JPH10229916A - 棚連結具とその棚連結具を使用した棚間の連結構造 - Google Patents

棚連結具とその棚連結具を使用した棚間の連結構造

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JPH10229916A
JPH10229916A JP9052464A JP5246497A JPH10229916A JP H10229916 A JPH10229916 A JP H10229916A JP 9052464 A JP9052464 A JP 9052464A JP 5246497 A JP5246497 A JP 5246497A JP H10229916 A JPH10229916 A JP H10229916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する組立棚を連結して使用する場合に、
第1に、組立棚の棚部材の浮き上がりを防止するもので
あり、第二に、支柱の部品点数を減らして比較的安価な
組立棚を提供する 【解決手段】 複数の支柱20の任意高さ位置に取り付
け可能な複数段の棚部材10で構成される組立棚1を、
隣接して配置させて連結する棚連結具40であって、棚
連結具40の一端は隣接する一方の棚部材10の上方よ
り係合する凸部42が設けられ、棚連結具40の他端は
他方の棚部材10を受ける棚部材受部44を設けるよう
に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の支柱の任意
高さ位置に取り付け可能な複数段の棚部材で構成される
組立棚を、隣接して配置させて連結する棚間の連結構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組立棚としては、たとえ
ば実公平7−53545号公報に示されるものがあっ
た。すなわち、支柱上下方向に並ぶ複数の係止部として
のリング状凹部が支柱の外周部に備えられ、これらリン
グ状凹部のうちの一部のリング状凹部に筒型係止体とし
ての内筒体を外嵌させるとともに、この内筒体に棚部材
の角部に位置する連結部としての外筒体を外嵌させるの
である。すると、支柱のリング状凹部が内筒体の内周面
側に位置するリング状凸部に係合して内筒体を落下しな
いように支持し、内筒体の下端部に位置するフランジ部
が外筒体を落下しないように支持することにより、棚部
材を支柱に取り付けられるようになっている。そして、
内筒体を支持させる支柱のリング状凹部を変更すると、
内筒体の支柱に対する取付高さが変化し、棚部材の取付
高さを変更できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の組立棚
の場合、組立棚どうしを複数並列又は直列に配置する場
合、お互いの組立棚どうしはそれぞれ単体として構成さ
れているため、棚に載せる荷の形状又は大きさに制約が
あった。また、組立棚どうしを連結して使用する方法も
あったが、単にブラケットにて棚部材を連結するもので
あった。さらには、組立棚どうしを連結する場合にも1
つの組立棚に対して必ず棚部材の角部に支柱を必要とし
た。
【0004】本発明の目的は、隣接する組立棚を連結し
て使用する場合に、第1に、組立棚の棚部材の浮き上が
りを防止するものであり、第二に、支柱の部品点数を減
らして比較的安価な組立棚を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】目的を達成するため、請
求項1に記載の発明によれば、複数の支柱の任意高さ位
置に取り付け可能な複数段の棚部材で構成される組立棚
を、隣接して配置させて連結する棚連結具であって、棚
連結具の一端は隣接する一方の棚部材の上方より係合す
る凸部が設けられ、棚連結具の他端は他方の棚部材を受
ける棚部材受部を設けてなる棚連結具を構成することに
より、比較的に棚に載せる荷の形状又は大きさに対応で
きるようになった。
【0006】また、棚連結具は棚部材の上方より係合す
る凸部が設けられているため、棚部材の浮き上がりを防
止することができる。請求項2に記載の発明によれば、
棚連結具の一端を係合した後に、棚連結具の他端の差し
込み部にて棚部材の側壁部を係止して棚間の連結を行う
ことから、一つの完成された組立棚に順序立って棚連結
具、棚部材を組立てていける。また、棚連結具の他端の
差し込み部に棚部材の側壁部を上方から係止するため、
安定良く、組み立てることができる。
【0007】請求項3に記載の発明によれば、棚間の連
