JPH10236704A - スリーブ使用時におけるスリーブの位置の矯正方法及びその矯正装置 - Google Patents

スリーブ使用時におけるスリーブの位置の矯正方法及びその矯正装置

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JPH10236704A
JPH10236704A JP9062254A JP6225497A JPH10236704A JP H10236704 A JPH10236704 A JP H10236704A JP 9062254 A JP9062254 A JP 9062254A JP 6225497 A JP6225497 A JP 6225497A JP H10236704 A JPH10236704 A JP H10236704A
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roller
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synthetic resin
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浩二 住吉
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啓一 上羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば成型ローラとこの成型ローラの外周面
に湾曲状に当接するスリーブを有する成型ドラム手段と
の間で長尺な合成樹脂製シートを連続成型するときのス
リーブの位置のずれ等を防止する。 【解決手段】 回転自在に支承した成型ローラ12と、
この成型ローラ12外周面の一部に円弧状に当接回転し
て成型ローラ12と共に挟圧する可撓性スリーブ14を
対の支持ローラ15によって循環支承した成型ドラム手
段13とから成る成型機構10で溶融合成樹脂材料Mか
ら長尺な合成樹脂製シートSを成型搬送する。支持ロー
ラ15を支承している左右側部のローラブロック18の
いずれか一方に連繋したナット体28をネジ送りで昇降
させるよう回転するオネジ状のジャッキシャフト29を
有するジャッキ構造体27と、スリーブ14の側縁位置
を常時検知している微変位検出センサー36からの検知
信号によってジャッキシャフト29を正逆方向に所定値
で回転させる制御ユニット35とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば長尺な合成樹
脂製シート、フィルム材等の薄膜状の長尺成型品を、回
転する成型ドラム手段の外周面と、この外周面に沿って
循環する成型用のスリーブとの間に溶融合成樹脂材料を
供給投入して連続成型するときに、成型される長尺成型
品の搬送作用等によって生じるスリーブ自体の位置ずれ
等を矯正、除去でき、しかも長尺成型品に対するエンボ
ス加工、ラミネート加工等を施すエンボス機、ラミネー
ト機等にも適用可能なスリーブ使用時におけるスリーブ
の位置の矯正方法及びその矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は合成樹脂製の薄物シートを連
続的にしかもその表面を平滑な鏡面状あるいは各種の模
様に形成できるようにした合成樹脂製シートの成型方法
及びその成型装置を特開平7−40370号公報、特開
平8−155995号公報等として提案しているもので
ある。これらは、ダイから連続的に供給投入される溶融
合成樹脂材料を圧延冷却することで所定肉厚の合成樹脂
製シートを成型するに際し、回転する成型ローラの外周
面と、この成型ローラの外周面の一部に沿って円弧状に
接触しながら回転する径方向に可撓な筒状のスリーブと
の間に溶融合成樹脂材料を供給投入し、これらの成型ロ
ーラとスリーブとの挟圧によって合成樹脂製シートを連
続成型するものとしたのである。そしてまた成型機構
は、成型ベースブロック上に回転自在に支承された成型
ローラと、この成型ローラの外周面の一部に円弧状に当
接回転して成型ローラと共に挟圧して、ダイから供給さ
れる溶融合成樹脂材料を所定肉厚に設定成型する径方向
に可撓なスリーブを有する成型ドラム手段と、成型ロー
ラ外周面に対しての成型ドラム手段表面との圧着力を調
整する圧着代調整手段とを備えているものとしたのであ
る。
【0003】これらによって成型時に空気の巻き込みが
