JPH10220451A - 接着剤付きファスナーの製造方法 - Google Patents

接着剤付きファスナーの製造方法

Info

Publication number
JPH10220451A
JPH10220451A JP4470597A JP4470597A JPH10220451A JP H10220451 A JPH10220451 A JP H10220451A JP 4470597 A JP4470597 A JP 4470597A JP 4470597 A JP4470597 A JP 4470597A JP H10220451 A JPH10220451 A JP H10220451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
adhesive
acrylate
parts
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4470597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tsuda
隆 津田
Takenao Yamamura
武尚 山村
Daisuke Kamiya
大介 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toagosei Co Ltd filed Critical Toagosei Co Ltd
Priority to JP4470597A priority Critical patent/JPH10220451A/ja
Publication of JPH10220451A publication Critical patent/JPH10220451A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水系プライマーおよび水系接着剤を用いて、
接着剤皮膜が優れた密着性でねじ部表面に形成されたフ
ァスナーを得る方法の提供。 【解決手段】 (メタ)アクリル酸エステル単位および
(メタ)アクリル酸塩単位からなる(メタ)アクリレー
ト系樹脂の水溶液を、ねじ部に塗布し乾燥させて、該ね
じ部の表面に前記(メタ)アクリレート系樹脂からなる
プライマー層を形成させた後、該プライマー層上に下記
水分散型接着剤による接着剤皮膜を形成させることを特
徴とする接着剤付きファスナーの製造方法。 水分散型接着剤:水性重合体からなる保護コロイドによ
り、(メタ)アクリロイル基を有する単量体を乳化分散
させた水性媒体中に、アミノ基またはエポキシ基を有す
るアルコキシシランによって表面を処理した無機質微粒
子、有機過酸化物を内包したマイクロカプセルおよび該
過酸化物とレドックスを形成する還元剤が添加された水
分散型接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ部表面上に接
着性皮膜を有するファスナーの製造方法に関するもので
あり、該接着性皮膜は、ファスナーにおけるねじを締め
付ける際の圧力により硬化する性質を有し、該ファスナ
ーにの緩み止め剤として機能する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】ボルト・ナット等の緩み
止めのために、それらのねじ部に接着剤皮膜を設けるこ
とが一般的に行なわれており、用いられる接着剤として
は、アクリル系単量体、硬化剤およびフィルム形成性物
質からなる接着性組成物等が知られている。かかる接着
剤は、予めねじ部に塗布され、ボルト・ナット等が締め
られるときに前記単量体が硬化することにより、接着力
を発現する。上記の方法によるボルト・ナット等の緩み
止めは、その効果が大きくしかも適用が容易なために、
広く採用されている。
【0003】上記接着剤組成物としては、媒体が有機溶
剤のものと水のものが知られているが、最近では有機溶
剤による環境汚染および人体に対する毒性の問題から、
水性のものが望まれている。しかしながら、水分散性の
アクリル系接着剤では、ねじ表面上に設けられた接着剤
皮膜がねじを締め付ける時に、剥がれ落ちることがあ
り、信頼性の点で今一歩であった。
【0004】樹脂塗膜の基材への密着性向上を目的とし
て、例えばブチラール樹脂、アクリル/ビニリデンエマ
ルジョン、エステル系ポリウレタンエマルジョン、水溶
性尿素樹脂、γーメタクリロキシプロピルトリメトキシ
シランおよびアルコキシチタネート等がプライマーとし
て通常使用されるが、水分散性のアクリル系接着剤に対
してそれらを適用した場合には、いずれも性能的に十分
とは言えない。特開平4ー8905号公報においては、
水分散性のアクリル系接着剤用のプライマーとして、ア
ミノシランとエポキシ化合物の混合物が提案されてい
る。このプライマーは良好な密着性改良効果を示すが、
接着性皮膜の設けられたねじ表面を高湿度雰囲気下で放
置すると密着不良が発生するという問題があり、さら
に、プライマー液が有機溶剤系であるため環境汚染およ
び人体に対する毒性の問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
の解決のため鋭意検討した結果、(メタ)アクリロイル
基を有する単量体を乳化分散させた水性媒体中に、アミ
ノ基またはエポキシ基を有するアルコキシシランによっ
