JP3730809B2 - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、油圧作動式の可変バルブタイミング機構を備える内燃機関のバルブタイミング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来の内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を概略的に示す図である。
図14に示すように、従来のバルブタイミング制御装置は、潤滑油をバルブタイミング制御システムに圧送するオイルポンプ1と、内燃機関の吸気バルブないし排気バルブの開閉を行うカムシャフト2と、クランク軸(図示せず)に対するカムシャフト2の回転位相を変化させるVVT(Variable Valve Timing)アクチュエータ3と、VVTアクチュエータ3ヘ供給される潤滑油の量を調整するオイルコントロールバルブ4と、クランク軸の回転位相を検出するクランク軸回転位相検出手段5と、カムシャフトの回転位相を検出するカムシャフト回転位相検出手段6と、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段7と、オイルコントロールバルブ4を電気的に駆動するオイルコントロールバルブ駆動回路8と、オイルコントロールバルブ駆動回路8に指令を与えるECU9とを備える。
なお、VVTアクチュエータ3は、クランク軸と同期して回転する(回転数はクランク軸の1/2)カムプーリ2aと、カムシャフト2を進角側あるいは遅角側にそれぞれ回転移動させるための進角室3a、遅角室3bおよびロータ3cを備える。
【0003】
次に、従来の内燃機関のバルブタイミング制御装置の動作を説明する。
運転状態検出手段7で検出される内燃機関の運転状態(エンジン回転数、スロットル開度、充填効率、冷却水温度等)に基づき、ECU9内で最適なバルブタイミングを決定する。クランク軸回転位相検出手段5およびカムシャフト回転位相検出手段6で検出されるクランク軸及びカムシャフト2のそれぞれの位相に基づき、ECU9において現在のバルブタイミングが演算される。
ECU9では、最適なバルブタイミングと現在のバルブタイミングの偏差を減少させるようなオイルコントロールバルブ4の操作量が算出され、該操作量がオイルコントロールバルブ駆動回路8に伝送される。
オイルコントロールバルブ駆動回路8は、ECU9から指令される操作量とオイルコントロールバルブ4の電気的な挙動が一致するように、ECU9から指令される操作量に基づいてオイルコントロールバルブ4に供給する電圧あるいは電流を調整する。
【0004】
オイルポンプ1からオイルコントロールバルブ4に圧送された潤滑油は、オイルコントロールバルブ4において、VVTアクチュエータ3の進角室3aまたは遅角室3bに通じる進角側油路3dまたは遅角側油路3eに振り分けられ、進角室3aまたは遅角室3bのいずれかへ供給される。
バルブタイミングを進角させるときには、進角室3aに潤滑油が供給されると共に、遅角室3b内の潤滑油がオイルコントロールバルブ4のドレインを通じてオイルパンヘ戻される。カムシャフト2は、VVTアクチュエータ3内のロータ3cと同軸に接続されているので、ロータ3cが油圧によりカムプーリ2aに対して進角側に回転し、カムシャフト2の回転位相をクランク軸の回転位相に対して進角させる。
一方、バルブタイミングを遅角させるときには、遅角室3bに潤滑油が供給され、進角室3a内の潤滑油がオイルコントロールバルブ4のドレインを通じて、オイルパンヘ戻され、進角の時とは逆の動作が行われることにより、バルブタイミングを遅角させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
VVTアクチュエータ3の駆動力は、カムシャフトの作動トルクとオイルポンプから供給される潤滑油の圧力とにより決定されるが、従来のバルブタイミング制御装置では、潤滑油の圧力やカムシャフトの作動トルクは、運転状態検出手段7の検出信号(例えばエンジン回転数や冷却水温から)から推定されていた。
しかしながら、潤滑油の圧力は、潤滑油の性状、油温の変化、劣化の度合いによって変化するほか、油量の減少、加減速、高速旋回時におけるオイルパン内での潤滑油の片寄り等によるオイルポンプの吐出圧の変化や、供給油路内に異物が蓄積することによる圧損増大等により、同一の運転状態でも変化する。
また、カムシャフトの作動トルクは、エンジン回転数と潤滑油の粘度によって変化する。
【0006】
そのため、運転状態のみに基づいてVVTアクチュエータ3の駆動力を推定して制御量を決定する従来の制御方法では、バルブタイミングの制御性が一定しないという課題があった。
また、VVTアクチュエータ3による供給油圧が著しく低下するケースとしては、油温が極めて高く、かつ、エンジン回転数が低い場合や、供給油路内に異物が蓄積した場合が考えられる。このような場合には、VVTアクチュエータ3の駆動力が低下するため、目標のバルブタイミングに制御できなくなるという課題があった。
また、この結果、内燃機関の燃焼状態が不安定になるという課題が生じていた。
【0007】
従って、この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、VVTアクチュエータ3に供給される潤滑油の油圧に基づいて、VVTアクチュエータの駆動力を推定することにより、バルブタイミングの制御性を一定に保つことができると共に、内燃機関の燃焼状態が不安定になることのない内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の内燃機関のバルブタイミング制御装置は、内燃機関のバルブタイミングを進角あるいは遅角させるために、カムシャフトのカムの作動角を変化させる油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに潤滑油を圧送するポンプと、油圧アクチュエータに供給する潤滑油量を調整する供給油量調整弁と、ポンプの下流側における潤滑油の油圧に基づいて油圧アクチュエータの駆動力を推定し、油圧アクチュエータの駆動力の推定値に基づき制御量を決定する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、前記制御手段は、油圧アクチュエータの駆動力の変化に拘わらずバルブタイミングの制御性が略一定になるように制御量を決定することを特徴とする。
【0010】
また、前記制御手段は、油圧アクチュエータの駆動力の推定値が小さいときは、油圧アクチュエータの駆動力の推定値が大きいときよりバルブタイミング制御の制御ゲインを大きく設定することを特徴とする。
【0011】
また、前記ポンプの下流側に配設され、油圧アクチュエータに供給する潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段とをさらに備えてなり、制御手段は、油温検出手段で検出される油温と運転状態検出手段で検出される運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、油圧検出手段で検出された油圧に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、カムシャフト作動力及びカムシャフトへの回転力に基づいて、油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とする。
【0012】
また、前記ポンプの下流側に配設され、油圧アクチュエータに供給する潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、少なくとも内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段とをさらに備えてなり、制御手段は、油圧検出手段で検出される油圧および運転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、油圧検出手段で検出された油圧に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、カムシャフト作動力及びカムシャフトへの回転力に基づいて、油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とする。
【0013】
さらに、前記潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、少なくとも内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段とをさらに備えてなり、制御手段は、油温検出手段で検出される油温および運転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、運転状態検出手段で検出される内燃機関の運転状態および油温検出手段によって検出される油温に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、カムシャフト作動力及びカムシャフトへの回転力に基づいて、油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図1に示すように、この発明の実施の形態1に係る内燃機関の制御装置は、運転状態検出手段11、バルブタイミング決定手段12、バルブタイミング検出手段13、油温検出手段14、油圧検出手段15、潤滑油粘度推定手段16、カムシャフト作動力推定手段17、VVTアクチュエータ駆動力推定手段18、および、バルブタイミング制御量決定手段19を備える。
【0015】
図2は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を概略的に示す図である。
図2に示すように、この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置は、従来の装置と同様に、オイルポンプ1、カムシャフト2、油圧アクチュエータとしてのVVTアクチュエータ3、供給油量調整弁としてのオイルコントロールバルブ4、クランク軸回転位相検出手段5、カムシャフト回転位相検出手段6、および、オイルコントロールバルブ駆動回路8を備える。
【0016】
また、油温検出手段14および油圧検出手段15は、図2に示すように、VVTアクチュエータ3に潤滑油を圧送するためのポンプであるオイルポンプ1の下流側に配設されるものであり、オイルポンプ1とオイルコントロールバルブ4との間に配設されることが好ましい。なお、油温検出手段14については、VVTアクチュエータ3とカムシャフトの摺動各部に供給される潤滑油の温度を検出できる位置であれば、必ずしもオイルポンプ1の下流側に配設する必要はない。
【0017】
また、ECU10は、図1に示すバルブタイミング決定手段12、潤滑油粘度推定手段16、カムシャフト作動力推定手段17、VVTアクチュエータ駆動力推定手段18およびバルブタイミング制御量決定手段19を含むエンジン制御装置であり、オイルポンプ1の下流側における潤滑油の油圧および油温に基づいて、VVTアクチュエータ3に供給する潤滑油量を制御する。
【0018】
このような内燃機関のバルブタイミング制御装置において、運転状態検出手段11は、内燃機関の運転状態としてのエンジン回転数(Ne)、スロットル開度(TPS)、充填効率(Ev)および冷却水温度(WT)等を検出する。
バルブタイミング決定手段12は、運転状態検出手段11で検出されるエンジン回転数等に基づいて最適なバルブタイミングを決定する。
バルブタイミング検出手段13は、クランク軸回転位相検出手段5およびカムシャフト回転位相検出手段6の検出信号に基づき、現在のバルブタイミングを検出する。
油温検出手段14および油圧検出手段15は、潤滑油の温度およびVVTアクチュエータ3に供給される潤滑油の温度および圧力をそれぞれ検出する。
【0019】
潤滑油粘度推定手段16は、油温検出手段14で検出される油温に基づいて潤滑油の粘度を推定する。
カムシャフト作動力推定手段17は、運転状態検出手段11で検出される運転状態としてのエンジン回転数および潤滑油粘度推定手段16で推定される潤滑油の粘度に基づいて、カムシャフトの作動力を推定する。
VVTアクチュエータ駆動力推定手段18は、現在のバルブタイミング、最適なバルブタイミング、カムシャフトの作動力の推定値及び油圧に基づき、VVTアクチュエータ3がカムの作動角を変化させる駆動力(以下、VVTアクチュエータ駆動力と称す)を推定する。
バルブタイミング制御量決定手段19は、VVTアクチュエータ駆動力の推定値に基づき、オイルコントロールバルブ4の制御量を決定しバルブタイミングを制御する。
【0020】
なお、図1には、制御手段としてのECU10の構成を概略的に示すために、バルブタイミング決定手段12、潤滑油粘度推定手段16、カムシャフト作動力推定手段17、VVTアクチュエータ駆動力推定手段18およびバルブタイミング制御量決定手段19を示すが、ECU10の機能はこれらに限られるものではなく、以下で説明するフローにおいて必要な全ての演算を行う機能を備えるものである。
【0021】
次に動作について説明する。
図3は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の制御内容を示すフローチャートである。
図4は、この発明の実施の形態1における潤滑油の温度と粘度の関係を示す特性図である。
図5は、この発明の実施の形態1におけるエンジン回転数とカムシャフト作動力の関係を示す特性図である。
図6は、この発明の実施の形態1におけるカムシャフトへの回転力とVVTアクチュエータ駆動力との関係を示す特性図である。
図7は、推定されたVVTアクチュエータの駆動力に応じて設定される制御ゲインの特性を示す図である。
【0022】
図3に示すように、ステップ1において、運転状態検出手段11とクランク軸回転位相検出手段5とカムシャフト回転位相検出手段6とで検出された各検出信号(例えばエンジン回転数、スロットル開度等)を読み込む(S1)。
ステップ2では、ステップ1で読み込んだクランク軸の回転位相とカムシャフトの回転位相とに基づいて、ECU10内で現在のバルブタイミングθを算出する(S2)。
【0023】
ステップ3では、ステップ1で読み込んだ運転状態を表す検出信号(例えばエンジン回転数、スロットル開度、充填効率、水温等)に基づき、その運転状態における最も適切なバルブタイミング(以下、目標バルブタイミング)θTを算出する(S3)。
ステップ4では、油温検出手段14で検出される潤滑油の温度(以下、単に油温と称す)を読み込み、図4の特性に基づいて潤滑油の粘度を推定する(S4)。
【0024】
ステップ5では、目標バルブタイミングθTに対する現在のバルブタイミングθの偏差θeを算出し、ステップ4で推定した潤滑油の粘度とエンジン回転数から図5の特性を用いてカムシャフトを作動させるのに必要な力(以下、カムシャフトの作動力FCと称す)を推定する(S5)。このカムシャフトの作動力FCは、カムシャフトの回転時にシャフトとカム軸受、カムとバルブリフタの間で生じる摩擦力などに起因するものである。
ステップ6では、VVTアクチュエータ3がカムの作動角を変化させる力FA(以下、VVTアクチュエータ駆動力FAと称す)を推定する。
【0025】
具体的には、油圧検出手段15で検出された油圧を読み込み、VVTアクチュエータ3から供給される油圧がカムシャフト2を回転させる力FPが演算される。そして、ステップ5で推定されたカムシャフトの作動力FCを用いて、図6の特性に基づき、VVTアクチュエータ駆動力FAを式(1)に基づいて推定する(S6)。
A=FP−FC (1)
【0026】
このように、VVTアクチュエータ3が、実際に、クランク軸の回転位相に対してカムシャフト2の位相を変化させる力であるVVTアクチュエータ駆動力FAは、VVTアクチュエータ3に供給される潤滑油の油圧によってカムシャフト2が回転させられる力FP(カムシャフトへの回転力FP)と、ステップ5で推定されたカムシャフトの作動力FCとの差で表される。
【0027】
ステップ7では、目標バルブタイミングθTに対する現在のバルブタイミングθの偏差θeと不感帯θDの大小関係に基づいて、オイルコントロールバルブ4の動作を決定する。偏差θeの方が不感帯θDより大きい時は開弁され(以下に記すステップ8)、偏差θeの方が不感帯θDより小さい時には、閉弁される(以下に記すステップ9)。
なお、この不感帯θDは零に設定しても(即ち、不感帯を設定しなくても)、本発明は同様に実施できるものである。即ち、このような場合には、目標バルブタイミングと現在のバルブタイミングとの偏差の大小に拘わらず、常に制御が行われることになる。
【0028】
ステップ8では、オイルコントロールバルブ4を開弁するための制御量を決定する。例えば、制御量の決定にPID制御を用いる場合には、ステップ7で算出されたθeと、ステップ6で推定されたVVTアクチュエータの駆動力に応じて設定された制御ゲインとに基づいて制御量を決定する。
図7は推定されたVVTアクチュエータの駆動力に応じて設定される制御ゲインの特性を示す図である。
図7に示すように、VVTアクチュエータの駆動力の推定値が小さいほど、制御ゲインは大きく設定されるようになっている。これはVVTアクチュエータ3の駆動力が小さくなるほど制御の応答時間が長くなるので、VVTアクチュエータ3の駆動力が小さいときには制御ゲインを大きく設定することによってオイルコントロールバルブ4の制御量を大きくし、VVTアクチュエータ3の駆動力の変化に拘わらず、常に一定の制御応答性が得られるように制御ゲインを設定するものである。
ステップ9では、ステップ8と同様の操作によって、オイルコントロールバルブ4を閉弁するための制御量を決定する。
ステップ10では、ステップ8またはステップ9で決定された制御量がオイルコントロールバルブ駆動回路8を通じて電気的な信号に変換され、オイルコントロールバルブ4が駆動される。
【0029】
以上、この発明の実施の形態1に係るバルブタイミング制御装置によれば、VVTアクチュエータの駆動源である油圧を直接計測するため、潤滑油の性状や量の変化、車両運転状態の変化、潤滑油を供給する油路の状態変化等による油圧の変化等が生じても、正確かつ一定の制御を行うことができる。
また、カムシャフトの作動トルクの推定とアクチュエータの駆動方向を考慮してVVTアクチュエータの駆動力を推定するため、進角側または遅角側のいずれの方向にカムの位相を変化させる場合でも、安定した制御を行うことができる。
さらに、VVTアクチュエータに供給される油圧の低下を正確に検出できるので、当該油圧が著しく低下した場合には、これを正確に検出して、VVTアクチュエータを最も安定な位置(例えば吸気バルブであれば最遅角位置がカムシャフトの作動力で安定する)に固定でき、この結果、VVTアクチュエータに供給される油圧の低下時において、内燃機関の燃焼状態をより安定に保つことができる。
【0030】
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を示すブロック図である。
図9は、この発明の実施の形態2に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の制御内容の一部を示すフローチャートである。
図10は、エンジン回転数に対する油圧と粘度の関係を示す特性図である。
図8に示すように、この発明の実施の形態2に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置は、油温検出手段14を備えずに、運転状態と油圧に基づいて潤滑油の粘度を推定し、さらに潤滑油の粘度の推定値と運転状態に基づいてVVTアクチュエータ3の駆動力FAを推定すること以外は、図1に示す実施の形態1に係るバルブタイミング制御装置と同様である。
【0031】
次に制御方法について説明する。
図9に示すように、この発明の実施の形態2に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の制御内容は、実施の形態1に係る制御内容におけるステップ4をステップ14に変更したものである。
ステップ3で目標バルブタイミングθTが演算された後、ステップ14では油圧検出手段15で潤滑油の圧力(油圧)を読み込み、ステップ1で読み込まれた油圧と運転状態としてのエンジン回転数に基づき、図10の特性を用いて潤滑油の粘度を推定する(S14)。
ステップ14が終了すると、フローは実施の形態1と同一のステップ5に進行し、以下、実施の形態1と同一のフローが行われる。
【0032】
以上、この発明の実施の形態2に係るバルブタイミング制御装置は、油温検出手段を備えずに、内燃機関の運転状態と、VVTアクチュエータに供給される潤滑油の油圧とに基づいてVVTアクチュエータの駆動力を推定することにより、バルブタイミングを制御できるので、実施の形態1と同様の効果を得ることができると共に、装置のコストダウンを図ることができる。
【0033】
実施の形態3.
図11は、この発明の実施の形態3に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を示すブロック図である。
図12は、この発明の実施の形態3に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の制御内容を示すフローチャートである。
図13は、エンジン回転数に対する油温と油圧の関係を示す特性図である。
図11において、油圧検出手段15を備えないことと、ECU10が内燃機関の油温および運転状態に基づいて油圧を推定する油圧推定手段30を備えること以外は、図1に示す実施の形態1に係るバルブタイミング制御装置の構成と同一である。
【0034】
次に制御方法について説明する。
ステップ3までの制御フローは、実施の形態1に係る制御内容と同一であるため、その説明を省略する。
図12において、ステップ3で目標バルブタイミングθTが演算された後に、フローはステップ24に進行し、油温検出手段14で検出された油温と、ステップlで読み込まれたエンジン回転数とに基づいて、図13の関係を用いて油圧推定手段30において油圧を推定する(S24)。
【0035】
さらにフローはステップ25に進行し、ステップ24で読み込まれた油温に基づいて、図4の特性を用いて潤滑油の粘度を推定する(S25)。
ステップ26では、目標バルブタイミングに対する現在のバルブタイミングの偏差θeを算出し、ステップ25で推定された潤滑油の粘度とエンジン回転数とに基づき、図5の特性を用いてカムシャフトの作動力を推定する(S26)。
さらにフローはステップ27に進行し、ステップ24で推定された油圧とステップ26で推定されたカムシャフトの作動力とに基づき、図6の特性を用いてVVTアクチュエータ駆動力を推定する(S27)。
ステップ27が終了すると、フローは実施の形態1と同一のステップ7に進行し、以下、実施の形態1と同一のフローが行われる。
【0036】
以上、この発明の実施の形態3に係るバルブタイミング制御装置によれば、油圧検出手段を備えずに、内燃機関の運転状態と、潤滑油の油温とから油圧を推定することにより、バルブタイミングを制御できるので、実施の形態1に準ずる効果を得ることができると共に、装置のコストダウンを図ることができる。
【0037】
【発明の効果】
この発明の内燃機関のバルブタイミング制御装置は、内燃機関のバルブタイミングを進角あるいは遅角させるために、カムシャフトのカムの作動角を変化させる油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに潤滑油を圧送するポンプと、油圧アクチュエータに供給する潤滑油量を調整する供給油量調整弁と、ポンプの下流側における潤滑油の油圧に基づいて油圧アクチュエータの駆動力を推定し、油圧アクチュエータの駆動力の推定値に基づき制御量を決定する制御手段とを備えることを特徴とするので、潤滑油の性状や量の変化、車両の運転状態の変化、あるいは、供給油路の状態変化等による油圧の変化の影響を受けることのないバルブタイミング制御を行うことができる。
【0038】
また、前記制御手段は、油圧アクチュエータの駆動力の変化に拘わらずバルブタイミングの制御性が略一定になるように制御量を決定することを特徴とするので、制御性の良いバルブタイミング制御を行うことができる。
【0039】
また、前記制御手段は、油圧アクチュエータの駆動力の推定値が小さいときは、油圧アクチュエータの駆動力の推定値が大きいときよりバルブタイミング制御の制御ゲインを大きく設定することを特徴とするので、油圧アクチュエータの駆動力の変化に拘わらず制御性の良いバルブタイミング制御を行うことができる。
【0040】
また、前記ポンプの下流側に配設され、油圧アクチュエータに供給する潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段とをさらに備えてなり、制御手段は、油温検出手段で検出される油温と運転状態検出手段で検出される運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、油圧検出手段で検出された油圧に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、カムシャフト作動力及びカムシャフトへの回転力に基づいて、油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とするので、潤滑油の性状や量の変化、車両の運転状態の変化、あるいは、供給油路の状態変化等による油圧の変化の影響を受けることのないバルブタイミング制御を行うことができる。
【0041】
また、前記ポンプの下流側に配設され、油圧アクチュエータに供給する潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、少なくとも内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段とをさらに備えてなり、制御手段は、油圧検出手段で検出される油圧および運転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、油圧検出手段で検出された油圧に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、カムシャフト作動力及びカムシャフトへの回転力に基づいて、油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とするので、装置のコストダウンを図ることができる。
【0042】
さらに、前記潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、少なくとも内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段とをさらに備えてなり、制御手段は、油温検出手段で検出される油温および運転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、運転状態検出手段で検出される内燃機関の運転状態および油温検出手段によって検出される油温に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、カムシャフト作動力及びカムシャフトへの回転力に基づいて、油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とするので、装置のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を概略的に示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の制御内容を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1における潤滑油の温度と粘度の関係を示す特性図である。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるエンジン回転数とカムシャフト作動力の関係を示す特性図である。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるカムシャフトへの回転力とVVTアクチュエータ駆動力との関係を示す特性図である。
【図7】 推定されたVVTアクチュエータの駆動力に応じて設定される制御ゲインの特性を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態2に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の制御内容の一部を示すフローチャートである。
【図10】 エンジン回転数に対する油圧の関係を示す特性図である。
【図11】 この発明の実施の形態3に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態3に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の制御内容の一部を示すフローチャートである。
【図13】 エンジン回転数に対する油圧の関係を示す特性図である。
【図14】 従来の内燃機関のバルブタイミング制御装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 オイルポンプ(ポンプ)、3 VVTアクチュエータ(油圧アクチュエータ)、4 オイルコントロールバルブ(供給油量調節弁)、10 ECU(制御手段、油圧推定手段)、11 運転状態検出手段、14 油温検出手段、15 油圧検出手段、30 油圧推定手段。

Claims (6)

  1. 内燃機関のバルブタイミングを進角あるいは遅角させるために、カムシャフトのカムの作動角を変化させる油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータに潤滑油を圧送するポンプと、
    前記油圧アクチュエータに供給する潤滑油量を調整する供給油量調整弁と、
    前記ポンプの下流側における潤滑油の油圧に基づいて前記油圧アクチュエータの駆動力を推定し、前記油圧アクチュエータの駆動力の推定値に基づき制御量を決定する制御手段と
    を備えることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記油圧アクチュエータの駆動力の変化に拘わらず前記バルブタイミングの制御性が略一定になるように制御量を決定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記油圧アクチュエータの駆動力の推定値が小さいときは、前記油圧アクチュエータの駆動力の推定値が大きいときより前記バルブタイミング制御の制御ゲインを大きく設定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  4. 前記ポンプの下流側に配設され、前記油圧アクチュエータに供給する潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、
    前記潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、
    内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と
    をさらに備えてなり、
    前記制御手段は、
    前記油温検出手段で検出される油温と前記運転状態検出手段で検出される運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、
    前記油圧検出手段で検出された油圧に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、
    前記カムシャフト作動力及び前記カムシャフトへの回転力に基づいて、前記油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  5. 前記ポンプの下流側に配設され、前記油圧アクチュエータに供給する潤滑油の圧力を検出する油圧検出手段と、
    少なくとも内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段と
    をさらに備えてなり、
    前記制御手段は、
    前記油圧検出手段で検出される油圧および前記運転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、
    前記油圧検出手段で検出された油圧に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、
    前記カムシャフト作動力及び前記カムシャフトへの回転力に基づいて、前記油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  6. 前記潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、
    少なくとも内燃機関の回転数を含む運転状態を検出する運転状態検出手段と
    をさらに備えてなり、
    前記制御手段は、
    前記油温検出手段で検出される油温および前記運転状態検出手段によって検出される内燃機関の運転状態に基づき、カムシャフトを作動させるための力を推定し、
    前記運転状態検出手段で検出される内燃機関の運転状態および前記油温検出手段によって検出される油温に基づき、油圧アクチュエータに供給される潤滑油の油圧によるカムシャフトへの回転力を演算し、
    前記カムシャフト作動力及び前記カムシャフトへの回転力に基づいて、前記油圧アクチュエータがカムの作動角を変化させる駆動力を推定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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