムチャートでは1
クロック遅延させた後)、遅延回路7の出力の各ビット
と並列PNパターン発生回路10のそれぞれ対応するビ
ットをEXOR回路8−1〜8−nで比較することによ
り行われる。そして、このEXOR比較回路8−1〜8
−nでの比較結果がビット誤り検出出力端子3に出力さ
れる。ここでは、PN(2n+2)が誤って受信されて
いるために、ビット誤り検出出力端子3には、そのビッ
トに関して、誤り検出出力信号が発生する。
は、受信データを遅延回路7で同期引き込みに必要とな
った分だけ遅延させた後(図4のタイムチャートでは1
クロック遅延させた後)、遅延回路7の出力の各ビット
と並列PNパターン発生回路10のそれぞれ対応するビ
ットをEXOR回路8−1〜8−nで比較することによ
り行われる。そして、このEXOR比較回路8−1〜8
−nでの比較結果がビット誤り検出出力端子3に出力さ
れる。ここでは、PN(2n+2)が誤って受信されて
いるために、ビット誤り検出出力端子3には、そのビッ
トに関して、誤り検出出力信号が発生する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】こうした従来のPNパ
ターン誤り測定回路では、n本の基準のPNパターンを
発生する並列PNパターン発生回路の出力を基準とし
て、ビット誤りの測定が行われる。そのために、並列で
処理する信号のビット数nが大きくなると並列PNパタ
ーン回路を構成するフリップフロップ回路(FF)の数
もそれに比例して増大し、PNパターン誤り測定回路の
回路規模が大きくなるという問題がある。また、回路規
模が大きくなるにしたがって、素子間の遅延時間が長く
なりPNパターン誤り測定回路の動作速度が制限される
という問題が発生する。
ターン誤り測定回路では、n本の基準のPNパターンを
発生する並列PNパターン発生回路の出力を基準とし
て、ビット誤りの測定が行われる。そのために、並列で
処理する信号のビット数nが大きくなると並列PNパタ
ーン回路を構成するフリップフロップ回路(FF)の数
もそれに比例して増大し、PNパターン誤り測定回路の
回路規模が大きくなるという問題がある。また、回路規
模が大きくなるにしたがって、素子間の遅延時間が長く
なりPNパターン誤り測定回路の動作速度が制限される
という問題が発生する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ため、本発明のPNパターン誤り測定回路は、受信デー
タ入力端子(1)に入力されるnビット並列の受信データ
と内部で生成する疑似ランダムパターンとを比較するこ
とによりビット誤りを測定する疑似ランダムパターン誤
り測定回路において、基準となる疑似ランダムパターン
を発生させるためのデータを保持出力するN(<n)個の
フリップフロップ回路(4-1〜4-N)と、前記フリップフロ
ップ回路(4-1〜4-N)が保持している疑似ランダムパター
ンから、それらに続く疑似ランダムパターンのi(iは
1以上n以下の整数)ビット後を演算するiビット後演
算回路(6-1〜6-i〜6-n)と、前記iビット後演算回路(6-
1〜6-i〜6-n)のうち、(n−N+1)ビット後演算回路
(6-(n-N+1))からnビット後演算回路(6-n)の出力と、前
記受信データ入力端子(1)の1ビット目からNビット目
のデータとのいずれか一方をラッチ信号入力端子(2)で
受信したラッチ信号の値に応じて選択し、前記フリップ
フロップ回路(4-1〜4-N)へ向けて出力するN個のセレク
タ回路(5-1〜5-N)と、前記並列の受信データを遅延させ
て出力する遅延回路(7)と、前記遅延回路(7)の1ビット
目からNビット目の出力と、前記フリップフロップ回路
(4-1〜4-N)の出力とを受信し、それぞれのビットの排他
的論理和の演算結果をビット誤り検出出力端子(3)の1
ビット目からNビット目に出力する第1番目〜第N番目
のEXOR回路(8-1〜8-N)と、前記遅延回路(7)の(N
+1)ビット目からnビット目の出力と、前記iビット
後演算回路(6-1〜6-i〜6-n)のうち、第1から第(n−
N)番目のiビット後演算回路(6-1〜6-(n-N))の出力と
を受信し、それぞれのビットの排他的論理和の演算結果
をビット誤り検出出力端子(3)の(N+1)ビット目か
