JP2784884B2 - コンバインの刈取装置 - Google Patents

コンバインの刈取装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体前後方向に延出し
た刈取連結パイプ先端に刈取部を機体左右方向にスライ
ド自在に支持させるコンバインの刈取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、左右刈取フレームと左右伝動ケー
スを両端に保持する横連結パイプを、刈取連結パイプ先
端に機体左右方向にスライド自在に嵌合保持させると共
に、左右伝動ケース間に設ける横伝動軸を刈取連結パイ
プ先端に貫通させて横連結パイプと平行に横架し、刈取
連結パイプ内部を通す縦伝動軸先端を刈取連結パイプ内
部で一対のベベルギヤを介して横伝動軸に駆動連結さ
せ、横伝動軸上のベベルギヤは横伝動軸の摺動を許容し
乍ら横伝動軸と一体回転させることにより、スライドし
ない縦伝動軸からスライドする刈取部の横伝動軸に動力
を伝達する技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、刈取
部のスライド支点つまり横連結パイプの軸芯に対し偏心
した位置に横伝動軸を設けていたから、横伝動軸のこじ
等が発生すると共に、刈取連結パイプ先端で横連結パイ
プ及び横伝動軸並びに横連結パイプを支点に刈取部が回
動するのを規制するガイドフレーム等が機体左右方向に
横架され、藁屑の巻付きや泥の付着等が発生し、また横
連結パイプ及び横伝動軸ごとに防塵及び防泥対策を施す
必要があった。
【0004】本発明の目的は、横伝動軸を刈取部のスラ
イド支点部に納め、従来のような問題を発生させること
のないコンバインの刈取装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】然るに本発明のコンバイ
ンの刈取装置は、機体前後方向に延出させた刈取連結パ
イプ先端に刈取部を機体左右方向にスライド自在に支持
させると共に、刈取連結パイプ内部を通す縦伝動軸先端
に一対のベベルギヤを介して駆動連結する横伝動軸を刈
取部に設けたコンバインの刈取装置において、刈取連結
パイプ先端にガイドケースを介して機体左右方向にスラ
イド自在に支持させるスライドパイプを設けると共に、
スライドパイプ中間部の刈取連結パイプ側にスライドパ
イプ軸方向に長い開口を設け、またスライドパイプ内部
に横伝動軸を設け、該開口部で縦伝動軸上のベベルギヤ
と横伝動軸上のベベルギヤを噛合わせることを特徴とす
る。
【0006】
【作 用】従って本発明のコンバインの刈取装置によれ
ば、刈取部のスライド支点であるスライドパイプ内部に
横伝動軸を納めて刈取連結パイプ内部の縦伝動軸と駆動
連結させることができるから、刈取部のスライド支点と
同軸上で横伝動軸が摺動し、軸のこじが発生しないと共
に、藁屑の巻付きや泥の付着等も発生し難くくなり、ま
たスライドパイプが横伝動軸のケースとなり横伝動軸の
防塵及び防泥対策を特別に施す必要がなくなる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
【0008】図1は刈取スライド部の断面説明図、図2
はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図
中(1)は左右走行クローラ(2)を装設するトラック
フレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)上に架
設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張
架し扱胴(6)を内装している脱穀部、(7)は穀稈縦
搬送装置を備える刈取部、(8)は排藁処理部、(9)
