JPH10222917A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH10222917A JPH10222917A JP9032802A JP3280297A JPH10222917A JP H10222917 A JPH10222917 A JP H10222917A JP 9032802 A JP9032802 A JP 9032802A JP 3280297 A JP3280297 A JP 3280297A JP H10222917 A JPH10222917 A JP H10222917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- magnetic head
- capacity
- sliding surface
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライダによる磁気ディスクへの損傷を大
幅に減少する。 【解決手段】 抗磁力が１５００Ｏｅ以上のフレキシ
ブル気ディスク（１４）と相対的に摺動する摺動面（１
１ａ）を有する略直方体形状のスライダ（１１）を備え
た記憶容量が１００ＭＢ以上の高容量用の記録再生用Ｒ
／Ｗギャップと標準容量用のＲ／Ｗ用ギャップをもつ磁
気ヘッド装置において、スライダ（１１）の摺動面（１
１ａ）側に、側縁が前記磁気ディスクと離れるように傾
斜面（１１ｂ、１１ｃ）を形成し、かつ側縁の端部にＲ
部（１１ｄ、１１ｅ）を形成する。
幅に減少する。 【解決手段】 抗磁力が１５００Ｏｅ以上のフレキシ
ブル気ディスク（１４）と相対的に摺動する摺動面（１
１ａ）を有する略直方体形状のスライダ（１１）を備え
た記憶容量が１００ＭＢ以上の高容量用の記録再生用Ｒ
／Ｗギャップと標準容量用のＲ／Ｗ用ギャップをもつ磁
気ヘッド装置において、スライダ（１１）の摺動面（１
１ａ）側に、側縁が前記磁気ディスクと離れるように傾
斜面（１１ｂ、１１ｃ）を形成し、かつ側縁の端部にＲ
部（１１ｄ、１１ｅ）を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライダを備えた
高容量（記憶容量が１００ＭＢ以上）用の記録再生用ギ
ャップと標準容量用の記録再生用ギャップをもつ磁気ヘ
ッド装置の構造に関する。
高容量（記憶容量が１００ＭＢ以上）用の記録再生用ギ
ャップと標準容量用の記録再生用ギャップをもつ磁気ヘ
ッド装置の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にフロッピーディスク装置等の磁気
ディスク装置では磁気ヘッドにより情報の記録再生を行
う構成とされている。磁気ヘッドはヘッドキャリッジに
保持されており、このヘッドキャリッジをフロッピーデ
ィスクの内周側と外周側との間で移動させることにより
磁気ヘッドをフロッピーディスク上の任意の位置に移動
させている。近年、高密度（高容量）の記録再生がなさ
れるようになり、今までの低密度（低容量）の１ＭＢ
（メガバイト）又は２ＭＢから１００ＭＢ以上の記録容
量を有するフロッピーディスクが開発されている。
ディスク装置では磁気ヘッドにより情報の記録再生を行
う構成とされている。磁気ヘッドはヘッドキャリッジに
保持されており、このヘッドキャリッジをフロッピーデ
ィスクの内周側と外周側との間で移動させることにより
磁気ヘッドをフロッピーディスク上の任意の位置に移動
させている。近年、高密度（高容量）の記録再生がなさ
れるようになり、今までの低密度（低容量）の１ＭＢ
（メガバイト）又は２ＭＢから１００ＭＢ以上の記録容
量を有するフロッピーディスクが開発されている。
【０００３】従来の磁気ヘッド装置を図４で説明する。
１は摺動面１ａを有する直方体形状のスライダ、２はス
ライダ１に支持され、ギャップの上部がスライダ１の摺
動面１ａに視出する磁性材からなるコア２ａを有する高
容量用の磁気ヘッドであり、３はスライダ１に支持さ
れ、ギャップの上部がスライダ１の摺動面１ａに視出す
る磁性材からなるコア３ａを有する標準容量用の磁気ヘ
ッドである。
１は摺動面１ａを有する直方体形状のスライダ、２はス
ライダ１に支持され、ギャップの上部がスライダ１の摺
動面１ａに視出する磁性材からなるコア２ａを有する高
容量用の磁気ヘッドであり、３はスライダ１に支持さ
れ、ギャップの上部がスライダ１の摺動面１ａに視出す
る磁性材からなるコア３ａを有する標準容量用の磁気ヘ
ッドである。
【０００４】スライダ１は、図の如く摺動面１ａが磁気
ディスク４と対向し、磁気ディスク４に損傷を与えない
ように側縁に（丸み）が形成されており、そのＲ部はブ
レンド加工によって加工されている。ここで、ブレンド
加工とは、テープ状の研磨を移動させ、一方スライダ１
を回転させて、スライダ１の側縁を研磨しＲ部を形成す
るものである。
ディスク４と対向し、磁気ディスク４に損傷を与えない
