JPH07250541A - コンバインの穀稈引起装置 - Google Patents

コンバインの穀稈引起装置

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JPH07250541A
JPH07250541A JP6780494A JP6780494A JPH07250541A JP H07250541 A JPH07250541 A JP H07250541A JP 6780494 A JP6780494 A JP 6780494A JP 6780494 A JP6780494 A JP 6780494A JP H07250541 A JPH07250541 A JP H07250541A
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weeding
weed
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JP6780494A
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Masaharu Okazaki
崎 正 晴 岡
Kumio Koike
池 久 美 雄 小
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 引起ケースの前面側に取付ける分草ケースの
着脱の作業性と固定の確実性を向上させる。 【構成】 機体の左右方向に引起タインを突出させる引
起ケースの前面側に、機体の進行方向に分草タイン26
を突出させる分草ケース25を取付ける構造において、
前記分草ケース25の下部及び刈取フレーム28先端部
には、両者の上下方向の接近により係合する係合部3
2,33及び該係合部32,33の前方部に、該係合部
32,33による分草ケース25と刈取フレーム28と
の係合後の分草ケース25の後方回動により係合する係
合部34,36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場の穀稈を刈取る前
に、刈取り条毎に穀稈を分草し起立保持させるコンバイ
ンの穀稈引起装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機体の左右方向に引起タインを突
出させる引起ケースの前面側に、機体の進行方向に分草
タインを突出させる分草ケースを取付ける構造におい
て、分草ケース下部は刈取フレーム先端部に取付けられ
る。この場合、両者をボルト締結するとアタッチメント
として取扱われる分草ケースの脱着が容易に行えない。
そこで、両者をピンと孔または溝による係合により取付
けるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分草ケース下部と刈取
フレーム先端部を係合させる場合、ピンと孔から成る係
合部では前後及び上下の移動を規制できるが、左右移動
は規制することができず、また比較的重量のある分草ケ
ースを支持した状態でピンと孔を側方から係脱させる必
要があり着脱作業が容易に行えない。一方、ピンと溝か
ら成る係合部では着脱作業は容易となるが、溝方向の移
動を規制することができない。さらにピンと孔から成る
係合部とピンと溝から成る係合部とを組合せたもので
も、各係合部の欠点は補うことができない問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、機体
の左右方向に引起タインを突出させる引起ケースの前面
側に、機体の進行方向に分草タインを突出させる分草ケ
ースを取付ける構造において、前記分草ケースの下部及
び刈取フレーム先端部には、両者の上下方向の接近によ
り係合する係合部、及び該係合部の前方部に、該係合部
による分草ケースと刈取フレームとの係合後の分草ケー
スの後方回動により係合する係合部を設けたもので、分
草ケースを上方より刈取フレームへ載せ、後方へ回動す
るだけで、前後2箇所の係合部が係合され、この容易な
係合作業によって分草ケースの着脱が容易に行い得ると
共に、前後2箇所の係合部で、しかも各係合部の係合方
向が上下に異なることで、前後左右及び上下の移動規制
とガタツキ防止も同時に図られ、分草ケースを確実に固
定し得るものである。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は分草ケースの下部取付け構造を示す説明図、
図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であ
り、図中(1)は走行クローラ(2)を装設するトラッ
クフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1)に架
設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張
架し扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀
部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)など
を備える刈取部、(11)は昇降支点筒軸(12)を介
して刈取部(8)を昇降させる油圧シリンダ、(13)
は排藁チェン(14)終端を臨ませる排藁処理部、(1
5)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し
て搬入する穀物タンク、(17)は前記タンク(15)
の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、(18)は運転操
作部(19)及び運転席(20)を備える運転台、(2
1)は運転席(20)下方に設けるエンジンであり、連
続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0006】また、図中(22)は刈取部(8)の前部
に立設固定させる引起ケースで、機体左右方向に突設さ
せる引起タイン(23)を設け、分草板(24)を介し
て取込む未刈穀稈を前記引起タイン(23)により起立
保持させるものであり、さらに図中(25)は前記引起
ケース(22)の前面側に脱着自在に取付けられるアタ
ッチメントである分草ケースで、機体進行方向に突設さ
せる分草タイン(26)を設け、前記分草板(24)と
分草タイン(26)により各刈取条毎に穀稈を分草させ
るもので、これら引起ケース(22)と分草板(24)
と分草ケース(25)とで刈取部(8)前部に前処理部
(27)を構成している。
【0007】図1及び図4及び図5に示す如く、刈取フ
レーム(28)の先端部にブラケット(30)を設ける
と共に、分草ケース(25)の下部一側面にブラケット
(31)を設け、これら各ブラケット(30)(31)
を前後2箇所で係合させ、分草ケース(25)の下部を
刈取フレーム(28)の先端部に取付ける。その後側係
合部はU字形の溝(32)と大径頭部付きセットピン
(33)から成り、溝(32)が刈取フレーム(28)
