JPH10232798A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH10232798A
JPH10232798A JP8310442A JP31044296A JPH10232798A JP H10232798 A JPH10232798 A JP H10232798A JP 8310442 A JP8310442 A JP 8310442A JP 31044296 A JP31044296 A JP 31044296A JP H10232798 A JPH10232798 A JP H10232798A
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cpu
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control device
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Katsue Kobayashi
克衛 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の制御装置は、制御装置の定める所定の時
間内に被験者であるCPU等から初期化されることによ
り、被験者の正常動作を認識していた。しかしながら、
被験者が異常動作をしているにも関わらず初期化を実行
してしまう場合は、被験者の異常動作を検知することは
できない。 【解決手段】所定の動作時間およびアクセス回数の範囲
を設定するレジスタ3と、レジスタ8に設定された動作
時間を減算するタイマ4と、被験者CPU8からのアク
セス回数を計数するカウンタ2と、カウンタ値と所定の
アクセス回数の範囲と比較し範囲外であれば被験者CP
Uに異常通知を行う判定回路5とを有する。 【効果】被験者の異常動作を検知する精度を上げる効果
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御装置に関し、特
にマイクロコンピュータに内蔵されこのマイクロコンピ
ュータの異常動作を検知する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御装置について、マイクロコン
ピュータに内蔵されるウォッチドッグ・タイマを例にそ
の機能及び動作について図を用いて説明する。図2は従
来例の構成を示すブロック図である。従来のマイクロコ
ンピュータに内蔵されるウォッチドッグ・タイマ100
は、内部クロック104の計数を行うカウンタ101を
有し、カウンタ101が規定値をオーバフローしたとき
異常動作を示す割込み信号105をCPU102に出力
する機能を有する。
【0003】CPU102は正常動作時はウォッチドッ
グ・タイマ100に内蔵されるカウンタ101をクリア
するクリア信号103を出力しカウンタ101の内容を
クリアするが、CPU102が異常時はクリア信号10
3が出力されなくなるためカウンタ101がオーバフロ
ーする。
【0004】次に従来例の動作について説明する。
【0005】ウォッチドッグ・タイマ100は初期化
後、内蔵されるカウンタ101が内部クロック104の
計数を開始する。CPU102はカウンタ101がオー
バフローする前にクリア信号103を出力してカウンタ
101の内容をクリアする。クリア後もカウンタ101
は計数動作を行い、CPU102は前記クリア動作を継
続する。
【0006】しかし、CPU102がカウンタ101の
オーバフロー前にクリア信号103を出力できなかった
場合には、ウォッチドッグ・タイマ100はカウンタ1
01のオーバフローを検知しCPU102に対し割込み
信号105を出力する。
【0007】CPU200は割り込み信号105に対応
する異常処理動作に移行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の制御装
置は、制御装置の定める所定の時間内に被験者であるC
PU等から初期化されることにより、被験者の正常動作
を認識していた。しかしながら、被験者が異常動作にお
いて制御装置の初期化を行ってしまう場合、即ち被験者
が異常動作をしているにも関わらずクリア信号を出力し
てカウンタのクリアを実行してしまう場合は、被験者の
異常動作を検知することはできない。
【0009】例えば、被験者が制御装置の初期化プログ
ラムのみを繰り返し行うような異常動作を行う場合、正
常動作における初期化動作に比べて明らかに高い頻度で
初期化動作を繰り返しているにもかかわらず、制御装置
のカウンタの初期化が行われるため、制御装置は被験者
の異常を検知できないという欠点を有している。
【0010】本発明の目的は、被験者の異常な初期化動
作を検知できる制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明の制御装置
は、所定の動作時間およびアクセス回数の範囲を設定す
るレジスタと、内部クロックを使用して前記レジスタに
設定された動作時間を減算しアンダーフロー発生時に信
号を出力するタイマと、前記被験者CPUからのアクセ
ス回数を計数するカウンタと、前記カウンタの値が前記
レジスタに設定されたアクセス回数の範囲と比較し範囲
外であれば前記被験者CPUに異常通知を行う判定回路
と、を備えて構成されている。
【0012】また、第2の発明の制御装置は、第1の発
明において前記被験者CPUは、所定の動作時間または
アクセス回数の範囲を通知することにより構成されてい
る。
【0013】さらに、第3の発明の制御装置は、第1ま
たは2の発明において前記レジスタは、前記被験者CP
Uから通知された所定の動作時間およびアクセス回数の
範囲が設定されることにより構成されている。
【0014】さらに、第4の発明の制御装置は、第1、
2または3の発明において前記タイマは、前記レジスタ
の動作時間を取り込み減算の計数動作を行い、アンダー
フローになったときアンダーフロー信号を判定回路に通
知するとともに再度レジスタの動作時間を取り込み計数
動作を行うことにより構成されている。
【0015】さらに、第5の発明の制御装置は、第1の
発明において前記カウンタは、前記被験者CPUからの
アクセス毎に計数されることにより構成されている。
【0016】さらに、第6の発明の制御装置は、第1、
2、3、4または5の発明において前記判定回路は、ア
ンダーフロー信号が通知されると前記カウンタのアクセ
ス回数と前記レジスタに設定されているアクセス回数の