らnビット目に出力する第(N+1)番目〜第n番目の
EXOR回路(8-(N+1)〜8-n)とを備える。
ため、本発明のPNパターン誤り測定回路は、受信デー
タ入力端子(1)に入力されるnビット並列の受信データ
と内部で生成する疑似ランダムパターンとを比較するこ
とによりビット誤りを測定する疑似ランダムパターン誤
り測定回路において、基準となる疑似ランダムパターン
を発生させるためのデータを保持出力するN(<n)個の
フリップフロップ回路(4-1〜4-N)と、前記フリップフロ
ップ回路(4-1〜4-N)が保持している疑似ランダムパター
ンから、それらに続く疑似ランダムパターンのi(iは
1以上n以下の整数)ビット後を演算するiビット後演
算回路(6-1〜6-i〜6-n)と、前記iビット後演算回路(6-
1〜6-i〜6-n)のうち、(n−N+1)ビット後演算回路
(6-(n-N+1))からnビット後演算回路(6-n)の出力と、前
記受信データ入力端子(1)の1ビット目からNビット目
のデータとのいずれか一方をラッチ信号入力端子(2)で
受信したラッチ信号の値に応じて選択し、前記フリップ
フロップ回路(4-1〜4-N)へ向けて出力するN個のセレク
タ回路(5-1〜5-N)と、前記並列の受信データを遅延させ
て出力する遅延回路(7)と、前記遅延回路(7)の1ビット
目からNビット目の出力と、前記フリップフロップ回路
(4-1〜4-N)の出力とを受信し、それぞれのビットの排他
的論理和の演算結果をビット誤り検出出力端子(3)の1
ビット目からNビット目に出力する第1番目〜第N番目
のEXOR回路(8-1〜8-N)と、前記遅延回路(7)の(N
+1)ビット目からnビット目の出力と、前記iビット
後演算回路(6-1〜6-i〜6-n)のうち、第1から第(n−
N)番目のiビット後演算回路(6-1〜6-(n-N))の出力と
を受信し、それぞれのビットの排他的論理和の演算結果
をビット誤り検出出力端子(3)の(N+1)ビット目か
らnビット目に出力する第(N+1)番目〜第n番目の
EXOR回路(8-(N+1)〜8-n)とを備える。
【0018】この疑似ランダムパターン誤り測定回路に
よれば、実装面積を縮小できるとともに、素子間の遅延
時間も短縮できるため、従来よりも高速に動作すること
が可能になる。
よれば、実装面積を縮小できるとともに、素子間の遅延
時間も短縮できるため、従来よりも高速に動作すること
が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
すブロック図である。同図において、1は受信データ入
力端子、2はラッチ信号入力端子、3はビット誤り検出
出力端子、4−1〜4−Nはフリップフロップ回路、5
−1〜5−Nはセレクタ回路、6−i(i=1〜n)は
iビット後演算回路、7は遅延回路、8−1〜8−nは
EXOR回路である。
すブロック図である。同図において、1は受信データ入
力端子、2はラッチ信号入力端子、3はビット誤り検出
出力端子、4−1〜4−Nはフリップフロップ回路、5
−1〜5−Nはセレクタ回路、6−i(i=1〜n)は
iビット後演算回路、7は遅延回路、8−1〜8−nは
EXOR回路である。
【0020】同図に示すように、受信データ入力端子1
に入力された受信データは、遅延回路7に入力される。
また、受信データの1〜N(<n)ビット目はそれぞれ
N個のセレクタ回路5−1〜5−Nに入力される。ま
た、セレクタ回路5−1〜5−Nは、ラッチ信号入力端
子2に入力されるラッチ信号により、受信データの1〜
Nビット目と、(n−N+1)〜nビット後演算回路6
−(n−N+1)〜6−nの出力とのいずれかを選択
し、フリップフロップ回路4−1〜4−Nへ向けて出力
する働きをする。
に入力された受信データは、遅延回路7に入力される。
また、受信データの1〜N(<n)ビット目はそれぞれ
N個のセレクタ回路5−1〜5−Nに入力される。ま
た、セレクタ回路5−1〜5−Nは、ラッチ信号入力端
子2に入力されるラッチ信号により、受信データの1〜
Nビット目と、(n−N+1)〜nビット後演算回路6
−(n−N+1)〜6−nの出力とのいずれかを選択
し、フリップフロップ回路4−1〜4−Nへ向けて出力
する働きをする。
【0021】iビット後演算回路6−1〜6−i〜6−