結は棚連結具によって同一高さの棚部材に連結されるこ
とにより、比較的小さな棚連結具で済む。
【0008】請求項4に記載の発明によれば、棚連結具
の一端は一方の棚部材の上壁部に設けられたスリット穴
に係合されるため、棚部材の上壁部はスリット穴以外の
部分は棚板を形成する。またスリット穴に棚連結具の凸
部が係わり、より浮き上がりを防止できる。
【0009】請求項5に記載の発明によれば、スリット
穴は棚部材の上壁部の各方向にわたって複数箇所設ける
ことによって組立棚を自由な方向に自在な組み合わせが
できる。場合によっては棚部材の長さ寸法の異なる組み
合わせも可能である。
【0010】請求項6に記載の発明によれば、スリット
穴に係合する係合部の長さに比べて、棚部材受部の長さ
は長いピッチに設けられ、棚部材受部の一端が棚部材の
連結部に接触して固定されることにより、比較的小さな
スリット穴を利用して棚部材の前後方向のずれを防止で
きる。
【0011】目的を達成するため、請求項7に記載の発
明によれば、複数の支柱の任意高さ位置に取り付け可能
な複数段の棚部材で構成される組立棚を、隣接して配置
させて連結する棚間の連結構造であって、各棚部材どう
しを棚連結具にて連結し、どちらか一方の棚の棚連結具
付近の支柱を取り去ることにより、支柱の使用本数が減
るため、部品点数を減らして比較的安価な組立棚を提供
できる。
【0012】請求項8に記載の発明によれば、取り去っ
た支柱のかわりに栓体を棚部材に装填することにより、
棚部材に形成される開口穴を塞ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1、図2に示すように、平面視
形状が長方形の複数枚の棚部材10・・と、各棚部材1
0・・の4個所の角部に各別に連結するように構成する
連結部11と高さ調節自在に備えさせた4本の円形の支
柱20・・とを組立てることにより、組立棚1を構成し
てある。隣接した組立棚1は、棚部材10の長手方向に
連結して配置してある。各支柱20・・は、丸パイプに
よって形成してあり、中空である。この丸パイプ支柱2
0と、各棚部材10とは、図2に示す如く支柱20に外
嵌する筒状連結具30と、この筒状連結具30に外嵌す
る棚部材10の連結部11とを備える棚部材取付構造に
よって連結してあり、詳しくは次の如く構成してある。
図2に示すように、支柱20の外周部の支柱周方向に一
定間隔をおいて環状溝部21を支柱全長にわたって形成
されている。支柱20の環状溝部21は上下の方向性は
なく、上下対称である。
【0014】図2、図4に示すように、棚部材10の四
隅の角部には上細り形状の連結部11を溶接して形成し
てある。そして連結部11は、棚部材10の板厚内にお
さまるように配置されている。よって複数枚の棚部材を
重ね合わせても外筒体に影響されることなく収納効率を
上げることができる。棚部材10は側壁部12にて折り
返して重ね合わされており、この重ね合わされた折り返
し部分15と、棚部材10の連結部下端とが溶接第2部
13にて2点で溶着して固定されている。よって連結部
が棚部材の板厚内に納まることが比較的見分けがつけや
すい。
【0015】また図2、図7のように、この折り返され
た部分15は先端を面取りし、この面取り部分14と棚
部材10の連結部11の上端とが溶接第1部16にて2
点で溶着して固定されている。よって接触面が増えるこ
とから、溶接が容易になる。また溶接位置が明確にな
る。
【0016】図3に示すように、筒状連結具30は2個
の分割筒状連結具部分30a,30bをヒンジ部31に
よって相対揺動自在に連結して、支柱20に外嵌すると
ともに環状溝部21に係合する閉じ状態と、支柱20か
ら外れる開き状態とに開閉できるようなトッグル構造を
している。そして両分割筒状連結具部分30a,30b
に渡って閉保持片32を取り付けてある。この閉保持片
32は、両分割筒状連結具部分30a,30bが開揺動
するに伴って弾性変形して両分割筒状連結具部分30
a,30bに閉じ付勢するべく作用し、この付勢作用に
より、支柱20に取り付けられた筒状連結具30を支柱
20から外れにくくする。分割筒状連結具部分30a,
30bは、その上端に至るほど分割筒状連結具30a,
30bの内側に寄る傾斜面で成る外周面33、半円柱面
で成る内周面34、内周面に位置する環状突部35、割
り面に位置する割り部36を凹凸に有するように形成し
てある。
【0017】つまり、棚の組立てを行うに当たり、支柱
20の上下方向に並ぶ複数個の環状溝部21から棚部材
