JP2542835B2 - コ−ドレスインタ−ホン - Google Patents
コ−ドレスインタ−ホンInfo
- Publication number
- JP2542835B2 JP2542835B2 JP61312623A JP31262386A JP2542835B2 JP 2542835 B2 JP2542835 B2 JP 2542835B2 JP 61312623 A JP61312623 A JP 61312623A JP 31262386 A JP31262386 A JP 31262386A JP 2542835 B2 JP2542835 B2 JP 2542835B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- carrier
- ringing tone
- talk switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、特に拡声タイプのコードレスインターホン
に好適に使用されるものである。
に好適に使用されるものである。
この種の拡声タイプのコードレスインターホンは、互
いに異なる微弱電波を送受して相互に双方向の呼出と同
時通話が可能に構成されており、机の上などに設置して
使用するものであるが、本出願人は、このような拡声タ
イプのコードレスインターホンの操作上の便宜を図るた
め、特願昭61−150599号などにおいて、トークスイッチ
と呼出スイッチとを同一のスイッチで構成したものを提
案した。しかしながら、この提案に係るものでは、呼び
出された相手側はチャイム音を聞き取った後、その呼出
に応えるためにトークスイッチを操作しなければ、相手
側の肉声を聞き取ることができない構成とされていた。
いに異なる微弱電波を送受して相互に双方向の呼出と同
時通話が可能に構成されており、机の上などに設置して
使用するものであるが、本出願人は、このような拡声タ
イプのコードレスインターホンの操作上の便宜を図るた
め、特願昭61−150599号などにおいて、トークスイッチ
と呼出スイッチとを同一のスイッチで構成したものを提
案した。しかしながら、この提案に係るものでは、呼び
出された相手側はチャイム音を聞き取った後、その呼出
に応えるためにトークスイッチを操作しなければ、相手
側の肉声を聞き取ることができない構成とされていた。
本発明は、上記事情に鑑みて開発されたもので、被呼
出側では、呼出トーンを耳で確認することなく、またト
ークスイッチを操作しなくても相手側の肉声が直ちに聞
こえて通話が出来る操作上も便利なコードレスインター
ホンを提供することを目的としている。
出側では、呼出トーンを耳で確認することなく、またト
ークスイッチを操作しなくても相手側の肉声が直ちに聞
こえて通話が出来る操作上も便利なコードレスインター
ホンを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため提案される本発明は、予め設
定された所定の時間間隔で受信回路部を駆動するパルス
信号を出力する間欠パルス発生部を備え、互いに異なる
周波数の電波信号を送受して双方向の呼出と同時通話を
可能にしたコードレスインターホンの改良であって、ト
ークスイッチを有し、該トークスイッチを操作したとき
には、相手側からキャリアを検出していないときに限っ
て、所定時間の間、可聴周波数よりも高い周波数の呼出
トーンを出力する送信回路部と、上記トークスイッチを
操作している間で、相手側からキャリアを検出していな
いときに、その操作音を出力する操作音発生部と、上記
可聴周波数よりも高い周波数の呼出トーンを出力する呼
出トーン発生回路と、相手側のコードレスインターホン
より送出されるキャリアを検出するキャリア検出回路を
有し、常時は上記間欠パルス発生部より所定の時間間隔
で間欠出力されるパルス信号によって、間欠的に駆動さ
れる受信回路部と、上記トークスイッチの操作時あるい
は上記キャリア検出回路によってキャリアが検出されて
いる間は、上記間欠パルス発生部より出力されるパルス
信号に加えて、上記受信回路部を駆動するとともに、上
