JP2887671B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2887671B2
JP2887671B2 JP27822497A JP27822497A JP2887671B2 JP 2887671 B2 JP2887671 B2 JP 2887671B2 JP 27822497 A JP27822497 A JP 27822497A JP 27822497 A JP27822497 A JP 27822497A JP 2887671 B2 JP2887671 B2 JP 2887671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引起ケースにより未
刈穀稈を引起して、刈刃により切断するようにしたコン
バインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開平3−83023号公報に示
す如く、横方向に引起タインを突出させる引起ケース
と、倒伏稈を起立させる補助引起タインを前方に突出さ
せる補助引起ケースを備え、補助引起ケースを引起ケー
スの前側に着脱自在に取付ける技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、引起
ケースの支持に必要な強度を持たせた引起ケース裏面側
と同様に、補助引起ケースの支持に必要な強度を引起ケ
ース前面側に持たせ、引起ケース前面外側に受部材を固
定させ、該受部材に補助引起ケースを取付けるから、前
記引起ケースの構造の簡略化並びに製造コストの低減な
どを容易に図り得ないと共に、受部材の取付け構造の簡
略化並びに補助引起ケース支持強度の向上などを容易に
図り得ない等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、横方
向に引起タインを突出させる引起ケースと、倒伏稈を起
立させる補助引起タインを前方に突出させる補助引起ケ
ースを備え、補助引起ケースを引起ケースの前側に着脱
自在に取付けるコンバインにおいて、引起ケースに内設
させる受部材前面側に補助引起ケース上端部を着脱自在
に連結させたもので、引起ケースに受部材を内設させる
ことによって引起ケース裏面側構造を利用して受部材を
支持し得、引起ケースの前面側構造の簡略化並びに製造
コストの低減などを容易に図り得ると共に、前記受部材
の取付け構造の簡略化並びに補助引起ケース支持強度の
向上などを容易に図り得るものである。
【0005】また、引起ケース裏面側に固定させる受部
材を前面側に延設させ、受部材の前面延出部に補助引起
ケース上端部を連結させたもので、補助引起ケース支持
強度を引起ケース前面側に持たせる必要がないから、引
起ケース前面側構造の簡略化並びに補助引起ケース支持
強度の確保などを容易に行い得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は引起駆動部の説明図、図2はコ
ンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中
(1)は走行クローラ(2)を装設するトラックフレー
ム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架設する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)
は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)などを備える刈
取部、(11)は昇降支点筒軸(12)を介して刈取部
(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)は排藁チェ
ン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀
部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する
穀物タンク、(17)前記タンク(15)の穀粒を機外
に搬出する排出オーガ、(18)は運転操作部(19)
及び運転席(20)を備える運転台、(21)は運転席
(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を
刈取って脱穀するように構成している。
【0007】また、図中(22)は前記刈取部(8)前
部に立設させる引起ケースで、機体左右方向に突設させ
る引起タイン(23)を設けていて、分草板(24)を
介して取込む未刈穀稈を前記引起タイン(23)により
起立支持させるものであり、さらに、図中(25)は前
記引起ケース(22)前面側に直立状に立設させる倒伏
稈引起用の補助引起ケースで、機体進行方向に突設させ
る倒伏稈用補助引起タイン(26)を設けていて、前記
引起ケース(22)の引起作用を助長させるものであ
る。
【0008】図4乃至図7にも示す如く、前記補助引起
ケース(25)を機体前方に回動自在に支持させるもの
で、刈取部(8)の刈取フレーム(27)前端に脱着自
在に分草アーム(28)を差込固定し、該分草アーム
(28)の先端側に各ブラケット(29)(30)を介
し前記分草板(24)を固定支持させると共に、分草ア
ーム(28)の中間部に固設する回動支点軸(31)
に、補助引起ケース(25)の下端側にボルト(32)
(32)により締結させる枢着板(33)の切欠溝(3
4)を係合支持させて、前記支点軸(31)を中心とし
て補助引起ケース(25)を機体前方に回動自在とさせ
るように構成している。
【0009】また、前記補助引起ケース(25)の上端
側にボルト(37)止め固定する駆動ケース(35)
を、引起ケース(22)上端の駆動ケース(36)にボ
ルト(37)止め固定する接続ケース(38)に、ネジ
結合部材(39)を介して取外し自在に一体結合させる
もので、前記駆動ケース(35)の入力軸(40)先端
のスプライン部(40a)に圧縮バネ(41)を介し軸
方向に摺動自在に接続用筒軸(42)を嵌合させると共
に、引起ケース(22)の引起タイン(23)のタイン
チェン(43)を駆動する駆動スプロケット(44)の
スプロケット軸(45)先端に、前記筒軸(42)先端
の係合軸孔(46)に嵌合させる係合頭部(47)を設
けて、前記接続ケース(38)にネジ結合部材(39)
で駆動ケース(35)の一体結合時に、これら頭部(4
7)と軸孔(46)を嵌合させて補助引起ケース(2
5)の入力軸(40)を回転させることによって、該入
力軸(40)に一対のベベルギヤ(48)・伝達軸(4
9)・駆動スプロケット(50)を介し連動連結する補
助引起タイン(26)のタインチェン(51)の駆動を
行うように構成している。
【0010】また、前記駆動ケース(36)内に臨ませ
るスプロケット軸(45)端の入力スプロケット(5
2)は、駆動ケース(36)上端に連結接続される引起
パイプ(53)の引起駆動軸(54)に伝達チェン(5
5)などを介し連動連結させて、各引起タイン(23)
(26)の駆動を行うように構成している。
【0011】さらに、前記ネジ結合部材(39)は、駆
動ケース(35)の接続側外周に突設する鍔部(56)
に軸回りに回転自在で抜出し不可能に嵌合支持され、前
記接続ケース(38)の接続側に形成する外周外ネジ部
(57)にネジ結合部材(39)の内ネジ部(39a)
を結合させて、これらケース(35)(38)の一体接
続を図る一方、これらケース(35)(38)の接続解
除による補助引起ケース(25)の取外し時、引起ケー
ス(22)のケース本体(58)より前面カバー(5
9)を取外して、引起ケース(22)の前面側を開放状
態とさせての内部掃除や保守点検を可能とするよう構成
している。
【0012】上記から明らかなように、横方向に引起タ
イン(23)を突出させる引起ケース(22)と、倒伏
稈を起立させる補助引起タイン(26)を前方に突出さ
せる補助引起ケース(25)を備え、補助引起ケース
(25)を引起ケース(22)の前側に着脱自在に取付
けるコンバインにおいて、引起ケース(22)に内設さ
せる受部材である接続ケース(38)前面側に補助引起
ケース(25)上端部を着脱自在に連結させ、引起ケー
ス(22)に接続ケース(38)を内設させることによ
って引起ケース(22)裏面側構造を利用して接続ケー
ス(38)を支持させ、引起ケース(22)の前面側構
造の簡略化並びに製造コストの低減などを図ると共に、
前記接続ケース(38)の取付け構造の簡略化並びに補
助引起ケース(25)支持強度の向上などを図るもの
で、引起ケース(22)裏面側に固定させる接続ケース
(38)を前面側に延設させ、接続ケース(38)の前
面延出部に補助引起ケース(25)上端部を連結させ、
補助引起ケース(25)支持強度を引起ケース(22)
前面側に持たせる必要がなく、引起ケース(22)前面
側構造の簡略化並びに補助引起ケース(25)支持強度
の確保などを行えるように構成している。
【0013】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、前記引起ケース(22)の内部掃除や保守点検必要
時にあっては、前記ネジ結合部材(39)を回動操作し
接続ケース(38)とのネジ結合解除を行った後に、前
記支点軸(31)を中心として補助引起ケース(25)
の上端側を前回動させて前倒し状態とさせることによっ
て、該ケース(25)の取外しを容易なものとさせるこ
とができるもので、このようなワンタッチ操作による補
助引起ケース(25)の脱着によって、引起ケース(2
2)の前面カバー(59)の脱着も容易に可能となって
該ケース(22)の内部掃除や保守点検作業などでの至
便化が図れる。
【0014】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、横方向に引起タイン(23)を突出させる引起ケー
ス(22)と、倒伏稈を起立させる補助引起タイン(2
6)を前方に突出させる補助引起ケース(25)を備
え、補助引起ケース(25)を引起ケース(22)の前
側に着脱自在に取付けるコンバインにおいて、引起ケー
ス(22)に内設させる受部材(38)前面側に補助引
起ケース(25)上端部を着脱自在に連結させたもの
で、引起ケース(22)に受部材(38)を内設させる
ことによって引起ケース(22)裏面側構造を利用して
受部材(38)を支持でき、引起ケース(22)の前面
側構造の簡略化並びに製造コストの低減などを容易に図
ることができると共に、前記受部材(38)の取付け構
造の簡略化並びに補助引起ケース(25)支持強度の向
上などを容易に図ることができるものである。
【0015】また、引起ケース(22)裏面側に固定さ
せる受部材(38)を前面側に延設させ、受部材(3
8)の前面延出部に補助引起ケース(25)上端部を連
結させたもので、補助引起ケース(25)支持強度を引
起ケース(22)前面側に持たせる必要がないから、引
起ケース(22)前面側構造の簡略化並びに補助引起ケ
ース(25)支持強度の確保などを容易に行うことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】引起駆動部の側面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】引起ケース部の断面説明図。
【図5】引起ケース部の側面説明図。
【図6】引起駆動部の正面説明図。
【図7】引起ケース部の側面説明図。
【符号の説明】
(22) 引起ケース (23) 引起タイン (25) 補助引起ケース (26) 補助引起タイン (38) 接続ケース(受部材)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向に引起タインを突出させる引起ケ
    ースと、倒伏稈を起立させる補助引起タインを前方に突
    出させる補助引起ケースを備え、補助引起ケースを引起
    ケースの前側に着脱自在に取付けるコンバインにおい
    て、引起ケースに内設させる受部材前面側に補助引起ケ
    ース上端部を着脱自在に連結させたことを特徴とするコ
    ンバイン。
  2. 【請求項2】 引起ケース裏面側に固定させる受部材を
    前面側に延設させ、受部材の前面延出部に補助引起ケー
    ス上端部を連結させたことを特徴とする請求項1に記載
    のコンバイン。
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