JP2993907B2 - コンバインの穀稈引起装置 - Google Patents
コンバインの穀稈引起装置Info
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Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は未刈穀稈を起立支持
させる引起ケースを設けたコンバインの穀稈引起装置に
関する。
させる引起ケースを設けたコンバインの穀稈引起装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、引起ケースをケース本体とこれに
対し脱着可能な上面カバーとで形成し、引起ケースのメ
ンテナンスを上面カバーの脱着だけで簡単に行えるよう
にしている。
対し脱着可能な上面カバーとで形成し、引起ケースのメ
ンテナンスを上面カバーの脱着だけで簡単に行えるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、引起
ケースとは別に補助引起ケースを設ける場合、引起ケー
ス前面側つまり上面カバー側に補助引起ケースを配設さ
せるから、補助引起ケースが障害となって引起ケースの
上面カバーが容易に脱着できなくなり、引起ケースのメ
ンテナンス性が悪化する問題があった。
ケースとは別に補助引起ケースを設ける場合、引起ケー
ス前面側つまり上面カバー側に補助引起ケースを配設さ
せるから、補助引起ケースが障害となって引起ケースの
上面カバーが容易に脱着できなくなり、引起ケースのメ
ンテナンス性が悪化する問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、機体
左右方向に引起タインを突設させる引起ケースの前面側
に、機体進行方向に倒伏稈起立タインを突設させる補助
引起ケースを設けるコンバインの穀稈引起装置におい
て、引起ケースを支持する刈取フレームの前端に分草ア
ームの後端を脱着自在に取付けると共に、分草アームの
前端に分草板を取付け、分草アームに一体取付けした分
草板取付けブラケットに、前記補助引起ケースの一側下
部に一体取付けしたブラケットを、2本のボルトにより
締結させ、常時は前記補助引起ケースを引起ケースの前
面に沿って立設固定し、一方のボルトによる締結を解除
するとき他方のボルトを支点に前記補助引起ケース上部
を機体進行方向に倒伏可能に構成したもので、引起ケー
スのメンテナンスを行う場合、補助引起ケースを下部を
回動中心にして上部を機体進行方向に倒伏させることに
より、この補助引起ケースが障害となることなく引起ケ
ースの上面カバーを容易に脱着し得、補助引起ケースに
よる引起ケースのメンテナンス性の悪化を防止し得るも
のである。
左右方向に引起タインを突設させる引起ケースの前面側
に、機体進行方向に倒伏稈起立タインを突設させる補助
引起ケースを設けるコンバインの穀稈引起装置におい
て、引起ケースを支持する刈取フレームの前端に分草ア
ームの後端を脱着自在に取付けると共に、分草アームの
前端に分草板を取付け、分草アームに一体取付けした分
草板取付けブラケットに、前記補助引起ケースの一側下
部に一体取付けしたブラケットを、2本のボルトにより
締結させ、常時は前記補助引起ケースを引起ケースの前
面に沿って立設固定し、一方のボルトによる締結を解除
するとき他方のボルトを支点に前記補助引起ケース上部
を機体進行方向に倒伏可能に構成したもので、引起ケー
スのメンテナンスを行う場合、補助引起ケースを下部を
回動中心にして上部を機体進行方向に倒伏させることに
より、この補助引起ケースが障害となることなく引起ケ
ースの上面カバーを容易に脱着し得、補助引起ケースに
よる引起ケースのメンテナンス性の悪化を防止し得るも
のである。
【0005】また、補助引起ケースの上部に駆動ケース
を設け、引起ケースの前面上部に駆動ケースの端部を脱
着自在に取付けると共に、補助引起ケースの倒伏時に引
起ケースの引起駆動軸から切離し復帰時に連結する入力
軸を前記駆動ケースに設けたもので、補助引起ケースの
倒伏及び復帰動作で自動的に補助引起ケースへの伝動軸
である引起駆動軸と入力軸の切離し及び連結を行い得、
引起ケースのメンテナンス時に補助引起ケースを容易に
取扱い得るものである。
を設け、引起ケースの前面上部に駆動ケースの端部を脱
着自在に取付けると共に、補助引起ケースの倒伏時に引
起ケースの引起駆動軸から切離し復帰時に連結する入力
軸を前記駆動ケースに設けたもので、補助引起ケースの
倒伏及び復帰動作で自動的に補助引起ケースへの伝動軸
である引起駆動軸と入力軸の切離し及び連結を行い得、
引起ケースのメンテナンス時に補助引起ケースを容易に
取扱い得るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を
装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレ
ーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン
(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内
蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機
構(10)などを備える刈取部、(11)は昇降支点筒
軸(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリ
ンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排
藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒
(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記
タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、
(18)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備
える運転台、(21)は運転席(20)下方に設けるエ
ンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように
構成している。
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)を
装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレ
ーム(1)に架設する機台、(4)はフィードチェン
(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内
蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機
構(10)などを備える刈取部、(11)は昇降支点筒
軸(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧シリ
ンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる排
藁処理部、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒
(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前記
タンク(15)の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、
(18)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備
える運転台、(21)は運転席(20)下方に設けるエ
ンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように
構成している。
【0007】また、図中(22)は前記刈取部(8)前
部に立設させる引起ケースであり、機体左右方向に突設
させる引起タイン(23)を設けていて、分草板(2
4)を介して取込む未刈穀稈を前記引起タイン(23)
により起立支持させるものである。
部に立設させる引起ケースであり、機体左右方向に突設
させる引起タイン(23)を設けていて、分草板(2
4)を介して取込む未刈穀稈を前記引起タイン(23)
により起立支持させるものである。
【0008】さらに、図中(25)は前記引起ケース
(22)前面側に立設させるアタッチメントである補助
引起ケースであり、機体進行方向に突設させる倒伏稈起
立タイン(26)を設けていて、前記引起ケース(2
2)の引起作用を助長させるものである。
(22)前面側に立設させるアタッチメントである補助
引起ケースであり、機体進行方向に突設させる倒伏稈起
立タイン(26)を設けていて、前記引起ケース(2
2)の引起作用を助長させるものである。
【0009】そして、前記補助引起ケース(25)は引
起ケース(22)に対し機体進行方向に倒伏可能に設け
られる。
起ケース(22)に対し機体進行方向に倒伏可能に設け
られる。
【0010】即ち、図3に示す如く、刈取部(8)の各
部を支持させる刈取フレーム(27)前端に脱着自在に
分草アーム(28)が差込固定され、この分草アーム
(28)に一体取付けした分草板取付けブラケット(2
9)に、前記補助引起ケース(25)の一側下部に一体
取付けしたブラケット(30)を、2本のボルト(3
1)(32)により締結させ、常時は前記補助引起ケー
ス(25)を引起ケース(22)の前面に沿って立設固
定し、一方のボルト(32)による締結を解除するとき
他方のボルト(31)を支点に前記補助引起ケース(2
5)を機体進行方向に倒伏可能に構成している。
部を支持させる刈取フレーム(27)前端に脱着自在に
分草アーム(28)が差込固定され、この分草アーム
(28)に一体取付けした分草板取付けブラケット(2
9)に、前記補助引起ケース(25)の一側下部に一体
取付けしたブラケット(30)を、2本のボルト(3
1)(32)により締結させ、常時は前記補助引起ケー
ス(25)を引起ケース(22)の前面に沿って立設固
定し、一方のボルト(32)による締結を解除するとき
他方のボルト(31)を支点に前記補助引起ケース(2
5)を機体進行方向に倒伏可能に構成している。
【0011】また、前記補助引起ケース(25)を使用
するときには、小型で上部を二又にした専用の分草板
(24)を用い、この分草板(24)の二又部(33)
間の溝(34)により、前記起立タイン(26)に干渉
させることなく分草板(24)後部を前記補助引起ケー
ス(25)まで延設させ、また前記補助引起ケース(2
5)を使用しない場合に用いる後端を引起ケース(2
2)まで延設させる大型の分草板と前記小型の分草板
(24)との交換は、各分草板(24)に一体取付けし
たブラケット(35)と前記分草板取付ブラケット(2
9)とのボルト(36)(37)による締結の解除又は
