JPH10215355A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10215355A
JPH10215355A JP9018388A JP1838897A JPH10215355A JP H10215355 A JPH10215355 A JP H10215355A JP 9018388 A JP9018388 A JP 9018388A JP 1838897 A JP1838897 A JP 1838897A JP H10215355 A JPH10215355 A JP H10215355A
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JP
Japan
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signal
image
unit
image processing
image data
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Pending
Application number
JP9018388A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Watabe
弘好 渡部
Tsuneharu Miyamoto
恒晴 宮本
Tatsuhisa Suzuki
達久 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH10215355A publication Critical patent/JPH10215355A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号線の本数を減らしつつ拡張性を高めると
ともに、複数の画像データを並列転送する画像処理装置
を提供すること。 【解決手段】 所望の画像データ信号を出力する画像出
力部と画像データ信号を入力する画像入力部とを2以上
ずつ備える画像処理手段3〜6と、すべての画像処理手
段3〜6を共通接続する少なくとも2組の信号伝送路
7、9と、制御信号に基づいて任意の画像処理手段3〜
6と信号伝送路7、9との間を電気的に接続、あるい
は、遮断する接続切替手段と、画像処理手段3〜6の組
み合わせの中から、並列動作が可能な組み合わせを検索
する検索手段2と、任意の組み合わせを選択する際、検
索手段2によって検索された組み合わせに合致する画像
処理手段3〜6の組み合わせ毎に信号伝送路7、9を割
り当てるとともに、割り当てられた画像処理手段3〜6
と信号伝送路7、9とを接続状態とする制御手段2とを
備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像入力部
および画像出力部を備え、任意の画像入力部および画像
出力部との間で画像データを伝送する画像処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置や光ファイリン
グ装置等を拡張可能な画像処理装置としては、特開平4
−248679号公報に示すような画像処理装置が案出
されている。この画像処理装置は、画像入力部と画像出
力部とを備え、画像入力部によって入力した画像データ
を出力するための出力バッファ回路と、画像出力部に対
して出力すべき画像データを入力するための入力バッフ
ァ回路とを設けるとともに、画像データを伝達するため
の入力信号線と出力信号線とを互いに独立した状態で配
線したものである。
【0003】そして、ファクシミリ装置や光ファイリン
グ装置等の拡張機能装置のように、画像データの入力お
よび出力を共に行うことのできる装置を、新たに接続可
能とするために、画像データや同期信号を双方向に伝達
するスルーパスが設けられている。このスルーパスは、
外部より与えられる制御信号によってその伝送方向を決
定する。このように、本画像処理装置では、簡単な構成
で、数多くの拡張機能装置を付加することができ、画像
入力部、画像出力部および新たに付加される拡張機能装
置の間で自由に画像データのやりとりを行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この画
像処理装置では、入力信号線と出力信号線とが別々にな
っていることから、入力信号線および出力信号線を共通
利用した場合と比較して、単純に2倍の信号線が必要に
なる。また、スルーパス用に複数のバッファ回路を必要
としているため、回路が複雑化し、その制御も複雑なも
のとなっていた。また、拡張装置の追加に伴って、新た
な拡張装置と主装置との間を接続する接続用信号線の数
が多くなるため、信号の流れを制御するための制御回路
の構成および制御処理が複雑になり、コストアップにつ
ながるという問題もあった。
【0005】そこで、入力信号線と出力信号線とを共通
化し、さらに、各画像入力部および各画像出力部を接続
する信号線をバス状に共通接続することで、信号線数を
減らすとともに、拡張装置の追加に伴う信号線の増加を
抑えることが案出されている。ところが、各画像入力部
および各画像出力部を接続する信号線をバス状に共通接
続した場合、信号線に画像入力部および画像出力部が複
数接続されているにもかかわらず、信号線を介して画像
データのやりとりを行える画像入力部および画像出力部
は、それぞれ1つしか選択できない。
【0006】すなわち、バス状の信号線では、信号線を
占有する画像入力部および画像出力部の指定が必要であ
り、指定されない他の画像入力部および画像出力部は、
例え、指定された画像入力部および画像出力部とは独立
して画像データのやりとりを行うことができるものであ
っても、信号線が開放されるまでは画像データのやりと
りを行うことができないという新たな問題点が生じてく
る。
【0007】そこで本発明の目的は、上記問題点を解決
するため、信号線の本数を減らしつつ拡張性を高めると
ともに、複数の画像データを並列転送する画像処理装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、外部から入力される画像同期信号に基づいて所望の
画像データ信号を出力する画像出力部と、任意の画像出
力部に対して画像同期信号を出力し、当該画像出力部よ
り出力される画像データ信号を入力する画像入力部とを
2以上ずつ備える画像処理手段と、画像同期信号および
画像データ信号を伝送する信号線によって、すべての画
像処理手段を共通接続する少なくとも2組の信号伝送路
と、外部から入力される制御信号に基づいて、任意の画
像出力部および画像入力部と信号伝送路との間を電気的
に接続、あるいは、遮断する接続切替手段と、画像出力
部および画像入力部の組み合わせの中から、並列動作が
可能な組み合わせパターンを検索する検索手段と、任意
の画像出力部および画像入力部の組み合わせを選択する
際、検索手段によって検索された組み合わせパターンに
合致する画像出力部および画像入力部の組み合わせ毎に
信号伝送路を割り当てるとともに、割り当てられた画像
出力部および画像入力部と信号伝送路とを接続状態とす
る制御信号を接続切替手段に出力制御する制御手段とを
備えるように構成している。
【0009】すなわち、請求項1記載の発明は、画像処
理手段間を共通接続する信号伝送路を2組以上設け、各
信号伝送路毎に並列動作可能な画像処理手段を割り当て
ることにより、信号線数を抑えつつ、複数組の画像処理
装置間で画像データの並列転送処理が可能となる。
【0010】請求項2記載の発明では、外部から入力さ
れる基準クロック信号のパルス立ち上がりまたはパルス
立ち下がりタイミングに応じて所望の画像データの入力
あるいは出力を行う複数の画像処理手段と、画像同期信
号および画像データ信号を伝送する信号線によって、す
べての画像処理手段を共通接続する信号伝送路と、外部
から入力される制御信号に基づいて、任意の画像出力部
および画像入力部と信号伝送路との間を電気的に接続、
あるいは、遮断する接続切替手段と、これらの画像処理
手段における、画像データの入力を行う画像処理手段お
よび画像データの出力を行う画像処理手段の組み合わせ
の中から、並列動作が可能な複数組の組み合わせパター
ンを検索する検索手段と、基準クロック信号のn(nは
2以上の整数)倍となる周波数の倍クロック信号を生成
する倍クロック生成手段と、画像データの入力を行う画
像処理手段および画像データの出力を行う画像処理手段
の中から任意の画像処理手段の組み合わせを選択する
際、検索手段によって検索された組み合わせパターンに
合致する一対の画像処理手段毎に、基準クロック信号の
パルス立ち上がりまたはパルス立ち下がりタイミングか
ら1/nずつずれた倍クロック生成手段により生成され
る倍クロック信号のパルス周期時間を割り当て、この一
対の画像処理手段と信号伝送路とを、割り当てられた時
間だけ接続状態とする制御信号を接続切替手段に出力制
御する制御手段とを備えるように構成している。
【0011】すなわち、請求項2記載の発明は、画像処
理手段間を共通接続する信号伝送路を利用する時間間隔
をn以上設け、このn時間毎に並列動作可能な画像処理
手段を割り当てることにより、信号線数を抑えつつ、複
数組の画像処理装置間で画像データの並列転送処理が可
能となる。
【0012】請求項3記載の発明では、信号伝送路は、
画像データを伝送するための画像データ用信号線と、画
像処理手段間におけるページ同期およびライン同期をと
るための同期信号用信号線とを有し、画像データの転送
対象となる画像処理手段は、画像データの入力側から出
力側に対して同期信号用信号線を介して同期信号を出力
するとともに、画像データの出力側から入力側に対して
画像データ用信号線を介して画像データ信号を出力する
ように構成している。
【0013】すなわち、請求項3記載の発明は、前述し
た請求項1または2に記載する発明に加えて、選択され
た画像処理手段間だけで正しく画像データのやりとりを
行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施例に基づい
て本発明を詳細に説明する。
【0015】第1の実施例
【0016】図1は、本発明の第1の実施例における画
像処理装置の要部構成を示すものである。同図に示すよ
うに、本実施例での画像処理装置1は、画像処理装置1
における処理の全体制御を行う制御部(制御手段、検索
手段)2と、制御部2から信号線101を介して出力さ
れる制御信号に基づき所望の画像データを読み取る画像
読取部(画像処理手段)3と、制御部2から信号線10
2を介して出力される制御信号に基づき画像データを記
録する画像記録部(画像処理手段)4と、制御部2から
信号線103を介して出力される制御信号に基づき外部
装置との間で通信によるデータの送受信を行う通信部
(画像処理手段)5と、制御部2から信号線104を介
して出力される制御信号に基づいて、図示しないパソコ
ン等のホスト装置との入出力インターフェースとなるホ
ストインターフェース部(画像処理手段)6とを備えて
いる。
【0017】画像読取部3、画像記録部4、通信部5、
ホストインターフェース部6は、それぞれ独立したモジ
ュール(以下、画像読取部3、画像記録部4、通信部
5、ホストインターフェース部6をそれぞれサブモジュ
ールと呼称する)を構成し、各サブモジュールは、信号
線(信号伝送路)7および信号線(信号伝送路)9によ
って相互に接続されている。なお、図1中、信号線7お
よび信号線9は、1本の信号線として表されているが、
実際には、画像データ用信号線、ページ同期信号用信号
線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号用信号線
の4つの信号線を含んでいる。また、信号線7の一方端
部はプルダウン抵抗8を介して低電位電源線に接続され
ており、同様に、信号線9の一方端部はプルダウン抵抗
10を介して低電位電源線に接続されている。
【0018】制御部2は、システムバス100に対し、
信号線105を介して接続するCPU(Central Proces
sing Unit )11と、信号線106を介して接続するR
OM(Read Only Memory)12と、信号線107を介し
て接続するRAM(Random Access Memory)13と、信
号線108を介して接続する操作パネル14と、信号線
109を介して接続するシリアル入出力部(以下、本文
および図中において、シリアル入出力部をSIO部と略
す)15と、信号線110を介して接続するSIO部1
6と、信号線111を介して接続するSIO部17と、
信号線112を介して接続するSIO部18とを備えて
いる。
【0019】ここで、CPU11は、制御部2の中枢と
なるプロセッサであり、ROM12内に格納されたプロ
グラム処理手順に基づいて、各種制御処理を実行する。
ROM12は、CPU11によって利用される各種制御
プログラムやデータ等を格納する半導体メモリである。
RAM13は、CPU11におけるプログラム処理実行
中に利用されるプログラムデータ等を格納したり、処理
に関連するデータ等を一時的に記憶し、作業領域として
利用するための半導体メモリであり、RAM13内の所
定領域には、キューレジスタ13a、13bが設定され
ている。操作パネル14は、制御部2に対する各種指示
項目を入力するためのインターフェースである。
【0020】SIO部15は、信号線101を介して接
続される画像読取部3に対して、CPU11から出力さ
れる制御信号を伝達するためのものであり、同様に、S
IO部16は、信号線102を介して接続される画像記
録部4に対して、SIO部17は、信号線103を介し
て接続される通信部5に対して、SIO部18は、信号
線104を介して接続されるホストインターフェース部
6に対して、CPU11から出力される制御信号をそれ
ぞれ伝達するためのものである。
【0021】図2は、図1における画像読取部の要部構
成を詳細に示すものである。画像読取部3は、バス20
0に対し、信号線201を介して接続するCPU21
と、信号線202を介して接続するROM22と、信号
線203を介して接続するRAM23と、信号線204
を介して接続するSIO部24と、信号線205aを介
して接続する画像信号インターフェース部25aと、信
号線205bを介して接続する画像信号インターフェー
ス部25bと、信号線206を介して接続するA/D変
換部26と、信号線209を介して接続するモータ28
と、信号線210を介して接続するセンサ29とを備え
ている。
【0022】さらに、A/D変換部26に対して信号線
208を介して接続するCCD(Charge Coupled Devic
e )27と、画像信号インターフェース部25a(25
b)から信号線211a(211b)を介して入力され
る画像データ信号VDを、信号線212a(212b)
を介して出力するバッファ回路30a(30b)と、信
号線213a(213b)を介して入力されるドット同
期信号VCLKを、信号線214a(214b)を介し
て画像信号インターフェース部25a(25b)に出力
するバッファ回路31a(31b)と、信号線215a
(215b)を介して入力されるライン同期信号LSY
NCを、信号線216a(216b)を介して画像信号
インターフェース部25a(25b)に出力するバッフ
ァ回路32a(32b)と、信号線217a(217
b)を介して入力されるページ同期信号PSYNCを、
信号線218a(218b)を介して画像信号インター
フェース部25a(25b)に出力するバッファ回路3
3a(33b)とを備えている。
【0023】これらバッファ回路30a(30b)〜3
3a(33b)は、画像信号インターフェース部25a
(25b)と共に選択決定手段としての機能を有し、画
像信号インターフェース部25a(25b)から信号線
219a(219b)を介して出力されるイネーブル信
号E1 によって各信号を入出力状態を制御する。具体的
には、イネーブル信号E1 をハイレベル(以下、
“H”)とすることでアイドル状態とし、ローレベル
(以下、“L”)とすることで動作状態とする。また、
A/D変換部26は、信号線207を介して画像信号イ
ンターフェース部25a、25bにタイミング信号を出
