JPH10240834A - 表作成処理装置および表作成処理方法 - Google Patents

表作成処理装置および表作成処理方法

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JPH10240834A
JPH10240834A JP9039389A JP3938997A JPH10240834A JP H10240834 A JPH10240834 A JP H10240834A JP 9039389 A JP9039389 A JP 9039389A JP 3938997 A JP3938997 A JP 3938997A JP H10240834 A JPH10240834 A JP H10240834A
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JP
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table creation
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JP9039389A
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Yasunori Nakamura
康則 中村
晃 ▲高▼垣
Akira Takagaki
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩わしい作業を解消する。 【解決手段】 行列ラベル対応で作成または編集されて
モニタ装置2の画面上に表示された表の任意の枠線の太
さを変更する場合に、変更する枠線をマウス14で選択
すると共にその太さをキーボード13から入力し、か
つ、寸法指定基準として、境界線の線幅の外側にするか
または内側にするかの位置属性をマウス14で選択する
ことにより、CPU4は、入力された内容に基づいて、
演算処理部10を制御して各セルの境界線の位置を座標
演算処理させ、この座標演算処理結果に基づいて、CP
U4は、グラフィック処理部11を制御して、任意の枠
線をその指定太さで、かつ所定の位置属性の枠線よりな
る表画像をビデオRAM15内に記憶させ、そのビデオ
RAM15内の表画像がモニタ装置2の画面上に表示さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、行列ラベル対応で
表を作成する表作成処理装置および表作成処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表作成処理装置では、m
行n列(m,nは自然数)のセルよりなる表を作成する
に際して、行列データ(m,n)を入力すると共に、そ
の表の高さおよび幅などの各データを入力する行列ラベ
ル対応で表を作成していた。この場合、セルを構成する
境界線のうち任意の位置の線の太さを指定することがで
きる。
【0003】具体的には例えば、所定サイズの2行4列
のセルよりなる表を作成するに際して、行列データとし
て行数2と列数4を入力すると共に、その表の幅160
mmおよび高さ40mmの各データを入力することで、
行列ラベル対応で表を作成することができる。この作成
された表の外枠線を太く構成するに際して、その外枠線
の太さを指定する必要があり、図6に示すように、上下
に位置する横方向の外枠線LHの太さを例えば10mm
とし、左右に位置する縦方向の外枠線LVの太さを例え
ば20mmと指定することによって、外枠線を太く構成
した表を作成することができる。この場合、外枠線の位
置指定は、その外枠線の太さ方向の中央位置が行ラベル
および列ラベルの境界線の位置として指定されている。
なお、モニタ上のスケールは単位がcmである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の行列ラベル
対応の表作成における表(またはセル)のサイズ(幅お
よび高さ)の指定方法では、上下左右の矩形を構成する
線の幅方向中央位置であったため、線が特に太い場合
に、表の外形(領域)でサイズが指定されている場合な
どには、オペレータが外枠線の太さを考慮して、行列ラ
ベル対応で表を作成する必要があった。このように、外
枠線の太さを含めた表の外形寸法をその幅が例えば16
0mmで高さが40mmに合わせる場合に、図6の表か
ら外枠線の太さ分だけ内側に小さく表の大きさを変更す
る方法と、表の作成当初から外枠線の太さを考慮した外
形で表を作成する方法とが考えられる。
【0005】まず、図6の表から外枠線の太さ分だけ表