記呼出トーン発生回路で上記呼出トーンを検出している
間は、上記間欠パルス発生部よりパルス信号が出力され
る毎にリトリガされるタイマー回路を有し、該タイマー
回路の出力によって上記受信回路部を駆動状態に保持す
る制御部とを備えたことを特徴としている。
定された所定の時間間隔で受信回路部を駆動するパルス
信号を出力する間欠パルス発生部を備え、互いに異なる
周波数の電波信号を送受して双方向の呼出と同時通話を
可能にしたコードレスインターホンの改良であって、ト
ークスイッチを有し、該トークスイッチを操作したとき
には、相手側からキャリアを検出していないときに限っ
て、所定時間の間、可聴周波数よりも高い周波数の呼出
トーンを出力する送信回路部と、上記トークスイッチを
操作している間で、相手側からキャリアを検出していな
いときに、その操作音を出力する操作音発生部と、上記
可聴周波数よりも高い周波数の呼出トーンを出力する呼
出トーン発生回路と、相手側のコードレスインターホン
より送出されるキャリアを検出するキャリア検出回路を
有し、常時は上記間欠パルス発生部より所定の時間間隔
で間欠出力されるパルス信号によって、間欠的に駆動さ
れる受信回路部と、上記トークスイッチの操作時あるい
は上記キャリア検出回路によってキャリアが検出されて
いる間は、上記間欠パルス発生部より出力されるパルス
信号に加えて、上記受信回路部を駆動するとともに、上
記呼出トーン発生回路で上記呼出トーンを検出している
間は、上記間欠パルス発生部よりパルス信号が出力され
る毎にリトリガされるタイマー回路を有し、該タイマー
回路の出力によって上記受信回路部を駆動状態に保持す
る制御部とを備えたことを特徴としている。
〔実施例〕 以下に添付図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
る。
第１図は、本発明のコードレスインターホンの外観構
成図を示している。
成図を示している。
コードレスインターホンＡは、図に示したように机な
どの上に設置される本体10にアンテナ11を設けてあり、
トークスイッチ12,マイク13,スピーカ14を設けた構成と
されている。15は通話時に点灯する通話表示灯であり、
相手側のコードレスインターホンの呼出時は、トークス
イッチ12を操作し直接マイク13に向かって肉声を発して
相手側を呼び出しできる。
どの上に設置される本体10にアンテナ11を設けてあり、
トークスイッチ12,マイク13,スピーカ14を設けた構成と
されている。15は通話時に点灯する通話表示灯であり、
相手側のコードレスインターホンの呼出時は、トークス
イッチ12を操作し直接マイク13に向かって肉声を発して
相手側を呼び出しできる。
呼び出された相手側では、呼出トーンを耳で確認する
ことなく、またトークスイッチを操作することなく、呼
出した側の肉声が直ちに聞こえるようになっており、第
１図と同様な構成の拡声タイプのコードレスインターホ
ンのトークスイッチ12を操作して、そのままマイク13に
向かって肉声を発すれば相互で同時通話が出来るもので
ある。
ことなく、またトークスイッチを操作することなく、呼
出した側の肉声が直ちに聞こえるようになっており、第
１図と同様な構成の拡声タイプのコードレスインターホ
ンのトークスイッチ12を操作して、そのままマイク13に
向かって肉声を発すれば相互で同時通話が出来るもので
ある。
第２図は、本発明のコードレスインターホンの要部を
構成するブロック図を示している。
構成するブロック図を示している。
本発明のコードレスインターホンは、図に示したよう
にスピーカSP,アンプAMP,復調回路，ミキサー,RF・AMP
を組み合わせた受信回路部Ｉと、マイクMIC,アンプAMP,
変調回路,RF・AMPを組み合わせた送信回路部IIと、電源
制御部を備えて構成されている。発振回路100では、キ
ャリア信号となる所定周波数の高周波信号が出力されMI
Cより出力された音声信号で変調された後、分波器を介
してアンテナ11より電波信号として送信される。また、
相手側のコードレスインターホン１より送信された電波