力する。これによって、画像読取部3は、制御部2から
入力される制御信号に基づいて、CCD27によって所
望の画像データを読み取り、読み取った画像データを信
号線212aあるいは信号線212b(すなわち、信号
線7または信号線9)に出力する。
【0024】図3は、図1における画像記録部の要部構
成を詳細に示すものである。画像記録部4は、バス22
0に対し、信号線221を介して接続するCPU41
と、信号線222を介して接続するROM42と、信号
線223を介して接続するRAM43と、信号線224
を介して接続するSIO部44と、信号線226aを介
して接続する画像信号インターフェース部45aと、信
号線226bを介して接続する画像信号インターフェー
ス部45bと、信号線229を介して接続するモータ4
7と、信号線230を介して接続するセンサ48とを備
えている。
【0025】さらに、画像信号インターフェース部45
a(45b)から信号線227a(227b)を介して
接続する露光部46と、信号線231a(231b)を
介して入力される画像データ信号VDを、信号線232
a(232b)を介して画像信号インターフェース部4
5a(45b)に出力するバッファ回路49a(49
b)と、画像信号インターフェース部45a(45b)
から信号線233a(233b)を介して入力されるド
ット同期信号VCLKを、信号線234a(234b)
を介して出力するバッファ回路50a(50b)と、画
像信号インターフェース部45a(45b)から信号線
235a(235b)を介して入力されるライン同期信
号LSYNCを、信号線236a(236b)を介して
出力するバッファ回路51a(51b)と、画像信号イ
ンターフェース部45a(45b)から信号線237a
(237b)を介して入力されるページ同期信号PSY
NCを、信号線238a(238b)を介して出力する
バッファ回路52a(52b)とを備えている。
【0026】これらバッファ回路49a(49b)〜5
2a(52b)は、画像信号インターフェース部45a
(45b)と共に選択決定手段としての機能を有し、画
像信号インターフェース部45a(45b)から信号線
239a(239b)を介して出力されるイネーブル信
号E2 によって各信号を入出力状態を制御する。これに
よって、画像記録部4は、制御部2から入力される制御
信号に基づいて、露光部46において所望の画像データ
を形成し、形成した画像データを所定の画像記録用紙に
印刷出力する。
【0027】図4は、図1における通信部の要部構成を
詳細に示すものである。通信部5は、バス240に対
し、信号線241を介して接続するCPU61と、信号
線242を介して接続するROM62と、信号線243
を介して接続するRAM63と、信号線244を介して
接続するSIO部64と、信号線246aを介して接続
する画像信号インターフェース部65aと、信号線24
6bを介して接続する画像信号インターフェース部65
bと、信号線248を介して接続する圧縮・伸長部66
と、信号線249を介して接続するモデム67と、信号
線251を介して接続する回線インターフェース68と
を備えている。
【0028】さらに、信号線253a(253b)を介
して入力される画像データ信号VDを、信号線255a
(255b)を介して画像信号インターフェース部65
a(65b)に出力するバッファ回路69a(69b)
と、画像信号インターフェース部65a(65b)から
信号線254a(254b)を介して入力される画像デ
ータ信号VDを、信号線253a(253b)を介して
出力するバッファ回路70a(70b)と、信号線25
6a(256b)を介して入力されるドット同期信号V
CLKを、信号線258a(258b)を介して画像信
号インターフェース部65a(65b)に出力するバッ
ファ回路71a(71b)と、画像信号インターフェー
ス部65a(65b)から信号線257a(257b)
を介して入力されるドット同期信号VCLKを、信号線
256a(256b)を介して出力するバッファ回路7
2a(72b)と、信号線259a(259b)を介し
て入力されるライン同期信号LSYNCを、信号線26
1a(261b)を介して画像信号インターフェース部
65a(65b)に出力するバッファ回路73a(73
b)と、画像信号インターフェース部65a(65b)
から信号線260a(260b)を介して入力されるラ
イン同期信号LSYNCを、信号線259a(259
b)を介して出力するバッファ回路74a(74b)
と、信号線262a(262b)を介して入力されるペ
ージ同期信号PSYNCを、信号線264a(264
b)を介して画像信号インターフェース部65a(65
b)に出力するバッファ回路75a(75b)と、画像
信号インターフェース部65a(65b)から信号線2
63a(263b)を介して入力されるページ同期信号
PSYNCを、信号線262a(262b)を介して出
力するバッファ回路76a(76b)とを備えている。
【0029】バッファ回路69a(69b)、71a
(71b)、73a(73b)、75a(75b)は、
画像信号インターフェース部65a(65b)と共に選
択決定手段としての機能を有し、画像信号インターフェ
ース部65a(65b)から信号線265a(265
b)を介して出力されるイネーブル信号E3 によって各
信号を入出力状態を制御する。また、バッファ回路70
a(70b)、72a(72b)、74a(74b)、
76a(76b)は、画像信号インターフェース部65
a(65b)と共に選択決定手段としての機能を有し、
画像信号インターフェース部65a(65b)から信号
線266a(266b)を介して出力されるイネーブル
信号E4 によって各信号を入出力状態を制御する。すな
わち、通信部5は、画像信号および同期信号の入力およ
び出力を行うことから、入出力を2種類のイネーブル信
号によって制御する必要があるためである。
【0030】圧縮・伸長部66は、信号線247a(2
47b)を介して画像信号インターフェース部65a
(65b)との間で画像信号のやりとりを行い、画像信
号の圧縮あるいは伸長を行う。また、モデム67は、信
号線250を介して回線インターフェース68に接続さ
れており、回線インターフェース68に出力すべき信号
を変調したり、回線インターフェース68から入力され
る信号を復調したりするものである。回線インターフェ
ース68は、信号線252を介して、アナログ一般公衆
回線等の外部回線に接続し、外部回線を通して画像信号
の入出力を行うものである。これによって、通信部5
は、制御部2から入力される制御信号に基づいて、外部
回線との間で画像データの入出力を行う。
【0031】図5は、図1におけるホストインターフェ
ース部の要部構成を詳細に示すものである。ホストイン
ターフェース部6は、バス270に対し、信号線271
を介して接続するCPU81と、信号線272を介して
接続するROM82と、信号線273を介して接続する
RAM83と、信号線274を介して接続するSIO部
84と、信号線276aを介して接続する画像信号イン
ターフェース部85aと、信号線276bを介して接続
する画像信号インターフェース部85bと、信号線27
8を介して接続するページメモリ86と、信号線279
を介して接続する双方向パラレルインターフェース87
とを備えている。
【0032】さらに、信号線281a(281b)を介
して入力される画像データ信号VDを、信号線283a
(283b)を介して画像信号インターフェース部85
a(85b)に出力するバッファ回路89a(89b)
と、画像信号インターフェース部85a(85b)から
信号線282a(282b)を介して入力される画像デ
ータ信号VDを、信号線281a(281b)を介して
出力するバッファ回路90a(90b)と、信号線28
5a(285b)を介して入力されるドット同期信号V
CLKを、信号線287a(287b)を介して画像信
号インターフェース部85a(85b)に出力するバッ
ファ回路91a(91b)と、画像信号インターフェー
ス部85a(85b)から信号線286a(286b)
を介して入力されるドット同期信号VCLKを、信号線