前記刈取フレーム(27)と分草アーム(28)とのボ
ルト(38)による締結の解除により行うことができ
る。
するときには、小型で上部を二又にした専用の分草板
(24)を用い、この分草板(24)の二又部(33)
間の溝(34)により、前記起立タイン(26)に干渉
させることなく分草板(24)後部を前記補助引起ケー
ス(25)まで延設させ、また前記補助引起ケース(2
5)を使用しない場合に用いる後端を引起ケース(2
2)まで延設させる大型の分草板と前記小型の分草板
(24)との交換は、各分草板(24)に一体取付けし
たブラケット(35)と前記分草板取付ブラケット(2
9)とのボルト(36)(37)による締結の解除又は
前記刈取フレーム(27)と分草アーム(28)とのボ
ルト(38)による締結の解除により行うことができ
る。
【0012】なお、図中(40)(41)は前記補助引
起ケース(25)とブラケット(30)との締付用のボ
ルト、(42)は前記刈取フレーム(27)前端に立設
固定させる引起ケース(22)支持用のアームである。
起ケース(25)とブラケット(30)との締付用のボ
ルト、(42)は前記刈取フレーム(27)前端に立設
固定させる引起ケース(22)支持用のアームである。
【0013】また、図4に示す如く、前記分草板取付ブ
ラケット(29)の一方のボルト孔を円弧状の長孔(4
3)に形成することにより、一方のボルト(32)の締
付けを緩めるだけで前記補助引起ケース(25)が機体
進行方向に倒伏可能になると共に、前記ボルト(32)
が補助引起ケース(25)の倒伏時のストッパーとな
り、この補助引起ケース(25)を自立させることがで
きる。
ラケット(29)の一方のボルト孔を円弧状の長孔(4
3)に形成することにより、一方のボルト(32)の締
付けを緩めるだけで前記補助引起ケース(25)が機体
進行方向に倒伏可能になると共に、前記ボルト(32)
が補助引起ケース(25)の倒伏時のストッパーとな
り、この補助引起ケース(25)を自立させることがで
きる。
【0014】また、図5及び図6に示す如く、前記補助
引起ケース(25)の上部は駆動ケース(44)により
引起ケース(22)の前面上部に固定支持されると共
に、この駆動ケース(44)内で引起ケース(22)か
ら補助引起ケース(25)に動力が伝達されるもので、
前記補助引起ケース(25)を倒伏させるときには、前
記引起ケース(22)と駆動ケース(44)との複数の
ボルト(45)による締結の解除と伝動軸の切離しが行
われる。
引起ケース(25)の上部は駆動ケース(44)により
引起ケース(22)の前面上部に固定支持されると共
に、この駆動ケース(44)内で引起ケース(22)か
ら補助引起ケース(25)に動力が伝達されるもので、
前記補助引起ケース(25)を倒伏させるときには、前
記引起ケース(22)と駆動ケース(44)との複数の
ボルト(45)による締結の解除と伝動軸の切離しが行
われる。
【0015】即ち、図6及び図7に示す如く、エンジン
(21)動力は引起ケース(22)を立設支持させる左
右引起パイプの左引起パイブ(46)に内挿した引起駆
動軸(47)に伝達され、この引起駆動軸(47)から
各引起ケース(22)の駆動スプロケット(48)に変
速機構(49)及び引起部伝動機構(50)を介して動
力が分配伝達され、前記引起タイン(23)を取付ける
タインチェン(51)を駆動し、また前記各駆動スプロ
ケット(48)のスプロケット軸(48a)から各補助
引起ケース(25)の駆動スプロケット(52)に各駆
動ケース(44)内の補助引起伝動機構(53)を介し
て動力が伝達され、前記起立タイン(26)を取付ける
タインチェン(54)を駆動していて、前記引起部伝動
機構(50)側のスプロケット軸(48a)と連動連結
させる前記補助引起伝動機構(53)側の入力軸である
クラッチ軸(55)を切離すもので、これらスプロケッ
ト軸(48a)とクラッチ軸(55)との連結は、前記
ボルト(31)を支点とする前記補助引起ケース(2
5)の復帰動作で行えるように、前記スプロケット軸
(48a)先端に形成する係合頭部(56)と前記クラ
ッチ軸(55)先端に形成する係合軸孔(57)との嵌
合で行うように構成している。
(21)動力は引起ケース(22)を立設支持させる左
右引起パイプの左引起パイブ(46)に内挿した引起駆
動軸(47)に伝達され、この引起駆動軸(47)から
各引起ケース(22)の駆動スプロケット(48)に変
速機構(49)及び引起部伝動機構(50)を介して動
力が分配伝達され、前記引起タイン(23)を取付ける
タインチェン(51)を駆動し、また前記各駆動スプロ
ケット(48)のスプロケット軸(48a)から各補助
引起ケース(25)の駆動スプロケット(52)に各駆
動ケース(44)内の補助引起伝動機構(53)を介し
て動力が伝達され、前記起立タイン(26)を取付ける
タインチェン(54)を駆動していて、前記引起部伝動
機構(50)側のスプロケット軸(48a)と連動連結
させる前記補助引起伝動機構(53)側の入力軸である
クラッチ軸(55)を切離すもので、これらスプロケッ
ト軸(48a)とクラッチ軸(55)との連結は、前記
ボルト(31)を支点とする前記補助引起ケース(2
5)の復帰動作で行えるように、前記スプロケット軸
(48a)先端に形成する係合頭部(56)と前記クラ
ッチ軸(55)先端に形成する係合軸孔(57)との嵌
合で行うように構成している。
【0016】なお、図中(58)は前記クラッチ軸(5
5)をスプロケット軸(48a)に弾圧するクラッチバ