nは、フリップフロップ回路4−1〜4−Nが保持して
いるPNパターンの続くPNパターンを演算して出力す
る。なお、iビット後演算回路6−iは、フリップフロ
ップ回路4−1からiビット遅れたビットの演算結果を
出力する。
nは、フリップフロップ回路4−1〜4−Nが保持して
いるPNパターンの続くPNパターンを演算して出力す
る。なお、iビット後演算回路6−iは、フリップフロ
ップ回路4−1からiビット遅れたビットの演算結果を
出力する。
【0022】ここで、iビット後演算回路は、従来技術
で説明したように、ai を式(1)の特性多項式で割っ
て、その剰余多項式を排他的論理和に置き換えて回路を
構成できる。また、剰余多項式の次数は必ず式(1)の
特性多項式の次数、すなわち発生するPNパターンのP
N段数Xよりも小さくなる。このことは、PNパターン
の任意のあるビットPN(y)からiビット離れたビッ
トPN(y+i)を求めるためには、ビットPN(y)
の後のXビット以内のビットの値が必要であることを意
味する。逆にいうと、PNパターン中の任意の連続した
PN段数X分のビットの値が分かれば、それらのビット
から、PNパターンの任意の他のビットが剰余多項式を
排他的論理和に置き換えた回路で求めることができるこ
とを意味している。本発明では、このPNパターンの性
質を利用し、PN段数Xだけの個数のフリップフロップ
回路で基準のPNパターンを発生させ、他の比較のため
に足りないビットは、1〜(n−N)ビット後演算回路
6−1〜6−(n−N)で演算し発生させている。
で説明したように、ai を式(1)の特性多項式で割っ
て、その剰余多項式を排他的論理和に置き換えて回路を
構成できる。また、剰余多項式の次数は必ず式(1)の
特性多項式の次数、すなわち発生するPNパターンのP
N段数Xよりも小さくなる。このことは、PNパターン
の任意のあるビットPN(y)からiビット離れたビッ
トPN(y+i)を求めるためには、ビットPN(y)
の後のXビット以内のビットの値が必要であることを意
味する。逆にいうと、PNパターン中の任意の連続した
PN段数X分のビットの値が分かれば、それらのビット
から、PNパターンの任意の他のビットが剰余多項式を
排他的論理和に置き換えた回路で求めることができるこ
とを意味している。本発明では、このPNパターンの性
質を利用し、PN段数Xだけの個数のフリップフロップ
回路で基準のPNパターンを発生させ、他の比較のため
に足りないビットは、1〜(n−N)ビット後演算回路
6−1〜6−(n−N)で演算し発生させている。
【0023】また、n個のEXOR回路8−1〜8−n
は、第1〜N番目のEXOR回路8−1〜8−Nで、フ
リップフロップ4−1〜4−Nの出力と遅延回路7の1
〜Nビット目の出力とを比較し、また第(N+1)〜n
番目のEXOR回路8−(N+1)〜8−nで、1〜
(n−N)ビット後演算回路6−1〜6−(n−N)の
出力と遅延回路7の(N+1)〜nビット目の出力とを
比較し、誤っていた時に誤り検出信号を誤り検出出力端
子3に出力する。
は、第1〜N番目のEXOR回路8−1〜8−Nで、フ
リップフロップ4−1〜4−Nの出力と遅延回路7の1
〜Nビット目の出力とを比較し、また第(N+1)〜n
番目のEXOR回路8−(N+1)〜8−nで、1〜
(n−N)ビット後演算回路6−1〜6−(n−N)の
出力と遅延回路7の(N+1)〜nビット目の出力とを
比較し、誤っていた時に誤り検出信号を誤り検出出力端
子3に出力する。
【0024】次に、図1の本発明によるPNパターン発
生回路の実際の動作を図2のタイムチャートを参照して
説明する。同図では、図4のタイムチャートと同様に受
信データの各ビットにはPN(1)、PN(2)、・・
・というように符号をつけ、PN(2n+2)が誤って
受信されたと想定している。
生回路の実際の動作を図2のタイムチャートを参照して
説明する。同図では、図4のタイムチャートと同様に受
信データの各ビットにはPN(1)、PN(2)、・・
・というように符号をつけ、PN(2n+2)が誤って
受信されたと想定している。
【0025】まず、受信データ入力端子1に被測定デー
タとなるn本並列の受信データが入力される。そして、
その受信データと基準パターンの同期を取るために、ラ
