JP2003249923A - ビットエラー測定装置及びそのトリガー信号発生回路 - Google Patents

ビットエラー測定装置及びそのトリガー信号発生回路

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JP2003249923A
JP2003249923A JP2002047667A JP2002047667A JP2003249923A JP 2003249923 A JP2003249923 A JP 2003249923A JP 2002047667 A JP2002047667 A JP 2002047667A JP 2002047667 A JP2002047667 A JP 2002047667A JP 2003249923 A JP2003249923 A JP 2003249923A
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bit error
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Kenji Otoshi
賢治 大利
Seiichi Tsutsumi
成一 堤
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】16ビットの並列の信号に対してコンパレータを
1個だけ設けてパターン検出を行い、コンパレータの一
致出力パルスを高速クロック信号でリタイミングするこ
とによってトリガー信号を得られるビットエラー測定装
置のトリガー信号発生回路を提供する。 【解決手段】M系列ランダムパターンの任意なビット位
相でトリガー信号を発生させるビットエラー測定装置の
トリガー信号発生回路において、M系列ランダムパター
ン発生器1からの多重化される前の並列パターンと、予
め設定されている待ち受けパターンとを比較する比較手
段4と、前記比較手段からのパターン一致信号を低速ク
ロック信号でリタイミングする第1のリタイミング手段
5と、前記第1のリタイミング手段からのリタイミング
信号を高速クロック信号でリタイミングする第2のリタ
イミング手段6とを含み前記第2のリタイミング手段か
らの出力をトリガー信号として出力するビットエラー測
定装置のトリガー信号発生回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PPG(Pulse-Patte
rn-Genrator)から発生された測定パターンであるM系列
ランダムパターンを被測定物を通過させた後に、ビット
エラーを測定するビットエラー測定装置において、パタ
ーンに依存するエラー現象をオシロスコープで確認する
ために必要なトリガー信号を、M系列ランダムパターン
のある任意なビット位相で発生させることが可能なトリ
ガー信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1を用いて従来のビットエラー測定装
置のトリガー信号発生回路の第1の例を説明する。図1
において、1はM系列ランダムパターン発生器、2はマ
ルチプレクサ(MUX)、3はシフトレジスタ、4はコン
パレータ、5はフリップフロップ(FF)である。
【0003】図1のビットエラー測定装置のトリガー信
号発生回路では、低速クロック信号(a)によって駆動さ
れるM系列ランダムパターン発生器1から出力される16
の並列パターンは、マルチプレクサ2によって多重化さ
れてシリアルなランダムパターンとして出力される。
【0004】そして、ランダムパターンのパターン長
は、例えば215−1の場合には、65535ビットの繰り返
し周期になる。前記マルチプレクサ2で多重化されたシ
リアル信号であるランダムパターンは、高速クロック信
号(b)によって駆動されるシフトレジスタ2に順次入力
され、予め設定された15ビットの待ち受けパターン(c)
とコンパレータ4において比較される。なお、図1の場
合には、高速クロック信号(b)は低速クロック信号(a)の
16倍の速度である。
【0005】前記コンパレータ4において15ビットのパ
ターンの一致が得られると、トリガー信号が、高速クロ
ック信号(b)によって駆動されるフリップフロップ5を
介して出力される。
【0006】このように、任意の15ビットの待ち受けパ
ターンを設定してコンパレータで比較することによっ
て、M系列ランダムパターンの周期に1回しか発生しな
いトリガー信号をえることができる。したがって、15ビ
ットの待ち受けパターンを変更することによって任意な
位相でトリガー信号が得られる。
【0007】上述の図1に記載のビットエラー測定装置
のトリガー信号発生回路では、通信ビットレートの高速
化に対応して、M系列ランダムパターン発生回路とし
て、16ビットの並列回路でパターンを発生してマルチプ
レクサによって多重化している。そして、多重化された
高速なシリアル信号からパターンを検出しているため
に、トリガー信号を発生させるための高速動作が必要に
なり、消費電力が大きく高価なデバイスが必要である。
【0008】次に、図2を用いて従来のビットエラー測
定装置のトリガー信号発生回路の第2の例の説明する。
図2において、1はM系列ランダムパターン発生器、2
はマルチプレクサ(MUX)、4はコンパレータ、6はフ
リップフロップ(FF)、7はマルチプレクサ(MUX)で
ある。
【0009】図2のビットエラー測定装置のトリガー信
号発生回路では、低速クロック信号(a)によって駆動さ
れるM系列ランダムパターン発生器1から出力される16
の並列パターンは、マルチプレクサ2によって多重化さ
れてシリアルなランダムパターンとして出力される。
【0010】前記マルチプレクサ2で多重化される前の
パラレル信号であるランダムパターンは、低速クロック
信号(a)によって駆動されるフリップフロップ6を介し
てコンパレータ4に入力され、予め設定された15ビット
の待ち受けパターン(c)と比較される。なお、コンパレ
ータ4は16個並列に設けられている。また、高速クロッ
ク信号(b)は低速クロック信号(a)の16倍の速度である。
【0011】前記コンパレータ4において15ビットのパ
ターンの一致が得られると、トリガー信号が、高速クロ
ック信号(b)によって駆動されるマルチプレクサ7を介
して出力される。なお、このマルチプレクサ7は、高速
化されたビットパターンにおいてマルチプレクサ2から
の出力されるランダムパターンとトリガー信号との同期
を取るために設けられている。
【0012】このように、任意の15ビットの待ち受けパ
ターンを設定してコンパレータで比較することによっ
て、M系列ランダムパターンの周期に1回しか発生しな
いトリガー信号をえることができる。したがって、15ビ
ットの待ち受けパターンを変更することによって任意な
位相でトリガー信号が得られる。
【0013】上述の図2に記載のビットエラー測定装置
のトリガー信号発生回路では、M系列ランダムパターン
発生回路からのマルチプレクサによって多重化される前
の並列回路上で、パターン検出を行う構成を採用してい
るために、16個のコンパレータ16ビットの信号に対して
1ビットずつずらして配置しなければならない。また、
16個のコンパレータの出力は、シリアル信号(ランダム
パターン)のクロックの1/16の周波数で動作している
ために、全て同じ位相で検出パルスを出力することにな
る。そのため、シリアル信号に対して決まった位相でト
リガー信号を出力するためには、ランダムパターンと同
じように16本の検出パルスをマルチプレクサ7によって
多重化してトリガー信号に変換する必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図1の場合には、多重
化された高速なシリアル信号からパターンを検出してい
るために、トリガー信号を発生させるために高速動作が
必要になり、消費電力が大きく高価なデバイスが必要に
なるという問題があった。また、図2の場合には、マル
チプレクサの消費電力が大きく高価なデバイスであり、
且つ全体の回路規模が大きくなるという問題があった。
【0015】本発明の課題(目的)は、16ビットの並列
の信号に対してコンパレータを1個だけ設けてパターン
検出を行い、コンパレータの一致出力パルスを高速クロ
ック信号でリタイミングすることによってトリガー信号
を得られるビットエラー測定装置のトリガー信号発生回
路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、M系列ランダムパターンの任意なビット位相でトリ
ガー信号を発生させるビットエラー測定装置のトリガー
信号発生回路において、M系列ランダムパターン発生器
からの多重化される前の並列パターンと、予め設定され
ている待ち受けパターンとを比較する比較手段と、前記
比較手段からのパターン一致信号を低速クロック信号で
リタイミングする第1のリタイミング手段と、前記第1
のリタイミング手段からのリタイミング信号を高速クロ
ック信号でリタイミングする第2のリタイミング手段と
を含み前記第2のリタイミング手段からの出力をトリガ
ー信号として出力する。(請求項1)
【0017】また、前記低速クロック信号は、前記多重
化に関する分周比で前記高速クロック信号を分周して得
る構成とする。(請求項2) また、前記待ち受けパターンは、任意に変更が可能な構
成とする。(請求項3) また、前記ランダムパターン長が2n−1の場合に、前
記待ち受けパターンのビット数はnとする。また、前記
請求項1〜4のいずれか1項のトリガー信号を元にオシ
ロスコープでビットパターンの波形観測を実行する。
(請求項5)
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図3を用いて本発明のビッ
トエラー測定装置のトリガー信号発生回路を説明する。
図3において、1はM系列ランダムパターン発生器、2
はマルチプレクサ(MUX)、4はコンパレータ、5及び
6はフリップフロップ(FF)である。
【0019】図3の本発明のビットエラー測定装置のト
リガー信号発生回路では、低速クロック信号(a)によっ
て駆動されるM系列ランダムパターン発生器1から出力
される16の並列パターンは、マルチプレクサ2によって
多重化されてシリアルなランダムパターンとして出力さ
れる。
【0020】前記マルチプレクサ2で多重化される前の
パラレル信号であるランダムパターンは、コンパレータ
4に入力され、予め設定された15ビットの待ち受けパタ
ーン(c)と比較される。本発明では、コンパレータ4は
1個だけ設けられている。また、高速クロック信号(b)
は低速クロック信号(a)の16倍の速度である。
【0021】コンパレータ4からのパターン一致信号
は、先ず低速クロック信号(a)によって駆動される第の
フリップフロップ5によってリタイミングされた後に、
高速クロック信号(b)によって駆動される第2のフリッ
プフロップ6によってリタイミングされてトリガー信号
として出力される。この場合も、15ビットの待ち受けパ
ターンを変更することによって任意な位相でトリガー信
号を得ることが可能である。
【0022】図3の本発明のビットエラー測定装置のト
リガー信号発生回路では、トリガー信号を出力するため
に必要な高速デバイスは、最終的にはフリップフロップ
7のみであるため、トリガー信号を発生するための回路
規模を小さくできる。また、16ビットの並列データでパ
ターンを検出しているにも関わらず、シリアル信号に対
して1ビット単位の任意な位相でトリガー信号を出力す
ることが可能である。
【0023】なお、本発明のビットエラー測定装置のト
リガー信号発生回路では、並列ビット数が16ビットであ
るので、15ビットの待ち受けパターンは、1周期毎に1
ビットずれるため、M系列ランダムパターンの16周期に
1回しか一致信号は発生されないが、ビットレートが高
速の場合には、パターンの繰り返し周期が短いので、オ
シロスコープで波形観測をする際には問題にはならな
い。
【0024】
【発明の効果】請求項1〜4に記載の発明では、M系列
ランダムパターンの任意なビット位相でトリガー信号を
発生させるビットエラー測定装置のトリガー信号発生回
路において、M系列ランダムパターン発生器からの多重
化される前の並列パターンと、予め設定されている待ち
受けパターンとを比較する比較手段と、前記比較手段か
らのパターン一致信号を低速クロック信号でリタイミン
グする第1のリタイミング手段と、前記第1のリタイミ
ング手段からのリタイミング信号を高速クロック信号で
リタイミングする第2のリタイミング手段とを含み前記
第2のリタイミング手段からの出力をトリガー信号とし
て出力することによって、トリガー信号を出力するため
に必要な高速デバイスは、最終的にはフリップフロップ
7のみであるため、トリガー信号を発生するための回路
規模を小さくできる。また、16ビットの並列データでパ
ターンを検出しているにも関わらず、シリアル信号に対
して1ビット単位の任意な位相でトリガー信号を出力す
ることが可能である。また、請求項5に記載の発明で
は、請求項1〜4のいずれか1項のトリガー信号を元に
オシロスコープでビットパターンの波形観測を実行する
ことにより、M系列ランダムパターンの16周期に1回し
か一致パターンは発生されない場合でも、ビットレート
が高速であり、パターンの繰り返し周期が短いので、本
発明の回路構成でも、ビットパターンのオシロスコープ
での波形観測にはなんら問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の第1のトリガー信号発生回路の構成を示
す図である。
【図2】従来の第2のトリガー信号発生回路の構成を示
す図である。
【図3】本発明のトリガー信号発生回路の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 M系列ランダムパターン発生器 2,7 マルチプレクサ(MUX) 3 シフトレジスタ 4 コンパレータ 5,6 フリップフロップ a 低速クロック b 高速クロック c 待ち受けパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J049 AA07 AA15 AA21 CB00 5K014 AA02 GA02 GA03 5K047 AA16 GG34 GG44 HH12 HH42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M系列ランダムパターンの任意なビット
    位相でトリガー信号を発生させるビットエラー測定装置
    のトリガー信号発生回路において、 M系列ランダムパターン発生器からの多重化される前の
    並列パターンと、予め設定されている待ち受けパターン
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段からのパターン一致信号を低速クロック信
    号でリタイミングする第1のリタイミング手段と、 前記第1のリタイミング手段からのリタイミング信号を
    高速クロック信号でリタイミングする第2のリタイミン
    グ手段と、 を含み前記第2のリタイミング手段からの出力をトリガ
    ー信号として出力することを特徴とするビットエラー測
    定装置のトリガー信号発生回路。
  2. 【請求項2】 前記低速クロック信号は、前記多重化に
    関する分周比で前記高速クロック信号を分周して得るこ
    とを特徴とする請求項1に記載のビットエラー測定装置
    のトリガー信号発生回路
  3. 【請求項3】 前記待ち受けパターンは、任意に変更が
    可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のビ
    ットエラー測定装置のトリガー信号発生回路
  4. 【請求項4】 前記ランダムパターン長が2n−1の場
    合に、前記待ち受けパターンのビット数はnであること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のビッ
    トエラー測定装置のトリガー信号発生回路
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜4のいずれか1項のトリ
    ガー信号を元にオシロスコープでビットパターンの波形
    観測を実行することを特徴とするビットエラー測定装
    置。
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