JPH10238244A - 建具装置 - Google Patents

建具装置

Info

Publication number
JPH10238244A
JPH10238244A JP4393597A JP4393597A JPH10238244A JP H10238244 A JPH10238244 A JP H10238244A JP 4393597 A JP4393597 A JP 4393597A JP 4393597 A JP4393597 A JP 4393597A JP H10238244 A JPH10238244 A JP H10238244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
water return
return material
lower frame
fitting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4393597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3664562B2 (ja
Inventor
Yuzo Nonoyama
雄三 野々山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Corp
Original Assignee
Ando Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Corp filed Critical Ando Corp
Priority to JP04393597A priority Critical patent/JP3664562B2/ja
Publication of JPH10238244A publication Critical patent/JPH10238244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3664562B2 publication Critical patent/JP3664562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉扉時において雨水の吹き込み等があっても
入口内には雨水が浸入しないようにする雨水浸入防止機
構を備えた建具装置を提供することにある。 【解決手段】 建物の外部に面する出入口に開き戸、引
き戸等の開閉扉1を装備した扉枠2を包含する建具装置
において、前記扉枠2の下枠2aを前記出入口の内部床
3及び外部床4と面一になるように敷設されるフラット
面を有した前後一対の型枠部材2a1,2a2で形成し、こ
の型枠部材からなる下枠2aに、前記扉1の開扉時に下
枠2aの上面より下方へ没入させることができ、前記扉
1の閉扉時に下枠2aの上面より上方へ突出させること
ができる突没可能な水返し材12を有し、この水返し材
を下枠2aの上面より突出させた閉扉時の状態で入口内
への雨水浸入を防止する雨水浸入防止機構10を備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の外部に面する
出入口に開き戸や引き戸等の開閉扉を装備した扉枠を包
含する建具装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の外部に面する建具装置、例えば外
開き式のスチール製の開閉扉1と扉枠2を有する図11
に示すような建具装置は、扉1の閉合部から雨水が入口
内部に浸入しないように扉枠2の下枠2aを図示の如き
断面形状に形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような建具装置
では、出入口の内部床3が建物の外部床4より高くなっ
て、出入口の前にH寸法の段差が生じるので、台車を利
用して建物内に荷物を搬入するような場合に不都合が生
じるという問題がある。
【0004】このような問題を解消する従来技術とし
て、前記扉枠2の下枠2aを出入口の内部床3及び外部
床4と面一なフラット面を有する図12に示すような型
枠部材で形成し、この出入口の前に排水用グレーチング
5等を設備することが知られている。この方式では、引
き水や流れ水等は防げるが、矢印イで示す方向からの雨
水吹き込みには対応することができず、前記扉1と下枠
2aとの隙間から雨水が室内側に浸入するという問題が
発生する。
【0005】また、レール式又はハンガー式の引き戸や
電動式オートドアー等を開閉扉1とした建具装置におい
て、出入口の前に沓ふきマット6等により図13の如く
水切をつける技術も知られているが、この方法でも矢印
イで示す方向からの雨水吹き込みには対応することがで
きず、前記扉1と下枠2aとの隙間から雨水が室内側に
浸入するという問題が発生する。
【0006】この発明は前記従来の問題を解消するため
になされたもので、その目的は閉扉時において雨水の吹
き込み等があっても室内側には雨水が浸入しないように
する雨水浸入防止機構を備えた建具装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の建具装置は、図1及び図2に示すように
扉枠2の下枠2aに、前記扉1の開扉時に下枠2aの上
面より下方へ没入させることができ、前記扉1の閉扉時
に下枠2aの上面より上方へ突出させることができる突
没可能な水返し材12を有し、この水返し材を下枠2a