範囲とをチェックし範囲外であれば前記カウンタをクリ
アし前記被験者CPUの異常と判定し割り込み信号を前
記被験者CPUに通知し、範囲内であれば前記被験者C
PUを正常と判定し前記カウンタをクリアすることによ
り構成されている。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0019】本実施の形態は、図1に示すように制御装
置1と、カウンタ2と、レジスタ3と、タイマ4と、判
定回路5と、アンダーフロー信号6と、割り込み信号7
と、CPU8とから構成される。
【0020】図1において、CPU8は動作時間または
アクセス回数の範囲からなる制御データを制御装置1に
渡す。カウンタ2はCPU8から渡される制御データの
回数を計数する。
【0021】レジスタ3はCPU8から渡される制御デ
ータ(動作時間またはアクセス回数の範囲)により設定
される。タイマ3はレジスタ3の動作時間を取り込み減
算の計数動作を行い、アンダーフローになったときアン
ダーフロー信号6を判定回路5に通知するとともに再度
レジスタ3の動作時間を取り込み計数動作を行う。
【0022】判定回路5はアンダーフロー信号6が通知
されるとカウンタ2のアクセス回数がレジスタ3に設定
されているアクセス回数の範囲内かをチェックし範囲外
であればカウンタ2をクリアし割り込み信号7をCPU
2通知し、また、範囲内であればカウンタ2をクリアす
る。
【0023】次に本発明の動作について図1を用いて説
明する。
【0024】まず制御装置1はCPU8から制御データ
を受け取りレジスタ3に初期設定する。初期設定する値
は、制御データをカウンタ2に書き込む回数をチェック
するための最小値nと最大値mを示すアクセス回数の範
囲と、アクセス回数を測定する動作時間Tとを設定す
る。カウント2はCPU8内の処理動作の契機毎にカウ
ントアップされるアクセス回数を記録する。
【0025】タイマ4はレジスタ3に設定された動作時
間Tを取り込んでダウンカウントを開始する。CPU8
は制御装置1のカウンタ2に対して、動作時間T内に制
御データの書き込み動作を開始しアクセス回数をカウン
トする。
【0026】タイマ4は動作時間Tが経過しアンダーフ
ローを検知したとき、タイマ4はアンダーフロー信号6
を判定回路5に通知するとともにレジスタ3の動作時間
Tを再度取り込み計数動作を継続する。
【0027】アンダーフロー信号6を受け取った判定回
路5はカウンタ2の値をレジスタ3に設定された値のn
とmとを比較し、nとmとの範囲内であればCPU2は
正常動作と判断しカウンタ2をクリアし処理を継続す
る。また、カウンタ2の値がnとmとの範囲外であれば
CPU2を異常動作と判断しカウンタ2をクリア後、割
り込み信号7をCPU2に通知する。
【0028】CPU2は通知された割り込み信号7によ
り異常動作を検知し対応する動作に移行することが可能
となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の制御装置
は、被験者から任意の時間内に本制御装置に対するアク
セス回数の範囲を指定され、被験者からのアクセス回数
がこの範囲内かどうかをチェックすることにより被験者
の異常動作を検知し被験者に通知できるという効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】従来例の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 制御装置 2 カウンタ 3 レジスタ 4 タイマ 5 判定回路 6 アンダーフロー信号 7 割り込み信号 8 CPU 100 ウォッチドッグ・タイマ 101 カウンタ 102 CPU 103 クリア信号 104 内部クロック 105 割り込み信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者CPUからのアクセス回数が所定
    のアクセス回数の範囲外になる状態を検知し前記被験者
    CPUに異常通知を行う制御装置において、 所定の動作時間およびアクセス回数の範囲を設定するレ
    ジスタと、内部クロックを使用して前記レジスタに設定
    された動作時間を減算しアンダーフロー発生時に信号を
    出力するタイマと、前記被験者CPUからのアクセス回
    数を計数するカウンタと、 前記カウンタの値が前記レジスタに設定されたアクセス
    回数の範囲と比較し範囲外であれば前記被験者CPUに
    異常通知を行う判定回路と、を備えることを特徴とする
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記被験者CPUは、所定の動作時間ま
    たはアクセス回数の範囲を通知することを特徴とする請
    求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記レジスタは、前記被験者CPUから
    通知された所定の動作時間およびアクセス回数の範囲が
    設定されることを特徴とする請求項1または2記載の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記タイマは、前記レジスタの動作時間
    を取り込み減算の計数動作を行い、アンダーフローにな
    ったときアンダーフロー信号を判定回路に通知するとと
    もに再度レジスタの動作時間を取り込み計数動作を行う
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記カウンタは、前記被験者CPUから
    のアクセス毎に計数されることを特徴とする請求項1記
    載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記判定回路は、アンダーフロー信号が
    通知されると前記カウンタのアクセス回数と前記レジス
    タに設定されているアクセス回数の範囲とをチェックし
    範囲外であれば前記カウンタをクリアし前記被験者CP
    Uの異常と判定し割り込み信号を前記被験者CPUに通
    知し、範囲内であれば前記被験者CPUを正常と判定し
    前記カウンタをクリアすることを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の制御装置。
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