JPH10230829A - 制動力制御装置 - Google Patents

制動力制御装置

Info

Publication number
JPH10230829A
JPH10230829A JP5391097A JP5391097A JPH10230829A JP H10230829 A JPH10230829 A JP H10230829A JP 5391097 A JP5391097 A JP 5391097A JP 5391097 A JP5391097 A JP 5391097A JP H10230829 A JPH10230829 A JP H10230829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking force
vehicle
wheel
brake
hydraulic pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5391097A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4110587B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Nagai
裕之 永井
Yoshiyuki Yasui
由行 安井
Norio Yamazaki
憲雄 山崎
Hitoshi Terada
仁 寺田
Kenji Tanaka
研次 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP05391097A priority Critical patent/JP4110587B2/ja
Publication of JPH10230829A publication Critical patent/JPH10230829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4110587B2 publication Critical patent/JP4110587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも前方の車輪を駆動輪とする車両に
おいて、エンジンブレーキ発生時にも確実に制動力配分
制御を行ない得る制動力制御装置を提供する。 【解決手段】 少くとも前方の車輪FRを駆動輪とする
車両において、液圧発生装置PGと少くとも後輪用ホイ
ールシリンダWrrとの間に液圧制御装置PCを介装
し、ホイールシリンダWrrのブレーキ液圧を制御す
る。そして、制動力制御手段BCによって液圧制御装置
PCを駆動し、後方の車輪RRの制動力が前方の車輪F
Rの制動力に対し所定の関係となるように調整する。更
に、エンジンブレーキ判定手段EBによって、車両に対
しエンジンブレーキが発生したと判定したときには、制
動力制御手段BCによって後方の車輪RRの制動力が前
方の車輪FRの制動力を下回る所定の関係となるように
液圧制御装置PCを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少くとも前方の車
輪を駆動輪とする車両において、車両制動時に、車両後
方の車輪の制動力を車両前方の車輪の制動力に対して所
定の関係に調整する制動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車両後方の車輪に対する制動
力が前方の車輪に対する制動力を上回ると車両の方向安
定性が損なわれるので、これより低く抑えつつ、できる
だけ理想制動力配分に近づけるべく、後方の車輪のホイ
ールシリンダとマスタシリンダとの間にプロポーショニ
ングバルブが介装されている。これにより、後方の車輪
に対する制動力が前方の車輪に対する制動力より低く抑
えられている。また、積載荷重が大きい場合には理想制
動力配分から大きく外れることになるため、積載荷重に
応じて制動力配分を行なうロードセンシングプロポーシ
ョニングバルブも利用されている。
【0003】更に、特開平6−144176号公報にお
いては、制動力配分制御の開始判定を適切に行なうた
め、通常の制動作動時は制動力制御手段による制動力配
分制御を禁止し、車両前方の車輪の車輪速度と車両後方
の車輪の車輪速度の速度差が設定値を超えたときに制動
力制御手段による制動力配分制御の開始を許容するよう
にした制動力配分制御装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置は、車両
後方の車輪が駆動輪である後輪駆動車には有効である
が、制動力配分制御の開始判定に車両前方の車輪速度を