ように側縁に（丸み）が形成されており、そのＲ部はブ
レンド加工によって加工されている。ここで、ブレンド
加工とは、テープ状の研磨を移動させ、一方スライダ１
を回転させて、スライダ１の側縁を研磨しＲ部を形成す
るものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にお
いては、磁気ディスク４に損傷を与えないようにＲ部を
形成するのに精度を必要とし、またＲ部を精度悪く形成
すると、磁気ディスク４に損傷を与えてしまうという問
題点がある。
いては、磁気ディスク４に損傷を与えないようにＲ部を
形成するのに精度を必要とし、またＲ部を精度悪く形成
すると、磁気ディスク４に損傷を与えてしまうという問
題点がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題は、抗磁力が１
５００Ｏｅ以上のフレキシブル磁気ディスクと相対的に
摺動する摺動面を有する略直方体形状のスライダを備え
た記憶容量が１００ＭＢ以上の高容量用の記録再生用Ｒ
／Ｗギャップと標準容量用のＲ／Ｗ用ギャップをもつ磁
気ヘッド装置において、前記スライダの摺動面側に、側
縁が前記磁気ディスクと離れるように傾斜面を形成し、
かつ前記側縁の端部にＲ部を形成することによって解決
される。
５００Ｏｅ以上のフレキシブル磁気ディスクと相対的に
摺動する摺動面を有する略直方体形状のスライダを備え
た記憶容量が１００ＭＢ以上の高容量用の記録再生用Ｒ
／Ｗギャップと標準容量用のＲ／Ｗ用ギャップをもつ磁
気ヘッド装置において、前記スライダの摺動面側に、側
縁が前記磁気ディスクと離れるように傾斜面を形成し、
かつ前記側縁の端部にＲ部を形成することによって解決
される。
【０００７】上記構成によれば、上記Ｒ部の加工精度を
それ程必要とせず、またＲ部を中途半端に形成してもＲ
部を精度悪く形成しても、磁気ディスク４に損傷を与え
ることが大幅に軽減される。
それ程必要とせず、またＲ部を中途半端に形成してもＲ
部を精度悪く形成しても、磁気ディスク４に損傷を与え
ることが大幅に軽減される。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１、図２、図３において、本発
明に係る磁気ヘッド装置の実施例を説明する。図２、図
３中、１１は、摺動面１１ａを有するチタン酸カルシウ
ム等の非磁性材からなる直方体形状のスライダ、１２は
スライダ１１に支持され、ギャップ１２ａの上部がスラ
イダ１１の摺動面１１ａに視出するフェライト等の磁性
材からなるコア１２ｂを有する高容量用の磁気ヘッドで
あり、１３はスライダ１１に支持され、ギャップ１３ａ
の上部がスライダ１１の摺動面１１ａに視出する磁性材
からなるコア１３ｂを有する標準容量用の磁気ヘッドで
ある。
明に係る磁気ヘッド装置の実施例を説明する。図２、図
３中、１１は、摺動面１１ａを有するチタン酸カルシウ
ム等の非磁性材からなる直方体形状のスライダ、１２は
スライダ１１に支持され、ギャップ１２ａの上部がスラ
イダ１１の摺動面１１ａに視出するフェライト等の磁性
材からなるコア１２ｂを有する高容量用の磁気ヘッドで
あり、１３はスライダ１１に支持され、ギャップ１３ａ
の上部がスライダ１１の摺動面１１ａに視出する磁性材
からなるコア１３ｂを有する標準容量用の磁気ヘッドで
ある。
【０００９】スライダ１１は、図１の如く摺動面１１ａ
の斜線で示す両側縁部がブレンド加工によって研磨され
て傾斜面１１ｂ、１１ｃが形成され、更に側縁端部にＲ
部（丸み形状）１１ｄ、１１ｅが形成される。そして摺
動面１１ａは、図２の如く抗磁力が１５００Ｏｅ（エル
ステッド）以上のフレキシブル磁気ディスク１４と対向
する。
の斜線で示す両側縁部がブレンド加工によって研磨され
て傾斜面１１ｂ、１１ｃが形成され、更に側縁端部にＲ
部（丸み形状）１１ｄ、１１ｅが形成される。そして摺
動面１１ａは、図２の如く抗磁力が１５００Ｏｅ（エル
ステッド）以上のフレキシブル磁気ディスク１４と対向
する。
【００１０】傾斜面１１ｂ、１１ｃはスライダ１１の摺
動面１１ａ、あるいは磁気ディスク１４の面に対して５
度から３０度の間に設定されることが望ましい。
動面１１ａ、あるいは磁気ディスク１４の面に対して５
度から３０度の間に設定されることが望ましい。
【００１１】上記構成の磁気ヘッド装置は、スライダ１
１の側縁端部のＲ部１１ｄ、１１ｅが傾斜面１１ｂ、１
１ｃの端部に形成されるため、 Ｒ部１１ｄ、１１ｅの
加工精度をそれ程必要としないので加工が容易となり、
また、傾斜面１１ｂ、１１ｃにより、スライダ１１の側
縁部による磁気ディスク１４の面への損傷を大幅に軽減
している。
１の側縁端部のＲ部１１ｄ、１１ｅが傾斜面１１ｂ、１
１ｃの端部に形成されるため、 Ｒ部１１ｄ、１１ｅの
加工精度をそれ程必要としないので加工が容易となり、
また、傾斜面１１ｂ、１１ｃにより、スライダ１１の側