の大きさを変更する方法について説明すると、作成目的
とする表は、図7(a)に示すように、表の外形寸法で
幅160mm、高さ40mmであるが、図6の表は、外
枠線の太さの中央位置で位置指定されているために、外
枠線の太さの分だけ外形寸法が、幅180mm、高さ5
0mmと大きくなっている。したがって、まず、図6の
表の左上角の座標を、行ラベルの縦方向スケールと列ラ
ベルの横方向スケールの原点位置(0,0)に移動させ
る。さらに、外枠線のうちD列目の右境界線を20mm
だけ左側に移動させると共に、外枠線のうち2行目の下
境界線を10mmだけ上側に移動させれば、図7(b)
に示すような外形寸法で幅160mm、高さ40mmの
表となる。この場合、外枠線の位置指定は、その外枠線
の太さ方向の中央位置が行ラベルおよび列ラベルの境界
線の位置として指定されている。また、A列目〜D列目
の列間隔が変わってしまった場合などには、各行列の境
界線位置の微調整を行えばよい。
【0006】次に、表の作成当初から外枠線の太さを考
慮した外形で表を作成する方法について説明すると、作
成目的とする表は、図7(a)に示すように、外形寸法
で幅160mm、高さ40mmであり、また、左右に位
置する縦方向の外枠線の太さは20mmで、上下に位置
する横方向の外枠線の太さは10mmであるから、外枠
線の太さ分だけ小さくすればよいので、表の幅寸法14
0mm(160mm−20mm)で高さ寸法30mm
(40mm−10mm)に表作成当初から行列ラベル対
応で指定すれば、図7(b)に示すような線の太さを考
慮した表が得られることになる。この場合にも、外枠線
の位置指定は、その外枠線の太さ方向の中央位置が行ラ
ベルおよび列ラベルの境界線の位置として指定されてい
る。
【0007】このように、作成目的とする表やセルの外
形寸法と、外枠線の太さも含めた表やセルの外形寸法と
が一致しないために、線の太さによって表やセルの外形
寸法を、表作成当初から計算するか、または作成した表
から変更しなくてはならなかった。このような作業は、
作成者にとって操作上大変煩わしい作業であった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、特定の外枠線の太さを変更する場合に、表作成当初
から計算して表作成したり、作成した表から計算し直し
て変更したりする煩わしい作業を解消することができる
表作成処理装置および表作成処理方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の表作成処理装置
は、m行n列(m,nは自然数)、幅および高さを行列
ラベル対応で指定して表作成処理を行う表作成処理装置
において、幅および高さ指定時の寸法基準を、モニタ上
に表示される表の境界線の線幅の中央位置、境界線の線
幅の外側および内側の各位置のうち少なくとも境界線の
線幅の外側または内側の位置とするように表作成処理を
行う制御部を有することを特徴とするものである。ま
た、本発明の表作成処理方法は、m行n列(m,nは自
然数)、幅および高さを行列ラベル対応で指定して表作
成処理を行う表作成処理方法において、表の任意の境界
線およびその太さを入力し、かつ幅および高さ指定時の
寸法基準を、この入力されモニタ上に表示された表の境
界線の線幅の中央位置、この境界線の線幅の外側および
内側の各位置のうち少なくとも境界線の線幅の外側また
は内側の位置とするように表作成処理を行うことを特徴
とするものである。さらに、本発明の記憶媒体は、表の
任意の境界線およびその太さを入力し、かつ幅および高
さ指定時の寸法基準を、この入力された境界線の線幅の
中央位置、この境界線の線幅の外側および内側の各位置
のうち少なくとも境界線の線幅の外側または内側の位置
とするように表作成処理を行うことを特徴とする表作成
プログラムが記録されている。
【0010】上記構成により、幅および高さ指定時の寸
法基準として、境界線の線幅の外側にするかまたは内側
にするかの位置属性を有するように表作成処理を行うの
で、従来のように表作成当初から計算して表作成をした
り、作成した表から計算し直して変更したりする煩わし
い作業が解消されて、その操作性が向上すると共に作業
時間の短縮化が図られることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表作成処理装
置の実施形態について図面を参照して説明するが、本発
明は以下に示すような実施形態だけに限定されるもので
はない。
【0012】図1は、本発明の一実施形態における表作
成処理装置のハード構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、表作成処理装置1は、パー