10を取り付けるべき高さに位置する環状溝部21を選
択し、この環状溝部21に環状突部35が入り込むよう
にして分割筒状連結具30a,30bを組み合わせるこ
とにより、筒状連結具30を支柱20に外嵌させるとと
もに選択した環状溝部21に係合させる。この係合によ
って支柱20に支持される筒状連結具30に上方から棚
部材10の連結部11を外嵌させる。すると、筒状連結
具30がこれの外周面33と連結部11の内周面との係
合によって連結部11を抜け落ちないように支持し、棚
部材10を支柱20に所定の取付高さで取り付けられ
る。
【0018】そして、棚部材10の取り付け高さを変更
する場合、棚部材10の連結部11を筒状連結具30か
ら抜き上げた状態にし、筒状連結具30を分割筒状連結
具30a,30bに分割することによって支柱20から
取り外し、支柱20の棚部材10を移動させるべき高さ
に位置する個所に付け替えるとともにこの個所に位置す
る環状溝部21に係合させる。この係合によって支柱2
0に支持される筒状連結具30に棚部材10の連結部1
1を外嵌し直す。すると、筒状連結具30が連結部11
を移動後の高さで抜け落ちないように支持することによ
り、棚部材10の取り付け高さに変更できる。
【0019】図1のように、隣接する組立棚1を連結し
て使用する場合は、図5、図6のように、棚連結具40
を介して連結される。棚連結具40は逆S字状の形状を
しており、棚連結具40の一端は隣接する一方の棚部材
10(図6では左の第1の棚部材10a)のスリット穴
17に上方より差し込まれる。この差し込まれた係合部
41には棚連結具40が棚部材10から不意の際にはず
れないように浮き上がりを防止する凸部42が設けられ
ている。そして棚連結具40の係止部41からの他端に
は、棚部材10の側壁部12に平行な中間部43を設け
ている。中間部43の上下長さは側壁部12の長さより
も幾分長く設けられている。これは棚部材10に隣接す
る棚部材10を係止するためであり、棚連結具40の他
端には他方の棚部材(図6では右の第2棚部材10b)
を受けるための棚部材受部44を設けている。また、棚
部材10の側壁部12を差し込むための差し込み部45
も設けられている。そして接合A部にて接触し固定され
る。このように、棚連結具40によって棚間の連結は同
一高さの棚部材10を形成できる。なお、棚部材間には
棚連結具40の肉厚程度の隙間ができる。
【0020】棚部材10の上壁部18に設けられたスリ
ット穴17の幅は、図7、図8のように係合部41の幅
Lよりも幾分大きく形成され、棚部材10の角部に2ヶ
所、1枚の棚部材10に対して合計8ヶ所設けられてい
る。棚連結具40は係合部41にて幅はLであるが、棚
部材受部44においては幅Lよりも大きな幅Mを形成し
ている。このように小さなスリット孔17に棚連結具4
0を介して大きな棚部材10の受けを設けることによ
り、棚部材受部44の一端と、棚部材10の連結部11
を接合B部にて接触させて横ずれを防止している。な
お、棚部材10のスリット孔17はできるだけ小さな方
がよい。
【0021】隣接して組立棚1を連結する際に、棚連結
具40の棚部材受部44に棚部材10を受けられる組立
棚1は、図2のように右側の棚部材10には支柱20が
取り去られている。図2からも明らかなように、2つの
組立棚1は6本の支柱20によって支えられている。本
来あるべき支柱20が2本なくなることにより、低コス
トが実現される。図8で、棚部材10の上壁部18には
取り去った支柱20の替りに栓体47を装填することに
より平板な上壁部18を形成できる。よって棚部材に形
成される開口穴を塞ぐことができる。なお、図1では4
枚の棚部材10はすべてが棚連結具40にて連結され、
隣接した組立棚1が形成されている。
【0022】図9のように下部キャップ50は、支柱の
中空内径に差し込まれるほどの外径をもち、この外径に
環状のキャップ凸部51を上下に複数(この場合、4
個)設けている。キャップ凸部51の先端断面は支柱2
0が弾性力によって、抜差しされやすいように下方に傾
斜面52が設けられている。下部キャップ50の中心
は、中空で貫通された中空孔53を形成しており、下方
にはスカート部54がもうけられている。このスカート
部54は、下部キャップ50に埋め込みボルト56を埋
設した後のはずれ防止の役割をしている。埋め込みボル
ト56のボルト水平部57を下部キャップ50のスカー
ト部54が受けていることになる。そして埋め込みボル
ト56と下部キャップ50はそれぞれ旋回を防止し、方
向性を持たせるため切断部55、58が設けられてい