は運転席(10)及び運転操作部(11)を備える運転
台、(12)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(1
3)を介し溜める穀粒タンク、(14)は前記穀粒タン
ク(12)内の穀粒を機外に取出す排出オーガ、(1
5)はコンバインの各部を駆動するエンジンであり、連
続的に刈取り・脱穀作業を行うように構成している。
【0009】図4及び図5にも示す如く、刈取部(7)
は、分草板(16)を介し取入れられる未刈穀稈を起立
させる引起タイン(17)を有する3条用引起ケース
(18)と、この引起された穀稈の稈元側を掻込むスタ
ーホイル(19)及び掻込ベルト(20)と、この掻込
時稈元側を切断する刈刃(21)と、切断後の右側1条
分の穀稈の稈元側及び穂先側を左斜め後方に搬送する右
稈元搬送チェン(22)及び上下一対の右穂先搬送タイ
ン(23)と、切断後の左側2条分の穀稈の稈元側及び
穂先側を右斜め後方の右稈元搬送チェン(22)の送り
終端位置近傍に合流させる左稈元搬送チェン(24)及
び上下一対の右穂先搬送タイン(25)とを有すると共
に、右稈元搬送チェン(22)の送り終端に合流する3
条分の穀稈の稈元側及び穂先側を前記フィードチェン
(5)の送り始端に搬送受継ぎする縦搬送チェン(2
6)及び縦搬送タイン(27)を備え、刈取られた3条
分の穀稈を刈取部(7)の左右稈元搬送チェン(24)
(22)及び左右穂先搬送タイン(25)(23)と縦
搬送チェン(26)及び縦搬送タイン(27)とで形成
されるY字形穀稈搬送経路を介してフィードチェン
(5)に受継ぎさせて脱穀処理させるように構成してい
る。
【0010】脱穀部(4)の前側から、機台(3)の前
端に固設する走行ミッション(28)と左走行クローラ
(2)の間を通して、前方斜め下方に延出させる縦伝動
ケースである刈取連結パイプ(29)を備える。
【0011】刈取連結パイプ(29)の上端(走行機体
側)には入力ケース(30)が固設され、入力ケース
(30)の左右側面から刈取部(7)の上下回動支点パ
イプ(31)(32)が同一軸芯上で機体左右方向に突
出固定されている。左右の上下回動支点パイプ(31)
(32)を機台(3)前端に立設固定する左右受台(3
3)(34)に回動自在に支持させ、刈取連結パイプ
(29)と機台(3)間に刈取昇降用油圧シリンダ(3
5)を架設している。
【0012】刈取連結パイプ(29)の下端にはガイド
ケース(36)が一体連結され、刈取部(7)のスライ
ド支点であるスライドパイプ(37)をガイドケース
(36)に機体左右方向に摺動自在に、且つ、回転自在
に嵌合保持している。
【0013】スライドパイプ(37)の左端に引起ケー
ス(18)及び左稈元搬送チェン(24)及び左穂先搬
送タイン(25)へ動力伝達する左伝動ケース(38)
を取付けると共に、スライドパイプ(37)の右端に刈
刃(21)及び右稈元搬送チェン(22)及び右穂先搬
送タイン(23)へ動力伝達する右伝動ケース(39)
を取付け、スライドパイプ(37)を左右伝動ケースに
動力伝達する横伝動ケースとして用いるように構成して
いる。
【0014】機体前後方向に平行に延出させる4本の刈
取フレーム(40)を備え、各刈取フレーム(40)の
後端が横連結パイプ(41)で一体連結され、横連結パ
イプ(41)の左右端部を連結フレーム(42)を介し
て左右伝動ケース(38)(39)の外側端部に一体連
結し、ガイドケース(36)の刈取連結パイプ(29)
の連結面と反対側面と右伝動ケース(39)間に刈取ス
ライド用油圧シリンダ(43)を架設し、刈取昇降用油
圧シリンダ(35)の伸縮動作により上下回動支点パイ
プ(31)(32)を支点に刈取部(7)を昇降させ、
また刈取スライド用油圧シリンダ(43)の伸縮動作に