285a(285b)を介して出力するバッファ回路9
2a(92b)と、信号線288a(288b)を介し
て入力されるライン同期信号LSYNCを、信号線29
0a(290b)を介して画像信号インターフェース部
85a(85b)に出力するバッファ回路93a(93
b)と、画像信号インターフェース部85a(85b)
から信号線289a(289b)を介して入力されるラ
イン同期信号LSYNCを、信号線288a(288
b)を介して出力するバッファ回路94a(94b)
と、信号線291a(291b)を介して入力されるペ
ージ同期信号PSYNCを、信号線293a(293
b)を介して画像信号インターフェース部85a(85
b)に出力するバッファ回路95a(95b)と、画像
信号インターフェース部85a(85b)から信号線2
92a(292b)を介して入力されるページ同期信号
PSYNCを、信号線291a(291b)を介して出
力するバッファ回路96a(96b)とを備えている。
【0033】バッファ回路89a(89b)、91a
(91b)、93a(93b)、95a(95b)は、
画像信号インターフェース部85a(85b)と共に選
択決定手段としての機能を有し、画像信号インターフェ
ース部85a(85b)から信号線294a(294
b)を介して出力されるイネーブル信号E5 によって各
信号を入出力状態を制御する。また、バッファ回路90
a(90b)、92a(92b)、94a(94b)、
96a(96b)は、画像信号インターフェース部85
a(85b)と共に選択決定手段としての機能を有し、
画像信号インターフェース部85a(85b)から信号
線295a(295b)を介して出力されるイネーブル
信号E6 によって各信号を入出力状態を制御する。すな
わち、ホストインターフェース部6は、通信部5と同様
に、画像信号および同期信号の入力および出力を行うこ
とから、入出力を2種類のイネーブル信号によって制御
する必要があるためである。
【0034】ページメモリ86は、信号線277a(2
77b)を介して画像信号インターフェース部85a
(85b)との間で画像信号のやりとりを行い、1ペー
ジ分の画像データを格納する。また、双方向パラレルイ
ンターフェース87は、信号線280を介して、ホスト
装置となるパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)
88と接続するためのインターフェースであり、この双
方向パラレルインターフェース87によって、パソコン
88との間で画像信号の入出力を行うものである。これ
によって、ホストインターフェース部6は、制御部2か
ら入力される制御信号に基づいて、パソコン88との間
で画像データの入出力を行う。
【0035】以上の構成において、各サブモジュール内
の画像信号インターフェース部25a(25b)、45
a(45b)、65a(65b)、85a(85b)に
は、それぞれ、ページ同期信号用信号線、ライン同期信
号用信号線、ドット同期信号用信号線、画像データ用信
号線の4本の信号線が接続され、これらの4本の信号線
によって信号線7が形成されている。
【0036】図6は、アイドル時における、ページ同期
信号、ライン同期信号、ドット同期信号、画像データ信
号の波形を示すためのものであり、図7は、動作時にお
ける、ページ同期信号、ライン同期信号、ドット同期信
号、画像データ信号の波形を示すためのものである。な
お、図6および図7中、(a)はページ同期信号PSY
NC、(b)はライン同期信号LSYNC、(c)はド
ット同期信号VCLK、(d)は画像データ信号VDを
示す。
【0037】アイドル時には、図6に示すように、ペー
ジ同期信号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドット
同期信号用信号線の各信号線電位は、非活性状態の
“L”に固定する。このため、プルダウン抵抗8には、
数百Ω〜数kΩの抵抗値を有する抵抗を用い、非活性状
態における同期信号線の電位レベルを一定に保ってい
る。また、画像データ用信号線は、ハイインピーダンス
(以下、“Z”)とする。
【0038】一方、動作時には、制御部2によって画像
出力を行う所定のサブモジュール(この場合、画像読取
部2、通信部4、ホストインターフェース部5のいずれ
か)と、画像入力を行う所定のサブモジュール(この場
合、画像記録部3、通信部4、ホストインターフェース
部5のいずれか)とを活性状態とし、画像データ信号V
Dの入力を求めるサブモジュールから画像データ信号V
Dを出力するサブモジュールに対して、図7に示すよう
な、ページ同期信号PSYNC、ライン同期信号LSY
NC、ドット同期信号VCLKを信号線7に出力する。
すると、画像データ信号VDを出力するサブモジュール
側では、入力されるページ同期信号PSYNC、ライン
同期信号LSYNC、ドット同期信号VCLKに同期し
て、画像データ信号VDを信号線7に出力する。
【0039】このとき、画像データ信号VDを出力すべ
きサブモジュール、および、画像データ信号VDを入力
すべきサブモジュール以外のサブモジュールは、アイド
ル状態となっているため、信号線7とは電気的に遮断さ
れた状態となっている。すなわち、選択された2つのサ
ブモジュール間だけを、ページ同期信号用信号線、ライ
ン同期信号用信号線、ドット同期信号用信号線、画像デ
ータ用信号線によって接続したものと等価な状態とな
る。なお、各信号は、原稿または記録紙サイズ、読み取
りまたは記録解像度によって異なった時間周期となる。
【0040】図8は、画像データの入出力を行うサブモ
ジュールの動作可能な組み合わせを例示するものであ
る。画像出力側となるサブモジュールは、画像読取部
2、通信部4、ホストインターフェース部5のいずれか
であり、一方、画像入力側となるサブモジュールは、画
像記録部3、通信部4、ホストインターフェース部5の
いずれかである。そして、各サブモジュール同士の組み
合わせによって、図8に示すように、「コピー」(01
H)、「送信蓄積」(02H)、「ローカルスキャン」
(03H)、「受信プリント」(04H)、「PCファ
ックス受信」(05H)、「PCプリント」(06
H)、「PCファックス送信」(07H)の7つの動作
モードを実現している。そして、各動作モードには、
“01H”〜“07H”の番号が振られている。
【0041】本実施例の画像処理装置1は、動作時にお
いて、活性状態となる画像出力側および画像入力側のサ
ブモジュールはそれぞれ2つあり、図9〜図11に示す
ように、各サブモジュールの組み合わせによって、一度
に2つまでの動作を並列して行うことができるようにな
っている。図12に現在の動作状態からデュアル動作可
能な次の動作の一覧を示す。このように、アイドル中の
サブモジュールから動作要求があった場合、RAM13
内のキューレジスタ13a、13bに対して、その要求
がキューイングされる。キューレジスタ13a、13b
は、前述したように、RAM13内の所定領域に設けら
れ、CPU11によって管理されている。また、本実施
例では、2つのサブモジュールが動作中に、残り2つの
サブモジュールから動作要求が発生する可能性があるた
め、図13に示すように、3段のキューレジスタを用意
している。
【0042】図13は、動作要求に伴うキューレジスタ
内部値の変化を説明するためのものである。電源投入直
後のキューレジスタ13a、13bは、1段目から3段
目まで共に“00H”を格納している(図13中、A参
照)。ここで、画像読取部2から「送信蓄積」の動作要
求があると、キューレジスタ13aの1段目に“02
H”を書き込み、「送信蓄積」動作を実行する(図13
中、B参照)。そして、「送信蓄積」動作の最中にホス
トインターフェース部5から「PCプリント」の動作要
求があると、現在「送信蓄積」動作を実行中であるた
め、キューレジスタ13bの1段目に“06H”を書き
込む(図13中、C参照)。
【0043】そして、「PCプリント」動作が終了する
と、キューレジスタ13bの1段目の内容に“00H”
を書き込む。さらに、「送信蓄積」動作の最中にホスト
インターフェース部5から「PCファックス送信」の動
