JPH10220665A - 管の装着端末部を可視できるような本体を備えた迅速継手 - Google Patents

管の装着端末部を可視できるような本体を備えた迅速継手

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JPH10220665A
JPH10220665A JP9035670A JP3567097A JPH10220665A JP H10220665 A JPH10220665 A JP H10220665A JP 9035670 A JP9035670 A JP 9035670A JP 3567097 A JP3567097 A JP 3567097A JP H10220665 A JPH10220665 A JP H10220665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint
chuck
main body
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9035670A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Shiozaki
孝太郎 塩崎
Hideo Sasada
日出男 笹田
Mitsuo Hashimoto
充央 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujipura Seiko Co Ltd
Original Assignee
Fujipura Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujipura Seiko Co Ltd filed Critical Fujipura Seiko Co Ltd
Priority to JP9035670A priority Critical patent/JPH10220665A/ja
Publication of JPH10220665A publication Critical patent/JPH10220665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は継手に対する管の結合状態が正常
に行なわれているかどうかを確認できるようにした継手
に関し、特に着脱自在な迅速継手における管端末部の目
視が行なえるようにした継手に係る。 【解決手段】 迅速継手を形成する本体と取付具のうち
の本体を透明合成樹脂材例えばポリエーテルイミドある
いはポリエーテルスルホンまたはポリアリレート樹脂で
形成することで正常係合時の管端末部を直接目視確認で
きるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は管の装着端末部を
可視できるような継手本体を備えた着脱自在な迅速継手
に関し、具体的にはチャックと解放具とによって管の係
止と解放とを行うように形成した着脱自在なチャック型
迅速継手における管端末部の装着状態を直接観察できる
ような継手に係り、更に具体的には継手を構成する本体
と取付部のうち本体部を透明体として形成することで上
記目的を達成しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチャック型迅速継手について図4
を参照にしながら略述すれば次のとおりである。同図に
おいて符号10で示すチャック型迅速継手は通孔を備え
た本体1と取付部2とで形成されており、管3は本体1
にねじ等により固着されている取付部2の固着体21と
本体1間で円周部を固定されているチャック22の爪2
3によって係止されている。管3を係止しているチャッ
ク22の爪23の解放は前記爪22の直近に先端を位置
している解放具24を本体側(矢印方向)に移動させる
ことで行ない、これによって管3は継手から引抜くこと
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のチャック型迅速
継手の場合、継手形成部材は金属あるいは合成樹脂材で
形成されており、図4に示す管3の装着状態が確認でき
ず装着不良による不慮の事故を発生させる場合もあり、
これを防止するための管装着時の適正長さLを管の所用
位置にマーキングMするようにして継手作業を行なうよ
うにしていた。この発明は継手に装着する管の装着状態
を直接観察できるような継手を提供しようとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は継手に装着す
る管の装着状態を直接観察できるような継手として継手
を形成する本体を透明材料で形成し、しかも管の装着端
末部を遮蔽することのない取付部で形成することで上記
目的を達成しようとするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明に係る着脱自在な迅速継
手を形成する本体と取付部に関して本体につき説明すれ
ば次のとおりである。図1はこの発明に適用する本体の
要部断面図であり、UL長期耐熱温度で約120℃〜1
80℃まで使用可能な熱可塑性合成樹脂材料、例えばポ
リエーテルイミドあるいはポリエーテルスルホンまたは
ポリアリレートで形成されており、しかも全体が透明状
に形成されている。またこの発明に係る迅速継手は本体
1における図示しない管の管端末部との当接部近傍位置
11の巾Hには図示しない取付部の形成部材の存在しな
い構造として形成されている。
【0006】
【実施例】この発明の実施例を図2により説明すれば次
のとおりである。ここに示す実施例は自動車用エア装置
例えばブレーキあるいはサスペンション等に適用するた
めのものであり、着脱自在な迅速継手が符号10として
示されており、この継手は本体1と取付部2とで構成さ