より機体左右方向に刈取部(7)をスライドさせるよう
に構成している。
【0015】刈取連結パイプ(29)上端の入力ケース
(30)に上下回動支点パイプ(31)(32)と直角
な縦軸回りに回動自在に取付ける縦搬送用の伝動ケース
(44)を設けると共に、伝動ケース(44)に上下回
動支点パイプ(31)(32)と平行な横軸回りに回動
自在に取付ける縦搬送用の駆動ケース(45)を設け、
縦搬送チェン(26)及び縦搬送タイン(27)の送り
終端側を駆動ケース(45)に支持させ、刈取部(7)
の昇降及びスライドに縦搬送チェン(26)及び縦搬送
タイン(27)を追従移動させ、また縦搬送チェン(2
6)及び縦搬送タイン(27)を単独で昇降させて扱深
さ調節を行えるように構成している。
【0016】図4及び図6に示す如く、刈取フレーム
(40)前端側に一体連結した支持パイプ(46)に各
引起ケース(18)下部を支持させている。左伝動ケー
ス(38)に立設固定する引起伝動パイプ(47)上端
から機体右側に横伝動パイプ(48)を一体延出させる
と共に、横伝動パイプ(48)右端側を最も右側の刈取
フレーム(40)に連結パイプ(図示省略)を介して支
持させ、各引起ケース(18)の上部を横伝動パイプ
(48)に設けるチェンケース(49)に支持させてい
る。
【0017】一端を入力ケース(30)に固設させ、且
つ、他端を刈取連結パイプ(29)中間部に固設させる
刈取上部連結パイプ(50)を備え、運転操作部(1
1)の左側縁に沿って機体前後方向に架設する刈取サイ
ドパネル(51)中間部を刈取上部連結パイプ(50)
上面側に固設すると共に、下端を刈取上部連結パイプ
(50)の前面側に軸支させ、且つ、上端を刈取サイド
パネル(51)の中間部に軸支させる垂直な刈取上部後
支軸(52)を設け、また横伝動パイプ(48)中間部
にブラケット(53)を介して垂直な刈取上部前支軸
(54)を設ける。前後支軸(54)(52)間に張架
する回動フレーム(55)を備え、回動フレーム(5
5)の後端に固設する垂直な後軸受パイプ(56)を後
支軸(52)外側に回動自在に嵌合支持させると共に、
回動フレーム(55)の前端に固設する垂直な前軸受パ
イプ(57)を前支軸(54)外側に回動自在に嵌合支
持させ、刈取部(7)を刈取上部連結パイプ(50)及
び回動フレーム(55)によって保持させ、スライドパ
イプ(37)を支点に刈取部(7)が回動するのを、刈
取上部連結パイプ(50)及び回動フレーム(55)に
より規制し、刈取部(7)のスライドに追従して回動フ
レーム(55)を水平方向に回動させるように構成して
いる。
【0018】図1に示す如く、刈取部(7)の右回動支
点パイプ(32)端部に刈取入力プーリ(58)を設
け、エンジン(15)からの動力を刈取入力プーリ(5
8)に伝達し、右回動支点パイプ(32)、入力ケース
(30)、刈取連結パイプ(29)、スライドパイプ
(37)の各内部を通して刈取部(7)の左右伝動ケー
ス(38)(39)に動力を伝達するもので、入力ケー
ス(30)の刈取入力軸(59)を回動支点パイプ(3
2)の軸芯上に軸架し、回動支点パイプ(32)端部か
ら外側に突出させる刈取入力軸(59)左端に刈取入力
プーリ(58)を設ける。刈取連結パイプ(29)内部
でこの側面視で軸芯上に縦伝動軸(60)を軸架し、入
力ケース(30)内部で刈取入力軸(59)中間部に縦
伝動軸(60)上端を一対のベベルギヤ(61)(6
2)を介して駆動連結する。縦搬送チェン(26)及び
縦搬送タイン(27)の動力は刈取入力軸(59)の右
端から取出される。
【0019】スライドパイプ(29)内部でこの軸芯上
に横伝動軸(63)を軸架し、横伝動軸(63)の左端
部を左伝動ケース(38)に挿入させ、左伝動ケース
(38)内部で引起ケース(18)及び左稈元搬送チェ