ネ、(59)は駆動ケース(44)外側から前記クラッ
チ軸(55)をクラッチバネ(58)に抗してスプロケ
ット軸(48a)から引抜き操作するクラッチレバーで
ある。
5)をスプロケット軸(48a)に弾圧するクラッチバ
ネ、(59)は駆動ケース(44)外側から前記クラッ
チ軸(55)をクラッチバネ(58)に抗してスプロケ
ット軸(48a)から引抜き操作するクラッチレバーで
ある。
【0017】さらに、図3及び図5、図6に示す如く、
前記引起ケース(22)をケース本体(60)とこのケ
ース本体(60)に対しボルトなどにより脱着自在に取
付ける上面カバー(61)とで形成し、上面カバー(6
1)を脱着することにより引起ケース(22)の前面側
を開放し、この引起ケース(22)のメンテナンスを行
うように構成している。
前記引起ケース(22)をケース本体(60)とこのケ
ース本体(60)に対しボルトなどにより脱着自在に取
付ける上面カバー(61)とで形成し、上面カバー(6
1)を脱着することにより引起ケース(22)の前面側
を開放し、この引起ケース(22)のメンテナンスを行
うように構成している。
【0018】さらに、脱穀部(4)の前側右寄りにオー
ガレスト(62)を立設固定させ、該オーガレスト(6
2)に排出オーガ(17)先端側を支持させると共に、
前記オーガレスト(62)の右側(または前方または左
側でもよい)に作業燈(63)を照明方向変更自在に取
付け、オンオフスイッチ兼用のレバー(64)操作によ
り作業燈(63)の点灯及び消灯と照明方向の切換とを
行い、刈取部(8)を照らす作業照明として、また運転
操作部(19)前面の前照燈(65)と同様に、刈取部
(8)前方の路上(圃場)を照らす前照燈として使用す
るように構成している。
ガレスト(62)を立設固定させ、該オーガレスト(6
2)に排出オーガ(17)先端側を支持させると共に、
前記オーガレスト(62)の右側(または前方または左
側でもよい)に作業燈(63)を照明方向変更自在に取
付け、オンオフスイッチ兼用のレバー(64)操作によ
り作業燈(63)の点灯及び消灯と照明方向の切換とを
行い、刈取部(8)を照らす作業照明として、また運転
操作部(19)前面の前照燈(65)と同様に、刈取部
(8)前方の路上(圃場)を照らす前照燈として使用す
るように構成している。
【0019】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、機体左右方向に引起タイン(23)を突設させる引
起ケース(22)の前面側に、機体進行方向に倒伏稈起
立タイン(26)を突設させる補助引起ケース(25)
を設けるコンバインの穀稈引起装置において、引起ケー
ス(22)を支持する刈取フレーム(27)の前端に分
草アーム(28)の後端を脱着自在に取付けると共に、
分草アーム(28)の前端に分草板(24)を取付け、
分草アーム(28)に一体取付けした分草板取付けブラ
ケット(29)に、前記補助引起ケース(25)の一側
下部に一体取付けしたブラケット(30)を、2本のボ
ルト(31)(32)により締結させ、常時は前記補助
引起ケース(25)を引起ケース(22)の前面に沿っ
て立設固定し、一方のボルト(32)による締結を解除
するとき他方のボルト(31)を支点に前記補助引起ケ
ース(25)上部を機体進行方向に倒伏可能に構成した
もので、引起ケース(22)のメンテナンスを行う場
合、補助引起ケース(25)を下部を回動中心にして上
部を機体進行方向に倒伏させることにより、この補助引
起ケース(25)が障害となることなく引起ケース(2
2)の上面カバー(61)を容易に脱着でき、補助引起
ケース(25)による引起ケース(22)のメンテナン
ス性の悪化を防止できるものである。
は、機体左右方向に引起タイン(23)を突設させる引
起ケース(22)の前面側に、機体進行方向に倒伏稈起
立タイン(26)を突設させる補助引起ケース(25)
を設けるコンバインの穀稈引起装置において、引起ケー
ス(22)を支持する刈取フレーム(27)の前端に分
草アーム(28)の後端を脱着自在に取付けると共に、
分草アーム(28)の前端に分草板(24)を取付け、
分草アーム(28)に一体取付けした分草板取付けブラ
ケット(29)に、前記補助引起ケース(25)の一側
下部に一体取付けしたブラケット(30)を、2本のボ
ルト(31)(32)により締結させ、常時は前記補助
引起ケース(25)を引起ケース(22)の前面に沿っ
て立設固定し、一方のボルト(32)による締結を解除
するとき他方のボルト(31)を支点に前記補助引起ケ
ース(25)上部を機体進行方向に倒伏可能に構成した
もので、引起ケース(22)のメンテナンスを行う場
合、補助引起ケース(25)を下部を回動中心にして上
部を機体進行方向に倒伏させることにより、この補助引
起ケース(25)が障害となることなく引起ケース(2
2)の上面カバー(61)を容易に脱着でき、補助引起
ケース(25)による引起ケース(22)のメンテナン
ス性の悪化を防止できるものである。
【0020】また、補助引起ケース(25)の上部に駆
動ケース(44)を設け、引起ケース(22)の前面上
部に駆動ケース(44)の端部を脱着自在に取付けると
共に、補助引起ケース(25)の倒伏時に引起ケース
(22)の引起駆動軸(48a )から切離し復帰時に連
結する入力軸(55)を前記駆動ケース(44)に設け
たもので、補助引起ケース(25)の倒伏及び復帰動作
で自動的に補助引起ケース(25)への伝動軸である引
起駆動軸(48a)と入力軸(55)の切離し及び連結
