JPH0976837A - 自動車のドア用ハーネスの取付構造 - Google Patents

自動車のドア用ハーネスの取付構造

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JPH0976837A
JPH0976837A JP7235225A JP23522595A JPH0976837A JP H0976837 A JPH0976837 A JP H0976837A JP 7235225 A JP7235225 A JP 7235225A JP 23522595 A JP23522595 A JP 23522595A JP H0976837 A JPH0976837 A JP H0976837A
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JP
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harness
door
weather strip
insertion groove
fitting piece
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JP7235225A
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Nobuaki Kojima
伸昭 小島
Hiroshi Sudo
博 須藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のドア用ワイヤハーネスの配索作業の
簡易化。 【解決手段】 ドア側に配索するドア用ハーネス3を車
体側ハーネス4と接続するためのハーネス挿通溝21
を、ドア本体1の前面部1dに内側から切り欠いて設け
る。ハーネス挿通溝21に嵌合すると共に、ドア用ハー
ネス3を貫通保持した取付片23を、ドアの外周縁に取
り付けるウエザーストリップ13の一部に介設して一体
に設ける。ウエザーストリップ13をドアに取付けると
同時に取付片23をハーネス挿通溝21に嵌合してドア
用ハーネス3をドア内部に配索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドア用ハー
ネスの取付構造に関し、特に、車体側ハーネスと接続す
る部位の取付構造及びドア本体への固定構造の簡易化に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアに配索するワイヤハ
ーネス(ドア用ハーネス3)は、図6(A),(B)及
び図7(A),(B)に示すように、ドア本体1の外板
1aと内板1bとの間に、内板1bに設けた作業窓1c
よりドア用ハーネス3を挿入し、車体側に配索されるワ
イヤハーネス(車体側ハーネス4)と接続させる端末側
は、ドア本体1の前面部1dに設けた貫通孔1eを貫通
させて配索している。
【0003】ドア本体1の外板1aと内板1bの内部に
は、図6(A)に示すように、予め、ウインドガラス2
を挿入していると共に、作業窓1cよりパワーウインド
モータ、ドアロックモータ等の電装品5を挿入してボル
ト等で固定している。この状態で、図7(B)に示すよ
うに、ドア用ハーネス3を外板1aと内板1bの内部に
挿通し、ドア用ハーネス3に取り付けたコネクタ6を所
要の電装品5側のコネクタ7と接続し、かつ、ドア用ハ
ーネス3に取り付けているクランプ8を内板1bに形成
しているクランプ孔9に挿入して、ドア用ハーネス3を
ドア本体1に固定している。
【0004】さらに、ドア本体1には、その内板1bの
内面側(車室内側)に防水シート10を介してドアトリ
ム11を取り付けるが、ドアトリム11側に取り付ける
電装品12と接続するため、上記ドア用ハーネス3のコ
ネクタ6を防水シート10のスリット10aを通して取
り出し、電装品12と接続している。
【0005】その後、弾性材料からなる長尺で細幅の帯
状の防水用部材(ウエザーストリップ13をクランプ
(図示せず。)により、ドア本体1の外周縁に沿って取
り付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のドア用ハーネス
3の配索工程において、特に、車体側ハーネス4との接
