JPH10234335A - 炭化大根を原料とする保健飲食物の製法 - Google Patents
炭化大根を原料とする保健飲食物の製法Info
- Publication number
- JPH10234335A JPH10234335A JP9056888A JP5688897A JPH10234335A JP H10234335 A JPH10234335 A JP H10234335A JP 9056888 A JP9056888 A JP 9056888A JP 5688897 A JP5688897 A JP 5688897A JP H10234335 A JPH10234335 A JP H10234335A
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- JP
- Japan
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- radish
- carbonized
- raw material
- cut
- health drink
- Prior art date
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- Pending
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 炭化大根を原料とする新規な保健飲食物を提
供する。 【解決手段】 葉を切除した青首大根を棒状に細切り
し、その棒状細切片群を自然乾燥乃至人工乾燥に付して
残存水分３０％程度まで脱水し、その後炭化釜にて約１
５０℃〜２００℃の範囲で約１０分〜２０分間加熱処理
して、残存水分約３％、炭水化物約７５．８％（糖質２
２．５％、粗繊維５３．３％）に炭化し、次いでこれを
粉末化し、そのまま或いはそれらを錠剤等の固形物、蜂
蜜等を混合した液状物として得ることを特徴とする炭化
大根を原料とする保健飲食物の製法である。
供する。 【解決手段】 葉を切除した青首大根を棒状に細切り
し、その棒状細切片群を自然乾燥乃至人工乾燥に付して
残存水分３０％程度まで脱水し、その後炭化釜にて約１
５０℃〜２００℃の範囲で約１０分〜２０分間加熱処理
して、残存水分約３％、炭水化物約７５．８％（糖質２
２．５％、粗繊維５３．３％）に炭化し、次いでこれを
粉末化し、そのまま或いはそれらを錠剤等の固形物、蜂
蜜等を混合した液状物として得ることを特徴とする炭化
大根を原料とする保健飲食物の製法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化大根を原料と
する保健飲食物に関する。
する保健飲食物に関する。
【０００２】
【従来の技術】これまでに野菜等を原料とする所謂機能
食品は無数にある。また大根が滋養分の高い栄養源であ
ることも夙に知られているところである。しかし、大根
の根部を炭化して健康保持の飲食物とする着想は、これ
までに見られないところである。
食品は無数にある。また大根が滋養分の高い栄養源であ
ることも夙に知られているところである。しかし、大根
の根部を炭化して健康保持の飲食物とする着想は、これ
までに見られないところである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、鋭意研究
の結果、炭化大根が人体の健康に資する各種要素を含む
こと、またその継続的摂取により薬理的作用をもたらす
ことを、実験的に確認し、本発明に至ったものである。
の結果、炭化大根が人体の健康に資する各種要素を含む
こと、またその継続的摂取により薬理的作用をもたらす
ことを、実験的に確認し、本発明に至ったものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、葉を切除
した青首大根を棒状に細切りして、棒状細切片群を得
る。棒状細切片としたのは、後の均一乾燥処理、均一の
炭化処理、粉末化に有効あらしめるためである。
した青首大根を棒状に細切りして、棒状細切片群を得
る。棒状細切片としたのは、後の均一乾燥処理、均一の
炭化処理、粉末化に有効あらしめるためである。
【０００５】そしてこの棒状細切片群を天日あるいは日
蔭干し（自然乾燥）乃至加熱釜（人工乾燥）により残存
水分３０％程度まで脱水する。即ちこの時の成分比は、
丁度「切干しダイコン」に似て、タンパク質約１０ｇ、
糖分約４４ｇ、繊維約７ｇ、灰分約７．５ｇと大幅に増
量し、またカルシウム約４４０ｍｇ、ナトリウム約１０
０ｍｇ、リン約１６０ｍｇ、鉄約９ｍｇと大幅に増量す
る。なおビタミンＣは逆に０となり、その他のビタミン
類は増えるが、それらは後の炭化の過程で殆ど消失する
もので本願の目的には特に影響するものではない。
蔭干し（自然乾燥）乃至加熱釜（人工乾燥）により残存
水分３０％程度まで脱水する。即ちこの時の成分比は、
丁度「切干しダイコン」に似て、タンパク質約１０ｇ、
糖分約４４ｇ、繊維約７ｇ、灰分約７．５ｇと大幅に増
量し、またカルシウム約４４０ｍｇ、ナトリウム約１０
０ｍｇ、リン約１６０ｍｇ、鉄約９ｍｇと大幅に増量す
る。なおビタミンＣは逆に０となり、その他のビタミン
類は増えるが、それらは後の炭化の過程で殆ど消失する
もので本願の目的には特に影響するものではない。
【０００６】次いで、この乾燥棒状細切片群を炭化釜に
て約１５０℃〜２００℃の範囲で約１０分〜２０分間加
熱して炭化する。これによる成分の検査結果は次のとお
りである。
て約１５０℃〜２００℃の範囲で約１０分〜２０分間加
熱して炭化する。これによる成分の検査結果は次のとお
りである。
【０００７】 検 査 項 目 検 査 結 果 基準値 一般成分検査 水分 ３．１ｇ／１００ｇ タンパク質換算係数：６．２５ 灰分 ９．８ｇ／１００ｇ 粗タンパク １０．７ｇ／１００ｇ エネルギ−換算係数 粗脂肪 ０．６ｇ／１００ｇ タンパク質：４．００ 炭水化物 ７５．８ｇ／１００ｇ 炭水化物：４．００ 糖質 ２２．５ｇ／１００ｇ 脂肪：９．００ 粗センイ ５３．３ｇ／１００ｇ エネルギ− ３５１ｋｃａｌ／１００ｇ 食品衛生検査指針に基づく方法 （財団法人 栃木県保健衛生事業団）