基準としているので、車両前方の車輪が駆動輪である前
輪駆動車及び四輪駆動車においては、エンジンブレーキ
が発生すると制動力配分制御を行なうことができなくな
る場合がある。即ち、エンジンブレーキ時には駆動輪た
る前輪に大きな制動力が付加され、前輪側の車輪速度が
大きく低下するので、後輪側の車輪に対する制動力制御
の開始条件を充足しない場合が生ずるからである。
【0005】逆に、前輪駆動車及び四輪駆動車において
制動力配分制御が行なわれている場合において、後輪側
の車輪に対する制動力制御中にエンジンブレーキが解除
されると、前輪側の車輪に対する制動力が急速に低下す
るので後輪側の制動力の方が大となり、車両の安定性が
損なわれるおそれが生ずる。
【0006】そこで、本発明は、少なくとも前方の車輪
を駆動輪とする車両において、エンジンブレーキ発生時
にも確実に制動力配分制御を行ない得る制動力制御装置
を提供することを課題とする。
【0007】また、本発明は、少なくとも前方の車輪を
駆動輪とする車両において、制動力配分制御中にエンジ
ンブレーキが解除されたときにも適切に制動力配分制御
を行ない得る制動力制御装置を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のエンジンブレーキ
発生時における課題を解決するため、本発明の制動力制
御装置は、図1に構成の概要を示したように、少くとも
前方の車輪を駆動輪とする車両において、車両前方の車
輪(代表してFRで表す)に装着し制動力を付与する前
輪用ホイールシリンダWfr及び車両後方の車輪(代表
してRRで表す)に装着し制動力を付与する後輪用ホイ
ールシリンダWrrと、少くともブレーキペダルBPの
操作に応じてブレーキ液を昇圧し前輪用及び後輪用ホイ
ールシリンダWfr,Wrrの各々にブレーキ液圧を付
与する液圧発生装置PGと、この液圧発生装置PGと少
くとも後輪用ホイールシリンダWrrの各々との間に介
装しブレーキ液圧を制御する液圧制御装置PCと、この
液圧制御装置PCを駆動し車両後方の車輪RRの制動力
を車両前方の車輪FRの制動力に対して所定の関係に調
整する制動力制御手段BCと、車両に対しエンジンブレ
ーキが発生したか否かを判定するエンジンブレーキ判定
手段EBとを備えたものとし、エンジンブレーキ判定手
段EBがエンジンブレーキ発生と判定したときには制動
力制御手段BCによって車両後方の車輪RRの制動力が
車両前方の車輪FRの制動力を下回る所定の関係となる
ように液圧制御装置PCを駆動する構成としたものであ
る。
【0009】上記制動力制御装置において、更に図1に
破線で示したように、車両の減速度を判定する減速判定
手段DVを備えたものとし、エンジンブレーキ判定手段
EBにてエンジンブレーキ発生と判定し且つ減速判定手
段DVにて車両の減速度が所定の減速度以下と判定した
ときに、制動力制御手段BCによって車両後方の車輪R
Rの制動力が車両前方の車輪FRの制動力を下回る所定
の関係となるように液圧制御装置PCの駆動を開始する
構成とするとよい。尚、エンジンブレーキ判定手段EB
は、車両のシフト位置、エンジンの回転数及び車両の速
度に基づき、車両に対しエンジンブレーキが発生したか
否かを判定するように構成することができる。
【0010】また、上記のエンジンブレーキ解除時にお
ける課題を解決するため、本発明は、エンジンブレーキ
判定手段がエンジンブレーキ解除と判定したときには、
車両後方RRの車輪の制動力が、少くともエンジンブレ
ーキ解除前の制動力の減少割合より大きな割合で減少す
るように、制動力制御手段BCによる液圧制御装置PC
の駆動を制御することとしている。
【0011】而して、図1に実線で示す制動力制御装置
においては、ブレーキペダルBPを操作すると液圧発生
装置PGから前輪用及び後輪用のホイールシリンダWf
r,Wrrの各々にブレーキ液圧が供給され、各車輪F
R,RRに対し制動力が付与される。この場合におい
て、液圧発生装置PGと後輪用ホイールシリンダWrr
との間には液圧制御装置PCが介装されており、ホイー
ルシリンダWrrに付与されるブレーキ液圧が液圧制御
装置PCによって制御される。そして、制動力制御手段
BCによって液圧制御装置PCが駆動され、車両後方の
車輪RRの制動力が車両前方の車輪FRの制動力に対し
所定の関係となるように、即ち理想制動力配分に近似す
るように調整される。更に、エンジンブレーキ判定手段
EBによって、車両に対しエンジンブレーキが発生した
か否かが判定される。エンジンブレーキ発生と判定され
たときには、制動力制御手段BCによって車両後方の車
輪RRの制動力が車両前方の車輪FRの制動力を下回る