縁部による磁気ディスク１４の面への損傷を大幅に軽減
している。
【００１２】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る磁気ヘ
ッド装置は、抗磁力が１５００Ｏｅ以上のフレキシブル
磁気ディスクと相対的に摺動する摺動面を有する略直方
体形状のスライダを備えた記憶容量が１００ＭＢ以上の
高容量用の記録再生用Ｒ／Ｗギャップと標準容量用のＲ
／Ｗ用ギャップをもつ磁気ヘッド装置において、前記ス
ライダの摺動面側に、側縁が前記磁気ディスクと離れる
ように傾斜面が形成され、かつ前記側縁の端部にＲ部が
形成されてなるため、上記Ｒ部の加工精度をそれ程必要
とせず、またＲ部を精度悪く形成しても、磁気ディスク
に損傷を与えることが大幅に軽減される。
ッド装置は、抗磁力が１５００Ｏｅ以上のフレキシブル
磁気ディスクと相対的に摺動する摺動面を有する略直方
体形状のスライダを備えた記憶容量が１００ＭＢ以上の
高容量用の記録再生用Ｒ／Ｗギャップと標準容量用のＲ
／Ｗ用ギャップをもつ磁気ヘッド装置において、前記ス
ライダの摺動面側に、側縁が前記磁気ディスクと離れる
ように傾斜面が形成され、かつ前記側縁の端部にＲ部が
形成されてなるため、上記Ｒ部の加工精度をそれ程必要
とせず、またＲ部を精度悪く形成しても、磁気ディスク
に損傷を与えることが大幅に軽減される。
【図１】本発明に係る磁気ヘッド装置の実施例を示し、
傾斜面を形成する前の側面図。
傾斜面を形成する前の側面図。
【図２】本発明に係る磁気ヘッド装置の実施例を示す側
面図。
面図。
【図３】本発明に係る磁気ヘッド装置の実施例を示す平
面図。
面図。
【図４】従来に係る磁気ヘッド装置を示す側面図。
１１ スライダ １２ 高容量用磁気ヘッド １２ａ，１３ａ ギャップ １３ 標準容量用磁気ヘッド １４ 磁気ディスク １１ａ 摺動面 １１ｂ，１１ｃ 傾斜面 １１ｄ，１１ｅ Ｒ部
Claims (2)
- 【請求項１】 抗磁力が１５００Ｏｅ以上のフレキシブ
ル磁気ディスクと相対的に摺動する摺動面を有する略直
方体形状のスライダを備えた記憶容量が１００ＭＢ以上
の高容量用の記録再生用Ｒ／Ｗギャップと標準容量用の
Ｒ／Ｗ用ギャップをもつ磁気ヘッド装置において、前記
スライダの摺動面側に、側縁が前記磁気ディスクと離れ
るように傾斜面が形成され、かつ前記側縁の端部にＲ部
が形成されてなることを特徴とする磁気ヘッド装置。 - 【請求項２】 前記傾斜面とスライドの摺動面とのなす
角度を５度から３０度の間に設定したことを特徴とする
請求項１記載の磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9032802A JPH10222917A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9032802A JPH10222917A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10222917A true JPH10222917A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12368984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9032802A Pending JPH10222917A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10222917A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1043712A2 (en) * | 1999-03-09 | 2000-10-11 | Mitsumi Electric Company Ltd. | Magnetic head and magnetic head apparatus |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP9032802A patent/JPH10222917A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1043712A2 (en) * | 1999-03-09 | 2000-10-11 | Mitsumi Electric Company Ltd. | Magnetic head and magnetic head apparatus |
| EP1043712A3 (en) * | 1999-03-09 | 2002-04-24 | Mitsumi Electric Company Ltd. | Magnetic head and magnetic head apparatus |
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