て表面を処理した無機質微粒子、有機過酸化物を内包し
たマイクロカプセルおよび該過酸化物とレドックスを形
成する還元剤を添加した水分散型接着剤に対して、水分
散性のアクリル系樹脂がプライマーとして優れた性質を
有することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、(メタ)アクリル酸
エステル単位および(メタ)アクリル酸塩単位からなる
(メタ)アクリレート系樹脂の水溶液を、ねじ部に塗布
し乾燥させて、該ねじ部の表面に前記(メタ)アクリレ
ート系樹脂からなるプライマー層を形成させた後、該プ
ライマー層上に下記水分散型接着剤による接着剤皮膜を
形成させることを特徴とする接着剤付きファスナーの製
造方法である。水分散型接着剤:水性重合体からなる保
護コロイドにより、(メタ)アクリロイル基を有する単
量体を乳化分散させた水性媒体中に、アミノ基またはエ
ポキシ基を有するアルコキシシランによって表面を処理
した無機質微粒子、有機過酸化物を内包したマイクロカ
プセルおよび該過酸化物とレドックスを形成する還元剤
が添加された水分散型接着剤。なお、本発明におけるフ
ァスナーとは、ねじ部を有する締結具のことであり、具
体的には、六角ボルト、タッピングねじ、ワッシャー付
きボルト、十字丸穴ねじ、頭なしねじ及びマイナスね
じ、ナット並びに管用ねじ等の雄/雌ねじ等が挙げられ
る。以下、本発明についてさらに詳しく説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるファスナーの材質
としては、鉄、鋼、ステンレス鋼、真鍮、アルミニウム
等の金属類、フェノール樹脂およびボルフェニレンスル
フィド等の熱硬化または熱可塑性樹脂が挙げられ、それ
らに各種のメッキ及び/又は表面処理が施されたものも
含まれる。メッキとしては、亜鉛、亜鉛/ニッケル、亜
鉛/鉄、クロムおよびカドミウム等が挙げられ、表面処
理としては、クロメート処理およびリン酸処理等が挙げ
られる。さらに、塩素系溶剤等で脱脂されたファスナー
も好ましく使用できる。ファスナーにおけるねじの好ま
しい呼び径は、M2〜30であり、更に好ましくはM4
〜20である。
【0008】本発明において、上記ファスナーのねじ部
表面にプライマー層を形成するために用いられる(メ
タ)アクリレート系樹脂は、(メタ)アクリル酸エステ
ル単位および(メタ)アクリル酸塩単位を主体とするも
のであり、好ましくは、全構成単位の合計量を基準にし
て、(メタ)アクリル酸塩単位を5〜40重量%、(メ
タ)アクリル酸エステル単位を30〜90重量%および
その他のラジカル重合性単量体単位0〜65重量%を有
する重合体である。(メタ)アクリレート系樹脂におけ
る(メタ)アクリル酸塩単位の割合が、5重量%未満で
あると該樹脂の水性化が難しく、一方40重量%を越え
るとプライマーとしての物性が低下し易い。さらに好ま
しい(メタ)アクリレート系樹脂は、(メタ)アクリル
酸塩単位を5〜35重量%、(メタ)アクリル酸エステ
ル単位を50〜80重量%およびその他のラジカル重合
性単量体単位0〜50重量%を有する重合体である。
(メタ)アクリレート系樹脂の好ましいガラス転移点
は、20℃以上である。(メタ)アクリレート系樹脂の
ガラス転移点が20℃未満であると、接着剤によるねじ
部の固着力が低下し易い。
【0009】上記(メタ)アクリレート系樹脂の製造に
使用し得る(メタ)アクリル酸エステルの具体例として
は、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル
酸i-ブチル、(メタ)アクリル酸t-ブチル、(メタ)ア
クリル酸2-エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロ
ヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アク
リル酸ステアリル等の(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル;(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)
アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒ
ドロキシブチル、(メタ)アクリル酸1分子にε-カプ
ロラクトンが1〜5分子付加した片末端(メタ)アクリ
ル型ポリエステルオリゴマー等のヒドロキシル基含有
(メタ)アクリレートなどが挙げられる。その他のラジ
カル重合性単量体の具体例としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、p-メチルスチレン等のスチレン誘導体、
(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基含有ビニル単
量体、(メタ)アクリルアミド、N-メトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N-ブトキシメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N-イソブトキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド等の(メタ)アクリルアミド誘導体等が挙げられる。