所定の関係となるように液圧制御装置PCが駆動され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図2は車両の制御システム
の全体構成を示すもので、本実施形態のブレーキ液圧系
は例えば図3に示すように構成されている。先ず図2に
おいて、車輪FLは運転席からみて前方左側の車輪を示
し、以下車輪FRは前方右側、車輪RLは後方左側、車
輪RRは後方右側の車輪を示しており、車輪FL,F
R,RL,RRには夫々ホイールシリンダWfl,Wf
r,Wrl,Wrrが装着されている。本実施形態は前
輪駆動方式が構成されており、エンジン(図示せず)は
ディファレンシャルギヤDFを介して車両前方の車輪F
L,FRに連結されている。従って、本実施形態におい
ては車輪FL,FRが駆動輪となっているが、本発明は
全ての車輪が駆動輪の四輪駆動車にも有効である。
【0013】車輪FL,FR,RL,RRには車輪速度
センサWS1乃至WS4が配設され、これらが電子制御
装置ECUに接続されており、各車輪の回転速度、即ち
車輪速度に比例するパルス数のパルス信号が電子制御装
置ECUに入力されるように構成されている。更に、ブ
レーキペダルBPが踏み込まれたときオンとなるブレー
キスイッチBS、変速装置(図示せず)のシフト位置を
検出するシフト位置センサSP、車両の加速度(減速度
を含む)を検出する加速度センサGD、エンジン(図示
せず)の回転数を検出する回転センサRP等が電子制御
装置ECUに接続されている。
【0014】電子制御装置ECUはマイクロコンピュー
タMCPを有し、図2に示すように、入力ポートIP
T、出力ポートOPT、プロセシングユニットCPU、
メモリROM及びメモリRAMがバスを介して相互に接
続されている。上記車輪速度センサWS1乃至WS4、
ブレーキスイッチBS、シフト位置センサSP、加速度
センサGD、回転センサRP等の出力信号は増幅回路
(代表してAMPで表す)を介して夫々入力ポートIP
TからプロセシングユニットCPUに入力されるように
構成されている。また、出力ポートOPTからは駆動回
路を介して液圧制御装置PCに制御信号が出力されるよ
うに構成されている。マイクロコンピュータMCPにお
いては、メモリROMは図4等に示したフローチャート
に対応したプログラムを記憶し、プロセッシングユニッ
トCPUはイグニッションスイッチ(図示せず)が閉成
されている間当該プログラムを実行し、メモリRAMは
当該プログラムの実行に必要な変数データを一時的に記
憶する。
【0015】図3は本発明の一実施形態におけるブレー
キ液圧系を示すもので、前輪の液圧制御系と後輪の液圧
制御系に区分された前後配管方式のブレーキ液圧系が構
成されている。本発明の液圧発生装置の一実施形態とし
て、マスタシリンダMC及び液圧ブースタHBを有し、
これらがブレーキペダルBPの操作に応じて駆動され
る。液圧ブースタHBには補助液圧源APが接続されて
おり、これらはマスタシリンダMCと共に低圧リザーバ
RSに接続されている。
【0016】補助液圧源APは、液圧ポンプHP及びア
キュムレータAccを有する。液圧ポンプHPは電動モー
タMによって駆動され、低圧リザーバRSのブレーキ液
を昇圧して出力し、このブレーキ液が逆止弁CV5を介
してアキュムレータAccに供給され、蓄圧される。電動
モータMは、アキュムレータAcc内の液圧が所定の下限
値を下回ることに応答して駆動され、またアキュムレー
タAcc内の液圧が所定の上限値を上回ることに応答して
停止する。而して、アキュムレータAccから所謂パワー
液圧が適宜液圧ブースタHBに供給される。
【0017】液圧ブースタHBは補助液圧源APの出力
液圧を入力し、マスタシリンダMCを倍圧駆動すると共
に、マスタシリンダMCの出力液圧に比例したブースト
液圧に調圧するもので、その基本的構成は周知であるの
で、説明は省略する。尚、ブースト液圧が過剰の液圧と
なったときにはブレーキ液を低圧リザーバRSに戻すリ
リーフバルブRVが設けられている。
【0018】マスタシリンダMCと車両前方のホイール
シリンダWfl,Wfrの各々を接続する前輪側の液圧
路MF1,MF2には夫々給排制御用の電磁開閉弁PC
1,PC5及び電磁開閉弁PC2,PC6が介装されて
いる。また、液圧ブースタHBとホイールシリンダWr
l,Wrr等の各々を接続する液圧路MR1,MR2に
は、夫々給排制御用の電磁開閉弁PC3,PC7及び電
磁開閉弁PC4,PC8が介装されている。電磁開閉弁
PC5乃至PC8は液圧路RCを介して低圧リザーバR
Sに接続されている。
【0019】前輪側液圧系において、電磁開閉弁PC