側のブラケット(30)後部に設けられ、セットピン
(33)が分草ケース(25)側のブラケット(31)
後部に設けられ、分草ケース(25)を上方より刈取フ
レーム(29)へ載せる動作で、溝(32)にセットピ
ン(33)を係合させることができ、そのセットピン
(33)を支点に分草ケース(25)を前後方向に回動
させることができ、また分草ケース(25)を上方に持
上げる動作で溝(32)からセットピン(33)を上方
に外すことができるように形成されている。
【0008】一方、前側係合部は大径頭部付き係合ピン
(34)とフック溝(35)を有するフック(36)か
ら成り、係合ピン(34)が刈取フレーム(28)側の
ブラケット(30)前部に設けられ、フック(36)が
分草ケース(25)側のブラケット(31)前部に設け
られ、係合状態の後側係合部のセットピン(33)を支
点とする分草ケース(25)の後方回動動作で係合ピン
(34)に下方からフック(36)を係合させることが
でき、また前記セットピン(33)を支点とする分草ケ
ース(25)の前方回動動作で係合ピン(34)からフ
ック(36)を下方に外すことができるように形成され
ている。
【0009】上記から明らかなように、各係合部がそれ
ぞれ分草ケース(25)の前後の移動を規制する作用を
得ると共に、これら係合部を前後2箇所に配置させたこ
とで一方の係合部が他方の係合部の前後方向のガタツキ
を防止する作用を得ている。また前後の係合部は係合方
向が上下逆方向となるように形成されており、分草ケー
ス(25)の上下の移動を規制する作用を得ると共に、
分草ケース(25)は後傾姿勢で支持される引起ケース
(22)の前面側でこれと平行に取付けられ、その分草
ケース(25)の重心よりも後側係合部が前側に位置
し、分草ケース(25)の重量が前後の係合部を係合さ
せる方向に働くように前後の係合部が形成されており、
前後の係合部の係合力を高める作用と、分草ケース(2
5)の上下のガタツキを防止する作用とが得られる。さ
らに前後の係合部の各ピン(33)(34)の大径頭部
(33a)(34a)により分草ケース(25)の左右
のガタツキを防止する作用を得ている。
【0010】さらに、分草ケース(25)の上部一側面
には平面視L形の駆動ケース(37)が設けられ、該駆
動ケース(37)は分草ケース(25)下部の後側係合
部を支点とする分草ケース(25)の後方回動動作で前
側係合部が係合されるとき、引起ケース(22)に対向
する一端が、その引起ケース(22)の前面上部に設け
た受け部(38)に嵌合され、且つ、この嵌合と同時に
引起ケース(22)の駆動軸(39)に駆動ケース(3
7)内部の入力側ベベルギヤ軸(40)先端が軸継手
(41)を介して連結され、分草ケース(25)の上部
の取付けと、駆動連結とを同時に行う。
【0011】そして、駆動ケース(37)と受部(3
8)の固定はボルトによる締結でもよいが、工具が不要
でワンタッチで脱着ができる固定手段が好ましく、この
好ましい固定手段としては例えば特願平5−24994
0号明細書に示された割カラーがある。
【0012】本実施例は上記の如く構成しており、分草
ケース(25)を刈取フレーム(28)に載せ、分草ケ
ース(25)下部と刈取フレーム(28)下部との後側
係合部(32)(33)を係合させ、その後側係合部
(32)(33)を支点に分草ケース(25)を後方回
動させ、分草ケース(25)下部と刈取フレーム(2
8)先端部との前側係合部(34)(36)の係合と、
駆動ケース(37)による引起ケース(22)の前面上
部への分草ケース(25)上部の取付け及び駆動連結と
を同時に行い、最後に分草ケース(25)の駆動ケース
(37)を引起ケース(22)の受部(38)に固定す
ることにより、分草ケース(25)の取付けが工具なし
で容易に行えると共に、上記の取付作業を逆に行うこと
で分草ケース(25)の取外しが工具なしで容易に行え
るものである。
【0013】また、上記実施例における後側係合部は、
分草ケース(25)側のブラケット(31)後部に逆U
字状の溝を設け、刈取フレーム(28)側のブラケット
(31)後部に大径頭部付きセットピンを設けても形成
することができ、また前側係合部は、分草ケース(2
5)側のブラケット(31)前部に頭部付き係合ピンを
設け、刈取フレーム(28)側のブラケット(31)前
部に下向きのフック溝を有するフックを設けても形成す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、機体の左右方向に引起タイン(23)を突出させる
引起ケース(22)の前面側に、機体の進行方向に分草
タイン(26)を突出させる分草ケース(25)を取付
ける構造において、前記分草ケース(25)の下部及び
刈取フレーム(28)先端部には、両者の上下方向の接
近により係合する係合部(32)(33)、及び該係合
部(32)(33)の前方部に、該係合部(32)(3
3)による分草ケース(25)と刈取フレーム(28)
との係合後の分草ケース(25)の後方回動により係合
する係合部(34)(36)を設けたもので、分草ケー
ス(25)を上方より刈取フレーム(28)へ載せ、後
方へ回動するだけで、前後2箇所の係合部(32)(3
3)、(34)(36)が係合され、この容易な係合作
業によって分草ケース(25)の着脱を容易に行うこと
ができると共に、前後2箇所の係合部(32)(3
3)、(34)(36)で、しかも各係合部(32)
(33)、(34)(36)の係合方向が上下に異なる
ことで、前後左右及び上下の移動規制とガタツキ防止も
同時に図られ、分草ケース(25)を確実に固定できる
等の実用的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】分草ケースの下部取付け構造を示す側面説明
図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】取付け状態の分草ケースの全体側面図。
【図5】分草ケースの取付け構造を示す平面説明図。
【符号の説明】
(22) 引起ケース (23) 引起タイン (25) 分草ケース (26) 分草タイン (28) 刈取フレーム (32) 溝(後側係合部) (33) 大径頭部付きセットピン(後側係合部) (34) 大径頭部付き係合ピン(前側係合部) (36) フック(前側係合部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の左右方向に引起タインを突出させ
    る引起ケースの前面側に、機体の進行方向に分草タイン
    を突出させる分草ケースを取付ける構造において、前記
    分草ケースの下部及び刈取フレーム先端部には、両者の
    上下方向の接近により係合する係合部、及び該係合部の
    前方部に、該係合部による分草ケースと刈取フレームと
    の係合後の分草ケースの後方回動により係合する係合部
    を設けたことを特徴とするコンバインの穀稈引起装置。
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