信号は、アンテナ11により捕らえられて受信回路部Ｉに
入力され、復調された後、スピーカSPより音声信号とし
て出力される。
にスピーカSP,アンプAMP,復調回路，ミキサー,RF・AMP
を組み合わせた受信回路部Ｉと、マイクMIC,アンプAMP,
変調回路,RF・AMPを組み合わせた送信回路部IIと、電源
制御部を備えて構成されている。発振回路100では、キ
ャリア信号となる所定周波数の高周波信号が出力されMI
Cより出力された音声信号で変調された後、分波器を介
してアンテナ11より電波信号として送信される。また、
相手側のコードレスインターホン１より送信された電波
信号は、アンテナ11により捕らえられて受信回路部Ｉに
入力され、復調された後、スピーカSPより音声信号とし
て出力される。
トークスイッチ12は、いわゆるワンショット操作の押
ボタンスイッチとなっており、その操作時にタイマT1が
セットされ（入力信号の立ち上がり時にセットされ
る）、そのタイマT1がタイムアップするまで操作信号が
保持される構成となっている。ORゲート１には、トーク
スイッチ12の出力とタイマT1（トークスイッチの操作
後、設定時間τ１の間は送受信回路I,IIの電源が遮断さ
れないように設けてある）の出力が入力されており、OR
ゲート２は、間欠パルス発生部105から間欠的に発生さ
れるパルス信号とORゲート３の出力を入力しており、そ
の出力は受信電源制御回路107の作動信号となってい
る。また、ORゲート３にはORゲート1,ORゲート４の出力
が入力されている。そして、このORゲート３の出力は送
信電源制御回路108の作動信号となっている。
ボタンスイッチとなっており、その操作時にタイマT1が
セットされ（入力信号の立ち上がり時にセットされ
る）、そのタイマT1がタイムアップするまで操作信号が
保持される構成となっている。ORゲート１には、トーク
スイッチ12の出力とタイマT1（トークスイッチの操作
後、設定時間τ１の間は送受信回路I,IIの電源が遮断さ
れないように設けてある）の出力が入力されており、OR
ゲート２は、間欠パルス発生部105から間欠的に発生さ
れるパルス信号とORゲート３の出力を入力しており、そ
の出力は受信電源制御回路107の作動信号となってい
る。また、ORゲート３にはORゲート1,ORゲート４の出力
が入力されている。そして、このORゲート３の出力は送
信電源制御回路108の作動信号となっている。
このようなコードレスインターホンでは、受信回路部
Ｉは、間欠パルス発生部105から常時、所定間隔で間欠
的に出力されるパルス信号を受ける毎に、あるいはORゲ
ート３の出力がある間、つまりキャリア検出回路101が
相手側のキャリアを検出しているか、あるいはトークス
イッチ12が操作されている間のみ、受信電源制御回路10
7が駆動され、電源109より電源供給を受けて作動される
ようになっている。
Ｉは、間欠パルス発生部105から常時、所定間隔で間欠
的に出力されるパルス信号を受ける毎に、あるいはORゲ
ート３の出力がある間、つまりキャリア検出回路101が
相手側のキャリアを検出しているか、あるいはトークス
イッチ12が操作されている間のみ、受信電源制御回路10
7が駆動され、電源109より電源供給を受けて作動される
ようになっている。
また、一方の送信回路部IIは、ORゲート３の出力があ
る間、つまりキャリア検出回路101が相手側のキャリア
を検出している間、あるいはトークスイッチ12が操作さ
れている間のみ、送信電源制御回路108が駆動され、電
源109より電源供給を受けて作動されるようになってい
る。
る間、つまりキャリア検出回路101が相手側のキャリア
を検出している間、あるいはトークスイッチ12が操作さ
れている間のみ、送信電源制御回路108が駆動され、電
源109より電源供給を受けて作動されるようになってい
る。
一方、ANDゲート１は、ORゲート１の出力と、キャリ
ア検出回路101の出力を反転するNOTゲートの出力を入力
しており、両者の論理積出力により呼出トーン発生部10
6を作動している。したがって、この呼出トーン発生部1
06は、キャリア信号の検出がなく、かつトークスイッチ
12の操作時、及び、タイマT1の設定時間τ１だけ作動さ
れ、呼出トーンが送信回路部IIに送出される。
ア検出回路101の出力を反転するNOTゲートの出力を入力
しており、両者の論理積出力により呼出トーン発生部10
6を作動している。したがって、この呼出トーン発生部1
06は、キャリア信号の検出がなく、かつトークスイッチ
12の操作時、及び、タイマT1の設定時間τ１だけ作動さ
れ、呼出トーンが送信回路部IIに送出される。
ここに、本発明においては、呼出トーン発生部106よ
り出力される呼出トーンは可聴周波数より高い周波数
（少なくとも10kHz以上）を有した信号に設定されてい
る。
り出力される呼出トーンは可聴周波数より高い周波数
（少なくとも10kHz以上）を有した信号に設定されてい
る。
また、ANDゲート２は、トークスイッチ12の出力と、N
OTゲートの出力の論理積により操作音発生部104を作動
する構成となっており、これによってトークスイッチが
操作されてもキャリア信号が検出されない時にだけ操作
音がスピーカSPより出力される。
OTゲートの出力の論理積により操作音発生部104を作動
する構成となっており、これによってトークスイッチが
操作されてもキャリア信号が検出されない時にだけ操作
音がスピーカSPより出力される。
また、受信回路部Ｉには、呼出トーン検出回路102が
設けられており、相手側より発信された呼出トーンがこ
の回路102により検出されると、検知信号を制御部Ｂに
送出する。
設けられており、相手側より発信された呼出トーンがこ
の回路102により検出されると、検知信号を制御部Ｂに
送出する。
ここに、制御部Ｂは、呼出トーン検出回路102からの
検知信号と、間欠パルス発生部105からの間欠パルスを
入力するANDゲート３を設け、このANDゲート３の出力で
ワンショットタイマー110をリトリガする構成となして
おり、このワンショットタイマー110の出力はORゲート
２に入力される構成となっている。
検知信号と、間欠パルス発生部105からの間欠パルスを
入力するANDゲート３を設け、このANDゲート３の出力で
ワンショットタイマー110をリトリガする構成となして
おり、このワンショットタイマー110の出力はORゲート
２に入力される構成となっている。
すなわち、制御部Ｂは、ワンショットタイマー110の
出力を上記したORゲート２に入力させることによって、
受信電源制御回路107を駆動して、受信回路部７に電源
を供給して受信回路部Ｉを作動している。ここに、ワン
ショットタイマー110は、ANDゲート３の出力、つまり間
欠パルス発生部105と、呼出トーン検出回路102との論理
積出力によってリトリガされているので、受信回路部Ｉ
は相手側からの呼出トーンが検出されている間に限っ
て、間欠パルス発生部105から間欠的に出力されるパル
ス信号によってリトリガされて、駆動状態に保持される
構成となっている。
出力を上記したORゲート２に入力させることによって、
受信電源制御回路107を駆動して、受信回路部７に電源
を供給して受信回路部Ｉを作動している。ここに、ワン
ショットタイマー110は、ANDゲート３の出力、つまり間
欠パルス発生部105と、呼出トーン検出回路102との論理
積出力によってリトリガされているので、受信回路部Ｉ
は相手側からの呼出トーンが検出されている間に限っ
て、間欠パルス発生部105から間欠的に出力されるパル
ス信号によってリトリガされて、駆動状態に保持される
構成となっている。
次いで、第２図を参照して拡声タイプのコードレスイ
ンターホン同士で双方向の同時通話をなす場合の動作を
説明する。
ンターホン同士で双方向の同時通話をなす場合の動作を
説明する。
呼出側では、トークスイッチ12をワンショット操作し
て、送，受信回路部I,IIを作動する。この時、キャリア
信号は存在しないので、ANDゲート1,ANDゲート２の出力
は呼出トーン発生部106,操作音発生部104を作動し、呼
出トーンは送信回路部Ｉを介してアンテナ11より送信さ
れ、同時にスピーカSPからは操作音が出力される。トー
クスイッチ12の操作時にはタイマT1がセットされるの
で、そのタイマT1の設定時間τ１の間は送，受信回路部
I,IIへの電源投入は保持され呼出トーンの出力は維持さ
れる。
て、送，受信回路部I,IIを作動する。この時、キャリア
信号は存在しないので、ANDゲート1,ANDゲート２の出力
は呼出トーン発生部106,操作音発生部104を作動し、呼
出トーンは送信回路部Ｉを介してアンテナ11より送信さ
れ、同時にスピーカSPからは操作音が出力される。トー
クスイッチ12の操作時にはタイマT1がセットされるの
で、そのタイマT1の設定時間τ１の間は送，受信回路部
I,IIへの電源投入は保持され呼出トーンの出力は維持さ
れる。
一方、被呼出側では、間欠パルス発生部105により受
信回路部Ｉが常時間欠作動されているので、受信回路部
Ｉの呼出トーン検出回路102は、呼出側より送信された
呼出トーンを検出する。呼出トーンが検出されると、検
知信号が制御部Ｂに送出され、次のような動作が行われ
る。
信回路部Ｉが常時間欠作動されているので、受信回路部
Ｉの呼出トーン検出回路102は、呼出側より送信された
呼出トーンを検出する。呼出トーンが検出されると、検
知信号が制御部Ｂに送出され、次のような動作が行われ
る。
すなわち、呼出トーン検知回路102が検知信号を出力
すると、この検知信号はANDゲート３に入力されるの
で、ANDゲート３ではこの検知信号と、間欠パルス発生
部105より出力される間欠パルスの論理積出力が得ら
れ、この出力パルスはワンショットタイマー110にトリ
ガパルスとして入力され、ORゲート２に入力されて受信
電源制御回路107を作動して受信回路部Ｉに電源を投入
する。ここに、ワンショットタイマー110の設定時間τ
３は、間欠パルスの時間間隙τ２より若干大きい時間に
設定されているので、ANDゲート３からペルス信号が出
力される毎にリトリガされることになり、この結果、呼
出トーンを検出している間は、受信回路部Ｉには、電源
が継続して投入されることになる。そのため、この時に
相手側がマイクMICに向かって肉声を発生すると、被呼
出側では、呼出トーンを耳で聞くことなく、肉声がスピ
ーカSPより出力されることになる。
すると、この検知信号はANDゲート３に入力されるの
で、ANDゲート３ではこの検知信号と、間欠パルス発生
部105より出力される間欠パルスの論理積出力が得ら
れ、この出力パルスはワンショットタイマー110にトリ
ガパルスとして入力され、ORゲート２に入力されて受信
電源制御回路107を作動して受信回路部Ｉに電源を投入
する。ここに、ワンショットタイマー110の設定時間τ
３は、間欠パルスの時間間隙τ２より若干大きい時間に
設定されているので、ANDゲート３からペルス信号が出
力される毎にリトリガされることになり、この結果、呼
出トーンを検出している間は、受信回路部Ｉには、電源
が継続して投入されることになる。そのため、この時に
相手側がマイクMICに向かって肉声を発生すると、被呼
出側では、呼出トーンを耳で聞くことなく、肉声がスピ
ーカSPより出力されることになる。
そして、被呼出側がこの肉声を確認して、相手側から
のキャリアが途絶えないうちに、トークスイッチ12を操
作すると、この操作により上記したタイマT1が作動さ
れ、ORゲート1,ORゲート３を介してタイマT1の出力がOR
ゲート２に入力されるので、タイマT1の設定時間τ１の
間は、受信電源制御回路107には継続して作動信号が送
出され、同時に送信電源制御回路108にも作動信号が送
出されて、受信回路部I,送信回路部IIへの電源供給が保
持されて同時通話が可能となる。
のキャリアが途絶えないうちに、トークスイッチ12を操
作すると、この操作により上記したタイマT1が作動さ
れ、ORゲート1,ORゲート３を介してタイマT1の出力がOR
ゲート２に入力されるので、タイマT1の設定時間τ１の
間は、受信電源制御回路107には継続して作動信号が送
出され、同時に送信電源制御回路108にも作動信号が送
出されて、受信回路部I,送信回路部IIへの電源供給が保
持されて同時通話が可能となる。
なお、このような通話をなすためトークスイッチ12を
操作した時及びタイマT1の設定時間τ１の間は、被呼出
側の受信回路部Ｉのキャリア検出回路101では呼出側か
ら送出されたキャリア信号を検知しているので、AND1,A
ND2の出力はなくしたがって、呼出トーンは発生され
ず、また操作音の発生も禁止される。
操作した時及びタイマT1の設定時間τ１の間は、被呼出
側の受信回路部Ｉのキャリア検出回路101では呼出側か
ら送出されたキャリア信号を検知しているので、AND1,A
ND2の出力はなくしたがって、呼出トーンは発生され
ず、また操作音の発生も禁止される。
そして、相手側からの呼出トーンが途絶えると、この
呼出トーンの途絶える直前に間欠パルス発生部105より
出力された間欠パルスがワンショットタイマー110の最
後のトリガ信号となるので、ワンショットタイマー110
はそのトリガ信号の入力後設定時間τ３の間だけ出力を
ORゲート２に入力し、なおも受信電源制御回路107を作
動状態にして受信回路部Ｉへの電源供給を保持すること
ができ、この時、相互に同時通話が可能になる。
呼出トーンの途絶える直前に間欠パルス発生部105より
出力された間欠パルスがワンショットタイマー110の最
後のトリガ信号となるので、ワンショットタイマー110
はそのトリガ信号の入力後設定時間τ３の間だけ出力を
ORゲート２に入力し、なおも受信電源制御回路107を作
動状態にして受信回路部Ｉへの電源供給を保持すること
ができ、この時、相互に同時通話が可能になる。
なお、タイマT2は、通話時に何らかの原因でキャリア
が途絶えた時にその設定時間τ４だけ電源遮断を禁止す
るもので、その設定時間τ４が経過した後は、通話終了
と判断してタイマT1にリセット信号を送出して電源の消
費を極力抑制する構成としている。
が途絶えた時にその設定時間τ４だけ電源遮断を禁止す
るもので、その設定時間τ４が経過した後は、通話終了
と判断してタイマT1にリセット信号を送出して電源の消
費を極力抑制する構成としている。
第３図（ａ）〜（ｆ）に、第２図の（ａ）〜（ｆ）の
各部の動作を説明する。
各部の動作を説明する。
以上の説明より理解されるように本発明のコードレス
インターホンによれば、相手側より発信された呼出トー
ンを検知すると、それを検知している間は受信回路部Ｉ
の電源が投入状態を保持するので、相手側がマイクに向
かって発した肉声は、呼出トーンを耳で確認することな
く、またトークスイッチを保持することなく聞こえるの
で、コードレスインターホンを操作できない状態でも相
手側の要件を聞き取ることができすこぶる利便である。
インターホンによれば、相手側より発信された呼出トー
ンを検知すると、それを検知している間は受信回路部Ｉ
の電源が投入状態を保持するので、相手側がマイクに向
かって発した肉声は、呼出トーンを耳で確認することな
く、またトークスイッチを保持することなく聞こえるの
で、コードレスインターホンを操作できない状態でも相
手側の要件を聞き取ることができすこぶる利便である。
また、トークスイッチを操作したとき、あるいはトー
クスイッチを操作しなくても、相手側からのキャリアを
受けているときには、送信回路部は電源供給を受け作動
されているので、そのまま相手側と通話が出来る。
クスイッチを操作しなくても、相手側からのキャリアを
受けているときには、送信回路部は電源供給を受け作動
されているので、そのまま相手側と通話が出来る。
更に、トークスイッチを操作したときには、操作音が
発生して操作が容易に確認できる上に、トークスイッチ
を操作していても、相手側からキャリアを受けたときに
は、操作音は発生しないので、呼出トーンがなく、相手
側の肉声がスピーカより直ちに出力されても、操作音に
よって相手側の肉声を聞こえにくくするようなこともな
い。
発生して操作が容易に確認できる上に、トークスイッチ
を操作していても、相手側からキャリアを受けたときに
は、操作音は発生しないので、呼出トーンがなく、相手
側の肉声がスピーカより直ちに出力されても、操作音に
よって相手側の肉声を聞こえにくくするようなこともな
い。
第１図は本発明を適用したコードレスインターホンの外
観構成例図、第２図は本発明の要部回路の概略構成図、
第３図は第２図の（ａ）〜（ｆ）部分の動作説明図であ
る。 （符号の説明） Ａ……本発明のコードレスインターホン Ｂ……制御部 Ｉ……受信回路部 II……送信回路部 105……間欠パルス発生部 106……呼出トーン発生部 110……リトリガ可能なタイマー回路
観構成例図、第２図は本発明の要部回路の概略構成図、
第３図は第２図の（ａ）〜（ｆ）部分の動作説明図であ
る。 （符号の説明） Ａ……本発明のコードレスインターホン Ｂ……制御部 Ｉ……受信回路部 II……送信回路部 105……間欠パルス発生部 106……呼出トーン発生部 110……リトリガ可能なタイマー回路
Claims (2)
- 【請求項１】予め設定された所定の時間間隔で受信回路
部を駆動するパルス信号を出力する間欠パルス発生部を
備え、互いに異なる周波数の電波信号を送受して双方向
の呼出と同時通話を可能にしたコードレスインターホン
において、 トークスイッチを有し、該トークスイッチを操作したと
きには、相手側からキャリアを検出していないときに限
って、所定時間の間、可聴周波数よりも高い周波数の呼
出トーンを出力する送信回路部と、 上記トークスイッチを操作している間で、相手側からキ
ャリアを検出していないときに、その操作音を出力する
操作音発生部と、 上記可聴周波数よりも高い周波数の呼出トーンを出力す
る呼出トーン発生回路と、相手側のコードレスインター
ホンより送出されるキャリアを検出するキャリア検出回
路を有し、常時は上記間欠パルス発生部より所定の時間
間隔で間欠出力されるパルス信号によって、間欠的に駆
動される受信回路部と、 上記トークスイッチの操作時あるいは上記キャリア検出
回路によってキャリアが検出されている間は、上記間欠
パルス発生部より出力されるパルス信号に加えて、上記
受信回路部を駆動するとともに、上記呼出トーン発生回
路で上記呼出トーンを検出している間は、上記間欠パル
ス発生部よりパルス信号が出力される毎にリトリガされ
るタイマー回路を有し、該タイマー回路の出力によって
上記受信回路部を駆動状態に保持する制御部とを備えた
ことを特徴とするコードレスインターホン。 - 【請求項２】上記コードレスインターホンが拡声タイプ
のものである特許請求の範囲第１項記載のコードレスイ
ンターホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61312623A JP2542835B2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | コ−ドレスインタ−ホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61312623A JP2542835B2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | コ−ドレスインタ−ホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63160425A JPS63160425A (ja) | 1988-07-04 |
| JP2542835B2 true JP2542835B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=18031427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2542835B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1986
- 1986-12-23 JP JP61312623A patent/JP2542835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63160425A (ja) | 1988-07-04 |
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