JPH10238987A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH10238987A JPH10238987A JP5384697A JP5384697A JPH10238987A JP H10238987 A JPH10238987 A JP H10238987A JP 5384697 A JP5384697 A JP 5384697A JP 5384697 A JP5384697 A JP 5384697A JP H10238987 A JPH10238987 A JP H10238987A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- header tank
- plate
- joint
- heat exchanger
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/001—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
- F28F9/002—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2275/00—Fastening; Joining
- F28F2275/12—Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements
- F28F2275/122—Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements by crimping, caulking or clinching
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出入口継手の周方向の回り止めのみならず、
長手方向にも確実に位置決めが出来るようにして、位置
決めの作業のみならず、仮固定の作業の解消を図ったも
のである。 【解決手段】 エンドプレート4aとかしめ用の係止爪
5を持つタンクプレート4bが、かしめ用の係止爪5を
かしめることで仮止めされるヘッダタンク4を有してい
る。このヘッダタンク4に取付られる入口継手6及び出
口継手7は、その腕14,14がヘッダタンク4を覆う
ような形状をなすと共に、先端に前記タンクプレート4
bの長手方向端縁に掛止する掛止部16を有しており、
その掛止部16に切り欠き17a,17bが形成され
る。そして、切り欠き17a,17bが前記係止爪5に
係止して炉中ろう付前に入口及び出口継手6,7が前記
ヘッダタンク4に対して回り止め、位置決めが確実に出
来ると共に、仮固定も出来るものである。
長手方向にも確実に位置決めが出来るようにして、位置
決めの作業のみならず、仮固定の作業の解消を図ったも
のである。 【解決手段】 エンドプレート4aとかしめ用の係止爪
5を持つタンクプレート4bが、かしめ用の係止爪5を
かしめることで仮止めされるヘッダタンク4を有してい
る。このヘッダタンク4に取付られる入口継手6及び出
口継手7は、その腕14,14がヘッダタンク4を覆う
ような形状をなすと共に、先端に前記タンクプレート4
bの長手方向端縁に掛止する掛止部16を有しており、
その掛止部16に切り欠き17a,17bが形成され
る。そして、切り欠き17a,17bが前記係止爪5に
係止して炉中ろう付前に入口及び出口継手6,7が前記
ヘッダタンク4に対して回り止め、位置決めが確実に出
来ると共に、仮固定も出来るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱交換器、特に
ヘッダタンクに取付られる出入口継手やブラケットの位
置決めを容易にした熱交換器に関する。
ヘッダタンクに取付られる出入口継手やブラケットの位
置決めを容易にした熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンデンサに用いられる熱交換器
は、複数のチューブとフィンとが交互に積層され、これ
ら積層されたチューブの両端にヘッダタンクが連通接続
されている。そして、両ヘッダタンクの上下端には盲蓋
が取付られると共に、一方のヘッダタンクの適所には熱
交換媒体を導入させるべく入口継手が、そして他方への
ヘッダタンクの適所には熱交換媒体を排出させるべく出
口継手が取付られている。
は、複数のチューブとフィンとが交互に積層され、これ
ら積層されたチューブの両端にヘッダタンクが連通接続
されている。そして、両ヘッダタンクの上下端には盲蓋
が取付られると共に、一方のヘッダタンクの適所には熱
交換媒体を導入させるべく入口継手が、そして他方への
ヘッダタンクの適所には熱交換媒体を排出させるべく出
口継手が取付られている。
【0003】上記ヘッダタンクには、互いに径方向に組
付られて管状物を形成する2分割タイプのものがある。
例えば、当出願人が提案した実開平6−74877号公
報のものがあり、ヘッダタンク4はチューブ2を取付け
るエンドプレート4aと、継手等を取付けるタンクプレ