ッチ信号入力端子2にラッチ信号が入力される。ラッチ
信号が入力されるとセレクタ回路5−1〜5−Nは、受
信データ入力端子1に入力した受信データの1〜Nビッ
ト目のデータPN(1)〜PN(N)を選択する。そし
て、次の状態で、各フリップフロップ4−1〜4−N
に、それらの受信データPN(1)〜PN(N)が保持
される。受信データPN(1)〜PN(N)が保持され
た後、次のラッチ信号が入力されるまでは、各フリップ
フロップ回路4−1〜4−Nは、それぞれPN(1)〜
PN(N)を初期値とした、(n−N+1)〜nビット
後演算回路6−(n−N+1)〜6−nによる演算の結
果を基にして、nビット毎にサンプリングしたPNパタ
ーンを出力する。
タとなるn本並列の受信データが入力される。そして、
その受信データと基準パターンの同期を取るために、ラ
ッチ信号入力端子2にラッチ信号が入力される。ラッチ
信号が入力されるとセレクタ回路5−1〜5−Nは、受
信データ入力端子1に入力した受信データの1〜Nビッ
ト目のデータPN(1)〜PN(N)を選択する。そし
て、次の状態で、各フリップフロップ4−1〜4−N
に、それらの受信データPN(1)〜PN(N)が保持
される。受信データPN(1)〜PN(N)が保持され
た後、次のラッチ信号が入力されるまでは、各フリップ
フロップ回路4−1〜4−Nは、それぞれPN(1)〜
PN(N)を初期値とした、(n−N+1)〜nビット
後演算回路6−(n−N+1)〜6−nによる演算の結
果を基にして、nビット毎にサンプリングしたPNパタ
ーンを出力する。
【0026】フリップフロップ回路4−1〜4−Nから
データが保持出力されると、1〜nビット後演算回路6
−1〜6−nは第1番目のフリップフロップ回路4−1
からそれぞれのビットだけ離れたビットの値PN(N+
1)〜PN(n+N)を演算して出力する。これらは、
フリップフロップ回路4−1〜4−Nから保持出力され
ているN(>発生するPN段数X)ビットのデータに基
づいて演算される。受信データと基準のPNパターンと
の比較は、受信データを遅延回路7で同期引き込みに必
要となった分だけ遅延させたものと、基準のPNパター
ンとを比較することにより実行される。すなわち、1〜
Nビット目の比較は、フリップフロップ回路4−1〜4
−Nの出力と遅延回路7から出力された受信データの1
〜Nビット目との比較で実行され、また(N+1)〜n
ビット目の比較は、1〜(n−N)ビット後演算回路6
−1〜6−(n−N)の出力と遅延回路7から出力され
た受信データの(N+1)〜nビット目との比較で実行
される。図2のタイムチャートでは、遅延回路7では、
受信データ入力を1クロック遅延させて出力させてい
る。そして、上述の比較結果がビット誤り検出出力端子
3に出力される。ここでは、PN(2n+2)が誤って
受信されているために、ビット誤り検出出力端子3に
は、そのビットに関して、誤り検出出力信号が発生して
いる。
データが保持出力されると、1〜nビット後演算回路6
−1〜6−nは第1番目のフリップフロップ回路4−1
からそれぞれのビットだけ離れたビットの値PN(N+
1)〜PN(n+N)を演算して出力する。これらは、
フリップフロップ回路4−1〜4−Nから保持出力され
ているN(>発生するPN段数X)ビットのデータに基
づいて演算される。受信データと基準のPNパターンと
の比較は、受信データを遅延回路7で同期引き込みに必
要となった分だけ遅延させたものと、基準のPNパター
ンとを比較することにより実行される。すなわち、1〜
Nビット目の比較は、フリップフロップ回路4−1〜4
−Nの出力と遅延回路7から出力された受信データの1
〜Nビット目との比較で実行され、また(N+1)〜n
ビット目の比較は、1〜(n−N)ビット後演算回路6
−1〜6−(n−N)の出力と遅延回路7から出力され
た受信データの(N+1)〜nビット目との比較で実行
される。図2のタイムチャートでは、遅延回路7では、
受信データ入力を1クロック遅延させて出力させてい
る。そして、上述の比較結果がビット誤り検出出力端子
3に出力される。ここでは、PN(2n+2)が誤って
受信されているために、ビット誤り検出出力端子3に
は、そのビットに関して、誤り検出出力信号が発生して
