JP2008060045A - フレキシブルフラットケーブル - Google Patents

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秀俊 佐藤
Tomokazu Sawada
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Abstract

【課題】異なる使用長さに適切に対応可能であり、装着時に他の部品と干渉することのないフレキシブルフラットケーブルを提供する。
【解決手段】少なくとも1本の平角導体が絶縁材で被覆されてなるフレキシブルフラットケーブル10であって、フレキシブルフラットケーブル本体16が蛇腹状に折り曲げられ、弾性材料からなり前記フレキシブルフラットケーブル本体16の折曲部12を保持する断面U字形状の保持具14が前記折曲部12に装着されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという。)に関する。
従来のFFCとして特許文献1に記載されているものが提案されている。図10は特許文献1に記載された従来のFFCの斜視図である。
図10において、FFC100は、少なくとも一本の通電可能な平角状の芯線101と、各芯線間及び芯線101と外部との間を絶縁する絶縁フィルム102と、隣接する芯線どうし間隔を保ったまま絶縁フィルム102が芯線101を挟み込むように熱圧着することで絶縁された絶縁部103と、絶縁部103に芯線101の軸方向に対し折り曲げ方向が直角な複数の折り曲げ部106を形成した蛇腹構造部151と、芯線101が電気回路等の隔たった位置にある複数の端子にはんだ付け可能な複数の端子部4とで構成されている。
図11は図10のFFC100の動作を示す斜視図であり、図11(a)はその縮み方向への動作を示す図、図11(b)はその伸び方向への動作を示す図である。
図11(a),(b)に示すように、FFC100の蛇腹構造部151の折り曲げ角を均一に変化させることで、FFC100の直角的伸縮動作を可能としている。
特開平6−36620号公報(図1、図2)
特許文献1に記載のFFC100は、蛇腹構造部151により伸縮する構成になっているが、蛇腹構造部151を一旦伸ばすと、芯線101の剛性によりその形状が保持される。そのため、FFC100を短くして使用したい場合であっても、伸びた蛇腹構造部151を再度短くする作業は大変であるので、伸びたFFC100をそのまま使わざるを得ない。すると、FFC100が弛んだ状態で使用されるので、FFC100が他の部品と干渉して損傷する恐れがあり、使い勝手が良くない。
本発明の目的は、上記問題を解決することにあり、異なる使用長さに適切に対応可能であり、装着時に他の部品と干渉することのないFFCを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 少なくとも1本の平角導体が絶縁材で被覆されてなるFFCであって、FFC本体が蛇腹状に折り曲げられ、弾性材料からなり前記FFC本体の折曲部を保持する断面U字形状の保持具が前記折曲部に装着されたことを特徴とするFFC。
(2) 前記保持具が複数連結された構成であることを特徴とする前記(1)記載のFFC。
(3) 前記保持具が接着剤により前記折曲部に接着されたことを特徴とする前記(1)又は(2)記載のFFC。
(4) 前記保持具が圧入により前記折曲部に装着されたことを特徴とする前記(1)又は(2)記載のFFC。
(5) 前記保持具の幅がFFC本体の幅以上であり、前記折曲部全域に装着されたことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか記載のFFC。
前記(1)の構成によれば、折曲部に弾性材料からなる保持具が装着されているので、伸長力を付与することにより蛇腹部分を所望の長さに伸ばすことができ、また伸長力を解除すると、蛇腹部分は保持具の弾性力により縮小される。
したがって、FFCは、必要とする長さに適切に対応して装着され、FFCが弛んで装着されることがない。
前記(2)の構成によれば、保持具が複数連結された構成であるので、1本のFFCに対する保持具の取り扱いが容易になる。また、複数の保持具が連結されるので、保持具どうしの間でも伸縮性が生じ、FFC全体の伸縮性が向上する。
前記(3)の構成によれば、保持具が接着剤によって折曲部に接着されるので、保持具は脱落することがなく、確実に固着される。
前記(4)の構成によれば、保持具が圧入によって折曲部に装着されるので、他の手段を用いることなく簡単な構成で保持具を折曲部に装着することができる。保持具は折曲部よりもわずかに小さく形成される。
前記(5)の構成によれば、保持具の幅がFFC本体の幅以上であり、折曲部全域に装着されることにより、折曲部全域が保持具により被覆されるので、折曲部が外部部品等との接触により損傷することがない。
本発明によれば、弾性材料からなる保持具によりFFCに伸縮性が生じるので、FFCを複数の異なる所望の長さで適切に装着して使用することができ、FFCが弛んで装着されることがない。したがって、従来のようにFFCが弛んで外部部品と干渉することがなく、FFCの損傷を防止することができる。
また、折曲部が保持具により保持されることから、折曲部が外部部品に接することがなく、折曲部の損傷を防止することができる。
また、1種のFFCで異なる長さでの使用が可能であり、1種のFFCで長さの異なるあらゆる箇所での使用が可能となる。そして、1種のFFCを共用化できるので、設計工数の削減、生産性の効率化、在庫管理の負担軽減が達成される。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態であるFFCの斜視図、図2は保持具の斜視図である。
なお、本実施形態の基本的構成は、図7に示す従来のFFCと同じであるので、同じ構成については説明を省略あるいは簡略化し、異なる構成について詳細に説明する。
FFC10は平角導体からなる芯線(図示せず)を絶縁フィルム11により被覆してなり、一部が蛇腹状に形成されている。図示しないがFFC10の長手方向両端部には複数の芯線が露出しており、電気部品と接続されるようになっている。