の上面より突出させた閉扉時の状態で入口内への雨水浸
入を防止する雨水浸入防止機構10を備えたことを特徴
とする。
【0008】前記雨水浸入防止機構10の水返し材12
は開扉時に足で踏み込んで没入させる足踏み式のもので
あっても良いが、扉1の開扉時に水返し材12が没入
し、扉1の閉扉時に水返し材12が突出するように扉1
の開閉動作と水返し材12の突没動作を連動させること
も可能である。
【0009】また、荷物を台車にて出し入れする場合
は、扉開放時(開扉時)に扉枠2の下枠2aがフラット
である必要がある。このため第2の発明では、図2及び
図3に示すように前記扉枠2の下枠2aを出入口の内部
床3及び外部床4と面一になるように敷設されるフラッ
ト面を有した前後一対の型枠部材2a1,2a2で形成し、
この型枠部材からなる下枠2aの下側に装置ユニットボ
ックス9を設け、この装置ユニットボックス内に雨水浸
入防止機構10を装備して、この雨水浸入防止機構の水
返し材12が型枠部材2a1,2a2間の離隔隙間11を上
昇及び下降するように構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(第1
の実施例)を図1乃至図3に従い具体的に説明する。こ
の第1の実施例は、建物の外部に面する出入口に両開き
戸1a,1bを開閉扉1として装備した扉枠2を包含す
る建具装置において、前記扉枠2の下枠2aを出入口の
内部床3及び外部床4と面一になるように敷設されるフ
ラット面を有した前後一対の型枠部材2a1,2a2で形成
し、この型枠部材からなる下枠2aの下側位置に排水管
8のついた装置ユニットボックス9を設け、この装置ユ
ニットボックス9内に雨水浸入防止機構10を装備して
いる。
【0011】この雨水浸入防止機構10は、前記型枠部
材2a1,2a2間の離隔隙間11(扉閉合部の内側沿いの
位置にスリット状に開口する)を上昇及び下降する突没
可能な水返し材12(両開きの場合には図1の如く左右
分割にすることが望ましい)と、この水返し材12を上
方に付勢し該水返し材12の図2に示すような突出状態
を保持させるコイル状をなした複数のスプリング13
と、前記ボックス9内に配置され水返し材12を開扉時
に足で踏み込んで図3の如く下降没入させた時に該水返
し材12の鉄板等の帯磁性体部12aが接触し該帯磁性
体部12aを磁力吸引して前記水返し材12の没入状態
を保持させる電磁マグネット14と、前記扉枠2の扉閉
合部に配置され前記扉1の閉扉時に閉成されて電磁マグ
ネット14の磁力吸引を解除させる作動スイッチ15と
から構成されている。
【0012】このような構成の雨水浸入防止機構10
は、扉開放時(開扉時)に水返し材12を足で踏み込む
と、この水返し材12がスプリング13を押し縮めなが
ら下降し、その帯磁性体部12aが電磁マグネット14
の磁力吸着部に図3の如く接触して吸着固定されること
により水返し材12の没入状態を保持する。この水返し
材12の没入によって扉枠2の下枠2aは出入口の内部
床3及び外部床4と面一な図3の如きフラットの状態に
なるので、台車を利用した荷物等の搬入・搬出を容易に
行うことができる。
【0013】また、前記扉1を閉めて閉鎖状態(閉扉状
態)にすると、扉閉合部に仕込まれた作動スイッチ15
が扉部の押圧により電気的に閉成(ON)されて、電磁
マグネット14が解錠(消磁)される。これにより、電
磁マグネット14による帯磁性体部12aの磁力吸引が
解除されて水返し材12がスプリング13の弾力により
上方へ押上げられて図2に示すような突出状態が保持さ
れる。
【0014】なお、図3に示すような開扉時の状態にお
いて、前記スイッチ15を手動操作で閉成(ON)すれ
ば、前記扉1を開いた状態で水返し材12を図2に示す
ように突出させることも可能である。前記第1の実施例
は、両開き戸1a,1bの建具装置に適用した場合につ
いて説明したが、片開き戸又は親子開き戸等の建具装置
に第1の実施例を適用することも可能である。
【0015】図4乃至図8は本発明の第2の実施例を示
す。この第2の実施例は、前記扉枠2の下枠2aを出入
口の内部床3及び外部床4と面一になるように敷設され
るフラット面を有した前後一対の型枠部材2a1,2a2で
形成し、この型枠部材からなる下枠2aの下側位置に装
置ユニットボックス9を設け、この装置ユニットボック
ス9内に雨水浸入防止機構10を装備するという構成に
おいて、前記第1の実施例と同様であるが、オートドア
タイプの引き戸1c,1dを開閉扉1とし、この扉1の
開閉動作(開閉手段は公知技術であるので説明を省略す
る)と水返し材12の突没動作を、前記扉1の開扉時に
水返し材12が没入し、前記扉1の閉扉時に水返し材1
2が突出するように連動させる構成とした点が相違して
いる。
【0016】即ち、この第2の実施例においては、前記
の雨水浸入防止機構10を、型枠部材2a1,2a2間の離
隔隙間11を上昇及び下降する突没可能な水返し材12
(扉閉合部の内側沿いの位置に図6の如く突出して雨水
の浸入を防止する機能を有する)と、この水返し材を上
方に付勢し該水返し材12の図6に示すような突出状態
を保持させる複数のスプリング13と、水返し材12の
両端固定点C,C′の下方に位置し前記ボックス9内に
配置された固定滑車B,B′と、この各固定滑車B,
B′に掛装され一端が水返し材12の両端固定点C,
C′に他端が引き戸1c,1dの下枠固定点A,A′に
固定されるワイヤー17,17′(水返し材の下フラン
ジ12bの長孔18に挿通される)とから構成されてい
る。
【0017】なお、前記引き戸1c,1dの下枠固定点
A,A′は、例えば引き戸1c,1dの下枠に設置した
ワイヤー固定突起であって、引き戸1c,1dの閉扉時
に図5の如く固定滑車B,B′の位置より内側に変位し
た位置にあるが、前記引き戸1c,1dが図5矢印方向
に移動し、下枠固定点A,A′が水返し材12の両端固
定点C,C′の位置を越えて図5に示すa,a′点まで
水平移動すると、この開扉動作によりC,B点間のワイ
ヤー17及びC′,B′点間のワイヤー17′がC点及
びC′点から下方へ、即ちB点,B′点の方向へ引っ張
られることにより、水返し材12が下方へ牽引移動され
て図7,図8の如く没入されることになる。
【0018】雨水浸入防止機構10を前記のように構成
すると、引き戸1c,1dの開閉動作と水返し材12の
突没動作を、引き戸1c,1dの開放時に水返し材12
が図7及び図8の如く没入し、引き戸1c,1dの閉扉
時に水返し材12が図5,図6の如く突出するように連
動させることができる。なお、図4の符号7は扉枠2の
開扉閉合部に嵌めたガラス窓を示している。また、図9
はワイヤー17の掛け方を変えた変形例を示し、A,B
点の間に角度可変性のある可動滑車BPを介装させた構
成としている点が相違している。
【0019】前記第2の実施例は、両引き戸1c,1d
の建具装置に適用した場合について説明したが、ハンガ
ードアや自動ドアを含む片引き戸等の建具装置に第2の
実施例を適用することも可能である。
【0020】図10は本発明の第3の実施例を示す。こ
の第3の実施例は、前記扉枠2の下枠2aの下側部に、
扉1の開扉時に下枠2aの上面より下方へ没入させるこ
とができ、扉1の閉扉時に下枠2aの上面より上方へ突
出させることができる突没可能な水返し材12を有する
図示省略の雨水浸入防止機構を備えた点において前記第
1及び第2の実施例と同様であるが、出入口の内部床3
が建物の外部床4′より高くて出入口の前にH寸法(例
えば100mm程度)の段差が生じる場合に、この段差形
成位置に外部床4′より一段低くなるように掘り下げた
排水ピット20(排水管8を備えている)を設け、この
排水ピット20内に常時は該ピット内に倒伏収納され台
車搬入の使用時には傾斜状態に起し回動されて外部床
4′と出入口とを緩い勾配例えば1/12位の勾配で接
続する起倒回動方式の可動スロープ台21を装備した点
が相違している。
【0021】この可動スロープ台21は、基端枢軸22
を支点として上下方向に起倒回動されるもので、排水ピ
ット20内への図10点線で示すような倒伏収納の状態
は、スロープ台21を支持体22に支承させることによ
り保持される。このスロープ台21の倒伏収納状態で
は、該スロープ台21が排水ピット20の開口部を閉塞
して外部床4′と面一な水平状態になるので、前記スロ
ープ台21が通路として利用できスペースの有効利用が
計れる。
【0022】前記スロープ台21の起倒装置は、例えば
スロープ台21の先端下側部に支軸23で枢軸された回
動脚体24と、この回動脚体24を図10矢印方向に回
動させてスロープ台21の起倒回動を行う油圧シリンダ
25とから構成される。
【0023】このような起倒装置で前記スロープ台21
を図10実線で示すような状態にすると、外部床4′と
出入口とが緩い勾配例えば1/12位の勾配のスロープ
台21で接続されるので、このスロープ台21を用いて
荷物用台車を建物内にスムースに入れ出しすることがで
きる。
【0024】なお前記スロープ台21は、水返し材12
の突没動作とは別に起倒動作しても良いが、このスロー
プ台21の起倒動作と前記水返し材12の突没動作を、
スロープ台21を上げた時に水返し材12が下降没入
し、スロープ台21を下げた時に水返し材12が上昇突
出するように連動させることも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1による建具装置では、
閉扉時において雨水の吹き込み等があっても室内側への
雨水の浸入を下枠上面より突出させた水返し材により防
止することができる。また、本発明の請求項2〜3によ
る建具装置では、水返し材の没入によって扉枠の下枠が
出入口の内部床及び外部床と面一なフラットの状態にな
るので、前記の防水効果に加えて台車を利用した荷物等
の搬入・搬出を容易に行うことができるという効果を奏
する。
【0026】本発明の請求項4〜5による建具装置で
は、扉の開閉動作と水返し材の突没動作を、前記扉の開
扉時に水返し材が没入し、前記扉1の閉扉時に水返し材
が突出するように連動させる構成としているので、水返
し材を足の踏み込みで没入させる等の操作が不必要とな
り、扉の開閉動作と水返し材の突没動作を確実に連繋さ
せることができる。
【0027】本発明の請求項6による建具装置は、出入
口の内部床が建物の外部床より高くて出入口の前に段差
が生じる場合に有効であり、可動スロープ台が通路とし
て利用できスペースの有効利用が計れる。また、排水ピ
ットで雨水の排水もとれ、前記スロープ台を用いて荷物
用台車がスムースに走行できるという効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による建具装置を閉扉時
の状態で示した要部の横断平面図。
【図2】前記第1実施例の建具装置を閉扉時の状態(水
返し材の突出状態)で示した要部の断面斜視図。
【図3】前記第1実施例の建具装置を開扉時の状態(水
返し材の没入状態)で示した要部の断面図。
【図4】本発明の第2の実施例による建具装置を閉扉時
の状態で示した要部の横断平面図。
【図5】前記第2実施例の建具装置を閉扉時の状態(水
返し材の突出状態)で示した一部断面の正面図。
【図6】図6(a)は図5のX―X線に沿う断面図、図
6(b)は図6(a)のY―Y線に沿う断面図。
【図7】前記第2実施例の建具装置を開扉時の状態(水
返し材の没入状態)で示した一部断面の正面図。
【図8】図7のワイヤー連動部分を拡大して示した詳細
図。
【図9】前記第2実施例の変形例を示したワイヤー連動
部分の概略説明図。
【図10】本発明の第3の実施例による建具装置を可動
スロープ台の使用時の状態で示した要部の縦断面図。
【図11】第1の従来例による建具装置を示した一部断
面図。
【図12】第2の従来例による建具装置を示した一部断
面図。
【図13】第3の従来例による建具装置を示した一部断
面図。
【符号の説明】
1…開閉扉、1a,1b…開き戸、1c,1d…引き
戸、2…扉枠、2a…扉枠の下枠、2a1,2a2…型枠部
材、3…出入口の内部床、4…建物の外部床、9…装置
ユニットボックス、10…雨水浸入防止機構、11…型
枠部材間の離隔隙間、12…水返し材、12a…水返し
材の帯磁性体部、12b…同下フランジ、13…スプリ
ング、14…電磁マグネット、15…作動スイッチ、
B,B′…固定滑車、17,17′…ワイヤー、20…
排水ピット、21…可動スロープ台。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外部に面する出入口に開き戸、引
    き戸等の開閉扉を装備した扉枠を包含する建具装置にお
    いて、前記扉枠の下枠に、前記扉の開扉時に前記下枠の
    上面より下方へ没入させることができ、前記扉の閉扉時
    に前記下枠の上面より上方へ突出させることができる突
    没可能な水返し材を有し、この水返し材を下枠上面より
    突出させた閉扉時の状態で入口内への雨水浸入を防止す
    る雨水浸入防止機構を備えたことを特徴とする建具装
    置。
  2. 【請求項2】 前記扉枠の下枠を前記出入口の内部床及
    び外部床と面一になるように敷設されるフラット面を有
    した前後一対の型枠部材で形成し、この型枠部材からな
    る下枠の下側に装置ユニットボックスを設け、この装置
    ユニットボックス内に雨水浸入防止機構を装備して、こ
    の雨水浸入防止機構の水返し材が型枠部材間の離隔隙間
    を上昇及び下降するように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の建具装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉扉が開き戸である場合に、前記
    雨水浸入防止機構が前記型枠部材間の離隔隙間を上昇及
    び下降する突没可能な水返し材と、この水返し材を上方
    に付勢し該水返し材の突出状態を保持させるスプリング
    と、前記ボックス内に配置され前記水返し材を開扉時に
    足で踏み込んで下降没入させた時に該水返し材の帯磁性
    体部を磁力吸引して前記水返し材の没入状態を保持させ
    る電磁マグネットと、前記扉枠の扉閉合部に配置され前
    記扉の閉扉時に閉成されて前記電磁マグネットの磁力吸
    引を解除させる作動スイッチとから構成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の建具装置。
  4. 【請求項4】 前記扉の開閉動作と前記水返し材の突没
    動作を、前記扉の開扉時に前記水返し材が没入し、前記
    扉の閉扉時に前記水返し材が突出するように連動させた
    ことを特徴とする請求項1に記載の建具装置。
  5. 【請求項5】 前記開閉扉が引き戸である場合におい
    て、前記雨水浸入防止機構が前記型枠部材間の離隔隙間
    を上昇及び下降する突没可能な水返し材と、この水返し
    材を上方に付勢し該水返し材の突出状態を保持させるス
    プリングと、前記ボックス内に配置された固定滑車と、
    この固定滑車に掛装され一端が前記水返し材に他端が前
    記引き戸に固定されて引き戸の開閉動作と水返し材の突
    没動作を引き戸の開放時に水返し材が没入し引き戸の閉
    扉時に水返し材が突出するように連動させるワイヤーと
    から構成されていることを特徴とする請求項4に記載の
    建具装置。
  6. 【請求項6】 建物の外部に面する出入口に開き戸、引
    き戸等の開閉扉を装備した扉枠を包含する建具装置にお
    いて、前記扉枠の下枠に、前記扉の開扉時に前記下枠の
    上面より下方へ没入させることができ、前記扉の閉扉時
    に前記下枠の上面より上方へ突出させることができる突
    没可能な水返し材を有する雨水浸入防止機構を備えたこ
    と、前記出入口の内部床が建物の外部床より高くて出入
    口の前に段差が生じる場合に、この段差形成位置に外部
    床より一段低くなるように掘り下げた排水ピットを設
    け、この排水ピット内に常時は該ピット内に倒伏収納さ
    れ台車搬入の使用時には傾斜状態に起し回動されて外部
    床と出入口とを緩い勾配で接続する起倒回動方式の可動