【0010】本発明における(メタ)アクリレート系樹
脂は、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステ
ルおよびその他のラジカル重合性単量体を共重合して得
られる重合体(以下中和前重合体という)を、塩基で中
和して得られる。上記単量体の共重合は、公知の方法に
よればよく、例えばアルコール、ケトン、酢酸エステ
ル、芳香族炭化水素または脂肪族炭化水素等を重合溶剤
として用い、アゾ化合物や有機過酸化物などのラジカル
開始剤の存在下に、温度50〜150℃で反応させると
いう方法等が採用できる。必要に応じて、n-ドデシルメ
ルカプタン、メルカプト酢酸、メルカプトエタノール、
チオリンゴ酸、メルカプトプロピオン酸等の連鎖移動剤
を適量使用してもよい。中和前重合体の数平均分子量
は、1,000〜30,000が好ましく、2,000
〜20,000が更に好ましい。中和前重合体の数平均
分子量が、1,000未満では塗膜の耐久性に劣り易
く、一方30,000を越えると溶液粘度が過度に高く
なり易い。なお、本発明における数平均分子量は、ゲル
パーミエーションクロマトグラフィーによるポリスチレ
ン換算の分子量である。
【0011】中和用の塩基としては、モノメタノールア
ミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トルエチルア
ミン、トリエタノールアミン、ジエチルエタノールアミ
ン、ジメチルエタノールアミンなどの有機アミンおよび
アンモニア等が使用できる。耐水性の優れる皮膜が得ら
れる点で、アンモニアが特に好ましい。具体的な中和操
作としては、前記重合によっ得られた重合体の有機溶剤
溶液に、アミン化合物の水溶液を添加して中和する方法
が簡便である。かくして得られるカルボキシレート基含
有重合体の水性溶液から、重合溶剤として使用した有機
溶剤を減圧下で留去した後、必要に応じ水を加えること
によって、プライマー溶液として好適な固形分濃度10
〜50重量%の(メタ)アクリレート系樹脂水溶液が得
られる。上記(メタ)アクリレート系樹脂水溶液には、
基材への塗工時の成膜性を向上させる目的で、メチルセ
ルソルブ、エチルセルソルブ、ブチルセルソルブおよび
ブチルカルビトール等の成膜助剤を少量添加してもよ
い。(メタ)アクリレート系樹脂水溶液における成膜助
剤の好ましい含有量は、5重量%以下である。
【0012】本発明におけるプライマー層は、架橋構造
を含んでいてもよく、架橋構造を導入させるには、(メ
タ)アクリレート系樹脂にヒドロキシル基等の官能基を
入れておき、該樹脂とともに、架橋剤としてメチルエー
テル化メラミン、ブチルエーテル化メラミン、アルキル
エーテル化尿素樹脂またはアルキルエーテル化ベンゾグ
アナミン等のアミノ樹脂を併用すればよい。
【0013】上記(メタ)アクリレート系樹脂水溶液を
ファスナーのねじ部の表面に塗布した後、乾燥すること
により、プライマー層が形成される。塗布方法は特に限
定されないが、(メタ)アクリレート系樹脂水溶液中に
ファスナーを浸漬後、遠心分離器等を用いて液切りする
方法が簡便である。塗布後の乾燥温度は室温〜120℃
が好ましく、熱に弱いメッキ層を有するファスナーに対
しては常温乾燥が好ましい。60〜120℃で乾燥する
場合には、乾燥時間は5〜120分程度が適当である。
乾燥により、水分と共に揮発性のアミンまたはアンモニ
ア等の塩基が揮散・除去すると、遊離のカルボキシル基
が増加するため、接着剤層との密着性が更に向上する。
(メタ)アクリレート系樹脂の適正な塗布量(固形分)
は、ファスナーのサイズや形状により異なるが、例えば
呼び径10mm、長さ40mm、ピッチ1.5mmのボルトで
は3〜30mgが適当であり、あるいは呼び径6mm、長さ
40mm、ピッチ1.0mmのボルトでは1〜10mgが適当
である。塗布量が少なすぎると密着性改良効果が小さ
く、多すぎると接着剤の固着力が低下し易い。
【0014】本発明における水分散型接着剤は、水性重
合体からなる保護コロイドにより(メタ)アクリロイル
基を有する単量体を水中に乳化分散させた液に、マイク
ロカプセル化された有機過酸化物、還元剤、表面処理さ
れた無機質微粒子を加えた水分散型接着剤である。(メ
タ)アクリロイル基を有する単量体〔以下(メタ)アク
リレート単量体ということがある〕のうち、分子中に
(メタ)アクリロイル基を1個有する単量体としては、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、n-ブチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メ
タ)アクリレート、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、アリル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エト
キシエチル(メタ)アクリレート、アセトキシエチル
(メタ)アクリレートおよびメチルカルビノール(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。
【0015】分子中に(メタ)アクリロイル基を複数個
