JPH10225224A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH10225224A
JPH10225224A JP27822597A JP27822597A JPH10225224A JP H10225224 A JPH10225224 A JP H10225224A JP 27822597 A JP27822597 A JP 27822597A JP 27822597 A JP27822597 A JP 27822597A JP H10225224 A JPH10225224 A JP H10225224A
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JP
Japan
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raising
raising case
auxiliary
auxiliary raising
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JP27822597A
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JP3099188B2 (ja
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Seizo Inagaki
垣 晴 三 稲
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱時に補助引起ケース(25)の上
端側支持部が変形損傷する従来不具合をなくすと共に、
補助引起ケース(25)の着脱を1人の作業者によって
行える。 【解決手段】 横方向に引起タイン(23)を突出さ
せる引起ケース(22)と、倒伏稈を起立させる補助引
起タイン(26)を前方に突出させる補助引起ケース
(25)を備え、補助引起ケース(25)を引起ケース
(22)の前側に着脱自在に取付けるコンバインにおい
て、補助引起ケース(25)下端部を下方の機体フレー
ム(28)に、係脱自在な凹部材(34)と凸部材(3
1)を介して係止させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引起ケースにより未
刈穀稈を引起して、刈刃により切断するようにしたコン
バインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平3−83023号公報に示
す如く、横方向に引起タインを突出させる引起ケース
と、倒伏稈を起立させる補助引起タインを前方に突出さ
せる補助引起ケースを備え、補助引起ケースを引起ケー
スの前側に着脱自在に取付ける技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、補助
引起ケース下端部を下方の機体フレームにボルト連結さ
せるから、下端側のボルト連結よりも先に補助引起ケー
ス上端側の支持部を連結させたり、補助引起ケース上端
側の支持部の離脱よりも先に下端側のボルトを取外すこ
とにより、上端側の支持部を支点にして補助引起ケース
が自重などによって揺動し易く、補助引起ケース上端側
支持部を変形損傷させる不具合があると共に、補助引起
ケース上端側支持部を離脱させた状態で、下端側のボル
トを連結させたり取外すには、ボルト連結位置が極めて
低いから、補助引起ケースを起立支持する作業者と別の
作業者がボルトを連結または取外す必要があり、補助引
起ケースの着脱を少なくとも2人以上の作業者で行った
り、補助引起ケースを上方から吊下げる設備を有する特
定の場所で行う必要がある等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、横方
向に引起タインを突出させる引起ケースと、倒伏稈を起
立させる補助引起タインを前方に突出させる補助引起ケ
ースを備え、補助引起ケースを引起ケースの前側に着脱
自在に取付けるコンバインにおいて、補助引起ケース下
端部を下方の機体フレームに、係脱自在な凹部材と凸部
材を介して係止させたもので、凹部材と凸部材の係止に
よって補助引起ケースを起立させた後で上端側の支持部
を連結し得、また補助引起ケース上端側支持部を離脱さ
せた後で凹部材と凸部材を分離させる持上げ操作を行う
ことによって補助引起ケースを取外し得、着脱時に補助
引起ケースの揺動によって上端側支持部が変形損傷する
従来不具合を容易になくし得ると共に、補助引起ケース
の着脱に際して2人以上の作業者または特別な設備など
を不要とし、補助引起ケースの着脱を1人の作業者によ
って容易に行い得るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は引起駆動部の説明図、図2はコ
ンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中
(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレー
ム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)
は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈
取部、(11)は昇降支点筒軸(12)を介して刈取部
(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェ
ン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀
部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する
穀物タンク、(17)前記タンク(15)の穀粒を機外
に搬出する排出オーガ、(18)は運転操作部(19)
及び運転席(20)を備える運転台、(21)は運転席
(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を
刈取って脱穀するように構成している。
【0006】また、図中(22)は前記刈取部(8)前
部に立設させる引起ケースで、機体左右方向に突設させ
る引起タイン(23)を設けていて、分草板(24)を
介して取込む未刈穀稈を前記引起タイン(23)により
起立支持させるものであり、さらに、図中(25)は前
記引起ケース(22)前面側に直立状に立設させる倒伏
稈引起用の補助引起ケースで、機体進行方向に突設させ
る倒伏稈用補助引起タイン(26)を設けていて、前記
引起ケース(22)の引起作用を助長させるものであ
る。
【0007】図4乃至図7にも示す如く、前記補助引起
ケース(25)を機体前方に回動自在に支持させるもの
で、刈取部(8)の刈取フレーム(27)前端に脱着自
在に分草アーム(28)を差込固定し、該分草アーム
(28)の先端側に各ブラケット(29)(30)を介
し前記分草板(24)を固定支持させると共に、分草ア
ーム(28)の中間部に固設する回動支点軸(31)
に、補助引起ケース(25)の下端側にボルト(32)
(32)により締結させる枢着板(33)の切欠溝(3
4)を係合支持させて、前記支点軸(31)を中心とし
て補助引起ケース(25)を機体前方に回動自在とさせ
るように構成している。
【0008】また、前記補助引起ケース(25)の上端
側にボルト(37)止め固定する駆動ケース(35)
を、引起ケース(22)上端の駆動ケース(36)にボ
ルト(37)止め固定する接続ケース(38)に、ネジ
結合部材(39)を介して取外し自在に一体結合させる
もので、前記駆動ケース(35)の入力軸(40)先端
のスプライン部(40a)に圧縮バネ(41)を介し軸
方向に摺動自在に接続用筒軸(42)を嵌合させると共
に、引起ケース(22)の引起タイン(23)のタイン
チェン(43)を駆動する駆動スプロケット(44)の
スプロケット軸(45)先端に、前記筒軸(42)先端
の係合軸孔(46)に嵌合させる係合頭部(47)を設
けて、前記接続ケース(38)にネジ結合部材(39)
で駆動ケース(35)の一体結合時に、これら頭部(4
7)と軸孔(46)を嵌合させて補助引起ケース(2
5)の入力軸(40)を回転させることによって、該入
力軸(40)に一対のベベルギヤ(48)・伝達軸(4
9)・駆動スプロケット(50)を介し連動連結する補
助引起タイン(26)のタインチェン(51)の駆動を
行うように構成している。
【0009】また、前記駆動ケース(36)内に臨ませ
るスプロケット軸(45)端の入力スプロケット(5
2)は、駆動ケース(36)上端に連結接続される引起
パイプ(53)の引起駆動軸(54)に伝達チェン(5
5)などを介し連動連結させて、各引起タイン(23)
(26)の駆動を行うように構成している。
【0010】さらに、前記ネジ結合部材(39)は、駆
動ケース(35)の接続側外周に突設する鍔部(56)
に軸回りに回転自在で抜出し不可能に嵌合支持され、前
記接続ケース(38)の接続側に形成する外周外ネジ部
(57)にネジ結合部材(39)の内ネジ部(39a)
を結合させて、これらケース(35)(38)の一体接
続を図る一方、これらケース(35)(38)の接続解
除による補助引起ケース(25)の取外し時、引起ケー
ス(22)のケース本体(58)より前面カバー(5
9)を取外して、引起ケース(22)の前面側を開放状
態とさせての内部掃除や保守点検を可能とするよう構成
している。
【0011】上記から明らかなように、横方向に引起タ
イン(23)を突出させる引起ケース(22)と、倒伏
稈を起立させる補助引起タイン(26)を前方に突出さ
せる補助引起ケース(25)を備え、補助引起ケース
(25)を引起ケース(22)の前側に着脱自在に取付
けるコンバインにおいて、補助引起ケース(25)下端
部を下方の機体フレームである分草アーム(28)に、
係脱自在な凹部材である切欠溝(34)と凸部材である
回動支点軸(31)を介して係止させ、切欠溝(34)
と回動支点軸(31)の係止によって補助引起ケース
(25)を起立させた後で上端側の支持部を連結でき、
また補助引起ケース(25)上端側支持部を離脱させた
後で切欠溝(34)と回動支点軸(31)を分離させる
持上げ操作を行うことによって補助引起ケース(25)
を取外すことができ、着脱時に補助引起ケース(25)
の揺動によって上端側支持部が変形損傷する従来不具合
をなくせると共に、補助引起ケース(25)の着脱に際
して2人以上の作業者または特別な設備などを不要と
し、補助引起ケース(25)の着脱を1人の作業者によ
って行えるように構成している。
【0012】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、前記引起ケース(22)の内部掃除や保守点検必要
時にあっては、前記ネジ結合部材(39)を回動操作し
接続ケース(38)とのネジ結合解除を行った後に、前
記支点軸(31)を中心として補助引起ケース(25)
の上端側を前回動させて前倒し状態とさせることによっ
て、該ケース(25)の取外しを容易なものとさせるこ
とができるもので、このようなワンタッチ操作による補
助引起ケース(25)の脱着によって、引起ケース(2
2)の前面カバー(59)の脱着も容易に可能となって
該ケース(22)の内部掃除や保守点検作業などでの至
便化が図れる。
【0013】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、横方向に引起タイン(23)を突出させる引起ケー
ス(22)と、倒伏稈を起立させる補助引起タイン(2
6)を前方に突出させる補助引起ケース(25)を備
え、補助引起ケース(25)を引起ケース(22)の前
側に着脱自在に取付けるコンバインにおいて、補助引起
ケース(25)下端部を下方の機体フレーム(28)
に、係脱自在な凹部材(34)と凸部材(31)を介し
て係止させたもので、凹部材(34)と凸部材(31)
の係止によって補助引起ケース(25)を起立させた後
で上端側の支持部を連結でき、また補助引起ケース(2
5)上端側支持部を離脱させた後で凹部材(34)と凸
部材(31)を分離させる持上げ操作を行うことによっ
て補助引起ケース(25)を取外すことができ、着脱時
に補助引起ケース(25)の揺動によって上端側支持部
が変形損傷する従来不具合を容易になくすことができる
と共に、補助引起ケース(25)の着脱に際して2人以
上の作業者または特別な設備などを不要とし、補助引起
ケース(25)の着脱を1人の作業者によって容易に行
うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】引起駆動部の側面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】引起ケース部の断面説明図。
【図5】引起ケース部の側面説明図。
【図6】引起駆動部の正面説明図。
【図7】引起ケース部の側面説明図。
【符号の説明】
(22) 引起ケース (23) 引起タイン (25) 補助引起ケース (26) 補助引起タイン (28) 分草アーム(機体フレーム) (31) 回動支点軸(凸部材) (34) 切欠溝(凹部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向に引起タインを突出させる引起ケ
    ースと、倒伏稈を起立させる補助引起タインを前方に突
    出させる補助引起ケースを備え、補助引起ケースを引起
    ケースの前側に着脱自在に取付けるコンバインにおい
    て、補助引起ケース下端部を下方の機体フレームに、係
    脱自在な凹部材と凸部材を介して係止させたことを特徴
    とするコンバイン。
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