る。
【0023】図10のように、キャスター60は、接床
輪体61を横軸心回りに回動自在に支持する支持体62
から上方に縦軸63が突設されている。この縦軸63は
埋め込みボルト56の基端部64と係合される。支柱の
下端に下部キャップを取付け、この下部キャップの中に
埋め込みボルトを埋設し、この埋め込みボルトを介して
付属金具を着脱自在に取付け可能にすることにより、キ
ャスターの選択に制約を受けずにいかなるキャスター等
の取付金具にも対応可能となった。
【0024】図11のように上部キャップ70は、支柱
20の中空内径に差し込まれるほどの外径をもち、この
外径に環状のキャップ凸部71を上下に複数(この場
合、4個)設けている。キャップ凸部71の先端断面は
支柱20が弾性力によって、抜差しされやすいように上
方に傾斜面72が設けられている。上部キャップ70の
中心は、上端壁73に上面をもち、それ以外の外形は下
部キャップ50とほぼ同一の寸法である。支柱は上下対
称に溝部を形成し、支柱の上端には上部キャップを取付
けることにより、支柱の方向性がなくなり、支柱の両端
に取付けるキャップの間違いをなくすことができる。上
部キャップと下部キャップはどちらに差し込んでもよく
なる。
【0025】図12、図13に示すように、組立棚1の
背面に取付けられる連結材80の一例である背面金網パ
ネル80は、天部材81と側部材82からなる外枠体8
3と、この外枠体83に多数取付けた縦線材84ならび
に横線材85とから構成される。そして外枠体83は上
下2つを連結して長尺に配置される。最上段の棚部材1
0と背面金網パネル80は、上部保持ブラケット90を
介して連結されている。詳しくは棚部材10の側壁部1
2の全側面に設けられた複数の(この場合、4個)連結
孔19にボルトナット94を介して上部保持ブラケット
90を固定する。この上部保持ブラケット90にはフッ
ク状の上向き係止部92を折曲形成しており、上向き係
止部92に背面金網パネル80の天部材81が係止す
る。棚部材の側壁部には長手方向に間隔を隔てて複数の
連結孔が設けられ、この連結孔を介して上下複数段の棚
部材同士を連結材で連結し、棚を形成することにより、
比較的剛性の高い組立棚を構成できる。連結材は棚部材
の全側面の側壁部に連結孔が設けられていることから、
背面に限らず側面にも取付け可能であり、連結材の組合
わせが可能である。
【0026】最下段の棚部材10と背面金網パネル80
は、下部保持ブラケット91を介して連結されている。
詳しくは棚部材10の側壁部12の全側面に設けられた
複数の(この場合、4個)連結孔19に連結具(ボルト
ナット)94を介して下部保持ブラケット91を固定す
る。この下部保持ブラケット91にはフック状の下向き
係止部93を折曲形成しており、下向き係止部93に背
面金網パネル80の底部材86が係止する。なお、棚部
材10の連結孔19は上下方向に長孔状に形成されてい
るため、上向き係止部92と下向き係止部93の間に背
面金網パネル80は配置して係止できる。最上段と最下
段の棚部材10の間に位置する中間の棚部材10は、背
面金網パネル80と樹脂製の押さえプレート95にて固
定されている。
【0027】実施例において組立棚1の背面に背面金網
パネル80を取付ける順序としては、まず最上段の棚部
材10に上部保持ブラケット90を介して背面金網パネ
ル80を取付け、垂れ下がった背面金網パネル80の下
端を最下段に下部保持ブラケットを90介して取付け
る。その際に棚部材10の長孔状の連結孔19を利用し
て背面金網パネル80を垂直に横張りすることとなる。
これにより背面金網パネル80の側部を棚部材10に固
定し得る。よってパネルの取付けを一人の作業員により
安定して容易に行うことができる。
【0028】[別実施形態]棚部材に替え、棒材を網状
に組合わせて棚フレームに取付けて成るメッシュ棚を採
用したり、網を棚フレームに張りわたして成る網棚を採
用したりする組立棚にも本発明は適用できる。また、棚
部材の角部のみを棚板に形成し、それ以外の部分をメッ
シュ棚で構成したものであってもよい。したがって、こ
れら棚部材、メッシュ棚、網棚を総称して棚部材と称呼
する。
【0029】環状溝部としては、環状溝部に替え、環状
凸部を採用して実施してもよい。その場合には、筒状連
結具の環状突部は環状の溝部を形成する。また、支柱の
外周部の支柱の支柱周方向において位相が180度異な
る二個所に支柱上下方向に等間隔を隔てて並ぶ複数個の
溝部としての円形の係止孔を有する係止孔列を形成して
もよい。
