JPH0582228U - コンバインの穀稈引起装置 - Google Patents

コンバインの穀稈引起装置

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JPH0582228U
JPH0582228U JP3276892U JP3276892U JPH0582228U JP H0582228 U JPH0582228 U JP H0582228U JP 3276892 U JP3276892 U JP 3276892U JP 3276892 U JP3276892 U JP 3276892U JP H0582228 U JPH0582228 U JP H0582228U
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JP
Japan
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case
raising
auxiliary
pull
raising case
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Pending
Application number
JP3276892U
Other languages
English (en)
Inventor
垣 晴 三 稲
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] コンバインに備える補助引起装置の脱着の
容易化を図って、引起装置の前面カバーの脱着も簡便な
ものとさせる。 [構成] 機体の左右に引起タイン(23)を突出さ
せる引起ケース(22)と、前記引起ケース(22)の
前面側に直立状に設けて引起タイン(26)を前方に突
出させる倒伏稈引起用の補助引起ケース(25)とを備
えた構造において、前記補助引起ケース(25)の下端
側を刈取フレーム(27)の回動支点軸(31)に前後
回動自在に支持させると共に、前記引起ケース(22)
の駆動ケース(36)に形成する接続用ネジ部(57)
に、補助引起ケース(25)上端側の駆動ケース(3
5)に取付けるネジ結合部材(39)を取外し自在に一
体結合させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は引起ケースにより未刈穀稈を引起して、刈刃により切断するようにし たコンバインの穀稈引起装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
倒伏稈引起用の補助引起ケースの装着は、通常引起ケースの駆動部前面側に、 補助引起ケースにおける駆動ケースの入力側延設端をボルト止めして、引起ケー スに一体的に支持させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍らこのようなボルト止めの場合、補助引起ケースの脱着に手間を要す るばかりでなく、補助引起ケースの装着後にあっては引起ケースの前面カバーの 脱着が不可能となって引起ケース内の掃除や保守点検が簡単には行えなくなると いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
したがって本考案は、機体の左右に引起タインを突出させる引起ケースと、前 記引起ケースの前面側に直立状に設けて引起タインを前方に突出させる倒伏稈引 起用の補助引起ケースとを備えた構造において、前記補助引起ケースの下端側を 刈取フレームの回動支点軸に前後回動自在に支持させると共に、前記引起ケース の駆動ケースに形成する接続用ネジ部に、補助引起ケース上端側の駆動ケースに 取付けるネジ結合部材を取外し自在に一体結合させることによって、前記補助引 起ケースのワンタッチによる脱着を可能とさせて、この脱着作業の容易化を図る ばかりでなく、引起ケースの前面カバーの脱着の容易化も図って引起ケース内部 の掃除や保守点検を至便なものとさせることができるものである。
【0005】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は引起駆動部の説明図 、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行ク ローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1 )に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及 び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構( 10)などを備える刈取部、(11)は昇降支点筒軸(12)を介して刈取部( 8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる 排藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入 する穀物タンク、(17)前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オー ガ、(18)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備える運転台、(21 )は運転席(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀 するように構成している。
【0006】 また、図中(22)は前記刈取部(8)前部に立設させる引起ケースで、機体 左右方向に突設させる引起タイン(23)を設けていて、分草板(24)を介し て取込む未刈穀稈を前記引起タイン(23)により起立支持させるものであり、 さらに、図中(25)は前記引起ケース(22)前面側に直立状に立設させる倒 伏稈引起用の補助引起ケースで、機体進行方向に突設させる倒伏稈引起タイン( 26)を設けていて、前記引起ケース(22)の引起作用を助長させるものであ る。
【0007】 図4乃至図7にも示す如く、前記補助引起ケース(25)を機体前方に回動自 在に支持させるもので、刈取部(8)の刈取フレーム(27)前端に脱着自在に 分草アーム(28)を差込固定し、該分草アーム(28)の先端側に各ブラケッ ト(29)(30)を介し前記分草板(24)を固定支持させると共に、分草ア ーム(28)の中間部に固設する回動支点軸(31)に、補助引起ケース(25 )の下端側にボルト(32)(32)により締結させる枢着板(33)の切欠溝 (34)を係合支持させて、前記支点軸(31)を中心として補助引起ケース( 25)を機体前方に回動自在とさせるように構成している。
【0008】 また、前記補助引起ケース(25)の上端側にボルト(37)止め固定する駆 動ケース(35)を、引起ケース(22)上端の駆動ケース(36)にボルト( 37)止め固定する接続ケース(38)に、ネジ結合部材(39)を介して取外 し自在に一体結合させるもので、前記駆動ケース(35)の入力軸(40)先端 のスプライン部(40a)に圧縮バネ(41)を介し軸方向に摺動自在に接続用 筒軸(42)を嵌合させると共に、引起ケース(22)の引起タイン(23)の タインチェン(43)を駆動する駆動スプロケット(44)のスプロケット軸( 45)先端に、前記筒軸(42)先端の係合軸孔(46)に嵌合させる係合頭部 (47)を設けて、前記接続ケース(38)にネジ結合部材(39)で駆動ケー ス(35)の一体結合時に、これら頭部(47)と軸孔(46)を嵌合させて補 助引起ケース(25)の入力軸(40)を回転させることによって、該入力軸( 40)に一対のベベルギヤ(48)・伝達軸(49)・駆動スプロケット(50 )を介し連動連結する引起タイン(26)のタインチェン(51)の駆動を行う ように構成している。
【0009】 また、前記駆動ケース(36)内に臨ませるスプロケット軸(45)端の入力 スプロケット(52)は、駆動ケース(36)上端に連結接続される引起パイプ (53)の引起駆動軸(54)に伝達チェン(55)などを介し連動連結させて 、各引起タイン(23)(26)の駆動を行うように構成している。
【0010】 さらに、前記ネジ結合部材(39)は、駆動ケース(35)の接続側外周に突 設する鍔部(56)に軸回りに回転自在で抜出し不可能に嵌合支持され、前記接 続ケース(38)の接続側に形成する外周外ネジ部(57)にネジ結合部材(3 9)の内ネジ部(39a)を結合させて、これらケース(35)(38)の一体 接続を図る一方、これらケース(35)(38)の接続解除による補助引起ケー ス(25)の取外し時、引起ケース(22)のケース本体(58)より前面カバ ー(59)を取外して、引起ケース(22)の前面側を開放状態とさせての内部 掃除や保守点検を可能とするよう構成している。
【0011】 本実施例は上記の如く構成するものにして、前記引起ケース(22)の内部掃 除や保守点検必要時にあっては、前記ネジ結合部材(39)を回動操作し接続ケ ース(38)とのネジ結合解除を行った後に、前記支点軸(31)を中心として 補助引起ケース(25)の上端側を前回動させて前倒し状態とさせることによっ て、該ケース(25)の取外しを容易なものとさせることができるもので、この ようなワンタッチ操作による補助引起ケース(25)の脱着によって、引起ケー ス(22)の前面カバー(59)の脱着も容易に可能となって該ケース(22) の内部掃除や保守点検作業などでの至便化が図れる。
【0012】
【考案の効果】
以上実施例からも明らかなように本考案は、機体の左右に引起タイン(23) を突出させる引起ケース(22)と、前記引起ケース(22)の前面側に直立状 に設けて引起タイン(26)を前方に突出させる倒伏稈引起用の補助引起ケース (25)とを備えた構造において、前記補助引起ケース(25)の下端側を刈取 フレーム(27)の回動支点軸(31)に前後回動自在に支持させると共に、前 記引起ケース(22)の駆動ケース(36)に形成する接続用ネジ部(57)に 、補助引起ケース(25)上端側の駆動ケース(35)に取付けるネジ結合部材 (39)を取外し自在に一体結合させるものであるから、前記補助引起ケース( 35)をワンタッチ操作で引起ケース(22)に脱着可能とさせて、この脱着作 業の容易化が図れると共に、引起ケース(22)の前面カバー(59)の脱着の 容易化も図れて、引起ケース(22)内部の掃除や保守点検作業などを至便なも のとさせることができるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】引起駆動部の側面説明図である。
【図2】コンバインの全体側面図である。
【図3】コンバインの全体平面図である。
【図4】引起ケース部の断面説明図である。
【図5】引起ケース部の側面説明図である。
【図6】引起駆動部の正面説明図である。
【図7】引起ケース部の側面説明図である。
【符号の説明】
(22) 引起ケース (23) 引起タイン (25) 補助引起ケース (26) 引起タイン (27) 刈取フレーム (31) 回動支点軸 (35) 駆動ケース (36) 駆動ケース (39) ネジ結合部材 (57) ネジ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の左右に引起タインを突出させる引
    起ケースと、前記引起ケースの前面側に直立状に設けて
    引起タインを前方に突出させる倒伏稈引起用の補助引起
    ケースとを備えた構造において、前記補助引起ケースの
    下端側を刈取フレームの回動支点軸に前後回動自在に支
    持させると共に、前記引起ケースの駆動ケースに形成す
    る接続用ネジ部に、補助引起ケース上端側の駆動ケース
    に取付けるネジ結合部材を取外し自在に一体結合させる
    ように構成したことを特徴とするコンバインの穀稈引起
    装置。
JP3276892U 1992-04-17 1992-04-17 コンバインの穀稈引起装置 Pending JPH0582228U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276892U JPH0582228U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 コンバインの穀稈引起装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3276892U JPH0582228U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 コンバインの穀稈引起装置

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Publication Number Publication Date
JPH0582228U true JPH0582228U (ja) 1993-11-09

Family

ID=12368027

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JP3276892U Pending JPH0582228U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 コンバインの穀稈引起装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3083023B2 (ja) * 1993-05-27 2000-09-04 キヤノン株式会社 静電荷像現像用トナー及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3083023B2 (ja) * 1993-05-27 2000-09-04 キヤノン株式会社 静電荷像現像用トナー及びその製造方法

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