JPH10215325A - 電力線を用いた通信装置 - Google Patents

電力線を用いた通信装置

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JPH10215325A
JPH10215325A JP1676597A JP1676597A JPH10215325A JP H10215325 A JPH10215325 A JP H10215325A JP 1676597 A JP1676597 A JP 1676597A JP 1676597 A JP1676597 A JP 1676597A JP H10215325 A JPH10215325 A JP H10215325A
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JP
Japan
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radio wave
power line
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signal
digital signal
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Withdrawn
Application number
JP1676597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Michisuga
孝典 道菅
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Naldec Corp
Original Assignee
Naldec Corp
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Publication date
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Publication of JPH10215325A publication Critical patent/JPH10215325A/ja
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】音声信号による通話中に、不快感のあるデジタ
ル信号音を発することのない装置を安価に実現する。 【解決手段】音声信号の電波入力の有無を検知する機能
と、音声信号を外部出力装置に出力させないようにする
ミュート機能とを搭載させ、親機と子機の間で音声信号
を送受信している際に、親機から子機に対してシステム
の動作をコントロールする制御信号を送出する場合に、
送信側ではデジタル信号を送出する所定時間前に、電波
出力を一定時間t1停止すると共に、その後電波出力を
再開して制御信号を出力する。受信側では、送信側にお
ける一定時間の電波出力停止を検出し、その後に一定時
間ミュート回路を駆動して、その制御信号を原因とする
デジタル信号音を外部出力装置に出力させないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機等に接続又
は搭載されて電力線を介した通信や外線通話を可能にす
る電力線を用いた通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電話機等に接続又は搭載され
て電力線を介して通話できる電話通信技術が知られてい
る。この電話通信技術は、一般のAC電源を通信線とし
て利用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電力線を利
用した電話通信技術では、音声信号で通話している際
に、システムの制御データをデジタル信号として受信側
に送出すると、この制御データが音声信号となって不快
感のある特有のデジタル信号音を発してしまう。
【0004】従来、このデジタル信号音を外部に出さな
い方法(デジタル信号をミュートする方法)としては、
音声信号の送受信周波数とは異なる周波数を使用し、そ
の周波数の有無に基づいて通話中にデジタル信号をミュ
ートする方法や、デジタル信号の特定のパターンを検出
することによりミュートする方法がある(特開平6−8
5890号公報、特開平4−315345号公報、特開
昭62−43230号公報参照)。
【0005】しかしながら、2種類の周波数を使用する
場合には回路構成が複雑化し高価になるという問題があ
る。また、デジタル信号のパターンを検出する場合には
デジタル信号の特定のパターンを照合するまではミュー
トされないため、その照合中2にデジタル信号音を僅か
に発してしまうという問題がある。
【0006】本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、そ
の目的は、音声信号による通話中に、不快感のあるデジ
タル信号音を発することのない装置を安価に実現できる
電力線を用いた通信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の電力線を用いた通信装置
は、以下の構成を備える。即ち、電力線を介して通信デ
ータを送受信する電力線を用いた通信装置であって、受
信側は、送信側との通信が可能な状態において、該送信
側から送出される状態データに基づいて該送信側が所定
状態にあるか否かを検出する状態検出手段と、前記送信