れている。なお同図は管3を前記継手に係合した状態を
示すものである。
【0007】以下にこの実施例における迅速継手の使用
態様を説明すれば次のとおりである。本体1は透明な合
成樹脂材で形成されており本体内側には取付部の取付用
円孔が設けられている。取付部2はインサートリング2
1,シールパッキン22,解放リング23,チャックガ
イド24およびチャック4などの各部材で形成されてい
る。
【0008】チャック4の具体的構造を図3により説明
すれば次のとおりである。チャック4は円筒41の端面
に解放あご42を備え、このあごの下側に爪43を形成
すると共に複数個のスリット44によって所定長さを持
つ分割チャック部45によって形成されている。
【0009】上記した各部材で形成された取付具はイン
サートリング21と端部を本体1の開放12に固着した
チャックガイド24間にそれぞれの機能を発揮できるよ
うに位置設定されている。
【0010】上記した構成を備えた迅速継手内に管3を
正常位置に挿入した場合には図2で明らかなように、シ
ールパッキン22によって本体1と管3間のシール性は
確保され、しかも分割チャック部25の爪43によって
管3は所定位置に係止される。なおこの係止状態はチャ
ックの円筒41端を矢印方向に押し出すことで解放あご
42を解放リングのあご面にスライドさせることで分割
チャック部45を上方に押し上げ爪43を管3よりの食
込が解除され管3は継手から引抜くことができる。
【0011】また上記した取付部2は正常係止状態にお
ける管3の端末部近傍位置11の所定巾Hに関して本体
中での透明性を遮蔽することはない。この発明は上記実
施例に限定されるものでなく通常の固定継手または取付
部の合成樹脂材または取付部材の設計変更を自由に行な
えるものである。また透明樹脂材料として公知の材料を
選択使用することができる。
【0012】
【発明の効果】この発明は本体と取付具とで着脱自在な
迅速継手を形成すると共に本体を透明な合成樹脂で形成
したので継手に対する正常係合状態の管端末部の目視確
認を行なえるものである。またこの発明は取付部を形成
する各部材を正常係合状態における管端末部近傍の所定
巾に位置設定を行なわないようにすることで正常位置に
管端末部が位置しているかどうかを外部から透視確認が
行なえるものである。またこの発明は本体を透明材料例
えばポリエーテルイミドあるいはポリエーテルスルホン
またはポリアリレート樹脂で形成することで難燃性,電
気特性,耐熱性,機械的強度,耐薬品性および特に透明
性の優れた機能を発揮するので食品装置,コンピュータ
あるいは洗浄機器のホースまたは化学流体用のホース継
手として適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る継手本体の説明図である。
【図2】この発明に係る実施例の要部断面図である。
【図3】チャックの説明図である。
【図4】従来のチャック型迅速継手の説明図である。
【符号の説明】
1 本体 11 本体の管端末部の位置 2 取付具 21 インサートリング 22 シールパッキン 23 解放リング 24 チャックガイド 3 管 4 チャック 41 円筒 42 解放あご 43 爪 45 分割チャック部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】追加
【補正内容】
【図 2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と取付部とで形成した迅速継手にお
    いて本体を透明合成樹脂で形成したことを特徴とする管
    の装着端末部を可視できるような本体を備えた迅速継
    手。
  2. 【請求項2】 本体と取付部とで形成した着脱自在な迅
    速継手において本体を透明合成樹脂で形成したことを特
    徴とする管の装着端末部を可視できるような本体を備え
    た迅速継手。
  3. 【請求項3】 UL長期耐熱温度で約120℃から18
    0℃まで使用可能な透明性を有する熱可塑性合成樹脂材
    料例えばポリエーテルイミドあるいはポリエーテルスル
    ホンまたはポリアリレート(U−ポリマー)で形成した
    ことを特徴とする継手。
JP9035670A 1997-02-05 1997-02-05 管の装着端末部を可視できるような本体を備えた迅速継手 Pending JPH10220665A (ja)

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ID=12448320

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JP9035670A Pending JPH10220665A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 管の装着端末部を可視できるような本体を備えた迅速継手

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1719941A1 (en) * 2004-02-23 2006-11-08 Bridgestone Corporation Pipe joint

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1719941A1 (en) * 2004-02-23 2006-11-08 Bridgestone Corporation Pipe joint
EP1719941A4 (en) * 2004-02-23 2009-09-23 Bridgestone Corp PIPE CONNECTION

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