JPH10212912A - 内燃機関用バルブタイミング調整装置 - Google Patents
内燃機関用バルブタイミング調整装置Info
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- JPH10212912A JPH10212912A JP9018826A JP1882697A JPH10212912A JP H10212912 A JPH10212912 A JP H10212912A JP 9018826 A JP9018826 A JP 9018826A JP 1882697 A JP1882697 A JP 1882697A JP H10212912 A JPH10212912 A JP H10212912A
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Abstract
拘束する拘束手段の損傷を防止し、応答性に優れるバル
ブタイミング調整装置を提供する。 【解決手段】 ベーンロータ9を最遅角位置に保持する
場合、進角側および遅角側の両方の油圧によりストッパ
穴からストッパピストン7を抜け出させておく端部保持
モードが実行される。したがって、ベーンロータ9が最
遅角位置から進角側に回転するときにストッパピストン
7およびストッパ穴が損傷することを防止する。端部保
持モードにおいて各進角油圧室にはすでに油圧が加わっ
ているので、油路を切り換えることなく各進角油圧室の
油圧を上昇するだけでベーンロータ9が最遅角位置から
進角側に速やかに回転する。また、端部保持モードにお
ける各進角油圧室の油圧はベーンロータ9を進角側に回
転させる油圧よりも小さいので、各ベーンがばたついて
打音を発生することを抑制できる。
Description
「内燃機関」をエンジンという)の吸気弁および排気弁
の少なくともいずれか一方の開閉タイミング(以下、
「開閉タイミング」をバルブタイミングという)を運転
条件に応じて変更するためのバルブタイミング調整装置
に関する。
期回転するタイミングプーリやチェーンスプロケットを
介してカムシャフトを駆動し、タイミングプーリやチェ
ーンスプロケットとカムシャフトとの相対回動による位
相差により吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一
方のバルブタイミングを制御するベーン式のバルブタイ
ミング調整装置として、特開平1−92504号公報に
開示されているものが知られている。
いるバルブタイミング調整装置では、ベーンとともに回
動するカムシャフト側回転体である内部ロータに穴を設
け、この穴に嵌合可能なノックピンをクランクシャフト
側回転体であるタイミングプーリに設け、タイミングプ
ーリに対してカムシャフトが最遅角位置または最進角位
置にあるときにノックピンが穴に嵌合することにより両
回転体の相対回動を拘束している。これにより、タイミ
ングプーリに対してカムシャフトが最遅角位置または最
進角位置にあるときに吸気弁または排気弁の駆動に伴い
カムシャフトが正負のトルク変動を受けても、タイミン
グプーリとベーンとの打音発生を防止することができ
る。
ングプーリに対するカムシャフトの位相を変化させると
きには、油路を切り換えることによりノックピンが穴か
ら抜け出し、タイミングプーリとカムシャフトとの相対
回動が可能になる。
1−92504号公報に開示されているようなベーン式
のバルブタイミング調整装置において、例えばタイミン
グプーリに対して最遅角位置にあるカムシャフトを進角
側に回転させる際に進角側にベーンを駆動する油圧で同
時にノックピンを抜く方式では、ベーンおよびノックピ
ンへの油圧の加わり方によってはノックピンが抜ける前
に内部ロータが回転を開始することもある。この場合、
内部ロータの回転力がノックピンに加わることによりノ
ックピンおよびノックピン周囲の部材が損傷する恐れが
ある。
穴から抜き進角側または遅角側にカムシャフトを回転さ
せるので、タイミングプーリに対するカムシャフトの位