続部分を、ドア本体1の前面部1dに形成した貫通孔1
eを通して取り出す作業が容易でない問題がある。即
ち、車体側ハーネス4と接続する側はドアと車体との間
の外部に露出するため、グロメット14を取り付けてい
ると共に、先端に車体側ハーネス4と接続するための大
きなコネクタ15を取り付けているため、貫通孔1eに
通しにくい。しかも、外板1aと内板1bとに挟まれた
部分でコネクタ15およびグロメット14を貫通孔1e
に通さなければならないため、いわば盲作業となり、上
記貫通作業がやりにくい問題がある。
【0007】上記貫通孔1eを貫通させる代わりに、ド
ア本体に内面開口の挿通溝を設けると、ドア用ハーネス
3の取り出し作業は容易になるが、その場合、挿通部位
でドア用ハーネス3の保持ができない問題があると共
に、ドア本体の外周縁に沿って取り付けるウエザースト
リップ13がドア用ハーネス3を跨ぐ状態となり、ウエ
ザーストリップ13にドア用ハーネス3が干渉する問題
がある。
【0008】また、ドア用ハーネス3の車体側接続部を
貫通孔1eより引き出すためには、ドア用ハーネス3を
ドア本体1の外板1aと内板1bに間の空間に挿通して
おかなければならない。上記空間にはウインドガラス2
および各種電装品5が配置されているため、非常に狭
く、この狭い空間内でドア用ハーネス3を配索する作業
は非常に困難で、取付に時間がかかる問題がある。
【0009】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、ドア用ハーネスの車体側接続部を貫通孔から通し
て引き出さないようにし、かつ、それに伴いドア用ハー
ネスをドアの外板と内板の内部に挿通しなくてもよいよ
うにして、ドア用ワイヤハーネスの配索作業が極めて簡
単にできるようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1は、ドア側に配索するドア用ハーネスを車
体側ハーネスと接続するためのハーネス挿通溝を、ドア
本体の前面部に内側から切り欠いて設ける一方、該ハー
ネス挿通溝に嵌合すると共に、ドア用ハーネスを貫通保
持した取付片を、ドアの外周縁に取り付けるウエザース
トリップの一部に介設して一体に設けておき、ウエザー
ストリップをドアに取付けると同時に上記取付片を上記
ハーネス挿通溝に嵌合してドア用ハーネスをドア内部に
配索できるようにしていることを特徴とする自動車ドア
用ハーネスの取付構造を提供するものである。
【0011】上記構造では、ドア本体に前面部に設けた
ハーネス挿通溝に、ドア用ハーネスをウエザーストリッ
プと一体に形成した取付片に固定した状態で挿通させる
ため、取付片を挿通溝に嵌合するだけで、ドア用ハーネ
スを簡単に通すことができる。また、ウエザーストリッ
プとドア用ハーネスとは取付片を介して予め一体化して
いるため、ウエザーストリップとドア用ハーネスとが干
渉する問題はなく、逆に、ウエザーストリップが車体に
固定されることに伴い、ウエザーストリップの張力でド
ア用ハーネスを車体に固定できる。よって、ドア前面部
側でワイヤハーネスを車体に固定していたクリップを省
略することができ、ドア用ハーネスの固定作業を簡単に
できる。さらに、ウエザーストリップと一体の取付片に
よりドア用ハーネスを保護することができる。
【0012】さらに、本発明は請求項2で、上記取付片
はドア用ハーネスに取り付けるグロメットを構成し、該
取付片に穿設した貫通穴よりドア外方へ突出するグロメ
ットの貫通穴を通してドア用ハーネスをドア外部に引き
出している請求項1に記載の自動車のドア用ハーネスの
取付構造を提供するものである。
【0013】上記のようにウエザーストリップと一体の
取付片にグロメットを突設しておくと、該グロメットに
ドア用ハーネスを通すだけで、取付片にドア用ハーネス
を保持できる。よって、ドア用ハーネスと取付片との固
定作業を無くすことができると共に、別部材のグロメッ
トを不要とできる。
【0014】上記ドア用ハーネスは電線群を結束したも
のでもよいが、FPC(フレキシブル・プリンテッド・
サーキット)、FWC(フレキシブル・ワイヤリング・
サーキット)、あるいは、電線群を平行に配索して樹脂
で被覆したリボン電線等のフラット・ハーネスを用いる
