JPH1021925A - 非水電解液二次電池用電極フィルム - Google Patents
非水電解液二次電池用電極フィルムInfo
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Abstract
剥離・脱落して電池容量が次第に低下することがない、
集電体との密着性が高く、屈曲性に富む非水電解液二次
電池用の電極フィルムを提供する。 【解決手段】 リチウムイオンを吸蔵放出可能な活物質
と結着剤よりなる活物質層を集電体上に設けてなる非水
電解液二次電池用電極フィルムにおいて、結着剤が、ガ
ラス転移温度が室温以下である含フッ素弾性共重合体に
対してフッ化ビニリデン単量体をグラフト重合せしめた
軟質系フッ素樹脂からなる非水電解液二次電池用電極フ
ィルムである。
Description
ウム電池などに代わる二次電池として、例えば負極にリ
チウムイオンを吸蔵放出可能な活物質である炭素材料を
用い、正極にリチウムコバルト複合酸化物等のリチウム
複合酸化物を活物質として用いた非水電解液二次電池用
の電極フィルムに関わり、特に集電体との密着性と可撓
性の向上を目的とした結着剤の改良に関する。
み、これら電子機器に搭載される二次電池に対して高エ
ネルギー化や小型軽量化の要求が強まっている。従来、
これらの電子機器には、ニッケル・カドミウム二次電池
や鉛二次電池が使用されているが、これらの二次電池は
放電電圧が低く、小型軽量・高エネルギー化の期待に沿
えていない。最近、これらの二次電池に代わるものとし
て、負極にリチウムイオンを吸蔵放出可能な炭素材料を
用い、正極にリチウムコバルト複合酸化物等のリチウム
複合酸化物を用いた非水電解液二次電池の開発がなされ
ている。この非水電解液二次電池は、高い放電電圧と高
エネルギー密度を有しており、二次電池に対する高エネ
ルギー化や小型軽量化の要求に沿うものと期待されてい
る。
されている電極フィルムの概要を負極フィルムを例にと
って述べる。負極フィルムは、優れた可とう性やリチウ
ムの析出の恐れが少ないことから、コークス・黒鉛・炭
素繊維等の炭素材料が好ましく使用され、これらの炭素
材料を結着剤溶液に分散させて炭素粒子スラリーとした
ものを集電体金属箔上に塗布し、溶剤を乾燥後、ローラ
ープレス機により圧縮成形して電極を得る方法等により
作製される。従来は、結着剤として、ポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)をN−メチル−2−ピロリドン(NM
P)に溶解した溶液やポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)のディスパージョン溶液等のフッ素樹脂系が多
く使用されてきた。しかし、結着剤としてPVDFやP
TFE等のフッ素樹脂を使用した場合、出来上がった電
極は極めて剛直になり、折り曲げや巻きを行うと活物質
層が割れてしまうという問題や、集電体との密着性が劣
るため、充放電を繰り返すと炭素粒子が集電体から剥離
・脱落して電池容量が次第に低下するという問題があっ
た。
電を繰り返しても活物質層が集電体から剥離・脱落して
電池容量が次第に低下することがない、集電体との密着
性が高く、屈曲性に富む非水電解液二次電池用の電極フ
ィルムを提供することにある。
ンを吸蔵放出可能な活物質と結着剤よりなる活物質層を
集電体上に設けてなる非水電解液二次電池用電極フィル
ムにおいて、該結着剤が、ガラス転移温度が室温以下で
ある含フッ素弾性共重合体100重量部に対してフッ化
ビニリデン単量体を40〜70重量部グラフト重合せし
めた軟質系フッ素樹脂からなる非水電解液二次電池用電
極フィルムであり、更に好ましい態様は、該含フッ素弾
性共重合体が少なくとも一種の含フッ素単量体と分子内
に二重結合とペルオキシ結合を同時に有する単量体とを
共重合せしめたものであり、該結着剤が活物質100重
量部に対して3〜15重量部添加されてなる非水電解液
二次電池用電極フィルムである。
細に述べる。使用する結着剤は、少なくとも一種の含フ
ッ素単量体を含む一種以上の単量体と分子内に二重結合
とペルオキシ結合を同時に有する単量体とを共重合せし
めて、その分子内にペルオキシ基を含有させ、かつその
ガラス転移温度が室温以下である含フッ素弾性共重合体
の幹ポリマーを製造し、この幹ポリマーの水性乳濁液、
または、分散溶媒中でペルオキシ結合を分解し、ラジカ
ルを発生せしめる温度以下で、幹ポリマー100重量部
に対してフッ化ビニリデン単量体を40〜70重量部グ
ラフト重合せしめた軟質系フッ素樹脂である。
ペルオキシメタクリレート、t−ブチルペルオキシクロ
トネート等の不飽和ペルオキシエステル類、及びt−ブ
チルペルオキシアリルカーボネート、P−メンタンペル
オキシアリルカーボネート等の不飽和ペルオキシカーボ
ネート類が挙げられる。また、含フッ素単量体の一種以
上の組成としては、フッ素ゴムの組成を有する弾性重合
体で、フッ化ビニリデン(VDF)とヘキサフルオロピ
ロペン(HFP)の二元系、VDFとHFPとテトラフ
ルオロエチレン(TFE)の三元系、及びVDFとクロ
ロトリフルオロエチレン(CTFE)の二元系などの単
量体組成が挙げられる。
方法は、少なくとも活物質と結着剤を適当な有機溶媒に
混合または溶解したペーストを集電体上に塗布乾燥して
形成されるため、乾燥性や塗膜形成性を勘案すると結着
剤としてはDMF等の有機溶媒に少なくとも150g/
l、好ましくは200g/l以上溶解することが望まし
い。本発明では軟質系フッ素樹脂として、含フッ素弾性
共重合体の幹ポリマーにVDF単量体をグラフト重合さ
せることにより有機溶媒に対する溶解性が極めて高くな
ることを見いだした。これに対しTFE単量体、CTF
E単量体、TFE/エチレン、CTFE/エチレン等の
共重合体では有機溶媒中での樹脂の膨潤はあるが、15
0g/l以上の溶解は困難である。また希望の溶解性を
達成するためには、幹ポリマー100重量部に対しVD
F単量体を40〜70重量部グラフトするのが適当であ
り、40重量部以下では有機溶媒中でゲル状となり、7
0重量部以上では樹脂物性の柔軟性が減少し、ゴム的性
質が損なわれるため、電極フィルムの可撓性や密着性向
上に対しては逆効果になるので好ましくない。
ーが、そのガラス転移温度が室温以下である含フッ素共
重合体より構成されているため、室温及びそれ以上の温
度では弾性体の性状を呈し、従来のPTFE、PFA、
FEP、PCTFE、PVDF、PVF等のフッ素樹脂
と比較すると極めて柔軟性に富み、形成された電極フィ
ルムは集電体との密着性に優れ、極めて柔軟な可撓性に
富むものとなる。
べる。まず、負極フィルムの製造方法の一例を述べる。
本発明の負極フィルムに用いる負極用活物質は、リチウ
ムイオンを吸蔵放出可能な炭素材料の粒子である。これ
ら炭素材料としては、コークス類(ピッチコークス、ニ
ードルコークス、石油コークス等)、熱分解炭素類、黒
鉛、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼成体(フェノ
ール樹脂、フラン樹脂等を焼成し、炭素化したもの)、
炭素繊維、活性炭等が挙げられる。この中でも黒鉛がリ
チウムの吸蔵放出量が多い点で好ましい。黒鉛の平均粒
径は0.5〜40μmが好ましく、特に好ましくは3〜
20μmである。黒鉛の平均粒径が0.5μm未満の場
合は、黒鉛が凝集や分散不良等の問題が起きやすく、4
0μmを超えると塗工面の状態や塗工性等に悪影響を及
ぼす可能性がある。
ーにVDF単量体をグラフト重合させた本発明の軟質フ
ッ素樹脂をDMFに溶解させたワニスに、上記炭素材料
を分散させて炭素粒子スラリーとしたものを集電体とな
る厚さ12μmの電解銅箔上に塗布し、溶剤を乾燥後、
ローラープレス機により所望の空隙度まで圧縮成形して
得る方法等により作製される。軟質フッ素樹脂は、炭素
材料100重量部に対して3〜15重量部使用され、好
ましくは5〜10重量部使用する。過剰になると電気絶
縁性が大きくなり容量の低下の原因になるので15重量
部以上の添加は好ましくない。また3重量部未満では集
電体との密着性が極めて悪くなり好ましくない。
る。本発明の正極フィルムに用いる正極用活物質は、例
えば、LiXO2(X=Co、Ni、Mn等の遷移金属の
一種又は複数種)が挙げられる。これら正極活物質と黒
鉛等の導電剤を軟質フッ素樹脂のDMFワニス中に分散
させてスラリーとしたものを集電体となる厚さ20μm
のアルミニウム箔上に塗布し、溶剤を乾燥後、ローラー
プレス機により所望の空隙度まで圧縮成形して得る方法
等により作製される。軟質フッ素樹脂は、正極活物質1
00重量部に対して、固形分比で3〜15重量部使用さ
れ、好ましくは5〜10重量部使用する。過剰になると
電気絶縁性が大きくなり容量の低下の原因になるので1
5重量部以上の添加は好ましくない。また3重量部未満
では集電体との密着性が極めて悪くなり好ましくない。
導電剤は正極活物質の導電助剤として添加するため正極
活物質100重量部に対して0.1〜30重量部、好ま
しくは1〜10重量部添加することが望ましい。
を微多孔性ポリプロピレンフィルム製等のセパレータを
介して、例えばLiClO4、LiAsF6、LiPF6、L
iPF4、LiBF4、LiB(C6H5)4、LiCl、Li
Br、CH3SO3Li、CF3SO3Li等のリチウム塩
を電解質とし、これを例えばプロピレンカーボネート、
エチレンカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、
1,2−ジエトキシエタン、ジエチルカーボネート、γ
−ブチルラクトン、テトラヒドロフラン、1,3−ジオ
キソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、ジエチ
ルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニ
トリル、プロピオニトリル等の単独もしくは二種類以上
の混合溶媒に溶解した非水系電解液に浸せきして電池を
作製する。
詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。 《実施例1》 <実施例1の負極フィルムの作製>結着剤として軟質系
フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG180Y[セン
トラル硝子(株)製])66重量部(樹脂固形分15%)
に、粒径分布が6〜28μの黒鉛粒子(商品名:MCM
B6−28[大阪ガス(株)製])100重量部を分散さ
せて炭素粒子スラリーとした後、集電体となる厚さ12
μmの電解銅箔上に塗布し、溶剤を乾燥後、ローラープ
レス機により圧縮成形して負極フィルムを作製した。成
形後の炭素粒子層の厚さは200μmであり、炭素粒子
層の密度は1.52g/cm3であった。
として軟質系フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG1
80Y[セントラル硝子(株)製])66重量部(樹脂固
形分15%)に、正極活物質としてLiCoO2を10
0重量部と、導電剤として黒鉛6.6重量部とを分散さ
せて活物質スラリーとした後、集電体となる厚さ20μ
mのアルミニウム箔上に塗布し、溶剤を乾燥後、ローラ
ープレス機により圧縮成形して正極フィルムを作製し