側が所定状態にある場合、所定時間だけ受信側での音声
出力を禁止する音声出力禁止手段とを備え、送信側は、
前記所定時間中に前記受信側に対して制御データを送出
するデータ送出手段とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につ
き、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0009】[システムブロックの説明]図1は、本発
明に基づく実施形態の電力線を用いた通信装置のシステ
ムブロック図である。
【0010】図1に示すように、本実施形態に用いる通
信装置は、電話機等に接続又は搭載されて親機M、子機
Nの関係から成り立ち、親機Mと子機Nとは、電力線L
を介して双方向で通信可能に接続されている。この電力
線Lは一般のAC電源等に接続される電力供給路を兼ね
ている。親機Mは、電力線重畳回路M3により電力線L
に接続され、子機Nとの通信を制御するCPUM1と、
親機Mから子機Nに送出する音声信号やデジタル信号を
送信電波に変調したり、逆に子機Nから受信した受信電
波を音声信号やデジタル信号に復調する復変調回路M2
と、CPUM1からの命令に基づいて音声出力を禁止す
るミュート回路M4と、復変調回路M2から受信した受
信電波から雑音を取り除いて受信電波の有無を検出して
CPUM1に出力する電波検出回路M5とを具備する。
電波検出回路M5は、雑音増幅器M6、雑音整流器M
7、スケルチ制御部M8を有する。CPUM1と復変調
回路M2との間では、子機Nへの電波出力のオン/オフ
を行う電波出力スイッチM9を介してデジタル信号Sを
入出力している。電力線重畳回路M3はトランス等から
なり、子機Nから送出された電波を重畳された電力波か
ら電波を抽出すると共に、復変調回路M2で変調された
電波を電力波に重畳して子機N側の電力線重畳回路N2
に送出する。親機Mは、ミュート回路M4を介して電話
機T1及び電話回線Wに接続されている。
【0011】一方、子機Nは、電力線重畳回路N3によ
り電力線Lに接続され、親機Mとの通信を制御するCP
UN1と、子機Nから親機Mに送出する音声信号やデジ
タル信号を送信電波に変調したり、逆に親機Mから受信
した受信電波を音声信号やデジタル信号に復調する復変
調回路N2と、CPUN1からの命令に基づいて音声出
力を禁止するミュート回路N4と、復変調回路N2から
受信した受信電波から雑音を取り除いて受信電波の有無
を検出してCPUN1に出力する電波検出回路N5とを
具備する。電波検出回路N5は、雑音増幅器N6、雑音
整流器N7、スケルチ制御部N8を有する。CPUN1
と復変調回路N2との間では、親機Mへの電波出力のオ
ン/オフを行う電波出力スイッチN9を介してデジタル
信号Sを入出力している。電力線重畳回路N3は、親機
Mから送出された電波を重畳された電力波から電波を抽
出すると共に、復変調回路N2で変調された電波を電力
波に重畳して親機M側の電力線重畳回路M2に送出す
る。子機Nは、ミュート回路N4を介して電話機T2に
接続されている。
【0012】[通信装置の動作概要]次に、本発明に基
づく実施形態の通信装置の動作原理を説明する。
【0013】本実施形態に用いる電力線通信装置では、
音声信号の電波入力の有無を検知する機能と、音声信号
を外部出力装置(例えば、スピーカ)に出力させないよ
うにするミュート機能とを搭載させ、親機と子機の間で
音声信号を送受信している際に、親機から子機(又は子
機から親機)に対してシステムの動作をコントロールす
る制御信号(デジタル信号音の原因となる信号)を送出
する場合に、送信側ではデジタル信号を送出する所定時
間前に、電波出力を一定時間停止すると共に、その後電
波出力を再開して制御信号を出力する。受信側では、送
信側における一定時間の電波出力停止を検出し、その後
に一定時間(例えば、制御信号の長さ分に相当する時
間)ミュート回路を駆動して、その制御信号を原因とす
るデジタル信号音を外部出力装置(例えば、スピーカ)
に出力させないようにする。
【0014】このようにすれば、音声信号の電波入力の
有無を検知する機能と、音声信号を外部出力装置に出力
させないミュート機能を搭載するだけで安価にでき、音
声信号による通話中に不快感のあるデジタル信号音が聞
こえることがなくなる。
【0015】[送信側及び受信側の動作]次に、本発明
に基づく実施形態の電力線通信装置の具体的な動作につ
いて説明する。図2は、送信側の動作を示すタイミング
チャートである。図3は、受信側の動作を示すタイミン
グチャートである。
【0016】<送信側及び受信側の動作>図2、図3に
示すように、電話機T2が親機Mを介して電話回線Wに
接続されている場合に(例えば、子機Nで通話中の場合
に)、電話機T2の電話を切ったとすると、子機Nは電
話機T2の状態(この場合、電話を切った状態)を親機
Mに伝えて、親機Mにおいて電話回線を切断する必要が
ある。この時、子機Nは電話機T2の状態(オンフック
状態)をCPUN1にて検出し、親機Mへの電波の出力
をスイッチN9により所定時間t1だけ停止する。親機
MのCPUM1は、電波検出回路M5により子機Nから
の電波出力が停止されたことを検出し、子機Nからの電
波出力が所定時間t2(但し、t1>t2)だけ継続し
て停止したと判断すると、ミュート回路M4により所定
時間t3だけ音声信号を外部出力装置に出力させないよ
うにする。そして、子機Nは、所定時間t1の終了後で
あってミュート回路M4で音声信号を遮断している間に
親機Mに対して電話機T2の状態(この場合、電話を切
った状態)を伝える制御信号(デジタル信号)を送出
し、親機MのCPUM1は、その制御信号に基づいて所
定時間(音声信号の遮断時間)t3の経過後電話回線W
を遮断する。
【0017】(実施形態の効果)以上のように、電話機
T2が親機Mを介して電話回線Wに接続されている場合
に、電話機T2の電話を切ったとすると、子機Nは電話
機T2の状態(オンフック状態)をCPUN1にて検出
し、親機Mへの電波の出力をスイッチN9により所定時
間t1だけ停止し、親機Mでは、子機Nからの電波出力
が所定時間t2だけ継続して停止したと判断すると、ミ
ュート回路M4により所定時間t3だけ音声信号を外部
出力装置に出力させないようにし、子機Nは、所定時間
t1の終了後であってミュート回路M4で音声信号を遮
断している間に親機Mに対して電話機T2の状態を伝え
る制御信号を送出する。従って、子機Nが親機Mを介し
て電話回線Wに接続されている場合に、子機Nで電話を
切ったとすると、子機から親機に送出される制御信号に
より不快感のあるデジタル信号音を発することなく、更
に、音声信号の電波入力の有無を検知する機能と、音声
信号を外部出力装置に出力させないミュート機能を搭載
するだけで安価にできる。
【0018】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【0019】例えば、本実施形態では送信側と受信側の
動作を分けて説明したが、双方向通信を実現するのであ
るから、送信側にも受信機能を有し、逆に受信側にも送
信機能を有することは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、受
信側は、送信側との通信が可能な状態において、該送信
側から送出される状態データに基づいて該送信側が所定
状態にあるか否かを検出し、送信側が所定状態にある場
合、所定時間だけ受信側での音声出力を禁止する。一
方、送信側は、所定時間中に受信側に対して制御データ
を送出する。以上により、音声信号による通話中に、不
快感のあるデジタル信号音を発することのない装置を安
価に実現できる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施形態の電力線通信装置のシ
ステムブロック図である。
【図2】送信側の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】受信側の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
M…親機(送信側) N…子機(受信側) M1、N1…CPU M2、N2…復変調回路 M3、N3…電力線重畳回路 M4、N4…ミュート回路 M5、N5…電波検出回路 M9、N9…電波出力スイッチ T1、T2…電話機 W…電話回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力線を介して通信可能な電力線を用い
    た通信装置であって、 受信側は、 送信側との通信が可能な状態において、該送信側から送
    出される状態データに基づいて該送信側が所定状態にあ
    るか否かを検出する状態検出手段と、 前記送信側が所定状態にある場合、所定時間だけ受信側
    での音声出力を禁止する音声出力禁止手段とを備え、 送信側は、 前記所定時間中に前記受信側に対して制御データを送出
    するデータ送出手段とを備えることを特徴とする電力線
    を用いた通信装置。
  2. 【請求項2】 前記状態データは、前記送信側にて通信
    回線を切断することを表わすデータであることを特徴と
    する請求項1に記載の電力線を用いた通信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御データは、前記受信側に通信回
    線を遮断することを命令するデータであることを特徴と
    する請求項1に記載の電力線を用いた通信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信側と受信側とは、電話機に接続
    又は搭載されて外線通話を可能にすることを特徴とする
    請求項1に記載の電力線を用いた通信装置。
JP1676597A 1997-01-30 1997-01-30 電力線を用いた通信装置 Withdrawn JPH10215325A (ja)

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JP1676597A JPH10215325A (ja) 1997-01-30 1997-01-30 電力線を用いた通信装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100394036B1 (ko) * 2001-03-07 2003-08-06 주식회사 플레넷 대역확산 기법을 이용한 전력선 통신 송수신기
JP2015192214A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 アイホン株式会社 集合住宅インターホンシステム

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Effective date: 20040406