JPH10208556A - ワイヤーハーネスの結束・保護部材 - Google Patents
ワイヤーハーネスの結束・保護部材Info
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- JPH10208556A JPH10208556A JP9013877A JP1387797A JPH10208556A JP H10208556 A JPH10208556 A JP H10208556A JP 9013877 A JP9013877 A JP 9013877A JP 1387797 A JP1387797 A JP 1387797A JP H10208556 A JPH10208556 A JP H10208556A
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- JP
- Japan
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- wire harness
- binding
- protecting member
- roof panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリップ等の部品点数及び各作業を大幅に削
減できるワイヤーハーネスの結束・保護部材を提供す
る。 【解決手段】 電線を束ねたワイヤーハーネス3を保護
する結束・保護部材15に磁性体粉末Mgを混入した.
結束・保護部材15は、ワイヤーハーネス3に被せるチ
ューブ15、ワイヤーハーネス3に巻き付けるテープ、
ワイヤーハーネス3に二つ折りして挟み込むシート16
である。ワイヤーハーネス3は、自動車1のルーフパネ
ル5の内面に配索するルームランプ用であり、結束・保
護部材15をルーフパネル5の内面に吸着させてワイヤ
ーハーネス3を固定する。
減できるワイヤーハーネスの結束・保護部材を提供す
る。 【解決手段】 電線を束ねたワイヤーハーネス3を保護
する結束・保護部材15に磁性体粉末Mgを混入した.
結束・保護部材15は、ワイヤーハーネス3に被せるチ
ューブ15、ワイヤーハーネス3に巻き付けるテープ、
ワイヤーハーネス3に二つ折りして挟み込むシート16
である。ワイヤーハーネス3は、自動車1のルーフパネ
ル5の内面に配索するルームランプ用であり、結束・保
護部材15をルーフパネル5の内面に吸着させてワイヤ
ーハーネス3を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤー
ハーネスを束ねて保護する結束・保護部材に関する。
ハーネスを束ねて保護する結束・保護部材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば自動車用ワイヤーハーネ
スは、バッテリー(電源)と各種の電装品並びに電装品
同士を電線で接続するものであり、複数本の電線を束ね
てテープ等で結束したものである。
スは、バッテリー(電源)と各種の電装品並びに電装品
同士を電線で接続するものであり、複数本の電線を束ね
てテープ等で結束したものである。
【0003】上記のような自動車用ワイヤーハーネスと
しては、図3(A)に示すように、自動車1のルーフパ
ネルの内面に沿って配索されて、ルームランプ2を点灯
・消灯させるためのものがある。そして、図3(B)に
示すように、上記ワイヤーハーネス3は、自動車1のフ
ロントピラー4の内面からルーフパネル5のフレーム部
5aの内面に沿うように配索される。なお、上記ワイヤ
ーハーネス3は、通常は、図3(A)のように、ルーフ
ヘッドライニング6とピラーライニング7でカバーされ
ていて、車内からは見えないようになっている。
しては、図3(A)に示すように、自動車1のルーフパ
ネルの内面に沿って配索されて、ルームランプ2を点灯
・消灯させるためのものがある。そして、図3(B)に
示すように、上記ワイヤーハーネス3は、自動車1のフ
ロントピラー4の内面からルーフパネル5のフレーム部
5aの内面に沿うように配索される。なお、上記ワイヤ
ーハーネス3は、通常は、図3(A)のように、ルーフ
ヘッドライニング6とピラーライニング7でカバーされ
ていて、車内からは見えないようになっている。
【0004】上記ワイヤーハーネス3をフロントピラー
4の内面やルーフパネル5のフレーム部5aの内面に沿
うように配索して固定するために、ワイヤーハーネス3
には多数個のクリップ8a〜8fが取り付けられ、各ク
リップ8a〜8fを、フロントピラー4やルーフパネル
5のフレーム部5aにあけたクリップ孔にそれぞれ差し
込んで固定するようになっている。例えば、フロントピ
ラー4の上位置のクリップ8aとルームランプ用のコネ
クタ9との間のワイヤーハーネス3の長さLに対して
は、ワイヤーハーネス3が撓まないようにするために、
5個のクリップ8b〜8fが必要となる。なお、クリッ
プ8aとコネクタ9との間でワイヤーハーネス3を逆L
字状に迂回させるのは、ルーフパネル5にはクリップ孔
をあけられないためである。
4の内面やルーフパネル5のフレーム部5aの内面に沿
うように配索して固定するために、ワイヤーハーネス3
には多数個のクリップ8a〜8fが取り付けられ、各ク
リップ8a〜8fを、フロントピラー4やルーフパネル
5のフレーム部5aにあけたクリップ孔にそれぞれ差し
込んで固定するようになっている。例えば、フロントピ
ラー4の上位置のクリップ8aとルームランプ用のコネ
クタ9との間のワイヤーハーネス3の長さLに対して
は、ワイヤーハーネス3が撓まないようにするために、
5個のクリップ8b〜8fが必要となる。なお、クリッ
プ8aとコネクタ9との間でワイヤーハーネス3を逆L
字状に迂回させるのは、ルーフパネル5にはクリップ孔
をあけられないためである。
【0005】また、ワイヤーハーネス3は、クリップ8
aまではテープ10で結束して、クリップ8aとコネク
タ9との間の長さL1に対しては、PVC(ポリ塩化ビ
ニール)チューブ11を被せてワイヤーハーネス3を結
束及び保護すると共に、例えば、クリップ8eと8fの
間などには、車両の振動でワイヤーハーネス3が振動し
て異音が発生するのを防止するためのスポンジ状ウレタ
ンテープ12を貼り付けている。
aまではテープ10で結束して、クリップ8aとコネク
タ9との間の長さL1に対しては、PVC(ポリ塩化ビ
ニール)チューブ11を被せてワイヤーハーネス3を結
束及び保護すると共に、例えば、クリップ8eと8fの
間などには、車両の振動でワイヤーハーネス3が振動し
て異音が発生するのを防止するためのスポンジ状ウレタ
ンテープ12を貼り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイヤ
ーハーネス3を固定するために多数個のクリップ8b〜
8fを必要とし、同数のクリップ孔をあける作業が必要
があるうえ、クリップ8b〜8fをワイヤーハーネス3
に取り付ける作業と、クリップ8b〜8fをクリップ孔
に差し込んで固定する作業も必要となる。また、ウレタ
ンテープ12が必要で、ウレタンテープ12をワイヤー
ハーネス3に貼り付ける作業も必要となる。さらに、ワ
イヤーハーネス3を迂回させるために、ワイヤーハーネ
ス3の長さL1も長くなる。
ーハーネス3を固定するために多数個のクリップ8b〜
8fを必要とし、同数のクリップ孔をあける作業が必要
があるうえ、クリップ8b〜8fをワイヤーハーネス3
に取り付ける作業と、クリップ8b〜8fをクリップ孔
に差し込んで固定する作業も必要となる。また、ウレタ
ンテープ12が必要で、ウレタンテープ12をワイヤー
ハーネス3に貼り付ける作業も必要となる。さらに、ワ
イヤーハーネス3を迂回させるために、ワイヤーハーネ
ス3の長さL1も長くなる。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、クリップ等の部品点数及び各作業を
大幅に削減できるワイヤーハーネスの結束・保護部材を
提供することを目的とするものである。
になされたもので、クリップ等の部品点数及び各作業を
大幅に削減できるワイヤーハーネスの結束・保護部材を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電線を束ねてたワイヤーハーネスを保護
する結束・保護部材に磁性体粉末を混入したことを特徴
とするワイヤーハーネスの結束・保護部材を提供するも
のである。
に、本発明は、電線を束ねてたワイヤーハーネスを保護
する結束・保護部材に磁性体粉末を混入したことを特徴
とするワイヤーハーネスの結束・保護部材を提供するも
のである。
【0009】本発明によれば、磁性体粉末を混入した結
束・保護部材でワイヤーハーネスを束ねることにより、
この結束・保護部材全体がマグネットとなっているか
ら、鉄系部材(ルーフパネル等)に吸着させるだけで、
鉄系部材にワイヤーハーネスを確実に固定できるように
なる。
束・保護部材でワイヤーハーネスを束ねることにより、
この結束・保護部材全体がマグネットとなっているか
ら、鉄系部材(ルーフパネル等)に吸着させるだけで、
鉄系部材にワイヤーハーネスを確実に固定できるように
なる。
【0010】また、請求項2のように、上記結束・保護
部材は、ワイヤーハーネスに被せるチューブ、ワイヤー
ハーネスに巻き付けるテープ、ワイヤーハーネスに二つ
折りして挟み込むシート等で構成することができる。
部材は、ワイヤーハーネスに被せるチューブ、ワイヤー
ハーネスに巻き付けるテープ、ワイヤーハーネスに二つ
折りして挟み込むシート等で構成することができる。
【0011】さらに、請求項3のように、上記ワイヤー
ハーネスは、自動車のルーフパネルの内面に配索するル
ームランプ用であり、上記結束・保護部材をルーフパネ
ルの内面に吸着させてワイヤーハーネスを固定する構成
とすることができる。
ハーネスは、自動車のルーフパネルの内面に配索するル
ームランプ用であり、上記結束・保護部材をルーフパネ
ルの内面に吸着させてワイヤーハーネスを固定する構成
とすることができる。
【0012】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、図3の従来技術と同
一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明な省
略する。
を参照して詳細に説明する。なお、図3の従来技術と同
一構成・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明な省
略する。
【0013】図1に示すように、図3の従来技術に対し
て、ワイヤーハーネス3にクリップ8aだけを残し、こ
のクリップ8aとコネクタ9との間の長さL2に対して
は、従来のようなクリップ8b〜8f、PVCチューブ
11及びウレタンテープ12を設けない。
て、ワイヤーハーネス3にクリップ8aだけを残し、こ
のクリップ8aとコネクタ9との間の長さL2に対して
は、従来のようなクリップ8b〜8f、PVCチューブ
11及びウレタンテープ12を設けない。
【0014】そして、これらの代わりに、クリップ8a
とコネクタ9との間の長さL2に対しては、磁性体粉末
Mgを混入したPVCチューブ15を被せて、ワイヤー
ハーネス3を結束・保護する。
とコネクタ9との間の長さL2に対しては、磁性体粉末
Mgを混入したPVCチューブ15を被せて、ワイヤー
ハーネス3を結束・保護する。
【0015】また、クリップ8aとコネクタ9との間の
ワイヤーハーネス3の長さL2は、従来のように逆L字
状に迂回させないで、最短距離で配索できる長さに設定
する。
ワイヤーハーネス3の長さL2は、従来のように逆L字
状に迂回させないで、最短距離で配索できる長さに設定
する。
【0016】上記PVCチューブ15は、図2(A)
(B)にも示すように、磁性体粉末、例えばフェライト
を所望の吸着力が得られる量だけ混入したもので、柔軟
性を得るために、肉厚tは0.3〜0.5mmが適当で
ある。
(B)にも示すように、磁性体粉末、例えばフェライト
を所望の吸着力が得られる量だけ混入したもので、柔軟
性を得るために、肉厚tは0.3〜0.5mmが適当で
ある。
【0017】なお、PVCチューブ15に代えて、磁性
体粉末を混入したPVCテープでも良いし、図2(C)
(D)に示すように、ワイヤーハーネス3に二つ折りし
て挟み込み、両端部を接着層16aで固定するPVCシ
ート16でも良い。
体粉末を混入したPVCテープでも良いし、図2(C)
(D)に示すように、ワイヤーハーネス3に二つ折りし
て挟み込み、両端部を接着層16aで固定するPVCシ
ート16でも良い。
【0018】上記のように磁性体粉末Mgを混入したP
VCチューブ15、PVCテープ、PVCシート16等
の結束・保護部材でワイヤーハーネス3を束ねることに
より、このPVCチューブ15等全体がマグネットとな
っているから、鉄系部材である自動車のルーフパネル5
の内面に吸着させるだけで、クリップ等を用いなくても
ワイヤーハーネス3を確実に固定できるようになる。
VCチューブ15、PVCテープ、PVCシート16等
の結束・保護部材でワイヤーハーネス3を束ねることに
より、このPVCチューブ15等全体がマグネットとな
っているから、鉄系部材である自動車のルーフパネル5
の内面に吸着させるだけで、クリップ等を用いなくても
ワイヤーハーネス3を確実に固定できるようになる。
【0019】したがって、従来のような多数個のクリッ
プ8b〜8fが不要になって部品点数が大幅に削減で
き、クリップ孔をあける作業、クリップ8b〜8fをワ
イヤーハーネス3やクリップ孔に固定する作業も大幅に
削減できる。
プ8b〜8fが不要になって部品点数が大幅に削減で
き、クリップ孔をあける作業、クリップ8b〜8fをワ
イヤーハーネス3やクリップ孔に固定する作業も大幅に
削減できる。
【0020】また、PVCチューブ15でワイヤーハー
ネス3全体をルーフパネル5に固定できるから、異音発
生防止用のウレタンテープ12も不要になって部品点数
が削減でき、ウレタンテープ12を貼り付ける作業も削
減できる。さらに、ルーフパネル5にクリップ孔をあけ
る必要がないから、ワイヤーハーネス3を迂回させなく
ても良いので、ワイヤーハーネス3を最短距離で配索で
き、ワイヤーハーネス3の長さL2も短くできる。
ネス3全体をルーフパネル5に固定できるから、異音発
生防止用のウレタンテープ12も不要になって部品点数
が削減でき、ウレタンテープ12を貼り付ける作業も削
減できる。さらに、ルーフパネル5にクリップ孔をあけ
る必要がないから、ワイヤーハーネス3を迂回させなく
ても良いので、ワイヤーハーネス3を最短距離で配索で
き、ワイヤーハーネス3の長さL2も短くできる。
【0021】さらにまた、結束・保護部材として、PV
Cチューブ15、PVCテープ、PVCシート16等を
用いると、通常の結束作業だけでワイヤーハーネス3に
簡単に取り付けることができる。
Cチューブ15、PVCテープ、PVCシート16等を
用いると、通常の結束作業だけでワイヤーハーネス3に
簡単に取り付けることができる。
【0022】また、上記実施形態のように、ワイヤーハ
ーネス3が自動車1のルーフパネル5の内面に配索する
ルームランプ用であると、上記PVCチューブ15等を
ルーフパネル5の内面に吸着させてワイヤーハーネスを
固定することができるから、従来のような多数個のクリ
ップ8b〜8fやウレタンテープ12等が不要になって
部品点数が削減でき、クリップ8b〜8fをワイヤーハ
ーネス3やクリップ孔に固定する作業も削減できると共
に、ルーフパネル5にクリップ孔をあける必要がなく、
しかもワイヤーハーネス3を最短距離で配索できてワイ
ヤーハーネス3の長さL2も短くできるので、大幅なコ
ストダウンを図ることが可能になる。
ーネス3が自動車1のルーフパネル5の内面に配索する
ルームランプ用であると、上記PVCチューブ15等を
ルーフパネル5の内面に吸着させてワイヤーハーネスを
固定することができるから、従来のような多数個のクリ
ップ8b〜8fやウレタンテープ12等が不要になって
部品点数が削減でき、クリップ8b〜8fをワイヤーハ
ーネス3やクリップ孔に固定する作業も削減できると共
に、ルーフパネル5にクリップ孔をあける必要がなく、
しかもワイヤーハーネス3を最短距離で配索できてワイ
ヤーハーネス3の長さL2も短くできるので、大幅なコ
ストダウンを図ることが可能になる。
【0023】なお、上記実施形態では、ワイヤーハーネ
ス3を自動車1のルーフパネル5に配索したものであっ
たが、自動車の他のパネルに配索するときにも利用でき
ることは言うまでもない。また、最終的にはクリップ等
でパネルに強固に固定するまでの仮固定としても利用す
ることができる。なおまた、自動車のパネルに限られる
ものではない。
ス3を自動車1のルーフパネル5に配索したものであっ
たが、自動車の他のパネルに配索するときにも利用でき
ることは言うまでもない。また、最終的にはクリップ等
でパネルに強固に固定するまでの仮固定としても利用す
ることができる。なおまた、自動車のパネルに限られる
ものではない。
【0024】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、磁性体粉末を混入した結束・保護部材でワイヤー
ハーネスを束ねるようにしたから、この結束・保護部材
全体がマグネットとなっているので、鉄系部材(パネル
等)に吸着させるだけで、鉄系部材にワイヤーハーネス
を確実に固定できるようになる。
明は、磁性体粉末を混入した結束・保護部材でワイヤー
ハーネスを束ねるようにしたから、この結束・保護部材
全体がマグネットとなっているので、鉄系部材(パネル
等)に吸着させるだけで、鉄系部材にワイヤーハーネス
を確実に固定できるようになる。
【0025】したがって、従来のような多数個のクリッ
プが不要になって部品点数が大幅に削減できると共に、
クリップ孔をあける作業、クリップをワイヤーハーネス
やクリップ孔に固定する作業も大幅に削減できるように
なる。
プが不要になって部品点数が大幅に削減できると共に、
クリップ孔をあける作業、クリップをワイヤーハーネス
やクリップ孔に固定する作業も大幅に削減できるように
なる。
【0026】また、結束・保護部材でワイヤーハーネス
全体を鉄系部材に固定できるから、異音発生防止用のウ
レタンテープも不要になって部品点数が削減できると共
に、ウレタンテープを貼り付ける作業も削減できるよう
になる。さらに、鉄系部材にクリップ孔をあける必要が
ないから、ワイヤーハーネスを迂回させなくても良いの
で、ワイヤーハーネスを最短距離で配索でき、ワイヤー
ハーネスの長さも短くできる。
全体を鉄系部材に固定できるから、異音発生防止用のウ
レタンテープも不要になって部品点数が削減できると共
に、ウレタンテープを貼り付ける作業も削減できるよう
になる。さらに、鉄系部材にクリップ孔をあける必要が
ないから、ワイヤーハーネスを迂回させなくても良いの
で、ワイヤーハーネスを最短距離で配索でき、ワイヤー
ハーネスの長さも短くできる。
【0027】また、請求項2のように、結束・保護部材
をワイヤーハーネスに被せるチューブ等で構成すると、
テープ等に予め磁性体粉末を混入させておけば、通常の
結束作業だけでワイヤーハーネスに簡単に取り付けるこ
とができる。
をワイヤーハーネスに被せるチューブ等で構成すると、
テープ等に予め磁性体粉末を混入させておけば、通常の
結束作業だけでワイヤーハーネスに簡単に取り付けるこ
とができる。
【0028】さらに、請求項3のように、ワイヤーハー
ネスが自動車のルーフパネルの内面に配索するルームラ
ンプ用であるときには、結束・保護部材をルーフパネル
の内面に吸着させてワイヤーハーネスを固定することが
できるから、従来のような多数個のクリップやのウレタ
ンテープ等が不要になって部品点数が削減でき、クリッ
プをワイヤーハーネスやクリップ孔に固定する作業も削
減できると共に、ルーフパネル(鉄系部材)にクリップ
孔をあける必要がなく、しかもワイヤーハーネスを最短
距離で配索できてワイヤーハーネスの長さも短くできる
ので、大幅なコストダウンが図れるようになる。
ネスが自動車のルーフパネルの内面に配索するルームラ
ンプ用であるときには、結束・保護部材をルーフパネル
の内面に吸着させてワイヤーハーネスを固定することが
できるから、従来のような多数個のクリップやのウレタ
ンテープ等が不要になって部品点数が削減でき、クリッ
プをワイヤーハーネスやクリップ孔に固定する作業も削
減できると共に、ルーフパネル(鉄系部材)にクリップ
孔をあける必要がなく、しかもワイヤーハーネスを最短
距離で配索できてワイヤーハーネスの長さも短くできる
ので、大幅なコストダウンが図れるようになる。
【図1】 (A)は、本発明のPVCチューブを用いて
ワイヤーハーネスを配索した自動車の車内の斜視図、
(B)はPVCチューブを被せたワイヤーハーネスの斜
視図である。
ワイヤーハーネスを配索した自動車の車内の斜視図、
(B)はPVCチューブを被せたワイヤーハーネスの斜
視図である。
【図2】 (A)はPVCチューブの斜視図、(B)は
PVCチューブの拡大正面図、(C)はPVCシートの
展開斜視図、(D)は二つ折りしたPVCシートの斜視
図である。
PVCチューブの拡大正面図、(C)はPVCシートの
展開斜視図、(D)は二つ折りしたPVCシートの斜視
図である。
【図3】 (A)は自動車の車内の斜視図、(B)は従
来のクリップを用いてワイヤーハーネスを配索した自動
車の車内の斜視図(C)はクリップ等を取り付けたワイ
ヤーハーネスの斜視図である。
来のクリップを用いてワイヤーハーネスを配索した自動
車の車内の斜視図(C)はクリップ等を取り付けたワイ
ヤーハーネスの斜視図である。
1 自動車 2 ルームランプ 3 ワイヤーハーネス 4 ルーフパネル 15 PVCチューブ 16 PVCシート Mg 磁性体粉末
Claims (3)
- 【請求項1】 電線を束ねたワイヤーハーネスを保護す
る結束・保護部材に磁性体粉末を混入したことを特徴と
するワイヤーハーネスの結束・保護部材。 - 【請求項2】 上記結束・保護部材は、ワイヤーハーネ
スに被せるチューブ、ワイヤーハーネスに巻き付けるテ
ープ、ワイヤーハーネスに二つ折りして挟み込むシート
である請求項1に記載のワイヤーハーネスの結束・保護
部材。 - 【請求項3】 上記ワイヤーハーネスは、自動車のルー
フパネルの内面に配索するルームランプ用であり、上記
結束・保護部材をルーフパネルの内面に吸着させてワイ
ヤーハーネスを固定する請求項1または請求項2に記載
のワイヤーハーネスの結束・保護部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9013877A JPH10208556A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | ワイヤーハーネスの結束・保護部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9013877A JPH10208556A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | ワイヤーハーネスの結束・保護部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10208556A true JPH10208556A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11845455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9013877A Withdrawn JPH10208556A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | ワイヤーハーネスの結束・保護部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10208556A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427986B1 (ko) * | 2001-03-23 | 2004-04-27 | 기아자동차주식회사 | 차량의 전선하네스 고정구조 |
US8322782B2 (en) | 2006-12-29 | 2012-12-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Securing wire harness to a roof liner |
KR20180126608A (ko) | 2016-12-01 | 2018-11-27 | 니뽄 지퍼 튜빙 가부시키 가이샤 | 결속 보호 부재 |
WO2021079545A1 (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-29 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
JP2021068881A (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-30 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP9013877A patent/JPH10208556A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427986B1 (ko) * | 2001-03-23 | 2004-04-27 | 기아자동차주식회사 | 차량의 전선하네스 고정구조 |
US8322782B2 (en) | 2006-12-29 | 2012-12-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Securing wire harness to a roof liner |
KR20180126608A (ko) | 2016-12-01 | 2018-11-27 | 니뽄 지퍼 튜빙 가부시키 가이샤 | 결속 보호 부재 |
DE112017002071T5 (de) | 2016-12-01 | 2019-02-21 | Nippon Zipper Tubing Kabushiki Kaisha | Bündelschutzelement |
WO2021079545A1 (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-29 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
JP2021068881A (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-30 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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