を行うことができ、引起ケース(22)のメンテナンス
時に補助引起ケース(25)を容易に取扱うことができ
るものである。
動ケース(44)を設け、引起ケース(22)の前面上
部に駆動ケース(44)の端部を脱着自在に取付けると
共に、補助引起ケース(25)の倒伏時に引起ケース
(22)の引起駆動軸(48a )から切離し復帰時に連
結する入力軸(55)を前記駆動ケース(44)に設け
たもので、補助引起ケース(25)の倒伏及び復帰動作
で自動的に補助引起ケース(25)への伝動軸である引
起駆動軸(48a)と入力軸(55)の切離し及び連結
を行うことができ、引起ケース(22)のメンテナンス
時に補助引起ケース(25)を容易に取扱うことができ
るものである。
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】補助引起ケース下部の側面図。
【図4】補助引起ケース下部の自立構造を示す説明図。
【図5】補助引起ケース上部の側面図。
【図6】補助引起ケース上部の駆動機構を示す説明図。
【図7】引起部の駆動系統図。
【図8】コンバインの前面斜視図。
(22) 引起ケース (23) 引起タイン (24) 分草板 (25) 補助引起ケース (26) 倒伏稈起立タイン(27) 刈取フレーム (28) 分草アーム (29) 分草板取付けブラケット (30) ブラケット (31)(32) ボルト (44) 駆動ケース (48a) 引起駆動軸 (55) 入力軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安 藤 和 登 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 稲 垣 晴 三 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−119649(JP,U) 実開 昭57−41028(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 63/02 A01D 57/22
Claims (1)
- 【請求項1】 機体左右方向に引起タインを突設させる
引起ケースの前面側に、機体進行方向に倒伏稈起立タイ
ンを突設させる補助引起ケースを設けるコンバインの穀
稈引起装置において、引起ケースを支持する刈取フレー
ムの前端に分草アームの後端を脱着自在に取付けると共
に、分草アームの前端に分草板を取付け、分草アームに
一体取付けした分草板取付けブラケットに、前記補助引
起ケースの一側下部に一体取付けしたブラケットを、2
本のボルトにより締結させ、常時は前記補助引起ケース
を引起ケースの前面に沿って立設固定し、一方のボルト
による締結を解除するとき他方のボルトを支点に前記補
助引起ケース上部を機体進行方向に倒伏可能に構成し、
前記補助引起ケースの上部に駆動ケースを設け、引起ケ
ースの前面上部に駆動ケースの端部を脱着自在に取付け
ると共に、補助引起ケースの倒伏時に引起ケースの引起
駆動軸から切離し復帰時に連結する入力軸を前記駆動ケ
ースに設けたことを特徴とするコンバインの穀稈引起装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9082291A JP2993907B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | コンバインの穀稈引起装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9082291A JP2993907B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | コンバインの穀稈引起装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9082292A Division JP2993908B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | コンバインの穀稈引起装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215427A JPH09215427A (ja) | 1997-08-19 |
JP2993907B2 true JP2993907B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
ID=13770445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9082291A Expired - Fee Related JP2993907B2 (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | コンバインの穀稈引起装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2993907B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP9082291A patent/JP2993907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09215427A (ja) | 1997-08-19 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |