JP2879413B2 - 陳列什器用耐震キャップ - Google Patents

陳列什器用耐震キャップ

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JP2879413B2 JP15117795A JP15117795A JP2879413B2 JP 2879413 B2 JP2879413 B2 JP 2879413B2 JP 15117795 A JP15117795 A JP 15117795A JP 15117795 A JP15117795 A JP 15117795A JP 2879413 B2 JP2879413 B2 JP 2879413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台板の上に、高さ方向
に多数の係止用スリットを多数設けた支柱を適宜数立設
すると共にそれら支柱間にパネルを配して支持させた陳
列用の什器において、商品を陳列した状態で地震等に遭
遇した場合、パネルが支柱から離脱するのを防止できる
陳列什器用耐震キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ス−パ−マ−ケットなどの店舗において
は、陳列用の什器として、台板に、高さ方向に多数の係
止用スリットを多数設けた支柱を適宜数立設すると共に
それら支柱間にパネルを支持させ、その上に各支柱間毎
に連結部材を被着して連結し、且つ、個々の支柱の上に
着脱自在のキャップを取付け、前記スリットに棚板を支
持したり、ハンガ−等を吊下支持するためのブラケツト
を装着するようにしたものが多用されている。
【0003】然し乍ら、上記のような構造では、地震が
起こった場合、前記キャップは簡単に離脱しパネルも上
方にせり上がって、什器自体が倒壊したり損傷したりす
るという事故が起こるおそれがある。このことは先の阪
神大震災で実証されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術に鑑み、台板に、高さ方向に多数の係止用ス
リットを多数設けた支柱を適宜数立設すると共にそれら
支柱間にパネルを支持させ、その上に各支柱間毎に連結
部材を架着して連結し、且つ、個々の支柱の上にキャッ
プを取付けるようにした陳列用の什器において、地震等
に遭遇してもキャップが離脱せず、キャップの離脱に起
因する事故を未然に防ぐことが出来る陳列什器用耐震キ
ャップを提供することを、その課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的として成された本発明陳列什器用耐震キャップの
構成は、台板に、高さ方向に多数の係止用スリットを多
数設けた支柱を適宜数立設すると共にそれら支柱間にパ
ネルを支持させ、その上に各支柱間毎に連結部材を架着
して連結し、且つ、個々の支柱の上にキャップを取付け
るようにした陳列什器用のキャップにおいて、支柱の頂
部を覆う大きさの略四角形状をなす蓋板の一組の辺の両
側に、下部両側に前記支柱の上部のスリットに係止する
係止爪を有する側壁を形成したことを特徴とするもので
あり、前記蓋板の他の一組の辺の両側に連結材の端部を
押える翼片又は前記翼片及び屈曲して支柱の上端側部に
係止する係止片を形成してもよい。
【0006】
【作用】本発明キャップは、支柱の頂部を覆う大きさの
略四角形状をなす蓋板の一組の両側に、下部に前記支柱
に設けられた上部のスリットに係止する係止爪を有する
側壁を形成したから、前記係止爪を支柱上部のスリット
に係止させることにより、支柱に強固に取付けられ、地
震等に遭遇しても支柱から離脱するおそれは無く、従っ
て、従来地震等に際して、キャップの離脱に起因する什
器の倒壊や損傷を未然に防止できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明陳列什器用キャップの実施例を
図により説明する。図1は本発明耐震キャップを取付け
る陳列用什器の組立て時の斜視図、図2はキャップを取
付ける前の状態の斜視図、図3は本発明耐震キャップの
一例の斜視図、図4は別例の斜視図、図5は他の別例の
斜視図である。
【0008】図1,2において、1は陳列用什器の台
板、2は該台板1に立設した支柱で、この支柱2にはそ
の高さ方向に係止用のスリット3が多数定間隔で設けら
れており、適宜高さのスリット3には棚板やハンガ−等
の陳列部材を支持するブラケット(図示せず)が係止装
着される。4は支柱2,2間に嵌装しそれら支柱に支持
させたパネル、5は支柱2,2の上部間に架着してそれ
ら支柱2を連結すると共に前記パネル4を支持するリブ
5a付の連結部材、6は台板1に一体に連結するデッキで
ある。
【0009】図3において、7は前記支柱2の頂部を覆
う大きさの略四角形状をなす蓋板、8は該蓋板7の一組
(図における短辺)の両側に一体に設けた側壁で、その