有する単量体としては、エチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,3-ブタンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、多塩基酸とボリオール及び(メタ)アクリル酸を
脱水縮合するポリエステル化反応により得られるポリエ
ステルジ(メタ)アクリレート、エポキシ化ビスフェノ
ールAジ(メタ)アクリレート、エチレングリコール、
ジエチレングリコール又はトリエチレングリコールとエ
ポキシ化ビスフェノールAから成る縮合体と(メタ)ア
クリル酸より得られるジ(メタ)アクリレート、ジイソ
シアネート、グリコールおよびヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートより得られるポリウレタンジ(メタ)
アクリレート等のジ(メタ)アクリレート;更にグリセ
リン、トリメチロールプロパンまたはペンタエリスリト
ール等の多価アルコールと(メタ)アクリル酸の反応に
よって得られる(メタ)アクリロイル基を3個以上有す
る単量体等が挙げられる。上記単量体のうち、接着力が
大きくかつ保存安定性の良い接着剤皮膜が得られる点
で、エチレングリコール、トリエチレングリコール又は
テトラエチレングリコールのジ(メタ)アクリレート;
エチレングリコール、ジエチレングリコール又はトリエ
チレングリコールとエポキシ化ビスフェノールAから成
る縮合体と(メタ)アクリル酸より得られるジ(メタ)
アクリレートが好ましい。
【0016】保護コロイドとして好ましい水性重合体と
しては、(メタ)アクリル酸単量体単位を10〜40重
量%含むアクリル酸エステル系樹脂、酢酸ビニル系重合
体、メチルビニルエーテル系重合体、ポリビニルピロリ
ドン、ケン化度が70〜99モル%のポリビニルアルコ
ール、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メトキシヒドロキシプロピルセルロース、エチレン
ーマレイン酸無水物共重合体、水溶性または水とアルコ
ールとの混合溶媒に可溶なコポリアミド、尿素樹脂メラ
ミン樹脂、ポリエチレンオキシドとポリプロピレンオキ
シドのブロック共重合体などの水溶性または水分散性重
合体が挙げられる。接着強度が高く保存安定性が良い点
で、ケン化度が70〜99モル%のポリビニルアルコー
ル、水溶性または水とアルコールとの混合溶媒に可溶な
コポリアミドが好ましく、両者の併用が特に好ましい。
【0017】上記水性重合体を用いて(メタ)アクリレ
ート単量体を水性乳化させるには、水性重合体水溶液ま
たは分散液を高速で攪拌し、その中に(メタ)アクリレ
ート単量体を徐々に添加すればよい。(メタ)アクリレ
ート単量体、水および水性重合体の好ましい使用割合
は、(メタ)アクリレート単量体100重量部当たり、
水50〜300重量部、水性重合体0.5〜30重量部
である。水が50重量部未満では分散性が劣り、300
重量部を越えると塗工性が低下するため好ましくない。
また、水性重合体が0.5重量部未満では分散性が劣
り、30重量部を越えると接着力が低下し易い。上記の
操作により、B型粘度計での粘度が50〜10000c
psでかつ分散粒径が0.5〜20μmである(メタ)
アクリレート単量体の水性乳化液が得られる。上記の水
性乳化において、所望によりアルキル硫酸エステル塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンス
ルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールエーテルおよびソルビタン脂肪酸エステ
ル等の低分子量界面活性剤を使用してもよい。
【0018】有機過酸化物としては、クメンハイドロパ
ーオキサイド、t-ブチルハイドロパーオキサイド、メチ
ルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパー
オキサイド、ジクミルパーオキサイド、1,3-ビス(t−ブ
チルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5-ジメチル
-2,5- ビス(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t-ブチ
ルジパーアジペート、ベンゾイルパーオキサイド、パラ
クロロベンゾイルパーオキサイドおよびm-トルオイルパ
ーオキサイド等が挙げられる。レドックス性が強く接着
力の高い接着剤を与える点で、ベンゾイルパーオキサイ
ドまたはm-トルオイルパーオキサイドが特に好ましい。
該有機過酸化物の使用量は、(メタ)アクリレート単量
体100重量部当たり0.2〜10重量部であり、好ま
しくは0.5〜4重量部である。使用量が0.2重量部
未満では接着性能が不十分となり、10重量部を越える
と接着剤付きボルトの保存安定性が低くなる為好ましく
ない。
【0019】本発明において、上記の有機過酸化物はマ
イクロカプセル体として水性媒体中に添加される。マイ
クロカプセル化方法としては、界面重合法が好ましく採
用され、具体的には、尿素とホルマリンまたはメラミン
とホルマリンを反応して得られるプレポリマー水溶液
に、粉末状の有機過酸化物を分散させた後、水溶液のp
