JPH10236574A - カップ状容器及び容器入りゲル状食品とその製造方法並びにカップ状容器成形用型 - Google Patents

カップ状容器及び容器入りゲル状食品とその製造方法並びにカップ状容器成形用型

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JPH10236574A
JPH10236574A JP9044988A JP4498897A JPH10236574A JP H10236574 A JPH10236574 A JP H10236574A JP 9044988 A JP9044988 A JP 9044988A JP 4498897 A JP4498897 A JP 4498897A JP H10236574 A JPH10236574 A JP H10236574A
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JP
Japan
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cup
container
flange
shaped container
sheet material
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JP9044988A
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Inventor
Toshio Nakayama
俊雄 中山
Hisahiro Kira
尚浩 吉良
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House Foods Corp
Original Assignee
House Foods Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器入りゲル状食品のカップ状容器のフラン
ジ部及び蓋部材の切断のときに、段付きになったつば部
が変形し、フランジ部と蓋部材との間のシール部のシー
ル剥がれが生じるおそれがある。 【解決手段】 カップ状容器10は底部3と、底部3か
ら上方へ延びた側壁4と、側壁4の上方に位置する開口
部9と、蓋部材を固着するための、開口部9の周囲に設
けられたフランジ部2と、フランジ部2に固着した蓋部
材をフランジ部2から剥がすための、フランジ部2の外
周の一部に設けられたつば部2aとを備える。つば部2
aは1つの面からなり、フランジ部2の外周から外方か
つ下方に向かって延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルーツゼリー、
こんにゃくゼリー、プリン、水羊羹、寒天などのゲル状
食品を収容するためのカップ状容器に関する。また、本
発明は、カップ状容器に上記のようなゲル状食品が収容
されてなる容器入りゲル状食品に関する。更に、本発明
はこのようなゲル状食品の製造方法及びカップ状容器成
形用型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一口で食べることができる比較的
小さなゼリー用のカップ状容器においては、開口部の形
状、及び、側壁の水平方向の横断面形状が、例えば、図
25に示すように、真円形であった。例えば、図24に
示すように、複数のカップ状容器500をそのフランジ
部502が互いにつながっている状態で準備し、カップ
状容器500に中身508を収容し、蓋部材510をフ
ランジ部502にヒートシール加工する。つば部502
aがフランジ部502の一部に設けられている。つば部
502aはフランジ部502から斜め下方に延びる傾斜
部分502bと、傾斜部分502bから外方にフランジ
部502と平行に延びる平行部分502cからなる。す
なわち、傾斜部分502bと平行部分502cにより、
段付きになったつば部502aが形成される。
【0003】この状態で、上支持板512及び下支持板
514により、ヒートシール加工した蓋部材510とフ
ランジ部502を挟んで保持し、カッター516を矢印
518の方向に作動させて、蓋部材510とフランジ部
502を同時に切断する。また、図25に示すように、
フランジ部502はほぼ均一の幅を有している。蓋部材
510をフランジ部502にべたヒートシールしてべた
ヒートシール部520を形成し、次に、蓋部材510を
フランジ部502に線ヒートシールして線ヒートシール
部522を形成する。このとき、蓋部材510とフラン
ジ部502とが固着されていない未シール部524が残
る。例えば、べたヒートシール部520の幅WBEは約
2ミリメートルであり、線ヒートシール部522の幅W
SEは約1ミリメートルであり、未シール部524の幅
WMSは約1.5ミリメートルである。
【0004】このように蓋部材510をフランジ部50
2に固着する場合では、線ヒートシール部522の烏口
部530がフランジ部502のつば部502aに近い箇
所に設けられている。蓋部材510を固着したフランジ
部502の外周と烏口部530との間の距離WKAは、