下端部に前記支柱2の上部のスリット3に係止する係止
爪9を設けてあり、以上により本発明の一例の耐震キャ
ップCを構成する。
【0010】上記の耐震キャップCは、両側から連結部
材5,5により連結された支柱2の頂部に係止爪9を支
柱1の上部のスリット3に係止させて被着すれば、蓋板
1が該支柱1の頂部及び連結部材5,5の端部を完全に
覆うことになるので、この耐震キャップCを被着した陳
列用什器は、地震等により強い振動を受けても支柱1か
ら離脱せず、従って、前記什器が倒壊したり損傷したり
するおそれはない。即ち、陳列用什器の耐震性の向上に
極めて役立つのである。
【0011】図4に示すものは、図3に示す耐震キャッ
プCの蓋板1の他の一組(図における長辺)の辺の両側
に連結部材5,5の端部を覆う翼片10をやや下向きに設
けた本発明の別例の耐震キャップC’である。この耐震
キャップC’は、これを支柱2の頂部に、翼片10が連結
部材5,5の端部を押えつけるようにして被着すれば、
翼片10の弾性により、係止爪9ががたつくことなしにス
リット3に嵌合係止されるので、地震等により強い振動
を受けても支柱1から離脱せず、しかも連結部材5,5
の端部が強固に支持されて、陳列用什器の耐震性は一層
向上する。
【0012】また、図5に示すものは、図2の耐震キャ
ップC’の一方の翼片10を屈曲して係止片11に形成した
耐震キャップC”であり、この耐震キャップC”は、前記
係止片11を端部の支柱1の外側に位置させ、該支柱1の
スリットを設けない側壁の頂部をカバ−するように支柱
1に係止させるのである。こうすることにより、翼片10
が外方へ突出するのを防ぐと共に体裁をよくすることが
可能となる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、支柱の
頂部を覆う大きさの略四角形状をなす蓋板の一組の両側
に、下部両側に前記支柱に設けられた上部のスリットに
係止する係止爪を有する側壁を形成したから、これを陳
列用什器の支柱の頂部に被着すれば、係止爪が支柱のス
リットに係止されて地震等による強い振動を受けても容
易に離脱するおそれなく、従って、陳列用什器の地震等
による倒壊や損傷を未然に防止できる。
【0014】また、前記係止爪のほかに翼壁をやや下向
きに設ければ、該翼壁が連結部材の端部を押えつけると
共にその弾性により係止爪のスリットへの係止を強固な
ものにするので、耐震効果は一層向上する。
【0015】更に、前記翼壁の一方を屈曲して係止片に
形成し、端部の支柱の外側に位置させて支柱のスリット
を設けない側壁の頂部をカバ−するようにすれば、翼片
が支柱の外側に突出するのを防止できると共に、体裁を
良好なものとすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明耐震キャップを取付ける陳列用什器の組
立て時の斜視図。
【図2】本発明キャップを取付ける前の状態の陳列用什
器の斜視図。
【図3】本発明耐震キャップの一例の斜視図。
【図4】本発明耐震キャップの別例の斜視図。
【図5】本発明耐震キャップの他の別例の斜視図。
【符号の説明】
1 台板 2 支柱 3 スリット 4 パネル 5 連結部材 6 デッキ C,C’,C” 耐震キャップ 7 蓋板 8 側壁 9 係止爪 10 翼片 11 係止片
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−36452(JP,U) 実開 昭63−175963(JP,U) 実開 昭63−31863(JP,U) 実開 昭58−168267(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47F 5/00 A47F 5/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板に、高さ方向に多数の係止用スリッ
    トを多数設けた支柱を適宜数立設すると共にそれら支柱
    間にパネルを支持させ、その上に各支柱間毎に連結部材
    を架着して連結し、且つ、個々の支柱の上にキャップを
    取付けるようにした陳列什器用のキャップにおいて、支
    柱の頂部を覆う大きさの略四角形状をなす蓋板の一組の
    辺の両側に、下部両側に前記支柱の上部のスリットに係
    止する係止爪を有する側壁を形成したことを特徴とする
    陳列什器用耐震キャップ。
  2. 【請求項2】 蓋板の他の一組の辺の両側に連結部材の
    端部を押える翼片を形成した請求項1のキャップ。
  3. 【請求項3】 蓋板の他の一組の辺の一方に連結部材の
    端部を押える翼辺を形成し、他方に支柱の上端側部に係
    止する係止片を形成した請求項1のキャップ。
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