JPH10228779A - 半導体集積回路及び半導体記憶装置 - Google Patents

半導体集積回路及び半導体記憶装置

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JPH10228779A
JPH10228779A JP9033610A JP3361097A JPH10228779A JP H10228779 A JPH10228779 A JP H10228779A JP 9033610 A JP9033610 A JP 9033610A JP 3361097 A JP3361097 A JP 3361097A JP H10228779 A JPH10228779 A JP H10228779A
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JP
Japan
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signal
circuit
clock
input signal
delay time
Prior art date
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Application number
JP9033610A
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Takako Abe
部 孝 子 安
Kenichi Nakamura
村 健 一 中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、TSとTHとは相互に依存する関係
にあり、それぞれを独立して調整することができなかっ
た。 【解決手段】 入力信号をTS用遅延時間遅らせて第1
の入力信号を出力するTS用遅延回路23、入力信号を
TH用遅延時間遅らせて第2の入力信号を出力するTH
用遅延回路22、第1、第2の入力信号とクロック21
とを与えられ、クロック21が第1のレベルにあるとき
は第1の入力信号を出力し、第2のレベルにあるときは
第2の入力信号を出力する遅延時間切換回路24を備
え、TS用遅延時間とTH用遅延時間とは相互に独立し
て設定されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に関
し、特に同期型SRAM(Static Random AccessMemory
)における入力バッファ回路及び入力レジスタ回路に
好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期型SRAMにおける入力バッ
ファ回路10と入力レジスタ回路11の構成を図7に示
す。
【0003】入力バッファ回路10は遅延回路12を有
し、入力信号を与えられると所定時間遅延して出力す
る。
【0004】入力レジスタ回路11は、クロック11及
び/クロック11で動作状態が切り換わるクロックドイ
ンバータIN11とインバータIN12、クロック12
及び/クロック12で動作するクロックドインバータI
N14とインバータIN15が直列に接続されている。
さらに、インバータIN12の出力端子に、クロック1
1及び/クロック11で動作するクロックドインバータ
IN13の入力端子が接続され、インバータIN12の
入力端子にクロックドインバータIN13の出力端子が
接続されている。同様に、インバータIN15の出力端
子に、クロック12及び/クロック12で動作するクロ
ックドインバータIN16の入力端子が接続され、イン
バータIN15の入力端子にクロックドインバータIN
16の出力端子が接続されている。
【0005】クロックドインバータIN11はPチャネ
ル形MOSトランジスタP11及びP12とNチャネル
形MOSトランジスタN11及びN12とを有し、トラ
ンジスタP12のゲートに入力されるクロック11とト
ランジスタN11のゲートに入力される反転された/ク
ロック11で動作又は非動作状態が切り換わる。クロッ
クドインバータIN13はPチャネル形MOSトランジ
スタP13及びP14とNチャネル形MOSトランジス
タN13及びN14とを有し、トランジスタP14のゲ
ートに入力される/クロック11とトランジスタN13
のゲートに入力されるクロック11で動作又は非動作状
態が切り換わる。さらに、クロックドインバータIN1
4はPチャネル形MOSトランジスタP15及びP16
とNチャネル形MOSトランジスタN15及びN16と
を有し、トランジスタP16のゲートに入力される/ク
ロック12とトランジスタN15のゲートに入力される
クロック12で動作又は非動作状態が切り換わり、クロ
ックドインバータIN16はPチャネル形MOSトラン
ジスタP17及びP18とNチャネル形MOSトランジ
スタN17及びN18とを有し、トランジスタP18の
ゲートに入力されるクロック12とトランジスタN17
のゲートに入力される/クロック12で動作又は非動作
状態が切り換わる。
【0006】入力バッファ回路10から遅延された入力
信号が入力レジスタ回路11に与えられ、クロック11
がロウレベルの時クロックドインバータIN11が動作
し、反転された信号がインバータIN12に入力されて
さらに反転され、出力される。この時は、クロックドイ
ンバータIN13は非動作状態にある。次に、クロック
11がハイレベルに反転すると、クロックドインバータ
IN11が非動作状態になり、クロックドインバータI
N13が動作状態になってインバータIN12の入出力
レベルを保持する。クロック12は、入力信号がインバ
ータ11、12により転送されてくる時間だけ位相がク
ロック11よりも遅れている。よって、クロック11が
ハイレベルになってから遅延時間だけ遅れてクロック1
2がハイレベルになる。これにより、クロックドインバ
ータIN14がインバータIN12の出力を与えられて
反転し、インバータIN15がこのインバータIN14
の出力を与えられて反転する。クロック12がロウレベ
ルになると、動作状態になったクロックドインバータI
N16がインバータIN15の入出力レベルを保持す
る。
【0007】このようにして、入力バッファ回路10か
ら出力された入力信号が入力レジスタ回路11に与えら
れると、クロック11及び/11、12及び/12に従
ってインバータIN11、IN12、IN14、IN1
5を順次シフトされていき、出力信号として外部へ出力
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半導体
集積回路には次のような問題があった。図8に、クロッ
ク11の立上がり(クロック11の立ち下がり)と、入
力バッファ回路10から出力された遅延後の入力信号の
立上がりとの関係を示す。図8(a)のように、クロッ
ク11の立上がりよりも入力信号の立上がりのタイミン
グが早い場合は、入力信号がロウレベルからハイレベル
に変化した後のハイレベルが入力レジスタ回路11に取
り込まれ、この入力信号の立上がりからクロック11の
立上がりまでの時間をセットアップ時間(Set Up Time
、以下TSという)とする。
【0009】逆に、図8(b)のように、クロック11
の立上がりよりも入力信号の立上がりのタイミングが遅
い場合は、入力信号がロウレベルからハイレベルに変化
する前のロウレベルが入力レジスタ回路11に取り込ま
れ、クロック11がハイレベルに立上がるまでの間、こ
のロウレベルが保持される。このクロック11の立上が
りから入力信号の立上がりまでの時間をホールド時間
(Hold Time、以下、THという)とする。
【0010】入力信号の立上がりがクロック11の立上
がりよりも早い場合にはTSを調整する必要があり、入
力信号の立上がりがクロック11の立上がりよりも遅い
場合にはTHを調整する必要がある。このTS又はTH
の調整は、入力バッファ回路10における遅延回路12
の遅延時間を変えること、より具体的にはインバータ列
の数を変えることによって行う。
【0011】例えば、入力信号の立上がりがクロック1
1よりも早い場合には、TSをできるだけ長く設定する
ことが望ましい。このようなTS改善のためには、遅延
回路12の遅延時間を短くして、早く入力レジスタ回路
11に入力信号を与えた方が、入力レジスタ回路11は
ロウレベルからハイレベルへ変化した後のハイレベルを
取り込み易い。逆に、入力信号の立上がりがクロック1
1よりも遅い場合は、TH改善のために遅延回路12の
遅延時間を長くして、入力レジスタ回路11にできるだ
け遅く入力信号を与えた方が、入力レジスタ回路11は
ロウレベルからハイレベルへ変化する前のロウレベルを
保持し易い。以上説明したTSとTHに関する問題は、
入力信号の立上がりのみならず立下がりにおいても同様
である。このように、従来はTSとTHの改善は相反す
る関係にあり、一方を改善すると他方は悪化し、両者を
独立して改善することができないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、TSとTH
の設定を相互に独立して設定することが可能な半導体集
積回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、入力信号を与えられ、第1の遅延時間遅延させて第
1の入力信号として出力する第1の遅延回路と、前記入
力信号を与えられ、第2の遅延時間遅延させて第2の入
力信号として出力する第2の遅延回路と、前記第1の入
力信号と、前記第2の入力信号と、外部から第1のクロ
ックとを与えられ、前記第1のクロックが第1のレベル
にあるときは前記第1の入力信号を出力し、前記第1の
クロックが第2のレベルにあるときは前記第2の入力信
号を出力する遅延時間切換回路とを備え、前記第1の遅
延時間と前記第2の遅延時間とは相互に独立して設定さ
れることを特徴としている。
【0013】あるいは、本発明の半導体集積回路は、入
力信号を与えられ、第1の遅延時間遅延させて第1の入
力信号として出力する第1の遅延回路と、前記入力信号
を与えられ、第2の遅延時間遅延させて第2の入力信号
として出力する第2の遅延回路と、前記第1及び第2の
入力信号と、外部から第1のクロックとを与えられ、前
記第1の入力信号のレベルが変化するタイミングと前記
第1のクロックのレベルが変化するタイミングとを比較
し、前記第1の入力信号のレベルが変化するタイミング
の方が早い場合は前記第1の入力信号を出力し、前記第
1の入力信号のレベルが変化するタイミングの方が遅い
場合は前記第2の入力信号を出力する遅延時間切換回路
とを備え、前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間と
は相互に独立して設定されることを特徴とする。
【0014】ここで、前記遅延時間切換回路は、前記第
1のクロックと前記第2の入力信号とを入力され、前記
第1のクロックが第1のレベルにあるときは前記第2の
入力信号のレベルにかかわらず前記第1の入力信号を通
過させるための第1の入力信号通過信号を出力し、前記
第1のクロックが第2のレベルにあるときは前記第2の
入力信号を通過させるための第2の入力信号通過信号を
出力する第1の論理手段と、前記第1のクロックが反転
された反転第1のクロックと前記第1の入力信号とを入
力され、前記反転第1のクロックが前記第2のレベルに
あるときは前記第2の入力信号のレベルにかかわらず前
記第1の入力信号を通過させるための第1の入力信号通
過信号を出力し、前記反転第1のクロックが第1のレベ
ルにあるときは前記第2の入力信号を通過させるための
第2の入力信号通過信号を出力する第2の論理手段と、
前記第1及び第2の遅延回路の出力と、前記第1及び第
2の論理手段の出力とを与えられるスイッチング回路で
あって、前記第1及び第2の論理手段から前記第1の入
力信号通過信号を与えられたときは前記第1の遅延回路
から与えられた前記第1の入力信号を出力し、前記第1
及び第2の論理手段から前記第2の入力信号通過信号が
与えられたときは前記第2の遅延回路から与えられた前
記第2の入力信号を出力する前記スイッチング回路とを
有するものであってもよい。
【0015】あるいは、前記遅延時間切換回路は、前記
第1のクロックと前記第2の入力信号とを入力されるN
AND回路と、前記第1のクロックが反転された反転第
1のクロックと、前記第1の入力信号とを入力されるN
OR回路と、ソースが電源端子に接続され、ゲートが前
記NOR回路の出力端子に接続された第1のPチャネル
形MOSトランジスタと、ソースが前記第1のPチャネ
ル形MOSトランジスタのドレインに接続され、ゲート
が前記第1の遅延回路の出力端子に接続され、ドレイン
が前記遅延時間切換回路の出力端子に接続された第2の
Pチャネル形MOSトランジスタと、ドレインが前記出
力端子に接続され、ゲートが前記第1の遅延回路の出力
端子に接続された第1のNチャネル形MOSトランジス
タと、ドレインが前記第1のNチャネル形MOSトラン
ジスタのソースに接続され、ゲートが前記NAND回路
の出力端子に接続され、ソースが接地された第2のNチ
ャネル形MOSトランジスタとを有するものであっても
よい。
【0016】また、前記第1、第2の遅延回路はそれぞ
れ直列に接続された複数のインバータを有し、前記第
1、第2の遅延時間はそれぞれのインバータの数により
設定されるものであってもよい。
【0017】前記遅延時間切換回路から出力された前記
第1又は第2の入力信号と、外部から第2のクロックと
第3のクロックとを与えられ、前記第2及び第3のクロ
ックに従って前記第1又は第2の入力信号を転送して出
力する入力レジスタ回路をさらに備えてもよい。
【0018】前記第1、第2、及び第3のクロックは同
期しており、相互に位相がずれた関係にあってもよい。
【0019】本発明の半導体記憶装置は、アドレス信号
を与えられ、第1の遅延時間遅延させて第1のアドレス
信号として出力する第1の遅延回路と、前記アドレス信
号を与えられ、第2の遅延時間遅延させて第2のアドレ
ス信号として出力する第2の遅延回路と、前記第1のア
ドレス信号と、前記第2のアドレス信号と、外部から第
1のクロックとを与えられ、前記第1のクロックが第1
のレベルにあるときは前記第1のアドレス信号を出力
し、前記第1のクロックが第2のレベルにあるときは前
記第2のアドレス信号を出力する遅延時間切換回路と、
前記遅延時間切換回路から出力された前記第1又は第2
のアドレス信号と、外部から第2のクロックと第3のク
ロックとを与えられ、前記第2及び第3のクロックに従
って前記第1又は第2のアドレス信号を転送して出力す
る入力レジスタ回路と、前記入力レジスタ回路から出力
された前記第1又は第2のアドレス信号を与えられてデ
コードし、デコードした結果をメモリセルアレイに出力
してメモリセルのアドレスを指定するアドレスデコーダ
回路とを備え、前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時
間とは相互に独立して設定されることを特徴としてい
る。
【0020】また、本発明の他の半導体記憶装置は、ア
ドレス信号の替わりにデータ信号を入力される第1、第
2の遅延回路、遅延時間切換回路、入力レジスタ回路
と、さらにアドレスデコード回路の替わりに入力レジス
タ回路から出力された第1又は第2のデータ信号を与え
られてメモリセルアレイに出力し、メモリセルへの書き
込みを行う書き込み回路とを備える。
【0021】あるいは、本発明の他の半導体記憶装置
は、データ信号の替わりに制御信号を入力される第1、
第2の遅延回路、遅延時間切換回路、入力レジスタ回路
と、さらに書き込み回路の替わりに入力レジスタ回路か
ら出力された第1又は第2の制御信号を与えられてメモ
リセルアレイへの書き込み又は読み出し動作を制御する
制御回路とを備える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。本発明の第1の実施の形
態による半導体集積回路は、図1に示されるような構成
を備えている。図7に示された従来の回路と比較し、入
力バッファ回路21の構成が相違している。
【0023】入力バッファ回路21は、TH用遅延回路
22、TS用遅延回路23、遅延時間切換回路24を有
している。TH用遅延回路22は入力信号を与えられ、
TH用の遅延時間だけ遅延させた後出力する。TS用遅
延回路23は入力信号を与えられ、TS用の遅延時間だ
け遅延させた後出力する。TH用遅延回路22とTS用
遅延回路23のそれぞれの遅延時間は、それぞれ独立し
て調整することができる。後述するように、THを改善
する場合はTH用遅延回路22の遅延時間を変化させ、
TSを改善する場合はTS用遅延回路23の遅延時間を
変化させる。
【0024】遅延時間切換回路24は、クロック21及
び/クロック21と、TH用遅延回路22及びTS用遅
延回路23の出力とを与えられ、クロック21がロウレ
ベルにあるときはTS用遅延回路23によりTS用遅延
時間だけ遅延された入力信号を出力する。逆に、クロッ
ク21がハイレベルにあるときはTH用遅延回路22に
よりTH用遅延時間だけ遅延された入力信号を出力す
る。あるいは、クロック21がハイレベルにあるときは
TS用遅延時間だけ遅延された入力信号を出力し、クロ
ック21がロウレベルにあるときはTH用遅延時間だけ
遅延された入力信号を出力してもよい。
【0025】即ち、クロック21のレベルに応じて、T
S用遅延回路23とTH用遅延回路23の二つの入力信
号の経路のいずれかが選択され、TS又はTH用遅延時
間遅延されて出力される。
【0026】あるいは、遅延時間切換回路24は、クロ
ック21の立上がりとTS用遅延回路23から出力され
た入力信号の立上がりのタイミングとを比較する。入力
信号の立上がりの方がクロック21の立上がりよりもタ
イミングが早い場合は、TS用遅延回路23によりTS
用遅延時間だけ遅延された入力信号を出力する。逆に、
入力信号の立上がりがクロック21の立上がりよりタイ
ミングが遅い場合は、TH用遅延回路22によりTH用
遅延時間遅延された入力信号を出力する。
【0027】TS用遅延回路23により遅延された入力
信号が遅延時間切換回路24から出力され、この入力信
号がスペックアウトしたときは、TSを改善するために
TS用遅延時間を調整する。逆に、TH用遅延回路22
により遅延された入力信号が遅延時間切換回路24から
出力され、この入力信号がスペックアウトしたときは、
THを改善するためにTH用遅延時間を調整する。この
TS用遅延回路23におけるTS用遅延時間と、TH用
遅延回路22におけるTH用遅延時間とは、それぞれ独
立して調節し設定することができる。
【0028】遅延時間切換回路24から出力された入力
信号は、入力レジスタ回路11に与えられる。入力レジ
スタ回路11に入力された入力信号は、クロック12及
び/クロック12、クロック13及び/クロック13の
タイミングに従って順次転送されていき、外部に出力信
号として出力される。
【0029】ここで、入力バッファ回路21に入力され
るクロック21及び/クロック21と、入力レジスタ回
路11に入力されるクロック12及び/クロック12、
クロック13及び/クロック13は、図2に示されるよ
うな入力バッファ回路33及びクロック生成回路34に
より生成される。入力バッファ回路33にクロック外部
入力信号が入力されて増幅された後、クロック生成回路
34によってそれぞれのクロック21及び/クロック2
1、クロック12及び/クロック12、クロック13及
び/クロック13が出力される。クロック21及び/ク
ロック21、クロック12及び/クロック12、クロッ
ク13及び/クロック13の波形は図3に示されるよう
であり、位相が順に遅れる。クロック21及び/クロッ
ク21のレベルが変化する時点t1からクロック12及
び/クロック12のレベルが変化する時点t2までの時
間は、遅延時間切換回路24に入力された入力信号が入
力レジスタ回路11に入力されるまでの伝達時間に対応
し、クロック12及び/クロック12のレベルが変化す
る時点t2からクロック13及び/クロック13のレベ
ルが変化する時点t3までの時間は、インバータIN1
1及びIN13により信号が伝達される時間に対応して
いる。
【0030】上述のように本実施の形態では、遅延時間
切換回路24が、クロック21のレベルに応じて、TS
用遅延回路23によりTS用遅延時間遅延された入力信
号とTH用遅延回路22によりTH用遅延時間遅延され
た入力信号のいずれかを選択して出力する。あるいは、
遅延時間切換回路24は、TS用遅延回路23がTS用
遅延時間遅延した入力信号とクロック21の立上がりの
タイミングを比較し、入力信号の立上がりのタイミング
が早い場合はTS用遅延回路23によりTS用遅延時間
遅延された入力信号を出力し、入力信号の立上がりのタ
イミングが遅い場合はTH用遅延回路22によりTH用
遅延時間遅延された入力信号を出力する。
【0031】遅延時間切換回路24がTS用遅延回路2
3により遅延された入力信号を出力するときは、TSを
改善するためにTS用遅延時間を調整する。具体的に
は、入力信号が入力レジスタ回路11に早く取り込まれ
るように、TS用遅延時間を短く設定する。遅延時間切
換回路24がTH用遅延回路22により遅延された入力
信号を出力するときは、THを改善するためにTH用遅
延時間を調整する。即ち、TH改善時には入力信号が入
力レジスタ回路11に遅く取り込まれた方が変化前のレ
ベルの保持が行い易いので、TH用遅延時間をできるだ
け長く設定する。このように、本実施の形態によれば、
クロック21のレベル、あるいはクロック21の立上が
りのタイミングとTS用遅延回路23から出力された入
力の立上がりのタイミングとの比較に応じて、TS又は
TH用遅延時間をそれぞれ独立して調整することがで
き、特性を改善することができる。
【0032】本発明の第2の実施の形態は、図4に示さ
れるようである。本実施の形態は、上記第1の実施の形
態における遅延時間切換回路24をより具体的な回路構
成としたものである。本実施の形態における遅延時間切
換回路は、NOR回路NR31と、NAND回路NA3
1と、Pチャネル形MOSトランジスタP31及びP3
2、Nチャネル形MOSトランジスタN31及びN32
から成るインバータIN31とを備えている。NOR回
路NR31には、/クロック21とTH用遅延回路22
の出力S32が与えられ、NOR回路NR31の出力は
トランジスタP31のゲートに入力される。NAND回
路NA31には、クロック21とTS用遅延回路22の
出力S32が与えられ、NAND回路NA31の出力は
トランジスタN32のゲートに入力される。このNOR
回路NR31の出力とNAND回路NA31の出力とに
よってインバータIN31の動作、非動作状態が切り換
わる。さらに、TS用遅延回路23の出力S31は、ト
ランジスタP32及びN31のゲートに入力される。
【0033】また、TS用遅延回路23ではインバータ
が奇数段直列に接続されており、入力信号のレベルが反
転されて出力される。TH用遅延回路22はインバータ
が偶数段直列に接続されており、入力信号のレベルは反
転されることなく出力される。そして、TH用遅延時間
はTS用遅延時間以上に設定される。
【0034】クロック21がロウレベル(/クロック2
1がハイレベル)の場合は、NAND回路NA31から
はTH用遅延回路22の出力に係わらず常にハイレベル
が出力され、トランジスタN32をオンさせる。同様
に、NOR回路NR31からは常にロウレベルが出力さ
れ、トランジスタP31をオンさせる。
【0035】この場合には、TH用遅延回路22により
TH用遅延時間遅延された入力信号は回路動作に影響を
与えない。TS用遅延回路23によりTS用遅延時間遅
延された入力信号がトランジスタP32とトランジスタ
N31のゲートに入力され、反転されて信号S33とし
て入力レジスタ回路11に与えられる。即ち、クロック
21がロウレベルの間は、TS用遅延回路23を通過し
た入力信号が選択され、出力される。よって、TS用遅
延時間のみをTH用遅延時間に影響を与えることなく調
整することができる。
【0036】逆に、クロック21がハイレベル(/クロ
ック21がロウレベル)の場合は、NAND回路NA3
1及びNOR回路NR31からはそれぞれTH用遅延回
路22の出力に依存したものが出力される。TH用遅延
回路22の出力がハイレベルの場合はNAND回路NA
31からはロウレベルが出力され、トランジスタN32
をオフさせ、NOR回路NR31からはロウレベルが出
力され、トランジスタP31をオンさせる。この場合の
TS用遅延回路23の出力S31は、出力S32と反転
された関係にあるためロウレベルであり、ハイレベルの
出力信号S33が入力レジスタ回路11に出力される。
TH用遅延回路22の出力がロウレベルの場合はNAN
D回路NA31からはハイレベルが出力され、トランジ
スタN32をオンさせ、NOR回路NR31からはハイ
レベルが出力され、トランジスタP31をオフさせる。
TS用遅延回路23の出力S31はハイレベルであり、
ロウレベルの出力信号S33が出力される。
【0037】但し、上述したように、TH用遅延時間は
TS用遅延時間以上の長さに設定される。従って、入力
バッファ回路31の出力信号S33はTH用遅延回路2
2の出力によって決定され、TH用遅延時間だけ入力信
号が遅延されたものとなる。よって、THを改善するた
めにTS用遅延時間に影響を与えることなくTH用遅延
時間のみを調整することができる。
【0038】また、この第1の実施の形態における動作
は以下のようにとらえることもできる。図5に、クロッ
ク外部入力信号、クロック21及び/クロック21、T
S用遅延回路23の出力信号S31、入力バッファ回路
31の出力信号S33のタイムチャートを示す。図5
(a)は、信号S31の立上がりの方が、クロック21
の立上がりよりも早い場合を示している。クロック21
がロウレベルからハイレベルに変化する直前、即ちロウ
レベルにある場合、NAND回路NA31にはハイレベ
ルのクロック21が入力され、NOR回路NR31には
ハイレベルの/クロック21が入力され、トランジスタ
N32とトランジスタP31を共にオンさせる。TS用
遅延回路23からの出力信号S31の立上がりの方がク
ロック21の立上がりよりも早いので、変化後のハイレ
ベルに立上がった信号S31がインバータIN31によ
り反転されて信号S33として出力される。
【0039】この場合には、TSを改善するため、即ち
変化後の入力信号をできるだけ早く入力レジスタ回路1
1に取り込ませるのが望ましいので、TS用遅延回路2
3の遅延時間を短く設定する。
【0040】図5(b)に、信号S31の立上がりの方
が、クロック21の立上がりよりも遅い場合を示す。ク
ロック21がロウレベルからハイレベルに変化した直
後、即ちハイレベルにある時は、NAND回路NA31
にはハイレベルのクロック21が入力され、NOR回路
NR31にはロウレベルの/クロック21が入力され
る。信号S32は信号S31よりも長く遅延されている
ので、この時点ではレベルが変化する前の状態にある。
また、信号S32は信号S31とレベルが逆であり、ハ
イレベルからロウレベルに変化する前、即ちハイレベル
にある。よって、NAND回路NA31からはロウレベ
ルが出力されてトランジスタN32がオフし、NOR回
路NR31からはロウレベルが出力されてトランジスタ
P31がオンする。信号S31はロウレベルにあるの
で、入力バッファ回路31からはハイレベルの信号S3
3が出力される。この信号S33は、ロウレベルからハ
イレベルに変化する前の信号S31を反転出力したもの
に相当する。
【0041】この場合には、THを改善するため、即ち
変化前の入力信号を入力レジスタ回路11が保持し易い
ように、TH用遅延回路22のTH用遅延時間を長く設
定する。
【0042】上記第1又は第2の実施の形態による半導
体集積回路は、TSとTHとを独立して調整することが
要求される全ての回路の入力部に適用することができ
る。例えば、図6(a)に示されたように、半導体記憶
装置において、アドレス信号を入力される入力バッファ
回路41と入力レジスタ回路42とに上記第1又は第2
の実施の形態を適用してもよい。入力レジスタ回路42
の出力は、アドレスデコーダ回路43に入力されてデコ
ードされる。
【0043】あるいは、図6(b)に示されたように、
半導体記憶装置において、データ信号を入力される入力
バッファ回路51及び入力レジスタ回路52に上記第1
又は第2の実施の形態を適用してもよい。この場合は、
入力レジスタ回路52の出力は書き込み回路53に入力
され、メモリセルアレイ54へのデータの書き込みが行
われる。
【0044】さらには、図6(c)に示されたように、
半導体記憶装置において制御信号を入力される入力バッ
ファ回路61及び入力レジスタ回路62に上記第1又は
第2の実施の形態を適用してもよい。この場合は、入力
レジスタ回路62の出力は制御回路63に入力され、各
種制御に用いられる。
【0045】上述した実施の形態はいずれも一例であっ
て、本発明を限定するものではない。例えば、上記実施
の形態における遅延回路22及び23ではインバータ列
を用いているが、これに限らず遅延時間を調整すること
が可能なものであればよい。また、図4に示された遅延
時間を切り換える回路は、NOR回路NR31、NAN
D回路31及びクロックドインバータIN31を用いて
いるが、この構成に限らず入力信号とクロックとのタイ
ミングに応じてTH用遅延時間とTS用遅延時間とを切
り換える論理動作を実現し得るものであればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路によれば、クロックのレベルに応じて入力信号を
TS又はTH用遅延時間だけ遅延し、あるいは入力信号
のレベルが切り換わるタイミングとクロックのレベルが
切り換わるタイミングとを比較し、その結果に応じてT
S又はTH用遅延時間遅延するので、TS用遅延時間と
TH用遅延時間とを独立して調整することが可能であ
り、相互に依存することなく特性を最適化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体集積回
路の構成を示した回路図。
【図2】同半導体集積回路において用いられるクロック
を生成する回路の構成を示したブロック図。
【図3】同半導体集積回路において用いられるクロック
の波形を示したタイムチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態による半導体集積回
路の構成を示した回路図。
【図5】同半導体集積回路における各信号の波形を示し
たタイムチャート。
【図6】本発明の第1、第2の実施の形態による半導体
集積回路を半導体記憶装置に適用した場合の構成を示し
たブロック図。
【図7】従来の半導体集積回路の構成を示した回路図。
【図8】クロックと入力信号とのタイミングの関係とT
S及びTHを示した説明図。
【符号の説明】
11 入力レジスタ回路 21 入力バッファ回路 22 TH用遅延回路 23 TS用遅延回路 24 遅延時間切換回路 33 入力バッファ回路 34 クロック生成回路 41、51、61 入力バッファ回路 42、52、62 入力レジスタ回路 43 アドレスデコーダ回路 53 書き込み回路 54 メモリセルアレイ 63 制御回路 IN11〜IN16、IN31 インバータ NA31 NAND回路 NR31 NOR回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を与えられ、第1の遅延時間遅延
    させて第1の入力信号として出力する第1の遅延回路
    と、 前記入力信号を与えられ、第2の遅延時間遅延させて第
    2の入力信号として出力する第2の遅延回路と、 前記第1の入力信号と、前記第2の入力信号と、外部か
    ら第1のクロックとを与えられ、前記第1のクロックが
    第1のレベルにあるときは前記第1の入力信号を出力
    し、前記第1のクロックが第2のレベルにあるときは前
    記第2の入力信号を出力する遅延時間切換回路と、 を備え、 前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間とは相互に独
    立して設定されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】入力信号を与えられ、第1の遅延時間遅延
    させて第1の入力信号として出力する第1の遅延回路
    と、 前記入力信号を与えられ、第2の遅延時間遅延させて第
    2の入力信号として出力する第2の遅延回路と、 前記第1及び第2の入力信号と、外部から第1のクロッ
    クとを与えられ、前記第1の入力信号のレベルが変化す
    るタイミングと前記第1のクロックのレベルが変化する
    タイミングとを比較し、前記第1の入力信号のレベルが
    変化するタイミングの方が早い場合は前記第1の入力信
    号を出力し、前記第1の入力信号のレベルが変化するタ
    イミングの方が遅い場合は前記第2の入力信号を出力す
    る遅延時間切換回路と、 を備え、 前記第1の遅延時間と前記第2の遅延時間とは相互に独
    立して設定されることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】前記遅延時間切換回路は、 前記第1のクロックと前記第2の入力信号とを入力さ
    れ、前記第1のクロックが第1のレベルにあるときは前
    記第2の入力信号のレベルにかかわらず前記第1の入力
    信号を通過させるための第1の入力信号通過信号を出力
    し、前記第1のクロックが第2のレベルにあるときは前
    記第2の入力信号を通過させるための第2の入力信号通
    過信号を出力する第1の論理手段と、 前記第1のクロックが反転された反転第1のクロックと
    前記第1の入力信号とを入力され、前記反転第1のクロ
    ックが前記第2のレベルにあるときは前記第2の入力信
    号のレベルにかかわらず前記第1の入力信号を通過させ
    るための第1の入力信号通過信号を出力し、前記反転第
    1のクロックが第1のレベルにあるときは前記第2の入
    力信号を通過させるための第2の入力信号通過信号を出
    力する第2の論理手段と、 前記第1及び第2の遅延回路の出力と、前記第1及び第
    2の論理手段の出力とを与えられるスイッチング回路で
    あって、前記第1及び第2の論理手段から前記第1の入
    力信号通過信号を与えられたときは前記第1の遅延回路
    から与えられた前記第1の入力信号を出力し、前記第1
    及び第2の論理手段から前記第2の入力信号通過信号が
    与えられたときは前記第2の遅延回路から与えられた前
    記第2の入力信号を出力する、前記スイッチング回路
    と、 を有することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
    集積回路。
  4. 【請求項4】前記遅延時間切換回路は、 前記第1のクロックと前記第2の入力信号とを入力され
    るNAND回路と、 前記第1のクロックが反転された反転第1のクロック
    と、前記第1の入力信号とを入力されるNOR回路と、 ソースが電源端子に接続され、ゲートが前記NOR回路
    の出力端子に接続された第1のPチャネル形MOSトラ
    ンジスタと、 ソースが前記第1のPチャネル形MOSトランジスタの
    ドレインに接続され、ゲートが前記第1の遅延回路の出
    力端子に接続され、ドレインが前記遅延時間切換回路の
    出力端子に接続された第2のPチャネル形MOSトラン
    ジスタと、 ドレインが前記出力端子に接続され、ゲートが前記第1
    の遅延回路の出力端子に接続された第1のNチャネル形
    MOSトランジスタと、 ドレインが前記第1のNチャネル形MOSトランジスタ
    のソースに接続され、ゲートが前記NAND回路の出力
    端子に接続され、ソースが接地された第2のNチャネル
    形MOSトランジスタと、 を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】前記第1、第2の遅延回路はそれぞれ直列
    に接続された複数のインバータを有し、前記第1、第2
    の遅延時間はそれぞれのインバータの数により設定され
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    半導体集積回路。
  6. 【請求項6】前記遅延時間切換回路から出力された前記
    第1又は第2の入力信号と、外部から第2のクロックと
    第3のクロックとを与えられ、前記第2及び第3のクロ
    ックに従って前記第1又は第2の入力信号を転送して出
    力する入力レジスタ回路をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】前記第1、第2、及び第3のクロックは同
    期しており、相互に位相がずれた関係にあることを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体体集積
    回路。
  8. 【請求項8】前記第1の遅延回路は、アドレス信号を入
    力され、第1の遅延時間遅延させて第1のアドレス信号
    として出力し、 前記第2の遅延回路は、前記アドレス信号を入力され、
    第2の遅延時間遅延させて第2のアドレス信号として出
    力し、 前記遅延時間切換回路は、前記第1のアドレス信号と、
    前記第2のアドレス信号と、外部から第1のクロックと
    を与えられ、前記第1のクロックが第1のレベルにある
    ときは前記第1のアドレス信号を出力し、前記第1のク
    ロックが第2のレベルにあるときは前記第2のアドレス
    信号を出力し、 さらに、 前記遅延時間切換回路から出力された前記第1又は第2
    のアドレス信号と、外部から第2のクロックと第3のク
    ロックとを与えられ、前記第2及び第3のクロックに従
    って前記第1又は第2のアドレス信号を転送して出力す
    る入力レジスタ回路と、 前記入力レジスタ回路から出力された前記第1又は第2
    のアドレス信号を与えられてデコードし、デコードした
    結果をメモリセルアレイに出力してメモリセル のアドレスを指定するアドレスデコーダ回路と、を備え
    ることを特徴とする請求項1乃至5、7のいずれかに記
    載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】前記第1の遅延回路は、データ信号を入力
    され、第1の遅延時間遅延させて第1のデータ信号とし
    て出力し、 前記第2の遅延回路は、前記データ信号を入力され、第
    2の遅延時間遅延させて第2のデータ信号として出力
    し、 前記遅延時間切換回路は、前記第1のデータ信号と、前
    記第2のデータ信号と、外部から第1のクロックとを与
    えられ、前記第1のクロックが第1のレベルにあるとき
    は前記第1のデータ信号を出力し、前記第1のクロック
    が第2のレベルにあるときは前記第2のデータ信号を出
    力し、 さらに、 前記遅延時間切換回路から出力された前記第1又は第2
    のデータ信号と、外部から第2のクロックと第3のクロ
    ックとを与えられ、前記第2及び第3のクロックに従っ
    て前記第1又は第2のデータ信号を転送して出力する入
    力レジスタ回路と、 前記入力レジスタ回路から出力された前記第1又は第2
    のデータ信号を与えられてメモリセルアレイに出力し、
    メモリセルへの書き込みを行う書き込み回路と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至5、7のいずれ
    かに記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】前記第1の遅延回路は、制御信号を入力
    され、第1の遅延時間遅延させて第1の制御信号として
    出力し、 前記第2の遅延回路は、前記制御信号を入力され、第2
    の遅延時間遅延させて第2の制御信号として出力し、 前記遅延時間切換回路は、前記第1の制御信号と、前記
    第2の制御信号と、外部から第1のクロックとを与えら
    れ、前記第1のクロックが第1のレベルにあるときは前
    記第1の制御信号を出力し、前記第1のクロックが第2
    のレベルにあるときは前記第2の制御信号を出力し、 さらに、 前記遅延時間切換回路から出力された前記第1又は第2
    の制御信号と、外部から第2のクロックと第3のクロッ
    クとを与えられ、前記第2及び第3のクロックに従って
    前記第1又は第2の制御信号を転送して出力する入力レ
    ジスタ回路と、 前記入力レジスタ回路から出力された前記第1又は第2
    の制御信号を与えられて、メモリセルアレイへの書き込
    み又は読み出しを制御する制御回路と、 を備えることを特徴とする請求項1乃至5、7のいずれ
    かに記載の半導体集積回路。
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