ソナルコンピュータ本体(図示せず)と、編集する表や
文字さらに絵柄などの各種画像を表示可能なモニタ装置
2と、各種画像データや表作成処理用のプログラムデー
タなどからなるデータが記録された記録媒体3とからな
っている。
【0014】この表作成処理装置1の操作および制御シ
ステムは、各部を制御する中央演算処理装置(以下CP
Uという)4にバス5を介して接続されており、このバ
ス5に、各種データを格納可能なRAM6、インターフ
ェース回路7,8,9、演算処理部10、グラフィック
処理部11、インターフェース回路12がそれぞれ接続
されている。このインターフェース回路8には操作情報
を入力可能なキーボード13が接続され、また、インタ
ーフェース回路9には、モニタ装置2の画面位置(カー
ソル位置)に対応した操作情報を入力可能なマウス14
が接続されており、これらからの操作信号に応じた指令
をCPU4に実行させることができるようになってい
る。
【0015】この演算処理部10は、2次元座標演算や
その他各種処理を行い、また、グラフィック処理部11
は、信号処理部10の演算結果に基づいて、ビデオRA
M15に対して描画すべき画像データの書き込み処理を
行う。また、ビデオRAM15は、グラフィック処理部
11で処理された1画面分の画像データがインターフェ
ース回路12を介して書き込まれるようになっており、
所定周期で繰り返して読み出されることによってモニタ
装置2の画面上に静止画像が出力されるようになってい
る。
【0016】ここで、表作成処理装置1は、用途に応じ
てその形態が異なっているが、本実施形態では、表作成
処理装置1はパーソナルコンピュータとして構成されて
おり、この場合、上記モニタ装置2は上記コンピュータ
用のディスプレイに対応しており、CRTや液晶ディス
プレイ、プラズマディスプレイなどで構成されている。
上記グラフィック処理部11は、上記記録媒体3に記録
されている表作成用のプログラムデータの一部若しくは
コンピュータの拡張スロットに搭載される拡張ボード上
のハードウエアに対応し、上記インターフェース回路
7,8,9,12、ビデオRAM15は、コンピュータ
の拡張スロットに搭載される拡張ボード上のハードウエ
アに対応している。また、記録媒体3とは、例えば上記
画像データやオペレーティングシステムのプログラムデ
ータの記憶されたROMや、光ディスク、フレキシブル
ディスクなどである。また、RAM6は、コンピュータ
上のメインメモリまたは拡張メモリの各エリアに対応し
ている。
【0017】図2は、図1の表作成処理装置1の機能ブ
ロック構成を示すブロック図である。
【0018】図2において、CPU4、演算処理部1
0、グラフィック処理部11およびメモリ部(RAM
6、インターフェース回路7および記録媒体3)により
制御部21が構成されており、CPU4は、記録媒体3
に記録された画像データおよびプログラムデータなどか
らなるデータを読み出してRAM6に記憶させると共
に、新規に作成する表の行数mと列数n、およびその高
さと幅の各入力データに基づいて、演算処理部10に対
して各セルを分割する各境界線の始点と終点の座標演算
処理を実行させ、さらに、この座標演算処理結果に基づ
いてグラフィック処理部11で、ビデオRAM15に対
して描画すべき画像データの書き込み処理を行うように
制御するようになっている。また、その表の任意の枠線
の太さを変更した表を作成する場合には、枠線の選択処
理およびその太さの入力処理、さらに、枠線が太い場合
に、表(またはセル)の幅および高さなどの寸法基準位
置をどこにするかを示す位置属性情報の選択処理をする
ようになっている。この位置属性情報の選択処理は、表
(またはセル)の幅および高さ指定時の寸法基準を、表
の境界線の線幅の中央位置、境界線の線幅の外側および
内側の位置属性から何れかを選択するようになってい
る。これらの入力された任意の枠線、その太さおよび、
選択された位置属性情報に基づいて、CPU4は、演算
処理部10に対して選択した枠線の太さおよび位置基準
をその枠線の始点と終点の座標演算処理を行わせ、この
座標演算処理結果に基づいてグラフィック処理部11
で、ビデオRAM15に描画すべき画像データの書き込
み処理を行うように制御する構成である。
【0019】また、インターフェース回路8,9、キー
ボード13およびマウス14により入力部22が構成さ
れており、入力部(操作手段)22は、キーボード13
およびマウス14からの操作信号に応じた指令をCPU
4に行わせることで、新規に表作成させることができる
と共に、その表の任意の枠線の太さおよびその位置属性