例えば、約1ミリメートルである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカップ
状容器、容器入りゲル状食品或いはゲル状食品の製造方
法には下記の課題がある。 (1)容器入りゲル状食品のカップ状容器のフランジ部
及び蓋部材の切断のときに、段付きになったつば部が変
形し、フランジ部と蓋部材との間のシール部において、
シール剥がれが生じるおそれがあった。 (2)烏口部の先端とフランジ部の外周との間の間隔が
狭いので、カップ状容器のフランジ部及び蓋部材を同時
に切断するときに、フランジ部の歪みがシール部に伝わ
ってゆき、烏口部からシール剥がれが生じるおそれがあ
った。 (3)カップ状容器成形用型のつば部に対応する部分
は、複数のカップ状容器に対して別々に構成されてお
り、カップ状容器成形用型の構造が複雑であった。ま
た、複数のカップ状容器を成形する型の部分を、それぞ
れ別個に設けて独立して配置しているので、型の寸法が
大きかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、従来のこのよう
な課題を解決するため、カップ状容器のフランジ部及び
蓋部材の切断のときに、シール剥がれが生じるおそれが
少ないカップ状容器、容器入りゲル状食品或いはゲル状
食品の製造方法を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、小型で簡単な構造のカップ状容器成形用型
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、底部と、底部から上方へ延びた側壁と、
側壁の上方に位置する開口部と、蓋部材を固着するため
の、開口部の周囲に設けられたフランジ部と、フランジ
部に固着した蓋部材をフランジ部から剥がすための、フ
ランジ部の外周の一部に設けられたつば部とを備えるカ
ップ状容器であって、つば部は1つの面からなり、フラ
ンジ部の外周から外方かつ下方に向かって延びている構
成とした。この構成により、カップ状容器のフランジ部
及び蓋部材の切断のときに、シール剥がれが生じるおそ
れが少なくなる。本発明のカップ状容器のつば部はフラ
ンジ部の外周から外方かつ下方に向かって、フランジ部
で構成する平面に対して、35°以下の鋭角をなすよう
に延びているのが好ましい。
【0008】また、本発明のカップ状容器は、側壁及び
開口部の横断面形状が、カップ状容器の外側へ向かって
凸状でありかつこの横断面の輪郭の半分以上を構成する
第1の曲線部分と、カップ状容器の外側へ向かって凹状
でありかつこの横断面の輪郭の残り部分の少なくとも一
部を構成する第2の曲線部分とを含むように形成され、
側壁の肉厚が薄い薄肉部が、側壁の前記第1の曲線部分
の底部に近い部分に設けられているのが好ましい。ま
た、本発明のカップ状容器の側壁及び開口部の横断面形
状は、ほぼ勾玉(まがたま)形であるのが好ましい。ま
た、本発明のカップ状容器は、つば部のある部分のフラ
ンジ部の幅が、他の部分のフランジ部の幅よりも広く形
成された広幅フランジ部を備えるのが好ましい。
【0009】また、本発明により、上記のカップ状容器
にゲル状食品が収容されてなる容器入りゲル状食品を提
供することができる。更に、本発明のカップ状容器にゲ
ル状食品を収容して密封する容器入りゲル状食品の製造
方法は、複数の上記のカップ状容器のフランジ部が互い
につながって配列されている状態の複数のカップ状容器
部分を含むように容器用シート材料を成形加工する工程
と、容器用シート材料の複数のカップ状容器部分の各々
にゲル状食品を収容する工程と、容器用シート材料のフ
ランジ部に蓋部材用シート材料を配置する工程と、容器
用シート材料と蓋部材用シート材料を、カップ状容器部
分の各々のフランジ部でヒートシール加工する工程と、
容器用シート材料と蓋部材用シート材料を切断して、複
数の容器入りゲル状食品を分離させる工程とを含むこと
を特徴とする。
【0010】また、上記のヒートシール加工する工程
は、容器用シート材料のフランジ部と蓋部材用シート材
料をべたヒートシールする第1のヒートシール加工工程
と、容器用シート材料のフランジ部と蓋部材用シート材
料を線ヒートシールする第2のヒートシール加工工程と
を含むのが好ましい。この構成により、容器の密封性を
更に一層高めることができる。更に、本発明のカップ状
容器にゲル状食品を収容して密封する容器入りゲル状食
品の製造方法は、つば部のある部分のフランジ部の幅
が、他の部分のフランジ部の幅よりも広く形成された広
幅フランジ部を備える複数のカップ状容器のフランジ部
が互いにつながって配列されている状態の複数のカップ
状容器部分を含むように容器用シート材料を成形加工す
る工程と、容器用シート材料の複数のカップ状容器部分
の各々にゲル状食品を収容する工程と、容器用シート材
料のフランジ部に蓋部材用シート材料を配置する工程
と、容器用シート材料のフランジ部と蓋部材用シート材
料を、カップ状容器部分の各々のフランジ部の周囲でべ
たヒートシール加工する工程と、容器用シート材料のフ
ランジ部と蓋部材用シート材料を線ヒートシール加工し