Hを2〜3に下げて温度を40〜50℃に維持すること
により、前記過酸化物を内包する水に不溶化なマイクロ
カプセルが得られる。カプセルの粒径は5〜100μm
が好ましく、またカプセルに内包される有機過酸化物の
量は、カプセル全体の5〜30重量%が好ましい。過酸
化物量が5重量%未満では硬化性に劣り、30重量%を
越えると接着剤の保存安定性が低下し易い。
【0020】上記有機過酸化物とレドックスを形成し得
る還元剤としては、エチレンチオ尿素、ジメチル-p- ト
ルイジン、p-トリルジエタノールアミンおよびo-スルホ
安息香酸イミドなどが好ましく使用できる。還元剤の量
は、(メタ)アクリレート単量体100重量部当たり、
0.1〜5重量部が好ましい。
【0021】本発明における水分散型接着剤に配合され
る無機質微粒子は、アミノ基またはエポキシ基を有する
アルコキシシランによって表面を処理した無機質微粒子
(以下単に表面処理微粒子ということがある)であり、
以下に挙げるような無機質微粒子を原料にして製造でき
る。本発明において好ましい無機質微粒子は、酸化ケイ
素を主体とする外郭を有する中空状珪酸質微粒子であ
り、形状的には、1〜300μm程度の粒径を有し、
0.15〜0.6g/ccの真比重を有する微粒子が好
ましい。無機質微粒子は、酸化ケイ素単独、または酸化
ケイ素を主体とし他に酸化ナトリウム、酸化カリウムま
たは酸化硼素を含む無機混合物からなる。中空状珪酸質
微粒子の製造方法としては、珪酸ナトリウム、硼砂およ
び発泡剤を混合し溶融したのち加熱下に膨張させる方
法、アルミノ珪酸塩から成るシラスを選鉱し粒度を調整
したのち、加熱して含まれる水分で発砲させる方法(シ
ラスバルーンの製造法)、または珪砂を化学処理したの
ち造粒し、ロータリーキルン中で焼成して発砲させる方
法等が挙げられる。富士シリシア(株)製フジバルーン
H40(平均粒径: 40μm,真比重: 0.39g/cc,
成分: ほう酸ガラス)、小野田セメント(株)製アイク
ロセルズSL−75(平均粒径: 45μm,真比重:
0.68g/cc,組成: シリカ/アルミナ/その他)、S
L−125(平均粒径: 80μm,真比重: 0.68g/
cc,組成:シリカ/アルミナ/その他)および(株)シ
ラックス製シラックス(シラスを原料とする。各種粒径
のグレードあり)等の市販の中空状珪酸質微粒子を使用
してもよい。
【0022】上記無機質微粒子の表面を処理する、アミ
ノ基を有するアルコキシシランとしては、アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、3-(N- アリル-N- グリシジル)アミノプロピルト
リメトキシシラン、N-(2- アミノエチル)-3-アミノプロ
ピルメチルジメトキシシランおよび3-アミノプロピルト
リス(トリメチロキシ)シラン等が挙げられる。また、
エポキシ基を有するアルコキシシランとしては、γ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキ
シプロピルトリエトキシシランおよびγ−グリシドキシ
プロピルメチルジエトキシシラン等が挙げられる。
【0023】上記アルコキシシランによって無機質微粒
子の表面を処理する際の両者の使用割合は、無機質微粒
子100重量部当たりアルコキシシラン0.2〜20重
量部が好ましく、0.5〜10重量部が更に好ましい。
好ましい処理方法としては、室温下で攪拌機を使用して
水と無機質微粒子を攪拌・混合する中に、アルコキシシ
ランを滴下する方法等が挙げられる。かかる操作により
アルコキシシランのアルコキシシリル基が加水分解し、
生成したヒドロキシシリル基が無機質微粒子表面と脱水
縮合する。この反応は徐々に進行するため、アルコキシ
シラン添加後1〜5時間攪拌を継続することが好まし
い。このようにして得られたシラン処理粒子は、水分散
液のままで又は濾過・乾燥して得た粉体として本発明の
接着剤に使用できる。水分散型接着剤への表面処理微粒
子の好ましい配合割合は、前記(メタ)アクリレート単
量体100重量部当たり、表面処理微粒子2〜50重量
部であり、さらに好ましくは5〜30重量部である。表
面処理微粒子の配合割合が、2重量部未満であるかまた
は50重量部を越えると、接着剤塗膜の基材に対する密
着性が劣り易い。
【0024】水分散型接着剤には、例えばファスナーに
設けられる接着剤皮膜の長期安定性のために、銅クロロ
フィルナトリウム、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウ
ム塩、チタン酸カリウム、ハイドロキノン、メチルハイ
ドロキノン、2,4-ジニトロアニソールまたは2,6-ジ-t-
ブチル-p- クレゾール等を添加してもよい。
【0025】接着剤皮膜をファスナーのねじ部表面に形
成させるには、ロール転写式、ディップ式または手塗り
等によって、該ねじ部表面に水分散型接着剤を均一に塗
布した後、熱風、赤外線または高周波などの方法により
60〜100℃に加熱して乾燥させ、接着剤皮膜を形成
させる。接着剤皮膜の重量は、ねじの形状により異なる
が、呼び径が6のボルトでは50〜80mgあるいは呼
び径が10のボルトでは100〜200mg程度が適当
である。M10ボルトに塗布する場合の具体的な皮膜の
形成方法について一例を示せば、固形分50〜60重量