を変更した表を作成させることができ、さらに、その作
成した表の各セルの高さおよび幅をマウス14のクリッ
プ機能で調整させることもできる。新規に表作成をする
場合には、表作成入力画面に対して行数mと列数n、お
よびその高さと幅の各データをキーボード13によって
入力するようになっている。また、表の任意の枠線の太
さを変更するような場合には、枠線太さ変更データ入力
画面に対して、任意の枠線およびその位置属性を、太さ
変更枠線選択手段および位置属性情報選択手段としての
キーボード13または/およびマウス14を用いてその
入力を行うことで選択すると共に、キーボード13によ
ってその任意の枠線の太さを入力するようになってい
る。さらに、メニューの表作成コマンドや枠線太さ変更
コマンドの起動などはマウス14を用いてその入力を行
うようになっている。
【0020】さらに、インターフェース回路12、ビデ
オRAM15およびモニタ装置2により表示部23が構
成されており、表示部23は、グラフィック処理部11
で、ビデオRAM15に対して書き込み処理を行った画
像データをモニタ装置2に出力することで、所望のm行
n列で所定高さおよび幅の表の枠組みがその画面上に表
示され、さらに、その表の任意の枠線の太さを変更処理
する場合には、マウス14で選択した任意の枠線と共に
その太さおよび位置属性を入力することにより、その入
力した内容の表の枠組みがモニタ装置2の表示画面上に
表示されることになる。なお、ここで、表という場合に
は、表の枠組み(骨組み)をいうものである。
【0021】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0022】図3は、図1および図2の表作成処理装置
の表作成動作を示すフローチャートである。
【0023】図3に示すように、画面上側のメニューコ
マンドをマウス14でクリックすることにより、所要の
複数の機能を示すメニューが表示される。このメニュー
の表作成コマンドを、マウス14でカーソル移動させて
クリックすることで選択すれば、表作成データ入力画面
が表示され、表の行数mおよび列数n、また、表の高さ
および幅(またはセルの高さおよび幅)を入力データと
してキーボード13から入力する。このように、キーボ
ード13から入力された各データに基づいて、CPU4
は、演算処理部10を制御して各セルの境界線の位置を
座標演算処理させる。この座標演算処理されたデータが
RAM6内に記憶される。さらに、この演算処理部10
の座標演算処理結果に基づいて、CPU4は、グラフィ
ック処理部11を制御してその境界線よりなる表画像を
作成させ、かつビデオRAM15内に記憶させるように
制御し、この表画像はモニタ装置2の画面上に繰り返し
て読み出されることで静止画像として表示される。本実
施形態では、行列データとして行数2と列数4とを入力
すると共に、その表の幅160mmおよび高さ40mm
のデータを入力することで、行列ラベル対応で表を作成
することができる。このとき、モニタ装置2の表示画面
には、各セルの高さ(表の高さ40mm÷表の行数2)
と各セルの幅(表の幅160mm÷表の列数4)を出力
データとして、図4(a)に示すような2行4列のセル
よりなる表が表示されることになる。
【0024】次に、図4(a)の表の外枠線の太さを変
更する場合について説明すると、ステップS1で、枠線
の太さを変更するに際して、位置属性を変更したい枠線
の属性変更を呼び出す。つまり、メニューの線太さ変更
コマンドを、マウス14でカーソル移動させてクリック
することで選択すれば、線太さ変更データ入力画面が中
央部にウインドウ表示される。この線太さ変更データ入
力画面に対して、変更したい枠線の位置および幅の具体
的内容をマウス14およびキーボード13から入力す
る。例えば上下に位置する横方向の外枠線をマウス14
で選択すると共にその太さ例えば10mmをキーボード
13から入力し、左右に位置する縦方向の外枠線をマウ
ス14で選択すると共にその太さ例えば20mmをキー
ボード13から入力してそれぞれ指定することになる。
また、この線太さ変更データ入力画面において、ステッ
プS2で位置属性を、表の境界線の「中央」、「内側」
および「外側」の表示項目からマウス14またはキーボ
ード13によって選択する。このように、表の枠線の太
さ変更の場合には特定セルをマウス14で選択する必要
はないが、図5のように特定セルの外枠線の太さを変更
するような場合には、特定セルの領域内をマウス14で
クリックをすることによって特定セルの選択が行われ、
これによって、そのセルの領域内が画面上でハイライト
して変色することで、使用者はそのセルが選択されたこ
とを知ることができる。このとき、現在作成されている
表における各セルの4角の座標のうち左上座標および右
下座標をRAM6で記憶することで、各セルの座標領域
を保持しており、CPU4は、マウス14でクリックさ
れた座標位置があるセルが選択されたと判断してそのセ
ルの領域内を画面上でハイライトさせるように制御して
いる。上記セル領域内がハイライトして変色するという
ことは、白黒表示では輝度レベル変換し、カラー表示で
は色変更することである。なお、表画像の任意の枠組み
を、白黒表示では輝度レベル変換し、カラー表示では色
変更することもできる。この特定セルの選択後に、上記
ステップS1〜S5を順次実行させればよいことにな
る。
【0025】さらに、ステップS1,S2で入力した内
容を訂正するのであれば、線太さ変更データ入力画面の
「キャンセル」をマウス14で選択して、太さ変更をし
たい枠線の選択、その太さの入力、さらに寸法基準とし
ての位置属性情報の入力をやり直すことができる。ま
た、ステップS1,S2で入力した内容が良ければ、線
太さ変更データ入力画面の「OK」をマウス14で選択
すれば、その入力された内容に基づいて、CPU4は、
ステップS3で演算処理部10を制御して表の外枠線を
座標演算処理する。さらに、この座標演算処理結果に基
づいて、CPU4は、ステップS4でグラフィック処理
部11を制御してその外枠線を含む表の1画面分の画像
データをビデオRAM15内に記憶させる。このビデオ
RAM15内の表画像は所定周期で繰り返して読み出さ
れることによってモニタ装置2の画面上に静止画像とし
て表示されることになる。
【0026】次いで、CPU4は、この作成されて表示
された表で良いかどうかを、ステップS5で判断する。
このCPU4の良否判断は、表示画面上に例えば「キャ
ンセル,OK」を表示させて、それをマウス14でクリ
ックして選択するようにしてもよい。ステップS5でマ
ウス14により「OK」を選択することで線太さ変更は
終了することになる。また、ステップS5でマウス14
により画面上の「キャンセル」を選択した場合には、C
PU4は、ステップS2で表の位置属性の選択をやり直
すことができる。
【0027】このようにして、位置属性情報の「外側」
を選択すれば、表の外枠線を太く構成しても、図4
(b)に示すように、その太い外枠線を含む、表の幅お
よび高さ寸法が、表の外形寸法となって画面上に表示さ
れることになる。また、位置属性情報の「内側」を選択
すれば、その太い外枠線を含まない、表の幅および高さ
寸法が、表の各寸法となって画面上に表示されることに
なる。この場合に表の外形幅および高さ寸法は、指定し
た表の幅および高さ寸法よりも、表の左右および上下位
置でそれぞれ、外枠線の太さ寸法分だけはみ出すことに
なる。さらに、位置属性情報の「中央」を選択すれば、
その太い各外枠線の幅中央部が、表の幅および高さ寸法
となって画面上に表示されることになる。この場合に表
の外形幅および高さ寸法は、指定した表の幅および高さ
寸法よりも、表の左右および上下位置でそれぞれ、外枠
線の太さの半分の寸法分だけはみ出すことになる。この
ように、外枠線を太く構成することで、たくさんある表
のうち重要な表を区別することができる。
【0028】さらに、その作成した表の各セルの高さお
よび幅をマウス14のクリップ機能で調整することで表
を編集することができる。その調整されて編集された表
の各セル内に文字をキーボード13から入力することが
できる。また、特定セルの領域内をマウス14でクリッ
クをすることによって特定セルの選択を行った後に、上
記ステップS1〜ステップS5と同様に処理すること
で、図5に示すように表内の特定セル(2行C列目のセ
ル)の外枠線を太く構成することができ、これによっ
て、そのセル内の文字を強調することができる。さら
に、その画面上の表および文字を印刷処理することで、
所望の基準寸法の表および文字を得ることができる。
【0029】したがって、CPU4は記録媒体3から読
み出された制御プログラムによって制御されており、行
列ラベル対応で作成または編集されてモニタ装置2の画
面上に表示された表の任意の枠線の太さを変更する場合
に、変更する枠線をマウス14で選択すると共にその太
さをキーボード13から入力し、かつ、寸法指定基準と
して境界線の線幅の外側にするかまたは内側にするかの
位置属性情報をマウス14で選択することにより、CP
U4は、入力された内容に基づいて、演算処理部10を
制御して各セルの枠線の位置を座標演算処理させ、この
座標演算処理結果に基づいて、CPU4は、グラフィッ
ク処理部11を制御して、任意の枠線の太さでかつ所定