ート4bとより成っている。この2分割タイプのヘッダ
タンク4は、分離して仕切板7の取付や、チューブ2の
挿入穴(長穴)の加工が容易である長所を有している。
付られて管状物を形成する2分割タイプのものがある。
例えば、当出願人が提案した実開平6−74877号公
報のものがあり、ヘッダタンク4はチューブ2を取付け
るエンドプレート4aと、継手等を取付けるタンクプレ
ート4bとより成っている。この2分割タイプのヘッダ
タンク4は、分離して仕切板7の取付や、チューブ2の
挿入穴(長穴)の加工が容易である長所を有している。
【0004】このヘッダタンク4は、チューブ2やフィ
ン3と組立た状態で炉中ろう付されるが、その際に、ヘ
ッダタンク4の仮止めを図る目的で、タンクプレート4
bの長手方向端縁の両側で、適宜な距離を有してかしめ
止め用の係止爪14が備えられており、該係止爪14を
かしめてエンドプレート4aの外側と係止させ仮止めが
図られていた。
ン3と組立た状態で炉中ろう付されるが、その際に、ヘ
ッダタンク4の仮止めを図る目的で、タンクプレート4
bの長手方向端縁の両側で、適宜な距離を有してかしめ
止め用の係止爪14が備えられており、該係止爪14を
かしめてエンドプレート4aの外側と係止させ仮止めが
図られていた。
【0005】そして更に、この公知例では、入口並びに
出口継手9a,9bは、取付け面をタンクプレート4b
の外面を覆う形状にすると共に、その端部に合わせる掛
止部12を形成して取付け面11の周方向の回り止めを
図っていた。
出口継手9a,9bは、取付け面をタンクプレート4b
の外面を覆う形状にすると共に、その端部に合わせる掛
止部12を形成して取付け面11の周方向の回り止めを
図っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した公知例にあっ
ては、掛止部12がタンクプレート4bの縁に係止して
周方向の回り止めが図られることの作用効果を有する
が、ヘッダタンク4の長手方向の位置決めは出来ず、位
置決め治具を用いて位置出しをし、しかる後に、溶接等
で仮固定していた。この仮固定する作業が手間を要し、
製作コストの上昇をまねいていた。
ては、掛止部12がタンクプレート4bの縁に係止して
周方向の回り止めが図られることの作用効果を有する
が、ヘッダタンク4の長手方向の位置決めは出来ず、位
置決め治具を用いて位置出しをし、しかる後に、溶接等
で仮固定していた。この仮固定する作業が手間を要し、
製作コストの上昇をまねいていた。
【0007】そこで、この発明は、出入口継手の周方向
の回り止めのみならず、長手方向にも確実に位置決めで
きるようにしたもので、ヘッダタンクを構成するタンク
プレートに形成のかしめ止め用の係止爪を利用すること
で、位置決めのみならず仮固定する作業の煩雑の解消を
図った熱交換器を提供することにある。
の回り止めのみならず、長手方向にも確実に位置決めで
きるようにしたもので、ヘッダタンクを構成するタンク
プレートに形成のかしめ止め用の係止爪を利用すること
で、位置決めのみならず仮固定する作業の煩雑の解消を
図った熱交換器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、複数のチューブとフィンとが交互に積層され、これ
ら積層されたチューブの両端にエンドプレートとかしめ
止め用の係止爪を持つタンクプレートとからなる2分割
ヘッダタンクが連通接続され、該ヘッダタンクに入口継
手と出口継手とが取付られた熱交換器において、前記入
口継手及び出口継手には、前記ヘッダタンクを挟持する
腕を持っており、この腕には、その先端に掛止部を持つ
と共に、前記タンクプレートの係止爪と係止する切り欠
きを形成し、該切り欠きを利用して入口継手及び出口継
手の取付られる位置が定められるようにしたことにある
(請求項1)。
は、複数のチューブとフィンとが交互に積層され、これ
ら積層されたチューブの両端にエンドプレートとかしめ
止め用の係止爪を持つタンクプレートとからなる2分割
ヘッダタンクが連通接続され、該ヘッダタンクに入口継
手と出口継手とが取付られた熱交換器において、前記入
口継手及び出口継手には、前記ヘッダタンクを挟持する
腕を持っており、この腕には、その先端に掛止部を持つ
と共に、前記タンクプレートの係止爪と係止する切り欠
きを形成し、該切り欠きを利用して入口継手及び出口継
手の取付られる位置が定められるようにしたことにある
(請求項1)。
【0009】また、熱交換器は、複数のチューブとフィ
ンとが交互に積層され、これら積層されたチューブの両
端にエンドプレートとかしめ止め用の係止爪を持つタン
クプレートとからなる2分割ヘッダタンクが連通接続さ
れ、該ヘッダタンクに入口継手と出口継手並びにブラケ
ットが取付られた熱交換器において、前記ブラケットに
は、ヘッダタンクを挟持する腕を持っており、この腕に
は、その先端に掛止部を持つと共に、前記タンクプレー
トの係止爪と係止する切り欠きを形成し、該切り欠きを
利用して入口継手及び出口継手の取付られる位置が定め
られるようにしたことにある(請求項2)。
ンとが交互に積層され、これら積層されたチューブの両
端にエンドプレートとかしめ止め用の係止爪を持つタン
クプレートとからなる2分割ヘッダタンクが連通接続さ
れ、該ヘッダタンクに入口継手と出口継手並びにブラケ
ットが取付られた熱交換器において、前記ブラケットに
は、ヘッダタンクを挟持する腕を持っており、この腕に
は、その先端に掛止部を持つと共に、前記タンクプレー
トの係止爪と係止する切り欠きを形成し、該切り欠きを
利用して入口継手及び出口継手の取付られる位置が定め
られるようにしたことにある(請求項2)。
【0010】このために、出入口継手並びにブラケット
が、掛止部にてタンクプレートに掛止し、ヘッダタンク
に対して回り止めの効果が得られ、切り欠きがタンクプ
レートの係止爪と係止してヘッダタンクの長手方向に位
置が確実に定められているものである。したがって、位
置決め治具や、溶接などの仮固定する作業をなくすこと
ができるものである。
が、掛止部にてタンクプレートに掛止し、ヘッダタンク
に対して回り止めの効果が得られ、切り欠きがタンクプ
レートの係止爪と係止してヘッダタンクの長手方向に位
置が確実に定められているものである。したがって、位
置決め治具や、溶接などの仮固定する作業をなくすこと
ができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。
いて、図面に基づいて説明する。
【0012】図1において、熱交換器1が示され、複数
の偏平のチューブ2と波状のフィン3とが交互に積層さ
れ、この積層された多数の偏平チューブ2の左右両端が
ヘッダタンク4,4に連通接続されている。
の偏平のチューブ2と波状のフィン3とが交互に積層さ
れ、この積層された多数の偏平チューブ2の左右両端が
ヘッダタンク4,4に連通接続されている。
【0013】ヘッダタンク4,4は2分割タイプのもの
でエンドプレート4aとこれに接合するタンクプレート
4bとより成り、灯中ろう付されて一体化されている
が、炉中ろう付前はタンクプレートの長手方向両端縁に
隙間をおいて設けられた多数かしめ用の係止爪5のかし
めにより仮止めされている。このヘッダタンク4,4の
上下端は閉塞されると共に、内部に図示しない仕切板の
挿入にて、冷媒などの熱交換媒体が蛇行して流れる流路
(パラレルフロー)を実現している。
でエンドプレート4aとこれに接合するタンクプレート
4bとより成り、灯中ろう付されて一体化されている
が、炉中ろう付前はタンクプレートの長手方向両端縁に
隙間をおいて設けられた多数かしめ用の係止爪5のかし
めにより仮止めされている。このヘッダタンク4,4の
上下端は閉塞されると共に、内部に図示しない仕切板の
挿入にて、冷媒などの熱交換媒体が蛇行して流れる流路
(パラレルフロー)を実現している。
【0014】また、ヘッダタンク4,4には、熱交換媒
体を導入する入口継手6と熱交換媒体を排出させる出口
継手7と、熱交換器1を構造物に取付けるためのブラケ
ット8,8を有している。なお、9はヘッダタンク4の
下端から熱交換媒体を出口継手7に導くパイプである。
体を導入する入口継手6と熱交換媒体を排出させる出口
継手7と、熱交換器1を構造物に取付けるためのブラケ
ット8,8を有している。なお、9はヘッダタンク4の
下端から熱交換媒体を出口継手7に導くパイプである。
【0015】図2及び図3において、入口継手6のヘッ
ダタンク4に取付られている状態が示され、ヘッダタン
ク4は前述したごとく、エンドプレート4aとタンクプ
レート4bとより構成された管状物で、炉中ろう付によ
り一体化されている。このエンドプレート4aは、断面
半円形状のアルミニウムを主材とする部材で、その長手
方向に長孔11が多数形成され偏平のチューブ2が挿入
されている。
ダタンク4に取付られている状態が示され、ヘッダタン
ク4は前述したごとく、エンドプレート4aとタンクプ
レート4bとより構成された管状物で、炉中ろう付によ
り一体化されている。このエンドプレート4aは、断面
半円形状のアルミニウムを主材とする部材で、その長手
方向に長孔11が多数形成され偏平のチューブ2が挿入
されている。
【0016】また、タンクプレート4bは、断面半円形
状のアルミニウムを主材とする部材で、その長手方向両
端縁に適宜な隙間を持ってかしめ用の係止爪5が多数形
成されており、前記エンドプレート4aの外側からかし
められ、且つ炉中ろう付により溶着されて一体化されて
いる。
状のアルミニウムを主材とする部材で、その長手方向両
端縁に適宜な隙間を持ってかしめ用の係止爪5が多数形
成されており、前記エンドプレート4aの外側からかし
められ、且つ炉中ろう付により溶着されて一体化されて
いる。
【0017】このようなヘッダタンク4に取付られた入
口継手6は、図4にも示すように、熱交換媒体を流す貫
通孔12が形成されたブロック状の本体13と、この一
方側に前記ヘッダタンク4のタンクプレート4bを覆う
ために両方向に伸びる腕14,14を有し、その内側に
タンクプレートの外面を覆う取付け面15を有してい
る。この腕14,14の先端には、内側へ突出する釣状
の掛止部16,16が形成され、前記タンクプレート4
bの端縁に掛止するものである。
口継手6は、図4にも示すように、熱交換媒体を流す貫
通孔12が形成されたブロック状の本体13と、この一
方側に前記ヘッダタンク4のタンクプレート4bを覆う
ために両方向に伸びる腕14,14を有し、その内側に
タンクプレートの外面を覆う取付け面15を有してい
る。この腕14,14の先端には、内側へ突出する釣状
の掛止部16,16が形成され、前記タンクプレート4
bの端縁に掛止するものである。
【0018】また、腕14,14の掛止部16,16の
一部には、切り欠き17a,17bが設けられている。
この切り欠き17aは一部切欠形状をなし、また切り欠
き17aは溝形状をなしているものであると共に、この
切り欠き17aと切り欠き17bとの距離は、前記した
かしめ用の係止爪5間の距離と等しく、この切り欠き1
7a,17bはかしめ用係止爪5に嵌入されている。
一部には、切り欠き17a,17bが設けられている。
この切り欠き17aは一部切欠形状をなし、また切り欠
き17aは溝形状をなしているものであると共に、この
切り欠き17aと切り欠き17bとの距離は、前記した
かしめ用の係止爪5間の距離と等しく、この切り欠き1
7a,17bはかしめ用係止爪5に嵌入されている。
【0019】これにより、腕14,14の掛止部16,
16がタンクプレート4bの端縁に掛止して回り止めが
図られると共に、切り欠き17a,17bが係止爪5に
係止して長手方向の取付位置が確定されるものである。
なお、切り欠き17a,17bは、ヘッダタンク4へ取
付られる位置により一部切欠形状となったり、また溝形
状となることがあると共に、前記係止爪5間の距離が大
きくなれば切り欠きが一個となることもあるし、また距
離が小さくなれば、複数個となるものである。
16がタンクプレート4bの端縁に掛止して回り止めが
図られると共に、切り欠き17a,17bが係止爪5に
係止して長手方向の取付位置が確定されるものである。
なお、切り欠き17a,17bは、ヘッダタンク4へ取
付られる位置により一部切欠形状となったり、また溝形
状となることがあると共に、前記係止爪5間の距離が大
きくなれば切り欠きが一個となることもあるし、また距
離が小さくなれば、複数個となるものである。
【0020】以上入口継手6について説明したが、出口
継手7も同様の構成をしており、重複するため説明を省
略する。また、入口継手6のみならず、出口継手7は押
し出し成形により形成されるものである。
継手7も同様の構成をしており、重複するため説明を省
略する。また、入口継手6のみならず、出口継手7は押
し出し成形により形成されるものである。
【0021】上述の構成にあって、熱交換器1の製造
は、まずチューブ2とフィン3とを交互に積層して、多
数のチューブ2の両端を予め仮組付られたヘッダタンク
4の長孔11に挿入して組立てられる。ヘッダタンク4
は、エンドプレート4aとタンクプレート4bが接合さ
れ、且つ係止爪5をかしめて両者が一体化されている。
そして最後に入口継手6及び出口継手7がヘッダタンク
4,4に取付られる。
は、まずチューブ2とフィン3とを交互に積層して、多
数のチューブ2の両端を予め仮組付られたヘッダタンク
4の長孔11に挿入して組立てられる。ヘッダタンク4
は、エンドプレート4aとタンクプレート4bが接合さ
れ、且つ係止爪5をかしめて両者が一体化されている。
そして最後に入口継手6及び出口継手7がヘッダタンク
4,4に取付られる。
【0022】即ち、腕14,14をタンクプレート4b
側に移動させながら取付面15を該タンクプレート4b
に接合する。その際に、掛止部16に形成の切り欠き1
7a,17bに係止爪5に嵌合させることで取付位置が
決められ、且つ掛止部16がタンクプレート4bの端縁
に係止される。これにより腕14,14の掛止にて回り
止めされると共に、切り欠き17a,17bにてその位
置が確定されるものである。その際に、腕14,14の
スプリングバック作用による締力によって位置決め治具
や溶接などの仮固定をする作業をなくすことができる。
側に移動させながら取付面15を該タンクプレート4b
に接合する。その際に、掛止部16に形成の切り欠き1
7a,17bに係止爪5に嵌合させることで取付位置が
決められ、且つ掛止部16がタンクプレート4bの端縁
に係止される。これにより腕14,14の掛止にて回り
止めされると共に、切り欠き17a,17bにてその位
置が確定されるものである。その際に、腕14,14の
スプリングバック作用による締力によって位置決め治具
や溶接などの仮固定をする作業をなくすことができる。
【0023】図5において、ブラケット20にこの発明
が実施さた例が示され、ブラケット20に入口継手6及
び出口継手7の構成と同様な構成とし、腕14の先端に
掛止部16を設けると共に、適宜に切り欠き17a,1
7bを形成している。これにより、掛止部16にて回り
止めの防止の効果、切り欠きによる位置決めの確実性が
持たされるものである。
が実施さた例が示され、ブラケット20に入口継手6及
び出口継手7の構成と同様な構成とし、腕14の先端に
掛止部16を設けると共に、適宜に切り欠き17a,1
7bを形成している。これにより、掛止部16にて回り
止めの防止の効果、切り欠きによる位置決めの確実性が
持たされるものである。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入口
継手、出口継手のみならず、ブラケットに形成の腕の先
端の掛止部がヘッダタンクを構成するタンクプレートの
端縁に掛止して周方向の回り止めが図られると共に、掛
止部に構成の切り欠きが、ヘッダタンクのかしめ用の係
止爪に嵌合して長手方向の位置決めが出来ることで、炉
中ろう付前における位置決めの容易化や、位置決め治具
をなくし、且つ溶接などの仮固定手段を廃止することが
できる。
継手、出口継手のみならず、ブラケットに形成の腕の先
端の掛止部がヘッダタンクを構成するタンクプレートの
端縁に掛止して周方向の回り止めが図られると共に、掛
止部に構成の切り欠きが、ヘッダタンクのかしめ用の係
止爪に嵌合して長手方向の位置決めが出来ることで、炉
中ろう付前における位置決めの容易化や、位置決め治具
をなくし、且つ溶接などの仮固定手段を廃止することが
できる。
【図1】この発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】入口継手がヘッダタンクに取付られている状態
を示した要部拡大図である。
を示した要部拡大図である。
【図3】同上の拡大斜視図である。
【図4】入口継手の斜視図である。
【図5】本発明がブラケットに用いられた状態を示した
要部拡大図である。
要部拡大図である。
1 熱交換器 2 偏平のチューブ 3 フィン 4 ヘッダタンク 4a エンドプレート 4b タンクプレート 5 かしめ用係止爪 6 入口継手 7 出口継手 8 ブラケット 14 腕 15 取付面 16 掛止部 17a,17b 切り欠き 20 ブラケット
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のチューブとフィンとが交互に積層
され、これら積層されたチューブの両端にエンドプレー
トとかしめ止め用の係止爪を持つタンクプレートとから
なる2分割ヘッダタンクが連通接続され、該ヘッダタン
クに入口継手と出口継手とが取付られた熱交換器におい
て、 前記入口継手及び出口継手には、前記ヘッダタンクを挟
持する腕を持っており、この腕には、その先端に掛止部
を持つと共に、前記タンクプレートの係止爪と係止する
切り欠きを形成し、該切り欠きを利用して入口継手及び
出口継手の取付られる位置が定められるようにしたこと
を特徴とする熱交換器。 - 【請求項2】 複数のチューブとフィンとが交互に積層
され、これら積層されたチューブの両端にエンドプレー
トとかしめ止め用の係止爪を持つタンクプレートとから
なる2分割ヘッダタンクが連通接続され、該ヘッダタン
クに入口継手と出口継手並びにブラケットが取付られた
熱交換器において、 前記ブラケットには、ヘッダタンクを挟持する腕を持っ
ており、この腕には、その先端に掛止部を持つと共に、
前記タンクプレートの係止爪と係止する切り欠きを形成
し、該切り欠きを利用して入口継手及び出口継手の取付
られる位置が定められるようにしたことを特徴とする熱
交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5384697A JPH10238987A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5384697A JPH10238987A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10238987A true JPH10238987A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12954146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5384697A Pending JPH10238987A (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10238987A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001280883A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 熱交換器 |
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JP2009229023A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Denso Corp | 熱交換器およびその製造方法 |
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