【0030】また、1つの組立棚を構成する支柱は4本
に限らず、3本や5本であってもよい。その場合、連結
部は、棚部材の角部に3本、5本で構成している。
【0031】また、1枚の棚部材10に対してスリット
孔は8ヶ所に限らず、図14のように棚部材の周辺にわ
たって複数カ所設けてもよい。
【0032】実施例では、隣接した組立棚は棚部材の長
手方向に連結したが、図15のように長手方向に対して
平行に連結してもよい。また、図16のように、直角方
向に連結することによって店舗の陳列用に使用すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立棚全体の斜視図
【図2】棚部材取付構造の縦断面図
【図3】筒状連結具の斜視図
【図4】連結部の一部省略斜視図
【図5】棚連結具の(a)正面図(b)側面図
【図6】棚連結具取付構造の縦断面図
【図7】棚部材取付構造の横断面図
【図8】棚部材取付構造の平面図
【図9】下部キャップの(a)正面図(b)平面図
【図10】キャスター取付構造の一部省略正面図
【図11】上部キャップの正面図
【図12】背面金網パネルの一部省略した背面図
【図13】背面金網パネルの一部を省略した拡大背面図
(a)と側面図(b)
【図14】別実施形態の棚部材の平面図
【図15】他の別実施形態の棚部材の平面図
【図16】さらに他の別実施形態の棚部材の平面図
【符号の説明】
1 組立棚 10 棚部材 11 連結部 12 側壁部 17 スリット穴 18 上壁部 20 支柱 40 棚連結具 41 係合部 42 凸部 44 棚部材受具 45 差し込み部 47 栓体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支柱の任意高さ位置に取り付け
    可能な複数段の棚部材で構成される組立棚を、隣接して
    配置させて連結する棚連結具であって、棚連結具の一端
    は隣接する一方の棚部材の上方より係合する凸部が設け
    られ、棚連結具の他端は他方の棚部材を受ける棚部材受
    部を設けてなる棚連結具。
  2. 【請求項2】 棚連結具の一端を係合した後に、棚連
    結具の他端の差し込み部にて棚部材の側壁部を係止する
    請求項1記載の棚連結具を使用した棚間の連結構造。
  3. 【請求項3】 棚間の連結は棚連結具によって同一高
    さの棚部材に連結される請求項1記載の棚連結具を使用
    した棚間の連結構造。
  4. 【請求項4】 棚連結具の一端は一方の棚部材の上壁
    部に設けられたスリット穴に係合され、棚連結具の他端
    は他方の棚部材を受ける棚部材受部を設けてなる請求項
    1記載の棚連結具を使用した棚間の連結構造。
  5. 【請求項5】 スリット穴は棚部材の上壁部の各方向
    にわたって複数箇所設けてなる請求項1記載の棚連結具
    を使用した棚間の連結構造。
  6. 【請求項6】 スリット穴に係合する係合部の長さに
    比べて、棚部材受部の長さは長いピッチに設けられ、棚
    部材受部の一端が棚部材の連結部に接触して固定される
    請求項1記載の棚連結具を使用した棚間の連結構造。
  7. 【請求項7】 複数の支柱の任意高さ位置に取り付け
    可能な複数段の棚部材で構成される組立棚を、隣接して
    配置させて連結する棚間の連結構造であって、各棚部材
    どうしを棚連結具にて連結し、どちらか一方の棚の棚連
    結具付近の支柱を取り去ることを特徴とする棚連結具を
    使用した棚間の連結構造。
  8. 【請求項8】 取り去った支柱のかわりに栓体を棚部
    材に装填する請求項7記載の棚連結具を使用した棚間の
    連結構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105496026A (zh) * 2015-11-30 2016-04-20 苏州市诚品精密机械有限公司 一种多功能置物架
JP2019025101A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 コクヨ株式会社 シェルフシステム

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CN105496026A (zh) * 2015-11-30 2016-04-20 苏州市诚品精密机械有限公司 一种多功能置物架
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