【０００８】そして最後に、これを粉末化し、そのまま
或いはそれらを錠剤等の固形物、蜂蜜等を混合した液状
物として、本発明の炭化大根を原料とする保健飲食物を
得る。
或いはそれらを錠剤等の固形物、蜂蜜等を混合した液状
物として、本発明の炭化大根を原料とする保健飲食物を
得る。
【０００９】
【用法】本発明は、固形ないし液状を成し、それらを単
独であるいは他の飲食物に混ぜて、少量ずつ継続的に摂
取するものとする。健康人（ここでは「社会生活に支障
ない人」の意）が摂取すると、食欲増進、疲労回復、虚
弱体質改善、血行増進、便秘予防、花粉症予防、、下痢
予防、血圧維持等基礎的体力増強、体調維持に効能があ
り、さらに本発明者が、これを糖尿病患者、肝炎その他
の内蔵疾患患者、アトピ−患者、乳がん患者、肺がん患
者等に試験的に摂取させたところ、いずれの場合も予後
が顕著に良好である結果が得られた。
独であるいは他の飲食物に混ぜて、少量ずつ継続的に摂
取するものとする。健康人（ここでは「社会生活に支障
ない人」の意）が摂取すると、食欲増進、疲労回復、虚
弱体質改善、血行増進、便秘予防、花粉症予防、、下痢
予防、血圧維持等基礎的体力増強、体調維持に効能があ
り、さらに本発明者が、これを糖尿病患者、肝炎その他
の内蔵疾患患者、アトピ−患者、乳がん患者、肺がん患
者等に試験的に摂取させたところ、いずれの場合も予後
が顕著に良好である結果が得られた。
【００１０】その明確な因果関係については、さらなる
臨床的検査と学術的探求の結果を待たなければならない
が、ダイコンの炭化による炭水化物等の増量成分と炭化
による特有の分解吸収作用並びに吸着作用とが相俟っ
て、基礎的体力増強並びに主として過剰活性酸素（脂質
と反応して細胞を傷付け破壊する過酸化脂質に変質して
老化、成人病を促進させる）を生み出す体内有害物質
（タバコ、農薬、汚染大気、食品添加物、放射能等）の
除去、不活性化をもたらすことに起因すると思われる。
臨床的検査と学術的探求の結果を待たなければならない
が、ダイコンの炭化による炭水化物等の増量成分と炭化
による特有の分解吸収作用並びに吸着作用とが相俟っ
て、基礎的体力増強並びに主として過剰活性酸素（脂質
と反応して細胞を傷付け破壊する過酸化脂質に変質して
老化、成人病を促進させる）を生み出す体内有害物質
（タバコ、農薬、汚染大気、食品添加物、放射能等）の
除去、不活性化をもたらすことに起因すると思われる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は以上のように、炭化大根を原料
とする新規な保健飲食物を提供するもので、、製造工程
も比較的容易で安価に量産が可能であり、人体の健康保
持に顕著な効能が得られるものとしてまことに有利なも
のである。
とする新規な保健飲食物を提供するもので、、製造工程
も比較的容易で安価に量産が可能であり、人体の健康保
持に顕著な効能が得られるものとしてまことに有利なも
のである。
Claims (1)
- 【請求項１】 葉を切除した青首大根を棒状に細切り
し、その棒状細切片群を自然乾燥乃至人工乾燥に付して
残存水分３０％程度まで脱水し、その後炭化釜にて約１
５０℃〜２００℃の範囲で約１０分〜２０分間加熱処理
して、残存水分約３％、炭水化物約７５．８％（糖質２
２．５％、粗繊維５３．３％）に炭化し、次いでこれを
粉末化し、そのまま或いはそれらを錠剤等の固形物、蜂
蜜等を混合した液状物として得ることを特徴とする炭化
大根を原料とする保健飲食物の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056888A JPH10234335A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 炭化大根を原料とする保健飲食物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056888A JPH10234335A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 炭化大根を原料とする保健飲食物の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10234335A true JPH10234335A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=13039978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9056888A Pending JPH10234335A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 炭化大根を原料とする保健飲食物の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10234335A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006335640A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-12-14 | Daicho Kikaku:Kk | 動物用薬剤 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP9056888A patent/JPH10234335A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006335640A (ja) * | 2005-05-06 | 2006-12-14 | Daicho Kikaku:Kk | 動物用薬剤 |
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