て、広幅フランジ部の中に烏口部を形成する工程と、容
器用シート材料と蓋部材用シート材料を切断して、複数
の容器入りゲル状食品を分離させる工程とを含むことを
特徴とする。
【0011】この構成により、烏口部からシール剥がれ
が生じるおそれを極めて少なくすることができる。更
に、本発明のカップ状容器を同時に成形するためのカッ
プ状容器成形用型は、複数のカップ状容器を成形加工す
るための雄型部分及びカップ状容器のつば部を成形する
ためのつば部成形部分を有する第1の型部分と、複数の
カップ状容器を成形加工するための雌型部分及びカップ
状容器のつば部を成形するためのつば部成形部分を有す
る第2の型部分とを備え、複数の雄型部分のつば部成形
部分が互いに連絡して形成され、複数の雌型部分のつば
部成形部分が互いに連絡して形成されていることを特徴
とする。この構成により、小型で簡単な構造のカップ状
容器成形用型を実現することができる。
【0012】また、上記のカップ状容器成形用型によっ
て成形した容器用シート材料によれば、容器入りゲル状
食品のカップ状容器のフランジ部及び蓋部材用シート材
料の切断のときに、フランジ部の歪みがシール部に伝わ
り難く、シール剥がれが生じる問題が好適に解消され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。 (1)カップ状容器 図1を参照すると、本発明の容器入りゲル状食品20は
カップ状容器10と蓋部材24を備える。カップ状容器
10にはゲル状食品の中身108が収容されている。フ
ランジ部2がカップ状容器10の上方に設けられ、つば
部2aがフランジ部2から外方かつ下方に向かってフラ
ンジ部2の一部から延びている。図2から図8を参照す
ると、本発明のカップ状容器10は底部3と側壁4を有
する。開口部9がカップ状容器10の上方に設けられ
る。ここで、「上方」とは、カップ状容器10の底部3
と反対側の部分を示し、「下方」とは、カップ状容器1
0の底部3のある部分を示す。
【0014】側壁4は底部3から開口部9に向かって広
がっている。この広がり形状は、底部3から開口部9に
向かうテーパであってもよいし、或いは、曲線形状であ
ってもよい。従って、開口部9の平面積は底部3の平面
積より大きい。フランジ部2が、カップ状容器10の上
方に、開口部9の周囲に設けられる。フランジ部2は開
口部9から外方へ延びるように設けられる。フランジ部
2の幅は、開口部9の全周囲にわたってほぼ同一に設け
られることができる。つば部2aがフランジ部2の外周
の一部に設けられる。図5を参照すると、つば部2aは
1つの面からなり、フランジ部2の外周から外方かつ下
方に向かって延びている。フランジ部2の厚さTFL
は、250μmから1500μmであるのが好ましく、
400μmから1200μmであるのが更に好ましい。
【0015】フランジ部2のつば部2aを設けた部分の
幅WFLは、2ミリメートルから12ミリメートルであ
るのが好ましく、3ミリメートルから6ミリメートルで
あるのが更に好ましい。つば部2aの外方に向かう最大
部分の長さWTUは、1ミリメートルから20ミリメー
トルであるのが好ましく、3ミリメートルから15ミリ
メートルであるのが更に好ましい。つば部2aの厚さT
TUは、フランジ部2の厚さTFLと同様な厚さである
のが好ましい。フランジ部2の面とつば部2aの面との
なす角度DTUは、0.1°から35°であるのが好ま
しく、0.5°から25°であるのが更に好ましい。
【0016】すなわち、つば部2aは、フランジ部2の
外周から外方かつ下方に向かって、フランジ部2で構成
する平面に対して、35°以下の鋭角をなすように延び
ているのが好ましい。尚、本発明の構造と併せて、或い
は本発明の構造とは別に、図23に示すように、段付き
になったつば部402aとフランジ部402との段差H
FLを1mm以下、好ましくは、0.7mm以下とする
ことができる。この場合には、フランジ部402の外周
縁とつば部402aの先端部とのなす角度は0度であっ
てもよいし、或いは、図23に仮想線で示すつば部40
2kのように、図5に示した前述の角度DTUと同様な
範囲の角度になるように構成されてもよい。この構造に
よっても、カップ状容器のフランジ部及び蓋部材24を
同時に切断するときに、シール剥がれが生じる問題を好
適に解消することができる。
【0017】カップ状容器10に中身108を収容し、
フランジ部2の上面に適宜フィルム製蓋部材(図1に2
4で示す)をシールしてカップ状容器10を密封するこ
とができる。この場合、つば部2aの部分では蓋部材は
シールされず、この部分がカップ状容器10を開封する
際に、蓋部材を手ではさむための手掛かり部分となる。
図2に示す本発明のカップ状容器10の第1の実施の形
態の開口部9の形状、側壁4の横断面形状、及び、底部
3の形状は、いわゆる勾玉(まがたま)形である。ここ
で、勾玉(まがたま)形とは、おおむね巴紋の中の一片
に似た形状を意味する。開口部9の形状と底部3の形状
は、相似であるのが好ましい。側壁4及び開口部9の横
断面形状が、カップ状容器10の外側へ向かって凸状で