なく、しかもその圧着力の調整のみで所定肉厚の合成樹
脂製シートを形成できると共に成型された表面は均一で
鏡面性が高くあるいは適宜な模様を形成でき、また安定
的に連続成型できる等の利点が得られるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ただこれらの成型方法
及び成型装置による合成樹脂製シートの成型に際し、成
型される合成樹脂製シートと成型ローラとの密着性が強
く、またスリーブにおける合成樹脂製シートに対する接
触面積が小さいために成型搬送される合成樹脂製シート
の搬送作用等によってスリーブの位置を一定に保持する
ことが非常に困難である。こうしたスリーブの位置ずれ
等は成型機構においての成型ローラ、成型ドラム手段等
の厚み、真円度、幅、径その他の相違によっても発生す
るのであるから、位置ずれ等を防止すべくこれらを均一
に設定するのは実際上はほとんど不可能なものである。
そのために従来は位置ずれ等を矯正するための制御手段
として、例えば成型ドラム手段におけるスリーブを支持
している一対の支持ローラのいずれかを上下、左右に移
動させるものとしたり、成型ドラム自体のテンションを
変更するようにしたりすることが考えられたのである。
【0005】しかしながらこの成型ドラム手段における
スリーブ自体は、これの表面が合成樹脂製シート表面を
転写形成するために極めて高い剛性を有するものとして
あるから、これ自体のテンションの変更、支持ローラの
移動によるスリーブ径の調整設定等は極めて面倒で、困
難なものであった。またスリーブ自体のテンション、径
等を変更するのに外力を強制的に付与することは部分
的、遍在的にでもスリーブを損傷するものとなるばかり
でなく、耐久性を損なわせるものであった。
【0006】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、例えば上述したように成
型ローラとこの成型ローラの外周面に湾曲状に当接する
スリーブを有する成型ドラム手段との間で長尺な合成樹
脂製シートを連続成型するときのスリーブの位置を矯正
し、また剛性材料製のものであるスリーブに無理な外力
を付与させずに済み、その耐久性の向上をも図り得るも
のであり、しかも上述のような合成樹脂製シートの成型
に使用されるときのスリーブの位置の矯正に限らず、長
尺な各種部材の搬送時におけるスリーブの位置の矯正に
も適用できるスリーブ使用時におけるスリーブの位置の
矯正方法及びその矯正装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るスリーブ使用時におけるスリーブの
位置の矯正方法にあっては、ローラ(12)とこのロー
ラ(12)外周面に湾曲状に当接するスリーブ(14)
を有するドラム手段(13)との間で長尺なシート材
(S)を挟圧して搬送するときに生じるスリーブ(1
4)の位置のずれ等を矯正するものであって、ドラム手
段(13)を搬送方向に対して傾斜揺動させるものであ
り、この傾斜揺動に際してはドラム手段(13)におい
てのスリーブ(14)を循環回転するように支承してい
る一対の支持ローラ(15)の左右の軸受部のいずれか
一方を搬送方向に沿って移動するようにするのである。
このとき長尺なシート材(S)が、ローラ(12)とこ
のローラ(12)外周面に湾曲状に当接するスリーブ
(14)を有するドラム手段(13)との間に供給され
て挟圧される溶融合成樹脂材料Mから成型される合成樹
脂製シートSであるものとすることができる。またその
矯正装置にあっては、ローラ(12)とこのローラ(1
2)外周面に湾曲状に当接するスリーブ(14)を有す
るドラム手段(13)との間で長尺なシート材(S)を
挟圧して搬送するときに生じるスリーブ(14)の位置
のずれ等を矯正するものであって、ドラム手段(13)
を支承している左右の軸受部(18)のいずれか一方を
搬送方向に対して横移動させる移動手段(27)を設け
たものである。移動手段(27)は、軸受部(18)に
連繋されているナット体28をネジ送りで昇降させるよ
う回転されるオネジ状のジャッキシャフト29を有する
ジャッキ構造体27のものとし、このジャッキ構造体2
7におけるジャッキシャフト29は、スリーブ(14)
の位置のずれに対応して回転が制御されるジャッキモー
タ31の駆動によって従動回転されるウォーム手段を介
して回転されるものとしてある。長尺なシート材(S)
が、回転自在に支承された成型ローラ12と、この成型
ローラ12外周面の一部に円弧状に当接回転して成型ロ
ーラ12と共に挟圧して、供給される溶融合成樹脂材料
Mを所定肉厚に設定成型する径方向に可撓なスリーブ1
4を上下で一対の支持ローラ15によって循環支承して
成る成型ドラム手段13とを備えて成る成型機構10に
よって成型搬送される合成樹脂製シートSであるとき、
成型ドラム手段13における支持ローラ15を支承して
いる左右側部のローラブロック18のいずれか一方に連
繋されるナット体28をネジ送りで昇降させるよう回転
されるオネジ状のジャッキシャフト29を有するジャッ
キ構造体27と、スリーブ(14)におけるいずれか一
方の側縁位置を常時検知している微変位検出センサー3
6からの検知信号によってジャッキモータ31を介して
ジャッキシャフト29を正逆方向に所定値で回転させる
ようになっている制御ユニット35とを備えて成るもの
とすることができる。
【0008】以上のように構成された本発明に係るスリ
ーブ使用時におけるスリーブの位置の矯正方法及びその
矯正装置にあって、ローラ(12)とこのローラ(1
2)外周面に湾曲状に当接するスリーブ(14)を有す
るドラム手段(13)との間で長尺なシート材(S)を
挟圧して搬送するとき、ドラム手段(13)の搬送方向
に対する傾斜揺動はスリーブ(14)の横移動の方向を
変位させ、搬送中にスリーブ(14)の位置のずれ等が
生じた場合に正方向に矯正させる。ローラ(12)とド
ラム手段(13)との間に供給挟圧される溶融合成樹脂
材料Mから合成樹脂製シートSを連続成型する場合、ス
リーブ(14)の横移動の方向を常時正方向に自動調整
制御させ、スリーブ(14)の位置を保持させる。ドラ
ム手段(13)を支承している左右の軸受部(18)の
いずれか一方に対する移動手段(27)による移動は、
搬送方向に対してドラム手段(13)全体を傾斜揺動さ
せ、スリーブ(14)の横移動の方向を変位させる。軸
受部(18)に連繋されているナット体28をネジ送り
で昇降させるジャッキシャフト29を有するジャッキ構
造体27は、重量的に嵩張っている軸受部(18)でも
確実に、しかも昇降範囲が僅かであっても正確に制御昇
降させる。回転自在な成型ローラ12、この成型ローラ
12外周面に挟圧するスリーブ14を支持ローラ15に
よって循環支承して成る成型ドラム手段13夫々を備え
て成る成型機構10と、支持ローラ15を支承している
左右側部のローラブロック18のいずれか一方を昇降さ
せるジャッキ構造体27と、スリーブ(14)における
いずれか一方の側縁位置を検知している微変位検出セン
サー36からの検知信号によってジャッキ構造体27を
制御する制御ユニット35とで、合成樹脂製シートSを
連続して成型搬送させ、またその搬送に際しスリーブ
(14)を常時正方向に変位調整させてスリーブ(1
4)の位置ずれ等が生じた場合に矯正させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、この説明される実施の形態にお
いては溶融合成樹脂材料Mをシート状に成型する場合の
ものとしてあるが、これに限定されるものでないことは
勿論である。図において示される符号1は適当な設置面
に設置されるベースフレームであって、このベースフレ
ーム1には溶融合成樹脂材料Mをシート状に成型する成
型機構10が設けられている。そしてこの成型機構10
の前方には所定の肉厚に成型された適宜肉厚の合成樹脂
製シートSを冷却成型するための適数のアニリングロー
ラを列設して成るアニリング部2が形成されている。
【0010】成型機構10は、溶融状態の所定の合成樹
脂材料M、例えば溶融ポリプロピレン、溶融ポリエチレ
ン等を供給投入するダイ3に対して、このダイ3におけ
る供給部との間隔である高さが任意に調整できるように
昇降自在にして前記ベースフレーム1上に設けられてい
る。この成型機構10は、ダイ3に対して接近あるいは
離反するようにベースフレーム1に配装した昇降ジャッ
キ部4によって昇降自在になっている左右の成型ベース
ブロック11と、この左右の成型ベースブロック11の
前部上の相互間で回転自在に支承された成型ローラ12
と、この成型ローラ12外周面の一部に円弧状に当接回
転して成型ローラ12と共に挟圧して、ダイ3から供給
される溶融合成樹脂材料Mを所定肉厚に設定成型する径
方向に可撓なスリーブ14を上下で一対の支持ローラ1
5によって循環支承して成る成型ドラム手段13と、成
型ローラ12外周面に対しての成型ドラム手段13のス
リーブ14表面との圧着力を調整する圧着代調整手段1
6と、成型ローラ12外周面に対する成型ドラム手段1
3の進退位置を調整する進退調整手段17とを備えて成
る。
【0011】そしてこの成型機構10には、成型ドラム
手段13におけるスリーブ14の位置のずれ等を矯正す
る矯正装置20が設けられており、この矯正装置20は
図示のように、成型機構10における成型ドラム手段1
3の両側部のいずれか一方を成型搬送方向に沿って移動
調整するものである。すなわち成型機構10における左
右側部のいずれかの側の上下一対の支持ローラ15夫々
を支承している軸受部であるローラブロック18を成型
搬送方向に沿って移動調整するように、成型ベースブロ
ック11に移動自在にして配装してあるローラブロック
18位置を成型ベースブロック11に設けたブロック昇
降手段25によって昇降自在にするものである。
【0012】そのため矯正装置20は、成型機構10に
おける成型ベースブロック11に支承した成型ローラ1
2に対して挟圧する成型ドラム手段13における支持ロ
ーラ15を支承しているいずれか一方の側部のローラブ
ロック18を昇降方向で成型ベースブロック11に支持
している昇降ガイド部21と、ローラブロック18を昇
降するブロック昇降手段25とを備えている。
【0013】昇降ガイド部21は、側面から見て後部の
上部が切り欠かれているように外郭形状がほぼL字形を
呈する成型ベースブロック11における切欠部分の下縁
上に立脚柱状に形成されている。そして前面に形成した
昇降ガイドレールに、ローラブロック18後面に形成し
た昇降スライド体22をスライド自在に嵌め合わせてあ
り、ローラブロック18自体を下方から支持しているブ
ロック昇降手段25による昇降作動に伴なったローラブ
ロック18自体の昇降を円滑に案内するようにしてあ
る。
【0014】なおこの昇降ガイド部21自体は、前記の
進退調整手段17によって成型ベースブロック11に対
してその後方側で前後にスライド進退されるようになっ
ており、図示のように成型ベースブロック11における
切欠部分の下縁上に形成した進退ガイドレールに、昇降
ガイド部21下面に形成の進退スライド体23Aを嵌め
合わせると共に成型ベースブロック11の後部に立脚状
に付設した支持柱19に設けたシリンダ構造の進退調整
手段17におけるシリンダロッド端に昇降ガイド部21
を連繋してあるものである。
【0015】図示例にあってのブロック昇降手段25
は、昇降ガイド部21と一体状に形成され、進退ガイド
レールに嵌め合わされる進退スライド体23Bを底面に
有する昇降ベースブロック26に、ローラブロック18
に連繋されているナット体28をネジ送りで昇降させる
よう回転されるオネジ状のジャッキシャフト29を有す
るジャッキ構造体27を装着したものである。このジャ
ッキ構造体27におけるジャッキシャフト29は、回転
が制御されるジャッキモータ31の駆動によって従動回
転されるウォーム手段を介して回転されるもので、後述
の制御ユニット35によって正逆方向に回転されること
でナット体28を介してローラブロック18自体を昇降
させるようにしてある。
【0016】制御ユニット35は図2に示すように、成
型機構10における成型ドラム手段13のスリーブ14
におけるいずれか一方の側縁位置を常時検知している微
変位検出センサー36からの検知信号によってジャッキ
モータ31をPID制御して正逆方向に所定値で回転さ
せるようになっている。その結果、ジャッキシャフト2
9、ナット体28を介して軸受部であるローラブロック
18を昇降させ、このローラブロック18に支承されて
いる成型ドラム手段13の側部における上下で対となっ
ている支持ローラ15夫々の支承部位の上下位置を支持
ローラ15相互の間隔を変更することなく変位し、これ
によって成型ドラム手段13自体を合成樹脂製シートS
の成型搬送方向に対して傾斜様に揺動させ、スリーブ1
4の横移動方向を変更できるものとしてある。
【0017】すなわち図2に示すように、成型ドラム手
段13における支持ローラ15の軸受部であるローラブ
ロック18をA−A´(a)で移動することにより、成
型ドラム手段13におけるスリーブ14の成型搬送方向
の後流側ではB−B´(b)で変位するのである。そし
て成型機構10によって成型される合成樹脂製シートS
は成型ローラ12に常時密着しており、しかもその密着
力が非常に強いために、スリーブ14は合成樹脂製シー
トSに牽引されるようにして矯正されるためB−B´
(b)分だけ移動させられる力が働くものである。この
ときローラブロック18位置が例えばAからA´に移動
調整されると、スリーブ14における成型搬送方向の後
流側の側縁位置はB´からBに戻そうとするのであり、
このようにしてスリーブ14の位置のずれ等が矯正され
るのである。
【0018】次に成型機構10において、成型ローラ1
2と成型ドラム手段13との間でダイ3から供給投入さ
れる溶融合成樹脂材料Mによって合成樹脂製シートSを
成型するときにスリーブ14の位置のずれ等が生じた場
合には、制御ユニット35における微変位検出センサー
36がこれを検知してジャッキモータ31を正逆方向に
回転させるものである。するとジャッキ構造体27にお
けるジャッキシャフト29、ナット体28を介して、成
型ドラム手段13におけるスリーブ14を支承している
支持ローラ15の一方の軸受部であるローラブロック1
8の上下位置を変位させるのである。このローラブロッ
ク18の上下位置の変位は成型ドラム手段13自体をそ
の全体で成型搬送方向に対して傾斜させることで、スリ
ーブ14の横移動方向を偏位させて正方向に矯正するの
である。例えばスリーブ14の傾斜がB´であるとき
に、ローラブロック18位置をAからA´に上昇変更す
ることでスリーブ14の横移動方向をB´からBに偏位
できるのである。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、ローラ(12)とこのローラ(12)外周面に湾曲
状に当接するスリーブ(14)を有するドラム手段(1
3)との間で長尺なシート材(S)を挟圧して搬送する
ときのスリーブ(14)の位置のずれ等が生じても、ド
ラム手段(13)全体の搬送方向に対する傾斜揺動によ
って正方向に矯正できるものである。そして例えば成型
ローラ12とこの成型ローラ12の外周面に湾曲状に当
接するスリーブ14を有する成型ドラム手段13との間
に溶融合成樹脂材料Mを供給して長尺な合成樹脂製シー
トSを連続成型するときのスリーブ14の位置のずれ等
を防止できるのであり、また剛性材料製のものであるス
リーブ14に無理な外力を付与させずに済み、その耐久
性の向上をも図り得るのである。
【0020】すなわちこれは本発明方法において、ロー
ラ(12)とこのローラ(12)外周面に湾曲状に当接
するスリーブ(14)を有するドラム手段(13)との
間で長尺なシート材(S)を挟圧して搬送するときに生
じるスリーブ(14)の位置のずれ等を矯正するのに、
ドラム手段(13)を搬送方向に対して傾斜揺動させる
としたからであり、また本発明装置において、ドラム手
段(13)を支承している左右の軸受部(18)のいず
れか一方を搬送方向に対して横移動させる移動手段(2
7)を設けたものとしたからであり、これらによって、
長尺なシート材(S)に対する挟圧搬送、長尺成型品に
対する成型時の挟圧搬送等に際するスリーブ(14)の
位置を常時正方向に制御調整できるのである。
【0021】またドラム手段(13)を支承している左
右の軸受部(18)のいずれか一方をジャッキ構造体2
7の移動手段によって移動するようにしてあるから、搬
送方向に対してドラム手段(13)全体を傾斜揺動させ
ることができ、ローラ(12)との間で挟圧搬送するシ
ート材(S)の搬送方向を迅速、正確に変位させられる
のである。しかもこのジャッキ構造体27は、ドラム手
段(13)における支持ローラ15を支承している左右
側部の軸受部であるローラブロック18のいずれか一方
に連繋されるナット体28をネジ送りで昇降させるよう
回転されるオネジ状のジャッキシャフト29を有するか
ら、ローラブロック18更にはドラム手段(13)等が
重量的に嵩張っていても確実に、しかも昇降範囲が僅か
であっても正確に制御昇降させることができる。
【0022】成型ローラ12、成型ドラム手段13夫々
を備えて成る成型機構10によって溶融合成樹脂材料M
から合成樹脂製シートSを挟圧成型して搬送するとき、
スリーブ14の側縁位置を検知している微変位検出セン
サー36からの検知信号によってジャッキ構造体27を
制御ユニット35で制御するようにしてあるから、合成
樹脂製シートSを連続して成型搬送するとき、スリーブ
14の位置のずれ等が検出された場合にはそれを常時正
方向に変位調整でき、ひいては成型搬送する合成樹脂製
シートSの曲り、撓み等を自動的に矯正することもでき
る。
【0023】また以上のような矯正装置20は、薄膜状
の長尺成型品である合成樹脂製シートSにおけるエンボ
ス加工、更にはラミネート加工等を行なうエンボス機、
ラミネート機等にも適用でき、汎用性に富むものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく合成樹脂製シートの成型装置における要
部の側面図である。
【図4】同じく合成樹脂製シートの成型装置における要
部の平面図である。
【符号の説明】
M…溶融合成樹脂材料 S…合成樹脂製
シート 1…ベースフレーム 2…アニリング
部 3…ダイ 4…昇降ジャッ
キ部 10…成型機構 11…成型ベー
スブロック 12…成型ローラ 13…成型ドラ
ム手段 14…スリーブ 15…支持ロー
ラ 16…圧着代調整手段 17…進退調整
手段 18…ローラブロック 19…支持柱 20…矯正装置 21…昇降ガイ
ド部 22…昇降スライド体 23A,23B
…進退スライド体 25…ブロック昇降手段 26…昇降ベー
スブロック 27…ジャッキ構造体 28…ナット体 29…ジャッキシャフト 31…ジャッキ
モータ 35…制御ユニット 36…微変位検
出センサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラとこのローラ外周面に湾曲状に当
    接するスリーブを有するドラム手段との間で長尺なシー
    ト材を挟圧して搬送するときに生じるスリーブの位置ず
    れを矯正するものであって、ドラム手段を搬送方向に対
    して傾斜揺動させることを特徴としたスリーブ使用時に
    おけるスリーブの位置の矯正方法。
  2. 【請求項2】 傾斜揺動に際してはドラム手段において
    のスリーブを循環回転するように支承している一対の支
    持ローラの左右の軸受部のいずれか一方を搬送方向に沿
    って移動するようにする請求項1記載のスリーブ使用時
    におけるスリーブの位置の矯正方法。
  3. 【請求項3】 長尺なシート材が、ローラとこのローラ
    外周面に湾曲状に当接するスリーブを有するドラム手段
    との間に供給されて挟圧される溶融合成樹脂材料から成
    型される合成樹脂製シートである請求項1または2記載
    のスリーブ使用時におけるスリーブの位置の矯正方法。
  4. 【請求項4】 ローラとこのローラ外周面に湾曲状に当
    接するスリーブを有するドラム手段との間で長尺なシー
    ト材を挟圧して搬送するときに生じるスリーブの位置ず
    れを矯正するものであって、ドラム手段を支承している
    左右の軸受部のいずれか一方を搬送方向に対して横移動
    させる移動手段を設けたことを特徴とするスリーブ使用
    時におけるスリーブの位置の矯正装置。
  5. 【請求項5】 移動手段は、軸受部に連繋されているナ
    ット体をネジ送りで昇降させるよう回転されるオネジ状
    のジャッキシャフトを有するジャッキ構造体のものと
    し、このジャッキ構造体におけるジャッキシャフトは、
    スリーブの位置ずれに対応して回転が制御されるジャッ
    キモータの駆動によって従動回転されるウォーム手段を
    介して回転されるものとしてある請求項4記載のスリー
    ブ使用時におけるスリーブの位置の矯正装置。
  6. 【請求項6】 長尺なシート材が、回転自在に支承され
    た成型ローラと、この成型ローラ外周面の一部に円弧状
    に当接回転して成型ローラと共に挟圧して、供給される
    溶融合成樹脂材料を所定肉厚に設定成型する径方向に可
    撓なスリーブを上下で一対の支持ローラによって循環支
    承して成る成型ドラム手段とを備えて成る成型機構によ
    って成型搬送される合成樹脂製シートであるとき、成型
    ドラム手段における支持ローラを支承している左右側部
    のローラブロックのいずれか一方に連繋されるナット体
    をネジ送りで昇降させるよう回転されるオネジ状のジャ
    ッキシャフトを有するジャッキ構造体と、スリーブにお
    けるいずれか一方の側縁位置を常時検知している微変位
    検出センサーからの検知信号によってジャッキモータを
    介してジャッキシャフトを正逆方向に所定値で回転させ
    るようになっている制御ユニットとを備えて成ることを
    特徴とする請求項4または5記載のスリーブ使用時にお
    けるスリーブの位置の矯正装置。
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