ことが好ましい。
【0015】上記のように取付片を介してウエザースト
リップで保持されたドア用ハーネスは、幹線より分岐す
る支線先端のコネクタがドア本体あるいはドアトリムに
固定した電装品とコネクタ接続されて保持されるため、
ドア用ハーネスをドア本体に固定するクリップを殆ど不
要とできる。ただし、ドア用ハーネスが屈曲するコーナ
ー部にはクリップを取り付けてドア本体に固定する必要
がある。
【0016】上記問題に対して、本発明は、請求項3
で、上記ウエザーストリップの所要箇所から延在するワ
イヤハーネス保持部を設け、上記取付片で支持された箇
所から離れた位置で屈折するワイヤハーネスの部分を保
持する構成としている請求項1または請求項2に記載の
自動車のドア用ハーネス取付構造を提供している。
【0017】上記ワイヤハーネス保持部でワイヤハーネ
スの屈曲する部分を保持すると、ドア用ハーネスをウエ
ザーストリップの張力のみでドア本体に所要の形態で固
定でき、従来必要とされた固定用クリップを全く不要と
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて、本発明に
係る自動車のドア用ハーネスの取付構造について説明す
る。なお、図1から図5において、上記図6及び図7に
示す従来の取付構造と同一構造の部分については、同一
の符号を付している。
【0019】図1から図3に示すように、ドア本体1の
前面部1dを内板1b側から切り欠いて、ドア本体1に
配索するドア用ハーネス3を車体側ハーネス4と接続す
るためのハーネス挿通溝21を設けている。このハーネ
ス挿通溝21は図3に詳細に示すように、断面U字状の
溝本体21aと、この溝本体の幅方向の中央部分よりに
前面部1d側において溝幅を広げた嵌合部21bとを備
えている。
【0020】一方、ウエザーストリップ13の一部には
取付片23を介設している。この取付片23は、上記ハ
ーネス挿通溝21と同様の断面形状を有する本体23a
と、この本体23aに周壁部に設けた突条部23bとを
備えている。また、この取付片23には、幅方向に貫通
するワイヤハーネス挿通用の貫通穴23cを設けてい
る。この貫通穴23cの径はドア用ハーネス3よりもわ
ずかに小さく設定しておドア用ハーネス3をこの貫通穴
23cに挿通するとドア用ハーネス3の外周に取付片2
3が密着する。本体23aの一方の側面から上記貫通孔
23cと連続してグロメット部24を突設している。こ
のグロメット部24はドア用ハーネス3が挿通される屈
曲自在な蛇腹状部24aと、この蛇腹状部24aの先端
に設けられた大径部24bを備えている。この大径部2
4bの外周には、車体側の貫通孔(図示せず)と係合す
るための環状溝24cを設けている。
【0021】また、上記ウエザーストリップ13に設け
た上記取付片23には、ワイヤハーネス保持部26の一
端26aを接続している。このワイヤハーネス保持部2
6は一か所をほぼ直角に屈曲し、全体として略L字状を
呈しており、上記のように一端26aがウエザーストリ
ップ13の上記取付片23を設けた箇所に連結する一
方、他端26bがウエザーストリップ13のドア本体1
の下方側に取付けられる部分に連結している。また、こ
のワイヤハーネス保持部26は、図4(B)に示すよう
に、底壁26cの両側に先端が円弧状に湾曲した側壁2
6d,26dを備えている。
【0022】ハーネス保持部26の上記取付片23側の
先端には、底壁26cにドア用ハーネス3を挿通するた
めの貫通穴26eを設けている。また、ハーネス保持部
26の適所において、ドア用ハーネス3の分岐線をワイ
ヤハーネス保持部26から引き出すための切欠26fを
設けている。
【0023】ワイヤハーネス保持部26のほぼ直角に屈
曲した部分の底壁26cには、図4(B)に示すよう
に、ドア本体1の内側板1bに設けた係合孔29に係合
するクランプ30を突設している。同様に、ウエザース
トリップ13には、図4(A)に示すように、ドア本体
1の内側板1bに設けた係合孔32と係合するクランプ
31を突設している。なお、ウエザーストリップ13に
は、取付時の取り扱いを容易にするために切断部13a
を設けている。
【0024】次に、ウエザーストリップ13の取付及び
ドア用ハーネス3の配索作業について説明する。まず、
上記取付片23に設けた貫通穴23c及びグロメット部
24に、ドア用ハーネス3の上記車体側ハーネス4との
接続側を挿通する。ドア用ハーネス3には、予め電装品
5側のコネクタ7と接続するためのコネタク6及び車体
側ハーネス4側のコネクタと接続するためのコネクタ1
5を取付けておく。また、ドア用ハーネス3は、所定箇
所を屈曲させた状態で上記ワイヤハーネス保持部26の
底部26cに配置し、上記車体ハーネス4との接続側を
上記貫通穴26eに挿通することにより上記取付片23
側に引き出す。
【0025】この状態で、図3中、矢印で示すように、
上記ウエザーストリップ13に介設した取付片23をハ
ーネス挿通溝21に嵌合する。この際、上記取付片23
の本体23aをハーネス挿通溝21の本体21aに嵌合
すると共に、取付片23の突条23bをハーネス挿通溝
21の嵌合部21bに嵌合する。このように本実施例で
は、上記図6及び図7に示したワイヤハーネスの配索構
造のようにドア本体1の前面部1dに設けた貫通孔1e
にドア用ハーネスを挿通する必要がないため、ドア用ハ
ーネス3の配索作業の作業時間を短縮することができ
る。
【0026】次に、ウエザーストリップ13のクリップ
31をドア本体1の外周縁に設けた係合孔32に挿入し
て、ウエザーストリップ13を内板1bに保持する。続
いて、上記ワイヤハーネス保持部26のほぼ直角に屈曲
した部分に設けたクリップ30を内側板1bに設けた係
合孔29に挿入してワイヤハーネス保持部26を固定す
る。この状態では、取付片23はウエザーストリップ1
3の張力によりハーネス挿通溝21内に保持される。よ
って、本実施形態では、このウエザーストリップ13の
張力により、ドア用ハーネス3がドア本体1に確実に固
定される。その後、防水シート10及びドアトリム11
(図7(B)参照)を取付ける。
【0027】本実施形態では、ドア用ハーネス3を挿通
した取付片23及びグロメット部24は、ウエザースト
リップ13と一体であるため、上記のようにウエザース
トリップ13の取付作業とドア用ハーネス3の配索作業
を同時に行うことができ作業時間を時間を低減すること
ができる。また、上記取付片23及びグロメット部24
は、ウエザーストリップ13と一体であるため、ドア用
ハーネス3とウエザーストリップ13との干渉が生じな
い。さらに、ドア用ハーネス3は、ウエザーストリップ
13と一体の取付片23により保護される。
【0028】さらに、本実施形態では、上記のようワイ
ヤハーネス保持部26によりドア用ハーネス3のL字状
に屈曲した部分を保持しているため、ドア用ハーネス3
に内側板1bと接続するためのクリップを設ける必要が
ない。
【0029】また、上記のように狭幅の突条23bを嵌
合溝21bに嵌め込むため、取付片23は、ハーネス挿
通溝21内に確実に保持される。本発明は、上記実施形
態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上
記ワイヤハーネス保持部26はドア用ハーネス3の全長
に設ける必要はなく、上記取付片23で支持された箇所
から離れた位置で屈折する部分を保持する構成としても
よい。このようにドア用ハーネス3の屈曲した箇所をワ
イヤハーネス保持部26で保持すれば、ドア用ハーネス
3の固定用クリップが全く不要である。
【0030】なお、ハーネス保持部26を設けない場合
でも、ドア用ハーネス3は、幹線より分岐する分岐線先
端のコネクタがドア本体あるいはドアトリムに固定した
電装品とコネクタ接続されて保持されるため、ドア用ハ
ーネスをドア本体に固定するために必要なクリップの個
数を従来の配索構造と比較して大幅に低減することがで
きる。
【0031】また、ワイヤハーネスは電線群を結束した
ものに限定されず、図5(B)に示すようなFPC(フ
レキシブル・プリンテッド・サーキット)、FWC(フ
レキシブル・ワイヤリング・サーキット)、あるいは、
電線群を平行に配索して樹脂で被覆したリボン電線等の
フラット・ハーネス等であってもよい。
【0032】さらに、図5(A)に示すように、ワイヤ
ハーネス保持部26の一部の断面形状を矩形状としても
よい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の自動車のドア用ハーネスの取付構造では、ドア本体
に前面部に設けたハーネス挿通溝に、ドア用ハーネスを
ウエザーストリップと一体に形成した取付片に固定した
状態で挿通させるため、取付片を挿通溝に嵌合するだけ
で、ドア用ハーネスを簡単に通すことができる。また、
ウエザーストリップとドア用ハーネスとは取付片を介し
て予め一体化しているため、ウエザーストリップとドア
用ハーネスとが干渉する問題はなく、逆に、ウエザース
トリップが車体に固定されることに伴い、ウエザースト
リップの張力でドア用ハーネスを車体に固定でき、ドア
前面部側でワイヤハーネスを車体に固定していたクリッ
プを省略することができる。さらに、ウエザーストリッ
プと一体の取付片によりドア用ハーネスを保護すること
ができる。
【0034】請求項2のようにウエザーストリップと一
体の取付片にグロメットを突設しておくと、該グロメッ
トにドア用ハーネスを通すだけで、取付片にドア用ハー
ネスを保持でき、ドア用ハーネスと取付片との固定作業
を無くすことができると共に、別部材のグロメットを不
要とできる。
【0035】請求項3のように、上記ワイヤハーネス保
持部で屈曲するコーナー部の電線を保持すると、ドア用
ハーネスをウエザーストリップの張力のみでドア本体に
所要の形態で固定でき、ドア用ハーネスの固定用クリッ
プを全く不要とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車のドア用ハーネスの取付
構造を示す分解斜視図である。
【図2】 ウエザーストリップ及びワイヤハーネス保持
部のドア本体への取付状態を示す正面図である。
【図3】 本発明に係る自動車のドア用ハーネスの取付
構造を示す図1の要部拡大図である。
【図4】 (A)は図1のIV−IV線での断面図、(B)
はIV’−IV’線での断面図である。
【図5】 (A)はワイヤハーネス保持部の他の例を示
す断面図、(B)はワイヤハーネスがFPCの場合を示
す断面図である。
【図6】 (A),(B)は従来のドア用ハーネスの配
索作業を説明するための概略図である。
【図7】 (A),(B)は従来のドア用ハーネスの配
索作業を説明するための概略図である。
【符号の説明】
3 ドア用ハーネス 4 車体側ハーネス 13 ウエザーストリップ 21 ハーネス挿通溝 23 取付片 26 ワイヤハーネス保持部
フロントページの続き (72)発明者 須藤 博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア側に配索するドア用ハーネスを車体
    側ハーネスと接続するためのハーネス挿通溝を、ドア本
    体の前面部に内側から切り欠いて設ける一方、該ハーネ
    ス挿通溝に嵌合すると共に、ドア用ハーネスを貫通保持
    した取付片を、ドアの外周縁に取り付けるウエザースト
    リップの一部に介設して一体に設けておき、ウエザース
    トリップをドアに取付けると同時に上記取付片を上記ハ
    ーネス挿通溝に嵌合してドア用ハーネスをドア内部に配
    索できるようにしていることを特徴とする自動車ドア用
    ハーネスの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記取付片はドア用ハーネスに取り付け
    るグロメットを構成し、該取付片に穿設した貫通穴より
    ドア外方へ突出するグロメットの貫通穴を通してドア用
    ハーネスをドア外部に引き出している請求項1に記載の
    自動車のドア用ハーネスの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記ウエザーストリップの所要箇所から
    延在するワイヤハーネス保持部を設け、上記取付片で支
    持された箇所から離れた位置で屈折するワイヤハーネス
    の部分を保持する構成としている請求項1または請求項
    2に記載の自動車のドア用ハーネスの取付構造。
JP7235225A 1995-09-13 1995-09-13 自動車のドア用ハーネスの取付構造 Withdrawn JPH0976837A (ja)

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