た。成形後の活物質層の厚さは180μmであり、活物
質層の密度は3.61g/cm3であった。
フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG180Y[セン
トラル硝子(株)製])34重量部(樹脂固形分15%)
にした以外は実施例1と同様にして負極フィルムを作製
した。成形後の炭素粒子層の厚さは200μmであり、
炭素粒子層の密度は1.53g/cm3であった。
として軟質系フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG1
80Y[セントラル硝子(株)製])34重量部(樹脂固
形分15%)にした以外は実施例1と同様にして負極フ
ィルムを作製した。成形後の活物質層の厚さは180μ
mであり、活物質層の密度は3.60g/cm3であっ
た。
フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG180Y[セン
トラル硝子(株)製])80重量部(樹脂固形分15%)
にした以外は実施例1と同様にして負極フィルムを作製
した。成形後の炭素粒子層の厚さは200μmであり、
炭素粒子層の密度は1.50g/cm3であった。
として軟質系フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG1
80Y[セントラル硝子(株)製])80重量部(樹脂固
形分15%)にした以外は実施例1と同様にして負極フ
ィルムを作製した。成形後の活物質層の厚さは180μ
mであり、活物質層の密度は3.63g/cm3であっ
た。
F(商品名:KFポリマーW#1300[呉羽化学工業
(株)製])10重量部をNMPに溶解させた樹脂溶液に
粒径分布が6〜28μの黒鉛粒子(商品名:MCMB6
−28[大阪ガス(株)製])100重量部を分散させて
炭素粒子スラリーとした後、集電体となる厚さ12μm
の電解銅箔上に塗布し、溶剤を乾燥後、ローラープレス
機により圧縮成形して負極フィルムを作製した。成形後
の炭素粒子層の厚さは200μmであり、炭素粒子層の
密度は1.55g/cm3であった。
としてPVDF(商品名:KFポリマーW#1300
[呉羽化学工業(株)製])10重量部をNMPに溶解さ
せた樹脂溶液に、正極活物質としてLiCoO2を10
0重量部と、導電剤として黒鉛6.6重量部とを分散さ
せて活物質スラリーとした後、集電体となる厚さ20μ
mのアルミニウム箔上に塗布し、溶剤を乾燥後、ローラ
ープレス機により圧縮成形して正極フィルムを作製し
た。成形後の活物質層の厚さは180μmであり、活物
質層の密度は3.63g/cm3であった。
フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG180Y[セン
トラル硝子(株)製])13重量部(樹脂固形分15%)
にした以外は実施例1と同様にして負極フィルムを作製
した。成形後の炭素粒子層の厚さは200μmであり、
炭素粒子層の密度は1.55g/cm3であった。
として軟質系フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG1
80Y[セントラル硝子(株)製])13重量部(樹脂固
形分15%)にした以外は実施例1と同様にして負極フ
ィルムを作製した。成形後の活物質層の厚さは180μ
mであり、活物質層の密度は3.65g/cm3であっ
た。
フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG180Y[セン
トラル硝子(株)製])120重量部(樹脂固形分15
%)にした以外は実施例1と同様にして負極フィルムを
作製した。成形後の炭素粒子層の厚さは200μmであ
り、炭素粒子層の密度は1.49g/cm3であった。
として軟質系フッ素樹脂(商品名:セフラルソフトG1
80Y[セントラル硝子(株)製])120重量部(樹脂
固形分15%)にした以外は実施例1と同様にして負極
フィルムを作製した。成形後の活物質層の厚さは180
μmであり、活物質層の密度は3.58g/cm3であ
った。
例の各々で作製した電極フィルムに1mm角の碁盤目を
100個切り、テープ剥離試験を行い、活物質層が集電
体界面から剥離した個数を数えた。その結果を表1に示
す。
べて集電体界面からの剥離は殆どないことが確認され
た。
比較例で作製した電極フィルムを使用し、電解液として
エチレンカーボネート/ジエチレンカーボネート=1:
1に1モルのLiClO4 を溶解させたものを用いて電
池を作製し、25℃雰囲気下で、充電電流密度0.5m
A/cm2、充電終止電圧0.0V(対Li/Li+)ま
で充電した後、放電電流密度0.5mA/cm2、放電終
止電圧1.5V(対Li/Li+)まで放電する工程を
1サイクルとするサイクル試験を行い、負極炭素材料1
gあたりの容量で充放電サイクル特性を調べた。その結
果を表2に示す。
低下が殆ど認められないのに対し、比較例の電極フィル
ムでは、1000サイクル目においては、かなりの容量
低下が認められる。また、比較例3は初期から容量が十
分発現していない。1000サイクル終了後の電極フィ
ルムを取り出して観察すると、本発明の電極フィルムは
何ら変化がないのに対し、比較例の電極フィルムは粒子
の剥離・脱落が認められた。このことより本発明の電極
フィルムが集電体との密着性に優れていることが確認さ
れた。
ルムによれば、結着剤として従来のPVDF等のフッ素
系結着剤に代えて、少なくとも一種の含フッ素単量体と
分子内に二重結合とペルオキシ結合を同時に有する単量
体とを共重合せしめて、そのガラス転移温度が室温以下
である含フッ素弾性共重合体の幹ポリマーを製造し、該
幹ポリマー100重量部に対してフッ化ビニリデン単量
体を40〜70重量部グラフト重合せしめた軟質系フッ
素樹脂を使用しているので、集電体との密着力や屈曲性
に優れている。このため、電極の取り回しの時に活物質
層が割れたり、剥離したりすることが少なくなる。ま
た、充放電を繰り返しても炭素粒子等が集電体から剥離
・脱落すること少なくなり、結果として電池容量が低下
しにくい電池が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともリチウムイオンを吸蔵放出可
能な活物質と結着剤よりなる活物質層を集電体上に設け
てなる非水電解液二次電池用電極フィルムにおいて、該
結着剤が、ガラス転移温度が室温以下である含フッ素弾
性共重合体100重量部に対してフッ化ビニリデン単量
体を40〜70重量部グラフト重合せしめた軟質系フッ
素樹脂からなることを特徴とする非水電解液二次電池用
電極フィルム。 - 【請求項2】 該含フッ素弾性共重合体が少なくとも一
種の含フッ素単量体と分子内に二重結合とペルオキシ結
合を同時に有する単量体とを共重合せしめた共重合体で
あることを特徴とする請求項1記載の非水電解液二次電
池用電極フィルム。 - 【請求項3】 該結着剤が活物質100重量部に対して
3〜15重量部添加されてなることを特徴とする請求項
1または2記載の非水電解液二次電池用電極フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176496A JPH1021925A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 非水電解液二次電池用電極フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176496A JPH1021925A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 非水電解液二次電池用電極フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021925A true JPH1021925A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16014681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8176496A Pending JPH1021925A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 非水電解液二次電池用電極フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1021925A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008091054A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非水電解液二次電池 |
WO2018105539A1 (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 非水電解質二次電池用負極及び非水電解質二次電池 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06140077A (ja) * | 1992-09-11 | 1994-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電気化学素子、リチウム二次電池及び組電池並びに製造方法 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP8176496A patent/JPH1021925A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06140077A (ja) * | 1992-09-11 | 1994-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 電気化学素子、リチウム二次電池及び組電池並びに製造方法 |
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WO2018105539A1 (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 非水電解質二次電池用負極及び非水電解質二次電池 |
JPWO2018105539A1 (ja) * | 2016-12-08 | 2019-10-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 非水電解質二次電池用負極及び非水電解質二次電池 |
US11005090B2 (en) | 2016-12-08 | 2021-05-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Negative electrode for non-aqueous electrolyte secondary batteries, and non-aqueous electrolyte secondary battery |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
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