作要求があると、「PCファックス送信」動作は、図1
2に示すように、「送信蓄積」動作とデュアル動作がで
きないため、キューレジスタ13aの2段目に“07
H”を書き込み、「PCファックス送信」動作は待機状
態となる(図13中、C参照)。
【0044】次に、上述の実施例における画像処理装置
1の動作例を図14〜図23に基づいて説明する。
【0045】図14は、画像処理装置の電源投入後の処
理手順を示すものである。画像処理装置1に電源が投入
されると、CPU11は、RAM13内のキューレジス
タに対して“00H”を書き込み、キューレジスタを初
期化する(ステップS101)。そして、各サブモジュ
ール内は、画像信号インターフェース部25a(25
b)、45a(45b)、65a(65b)、85a
(85b)から出力するイネーブル信号E1 〜E6 をそ
れぞれ“H”とする。これによって、ページ同期信号用
信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号用信
号線の各信号線電位を非活性状態の“L”に固定し、ア
イドル状態とする(ステップS102)。次いで、その
他の初期化処理を実行する(ステップS103)。
【0046】図15〜図17は、本実施例の画像処理装
置でファクシミリ送信を行う場合の処理手順を示すもの
である。オペレータによって操作パネル14から「送信
蓄積」の指示入力があると(ステップS201)、CP
U11は、キューレジスタ13a(13b)の1段目の
内容を読み出し、その内容が“00H”であり、現在の
動作状態がアイドル状態であることを確認する(ステッ
プS202)。そして、CPU11は、キューレジスタ
13aの1段目に“02H”を書き込み、動作モードと
して「送信蓄積」を選択する(ステップS203)。続
いて、CPU11は、SIO部15から信号線101を
介して画像読取部3に対して原稿の読み取りを指示し
(ステップS204)、画像読取部3がレディ状態であ
るか否かを判断する(ステップS205)。
【0047】ステップS205の判断処理において、画
像読取部3からレディステータス信号の返答がない場合
には、画像読取部3はまだレディ状態ではないものと判
断し(ステップS205;N)、レディステータス信号
を受信するまで待機する。一方、ステップS205の判
断処理において、画像読取部3からレディステータス信
号の返答があった場合には、画像読取部3がレディ状態
であるものと判断する(ステップS205;Y)。レデ
ィ状態となった画像読取部3は、画像信号インターフェ
ース部25a(25b)から出力するイネーブル信号E
1 を“L”として、ページ同期信号用信号線、ライン同
期信号用信号線、ドット同期信号用信号線を動作状態と
するとともに、センサ29によって原稿サイズを検出
し、検出した原稿サイズの情報をSIO部44からCP
U11に通知する(ステップS206)。
【0048】次に、CPU11は、SIO部17から信
号線103を介して通信部5に対して送信を指示すると
ともに、原稿サイズ、送信モード、相手先電話番号等の
必要な情報も伝達する(ステップS207)。CPU1
1からの送信指示を受けた通信部5は、画像信号インタ
ーフェース部65a(65b)から出力するイネーブル
信号E3 を“L”として、ページ同期信号用信号線、ラ
イン同期信号用信号線、ドット同期信号用信号線の動作
状態とし、ページ同期信号PSYNC、ライン同期信号
LSYNC、ドット同期信号VCLKの各同期信号を送
出可能な状態とする(ステップS208)。
【0049】次いで、通信部5は、原稿サイズに応じた
所定のページ同期信号PSYNC、ライン同期信号LS
YNC、ドット同期信号VCLKの各同期信号を信号線
7に出力し、信号線7を介して画像読取部3は、これら
の同期信号を入力する(ステップS209)。これによ
って、画像読取部3は、信号線7に画像データ信号VD
を出力し、信号線7を介して通信部5は、画像データ信
号VDを入力する。さらに、通信部5は、圧縮・伸長部
66によって画像データ信号VDの圧縮を行い、圧縮し
た画像データをRAM63に蓄積する(ステップS21
0)。
【0050】そして、通信部5は、1ページ分の「送信
蓄積」が終了すると、ページ終了の情報をSIO部64
からCPU11に通知する(ステップS211)。する
と、CPU11は、SIO部15から信号線101を介
して画像読取部3に対して原稿の残りがあるか否かを確
認し(ステップS212)、画像読取部3に原稿がまだ
あるか否かを判断する(ステップS213)。ステップ
S213の判断処理において、画像読取部3に原稿がま
だある場合(ステップS213;Y)、CPU11は、
SIO部17から信号線103を介して通信部5に対し
て次原稿の入力を指示し(ステップS214)、ステッ
プS209からの処理を実行する。一方、ステップS2
13の判断処理において、画像読取部3に原稿がもうな
い場合(ステップS213;N)、CPU11は、SI
O部15から信号線101を介して画像読取部3に対し
て「送信蓄積」動作の終了を通知する(ステップS21
5)。
【0051】「送信蓄積」動作の終了通知を受けた画像
読取部3は、画像信号インターフェース部25a(25
b)から出力するイネーブル信号E1 を“H”として、
ページ同期信号用信号線、ライン同期信号用信号線、ド
ット同期信号用信号線をアイドル状態とする(ステップ
S216)。続いて、CPU11は、SIO部17から
信号線103を介して通信部5に対して「送信蓄積」動
作の終了を通知する(ステップS217)。「送信蓄
積」動作の終了通知を受けた通信部5は、画像信号イン
ターフェース部65から出力するイネーブル信号E3
“H”として、ページ同期信号用信号線、ライン同期信
号用信号線、ドット同期信号用信号線をアイドル状態と
する(ステップS218)。次いで、CPU61は、R
AM63内に蓄積された圧縮画像データをモデム67で
変調した後、回線インターフェース68を介して通信相
手先に送信する(ステップS219)。そして、CPU
11は、キューレジスタの1段目に“00H”を書き込
み、「送信蓄積」の終了を設定する(ステップS22
0)。
【0052】図18〜図20は、本実施例の画像処理装
置でファクシミリ送信を行っている最中に、並列処理可
能な他の動作要求があった場合の処理手順を示すもので
ある。なお、本例では、他の動作要求として、ホストイ
ンターフェース部6に接続されているパソコン88から
「PCプリント」動作要求があった場合についての説明
となっている。他の動作要求の組み合わせは、図9〜図
12に示す組み合わせパターン内であれば、該当箇所の
変更だけで同様の処理手順となる。
【0053】ホストインターフェース部6に接続された
パソコン88から双方向パラレルインターフェース87
を介してプリント要求の入力があると(ステップS30
1)、ホストインターフェース部6は、パソコン88か
ら送られてくる印字データをページメモリ86内に格納
する(ステップS302)。そして、ページメモリ86
内に1ページ分の印字データが格納された時点で、ホス
トインターフェース部6は、SIO部84から信号線1
04を介してCPU11にプリント要求がある旨を通知
する(ステップS303)。このとき、記録紙サイズ等
の情報も一緒に通知する。
【0054】ホストインターフェース部6からの通知を
受け取ったCPU11は、キューレジスタ13aの1段
目の内容を読み出し、内容をチェックする(ステップS
304)。この場合、キューレジスタ13aの1段目の
内容は、図13中、Bに示すように「送信蓄積」を表す
“02H”となっているため、現在の動作状態が「送信
蓄積」状態であることを確認する。続いて、CPU11
は、キューレジスタ13bの1段目の内容を読み出し、
その内容が“00H”であることを確認すると、ここに
“06H”を書き込み、次の動作モードとして「PCプ
リント」の動作要求がある旨を記録する(ステップS3
05)。
【0055】続いて、CPU11は、SIO部18から
信号線104を介してホストインターフェース部6に対
してプリント開始を指示する(ステップS306)。プ
リント開始の指示が与えられたホストインターフェース
部6は、画像信号インターフェース部85bから出力す
るイネーブル信号E6 を“L”として、画像信号を出力
可能状態とする(ステップS307)。そして、CPU
11は、SIO部16から信号線102を介して画像記
録部4に対して印字を指示し(ステップS308)、画
像記録部4がレディ状態であるか否かを判断する(ステ
ップS309)。
【0056】ステップS309の判断処理において、画
像記録部4からレディステータス信号の返答がない場合
には、画像記録部4はまだレディ状態ではないものと判
断し(ステップS309;N)、レディステータス信号
を受信するまで待機する。一方、ステップS309の判
断処理において、画像記録部4からレディステータス信
号の返答があった場合には、画像記録部4がレディ状態
であるものと判断する(ステップS309;Y)。レデ
ィ状態となった画像記録部4は、画像信号インターフェ
ース部45bから出力するイネーブル信号E2を“L”
として、ページ同期信号用信号線、ライン同期信号用信
号線、ドット同期信号用信号線を動作状態とし、ページ
同期信号PSYNC、ライン同期信号LSYNC、ドッ
ト同期信号VCLKの各同期信号を送出可能な状態とす
る(ステップS310)。
【0057】次いで、画像記録部4は、原稿サイズに応
じた所定のページ同期信号PSYNC、ライン同期信号
LSYNC、ドット同期信号VCLKの各同期信号を信
号線7に出力し、信号線7を介してホストインターフェ
ース部6は、これらの同期信号を入力する(ステップS
311)。これによって、ホストインターフェース部6
は、信号線9に画像データ信号VDを出力し、信号線9
を介して画像記録部4は、画像データ信号VDを入力す
る。
【0058】そして、ホストインターフェース部6は、
画像記録部4に対して画像データ信号VDを出力しつ
つ、パソコン88から送られてくる次の印字データをペ
ージメモリ86内に格納し(ステップS312)、ホス
トインターフェース部6は、1ページ分の印字データの
格納が終了すると、ページ終了の情報をSIO部84か
らCPU11に通知する(ステップS313)。する
と、CPU11は、SIO部18から信号線104を介
してホストインターフェース部6に対して印字データの
残りがあるか否かを確認し(ステップS314)、ペー
ジメモリ86内に印字データがまだあるか否かを判断す
る(ステップS315)。ステップS315の判断処理
において、ページメモリ86内に印字データがまだある
場合(ステップS315;Y)、ステップS315から
の処理を再度実行する。
【0059】一方、ステップS315の判断処理におい
て、ページメモリ86内に印字データがもうない場合
(ステップS315;N)、CPU11は、SIO部1
8から信号線104を介してホストインターフェース部
6に対して「PCプリント」動作の終了を通知する(ス
テップS316)。「PCプリント」動作の終了通知を
受けたホストインターフェース部6は、画像信号インタ
ーフェース部85bから出力するイネーブル信号E6
“H”として、ページ同期信号用信号線、ライン同期信
号用信号線、ドット同期信号用信号線をアイドル状態と
する(ステップS317)。
【0060】続いて、CPU11は、SIO部16から
信号線102を介して画像記録部4に対して「PCプリ
ント」動作の終了を通知する(ステップS318)。
「PCプリント」動作の終了通知を受けた画像記録部4
は、画像信号インターフェース部45bから出力するイ
ネーブル信号E2を“H”として、ページ同期信号用信
号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号用信号
線をアイドル状態とする(ステップS319)。そし
て、CPU11は、キューレジスタ13bの1段目に
“00H”を書き込み、「PCプリント」の終了を設定
する(ステップS320)。
【0061】図21〜図23は、本実施例の画像処理装
置でファクシミリ送信を行っている最中に、並列処理不
可能な他の動作要求があった場合の処理手順を示すもの
である。なお、本例では、他の動作要求として、ホスト
インターフェース部6に接続されているパソコン88か
ら「PCファックス送信」動作要求があった場合につい
ての説明となっているが、「PCファックス送信」動作
要求以外の動作要求についても該当箇所の変更だけで同
様の処理手順となる。
【0062】ホストインターフェース部6に接続された
パソコン88から双方向パラレルインターフェース87
を介してPCファックス送信要求の入力があると(ステ
ップS401)、ホストインターフェース部6は、パソ
コン88から送られてくる送信データをページメモリ8
6内に格納する(ステップS402)。そして、ページ
メモリ86内に1ページ分の送信データが格納された時
点で、ホストインターフェース部6は、SIO部84か
ら信号線104を介してCPU11にプリント要求があ
る旨を通知する(ステップS403)。このとき、記録
紙サイズ等の情報も一緒に通知する。
【0063】ホストインターフェース部6からの通知を
受け取ったCPU11は、キューレジスタ13aの1段
目の内容を読み出し、内容をチェックする(ステップS
404)。この場合、キューレジスタの1段目の内容
は、図13中、Cに示すように「送信蓄積」を表す“0
2H”となっているため、現在の動作状態が「送信蓄
積」状態であることを確認する。続いて、CPU11
は、キューレジスタ13aの2段目の内容を読み出し、
その内容が“00H”であることを確認すると、ここに
“07H”を書き込み、次の動作モードとして「PCフ
ァックス送信」の動作要求がある旨を記録する(ステッ
プS405)。そして、CPU11は、現在「送信蓄
積」動作中であるため、SIO部18から信号線104
を介してホストインターフェース部6に一時待機するこ
とを指示する(ステップS406)。以後、CPU11
は、一定周期でキューレジスタの内容をチェックする
(ステップS407)。
【0064】すなわち、キューレジスタの1段目が“0
0H”となったか否かを一定周期毎に判断し(ステップ
S408)、“00H”となった場合(ステップS40
8;Y)、CPU11は、キューレジスタの1段目に2
段目の内容(この場合、“07H”)をコピーするとと
もに、2段目の内容を“00H”に書き込み、キューレ
ジスタの内容を更新する(ステップS409)。続い
て、CPU11は、SIO部18から信号線104を介
してホストインターフェース部6に対してPCファック
ス送信開始を指示する(ステップS410)。
【0065】PCファックス送信開始の指示が与えられ
たホストインターフェース部6は、画像信号インターフ
ェース部85aから出力するイネーブル信号E6
“L”として、画像信号を出力可能状態とする(ステッ
プS411)。そして、CPU11は、SIO部17か
ら信号線103を介して通信部5に対して送信を指示し
(ステップS412)、通信部5がレディ状態であるか
否かを判断する(ステップS413)。
【0066】ステップS413の判断処理において、通
信部5からレディステータス信号の返答がない場合に
は、通信部5はまだレディ状態ではないものと判断し
(ステップS413;N)、レディステータス信号を受
信するまで待機する。一方、ステップS413の判断処
理において、通信部5からレディステータス信号の返答
があった場合には、通信部5がレディ状態であるものと
判断する(ステップS413;Y)。レディ状態となっ
た通信部5は、画像信号インターフェース部65aから
出力するイネーブル信号E2を“L”として、ページ同
期信号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期
信号用信号線を動作状態とし、ページ同期信号PSYN
C、ライン同期信号LSYNC、ドット同期信号VCL
Kの各同期信号を送出可能な状態とする(ステップS4
14)。
【0067】次いで、送信部3は、送信データに応じた
所定のページ同期信号PSYNC、ライン同期信号LS
YNC、ドット同期信号VCLKの各同期信号を信号線
7に出力し、信号線7を介してホストインターフェース
部6は、これらの同期信号を入力する(ステップS41
5)。これによって、ホストインターフェース部6は、
信号線7に画像データ信号VDを出力し、信号線7を介
して送信部3は、画像データ信号VDを入力する。そし
て、ホストインターフェース部6は、画像記録部4に対
して画像データ信号VDを出力しつつ、パソコン88か
ら送られてくる次の送信データをページメモリ86内に
格納し(ステップS416)、ホストインターフェース
部6は、1ページ分の送信データの格納が終了すると、
ページ終了の情報をSIO部84からCPU11に通知
する(ステップS417)。
【0068】すると、CPU11は、SIO部18から
信号線104を介してホストインターフェース部6に対
して印字データの残りがあるか否かを確認し(ステップ
S418)、ページメモリ86内に送信データがまだあ
るか否かを判断する(ステップS419)。ステップS
419の判断処理において、ページメモリ86内に印字
データがまだある場合(ステップS419;Y)、ステ
ップS415からの処理を再度実行する。一方、ステッ
プS419の判断処理において、ページメモリ86内に
送信データがもうない場合(ステップS419;N)、
CPU11は、SIO部18から信号線104を介して
ホストインターフェース部6に対して「PCファックス
送信」動作の終了を通知する(ステップS420)。
【0069】「PCファックス送信」動作の終了通知を
受けたホストインターフェース部6は、画像信号インタ
ーフェース部85aから出力するイネーブル信号E6
“H”として、ページ同期信号用信号線、ライン同期信
号用信号線、ドット同期信号用信号線をアイドル状態と
する(ステップS421)。続いて、CPU11は、S
IO部16から信号線102を介して通信部5に対して
「PCファックス送信」動作の終了を通知する(ステッ
プS422)。「PCファックス送信」動作の終了通知
を受けた通信部5は、画像信号インターフェース部65
aから出力するイネーブル信号E2を“H”として、ペ
ージ同期信号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドッ
ト同期信号用信号線をアイドル状態とする(ステップS
423)。そして、CPU11は、キューレジスタ13
aの1段目に“00H”を書き込み、「PCファックス
送信」の終了を設定する(ステップS424)。
【0070】以上説明したように、本実施例では、各サ
ブモジュール間で、画像データ用信号線、ページ同期信
号用信号線、ライン同期信号用信号線、ドット同期信号
用信号線の4つの信号線を共通の信号線として使用する
ことで、信号線数を増やすことなく、後からサブモジュ
ールを増設することが容易に行え、システムの拡張性に
優れている。また、この共通の信号線を複数備えること
により、異なるサブモジュールの組み合わせによる並列
動作が可能となる。
【0071】第1の実施例における第1の変形例
【0072】前述した実施例でのファクシミリ送信は、
通信部5内のRAM63に送信すべき画像データを蓄積
した後に行うようにしているが、すべての画像データを
蓄積してから送信するのではなく、通信部5に入力され
る画像データを、入力された時点で順次送信するように
してもよい。また、前述の実施例では、サブモジュール
の一例として、画像読取部3、画像記録部4、通信部
5、ホストインターフェース部6の4つを挙げている
が、他にも画像データの入力あるいは出力を行う機能を
有するものであれば、どのようなものをサブモジュール
として接続しても構わない。
【0073】第2の実施例
【0074】図24は、本発明の第2の実施例における
画像処理装置の要部構成を示すものである。同図に示す
ように、本実施例での画像処理装置1′は、第1の実施
例と同様に、画像処理装置1′における処理の全体制御
を行う制御部(制御手段、検索手段)2′と、制御部
2′から信号線101を介して出力される制御信号に基
づき所望の画像データを読み取る画像読取部(画像処理
手段)3′と、制御部2′から信号線102を介して出
力される制御信号に基づき画像データを記録する画像記
録部(画像処理手段)4′と、制御部2′から信号線1
03を介して出力される制御信号に基づき外部装置との
間で通信によるデータの送受信を行う通信部(画像処理
手段)5′と、制御部2′から信号線104を介して出
力される制御信号に基づいて、図示しないパソコン等の
ホスト装置との入出力インターフェースとなるホストイ
ンターフェース部(画像処理手段)6′とを備えてい
る。また、画像読取部3、画像記録部4、通信部5、ホ
ストインターフェース部6は、図2〜図5に示す画像信
号インターフェース部25b、45b、65b、85b
と、これら画像信号インターフェース部25b、45
b、65b、85bに接続するバッファ回路を除いたも
のとなっている。
【0075】前述の第1実施例では、図7(c)に示す
ように、各ドット同期信号用信号線から入力される基準
クロック信号となるドット同期信号によって、その動作
タイミングを決定していたが、本実施例では、この基準
クロック信号の2倍の周波数の倍クロック信号XVCL
Kを生成する倍クロック生成手段(図示せず)を新たに
設け、この倍クロック生成手段によって生成される倍ク
ロック信号XVCLKを、信号線9′を介して各サブモ
ジュールに入力する。
【0076】そして、各サブモジュールの画像信号イン
ターフェース部25a、45a、65a、85aは、図
25に示すように、倍クロック信号XVCLKのパルス
立ち下がりタイミングをサンプリング点として時分割利
用することで、第一転送タイミングと第二転送タイミン
グとの2つの転送タイミングを作り出し、1本の共通接
続された信号線7で同時に2組の画像データ転送を可能
としている。
【0077】図25は、第2の実施例の動作時におけ
る、ページ同期信号、ライン同期信号、ドット同期信
号、画像データ信号の各波形を示すものである。同図
中、(a)は基本クロック信号となるドット同期信号V
CLK、(b)は倍クロック信号XVCLK、(c)は
第一転送タイミングにおけるページ同期信号PSYN
C、(d)は第一転送タイミングにおけるライン同期信
号LSYNC、(e)は第一転送タイミングにおける画
像データ信号VD、(f)は第二転送タイミングにおけ
るページ同期信号PSYNC、(g)は第二転送タイミ
ングにおけるライン同期信号LSYNC、(h)は第二
転送タイミングにおける画像データ信号VDを示す。
【0078】このように本実施例では、通常使用するド
ット同期信号の2倍の周波数のクロック信号を用いて、
時分割処理を行うことにより、1本の共通伝送路によっ
て異なるサブモジュールの組み合わせによる並列動作が
可能となる。したがって、本実施例では、伝送路数の増
加に伴う信号線数の増加を最小限に抑えることができ
る。
【0079】第2の実施例における第1の変形例
【0080】前述した第2の実施例では、基準クロック
信号となるドット同期信号の2倍の周波数を有する倍ク
ロック信号XVCLKを別に生成していたが、各サブモ
ジュール内にドット同期信号を取り込み、その内部にお
いて、クロック周波数を2倍にするように構成してもよ
い。また、動作周波数は、ドット同期信号の2倍に限ら
ず、n(nは2以上の整数)倍とすることで、同時にn
組のサブモジュールの並列動作を可能とするように構成
することもできる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、画像処理手段間を共通接続する信号伝送路を2
組以上設けて、各信号伝送路毎に並列動作可能な画像処
理手段を割り当てることで、信号線数を抑えつつ、複数
組の画像処理装置間で画像データの並列転送処理を行う
ことができる。
【0082】請求項2記載の発明では、画像処理手段間
を共通接続する信号伝送路を利用する時間間隔を複数に
分割し、分割された時間毎に並列動作可能な画像処理手
段を割り当てることにより、信号線数を抑えつつ、複数
組の画像処理装置間で画像データの並列転送処理を行う
ことができる。
【0083】請求項3記載の発明では、請求項1または
2に記載する発明に加えて、画像データ伝送のために外
部から同期信号を供給することなく、選択された画像処
理手段間だけで正しく画像データのやりとりを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における画像処理装置
の要部構成を示す図である。
【図2】 図1における画像読取部の要部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 図1における画像記録部の要部構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 図1における通信部の要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 図1におけるホストインターフェース部の要
部構成を示すブロック図である。
【図6】 アイドル時における、ページ同期信号、ライ
ン同期信号、ドット同期信号、画像データ信号の波形を
示す図である。
【図7】 動作時における、ページ同期信号、ライン同
期信号、ドット同期信号、画像データ信号の波形を示す
図である。
【図8】 画像データの入出力を行うサブモジュールの
動作可能な組み合わせを示す図である。
【図9】 並列動作が可能な組み合わせ例を示す図であ
る。
【図10】 並列動作が可能な組み合わせ例を示す図で
ある。
【図11】 並列動作が可能な組み合わせ例を示す図で
ある。
【図12】 現在の動作状態からデュアル動作可能な次
の動作の一覧を示す図である。
【図13】 動作要求に伴うキューレジスタ内部値の変
化を説明するための図である。
【図14】 画像処理装置の電源投入後の処理手順を示
す図である。
【図15】 本実施例の画像処理装置でファクシミリ送
信を行う場合の処理手順を示す図である。
【図16】 図15に続く、本実施例の画像処理装置で
ファクシミリ送信を行う場合の処理手順を示す図であ
る。
【図17】 図16に続く、本実施例の画像処理装置で
ファクシミリ送信を行う場合の処理手順を示す図であ
る。
【図18】 本実施例の画像処理装置でのある動作中に
並列動作可能な他の動作要求があった場合の処理手順を
示す図である。
【図19】 図18に続く、本実施例の画像処理装置で
のある動作中に並列動作可能な他の動作要求があった場
合の処理手順を示す図である。
【図20】 図19に続く、本実施例の画像処理装置で
のある動作中に並列動作可能な他の動作要求があった場
合の処理手順を示す図である。
【図21】 本実施例の画像処理装置でのある動作中に
並列動作が不可能な他の動作要求があった場合の処理手
順を示す図である。
【図22】 図21に続く、本実施例の画像処理装置で
のある動作中に並列動作が不可能な他の動作要求があっ
た場合の処理手順を示す図である。
【図23】 図22に続く、本実施例の画像処理装置で
のある動作中に並列動作が不可能な他の動作要求があっ
た場合の処理手順を示す図である。
【図24】 本発明の第2の実施例における画像処理装
置の要部構成を示す図である。
【図25】 第2の実施例の動作時における、ページ同
期信号、ライン同期信号、ドット同期信号、画像データ
信号の各波形を示す図である。
【符号の説明】
1、1′…画像処理装置、2、2′…制御部(制御手
段)、3、3′…画像読取部(画像処理手段)、4、
4′…画像記録部(画像処理手段)、5、5′…通信部
(画像処理手段)、6、6′…ホストインターフェース
部(画像処理手段)、7、9…信号線(信号伝送路)、
8、10…プルダウン抵抗、11…CPU、12…RO
M、13…RAM、14…操作パネル、15〜18…S
IO部、100…システムバス、101〜112…信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される画像同期信号に基づ
    いて所望の画像データ信号を出力する画像出力部と、任
    意の画像出力部に対して画像同期信号を出力し、当該画
    像出力部より出力される画像データ信号を入力する画像
    入力部とを2以上ずつ備える画像処理手段と、 画像同期信号および画像データ信号を伝送する信号線に
    よって、すべての画像処理手段を共通接続する少なくと
    も2組の信号伝送路と、 外部から入力される制御信号に基づいて、任意の画像出
    力部および画像入力部と信号伝送路との間を電気的に接
    続、あるいは、遮断する接続切替手段と、 画像出力部および画像入力部の組み合わせの中から、並
    列動作が可能な組み合わせパターンを検索する検索手段
    と、 任意の画像出力部および画像入力部の組み合わせを選択
    する際、検索手段によって検索された組み合わせパター
    ンに合致する画像出力部および画像入力部の組み合わせ
    毎に前記信号伝送路を割り当てるとともに、割り当てら
    れた画像出力部および画像入力部と信号伝送路とを接続
    状態とする制御信号を前記接続切替手段に出力制御する
    制御手段とを具備することを特徴とする画像処理手段。
  2. 【請求項2】 外部から入力される基準クロック信号の
    パルス立ち上がりまたはパルス立ち下がりタイミングに
    応じて所望の画像データの入力あるいは出力を行う複数
    の画像処理手段と、 画像同期信号および画像データ信号を伝送する信号線に
    よって、すべての画像処理手段を共通接続する信号伝送
    路と、 外部から入力される制御信号に基づいて、任意の画像出
    力部および画像入力部と信号伝送路との間を電気的に接
    続、あるいは、遮断する接続切替手段と、 これらの画像処理手段における、画像データの入力を行
    う画像処理手段および画像データの出力を行う画像処理
    手段の組み合わせの中から、並列動作が可能な複数組の
    組み合わせパターンを検索する検索手段と、 基準クロック信号のn(nは2以上の整数)倍となる周
    波数の倍クロック信号を生成する倍クロック生成手段
    と、 画像データの入力を行う画像処理手段および画像データ
    の出力を行う画像処理手段の中から任意の画像処理手段
    の組み合わせを選択する際、検索手段によって検索され
    た組み合わせパターンに合致する一対の画像処理手段毎
    に、基準クロック信号のパルス立ち上がりまたはパルス
    立ち下がりタイミングから1/nずつずれた前記倍クロ
    ック生成手段により生成される倍クロック信号のパルス
    周期時間を割り当て、この一対の画像処理手段と信号伝
    送路とを、割り当てられた時間だけ接続状態とする制御
    信号を前記接続切替手段に出力制御する制御手段とを具
    備することを特徴とする画像処理手段。
  3. 【請求項3】 前記信号伝送路は、画像データを伝送す
    るための画像データ用信号線と、画像処理手段間におけ
    るページ同期およびライン同期をとるための同期信号用
    信号線とを有し、 画像データの転送対象となる画像処理手段は、画像デー
    タの入力側から出力側に対して前記同期信号用信号線を
    介して同期信号を出力するとともに、画像データの出力
    側から入力側に対して前記画像データ用信号線を介して
    画像データ信号を出力することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の画像処理装置。
JP9018388A 1997-01-31 1997-01-31 画像処理装置 Pending JPH10215355A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7751068B2 (en) 1999-12-14 2010-07-06 Minolta Co., Ltd. Digital copying machine and image data transfer method in digital copying machine

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