%の接着剤液を15mmの幅で100〜200mg塗布
し、80℃のオーブンで20分間乾燥することにより、
均一な接着剤皮膜を形成することができる。
【0026】
【実施例】以下、参考例、実施例および比較例を挙げ
て、本発明をより具体的に説明する。以下において、
「部」は「重量部」である。 <参考例1> ○プライマー用(メタ)アクリレート系樹脂水溶液の合
成 攪拌機、環流冷却器、窒素吹き込み管および温度計を有
するガラスフラスコに、メタクリル酸i-ブチル(以下I
BMAと略記する)35部、メタクリル酸n-ブチル(以
下BMAと略記する)20部、メタクリル酸メチル(以
下MMAと略記する)10部、メタクリル酸ヒドロキシ
エチル(以下HEMAと略記する)10部、メタクリル
酸(以下MAAと略記する)25部、メルカプトプロピ
オン酸(以下MPAと略記する)2.5部およびメチル
エチルケトン(以下MEKと略記する)134部を仕込
み、75℃に昇温した。上記フラスコに、2,2'- アゾビ
ス-(2-メチルブチロニトリル)〔日本ヒドラジン工業
(株)製商品名ABN−E)1.5部をMEK134部
に溶かした溶液を3時間かけて連続的に供給し、滴下終
了後30分間75℃に保持した。その後、さらにABN
−E0.5部を追加して反応液を還流温度に維持した。
4時間環流を続けて重合を完結させた後、内温を徐々に
60℃まで下げ、フラスコ内を減圧してMEKを約90
部留去し、高粘度の樹脂溶液を得た。得られた樹脂の数
平均分子量は4,500であった。この樹脂溶液中に、
25%アンモニア水溶液12部と蒸留水240部の混合
液を入れ混合し、再びフラスコ内を減圧し、MEKと水
の混合物を約85部留去した。その後、蒸留水37部を
加えて攪拌し、25℃での粘度115cps 、不揮発分2
9.3%の(メタ)アクリレート系樹脂水溶液を得た。
上記単量体の単独重合体のTgおよびそれらの(メタ)
アクリレート系樹脂における含有割合に基づき、共重合
体のTgの算出式に従いTgを計算した結果、この(メ
タ)アクリレート系樹脂のTgは、73.5℃であっ
た。
【0027】<参考例2> ○プライマー用(メタ)アクリレート系樹脂水溶液の合
成 モノマーとして、BMA65部、HEMA10部および
MAA25部を用いて、参考例1と同様な方法により、
(メタ)アクリレート系樹脂水溶液を合成した。得られ
た(メタ)アクリレート系樹脂のTgは、53.6℃で
あった。
【0028】<参考例3> ○水分散型接着剤組成物の調製 (1)メタクリレート単量体乳化分散液の調製 ビーカーに純水86部、ゴーセノールGM−14(ケン
化度86モル%、平均重合度1400の部分ケン化ポリ
ビニルアルコール、日本合成化学工業(株)製)10
部、銅クロロフイル0.2部およびo-スルホ安息香酸イ
ミド0.5部を仕込み均一な水溶液とした。プロペラ型
攪拌翼を用いて650rpm攪拌下で、2,2 - ビス(4-
(メタクリロキシ・ジエトキシ)フェニル)プロパン
〔新中村化学工業(株)製、商品名NKエステルBPE
−200〕100部、ジメチルー p-トルイジン0.5部
およびジメチルアミノ置換型ナイロン〔東レ(株)製、
商品名AQナイロンA−90〕2部を仕込み、2時間攪
拌を続けてメタクリレート単量体の水性乳化分散液を得
た。
【0029】(2)カプセル化された有機過酸化物の製
造 ガラスフラスコに、37重量%濃度のホルマリン水溶液
350部、尿素131部およびトリエタノールアミン
1.7部を仕込み、70℃にてプロペラ型攪拌翼を用い
て300rpmで2時間攪拌しながら反応させ、pHが
8.1で溶液粘度が8.3cpsのプレポリマー水溶液
(ジメチロール体35重量%)を得た。上記プレポリマ
ー水溶液257部と純水525部をビーカーに仕込み、
1N硫酸水溶液でpHを2.5に調整した後、ベンゾイ
ルパーオキサイドの微粉末(平均粒径約20μm)1
2.8部を投入し、40℃に昇温してホジナイザーで9
000rpmの攪拌下で6時間反応させた。その後更
に、プロペラ型攪拌翼を用いて300rpmの攪拌下で
14時間反応を続けた。得られたスラリーを1Nの苛性
ソーダ水溶液で中和し、純水およびメタノールで洗浄
後、固形分を40℃で乾燥した。ベンゾイルパーオキサ
イド含量14.5%、粒径7〜40μmのマイクロカプ
セル83.7部を得た。
【0030】(3)アミノシラン処理中空微粒子の製造 ステンレス容器に、純水200部および中空微粒子とし
て富士シリシア(株)製フジバルーンH−40(平均粒
子径40μm、真比重0.41g/cc、ほう酸ガラス)1
00部を仕込み、ラボミキサーで500rpmの攪拌下
に3-アミノプロピルトリエトキシシラン20部を滴下し
た後3時間攪拌を続け、濾過・乾燥してアミノシラン処
理中空微粒子を得た。 (4)エポキシシラン処理中空微粒子の製造 3-アミノプロピルトリエトキシシランの代わりにγ−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシランを用い、上記
(3)と同様の操作によって、エポキシシラン処理中空
微粒子を得た。
【0031】(5)接着剤組成物の調製 上記(1)で得られた単量体乳化分散液75部、(2)
で得られたカプセル化有機過酸化物9部、(3)で得ら
れたアミノシラン処理中空微粒子6部および純水10部