FFC10の蛇腹部分13を構成する各折曲部12には、図2に示す保持具14がそれぞれ装着されている。保持具14はゴム、エラストマ等の弾性材料からなり、FFC10の各折曲部12を保持できるように断面U字形状に形成されている。
保持具14の装着は自身の弾性力に抗した折曲部12の圧入によってもよく、また接着剤により保持具14を折曲部12に接着してもよい。後記の他の実施形態についても同様である。
図1に示すFFC10は、FFC本体16の蛇腹部分13を構成する折曲部12に保持具14を装着した状態である。FFC10を矢印で示す方向に引っ張ることにより、蛇腹部分13の折曲部12の間隔が保持具14の弾性力に抗して広がることで蛇腹部分13が伸び、FFC10の長さが当初よりも長くなる。そして、引張力が解除されると、保持具14の自身の弾性力により保持具14が当初の形状に復元し、蛇腹部分13の長さも当初の長さに復元する。
図3は蛇腹部分13が伸びた状態のFFC10の斜視図である。作業者は、FFC10の蛇腹部分13を伸ばした状態でそれぞれの端部を電子部品に固着する。したがって、FFC10の固着作業が容易である。そして、FFC10の両端部を電子部品に固着後、FFC10は保持具14の弾性力により電子部品間の距離とほぼ同じ長さまで短縮し、電子部品間で保持具14の弾性力による弱い緊張状態が維持される。したがって、FFC10が電子部品間で弛むことなく電子部品に固定される。
なお、保持具14の幅方向両端は開放した構成であるが、閉じた構成であってもよい。保持具14の幅方向両端が閉じた構成であれば、保持具両端部の弾性力が加わり復元力が増加するとともに、折曲部12の両端部を保護することができ、折曲部12の端部の損傷を防止することができる。
図4は本発明の第2実施形態である一体形保持具の斜視図である。この一体形保持具24は複数の保持具14が連結部26により並列に連結されて一体成型されたものである。連結部26も保持具14と同じ弾性材料からなるので、弾性力を有し、FFC20の長手方向に伸縮することができる。
図5は図4の一体形保持具24を装着した状態のFFC20の斜視図である。一体形保持具24は一つのFFC20に対して上側用と下側用の2つが用いられ、各保持具14は蛇腹部分13の各折曲部12に装着される。
図6は図5のFFC20を伸長した状態の斜視図である。FFC20の蛇腹部分13の伸長に伴い、一体形保持具24も弾性力により伸長する。そして、FFC20が伸長した状態でFFC20の両端を電気部品に固着後、FFC20は一体形保持具24の弾性力により短縮し、電子部品間の距離とほぼ同じ長さになる。FFC20は電子部品間で一体形保持具24の弾性力による弱い緊張力が維持される。
一体形保持具24により折曲部12を保持することにより、各折曲部12を整列状態に維持することができる。また、一体形保持具24の連結部26による弾性力が復元力に加わるので、蛇腹部分13の短縮時の復元力が大きくなり、FFC20の長さを適正長に維持することができる。
図7は本発明の第3実施形態の一体形保持具34の斜視図である。この一体形保持具34は図5の一体形保持具24の各保持具14の両端部が閉じた構成である。
図8は図7の一体形保持具34を装着した状態のFFC30の斜視図であり、図9は図8のFFCを伸長した状態の斜視図である。第3実施形態の一体形保持具34による作用は、第2実施形態の一体形保持具24の作用と同じである。更に加えて、保持具14の両端部が閉じている分、両端部による弾性力が復元力に加わるので、蛇腹部分13の短縮時の復元力が更に大きくなり、FFC30の長さを適正長に維持することができる。更に、保持具14の両端部が閉じていることにより、折曲部12の両端部を保護することができ、折曲部12が外部部品に接触して傷つくことがない。
なお、上記実施形態において、保持具14の幅はFFC本体16の幅以上であることにより、折曲部12の全域を保護できるので好ましいが、保持具14の幅はFFC本体16の幅以下であってもよい。
上記実施形態のFFC10,20,30は客室の大きさ(長さ)が異なる車両の電気部品の接続に共用でき、ドアの開閉部の電気部品の接続や、スライドドアの電気部品の接続に好ましく用いられる。
本発明の実施形態であるFFCの斜視図である。 保持具の斜視図である。 図1のFFCを伸長した状態の斜視図である。 本発明の第2実施形態である一体形保持具の斜視図である。 図4の一体形保持具を装着した状態のFFCの斜視図である。 図5のFFCを伸長した状態の斜視図である。 本発明の第3実施形態の一体形保持具の斜視図である。 図7の一体形保持具を装着した状態のFFCの斜視図である。 図8のFFCを伸長した状態の斜視図である。である。 従来のFFCの斜視図である。 図10のFFCの動作を示す斜視図であり、図11(a)はその縮み方向への動作を示す図、図11(b)はその伸び方向への動作を示す図である。
符号の説明
10,20,30 フレキシブルフラットケーブル(FFC)
11 絶縁フィルム
12 折曲部
13 蛇腹部分
14 保持具
16,26 連結部

Claims (5)

  1. 少なくとも1本の平角導体が絶縁材で被覆されてなるフレキシブルフラットケーブルであって、フレキシブルフラットケーブル本体が蛇腹状に折り曲げられ、弾性材料からなり前記フレキシブルフラットケーブル本体の折曲部を保持する断面U字形状の保持具が前記折曲部に装着されたことを特徴とするフレキシブルフラットケーブル。
  2. 前記保持具が複数連結された構成であることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルフラットケーブル。
  3. 前記保持具が接着剤により前記折曲部に接着されたことを特徴とする請求項1又は2記載のフレキシブルフラットケーブル。
  4. 前記保持具が圧入により前記折曲部に装着されたことを特徴とする請求項1又は2記載のフレキシブルフラットケーブル。
  5. 前記保持具の幅がフレキシブルフラットケーブル本体の幅以上であり、前記折曲部全域に装着されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のフレキシブルフラットケーブル。
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