ありかつこの横断面の輪郭の半分以上を構成する第1の
曲線部分4a、4b、4cを含み、かつ、カップ状容器
の外側へ向かって凹状でありかつこの横断面の輪郭の残
り部分の少なくとも一部を構成する第2の曲線部分を含
む。
【0018】側壁4の横断面形状は、大きい方の曲率の
第1曲線部4a及び小さい方の曲率の第2曲線部4bの
それぞれの一端が、容器内側から見て外に凸の第3曲線
部4cでつながれるように構成されている。第1曲線部
4a及び第2曲線部4bのそれぞれの他端が、容器内側
から見て外に凹の第4曲線部4dでつながれるように構
成されている。第4曲線部4dは、凹部1を構成する。
第3曲線部4cの実質的な曲率半径は、第4曲線部4d
の実質的な曲率半径より大きいのが好ましい。それぞれ
の曲線部は、その全体を1つの曲率半径の円弧で構成し
てもよいし、曲率半径が漸次変化する曲線で構成しても
よい。また、それぞれの曲線部は、円弧でない種々の曲
線で構成してもよい。それぞれの曲線部は、例えば、楕
円、放物線、双曲線等の一部で構成してもよい。
【0019】薄肉部5がカップ状容器10の外側へ向か
って凸状になっている第1の曲線部分の少なくとも一部
に設けられる。薄肉部5は側壁4の第3曲線部4cに設
けられるのが好ましい。薄肉部5は側壁4の第1曲線部
4aにかかって設けられてもよい。薄肉部5は底部3に
近い部分に設けられる。薄肉部5は側壁4の第4曲線部
4dの底部3に近い部分(上記第3曲線部4cに設けら
れる薄肉部5と対向する部分)に併せて、あるいは単独
で設けられてもよい。薄肉部5の肉厚は、側壁4の他の
部分4eの肉厚より薄く形成される。図3において、薄
肉部5の高さGは、カップ状容器10の高さHの20%
から80%の間の範囲にあるのが好ましい。薄肉部5の
高さGは、カップ状容器10の高さHの30%から70
%の間の範囲にあるのが更に好ましい。
【0020】図3及び図4に示すように、他の側壁4と
薄肉部5との境界に稜線6を設けるのが好ましい。稜線
6に指をあてることができるので、カップ状容器10を
持ったときにカップ状容器10を落とすおそれが少なく
なる。また、稜線6により、カップ状容器10の中身を
押し出すのが更に容易になる。フランジ部2及び底部3
は、容器を押圧する際に容易に変形しない程度の強度を
有するように形成するのが好ましい。これにより、底部
3を支点として側壁4を指で挟んで、容器の中身の押し
出しを少ない力で行うことができる。カップ状容器10
の側壁4、フランジ部2及び底部3の肉厚は200μm
から1000μmの範囲内にあるのが好ましい。薄肉部
の肉厚は、100μmから200μmの範囲内にあるの
が好ましい。
【0021】カップ状容器10の開口部9の短径Wは、
20mmから35mmの範囲内にあるのが好ましい。カ
ップ状容器10の開口部9の長径Lは、30mmから4
5mmの範囲内にあるのが好ましい。カップ状容器10
の高さHは、20mmから35mmの範囲内にあるのが
好ましい。カップ状容器10の側壁4のテーパ角度は、
45°から85°の範囲内にあるのが好ましい。この構
成により、容器の中身を容易に押し出すことができる。
カップ状容器10の容積は、10ccから35ccの範
囲内にあるのが好ましい。カップ状容器10をこのよう
な容積にすることにより、容器の中身を容易に押し出す
ことができ、しかも、容器の中身を一口で食べることが
できる。カップ状容器10をこのような寸法形状に構成
することにより、容器の開口部の形状が口の形状に沿
い、かつ容器の中身が丁度一口サイズの量になるので、
中身が非常に食べやすくなる。さらに、このような寸法
形状の容器は、机等の上に置いたときのバランスが良
い。上記の寸法形状の容器は軽量であり、しかも、外観
が新規で見栄えが良い。
【0022】カップ状容器の開口部の形状、側壁の横断
面形状、及び、底部の形状は、図9及び図10に示すよ
うにほぼ円形であってもよい。また、カップ状容器の開
口部の形状、側壁の横断面形状、及び、底部の形状は、
ほぼ半円形、ほぼ小判形、ほぼ卵形、ほぼ楕円形等の、
2つ以上の曲線を組み合わせた非円形形状、又は、複数
の曲線と1つ以上の直線を組み合わせた非円形形状であ
ってもよい。カップ状容器の開口部の形状、側壁の横断
面形状、及び、底部の形状は必ずしも相似形でなくても
よい。例えば、開口部がほぼ三日月形で底部がほぼ半円
形であるように構成してもよく、或いは、開口部がほぼ
勾玉(まがたま)形で底部がほぼ楕円形であるように構
成してもよい。カップ状容器10は、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリスチレン、酢酸ビニル共重合体及び
これらとエチレンビニルアルコール共重合体等を積層し
た材料等で形成されるのがよい。カップ状容器10を透
明な材料で形成すると、カップ状容器10の中身を見る
ことができる。
【0023】蓋部材24は、上記のカップ状容器10を
形成するために挙げたものと同様な材料及びナイロン、
ポリエチレンテレフタレート等を積層した材料等で形成
されるのが好ましい。蓋部材24を透明な材料で形成す
ると、カップ状容器10の中身を見ることができる。蓋