をステンレス容器に入れ、ラボミキサーを用いて200
0rpmで5分間混合し、水分散型接着剤組成物を得
た。
【0032】<参考例4>参考例3における(1)で得
られた単量体乳化分散液75部、同(2)で得られたカ
プセル化有機過酸化物9部、同(4)で得られたエポキ
シシラン処理中空微粒子6部および純水10部をステン
レス容器に入れ、ラボミキサーを用いて2000rpm
で5分間混合し、水分散型接着剤組成物を得た。
【0033】
【実施例1】ファスナーとして、次の2種類のボルト/
ナットを用いた。 (1)呼び径10mm、長さ40mm、ピッチ1.5m
mの黄色クロメート処理ボルトおよび対応ナット(以下
M10 と略称する) (2)呼び径6mm、長さ40mm、ピッチ1.0mm
の黄色クロメート処理ボルトおよび対応ナット(以下M6
と略称する) 参考例1の(メタ)アクリレート系樹脂水溶液を純水で
希釈して、粘度60cps の樹脂溶液を得た。得られた液
中に上記ボルトを浸漬した後、バスケット型遠心分離器
(径510mm,回転数1200rpm )で液切りをし、室温で3日
間放置することにより、ねじ部表面にプライマー層を形
成した。次に、上記ボルトのねじ部先端から15mmの
幅に、参考例3で得られた水分散型接着剤を固形分量で
180mg(M10)または70mg(M6)を塗布し、10〜
20分間室温で風乾した後、さらにオーブンで80℃2
0分加熱乾燥することにより、接着剤付きボルトを製造
した。
【0034】上記方法で得られた接着剤付きボルトに、
ナットを300kgf-cm(M10)または100kgf-cm(M6)の
トルクで締め付け、23℃で24時間放置後の破壊トル
クを測定した。破壊トルクの測定は10個の試験体につ
いて行い、その平均値を測定値として表1に示した。ま
た、ナットが通過の際に、ボルトねじ部の接着剤皮膜が
剥離したかどうかを目視で観察し、以下の基準で密着性
を評価し、その結果も表1に示した。 a.10個のボルト全てに接着剤皮膜の剥離がない ──○ b.1〜2個のボルトにおいて接着剤皮膜の剥離がない──△ c.上記以外の場合 ───× なお、接着剤を使用しないボルト/ナットにおける上記
条件で測定された破壊トルクは275kgf-cm(M10)また
は73kgf-cm(M6)であった。
【0035】
【実施例2】実施例1と同様な方法により、参考例2で
得られた(メタ)アクリレート系樹脂を用いてプライマ
ー層を形成し、参考例3の接着剤を用いて、接着剤皮膜
を形成した。以後、接着剤の接着特性に関して、実施例
1と同様な物性の評価を行なった。
【0036】
【実施例3】実施例1と同様な方法により、参考例1で
得られた(メタ)アクリレート系樹脂を用いてプライマ
ー層を形成し、参考例4の接着剤を用いて、接着剤皮膜
を形成した。以後、実施例1と同様な物性の評価を行な
った。
【0037】
【表1】
【0038】
【比較例1】プライマーを一切使用せずに、参考例3の
接着剤を用いて、ねじ部表面に直接接着剤皮膜を形成し
た後、接着剤の接着特性を評価した。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、接着剤皮膜が優れた密
着性でねじ部表面に接着したファスナーが容易に得ら
れ、しかも該ファスナーにおいては、ねじが締められる
とき上記接着剤が強い固着力を発現する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (メタ)アクリル酸エステル単位および
    (メタ)アクリル酸塩単位からなる(メタ)アクリレー
    ト系樹脂の水溶液を、ねじ部に塗布し乾燥させて、該ね
    じ部の表面に前記(メタ)アクリレート系樹脂からなる
    プライマー層を形成させた後、該プライマー層上に下記
    水分散型接着剤による接着剤皮膜を形成させることを特
    徴とする接着剤付きファスナーの製造方法。 水分散型接着剤:水性重合体からなる保護コロイドによ
    り、(メタ)アクリロイル基を有する単量体を乳化分散
    させた水性媒体中に、アミノ基またはエポキシ基を有す
    るアルコキシシランによって表面を処理した無機質微粒
    子、有機過酸化物を内包したマイクロカプセルおよび該
    過酸化物とレドックスを形成する還元剤が添加された水
    分散型接着剤。
  2. 【請求項2】 (メタ)アクリロイル基を有する単量体
    100重量部当たり、前記無機質微粒子2〜50重量
    部、有機過酸化物0.2〜10重量部および該有機過酸
    化物とレドックスを形成する還元剤0.1〜5重量部を
    含む水分散型接着剤を用いる請求項1記載の接着剤付き
    ファスナーの製造方法。
  3. 【請求項3】 (メタ)アクリレート系樹脂のガラス転
    移点が20℃以上である請求項1または2記載の接着剤
    付きファスナーの製造方法。
JP4470597A 1997-02-13 1997-02-13 接着剤付きファスナーの製造方法 Pending JPH10220451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4470597A JPH10220451A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 接着剤付きファスナーの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4470597A JPH10220451A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 接着剤付きファスナーの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10220451A true JPH10220451A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12698845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4470597A Pending JPH10220451A (ja) 1997-02-13 1997-02-13 接着剤付きファスナーの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10220451A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7195437B2 (en) 2002-07-02 2007-03-27 Nitto Seiko Co., Ltd. Tapping screw having function of holding female screw shavings
JP2008296355A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Shimadzu Corp 雄ネジ部品の締付方法及びトルクレンチ
CN103097748A (zh) * 2010-03-04 2013-05-08 罗伯特·博世有限公司 固定装置及相应的制造方法
CN113999584A (zh) * 2021-11-15 2022-02-01 长春中科应化特种材料有限公司 一种含聚硅氮烷螺栓防松脱标示膏的制备方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7195437B2 (en) 2002-07-02 2007-03-27 Nitto Seiko Co., Ltd. Tapping screw having function of holding female screw shavings
JP2008296355A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Shimadzu Corp 雄ネジ部品の締付方法及びトルクレンチ
CN103097748A (zh) * 2010-03-04 2013-05-08 罗伯特·博世有限公司 固定装置及相应的制造方法
JP2013521445A (ja) * 2010-03-04 2013-06-10 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 固定手段およびそれに関連する製造方法
CN113999584A (zh) * 2021-11-15 2022-02-01 长春中科应化特种材料有限公司 一种含聚硅氮烷螺栓防松脱标示膏的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5663241A (en) Removable pressure sensitive adhesive and article
EP1167477B1 (en) Resin composition for aqueous paint
JP6146571B2 (ja) マイクロカプセル型硬化性樹脂組成物
JP2637955B2 (ja) 水性被覆用組成物
JP2000204285A (ja) 水性シ―ラ―及び窯業系基材のインライン塗装方法
CN108794682B (zh) 一种常温酮肼自交联丙烯酸树脂乳液及其制备方法和应用
JPH10220451A (ja) 接着剤付きファスナーの製造方法
JP3398446B2 (ja) 一液硬化型水性エマルション組成物
JP2001294630A (ja) 水性樹脂およびその製造方法
JP2884093B2 (ja) 高分子水性分散体組成物
JP3012641B1 (ja) カチオン性エマルジョンの製造方法
CN1317526A (zh) 一种水性丙烯酸树脂防锈、绝缘涂料及其制法
JPS6147187B2 (ja)
JP2666520B2 (ja) ファスナ
JPH03152168A (ja) 水性樹脂分散液
JP3887067B2 (ja) 水分散型樹脂組成物
JPH05194913A (ja) 接着剤組成物
JPH08232940A (ja) 水分散型接着剤組成物および該水分散型接着剤組成物を使用したボルトまたはナット
JP2531400B2 (ja) 水分散性被覆組成物
JPH04261433A (ja) 重合体粉末粒子及びその製造方法
JPH10204791A (ja) 剥離紙用アンダーコート剤
JPH07118610A (ja) 水分散型接着剤組成物
JP2000212470A (ja) セメント成型体用下塗りシ―ラ―
JPH0264169A (ja) カチオン電着性ゲル化微粒子重合体及びその製造方法
JPS6386778A (ja) 水分散型感圧性接着剤組成物