ン(24)及び左穂先搬送タイン(25)への出力軸
(64)と横伝動軸(63)左端を一対のベベルギヤ
(65)(66)を介して駆動連結すると共に、横伝動
軸(63)の右端部を右伝動ケース(39)に挿入さ
せ、右伝動ケース(38)右側内部で刈刃駆動軸(6
7)と横伝動軸(63)右端を一対のベベルギヤ(6
8)(69)を介して駆動連結する。右稈元搬送チェン
(22)及び右穂先搬送チェン(23)の動力は右伝動
ケース(39)の左側内部の横伝動軸(63)上に設け
た出力スプロケット(30)から取出される。
【0020】縦伝動軸(60)下端と横伝動軸(63)
との駆動連結は、縦伝動軸(60)上に設けるベベルギ
ヤ(71)と横伝動軸(63)上に設けるベベルギヤ
(72)との噛合いで行うもので、スライドパイプ(3
7)の刈取連結パイプ(29)側に開口(73)を形成
し、ガイドケース(36)の刈取連結パイプ取付部(3
6a)に対する刈取連結パイプ(29)下端の取付フラ
ンジ(74)内面から刈取連結パイプ取付部(36a)
内部に縦伝動軸(60)下端を回転自在に軸支させる軸
受部(75)を一体延出すると共に、取付フランジ(7
4)内面から開口(73)を介してスライドパイプ(3
4)内部に横伝動軸(63)上のベベルギヤ(72)の
ボス部(72a)外周を軸方向の摺動を規制して回転自
在に軸支させる軸受部(76)を一体延出させ、スライ
ドパイプ(37)の開口(73)部に突出させる縦伝動
軸(60)下端に軸方向の摺動を規制してベベルギヤ
(71)を回転自在に軸支させ、縦伝動軸(60)下端
のベベルギヤ(71)と横伝動軸(63)上のベベルギ
ヤ(72)とをスライドパイプ(74)の開口(73)
部で噛合いさせると共に、前記開口(73)は刈取部
(7)の左右スライド時のスライドパイプ(37)の摺
動を許容するようにスライドパイプ(37)の軸方向に
長い長孔に形成し、またベベルギヤ(72)は横伝動軸
(62)の多角形断面の角軸部(63a)或いはスプラ
インで軸方向の摺動を許容し、横伝動軸(63)と一体
回転させるように設け、刈取部(7)の左右伝動ケース
(38)(39)に動力伝達する横伝動軸(63)をス
ライドパイプ(37)に納め、スライドパイプ(37)
の開口(73)を介して刈取連結パイプ(29)内部の
縦伝動軸(60)から横伝動軸(63)に動力伝達する
ように構成している。
【0021】図7に示す如く、横伝動軸(63)を、縦
伝動軸(60)とベベルギヤ(71)(72)を介して
駆動連結する中央横伝動軸(63a)と、出力軸(6
4)とベベルギヤ(65)(66)を介して駆動連結す
る左横伝動軸(63b)と刈刃駆動軸(67)とベベル
ギヤ(68)(69)を介して駆動連結し、且つ、軸上
に出力スプロケット(70)を設ける右横伝動軸(63
c)とに分割し、中央横伝動軸(63a)中間部を軸方
向の摺動を規制して軸受部(72a)に回転自在に軸支
させると共に、ベベルギヤ(72)を中央横伝動軸(6
3a)中間部に軸方向の摺動を規制して一体回転自在に
嵌合させ、また中央横伝動軸(63a)の中間部より左
側を摺動自在に嵌合させる左筒軸(77)を左横伝動軸
(63b)に一体連結し、左筒軸(77)外面をスライ
ドパイプ(36)左側内部に軸方向の摺動を許容して回
転自在に軸受けし、中央横伝動軸(63a)の中間部よ
り右側を摺動自在に嵌合させる右筒軸(78)を右横伝
動軸(63c)に一体連結し、右筒軸(78)外面をス
ライドパイプ(36)右側内部に軸方向の摺動を許容し
て回転自在に軸受けし、左右筒軸(77)(78)を中
央横伝動軸(63a)にスプラインで連結、或いは、中
央横伝動軸(63a)中央部から左右を断面多角形に形
成し、その断面に対応する摺動自在な多角形の軸孔を設
けた係合部材(79)(80)を左右筒軸(77)(7
8)先端に設け、中央横伝動軸(63a)から左右横伝
動軸(63b)(63c)に回転を伝達するように構成
し、縦伝動軸(60)のベベルギヤ(71)と噛合うベ
ベルギヤ(72)に対して横伝動軸(63)を摺動させ
て、刈取部(7)のスライドに対応するのではなく、中
央横軸(63a)に対する左右筒軸(77)(78)の
嵌合代変化で刈取部(7)のスライド分を吸収し、刈取
部(7)のスライドに対応することが図1に示す構造よ
りもさらに好ましい態様となる。
【0022】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、機体前後方向に延出させた刈取連結パイプ(29)
先端に刈取部(7)を機体左右方向にスライド自在に支
持させると共に、刈取連結パイプ(29)内部を通す縦
伝動軸(60)先端に一対のベベルギヤ(71)(7
2)を介して駆動連結する横伝動軸を刈取部(7)に設
けたコンバインの刈取装置において、刈取連結パイプ
(29)先端にガイドケース(36)を介して機体左右
方向にスライド自在に支持させるスライドパイプ(3
7)を設けると共に、スライドパイプ(37)中間部の
刈取連結パイプ(29)側にスライドパイプ(37)軸
方向に長い開口(73)を設け、またスライドパイプ
(37)内部に横伝動軸(63)を設け、該開口部(7
3)で縦伝動軸(60)上のベベルギヤ(71)と横伝
動軸(63)上のベベルギヤ(72)を噛合わせるもの
で、刈取部(7)のスライド支点であるスライドパイプ
(37)内部に横伝動軸(63)を納めて刈取連結パイ
プ(29)内部の縦伝動軸(60)と駆動連結させるこ
とができるから、刈取部(7)のスライド支点と同軸上
で横伝動軸(63)が摺動し、軸のこじが発生しないと
共に、藁屑の巻付きや泥の付着等も発生し難くくなり、
またスライドパイプ(37)が横伝動軸(63)のケー
スとなり横伝動軸(63)の防塵及び防泥対策を特別に
施す必要がなくなる。従って、スライド式刈取部(7)
への動力伝達構造の簡単化により、コストダウン、軽量
化等を容易に図ることができる顕著な効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取スライド部の断面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】刈取部の側面図。
【図5】刈取部の平面図。
【図6】刈取部の保持構造を示す平面図。
【図7】刈取部への動力伝達の変形例を示す刈取スライ
ド部の断面説明図。
【符号の説明】
(7) 刈取部 (29) 刈取連結パイプ (36) ガイドケース (37) スライドパイプ (59) 刈取入力軸 (60) 縦伝動軸 (63) 横伝動軸 (71)(72) ベベルギヤ (73) 開口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前後方向に延出させた刈取連結パイ
    プ先端に刈取部を機体左右方向にスライド自在に支持さ
    せると共に、刈取連結パイプ内部を通す縦伝動軸先端に
    一対のベベルギヤを介して駆動連結する横伝動軸を刈取
    部に設けたコンバインの刈取装置において、刈取連結パ
    イプ先端にガイドケースを介して機体左右方向にスライ
    ド自在に支持させるスライドパイプを設けると共に、ス
    ライドパイプ中間部の刈取連結パイプ側にスライドパイ
    プ軸方向に長い開口を設け、またスライドパイプ内部に
    横伝動軸を設け、該開口部で縦伝動軸上のベベルギヤと
    横伝動軸上のベベルギヤを噛合わせることを特徴とする
    コンバインの刈取装置。
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