部材24の厚さは、30μmから150μmであるのが
好ましく、40μmから100μmであるのが更に好ま
しい。 (2)容器入りゲル状食品の製造方法 次に、本発明の容器入りゲル状食品の製造方法について
説明する。最初に、図11に示すように、カップ状容器
のフランジ部2が互いにつながって配列されている状態
の複数のカップ状容器部分C1〜C24を含むように容
器用シート材料38を成形加工する。図11では、24
個のカップ状容器10を同時に形成する容器用シート材
料38を示す。同時に形成することができる容器の数
は、容器の寸法、型の寸法等により決定されることがで
きる。
【0024】次に、容器用シート材料38の複数のカッ
プ状容器部分C1〜C24の各々にゲル状食品を収容す
る。次に、容器用シート材料38のカップ状容器のフラ
ンジ部2になる部分にほぼ接触するように、蓋部材用シ
ート材料40を配置する。次に、図12に示すように、
容器用シート材料38のカップ状容器のフランジ部2に
なる部分とこれに対応する蓋部材用シート材料40の部
分を、カップ状容器部分C1〜C24の周囲でべたヒー
トシール加工部材42によってべたヒートシール加工す
る。すなわち、ヒートシール加工はカップ状容器のフラ
ンジ部2になる部分の全周に沿って行われる。次に、図
13に示すように、カップ状容器10のフランジ部2と
蓋部材用シート材料40とを線ヒートシール加工部材4
4によって線ヒートシール加工する。線ヒートシール加
工はフランジ部2の全周に沿って行われる。
【0025】その結果、蓋部材用シート材料40とフラ
ンジ部2の全周とが更に強固に固着され、カップ状容器
10の密封性は更に高まる。すなわち、このように線ヒ
ートシールを行うことにより、ヒートシール部分の強度
が増大し、カップ状容器10の気密保持能力が向上す
る。また、線ヒートシールを行うことにより、カップ状
容器10の中身の一部がフランジ部2にのっている場合
でも、カップ状容器10を確実に密封することができ
る。ここで、このヒートシールする工程は、容器用シー
ト材料38のカップ状容器のフランジ部2になる部分と
蓋部材用シート材料40をべたヒートシールする第1の
工程と、容器用シート材料38のカップ状容器のフラン
ジ部2になる部分とと蓋部材用シート材料40とを線ヒ
ートシールする第2の工程とを含むのが好ましいが、線
ヒートシールを行わなくてもよい。
【0026】上記の工程を実施することにより、蓋部材
用シート材料40と容器用シート材料38のカップ状容
器のフランジ部2になる部分が固着され、カップ状容器
は密封される。次に、図14に示すように、容器用シー
ト材料38のカップ状容器のフランジ部2になる部分と
蓋部材用シート材料40とのヒートシール部分を上支持
板52及び下支持板54で挟んで保持する。この状態で
は、容器用シート材料38のカップ状容器のつば部2a
になる部分は上支持板52と下支持板54との間にはさ
まれ、フランジ部2とほぼ同一の平面内にあるように変
形している。次に、図15に示すように、カッター56
を矢印60の方向に作動させ、容器用シート材料38の
カップ状容器のフランジ部2になる部分とこれに対応す
る蓋部材用シート材料40を同時に切断する。
【0027】その結果、容器入りゲル状食品20は矢印
62の方向に落下する。蓋部材用シート材料40のつな
がり部分40a及びフランジ2のつながり部分2fは上
支持板52と下支持板54との間に残る。 (3)カップ状容器成形用型 次に、本発明のカップ状容器を複数同時に成形するため
のカップ状容器成形用型について説明する。図16及び
図17に示すように、第1の型部分即ち上型72は複数
のカップ状容器を成形加工するための雄型部分72b、
72dを有し、カップ状容器のつば部2aを成形するた
めのつば部成形部分72e、72fを含む。第2の型部
分即ち下型70は複数のカップ状容器を成形加工するた
めの雌型部分70a、70b、70c、70dを有し、
カップ状容器のつば部2aを成形するためのつば部成形
部分70e、70fを含む。
【0028】複数の雄型部分72b、72dのつば部成
形部分72e、72fは連絡部分72gを介して互いに
連絡して形成されている。複数の雌型部分70a、70
b、70c、70dのつば部成形部分70e、70fは
連絡部分70gを介してが互いに連絡して形成されてい
る、図18に示すように、下型70の雌型部分70aの
つば部を形成するためのつば部成形部分70jと雌型部
分70bのつば部を形成するためのつば部成形部分70
eと雌型部分70cのつば部を形成するためのつば部成
形部分70kと雌型部分70dのつば部を形成するため
のつば部成形部分70fとは、連絡部分70mによって
つながっている。雄型部分は上型又は下型のいずれか一
方に設けられ、雌型部分は上型又は下型のいずれか他方
に設けられる。
【0029】雄型部分及び雌型部分の数及び連絡される
つば部成形部分の数は、必要に応じて定められる。次
に、図19に示すように、上型及び下型を作動させて、
複数のカップ状容器10を同時に成形加工する。成形加
工のとき、シート材料を加熱するのがよい。加熱によ
り、寸法形状品質がよいカップ状容器10を短時間で同
時に成形加工することができる。 (4)容器入りゲル状食品の他の実施の形態 次に、本発明の容器入りゲル状食品の他の実施の形態に
ついて説明する。図20を参照すると、カップ状容器の
フランジ部2はほぼ均一の幅を有し、蓋部材24がフラ
ンジ部2にヒートシールされている。べたヒートシール
部82及び線ヒートシール部84が蓋部材24とフラン
ジ部2の接触部分に設けられ、蓋部材24とフランジ部
2とを固着していない未シール部86が残る。例えば、
べたヒートシール部82の幅WBEは約2ミリメートル
から約12ミリメートルであるのが好ましく、線ヒート
シール部84の幅WSEは、約0.5ミリメートルから
約3ミリメートルであるのが好ましく、未シール部86
の幅WMSは、約0ミリメートルから約5ミリメートル
であるのが好ましい。
【0030】広幅フランジ部92がフランジ2のつば部
2aに対応した箇所に設けられ、特に、外側に広幅とな
るように設けられるのがよい。線ヒートシール部84の
烏口部94がフランジ広幅部92の中に設けられる。蓋
部材24を固着した広幅フランジ部92外周と烏口部9
4との間の距離WKAは、約0.5ミリメートル以上で
あるのが好ましく、約1ミリメートルから約5ミリメー
トルであるのが更に好ましい。このようにして、烏口部
94の先端とフランジ2の外周との間の間隔を確保する
ことができ、カップ状容器のフランジ部2及び蓋部材2
4を同時に切断するときに、フランジ部2の歪みがシー
ル部に伝わり難く、烏口部94からシール剥がれが生じ
る問題が好適に回避される。
【0031】次に、図20に示す容器入りゲル状食品の
製造方法について説明する。カップ状容器を、それらの
フランジ部2がつながっている状態で準備する。つなが
っている状態の複数のカップ状容器の各々にゲル状食品
を収容する。カップ状容器の各々のフランジ部2に蓋部
材用シート材料を配置する。カップ状容器の各々のフラ
ンジ部2と蓋部材用シート材料とをべたヒートシールす
る。広幅フランジ部の中に烏口部を形成するように、べ
たヒートシール部分を線ヒートシールする。カップ状容
器の各々のフランジ部2と蓋部材用シート材料とのシー
ル部分を切断する。 (5)ゲル状食品を押し出す際の取扱い 次に、本発明のカップ状容器10からゲル状食品を押し
出す際の取扱いについて説明する。尚、カップ状容器1
0にゲル状食品を収容するには常法によればよい。
【0032】最初に、図1に示すつば部2aに対応する
蓋部材24のはがし部分24pをつかんで、蓋部材24
をカップ状容器10から剥がす。次に、図21に示すよ
うに、左手の親指102をカップ状容器10の凹部1に
当て、左手の人指し指104を薄肉部5に当てる。左手
の中指106を用いてもよい。親指102と人指し指1
04を互いに近づけてカップ状容器10を握る。カップ
状容器10の薄肉部5が、容器の内側に向かって変形す
る。側壁4のテーパにより、カップ状容器10の中身1
08が開口部9から押し出される。図22に示すよう
に、右手の親指112をカップ状容器10の凹部1に当
て、右手の人指し指114を薄肉部5に当てる。右手の
中指116を用いてもよい。親指112と人指し指11
4を互いに近づけるようにしてカップ状容器10を握
る。カップ状容器10の薄肉部5が、容器の内側に向か
って変形する。側壁4のテーパにより、カップ状容器1
0の中身108が開口部9から押し出される。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成としたの
で、以下に記載する効果を有する。 (1)本発明の容器入りゲル状食品は、カップ状容器の
フランジ部及び蓋部材の切断のときに、シール剥がれが
生じるおそれが少ない。 (2)本発明のカップ状容器成形用型は小型で簡単な構
造である。 (3)本発明の容器入りゲル状食品は容器の密封性がよ
く、しかも、容器をたやすくあけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器入りゲル状食品の実施の形態の斜
視図である。
【図2】本発明のカップ状容器の実施の形態の平面図で
ある。
【図3】図2のA方向から見た本発明のカップ状容器の
実施の形態の背面図である。
【図4】図2の線B−Bにおける本発明のカップ状容器
の実施の形態の断面図である。
【図5】図2の線C−Cにおける本発明のカップ状容器
の実施の形態の断面図である。
【図6】図2のD方向から見た本発明のカップ状容器の
実施の形態の左側面図である。
【図7】図2のE方向から見た本発明のカップ状容器の
実施の形態の右側面図である。
【図8】図3のF方向から見た本発明のカップ状容器の
実施の形態の底面図である。
【図9】平面形状がほぼ円形である本発明のカップ状容
器の実施の形態の平面図である。
【図10】図9の線J−Jにおける本発明のカップ状容
器の実施の形態の正面図である。
【図11】本発明の複数のカップ状容器が並べられて形
成されている容器用シート材料を示す平面図である。
【図12】本発明のカップ状容器にゲル状食品を収容し
た状態で蓋部材をべたヒートシールしている状態を示す
断面図(つば部の中心部と容器の中心部とを通る直線に
沿って垂直方向に切った場合の断面図)である。
【図13】本発明のカップ状容器にゲル状食品を収容し
た状態で蓋部材を線ヒートシールしている状態を示す断
面図(つば部の中心部と容器の中心部とを通る直線に沿
って垂直方向に切った場合の断面図)である。
【図14】本発明のカップ状容器に蓋部材をヒートシー
ルした後にフランジを支持して切断の準備をしている状
態を示す断面図(つば部の中心部と容器の中心部とを通
る直線に沿って垂直方向に切った場合の断面図)であ
る。
【図15】本発明のカップ状容器に蓋部材をシールした
後にフランジを支持してカッターにより切断している状
態を示す断面図(つば部の中心部と容器の中心部とを通
る直線に沿って垂直方向に切った場合の断面図)であ
る。
【図16】本発明のカップ状容器を製造するための型の
実施の形態の平面図である。
【図17】本発明のカップ状容器を製造するための上型
及び下型のカップ状容器成形加工の準備状態を示す断面
図である。
【図18】本発明のカップ状容器を製造するための型の
他の実施の形態の平面図である。
【図19】本発明のカップ状容器を製造するための上型
及び下型を作動させて、カップ状容器成形加工を行って
いる状態を示す断面図である。
【図20】本発明の容器入りゲル状食品の他の実施の形
態の平面図である。
【図21】左手を使って本発明の容器入りゲル状食品の
中身を取り出す方法を説明する概略図である。
【図22】右手を使って本発明の容器入りゲル状食品の
中身を取り出す方法を説明する概略図である。
【図23】本発明のカップ状容器の他の実施の形態のつ
ば部の拡大部分断面図である。
【図24】従来のカップ状容器の上型及び下型のカップ
状容器成形加工の準備状態を示す断面図である。
【図25】従来の烏口部を有する容器入りゲル状食品の
平面図である。
【符号の説明】
1 凹部 2 フランジ部 2a つば部 3 底部 4 側壁 4a 第1曲線部 4b 第2曲線部 4c 第3曲線部 4d 第4曲線部 5 薄肉部 6 稜線 9 開口部 10 カップ状容器 20 容器入りゲル状食品 24 蓋部材 38 容器用シート材料 40 蓋部材用シート材料 42 ヒートシール加工部材 44 線ヒートシール加工部材 52 上支持板 54 下支持板 56 カッター 70 下型 70a、70b、70c、70d 雌型部分 70e、70f つば部成形部分 70g 連絡部分 70j、70k つば部成形部分 70m 連絡部分 72 上型 72b、72d 雄型部分 72e、72f つば部成形部分 72g 連絡部分 108 中身

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部(3)と、前記底部(3)から上
    方へ延びた側壁(4)と、前記側壁(4)の上方に位置
    する開口部(9)と、蓋部材を固着するための、前記開
    口部(9)の周囲に設けられたフランジ部(2)と、前
    記フランジ部(2)に固着した前記蓋部材を前記フラン
    ジ部(2)から剥がすための、前記フランジ部(2)の
    外周の一部に設けられたつば部(2a)とを備えるカッ
    プ状容器(10)であって、 前記つば部(2a)は1つの面からなり、前記フランジ
    部(2)の外周から外方かつ下方に向かって延びている
    ことを特徴とするカップ状容器。
  2. 【請求項2】 前記つば部(2a)は、前記フランジ
    部(2)の外周から外方かつ下方に向かって、前記フラ
    ンジ部(2)で構成する平面に対して、35°以下の鋭
    角をなすように延びていることを特徴とする請求項1に
    カップ状容器。
  3. 【請求項3】 前記側壁(4)及び前記開口部(9)
    の横断面形状が、前記カップ状容器(10)の外側へ向
    かって凸状でありかつこの横断面の輪郭の半分以上を構
    成する第1の曲線部分(4a、4b、4c)と、カップ
    状容器の外側へ向かって凹状でありかつこの横断面の輪
    郭の残り部分の少なくとも一部を構成する第2の曲線部
    分(4d)とを含むように形成され、 前記側壁(4)の肉厚が薄い薄肉部(5)が、前記側壁
    (4)の前記第1の曲線部分(4a、4b、4c)の前
    記底部(3)に近い部分に設けられている、ことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のカップ状容器。
  4. 【請求項4】 底部(3)と、前記底部(3)から上
    方へ延びた側壁(4)と、前記側壁(4)の上方に位置
    する開口部(9)と、蓋部材を固着するための、前記開
    口部(9)の周囲に設けられたフランジ部(2)と、前
    記フランジ部(2)に固着した前記蓋部材を前記フラン
    ジ部(2)から剥がすための、前記フランジ部(2)の
    外周の一部に設けられたつば部(2a)とを備えるカッ
    プ状容器(10)であって、 前記つば部(2a)のある部分の前記フランジ部(2)
    の幅が、他の部分の前記フランジ部(2)の幅よりも広
    く形成された広幅フランジ部(92)を備えることを特
    徴とするカップ状容器。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項
    に記載のカップ状容器にゲル状食品が収容されてなる容
    器入りゲル状食品。
  6. 【請求項6】 カップ状容器にゲル状食品を収容して
    密封する容器入りゲル状食品の製造方法において、 複数の請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカ
    ップ状容器のフランジ部(2)が互いにつながって配列
    されている状態の複数のカップ状容器部分(C1〜C2
    4)を含むように容器用シート材料(38)を成形加工
    する工程と、 前記容器用シート材料(38)の複数のカップ状容器部
    分(C1〜C24)の各々にゲル状食品(108)を収
    容する工程と、 前記容器用シート材料(38)の前記フランジ部(2)
    に蓋部材用シート材料(40)を配置する工程と、 前記容器用シート材料(38)と前記蓋部材用シート材
    料(40)を、前記カップ状容器部分(C1〜C24)
    の各々の前記フランジ部(2)でヒートシール加工する
    工程と、 前記容器用シート材料(38)と前記蓋部材用シート材
    料(40)を切断して、複数の容器入りゲル状食品を分
    離させる工程と、を含むことを特徴とする容器入りゲル
    状食品の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ヒートシール加工する工程は、前
    記容器用シート材料(38)の前記フランジ部(2)と
    前記蓋部材用シート材料(40)をべたヒートシールす
    る第1のヒートシール加工工程と、前記容器用シート材
    料(38)の前記フランジ部(2)と前記蓋部材用シー
    ト材料(40)を線ヒートシールする第2のヒートシー
    ル加工工程とを含むことを特徴とする、請求項6に記載
    の容器入りゲル状食品の製造方法。
  8. 【請求項8】 カップ状容器にゲル状食品を収容して
    密封する容器入りゲル状食品の製造方法において、 複数の請求項4に記載のカップ状容器のフランジ部
    (2)が互いにつながって配列されている状態の複数の
    カップ状容器部分を含むように容器用シート材料(3
    8)を成形加工する工程と、 前記容器用シート材料(38)の複数のカップ状容器部
    分の各々にゲル状食品(108)を収容する工程と、 前記容器用シート材料(38)の前記フランジ部(2)
    に蓋部材用シート材料(40)を配置する工程と、 前記容器用シート材料(38)の前記フランジ部(2)
    と前記蓋部材用シート材料(40)を、前記カップ状容
    器部分の各々の前記フランジ部(2)の周囲でべたヒー
    トシール加工する工程と、 前記容器用シート材料(38)の前記フランジ部(2)
    と前記蓋部材用シート材料(40)を線ヒートシール加
    工して、前記広幅フランジ部(92)の中に烏口部(9
    4)を形成する工程と、 前記容器用シート材料(38)と前記蓋部材用シート材
    料(40)を切断して、複数の容器入りゲル状食品を分
    離させる工程と、を含むことを特徴とする容器入りゲル
    状食品の製造方法。
  9. 【請求項9】 複数の請求項1から請求項4のいずれ
    か1項に記載のカップ状容器を同時に成形するためのカ
    ップ状容器成形用型であって、 複数のカップ状容器を成形加工するための雄型部分及び
    カップ状容器のつば部を成形するためのつば部成形部分
    を有する第1の型部分(72)と、 複数のカップ状容器を成形加工するための雌型部分及び
    カップ状容器のつば部を成形するためのつば部成形部分
    を有する第2の型部分(70)とを備え、 複数の前記雄型部分の前記つば部成形部分が互いに連絡
    して形成され、 複数の前記雌型部分の前記つば部成形部分が互いに連絡
    して形成されている、ことを特徴とするカップ状容器成
    形用型。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094847A (ja) * 2004-08-31 2006-04-13 Bon Parc:Kk 容器入り食品
JP2011522752A (ja) * 2008-06-10 2011-08-04 ネステク ソシエテ アノニム 食品用ポットからなるユニット
JP2011167115A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Nisshin Seifun Group Inc ゼリー惣菜
JP2012232787A (ja) * 2011-05-06 2012-11-29 Sekisui Giken:Kk 充填豆腐用容器

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