    スロープ台を装備したことを特徴とする建具装置。
JP04393597A 1997-02-27 1997-02-27 建具装置 Expired - Fee Related JP3664562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04393597A JP3664562B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 建具装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04393597A JP3664562B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 建具装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10238244A true JPH10238244A (ja) 1998-09-08
JP3664562B2 JP3664562B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=12677559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04393597A Expired - Fee Related JP3664562B2 (ja) 1997-02-27 1997-02-27 建具装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3664562B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014034841A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Wada Soubi Co Ltd 防水扉の止水機構
CN115263164A (zh) * 2022-08-19 2022-11-01 深圳市瑞玮工程有限公司 一种可拆分式铝木复合节能窗及其安装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014034841A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Wada Soubi Co Ltd 防水扉の止水機構
CN115263164A (zh) * 2022-08-19 2022-11-01 深圳市瑞玮工程有限公司 一种可拆分式铝木复合节能窗及其安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3664562B2 (ja) 2005-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3230844A (en) Service box structure
JPH10238244A (ja) 建具装置
US7143803B2 (en) Automatic and a manual lift-up ventilated gate for use with an overhead garage door
US1271363A (en) Door-stop.
JP2907461B2 (ja) 吊戸のガイドレール装置
JPH0135899Y2 (ja)
KR910008230Y1 (ko) 엘리베이터 승강장의 문지방장치
JP2949464B2 (ja) ドアの隙間塞ぎ装置
JPH0345163B2 (ja)
KR0135917Y1 (ko) 자동문 잠금장치
JP4026445B2 (ja) 持ち上がり防止装置
JPS5845297Y2 (ja) 三方水密二段水門扉装置
JP3452260B2 (ja) 戸の振れ止め装置
JP3446511B2 (ja) 浴室の出入り口の構造
JPH038792Y2 (ja)
JP3481053B2 (ja) ドア式サッシ
JP2004339726A (ja) 階段通路の起伏式防水扉装置
JPH09177457A (ja) ガレージ門扉
JP2791637B2 (ja) ドアの隙間塞ぎ装置
JP2886464B2 (ja) 水回り開口部用片引き戸
JPH0122075Y2 (ja)
JPH0352251Y2 (ja)
JPH08189264A (ja) 敷居隙間風知らず
JP2003027862A (ja) 戸の水密構造
JP3379876B2 (ja) 横引きスライド金庫扉における防水機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Effective date: 20050131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050329

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090408

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100408

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110408

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees