JPH10227013A - 視線誘導道路標識柱 - Google Patents

視線誘導道路標識柱

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JPH10227013A
JPH10227013A JP9033838A JP3383897A JPH10227013A JP H10227013 A JPH10227013 A JP H10227013A JP 9033838 A JP9033838 A JP 9033838A JP 3383897 A JP3383897 A JP 3383897A JP H10227013 A JPH10227013 A JP H10227013A
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健 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長さが大きくても、補強材を必要とすること
なしに、すぐれた復帰性をもつ視線誘導道路標識柱を得
ることにある。 【解決手段】 曲げ剛さを増大させる補強材を内部に組
み込まれた中空のポールをもつが、補強材は、ポールの
長手方向にそって延び、ポールの内面から突出して、ポ
ールと一体に形成された複数の突起からなっている。ポ
ールの成形と同時に補強材を得られ、補強材の別成形や
組み込みを必要としないため、低コストで製造をおこな
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、車道のセンター
ライン、車線変更線、分離帯などに利用され、車両など
が接触したときに曲がる視線誘導道路標識柱の改良に関
している。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の視線誘導道路標識柱は、
自動車などが接触すると、中空のポールが曲がって、衝
撃を吸収し、乗員および車両を保護している。ポール
は、均一な厚さをもつ中空パイプからなっており、設置
目的に応じた色調の顔料を混入した熱可塑性エラストマ
ーを押し出し成形や射出成形によってつくられている。
【0003】ところで、このような視線誘導道路標識柱
は、路面からの高さが大きくなればなるほど、ドライバ
からの認識がしやすくなる。しかし、高さがたかくな
と、ポールの長さが大きくなり、屈曲したあとのポール
の復帰性が悪化する。
【0004】これを防ぐために、高さの大きな視線誘導
道路標識柱では、通常、ポールの内側に補強材として、
パイプや発泡合成樹脂のブロックなどをポール内部に挿
入して、ポールの曲げ剛さを増大させている。
【0005】図4はそのような視線誘導道路標識柱の一
例を示している。この視線誘導道路標識柱において、ポ
ールP1 は、図5に示すように、均一な厚さをもつ、熱
可塑性エラストマーの中空のパイプからなっており、キ
ャップC1 が上端開口にかん合かつ固定され、ねじ部材
1 が下端開口にはめられ、かつ樹脂Q1 によって固定
されている。補強材R1 は、ポールP1 と同じ材質の中
空パイプからなっており、ポールP1 の下端からポール
1 の内部にかん合され、かつポールP1 に固定されて
いる。道路への設置は、脚部材Mを路床に埋設し、ポー
ルP1 の下端に台座S1 をはめ、ねじ部材F1 を脚部材
Mにねじ込むことによってなされる。
【0006】図6はより高さの大きな視線誘導道路標識
柱を示している。この視線誘導標識柱におけるポールP
2 も、均一の厚さをもつ、熱可塑性エラストマーの中空
のパイプからなり、キャップC2 が上端開口にかん合か
つ固定され、ねじ部材F2 が下端開口にはめられかつ樹
脂Q2 によって固定されている。道路への設置は、脚部
材Mを路床に埋設し、台座S2 をポールP2 の下端には
め、ねじ部材F2 を脚部材Mにねじ込むことによってな
されている。補強材R2 は、中空パイプからなり、ポー
ルP2 の下端からポールP2 にはめ込まれているが、中
空パイプからなる第二の補強材R3 がさらに補強材R2
の内部にはめ込まれている。ポールはこれらの補強材R
2 ,R3 によって曲げ剛さを増大させられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、後者の視線誘
導道路標識柱は、ポールおよびキャップの他に、補強材
の成形をおこない、ポールに組み付けなければならず、
補強材の組み付けやポールおよび補強材の成形などのた
めのコストが前者の視線誘導道路標識柱に比較してかな
り高くなる。
【0008】本発明の目的は、高さがたかくなっても、
ポールの曲げ剛さのたかい視線誘導道路標識柱をより低
いコストでもって製造することができるようにさせるこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の視線誘導道路標識柱では曲げ剛さを増大さ
せる補強材を内部に組み込まれた中空のポールをもって
いるが、補強材はポールの長手方向にそって延び、ポー
ルの内面から突出してポールと一体に形成された複数の
突起からなっている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の視線誘導道路標識柱はポ
ールの断面二次モーメントが突起によって増大し、ポー
ルの曲げ剛さが大きくなるため、ポールの長さをのばし
て、視線誘導道路標識柱の高さを大きくしても、ポール
の弾性復元が確実になされる。そして、ポールは、長手
方向に沿う横断面形状が一定しているため、押出成形や
射出成形などによってポールの成形と同時に補強材の製
造もおこなえる。
【0011】本発明のある実施形態において、本発明の
視線誘導道路標識柱は曲げ剛さを増大させる補強材を内
部に組み込まれた中空のポールをもつが、ポールは65
0〜800mmの高さ、40〜150mmの外径および
1〜5mm以上の厚さをもつ熱可塑性エラストマーの円
形断面パイプからなり、そして、補強材はポールの長手
方向にそって延び、ポールの内面からポールの直径方向
に突出し、ポールの長手方向中心軸に関して等角度間隔
に配置された、ポールの厚さと同じかあるいはそれ以上
の幅および高さをもつ、ポールと一体に形成された複数
の突起からなっている。突起は、ほぼ半円柱の形態をな
すソリッドなものから、あるいはほぼ半円柱の形態をな
すとともに、長手方向に延びる中空孔あるいは溝を内部
にもつ、半円柱の形態に形成されたものから、もしくは
半円柱の形態に形成されているとともに、該半円柱の頂
部に突起の長手方向にそってはしる溝を具備するものか
らなっており、120゜あるいは90゜の角度間隔でも
ってポールの内面に配置されている。
【0012】本発明の視線誘導道路標識柱の実施例は、
以下に、図1ないし図3を参照して説明する。
【0013】この視線誘導道路標識柱は、図1に示すよ
うに、ポール10、キャップ20および台座30を具備
している。
【0014】ポール10は、汎用のポリウレタン樹脂系
の熱可塑性エラストマーを成形することによってつくら
れた、両端を開放された中空の円形断面パイプからなっ
ているが、補強材を一体に設けられている。
【0015】補強材はポール10の上下端にわたって延
びる突起11からなっている。突起11は、図2に示す
ように、たとえば三本あり、ポール10の長手方向中心
軸に関して等間隔角度でもって、ポール10の内面に配
置されている。突起11の各々は、全体として横断面形
状がほぼ半円形をなしているとともに、内部に溝12を
具備している。溝12は、断面形状が円形あるいは楕円
形断面をもつもので、突起11の半円形の頂部に位置
し、かつ突起11の長手方向に沿って延びるように突起
11に設けられている。各々の突起11におけるポール
10の内面からの高さHおよび幅Wは、ポール10の厚
さTに等しいか、あるいは、それよりも大きい。
【0016】ポール10の下端開口に組み込まれたねじ
部材13は、ポール10を設置するためのもので、ヘッ
ドをポール10の内部に位置させ、ねじ軸をポール10
から突起させてポール10の下端開口内に配置されてい
るとともに、ポール10の下端開口内に充填した注型の
ウレタン樹脂14によってポール10に結合されてい
る。樹脂14の一部は、突起11の間に位置してポール
10の下端付近に設けられている孔15に入り込み、ポ
ール10と強固に結合されている。
【0017】さらに、ポール10の外表面には、三つの
反射体16たがいに間隔をおき、ポール10の長手方向
に沿って配置されている。反射体自体は、再帰性反射シ
ートをテープの形態に切断し、ポール10の周面に巻き
付けかつこれに接着することによって、蛍光塗料をポー
ル10の周面に塗布するなどすることによって形成され
ている。なお、図示されていないが、ポール10の周面
には空気抜き孔が設けられ、変形したときに内部空間の
空気を外部空間に排出し、復元するときに、外部空間の
空気を内部空間に吸い込み、ポール10がスムーズに変
形および復元するようにさせている。
【0018】キャップ20は、たとえば、上部がドーム
の形態をなし、下部が円筒をなす、発泡ウレタン樹脂の
などの合成樹脂の成形物からなるもので、下部をポール
10の上端開口にはめ込まれ、かつポール10に接合さ
れている。
【0019】台座30は、ほぼ逆に伏せた皿の形態をな
すもので、高密度ポリエチレン樹脂のような車両などに
踏まれても損傷しない機械的強さをもつ合成樹脂を成形
することによってつくられたソリッドなものからなって
おり、図1によく示されているように、中央にポール1
0の下端よりわずかに大きな径をもつ凹み31を、凹み
31の中央にポール10のねじ部材13よりもわずかに
大きな径をもつ貫通孔32を具備している。
【0020】この視線誘導道路標識柱は、たとえば、車
道に沿って比較的短い間隔で配置して、センターライ
ン、車線変更線、分離帯などを構成させられる。
【0021】道路にたいする設置は図1において参照符
号40で示されている脚部材を用いてなされる。脚部材
40は、アルミニウムの機械加工物やダイカスト成形物
などからなる、外周面に浅い環状の凹みをもつ、全体形
状がほぼ円筒の形態をなすもので、中央にねじ孔41を
設けられている。ねじ孔41はポール10のねじ部材1
3のねじ軸に対応するねじをもっている。この脚部材4
0は、道路に穴50を掘り、ねじ孔41が路面を向くよ
うに穴50に容れられ、穴50に注入されかつ固化させ
られたエポキシ樹脂系接着剤などの接着剤51によって
路床に結合されている。
【0022】脚部材40にたいするポール10の取り付
けは、台座30をポール10の下端にはめ、ポール10
の下端を台座30にある凹み31の底に突き当て、ねじ
部材13の自由端を台座30にある孔32を貫通させて
台座30をポール10に組み付けたあと、該アッセンブ
リのねじ部材13のねじ軸を脚部材40のねじ孔41に
ねじ込むことによってなされている。
【0023】自動車がこの視線誘導道路標識柱のポール
10に接触すると、ポール10が曲って衝撃を逃がし、
自動車の運転者および乗員をけがさせず、自動車も損傷
させない。ポール10にたいするロードがなくなると、
ポール10は弾性復元し、視線誘導標識としての機能を
ただちに回復する。このときに、本発明による視線誘導
道路標識柱では、ポール10の断面二次モーメントが突
起11によって大きくなっており、ポール10の曲げ剛
さが補強材をもたない従来の視線誘導道路標識柱よりも
増大しているため、ポール10の長さを大きくして、ド
ライバーからの視認性をたかめても、補強材なしに、復
元を確実におこなえる。ポールの復元性は、たとえば高
さが650〜800mm、外径Dが40〜150mm、
厚さTが1〜5mmのポール10の場合、突起11の高
さHおよび幅Wはポール10の厚さTと同じにすること
によって、従来の視線誘導道路標識柱と同じにすること
ができる。
【0024】ポールの内面に形成される突起は、溝に代
って中空孔をもつものであってもよく、さらに、溝のな
い半円形横断面をもつものや、多角形横断面をもつもの
であっても、ポールの曲げ剛さを向上させることができ
る。図3は後者の突起を備える視線誘導標識柱の一例を
示している。
【0025】ポール110は、両端を開放され、厚さが
一定した、汎用のポリウレタン樹脂系熱可塑性エラスト
マーを成形することによってつくられた中空のパイプか
らなっている。このポール110も内面に突起111か
らなる補強材を一体に形成されている。突起111は、
ポール110の上下端にわたってポール内面に配置さ
れ、かつポール110と一体に形成されている。突起1
11の数は、たとえば四本あり、ポール110の長手方
向中心軸に関して等間隔角度でもって配置されている。
各々の突起111は、横断面がほぼ半円形をなしてお
り、ポール110の内面からの高さHおよび幅Wは、ポ
ール110の厚さTに等しいか、あるいは、それよりも
大きく形成されている。なお、この視線誘導道路標識柱
における他の構成は、図1および図2に関連して説明し
た視線誘導道路標識柱と同じに構成されている。
【0026】道路への設置も、図1および図2に関連し
て説明した視線誘導道路標識柱と同じに、台座30をポ
ール110の下端にはめ、ねじ部材における台座を貫通
しているねじ軸を脚部材40にねじ込むことによってな
される。
【0027】自動車がこの視線誘導道路標識柱のポール
110に接触すると、ポール110が曲って衝撃を逃が
し、自動車の運転者および乗員をけがさせず、自動車も
損傷しない。ポール110にたいするロードがなくなる
と、ポール110は復元し、視線誘導標識としての機能
をただちに回復する。このときに、本発明による視線誘
導道路標識柱では、ポール110の断面二次モーメント
が突起111によって大きくなり、ポール110の曲げ
剛さが補強材をもたない従来の視線誘導道路標識柱より
も増大するため、ポール110の長さを大きくして、ド
ライバーからの視認性をたかめても、補強材なしに、復
元を確実におこなえる。ポール110の復元性は、この
視線誘導道路標識柱においても、高さが650〜800
mm、外径Dが40〜150mm、厚さTが少なくとも
1〜5mm以上のポール110の場合、突起111の高
さHおよび幅Wを厚さTと同じにすることによって、従
来の視線誘導道路標識柱と同じにすることができる。
【0028】比較のために、図2および図3に示す横断
面をもつ本発明による視線誘導道路標識柱と、図4およ
び図6に示す補強材をもたない視線誘導道路標識柱をつ
くって、地面に同じ脚部材を埋設し、各々の視線誘導道
路標識柱をねじ込み、ポール10,110が角度90゜
に曲げるのに必要な力の最大値を測定した結果はつぎの
とおりである。
【0029】本発明による視線誘導道路標識柱として、
外径Dが80mm、路面から上端までの高さHが650
mm、厚さTが2.5mm、突起11,111の高さH
が6mm、幅Wが10mm、材質が汎用ポリウレタン樹
脂系エラストマーからなる図2および図3に示す横断面
をもつポールを準備して、このポールを角度90゜まで
曲げるのに必要な荷重の最大値を測定したところ、いず
れのポールも6kgfである。
【0030】図4に示す従来の視線誘導道路標識柱とし
て、外径が80mm、地表面から上端までの高さが65
0mm、厚さTが2.5mm、材質が同じ汎用のポリウ
レタン樹脂系エラストマーからなる中空円形断面パイプ
の形態をなすポールに、外径が65mm、厚さが2.5
mm、高さが350mmのサイズをもち、汎用のポリウ
レタン樹脂からなる中空円形断面パイプの形態をなす補
強材を組み付けたものを準備して、これを角度90゜ま
で曲げるのに必要な荷重の最大値を測定したところ、6
kgfである。また、図6に示す従来の視線誘導道路標
識柱として、外径が80mm、地表面から上端までの高
さが800mm、厚さTが2.5mm、材質が汎用のポ
リウレタン樹脂系エラストマーからなっている中空円形
断面パイプの形態をなすポールに、外径が65mm、厚
さが2.5mm、地表面からの高さが650mmのサイ
ズをもつ汎用ポリウレタン樹脂からなる中空円形断面パ
イプと、外径が50mm、厚さが2.5mm、地表面か
らの高さが200mmのサイズをもつ汎用ポリウレタン
樹脂からなる中空円形断面パイプとからなる補強材を組
み付けたものを準備して、これを角度90゜まで曲げる
のに必要な荷重の最大値を測定すると、6kgfであ
る。本発明による視線誘導道路標識柱は、補強材を特別
に組み込むことなしに、従来の視線誘導道路標識柱と同
じ曲げ剛さを得られている。
【0031】本発明による視線誘導道路標識柱の製造
は、図1および図2に関連して説明した視線誘導道路標
識柱の場合、たとえば、ポール10、キャップ20およ
び台座30を成形し、ポール10の上端開口にキャップ
20をはめかつこれらを接合するとともに、ポール10
の下端開口にねじ部材13をはめ、注型ポリウレタン樹
脂によってねじ部材13を固定することによってなされ
る。図3に関連して説明した視線誘導道路標識柱も同様
にして製造される。ポール10,110を成形するとき
に、これらのポール10,110の横断面はポール1
0,110の長手方向のどこにおいても一定しているた
め、ポール10,110と一緒に補強材を構成する突起
11,111も押出成形や射出成形によって製造をおこ
なえ、従来のこの種の視線誘導道路標識柱のように補強
材の別成形やポールへの組み込みなどの作業をまったく
必要としない。これらの視線誘導道路標識柱の製造コス
トを分析してみると、図4および図6に関連する従来の
視線誘導道路標識柱は、ポールおよび補強材の材料コス
ト、成形コストおよび組み立てコストが全体の約60%
を占めているが、本発明による視線誘導道路標識柱で
は、補強材の材料コスト、成形コストおよび組み付けコ
ストを必要としないため、前述の60%のコストのうち
約20%が削減されている。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、補強材の別成形やポー
ルにたいする組み付けまったくを必要とせずに、ポール
の曲げ剛さを向上させることができるため、視認性がた
かく、復帰性にすぐれた視線誘導道路標識柱をより低い
コストでもって得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視線誘導道路標識柱の一実施例を示
す、半分を断面にされた正面図である。
【図2】図1のA−A線にそう拡大横断面図である。
【図3】本発明の視線誘導道路標識柱の一実施例におけ
るポールの横断面図である。
【図4】従来の視線誘導道路標識柱の半分を断面にされ
た正面図である。
【図5】図4のB−B線にそう拡大横断面図である。
【図6】従来の他の視線誘導道路標識柱の半分を断面に
された正面図である。
【符号の説明】
10,110…ポール 11,111…突起

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ剛さを増大させる補強材を内部に組
    み込まれた中空のポールを備える、車両との接触によっ
    て曲がる視線誘導道路標識柱において、補強材が、ポー
    ルの長手方向にそって延び、ポールの内面から突出して
    ポールと一体に形成された複数の突起からなること、を
    特徴とする視線誘導道路標識柱。
  2. 【請求項2】 突起がポールの厚さと同じかあるいはそ
    れ以上の高さに形成されている請求項1に記載の視線誘
    導道路標識柱。
  3. 【請求項3】 突起がポールの長手方向中心軸に関して
    等角度間隔でもって配置されている請求項1あるいは請
    求項2に記載の視線誘導道路標識柱。
  4. 【請求項4】 曲げ剛さを増大させる補強材を内部に組
    み込まれた中空のポールをもつ、車両との接触によって
    曲がる視線誘導道路標識柱において、ポールが650〜
    800mmの高さ、40〜150mmの外径および1〜
    5mm以上の厚さをもつ熱可塑性エラストマーの円形断
    面パイプからなり、補強材が、ポールの長手方向にそっ
    て延び、ポールの内面からポールの直径方向に突出し、
    ポールの長手方向中心軸に関して等角度間隔に配置され
    た、ポールの厚さと同じかあるいはそれ以上の幅および
    高さをもつ、ポールと一体に形成された複数の突起から
    なること、を特徴とする視線誘導道路標識柱。
  5. 【請求項5】 突起が半円柱の形態をもつソリッドなも
    のからなっている請求項4に記載の視線誘導道路標識
    柱。
  6. 【請求項6】 突起が、内部に長手方向に延びる中空孔
    を内部にもつ、半円柱の形態に形成されている請求項4
    に記載の視線誘導道路標識柱。
  7. 【請求項7】 突起が、半円柱の形態に形成されている
    とともに、該半円柱の頂部に長手方向にそってはしる溝
    を具備している請求項4に記載の視線誘導道路標識柱。
  8. 【請求項8】 突起が120゜の角度間隔で配置されて
    いる請求項5あるいは請求項6もしくは請求項7に記載
    の視線誘導道路標識柱。
  9. 【請求項9】 突起が90゜の角度間隔で配置されてい
    る請求項5あるいは請求項6もしくは請求項7に記載の
    視線誘導道路標識柱。
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