JPS643912Y2 - - Google Patents

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JPS643912Y2
JPS643912Y2 JP1982202458U JP20245882U JPS643912Y2 JP S643912 Y2 JPS643912 Y2 JP S643912Y2 JP 1982202458 U JP1982202458 U JP 1982202458U JP 20245882 U JP20245882 U JP 20245882U JP S643912 Y2 JPS643912 Y2 JP S643912Y2
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JP
Japan
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outer cylinder
insertion hole
gas
inner cylinder
cylinder
Prior art date
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JP1982202458U
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JPS59105687U (ja
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  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、管に都市ガスなどのガスが流過され
ている状態のままでその管の接続端部に管継手な
どを接続することができるようにするための新規
なガス作業具に関する。
管にガスが流過されている状態で、その管の接
続端部に管継手などを接続する場合には、そのガ
スが外部に可及的に漏洩してしまうことを防ぐこ
とが望まれる。
典型的な先行技術は、たとえば実公昭55−
52149に示されている。この先行技術は、可撓性
膜体を主材とする内部を透視可能な袋と、この袋
をガス管の周面に固定する固定具とからなり、前
記袋の部分でガス管周面に密着する面には、その
周囲を気密にした状態でガス管内部と連通可能な
穴を設け、他の面には操作用穴を設けて構成され
る。
この先行技術では、前記操作用穴に腕を通して
袋内で管の接続作業などを行う。この操作用穴に
衣服の袖を挿通すると、漏洩した袋内のガスが衣
服内を伝つて体に入り込み、首もとから作業者の
顔付近にガスが噴き出してくる。したがつて作業
を行うことができない。
そこで作業者は、衣服の袖をめくり、裸になつ
た腕を前記操作用穴に挿入して、その腕の内周面
に操作用穴の内周面を密着した状態で作業を行う
必要がある。このようにすると、作業者が作業の
たび毎に衣服の袖をめくらなければならず、特に
冬場は衣服の量が多いので、袖を高くめくるのが
困難であり、作業性が劣る。また、たとえ腕を高
くめくり上げて操作用穴に挿入しても、めくり上
げた袖が作業中に落下してきて、袋を下降させ、
作業性が劣ることになる。
本考案の目的は、ガスの漏洩を防ぎ、しかも作
業者が衣服の袖をめくることなしに、配管接続作
業などを行うことができるようにしたガス作業具
を提供することである。
本考案は、一方端に、衣服の袖24が挿入され
る第1挿通孔6を有する第1シール材5が固定さ
れ、他方端に接続端部10が挿入される第2挿通
孔11を有する第2シール材9が固定され、透明
可撓性合成樹脂から成る外筒1と、 外筒1内に収納され、外筒1よりも短く、一方
端が前記第1挿通孔6を外囲して外筒1の前記一
方端に気密に固着され、他方端に、手首22付近
が挿入される第3挿通孔15,19を有する第3
シール材14,18が固定され、透明可撓性合成
樹脂から成る内筒2とを含み、 内筒2は、その内筒2の前記一方端から内筒2
の前記他方端になるにつれて、外筒の内周面との
間に間隔を有して外径が小さくなるように形成さ
れることを特徴とするガス作業具である。
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、第
2図はその縦断面図である。このガス作業具は基
本的には、外筒1と内筒2とを含む。外筒1およ
び内筒2は、透明な可撓性を有する合成樹脂たと
えばポリエチレンなどから成り、直円筒状であ
る。外筒1の一方端には、端板3が固着されてお
り、この端板3には挿通孔4が形成される。端板
3には、可撓性材料たとえば生ゴムなどの板状の
シール材5が接着剤によつて気密に接着される。
シール材5の中央には、作業者の腕の衣服の袖2
4(後述の第4図参照)を通すことができる挿通
孔6が形成される。外筒1の他方端には、端板7
が形成される。この端板7には、挿入孔8が形成
される。端板7には、可撓性材料たとえば生ゴム
から成るシール材9が接着剤によつて気密に固定
される。シール材9の中央には後述のガス接続端
部10(第3図参照)を挿入することができる挿
通孔11が形成される。
外筒1内に収納されている内筒2の一方端は、
挿通孔4,6を外囲して外筒1の前記一方端に溶
着などによつて気密に固着される。内筒2の他方
端には、端板12が気密に設けられる。この端板
12は、腕を通すことができる挿通孔13を有す
る。端板12には可撓性材料たとえば生ゴムから
成るシール材14が接着剤などによつて気密に固
着される。シール材14の中央には、腕の手首2
2の付近を通すことができる挿通孔15が形成さ
れる。内筒2の軸線方向の途中には、補助板16
が気密に固着される。この補助板16には腕を通
すことができる挿通孔17が形成される。補助板
16には、可撓性材料たとえば生ゴム等から成る
シール材18が固着される。シール材18の中央
には、腕の手首22の付近を通すことができる挿
通孔19が形成される。端板3,7,12および
補助板16は、外筒1および内筒2と同様に透明
の可撓性合成樹脂たとえば前述のようにポリエチ
レンなどから成る。
第3図は、第1図および第2図に示されたガス
作業具を用いてガスが輸送されている管20の接
続端部10に管継手21を接続する作業を示す断
面図である。管20の側壁には、外方に突出した
接続端部10が取り付けられている。作業者は腕
の手首22を挿通孔6,19および15に挿通し
て内筒2の空間23にもたらす。この空間23に
は、予め管継手21を挿通孔11から挿入してお
く。挿入孔11には、接続端部10が挿通され
る。シール材9の働きによつて接続端部10の外
周が弾発的に気密に封じられる。そのため管20
および空間23内のガスが外部に漏洩することは
ない。手首22は、挿通孔15,19に弾発的に
密着しており、これによつて空間23から挿通孔
15,19を経て外部にガスが漏洩することはな
い。挿通孔6には衣服の袖24が挿入される。端
板3と内筒2と補助板16とによつて形成される
空間25には、管20および空間23内のガスが
ほとんど漏洩していない。したがつて、袖24を
通つて作業者の首付近から外部にガスが放散する
ことが確実に防がれる。
第1図〜第3図示の実施例では、手首22は、
2つのシール材14,18の挿通孔15,19に
よつて袖24側へのガスの漏洩が確実に行なわれ
るという利点がある。
第4図は、本考案の他の実施例の断面図であ
る。この実施例は前述の実施例に類似し、対応す
る部分には同一の参照符を付す。この実施例で
は、補助板16およびシール材18が省略され
る。この様な実施例によつてもまた、管20およ
び空間23内のガスが外部に漏洩することが防が
れる。
第5図は、本考案のさらに他の実施例の斜視図
である。この実施例では、外筒1および内筒2は
軸直角断面が正方形または長方形に形成されてお
り、外筒1の対向する各辺には剛性の支持部材2
7,28が固着される。一方の支持部材27に
は、U字状の取付け片29が固着されている。こ
の取付け片29には帯状体30の一端部が固定さ
れる。もう一つの支持部材28には、帯状体30
に着脱自在の連結具31が固着される。
管20の接続端部10を挿通孔11に挿入した
状態で、帯状体30によつて管20を外囲し、接
続具31によつて本件ガス作業具を管20に固定
する。この状態で挿通孔6,15,19から腕を
挿入し、接続端部10に管継手を接続することが
できる。このような実施例では、ガス作業具が管
20に固定されているので、本件ガス作業具が接
続端部10からうつかり外れてしまうことが確実
に防がれ、ガスの漏洩が生じない。
本考案の他の実施例として、端板3,7,12
および補助板16は、省略されてもよく、外筒1
の一方端に腕を通すことができる挿通孔6が形成
され、外筒1の他方端に接続端部が挿入される挿
入孔11が形成されておればよく、また内筒2に
はその一方端において挿通孔6を外囲して外筒1
の一方端に気密に固着され、内筒2の他方端には
腕の手首22の付近を通すことができる挿通孔1
3,19が形成されていればよい。
以上のように本考案によれば、外筒1の一方端
に形成された第1挿通孔6には腕の衣服の袖24
を挿入し、内筒2の第3挿通孔15,19には腕
の手首22の付近を挿入して作業を行うことがで
き、したがつて作業者の衣服の袖をめくり上げな
くても、そのため、たとえば冬場などで衣服の装
着量が多く、また温度が低い環境の下などにおい
ても、快適にかつ迅速に作業を行うことができ
る。
内筒2の第3挿通孔15,19に腕の手首22
付近が挿入されてシールが行われるので、作業中
においてガスが漏洩しだすという問題はなく、長
時間にわたり快適に作業を行うことができ、また
安全性が向上される。
さらにまた本考案では、外筒1には第2挿通孔
11が形成され、接続端部10がこの第2挿通孔
11に挿入されてシールされるので、接続端部1
0からのガスが外部に漏洩することが防がれると
ともに、この接続端部10を第2挿通孔11に挿
入することによつてシールが保たれるので、作業
性が良好である。
さらにまた本考案では、内筒2は、その内筒2
の一方端(第2図の上方の端部)からその内筒2
の他方端(第2図の下方の端部)になるにつれ
て、外筒1の内周面との間に間隔を有して外径が
小さくなるように形成されている。したがつて外
筒1の内周面と内筒2の外周面との間の空間を大
きくすることができる。したがつて、この空間
に、前述の第3図に示されるように管継手21な
どを収納しておくことができ、作業性を向上する
ことができる。
さらにまた本考案では、外筒1と内筒2とは透
明可撓性合成樹脂から成り、したがつて配管接続
作業中の状況を作業者が目で見ながら作業を行う
ことができ、作業能率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
第1図に示した実施例の縦断面図、第3図は第1
図および第2図に示された実施例のガス作業具を
用いて作業を行なつている状態を示す断面図、第
4図は本考案の他の実施例の断面図、第5図は本
考案のさらに他の実施例の斜視図である。 1……外筒、2……内筒、3,7,12……端
板、16……補助板、4,6,11,13,1
5,17,19……挿通孔、8……挿入孔、5,
9,14,18……シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方端に、衣服の袖24が挿入される第1挿通
    孔6を有する第1シール材5が固定され、他方端
    に接続端部10が挿入される第2挿通孔11を有
    する第2シール材9が固定され、透明可撓性合成
    樹脂から成る外筒1と、 外筒1内に収納され、外筒1よりも短く、一方
    端が前記第1挿通孔6を外囲して外筒1の前記一
    方端に気密に固着され、他方端に、手首22付近
    が挿入される第3挿通孔15,19を有する第3
    シール材14,18が固定され、透明可撓性合成
    樹脂から成る内筒2とを含み、 内筒2は、その内筒2の前記一方端から内筒2
    の前記他方端になるにつれて、外筒の内周面との
    間に間隔を有して外径が小さくなるように形成さ
    れることを特徴とするガス作業具。
JP20245882U 1982-12-29 1982-12-29 ガス作業具 Granted JPS59105687U (ja)

Priority Applications (1)

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JP20245882U JPS59105687U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 ガス作業具

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JP20245882U JPS59105687U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 ガス作業具

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JPS59105687U JPS59105687U (ja) 1984-07-16
JPS643912Y2 true JPS643912Y2 (ja) 1989-02-01

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ID=30427929

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JP20245882U Granted JPS59105687U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 ガス作業具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214717Y2 (ja) * 1985-01-11 1990-04-20
JPH0646079B2 (ja) * 1985-05-23 1994-06-15 東京瓦斯株式会社 ガスメータの取り替え工事方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552149U (ja) * 1978-09-29 1980-04-07

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JPS5552149U (ja) * 1978-09-29 1980-04-07

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