いる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるPN
パターン誤り測定回路は、基準のPNパターンを出力す
る回路は並列信号のビット数nに比例しない構成とした
ため、並列信号のビット数が増大した時には従来技術に
よる回路構成に比べて、回路規模を小さく構成できると
いう効果がある。また、基準のパターンを発生する回路
は、最低PN段数だけのフリップフロップ、演算回路で
構成できるため、実装面積を縮小できるとともに、素子
間の遅延時間も短縮できるため、従来よりも高速に動作
することが可能になるという効果がある。
パターン誤り測定回路は、基準のPNパターンを出力す
る回路は並列信号のビット数nに比例しない構成とした
ため、並列信号のビット数が増大した時には従来技術に
よる回路構成に比べて、回路規模を小さく構成できると
いう効果がある。また、基準のパターンを発生する回路
は、最低PN段数だけのフリップフロップ、演算回路で
構成できるため、実装面積を縮小できるとともに、素子
間の遅延時間も短縮できるため、従来よりも高速に動作
することが可能になるという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態にかかる疑似ランダムパタ
ーン誤り測定回路の構成を示すブロック図である。
ーン誤り測定回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のブロック図の動作を説明するタイムチャ
ートである。
ートである。
【図3】従来技術による疑似ランダムパターン誤り測定
回路の一例を示すブロック図である。
回路の一例を示すブロック図である。
【図4】図3のブロック図の動作を説明するタイムチャ
ートである。
ートである。
【図5】シリアルの疑似ランダムパターンを出力する疑
似ランダムパターン発生回路の構成を示したブロック図
である。
似ランダムパターン発生回路の構成を示したブロック図
である。
1 受信データ入力端子 2 ラッチ信号入力端子 3 ビット誤り検出出力端子 4−1〜4−N フリップフロップ回路 5−1〜5−N セレクタ回路 6−1〜6−i〜6−n iビット後演算回路 7 遅延回路 8−1〜8−n EXOR(排他的論理和)回路
Claims (3)
- 【請求項1】 受信データ入力端子(1)に入力されるn
ビット並列の受信データと内部で生成する疑似ランダム
パターンとを比較することによりビット誤りを測定する
疑似ランダムパターン誤り測定回路において、 基準となる疑似ランダムパターンを発生させるためのデ
ータを保持出力するN(<n)個のフリップフロップ回路
(4-1〜4-N)と、 前記フリップフロップ回路(4-1〜4-N)が保持している疑
似ランダムパターンから、それらに続く疑似ランダムパ
ターンのi(iは1以上n以下の整数)ビット後を演算
するiビット後演算回路(6-1〜6-i〜6-n)と、 前記iビット後演算回路(6-1〜6-i〜6-n)のうち、(n
−N+1)ビット後演算回路(6-(n-N+1))からnビット
後演算回路(6-n)の出力と、前記受信データ入力端子(1)
の1ビット目からNビット目のデータとのいずれか一方
をラッチ信号入力端子(2)で受信したラッチ信号の値に
応じて選択し、前記フリップフロップ回路(4-1〜4-N)へ
向けて出力するN個のセレクタ回路(5-1〜5-N)と、 前記並列の受信データを遅延させて出力する遅延回路
(7)と、 前記遅延回路(7)の1ビット目からNビット目の出力
と、前記フリップフロップ回路(4-1〜4-N)の出力とを受
信し、それぞれのビットの排他的論理和の演算結果をビ
ット誤り検出出力端子(3)の1ビット目からNビット目
に出力する第1番目〜第N番目のEXOR回路(8-1〜8-
N)と、 前記遅延回路(7)の(N+1)ビット目からnビット目
の出力と、前記iビット後演算回路(6-1〜6-i〜6-n)の
うち、第1から第(n−N)番目のiビット後演算回路
(6-1〜6-(n-N))の出力とを受信し、それぞれのビットの
排他的論理和の演算結果をビット誤り検出出力端子(3)
の(N+1)ビット目からnビット目に出力する第(N
+1)番目〜第n番目のEXOR回路(8-(N+1)〜8-n)と
を具備することを特徴とする疑似ランダムパターン誤り
測定回路。 - 【請求項2】 請求項1の記載の疑似ランダムパターン
誤り測定回路において、前記ラッチ信号に応じて、前記
受信データ入力端子(1)のうち、Nビットを前記フリッ
プフロップ回路(4-1〜4-N)に取り込むことで、受信デー
タと基準の疑似ランダムパターンとの同期を取ることを
特徴とする疑似ランダムパターン誤り測定回路。 - 【請求項3】 請求項1の記載の疑似ランダムパターン
誤り測定回路において、前記Nの値は、内部で発生する
疑似ランダムパターンのPN段数以上、前記受信データ
入力端子(1)の並列ビット数n以下の値であることを特
徴とする疑似ランダムパターン誤り測定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043923A JPH10242945A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 疑似ランダムパターン誤り測定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043923A JPH10242945A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 疑似ランダムパターン誤り測定回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10242945A true JPH10242945A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12677235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9043923A Pending JPH10242945A (ja) | 1997-02-27 | 1997-02-27 | 疑似ランダムパターン誤り測定回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10242945A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19954067B4 (de) * | 1999-11-10 | 2009-05-07 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum Messen der empfangsseitigen Bitfehlerrate eines DVB-Übertragungssystems |
JP2011135507A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Anritsu Corp | データ信号評価装置 |
JP2014216999A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | アイコム株式会社 | ビットエラー測定装置および無線機 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP9043923A patent/JPH10242945A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19954067B4 (de) * | 1999-11-10 | 2009-05-07 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum Messen der empfangsseitigen Bitfehlerrate eines DVB-Übertragungssystems |
JP2011135507A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Anritsu Corp | データ信号評価装置 |
JP2014216999A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | アイコム株式会社 | ビットエラー測定装置および無線機 |
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