1,PC2が非作動時の開位置にあるときにはホイール
シリンダWfl,Wfrは何れもマスタシリンダMCに
連通接続されているが、ソレノイドコイルが励磁され閉
位置に切換わると、ホイールシリンダWfl,Wfrは
何れもマスタシリンダMCとの連通が遮断される。ま
た、電磁開閉弁PC5,PC6が非作動時の閉位置にあ
るときにはホイールシリンダWfl,Wfrは何れも低
圧リザーバRSとの連通が遮断されているが、ソレノイ
ドコイルが励磁され開位置に切換わると、ホイールシリ
ンダWfl,Wfrは何れも低圧リザーバRSに連通接
続される。
【0020】これら電磁開閉弁PC1及びPC2に対し
て並列に逆止弁CV1及びCV2が接続されており、こ
れらの流入側がホイールシリンダWfl,Wfrに夫々
接続されている。逆止弁CV1は、ブレーキペダルBP
が解放されたときには、ホイールシリンダWflのブレ
ーキ液圧をマスタシリンダMCの出力液圧の低下に迅速
に追従させるために設けられたもので、マスタシリンダ
MC方向へのブレーキ液の流れは許容されるが逆方向の
流れは制限される。尚、逆止弁CV2についても同様で
ある。
【0021】次に、後輪側液圧系において、電磁開閉弁
PC3,PC4が非作動時の開位置にあるときにはホイ
ールシリンダWrl,Wrrは何れも液圧ブースタHB
に連通接続されているが、ソレノイドコイルが励磁され
閉位置に切換わると、ホイールシリンダWrl,Wrr
は何れも液圧ブースタHBとの連通が遮断される。ま
た、電磁開閉弁PC7,PC8が非作動時の閉位置にあ
るときにはホイールシリンダWrl,Wrrは何れも低
圧リザーバRSとの連通が遮断されているが、ソレノイ
ドコイルが励磁され開位置に切換わると、ホイールシリ
ンダWrl,Wrrは何れも低圧リザーバRSに連通接
続される。
【0022】更に、電磁開閉弁PC3及びPC4に対し
て並列に逆止弁CV3及びCV4が接続されており、逆
止弁CV3の流入側がホイールシリンダWrlに、逆止
弁CV4の流入側がホイールシリンダWrrに夫々接続
されている。これらの逆止弁CV3,CV4は、ブレー
キペダルBPが解放されたときには、ホイールシリンダ
Wrl,Wrrのブレーキ液圧を液圧ブースタHBの出
力液圧の低下に迅速に追従させるために設けられたもの
で、液圧ブースタHB方向へのブレーキ液の流れが許容
され逆方向の流れは制限される。
【0023】上記電磁開閉弁PC1乃至PC8は前述の
電子制御装置ECUによって駆動制御される。また、液
圧ポンプHPは、前述のように電動モータMによって駆
動され、アキュムレータAccにパワー液圧が蓄圧されて
おり、通常のブレーキ作動時においては、各電磁弁は図
3に示す常態位置にある。この状態でブレーキペダルB
Pが踏み込まれると、マスタシリンダMCからマスタシ
リンダ液圧が出力されると共に、液圧ブースタHBから
ブースト液圧が出力され、電磁開閉弁PC1乃至PC4
を介して、夫々ホイールシリンダWfl乃至Wrrに供
給される。
【0024】例えばホイールシリンダWrlに対し減圧
モードが設定されたときには、電磁開閉弁PC3が閉位
置とされると共に電磁開閉弁PC7が開位置とされ、ホ
イールシリンダWrl内のブレーキ液が低圧リザーバR
S内に流出し減圧される。ホイールシリンダWrlに対
し緩増圧モードが設定されたときには、電磁開閉弁PC
7が閉位置とされると共に電磁開閉弁PC3が開位置と
され、液圧ブースタHBからブースト液圧が電磁開閉弁
PC3を介してホイールシリンダWrlに供給される。
そして、電磁開閉弁PC3が断続制御され、ホイールシ
リンダWrl内のブレーキ液は増圧と保持が繰り返され
てパルス的に増大し、緩やかに増圧される。ホイールシ
リンダWrlに対し急増圧モードが設定されたときに
は、電磁開閉弁PC3,PC7が図3に示す常態の位置
とされた後、液圧ブースタHBからブースト液圧が供給
される。ホイールシリンダWrrのブレーキ液圧につい
ても同様に制御される。前輪側の車輪FL,FRについ
ても、電磁開閉弁PC1,PC2並びに電磁開閉弁PC
5,PC6によって後輪側と同様に制御される。
【0025】上記のように構成された制御システムにお
いては、電子制御装置ECUによりアンチスキッド制御
及び制動力配分制御の一連の処理が行なわれ、イグニッ
ションスイッチ(図示せず)が閉成されると例えば図4
のフローチャートに示した制動力配分制御のプログラム
の実行が開始する。図4において、先ずステップ101
にてマイクロコンピュータMCPが初期化され、各種の
演算値がクリアされる。次に、ステップ102において
後述の制御用に所定時間T1(例えば6ms)待機状態
とされた後、ステップ103において、車輪速度センサ
WS1乃至WS4の検出信号がマイクロコンピュータM
CPに読み込まれる。続いて、ステップ104におい
て、回転センサRPの検出信号、即ちエンジン回転数が
読み込まれ、更にステップ105において、シフト位置
センサSPの検出信号、即ち変速装置(図示せず)のシ
フト位置が読み込まれる。
【0026】そして、ステップ106において、車輪速
度センサWS1乃至WS4の検出信号に基づき車輪速度
VwFL,VwFR,VwRL,VwRRが演算される。またス
テップ107において、これらの各車輪速度が微分され
て車輪加速度DVwFL,DVwFR,DVwRL,DVwRR
が演算されると共に、ステップ108にて例えばMAX
〔VwFL,VwFR,VwRL,VwRR〕に従って推定車体
速度Vsoが演算される(尚、MAXは最大値を求める
関数である)。更に、ステップ109において、加速度
センサGDの検出信号に基づき車体減速度Gsが演算さ
れる。尚、この検出信号に代え、推定車体速度Vsoの
微分値である推定車体加速度(減速度を含む)DVso
を車体減速度Gsとして用いることとしてもよい。
【0027】而して、ステップ110に進みアンチスキ
ッド制御開始条件を充足しているか否かが判定され、開
始条件を充足しアンチスキッド制御モードと判定される
と、ステップ111にてアンチスキッド制御に移行し、
電磁開閉弁PC1乃至PC8が駆動制御される。ステッ
プ110にてアンチスキッド制御モードでないと判定さ
れたときには、ステップ112に進み制動力配分制御モ
ードか否かが判定され、そうであればステップ113に
進み、制動力配分制御モードでなければステップ102
に戻る。
【0028】上記ステップ113の制動力配分制御は図
5に示すルーチンから成り、先ずステップ201におい
て、制動力配分制御の開始条件を設定するための種々の
定数が設定されるが、これは従来と同様であるので説明
は省略する。続いてステップ202において、車輪F
L,FR,RL,RRの車輪速度VwFL,VwFR,Vw
RL,VwRRに基づき所定の演算処理によって、夫々基準
速度VwsFL,VwsFR,VwsRL,VwsRRが演算さ
れる。例えば車輪RRに対する基準速度VwsRRとして
は、今回(n回とする)の値VwRR(n) と、前回の値V
wRR(n-1) に所定値αUP・tを加えた値と、前回の値V
wRR(n-1) から所定値αDN・tを減じた値の中央値が用
いられる。尚、tは演算周期であり、αUPは車輪速度V
wRRに対する加速度、即ち車輪速度VwRRの増加率の限
度を設定する値で、αDNは車輪速度VwRRに対する減速
度、即ち車輪速度VwRRの減少率の限度を設定する値で
ある。更に、ステップ203にて前後輪の基準速度差
(VwsRR−VwsFR),(VwsRL−VwsFL)が夫
々DVwsRR,DVwsRLとして演算される。そして、
ステップ204においてエンジンブレーキか否かが判定
された後、ステップ205,206にて夫々車輪RR,
RLの制動力配分制御モードが設定され、これらの制御
モードに応じてステップ207において制動力配分制御
が行なわれる。
【0029】図6は図5のステップ204で行なわれる
エンジンブレーキ判定のサブルーチンを示すもので、先
ずステップ301にて図9に示すマップに基づきエンジ
ンブレーキ領域にあるか否かが判定される。即ち、図4
のステップ104及び105において読み込まれたエン
ジン回転数及びシフト位置、並びにステップ108で求
められた推定車体速度(車速)に基づき、各シフト位置
(図9にS1乃至S4で表す)での車速(図9の横軸)
とエンジン回転数(縦軸)の関係からエンジンブレーキ
が発生しているか否かが判定される。つまり、各シフト
位置S1等において車速及びエンジン回転数が図9に矢
印で示した側の領域にあれば、エンジンブレーキ発生と
判定される。而して、ステップ301においてエンジン
ブレーキが発生していると判定されたときには、ステッ
プ302,303に進み、エンジンブレーキの発生を表
すエンブレ中フラグがセット(1)されると共に、エン
ブレ終了フラグがリセット(0)される。
【0030】ステップ301においてエンジンブレーキ
が解除されていると判定されたときには、ステップ30
4にて既にエンブレ中フラグがセットされているか否か
(即ち、判定前にエンジンブレーキが発生していたか否
か)が判定される。エンブレ中フラグがセットされてお
れば、直前までエンジンブレーキ中であったことを意味
するので、ステップ305,306に進み、エンブレ終
了フラグがセット(1)されると共に、エンブレ中フラ
グがリセット(0)される。ステップ304においてエ
ンブレ中フラグがセットされていないと判定されたとき
には、ステップ307にてエンブレ終了フラグがリセッ
トされた後メインルーチンに戻る。
【0031】図7は図5のステップ205,206で行
なわれる制動力配分制御モード設定のサブルーチンを示
すもので、以下においては両車輪を代表して車輪RRに
関して説明する。先ずステップ401において制動力制
御中か否かが判定され、制動力配分制御を実行中である
ことを示す制御中フラグがリセット(0)状態であれ
ば、ステップ402乃至412に進み、既にセット
(1)されている場合には、ステップ413に進む。
【0032】ステップ402においては、車輪RRに関
して制動力配分制御開始の可否が判定される。この開始
条件としては、例えば基準速度VwsRRが、車両前方の
車輪FRの基準速度VwsFRに対して所定の関係にあっ
て、ブレーキスイッチBSがオン状態にあり、且つ推定
車体速度Vsoが所定速度K1(例えば15km/h)
以上であること等であり、これらの条件を全て充足した
ときに制御開始可と判定される。また、エンジンブレー
キ発生時にも開始条件を充足するが、これについては図
8を参照して後述する。而して、ステップ402におい
て制御開始可と判定されるとステップ403にて制御中
フラグがセット(1)された後ステップ404以降に進
み、制御開始条件を充足していなければ元のルーチンに
戻る。
【0033】ステップ404においてはエンブレ終了フ
ラグの状態が判定され、セットされていなければステッ
プ405にて更に強制減圧カウンタのカウント値が判定
される。尚、強制減圧カウンタについては後述する。こ
の強制減圧カウンタのカウント値が0であればステップ
406に進み、前述の基準速度VwsRR等に基づきスリ
ップ率SpRR等が演算され、制御基準値TsRR及びDf
RRが演算される。制御基準値DfRRは基準速度差DVw
sRRの変化、即ち前回の値と今回の値の差(DVwsRR
(n) −DVwsRR(n-1) )として演算される。また、ス
リップ率SpRRは車両前方右側の車輪FRの基準速度V
wsFRに対する車両後方右側の車輪RRの基準速度Vw
sRRのスリップ率((VwsRR−VwsFR)/VwsF
R)であり、更にこの積分値ISpRRが演算され、これ
らの関数f(SpRR,DfRR,ISpRR)として制御基
準値TsRRが演算される。
【0034】具体的には、ステップ407において、上
記制御基準値TsRR及びDfRRに基づき、図10に示す
制御マップが構成され、この制御マップに従って制御モ
ードが判定される。同図において縦軸はスリップ率Sp
RRと積分値ISpRRが加算されて制御基準値TsRRとさ
れたもので、横軸は制御基準値DfRRであり、X1
(G)とY1(%)の交点とX2(G)とY2(%)の
交点を結ぶ線分及びX軸に並行な線分によって二つの領
域P及びDに区画されている。領域Pはパルス増圧モー
ドで、領域Dはパルス減圧モードであり、両領域におい
て制御パルス信号の周期Tb及びオン時間が設定され
る。尚、周期Tbは、例えば制御マップ上の任意の点か
らX1,Y1とX2,Y2を結ぶ線分に至る垂線の長さ
をLとしたとき、(Tb=Kb−Kc・L)として演算
される(但し、Kb,Kcは定数)。而して、ステップ
408又は409において夫々パルス減圧モード又はパ
ルス増圧モードが設定される。
【0035】ステップ404においてエンブレ終了フラ
グがセット(1)されていると判定されると、エンジン
ブレーキ解除後の特定制御として急減圧モードとされ
る。即ち、先ずステップ410にて強制減圧カウンタの
カウント値が2とされ、前述のステップ102で設定さ
れた所定時間T1の制御サイクルの2倍(=12ms)
の時間が設定される。続いて、ステップ411にて強制
減圧カウンタがディクリメント(−1)された後、ステ
ップ412に進み急減圧モードが設定される。
【0036】エンブレ終了フラグがセットされていない
が、ステップ405にて強制減圧カウンタのカウント値
が0でないと判定された場合、即ち強制減圧カウンタが
カウント中であるときには、ステップ411にて強制減
圧カウンタがディクリメント(−1)されて0とされた
後、ステップ412に進み急減圧モードに設定される。
結局、エンジンブレーキが解除された後、所定時間T1
(6ms)の2倍の時間(12ms)の間は、急減圧モ
ードとされることとなる。
【0037】一方、ステップ401にて制御中フラグが
セット(1)されていると判定されると、ステップ41
3にて制御終了条件を充足しているか否かが判定され
る。この終了条件としては、ブレーキスイッチBSがオ
フとなったこと、基準加速度DVsoが所定値(−0.
25G)を上回ること等があり、これらの条件の何れか
を充足すれば制御終了可と判定され、ステップ414に
て制御中フラグがリセットされ(0)、ステップ415
にて通常の増圧制御を行なう増圧モードに設定される。
尚、制御終了条件を充足していなければステップ413
からステップ404に進む。以上のように、後輪側のホ
イールシリンダWrl,Wrrはエンジンブレーキが解
除された直後から急減圧モードとされ、それまでの制動
力の減少割合より大きな割合で制動力が減少するので、
安定した状態で制動力配分制御を行なうことができる。
【0038】図8は図7のステップ402における制動
力配分制御の開始条件判定を示すもので、ステップ50
1にてブレーキスイッチBSがオン状態か否かが判定さ
れ、オンであればステップ502に進み、オフであれば
開始条件不成立として次のルーチンに進む。ステップ5
02においては、推定車体速度Vsoが所定速度K1
(例えば15km/h)と比較され、これ以上であれば
ステップ503に進み、そうでなければ開始条件不成立
となる。ステップ503においては車輪RRの基準速度
VwsRRが基準値(VwsFR−K2)と比較され、これ
を下回れば開始条件を充足するとしてステップ504に
進み制御中フラグがセットされ(1)、そうでなければ
ステップ505に進む。ステップ505においては車輪
RLの基準速度VwsRLが基準値(VwsFL−K2)と
比較され、これを下回れば開始条件を充足するとしてス
テップ504に進み制御中フラグがセットされ(1)、
そうでなければステップ506に進む。
【0039】ステップ506においてはエンブレ中フラ
グの状態が判定され、セットされていなければ開始条件
不成立となり元のルーチンに戻るが、セットされておれ
ばエンジンブレーキが発生しているので更にステップ5
07に進む。ステップ507においては車体減速度Gs
が基準値K3と比較され、これを上回れば(即ち、減速
度が大)、開始条件を充足するとしてステップ504に
進み制御中フラグがセット(1)され、そうでなければ
開始条件不成立となる。このように、エンジンブレーキ
発生時にも確実に制動力配分制御を行ない、後輪に対す
る制動力が前輪に対する制動力を下回る所定の関係に調
整することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載の制動力
制御装置においては、少くとも前方の車輪を駆動輪とす
る車両において、エンジンブレーキ判定手段がエンジン
ブレーキ発生と判定したときには制動力制御手段によっ
て車両後方の車輪の制動力が車両前方の車輪の制動力を
下回る所定の関係となるように液圧制御装置を駆動する
ように構成されているので、エンジンブレーキ発生時も
確実に制動力配分制御を行なうことができる。
【0041】また、請求項2に記載の制動力制御装置に
おいては、エンジンブレーキ判定手段にてエンジンブレ
ーキ発生と判定し且つ減速判定手段にて車両の減速度が
所定の減速度以下と判定したときに、制動力制御手段に
よって液圧制御装置の駆動を開始するように構成されて
いるので、エンジンブレーキ発生時に適切なタイミング
で制動力配分制御を開始することができる。
【0042】更に、請求項3に記載の制動力制御装置に
おいては、エンジンブレーキ判定手段がエンジンブレー
キ解除と判定したときには、車両後方の車輪の制動力
が、少くともエンジンブレーキ解除前の制動力の減少割
合より大きな割合で減少するように、制動力制御手段に
よる液圧制御装置の駆動を制御するように構成されてい
るので、エンジンブレーキが解除された直後も安定した
状態で制動力配分制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制動力制御装置の概要を示すブロック
図である。
【図2】本発明の制動力制御装置の一実施形態の全体構
成図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるブレーキ液圧系の
一例を示す構成図である。
【図4】本発明の一実施形態における制動力制御のため
の処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態における制動力配分制御の
ための処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態におけるエンジンブレーキ
判定の処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態における制動力配分制御モ
ードの処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態における制動力配分制御開
始条件の判定処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態におけるエンジンブレーキ
判定に供するマップを示すグラフである。
【図10】本発明の一実施形態における車両後方右側の
車輪の制動力配分制御に供する制御マップを示すグラフ
である。
【符号の説明】
BP ブレーキペダル BS ブレーキスイッチ MC マスタシリンダ AP 補助液圧源 PC 液圧制御装置 PC1〜PC8 電磁開閉弁 FL,FR,RL,RR 車輪 Wfl,Wfr,Wrl,Wrr ホイールシリンダ WS1〜WS4 車輪速度センサ ECU 電子制御装置
フロントページの続き (72)発明者 寺田 仁 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 田中 研次 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも前方の車輪を駆動輪とする車両
    において、該車両前方の車輪に装着し制動力を付与する
    前輪用ホイールシリンダ及び当該車両後方の車輪に装着
    し制動力を付与する後輪用ホイールシリンダと、少くと
    もブレーキペダルの操作に応じてブレーキ液を昇圧し前
    記前輪用及び後輪用ホイールシリンダの各々にブレーキ
    液圧を付与する液圧発生装置と、該液圧発生装置と少く
    とも前記後輪用ホイールシリンダの各々との間に介装し
    前記ブレーキ液圧を制御する液圧制御装置と、該液圧制
    御装置を駆動し前記車両後方の車輪の制動力を前記車両
    前方の車輪の制動力に対して所定の関係に調整する制動
    力制御手段と、前記車両に対しエンジンブレーキが発生
    したか否かを判定するエンジンブレーキ判定手段とを備
    え、該エンジンブレーキ判定手段がエンジンブレーキ発
    生と判定したときには前記制動力制御手段によって前記
    車両後方の車輪の制動力が前記車両前方の車輪の制動力
    を下回る所定の関係となるように前記液圧制御装置を駆
    動することを特徴とする制動力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車両の減速度を判定する減速判定手
    段を備え、前記エンジンブレーキ判定手段にてエンジン
    ブレーキ発生と判定し且つ前記減速判定手段にて前記車
    両の減速度が所定の減速度以下と判定したときに、前記
    制動力制御手段によって前記車両後方の車輪の制動力が
    前記車両前方の車輪の制動力を下回る所定の関係となる
    ように前記液圧制御装置の駆動を開始することを特徴と
    する請求項1記載の制動力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記エンジンブレーキ判定手段がエンジ
    ンブレーキ解除と判定したときには、前記車両後方の車
    輪の制動力が、少くともエンジンブレーキ解除前の制動
    力の減少割合より大きな割合で減少するように、前記制
    動力制御手段による前記液圧制御装置の駆動を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の制動力制御装置。
JP05391097A 1997-02-20 1997-02-20 制動力制御装置 Expired - Fee Related JP4110587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05391097A JP4110587B2 (ja) 1997-02-20 1997-02-20 制動力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05391097A JP4110587B2 (ja) 1997-02-20 1997-02-20 制動力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10230829A true JPH10230829A (ja) 1998-09-02
JP4110587B2 JP4110587B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=12955881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05391097A Expired - Fee Related JP4110587B2 (ja) 1997-02-20 1997-02-20 制動力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4110587B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7734404B2 (en) 2005-02-18 2010-06-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Deceleration control apparatus for vehicle
CN114295000A (zh) * 2021-11-24 2022-04-08 北京航天发射技术研究所 一种可快速回收的高可靠性支撑液压系统及支撑方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7734404B2 (en) 2005-02-18 2010-06-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Deceleration control apparatus for vehicle
CN114295000A (zh) * 2021-11-24 2022-04-08 北京航天发射技术研究所 一种可快速回收的高可靠性支撑液压系统及支撑方法
CN114295000B (zh) * 2021-11-24 2023-12-15 北京航天发射技术研究所 一种可快速回收的高可靠性支撑液压系统及支撑方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4110587B2 (ja) 2008-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3687827B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP3296987B2 (ja) 四輪駆動車のトラクション制御装置
JPH11189138A (ja) 車両の制動制御装置
JPH10129441A (ja) 車両の運動制御装置
JP3248272B2 (ja) 制動力配分制御装置
JPH08216861A (ja) 車両の安定制御装置
JP3726455B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP3522157B2 (ja) 車両の制動操作状態判定手段及び該制動操作状態判定手段を備えた前後制動力配分制御装置
JP4110587B2 (ja) 制動力制御装置
JP3554569B2 (ja) 制動力配分制御装置
JPH11129884A (ja) アンチスキッド制御装置
US6161906A (en) Anti-skid control system
JP4224528B2 (ja) 車両の制動制御装置
JP3146883B2 (ja) 車輌の挙動制御装置
JPH11310121A (ja) 車両の制動制御装置
JPH11208434A (ja) 車両の制動制御装置
JPH11189148A (ja) 四輪駆動車の走行制御装置
JPH08108841A (ja) 制動力配分制御装置
JP3627328B2 (ja) 車両の運動制御装置
JP2001233194A (ja) 車両の液圧制御装置
JP3574153B2 (ja) 制動力配分制御装置
JPH10175529A (ja) 車両旋回状態量推定装置
JPH10175528A (ja) 車両旋回状態量推定装置
JP3726457B2 (ja) 車両の制動制御装置
JPH11208435A (ja) 車両の制動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080331

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees