JP2004320830A - ハーネスの固定構造 - Google Patents

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Yukitake Ishikawa
幸毅 石川
興治 ▲崎▼山
Koji Sakiyama
Kenichiro Takahashi
憲一郎 高橋
Daisuke Masako
大介 真子
Nobumasa Misaki
信正 見崎
Masashi Kamiya
昌史 神谷
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Fujikura Ltd
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Abstract

【課題】部品点数や作業工数を削減することができるハーネスの固定構造を提供する。
【解決手段】フラットハーネス1は、パネル4のフラットハーネス1の取付位置近傍に形成された複数のリブ5,6により挟み込まれた状態でパネル4に取付固定されている。リブ5,6は互いに係合する係合機構を備え、これによりフラットハーネス1のパネル4への取付固定状態を保持する。パネル4へのフラットハーネス1の取付固定のための部品やその部品をフラットハーネス1に取り付けるための作業が不要となるため、部品点数及び作業工数を削減することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車のハーネスをパネル等の被取付部材に固定する構造に関し、特に固定のための部品点数や作業工数を削減することができるハーネスの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気配線のために用いられるハーネスを自動車等に配索する場合、例えば図7に示すように、ハーネス101にクリップやクランプ等の取付部材102を取り付けた後、パネルやカバーなどの被取付部材103にこれらの取付部材102を介してハーネスを取り付けることにより固定している(例えば、特許文献1〜6参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−1084号公報(第8−12頁、第1−6図)
【特許文献2】
実開平5−45369号公報(第4−5頁、第1−4図)
【特許文献3】
実開平5−54316号公報(第6−8頁、第1−16図)
【特許文献4】
実開平5−91129号公報(第7−9頁、第1−5図)
【特許文献5】
特開平5−146033号公報(第3−4頁、第1−9図)
【特許文献6】
特開平9−277853号公報(第3頁、第1−4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように取付部材102を介してハーネス101を固定する場合、別途取付部材102が必要となると共に取付部材102をハーネス101に取り付ける作業も必要となるため、固定のための部品点数や作業工数が増えてしまうという問題がある。
【0005】
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、ハーネスの固定のための部品点数や作業工数を削減することができるハーネスの固定構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るハーネスの固定構造は、被取付部材へのハーネスの固定構造であって、前記被取付部材は、前記ハーネスの取付位置の近傍に、互いに係合する係合機構を備えた弾性を有するリブを複数備え、前記ハーネスは、前記複数のリブの間に配置された後に前記複数のリブを係合することにより前記複数のリブに挟み込まれた状態で前記被取付部材に取り付けられ固定されていることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、被取付部材に形成された係合機構を備えた弾性を有する複数のリブでハーネスを挟み込むと共に複数のリブを係合機構で互いに係合してハーネスを固定するため、別途ハーネスの固定のための取付部材が不要となると共に、取付部材をハーネスに取り付ける作業も不要となる。これにより、ハーネスの固定のための部品点数及び作業工数を削減することができる。
【0008】
なお、係合機構としては、以下のような構造が考えられる。例えば、▲1▼複数のリブのうち、一方のリブに形成されたスリットに、他方のリブを挿入して係合する構造や、▲2▼複数のリブのうち、一方のリブに形成されたスリット及びこのスリットから一方のリブの先端部に向かってスリット側ではスリットの長手方向幅より小さく且つ先端部側ではそれよりも幅広となる形状で形成された切欠部から構成される被挿入部に、他方のリブを切欠部を介してスリットに嵌め込むように挿入して係合する構造などである。このような係合機構を採用すれば、複数のリブの係合状態を簡単な構造で保持することができる。
【0009】
この場合、他方のリブは、一方のリブのスリットの周縁部に係合する係合突起を備えているとなお良い。更に確実に複数のリブの係合状態を保持することができるからである。
【0010】
また、ハーネスは、導体が絶縁被覆により覆われた複数の電線を束ねてテープで結束した構造からなるワイヤハーネス、又は複数の導体が絶縁被覆により覆われて平面状に並設された構造からなるフラットハーネスであることが好ましい。
【0011】
なお、被取付部材は、自動車のバンパーフェイスであることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、この発明の好ましい実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るハーネスの固定構造を説明するための外観斜視図、図2は、図1のA−A´断面図である。
ハーネスとしてのフラットハーネス1は、複数の導体2が絶縁被覆3により覆われて平面状に並設された構造からなり、被取付部材としてのパネル4に取付固定されている。パネル4のフラットハーネス1の取付位置の近傍には、互いに係合する係合機構を備えた弾性を有する複数のリブ5,6が形成されており、これら複数のリブ5,6を互いに係合することにより、フラットハーネス1は、挟み込まれた状態でパネル4に取付固定されている。
【0013】
複数のリブ5,6の係合機構として、パネル4に形成された複数のリブ5,6のうち、この例では一方のリブ5には、スリット5a及びこのスリット5aから先端部に向かってスリット5a側ではスリット5aの長手方向幅より小さく且つ先端部側ではそれよりも幅広となる形状で形成された切欠部5bから構成される被挿入部7が形成されている。この被挿入部7に他方のリブ6を切欠部5bを介してスリット5aに嵌め込むように挿入することにより、リブ6はリブ5と互いに係合する。なお、この例では、図2に示すように、リブ6がリブ5よりもパネル4から長く突出する形状で形成されており、このリブ6を折り曲げてフラットハーネス1の幅方向がパネル4の面に沿うような状態でフラットハーネス1を挟み込み固定している。
【0014】
このように、この固定構造では、パネル4に形成された複数のリブ5,6でフラットハーネス1を挟み込むと共にリブ5,6を互いに係合してフラットハーネス1をパネル4に取付固定するため、別途固定のための取付部材が不要となると共に、取付部材をフラットハーネス1に取り付けるための作業も不要となり、固定のための部品点数及び作業工数を削減することが可能となる。なお、この例ではハーネスとしてフラットハーネス1を用いて説明したが、導体2が絶縁被覆3により覆われた複数の電線を束ねてテープで結束した構造からなるワイヤハーネス(図示せず)を用いても同様の効果を得ることができる。また、被取付部材としてパネル4を用いて説明したが、例えば自動車のバンパーを構成するバンパーフェイスにこの固定構造を適用しても良い。
【0015】
図3及び図4は、複数のリブ5,6に他の係合機構を適用した場合を説明するための外観斜視図である。なお、以降において既に説明した部分と重複する説明は割愛する。
図3に示すように、この例ではリブ6の幅方向端部6a,6bに、リブ5のスリット5aの周縁部に係合する係合突起6c,6dが形成され、より確実にリブ5とリブ6との係合状態を保持することができる点が先の例と相違している。また、図4に示すように、この例ではリブ5にスリット5aが形成されると共に、リブ6の厚さ方向端部6eにスリット5aの周縁部に係合する係合突起6fが形成され、より確実にリブ5とリブ6との係合状態を保持することができる点が先の例と相違している。このように、リブ5,6の係合機構としては、種々の形態が考えられる。
【0016】
なお、図5に示すように、複数のリブ5,6は、パネル4から略垂直状に突出した形状で形成されていても良いし、図6に示すように、一方のリブ6(又はリブ5)が予め他方のリブ5(又はリブ6)方向に曲げられた形状で形成されていても良い。一方のリブが曲げられた形状で形成されれば、リブ同士の係合を更に行い易くなる。
【0017】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、被取付部材に形成された係合機構を備えた弾性を有する複数のリブでハーネスを挟み込むと共に複数のリブを係合機構で互いに係合してハーネスを固定するため、別途ハーネスの固定のための取付部材が不要となると共に、取付部材をハーネスに取り付ける作業も不要となる。これにより、ハーネスの固定のための部品点数及び作業工数を削減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るハーネスの固定構造を説明するための外観斜視図である。
【図2】図1のA−A´断面図である。
【図3】複数のリブに他の係合機構を適用した場合を説明するための外観斜視図である。
【図4】複数のリブに他の係合機構を適用した場合を説明するための外観斜視図である。
【図5】複数のリブを示すパネルの一部断面図である。
【図6】複数のリブを示すパネルの一部断面図である。
【図7】従来のハーネスの固定構造を示す一部断面図である。
【符号の説明】1…フラットハーネス、2…導体、3…絶縁被覆、4…パネル、5,6…リブ、5a…スリット、5b…切欠部、6a,6b…幅方向端部、6c,6d,6f…係合突起、6e…厚さ方向端部、7…被挿入部。

Claims (7)

  1. 被取付部材へのハーネスの固定構造であって、
    前記被取付部材は、前記ハーネスの取付位置の近傍に、互いに係合する係合機構を備えた弾性を有するリブを複数備え、
    前記ハーネスは、前記複数のリブの間に配置された後に前記複数のリブを係合することにより前記複数のリブに挟み込まれた状態で前記被取付部材に取り付けられ固定されている
    ことを特徴とするハーネスの固定構造。
  2. 前記係合機構は、前記複数のリブのうち、一方のリブに形成されたスリットに、他方のリブを挿入して係合する構造からなることを特徴とする請求項1記載のハーネスの固定構造。
  3. 前記係合機構は、前記複数のリブのうち、一方のリブに形成されたスリット及びこのスリットから前記一方のリブの先端部に向かって前記スリット側では前記スリットの長手方向幅より小さく且つ前記先端部側ではそれよりも幅広となる形状で形成された切欠部から構成される被挿入部に、他方のリブを前記切欠部を介して前記スリットに嵌め込むように挿入して係合する構造からなることを特徴とする請求項1記載のハーネスの固定構造。
  4. 前記他方のリブは、前記一方のリブのスリットの周縁部に係合する係合突起を備えてなることを特徴とする請求項2又は3記載のハーネスの固定構造。
  5. 前記ハーネスは、導体が絶縁被覆により覆われた複数の電線を束ねてテープで結束した構造からなるワイヤハーネスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のハーネスの固定構造。
  6. 前記ハーネスは、複数の導体が絶縁被覆により覆われて平面状に並設された構造からなるフラットハーネスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のハーネスの固定構造。
  7. 前記被取付部材は、自動車のバンパーフェイスであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のハーネスの固定構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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