相制御の応答性を向上させることが困難であるという問
題がある。本発明の目的は、ハウジング部材とベーン部
材との相対回動を拘束する拘束手段の損傷を防止し、応
答性に優れるバルブタイミング調整装置を提供すること
にある。
タイミング調整装置を提供することにある。
エンジン用バルブタイミング調整装置によると、ベーン
部材を収容する収容室の他方の周方向端部側にベーン部
材を回転させる第1モードにおける第1流体圧力よりも
収容室の一方の周方向端部にベーン部材を保持する端部
保持モードにおける第1流体圧力が低く、端部保持モー
ドにおいて第1流体圧力を少なくとも含む圧力により付
勢手段の付勢力に抗して拘束手段による拘束状態を解除
している。
部から他方の周方向端部側に移動する前に当接部と被当
接部との拘束状態が解除されているので、当接部と被当
接部とが当接したままハウジング部材に対してベーン部
材が相対回動し、当接部および被当接部が損傷すること
を防止できる。さらに、端部保持モードにおいて当接部
と被当接部との拘束状態が解除されていても端部保持モ
ードにおける第1流体圧力は第1モードにおける第1流
体圧力よりも低いので、ベーン部材は一方の周方向端部
側に押圧されている。したがって、従動軸が正負のトル
ク変動を受けても一方の周方向端部においてハウジング
部材とベーン部材とがばたつくことを抑制することがで
きる。
被当接部とによる拘束状態が予め解除されており、かつ
第1流体圧力がベーン部材に作用していることにより、
流路を切り換えることなく第1流体圧力を上昇させるだ
けで速やかにベーン部材が他方の周方向端部側に回転す
る。したがって、端部保持モードから第1モードへの制
御モード切り換えの応答性が向上する。
タイミング調整装置によると、第1流体圧力だけで当接
部と被当接部との拘束状態を解除することにより、当接
部は拘束状態の解除方向に圧力を受ける受圧面を第1流
体圧力だけに対して設けるだけでよいので、当接部の構
造が簡単になる。したがって、当接部の加工が容易にな
り製造コストが低下する。さらに、第1流体圧力を受け
る受圧面積を大きくできるので、第1流体圧力の低圧時
においても当接部と被当接部との拘束状態を確実に解除
できる。
タイミング調整装置によると、アイドル運転時のような
低圧時においても当接部と被当接部との拘束状態を確実
に解除できる。本発明の請求項4記載のエンジン用バル
ブタイミング調整装置によると、一方の周方向端部以外
の位置においてベーン部材を相対回動させることなく確
実に保持できる。
タイミング調整装置によると、一方の周方向端部側に前
記ベーン部材を回転させる第2モードを有することによ
り、ハウジング部材に対するベーン部材の進角側および
遅角側への両方向の位相制御を高精度に行うことができ
る。
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるエンジン用バ
ルブタイミング調整装置を図1、図2および図3に示
す。第1実施例のバルブタイミング調整装置は油圧制御
式であり、吸気弁のバルブタイミングを制御するもので
ある。
ないタイミングベルトにより図示しないエンジンの駆動
軸としてのクランクシャフトと結合して駆動力を伝達さ
れ、クランクシャフトと同期して回転する。リア部材4
はプレート部4aおよび筒部4bからなり、筒部4bの
外周にタイミングプーリ1が嵌合している。従動軸とし
てのカムシャフト2は、タイミングプーリ1から駆動力
を伝達され、図示しない吸気弁を開閉駆動する。カムシ
ャフト2は、タイミングプーリ1に対し所定の位相差を
おいて相対回動可能である。タイミングプーリ1および
カムシャフト2は図2に示す矢印X方向からみて時計方
向に回転する。以下この回転方向を進角方向とする。
の軸方向両端面はリア部材4のプレート部4aおよびフ
ロントプレート5により覆われている。タイミングプー
リ1、シューハウジング3、リア部材4およびフロント
プレート5は駆動側回転体を構成し、互いにボルト20
により同軸上に固定されている。また、シューハウジン
グ3、リア部材4およびフロントプレート5は特許請求
の範囲に記載した「ハウジング部材」を構成している。
周方向にほぼ等間隔に台形状に形成されたシュー3a、
3b、3cを有している。シュー3a、3b、3cの周
方向の三箇所の間隙にはそれぞれベーン部材としてのベ
ーン9a、9b、9cを収容する収容室としての扇状空
間部40が形成されており、シュー3a、3b、3cの
内周面は断面円弧状に形成されている。
向にほぼ等間隔にベーン9a、9b、9cを有し、この
ベーン9a、9b、9cがシュー3a、3b、3cの周
方向の間隙に形成されている扇状空間部40に回動可能
に収容されている。図1に示す遅角方向、進角方向を表
す矢印は、シューハウジング3に対するベーンロータ9
の遅角方向、進角方向を表している。図2に示すよう
に、ベーンロータ9およびブッシュ6は、ボルト21に
よりカムシャフト2に一体に固定されており、従動側回
転体を構成している。
れリア部材4の筒部4bおよびフロントプレート5の内
周壁5aに相対回動可能に嵌合している。リア部材4の
筒部4bおよびフロントプレート5の内周壁5aは従動
側回転体の軸受け部を構成している。したがって、カム
シャフト2およびベーンロータ9はタイミングプーリ1
およびシューハウジング3に対して同軸に相対回動可能
である。
ンロータ9の外周壁に嵌合している。ベーンロータ9の
外周壁とシューハウジング3の内周壁との間には微小ク
リアランスが設けられており、このクリアランスを介し
て油圧室間に作動油が漏れることをシール部材16によ
り防止している。シール部材16はそれぞれ板ばね17
の付勢力によりシューハウジング3の内周壁に向けて押
されている。
容孔23を形成するベーン9aの内壁に圧入保持され、
このガイドリング19に当接部としてのストッパピスト
ン7が挿入されている。ストッパピストン7は有底の円
筒部7aと円筒部7aの開口端部に設けられたフランジ
部7bとからなる。ストッパピストン7はカムシャフト
2の軸方向に摺動可能にガイドリング19に収容され、
かつ付勢手段としてのスプリング8によりフロントプレ
ート5側に付勢されている。フロントプレート5に被当
接部としてのストッパ穴5bが形成されており、ストッ
パピストン7はストッパ穴5bに嵌合可能である。スト
ッパピストン7がストッパ穴5bに嵌合した状態ではシ
ューハウジング3に対するベーンロータ9の相対回動は
拘束される。ストッパピストン7、ストッパ穴5bおよ
びスプリング8は拘束手段を構成している。
示しない油路を介して後述する遅角油圧室10と連通し
ている。また、円筒部7aのフロントプレート側に形成
された油圧室30は、図示しない油路を介して後述する
進角油圧室13と連通している。油圧室30の油圧を受
ける円筒部7aの第1の受圧面の面積は、油圧室29の
油圧を受けるフランジ部7bの第2の受圧面の面積より
も大きくなるように設定されている。第1の受圧面およ
び第2の受圧面がそれぞれ油圧室30および油圧室29
の作動油から受ける力はストッパ穴5bからストッパピ
ストン7を抜け出させる方向に働く。第1の受圧面の受
圧面積は円筒部7aの断面積にほぼ等しく、第2の受圧
面の受圧面積はフランジ部7bと円筒部7aの径差に相
当する環状部の面積にほぼ等しい。遅角油圧室10また
は進角油圧室13に所定圧以上の作動油が供給される
と、これら作動油の油圧によりスプリング8の付勢力に
抗してストッパピストン7はストッパ穴5bから抜け出
す。
bの位置とは、シューハウジング3に対してベーンロー
タ9が最遅角位置にあるとき、つまりクランクシャフト
に対してカムシャフト2が最遅角位置にあるときにスプ
リング8の付勢力によりストッパピストン7がストッパ
穴5bに嵌合可能なように設定されている。第1実施例
において、最遅角位置とは特許請求の範囲に記載した
「収容室の一方の周方向端部」を表し、最進角位置は
「収容室の他方の周方向端部」を端部を表している。
ジ部7bよりもリア部材側の収容孔23に連通するとと
もに大気開放されているので、ストッパピストン7の移
動が妨げられない。図1に示すように、シュー3aとベ
ーン9aとの間に遅角油圧室10が形成され、シュー3
bとベーン9bとの間に遅角油圧室11が形成され、シ
ュー3cとベーン9cとの間に遅角油圧室12が形成さ
れている。また、シュー3cとベーン9aとの間に進角
油圧室13が形成され、シュー3aとベーン9bとの間
に進角油圧室14が形成され、シュー3bとベーン9c
との間に進角油圧室15が形成されている。
ならびに各進角油圧室に連通する油圧通路102は、電
磁弁50のスプール51の移動により、油圧通路103
またはドレイン通路104、105との連通を断続され
る。油圧通路103は油圧ポンプ60によりドレイン6
1から汲み上げた作動油を供給する通路であり、ドレイ
ン通路104、105は作動油をドレイン61に排出す
る通路である。図示しないエンジン制御装置(以下、
「エンジン制御装置」をECUという)は、エンジン運
転状態に応じて電磁弁50のコイル52に供給する制御
電流のデューティ比を調整することによりスプール51
の位置を制御している。
9dには、カムシャフト2との当接部において油路31
が設けられており、ブッシュ6との当接部において油路
32が設けられている。油路31および32はそれぞれ
円弧状に形成されている。油路31および油路26は図
1に示す油路101の一部を構成し、図示しない油路に
より遅角油圧室10、11、12ならびに油圧室29と
連通している。遅角油圧室10、11、12に供給され
る作動油の油圧は第2流体圧力である。
102の一部を構成し、油路33、34、35を介して
進角油圧室13、14、15ならびに油圧室30と連通
している。進角油圧室13、14、15に供給される作
動油の油圧は第1流体圧力である。次に、電磁弁50に
供給する制御電流のデューティ比と、各遅角油圧室およ
び各進角油圧室に加わる油圧との関係を説明する。
は図3に示す位置にあり、図4に示すように各遅角油圧
室に供給される作動油の油圧は最大値になり、各進角油
圧室には作動油が供給されない。デューティ比が上昇す
ると、スプール51は図3に示す位置から左側に移動す
る。すると各遅角油圧室に供給される作動油の油圧は減
少し、各進角油圧室に作動油が供給されるようになる。
そして各遅角油圧室と各進角油圧室との差圧から各ベー
ンが受ける力とカムシャフト2が受ける正負の変動トル
クの平均値とが釣り合うと、図4に示すようにベーンロ
ータ9は進角側および遅角側のどちらにも回転しない応
答速度が0になる平衡状態に保持される。各遅角油圧室
の油圧よりも各進角油圧室の油圧が高くなった状態で平
衡状態になるのは、カムシャフト2が受ける正負の変動
トルクの平均値が遅角側に働くためである。さらにデュ
ーティ比が上昇すると、ベーンロータ9は進角側に回転
する。
油圧室30の油圧が所定圧以上であれば、デューティ比
に関係なくストッパ穴5bから抜け出た状態にある。こ
のように、電磁弁50に供給する制御電流のデューティ
比を調整することにより、各遅角油圧室および各進角油
圧室の油圧を制御し、シューハウジング3に対するベー
ンロータ9の位相、つまりクランクシャフトに対するカ
ムシャフト2の位相を制御する。
る。図5および図6はシューハウジング3に対するベー
ンロータ9の位相制御を行う制御ルーチンであり、これ
ら制御ルーチンおよびECUにより特許請求の範囲に記
載した「制御手段」を構成している。エンジンが始動さ
れると、電磁弁50に供給される制御電流のデューティ
比の初期値は0%に設定される。したがって、電磁弁5
0は図3に示す油路切り換え状態にあり、油路101は
油圧通路103と連通し、油路102はスプール51に
より閉塞されている。したがって、各遅角油圧室および
油圧室29に作動油を供給可能であり、各進角油圧室お
よび油圧室30に作動油は供給されない。
ーティ比0%のときのクランクシャフトとカムシャフト
2との位相差をベーンロータ9の最遅角位置として学習
し、その位相差を基準値として以後の位相制御を行う。
この基準値としての位相差を正しく得るためには、シュ
ーハウジング3に対してベーンロータを正しく最遅角位
置に保持する必要がある。しかし、エンジン始動直後の
油圧ポンプ60からまだ十分に作動油が導入されない状
態においてシューハウジング3に対するベーンロータ9
の相対位置を油圧により確実に制御することは困難であ
る。
ッパ穴5bにストッパピストン7を嵌合させてからエン
ジンの運転を終了させる方式では、エンジン始動直後に
おいてエンジン回転数が低くアイドル回転数の範囲内に
達しておらず油圧ポンプ60から各遅角油圧室および油
圧室29に作動油が十分に導入されていなくてもストッ
パ穴5bにストッパピストン7が嵌合しているので、ベ
ーンロータ9が確実に最遅角位置に保持されており、ベ
ーンロータ9のばたつきによる各ベーンと各シューとの
衝突による打音も発生しない。一方、ストッパ穴5bに
ストッパピストン7を強制的に嵌合させないでエンジン
の運転を終了させる方式では、ストッパ穴5bにストッ
パピストン7が嵌合していない状態でエンジンが始動さ
れることもある。この場合にも、カムシャフト2が受け
る正負の変動トルクの平均値はベーンロータ9を遅角側
に付勢する力として働くので、油圧ポンプ60から各遅
角油圧室および油圧室29に作動油が十分に導入されて
いない状態でベーンロータ9が遅角側に回転し最遅角位
置でストッパ穴5bにストッパピストン7が嵌合可能で
ある。ベーンロータ9が最遅角位置に回転すればストッ
パ穴5bにストッパピストン7が嵌合するので、ベーン
ロータ9が確実に最遅角位置に保持され、打音も発生し
ない。
ストン7が嵌合しベーンロータ9の最遅角位置が保持さ
れていてもいなくても、エンジン回転数がアイドル回転
数の範囲内に上昇し各遅角油圧室に作動油が十分に導入
されることにより確実に最遅角位置に油圧制御でベーン
ロータ9を保持できるまで待機する。図5に示す制御ル
ーチンはエンジン始動直後に一度だけ実行されるルーチ
ンであり、ステップ100がこの待機処理を表してい
る。各遅角油圧室および油圧室29に作動油が十分に導
入され、スプリング8の付勢力に抗してストッパピスト
ン7がストッパ穴5bから抜け出しベーンロータ9とシ
ューハウジング3との拘束が解除された状態において
も、デューティ比が0%に設定されているので、各遅角
油圧室と各進角油圧室との差圧から受ける力、およびカ
ムシャフト2が受ける正負の変動トルクの平均値とから
受ける力により、ベーンロータ9はシューハウジング3
に対して最遅角位置に保持される。
まで上昇すると、目標進角量(以下、「VTT」とい
う)を0°CAに設定する(ステップ101)。VTT
を0°CAに設定することは、ベーンロータ9を最遅角
位置に保持することを意味する。次に、実際にベーンロ
ータ9が最遅角位置から変動していないことを確認する
ために、実進角量(以下、「VT」という)の変化が所
定値以下であるかを判定し、カムシャフト2が正負の変
動トルクを受けても各遅角油圧室から受ける油圧により
ベーンロータ9が最遅角位置に保持されているかを判定
する(ステップ102)。例えストッパピストン7がス
トッパ穴5bに嵌合していても、ストッパピストン7ま
たはストッパ穴5bの摩耗によりベーンロータ9の最遅
角位置が変動している場合は、このステップ102にお
ける判定を抜けることができない。
いれば、このときのクランクシャフトとカムシャフト2
との位相差を最遅角位置として学習し(ステップ10
3)、この位相差を以後の位相制御の基準値とする。最
遅角位置における位相差を設定し終えたら(ステップ1
04)、図5に示す制御ルーチンを終了する。図6に示
す制御ルーチンは、図5に示す制御ルーチン実行後の通
常運転状態において、タイマ割り込みで定期的に実行さ
れる制御ルーチンであり、エンジン運転状態に基づいて
電磁弁50に供給する制御電流のデューティ比を変化さ
せて各遅角油圧室および各進角油圧室に供給する作動油
の油圧を調整し、シューハウジング3に対するベーンロ
ータ9の位相制御を行う。
ン運転状態に基づいてVTTを算出する(ステップ11
2)。そしてVTT=0°CAを判定し(ステップ11
3)、VTT=0°CAであれば図4に示すシューハウ
ジング3に対するベーンの相対応答速度が0、つまりベ
ーンロータ9がシューハウジング3に対して平衡状態に
あるときのデューティ比から所定値αを減じたデューテ
ィ比に設定する(ステップ114)。
は、図4に示すように、ベーンロータ9がシューハウジ
ング3に対して進角側にも遅角側にも回動しない平衡状
態を保持するデューティ比よりも低く各遅角油圧室と各
進角油圧室との油圧が等しくなるデューティ比よりも高
くなるように設定されている。このデューティ比により
スプール51は図3に示す位置から左に移動して図1に
示す状態になる。すると、油路101に加え油路102
も油圧通路103と連通する。このとき、各遅角油圧室
と各進角油圧室との差圧から各ベーンが受ける力とカム
シャフト2が受ける正負の変動トルクの平均との合力は
依然として各ベーンを遅角側に付勢する力として働くの
で、各ベーンは図1に示す最遅角位置、つまり収容室4
0の一方の周方向端部側に保持される。
動トルクを受けても各ベーンがばたつくことを防止し、
各ベーンと各シューとの衝突による打音の発生を抑制で
きる。また、各進角油圧室に予め油圧が加わっている
ので、油路を切り換えることなく各進角油圧室に供給さ
れる作動油の油圧を上昇させるだけで、最遅角位置から
進角側にベーンロータ9を回転させることができる。
さらに、ベーンロータ9が最遅角位置に保持されるステ
ップ114における端部保持モードにおいて、ストッパ
ピストン7は遅角油圧室10および進角油圧室13の両
方から油圧を受けストッパ穴5bから抜け出しているの
で、ベーンロータ9が最遅角位置から進角側に回転する
ときにストッパピストン7およびストッパ穴5bが損傷
することを防止できる。
であれば、VTとVTTとの差の絶対値が所定値以下で
あるかを判定する(ステップ115)。これは、シュー
ハウジング3に対するベーンロータ9の位相差が、VT
Tの近傍に到達したか否かを判定するステップである。
差の絶対値が所定値以下であれば、電磁弁50に供給さ
れている制御電流のデューティ比を増減することなくそ
のまま保持学習デューティ比として設定し、制御電流の
デューティ比として用いる(ステップ116)。VTと
VTTとの差の絶対値が所定値以下であれば、ベーンロ
ータ9が目標進角位置にあることを意味し、この位置を
保持するステップ116の処理は保持モードを表してい
る。
も大きい、つまりシューハウジング3に対するベーンロ
ータ9の位相差がVTTにまだ近づいていないのであれ
ばVTTとVTの大小関係を判定し、VTT>VTであ
れば、ベーンを進角させるためにデューティ比を増加さ
せる(ステップ118)。ステップ118の処理は、第
1モードとしての進角モードを表している。
るためにデューティ比を低下させる(ステップ11
9)。ステップ119の処理は、第2モードとしての遅
角モードを表している。VTTとVTとの大小関係によ
りベーンロータ9を遅角側または進角側に回転させるス
テップ115、117、118、119における処理は
F/B(フィードバック)モードを表している。
方の油圧をそれぞれ受ける受圧面をストッパピストン7
に設けたことにより、油圧ポンプ60から作動油が導入
されている状態において、電磁弁50に供給する制御電
流のデューティ比に関係なく確実にストッパ穴5bから
ストッパピストン7を抜け出させることができる。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図7および図8に
示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符号
を付す。
方向にほぼ同一外径を有するように形成されており、ガ
イドリング71に往復移動可能に支持されている。スト
ッパピストン70は、付勢手段としてのスプリング72
の付勢力に抗してストッパ穴5bから抜け出す方向に受
ける油圧として油圧室30からの油圧だけを受ける構成
である。したがって、油圧室30から油圧を受ける受圧
面の面積を第1実施例のストッパピストン7よりも大き
くすることができる。
に対するベーンロータ9の位相制御は、第1実施例で説
明した図5および図6の制御ルーチンにより行う。第2
実施例のストッパピストン70は遅角側にベーンロータ
9を回転させる油圧から力を受けないので、エンジンが
始動後にエンジン回転数がアイドル回転数の範囲内に達
しベーンロータ9が最遅角位置に位置すると、端部保持
モードが実行される前の状態ではストッパピストン70
がストッパ穴5bに嵌合している。そして、端部保持モ
ードが実行されると、油圧室30の油圧によりストッパ
ピストン70はストッパ穴5bから抜け出すので、シュ
ーハウジング3に対するベーンロータ9の位相制御が可
能になる。
ほぼ同一外径に形成しているので、ストッパピストン7
0の加工が容易になり、製造コストを低減できる。ま
た、第1実施例のストッパピストン7のように遅角側お
よび進角側の両方の油圧を受ける受圧面を設けるもので
は、エンジン回転数が減少し作動油の油圧が低下する
と、最遅角位置においてストッパピストンがストッパ穴
に嵌合することがある。これを避けるためには、ストッ
パピストンの径を拡大し受圧面積を大きくすればよいの
であるが、バルブタイミング装置が大径化するという問
題がある。また、油圧ポンプ60の駆動力を高めること
も考えられるが、エンジンの負荷増大を招き燃費が低下
するという問題がある。
を受ける受圧面を大きくできるので、エンジン回転数が
低下し進角側の油圧が低下しても、確実にストッパ穴5
bからストッパピストン7を抜け出させることができ
る。以上説明した本発明の複数の実施例では、エンジン
始動後、ベーンロータ9を最遅角位置から進角側に回転
駆動する前に、端部保持モードにおいて予めストッパピ
ストンをストッパ穴5bから抜け出させシューハウジン
グ3とベーンロータ9との拘束状態を解除している。し
たがって、ストッパピストンがストッパ穴5bに嵌合し
たままベーンロータ9が進角側に回転し、ストッパピス
トンおよびストッパ穴5bが損傷することを防止でき
る。
端部保持モードにおいてシューハウジング3とベーンロ
ータ9との拘束状態が解除されていても、端部保持モー
ドにおける各進角油圧室の油圧はベーンロータ9を進角
側に回転させる進角モードにおける各進角油圧室の油圧
よりも低いので、ベーンロータ9は遅角側に押圧されて
いる。したがって、カムシャフト2が正負のトルク変動
を受けても最遅角位置においてハウジング部材とベーン
部材とがばたつくことを抑制することができる。
0に供給する制御電流のデューティ比を、図4に示すよ
うに、ベーンロータ9がシューハウジング3に対して進
角側にも遅角側にも回動しない平衡状態を保持するデュ
ーティ比よりも低く各遅角油圧室と各進角油圧室との油
圧が等しくなるデューティ比よりも高くなるように設定
している。したがって、最遅角位置から進角側にベーン
ロータ9を回転させる場合、各進角油圧室の油圧が僅か
に上昇するだけでベーンロータ9が進角側に回転するの
で、最遅角位置から進角側への位相制御の応答性が向上
する。
ピストンがベーンロータ9の軸方向に移動してハウジン
グ部材としてのフロントプレート5に設けたストッパ穴
5bに嵌合する構成としたが、例えばストッパピストン
をシューハウジングに収容し、ストッパピストンがシュ
ーハウジングの径方向に移動してベーンロータに設けた
ストッパ穴に嵌合する構成としてもよい。
プーリによりクランクシャフトの回転駆動力をカムシャ
フトに伝達する構成を採用したが、チェーンスプロケッ
トやタイミングギア等を用いる構成にすることも可能で
ある。また、駆動軸としてのクランクシャフトの駆動力
をベーン部材で受け、従動軸としてのカムシャフトとハ
ウジング部材とを一体に回転させることも可能である。
駆動するバルブタイミング調整装置について説明した
が、本発明のバルブタイミング調整装置により排気弁を
駆動することも、吸気弁および排気弁の両方を駆動する
ことも可能である。排気弁を駆動する場合、シューハウ
ジング3に対してベーンロータ9が最進角位置に位置す
るときにストッパピストンはストッパ穴に嵌合可能であ
り、端部保持モードが実行される。そしてストッパピス
トンは、遅角側の油圧からだけ力を受ける受圧面を設け
ればよい。
を終了するときにシューハウジング3に対しベーンロー
タ9を最遅角位置に保持し、スプリング8の付勢力によ
りストッパ穴5bにストッパピストンを嵌合させた状態
でエンジンを終了してもよいし、最遅角位置以外の位置
でベーンロータ9が停止した状態でエンジンを終了して
もよい。
整装置を示す図2のI−I線断面図である。
示す縦断面図である。
るエンジン始動直後のバルブタイミング調整装置を示す
断面図である。
係を示す特性図である。
る制御ルーチンを示すフローチャートである。
チンを示すフローチャートである。
整装置を示す図8のVII −VII線断面図である。
示す縦断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁
および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動
軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆
動軸または前記従動軸のいずれか一方とともに回転する
ハウジング部材と、 前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前
記ハウジング部材内に形成された収容室に所定角度範囲
に限って前記ハウジング部材に対して相対回動可能に収
容されるベーン部材と、 前記ハウジング部材と前記ベーン部材とにそれぞれ設け
られる当接部および被当接部であって、前記収容室の一
方の周方向端部に前記ベーン部材が位置するときに互い
に当接することにより前記ハウジング部材に対する前記
ベーン部材の相対回動を拘束する当接部および被当接
部、ならびに前記被当接部との当接方向へ前記当接部を
付勢する付勢手段を有し、前記当接部の変位により拘束
状態を解除可能に構成される拘束手段と、 前記収容室の他方の周方向端部側に前記ベーン部材を付
勢する第1流体圧力、ならびに前記一方の周方向端部側
に前記ベーン部材を付勢する第2流体圧力を調整し前記
ハウジング部材に対する前記ベーン部材の相対回動を制
御する制御手段であって、前記他方の周方向端部側に前
記ベーン部材を回転させる第1モードと、前記一方の周
方向端部に前記ベーン部材を保持する端部保持モードと
を有する制御手段とを備え、 前記端部保持モードにおける前記第1流体圧力は前記第
1モードにおける前記第1流体圧力よりも低く、前記端
部保持モードにおいて、前記第1流体圧力を少なくとも
含む流体圧力により前記付勢手段の付勢力に抗して前記
当接部と前記被当接部との拘束状態を解除することを特
徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。 - 【請求項2】 前記端部保持モードにおいて、前記第1
流体圧力だけで前記当接部と前記被当接部との拘束状態
を解除することを特徴とする請求項1記載の内燃機関用
バルブタイミング調整装置。 - 【請求項3】 前記端部保持モードはアイドル運転時に
実施されることを特徴とする請求項1または2記載の内
燃機関用バルブタイミング調整装置。 - 【請求項4】 前記一方の周方向端部以外の位置で前記
ベーン部材を保持する際の前記第1流体圧力は前記端部
保持モードにおける前記第1流体圧力よりも高いことを
特徴とする請求項1、2または3記載の内燃機関用バル
ブタイミング調整装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は前記一方の周方向端部側
に前記ベーン部材を回転させる第2モードを有すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の内燃機
関用バルブタイミング調整装置。
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