の位置属性情報の枠線よりなる表画像をビデオRAM1
5内に記憶させ、そのビデオRAM15内の表画像がモ
ニタ装置2の画面上に表示される。このように、表の幅
および高さ指定時の寸法基準として、枠線の線幅の外側
にするかまたは内側にするかの位置属性を有するように
表作成処理を行うため、従来のように表作成当初から計
算して表作成をしたり、作成した表から計算し直して変
更したりする煩わしい作業を解消することができて、そ
の作業性が大幅に向上すると共に、大幅な作業時間の短
縮を図ることができる。
【0030】なお、本実施形態では、行列データ(m,
n)、その表の高さおよび幅などのデータを入力する行
列ラベル対応の表作成処理をした後に、所定の位置属性
で任意の枠線の太さを変更する場合について説明した
が、上記行列ラベル対応の表作成処理時に一括して所定
の位置属性で任意の枠線の太さで表作成処理させること
もできる。表作成処理は、本実施形態では、モニタ上で
一旦表示させたが、モニタによる表示を介さずに直接印
刷処理することもできる。この場合、表の各セル内に入
れる文字についてはセル毎に指定するようにしてもよ
い。
【0031】また、本実施形態では、線太さ変更データ
入力画面を用いて太さ変更する枠線の位置、その太さお
よび位置属性を入力するように構成したが、その他に、
アール(円弧)の大きさを入力可能で、表の各コーナー
部にそのアールを付けることもできるように構成するこ
ともできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、幅および
高さ指定時の位置基準として、境界線の線幅の外側にす
るかまたは内側にするかの位置属性を有するように表作
成処理を行うため、表作成当初から計算して表作成をし
たり、作成した表から計算し直して変更したりする煩わ
しい作業を解消することができて、その操作性を向上さ
せることができると共に作業時間の短縮化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における表作成処理装置の
ハード構成を示すブロック図である。
【図2】図1の表作成処理装置1の機能ブロック構成を
示すブロック図である。
【図3】図1および図2の表作成処理装置の表作成動作
を示すフローチャートである。
【図4】(a)は、図1および図2の表作成処理装置で
表作成処理をした場合の表示画面図、(b)は(a)の
外枠線を太く変更した場合の表例を示す表示画面図であ
る。
【図5】図1および図2の表作成処理装置で外枠線太さ
変更処理後に特定セルの外枠線を太く変更した場合の表
例を示す表示画面図である。
【図6】従来の表作成処理後に表の外枠線を太く変更し
た場合の表例を示す表示画面図である。
【図7】(a)は、作成目的とする表の表示画面図、
(b)は外枠線を太さを含む外形寸法が所定サイズ内に
なるように太さ変更処理をした従来の場合の表例を示す
表示画面図である。
【符号の説明】
1 表作成処理装置 2 モニタ装置 3 記録媒体 4 CPU 5 バス 6 RAM 7,8,9,12 インターフェース回路 10 演算処理部 11 グラフィック処理部 13 キーボード 14 マウス 15 ビデオRAM 21 制御部 22 入力部 23 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m行n列(m,nは自然数)、幅および
    高さを行列ラベル対応で指定して表作成処理を行う表作
    成処理装置において、 前記幅および高さ指定時の寸法基準を、表の境界線の線
    幅の中央位置、境界線の線幅の外側および内側の各位置
    のうち少なくとも前記境界線の線幅の外側または内側の
    位置とするように表作成処理を行う制御部を有すること
    を特徴とする表作成処理装置。
  2. 【請求項2】 m行n列(m,nは自然数)、幅および
    高さを行列ラベル対応で指定して表作成処理を行う表作
    成処理方法において、 表の任意の境界線およびその太さを入力し、かつ前記幅
    および高さ指定時の寸法基準を、前記入力された境界線
    の線幅の中央位置、この境界線の線幅の外側および内側
    の各位置のうち少なくとも前記境界線の線幅の外側また
    は内側の位置とするように表作成処理を行うことを特徴
    とする表作成処理方法。
JP9039389A 1997-02-24 1997-02-24 表作成処理装置および表作成処理方法 Withdrawn JPH10240834A (ja)

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