JPH10204525A - 高周波誘導加熱装置 - Google Patents

高周波誘導加熱装置

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JPH10204525A
JPH10204525A JP9010103A JP1010397A JPH10204525A JP H10204525 A JPH10204525 A JP H10204525A JP 9010103 A JP9010103 A JP 9010103A JP 1010397 A JP1010397 A JP 1010397A JP H10204525 A JPH10204525 A JP H10204525A
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fitting
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幸治 神谷
Toshihiro Nishiwaki
俊博 西脇
Shigeyuki Kinoshita
茂幸 木下
Hirofumi Minami
浩文 南
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    • Y02P10/25Process efficiency

Abstract

(57)【要約】 【課題】金型鋳造により形成したワークのチル化した組
織の端部を効果的に高周波誘導により焼鈍する装置を提
供する。 【解決手段】ワークWの被加熱部位11,13の形状に
合わせて形成され、前記被加熱部位11,13に嵌脱が
自在な支持部材4と、この支持部材4の外周に巻設され
た加熱コイル6とを有し、加熱コイル6は、コイルの間
隔sを変えて前記支持部材4の外周に巻設されているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型鋳造により形
成したワークのチル化した組織の端部を効果的に焼鈍す
る熱処理装置に係り、特にエンジンのカムシャフトのよ
うな耐摩耗性が必要なワークの焼鈍に好適な高周波誘導
加熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用エンジンのカムシャフト
は、高回転でバルブを開閉させるロッカーアームをカム
シャフトのカムにより駆動するので、高い耐摩耗性と高
い寸法精度が要求されている。この要求を満足させるた
めカムシャフトの製造は、高温の溶湯を重力により金型
のキャビティ内に注入するグラビティ鋳造法と呼ばれる
製造方法がとられている。この製造方法は特に熱伝導性
の高い金型が使用されるので、高温の溶湯を急冷させて
微細な組織を有する強度の高いカムシャフトを製造する
のに有効であるが、カムシャフトの端部には軸受、或い
はプーリを取り付ける必要があり、この軸受、或いはプ
ーリ内径に対する精度が必要とされるため、研磨加工を
行っていた。この研磨加工を可能にするため、カムシャ
フトの端部は高周波誘導加熱装置により焼鈍が行なわれ
ていた。
【0003】この高周波誘導加熱装置による焼鈍の従来
例を図5ないし図11に基づいて説明する。まず、図5
は、自動車のエンジン等に使用されるカムシャフトを示
すもので、同図において、カムシャフト30には両側の
端部31,34が形成され、一方の端部31には、プー
リを取り付けるためのプーリ取付けボス32が形成され
ている。端部31,34の間には、複数のカム35,3
5・・がカムシャフト30と一体に形成されている。こ
のカムシャフト30の金型を図6に示す。同図におい
て、カムシャフト30の金型40は、カムシャフト30
の形状に合わせたキャビティ41を有する2個の中子4
2,42を装着しており、この中子42,42の間には
湯口43aに連通する垂直ランナ43が設けられてい
る。また、この垂直ランナ43には、水平ランナ44が
連通されており、この水平ランナ44は、ゲート45を
介して前記キャビティ41に連通されている。
【0004】また、カムシャフト30は、前記金型40
で前記プーリ取付けボス32に捨代33を付けた大径の
状態で鋳造し、鋳造後に、この捨代33を切削除去して
いた。そのため、このプーリ取付けボス32を研磨加工
が可能なレベルまで硬度を下げるために焼鈍する必要が
あり、図7に示す高周波加熱装置50により加熱を行っ
ていた。この高周波加熱装置50は、小径部51aと大
径部51bを持つ支持パイプ51の内周51cに断熱材
52を周設し、この支持パイプ51の外周に加熱コイル
53を巻設したものである。カムシャフト30の焼鈍
は、両側の端部31,34に、高周波加熱装置50の大
径部51bを嵌装して加熱コイル53に通電して行う。
【0005】図8は、カムシャフト30の焼鈍後に、捨
代33(図5参照)を切削除去をしてプーリ取付けボス
32の概形を形成したもので、図9は、前記概形に沿っ
たb1 〜b14の位置における硬度(ロックウェル硬度,
HRC)を測定し、その結果を示したものである。図9
に示すように、カムシャフト30の端部31のb1 〜b
4 の位置では、適切な焼鈍効果が現れて硬度が低下して
おり、カムシャフト30の端部正面の穴明け加工等が容
易になる。ところで、上記の加工方法によれば、カムシ
ャフト30の端部31に無駄な捨代33(図5参照)を
付けておき、カムシャフト30の焼鈍後に前記捨代33
を切削除去しなければならず、工数や材料費が嵩むとい
う不具合がある。そのため、始めから金型40のキャビ
ティ41に捨代を作らずに、図10に示すように、カム
シャフト30′のプーリ取付けボス32′の寸法形状通
りにキャビティ41を形成し、この金型40により鋳造
されたカムシャフト30′を前記高周波加熱装置50に
より焼鈍する方法も提案されていた。
【0006】しかしながら、上記キャビティ41により
形成されたカムシャフト30′のプーリ取付けボス3
2′は、高周波加熱装置50により焼鈍を行っても、図
11に示すように硬度が余り低下せず(図中の符号b1
′〜b14′は、図8および図9における位置b1 〜b4
に対応する)、穴明け加工等に非常に工数が掛かって
しまうという不具合が発生していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点に鑑みなされたもので、鋳造によりワークの所定部
位を予め所定の形状に形成しても、当該所定部位におけ
る焼鈍を高周波誘導により効果的に行うことのできる高
周波加熱装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ワークの被加熱部位の形状に合わせて形
成され、前記被加熱部位に嵌脱が自在な支持部材と、こ
の支持部材の外周に巻設された加熱コイルとを有し、前
記加熱コイルは、間隔を変えて前記支持部材の外周に巻
設する構成としたものである。また、前記ワークの前記
被加熱部位は、凸状の大径部と、この大径部から突出す
る小径部とからなり、前記支持部材には前記被加熱部位
の前記大径部および前記小径部に嵌脱が自在な第1嵌合
部と第2嵌合部が形成されるとともに前記第2嵌合部一
端には前記第2嵌合部よりも小径の突出部が形成され、
前記加熱コイルは、前記第1嵌合部、第2嵌合部および
前記突出部で均一な間隔で巻設され、前記第2嵌合部と
前記大径部の間の外径変化部では他の部位よりも広い間
隔で巻設する構成としたものである。
【0009】また、前記支持部材の前記第1嵌合部の内
周面と、前記ワークの大径部との間隙は、前記支持部材
の第2嵌合部の内周面と前記ワークの小径部との間隙よ
りも大きく形成する構成としたものである。また、前記
ワークは、大径部であるシャフトの一端に小径部が突出
して形成され、この小径部にプーリ取付けボスが形成さ
れたカムシャフトであることを特徴とするものである。
また、前記支持部材の内周には、断熱材を周設したこと
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の高周波誘導加熱装
置をカムシャフトに装着した正面図、図2は、図1のカ
ムシャフトを鋳造するための金型の断面図、図3は、図
1のカムシャフトの端部の硬度の測定位置を示す図、図
4は、図1のカムシャフトの端部の硬度の測定結果を示
すグラフである。
【0011】まず、本発明の高周波誘導加熱装置Aが装
着されるワークであるカムシャフトWについて、図1に
基づいて簡単に説明する。カムシャフトWは、鋳造成形
により複数のカム15,15,15・・・が一体に形成
された軸部10と、シリンダヘッドに軸支される両端の
大径部11,12とにより形成され、一方の大径部11
には大径部11よりも小径の小径部であるプーリ取付け
ボス13が形成され、大径部11とプーリ取付けボス1
3の間は外径変化部である段部14が形成されている。
このプーリ取付けボス13は後工程でドリル等の工具で
穴明けや切削等の所定の加工が施されてプーリが取り付
けられるものである。
【0012】このカムシャフトWは、図2に示す金型2
0により鋳造される。この金型20は、カムシャフトW
の形状に合わせたキャビティ21を有する2個の中子2
2,22を装着しており、この2個の中子22,22の
中央には上下に垂直ランナ23が形成され、この垂直ラ
ンナ23の上端には湯口23aが形成されている。ま
た、この垂直ランナ23の下端には左右に連通する水平
ランナ24が形成され、この水平ランナ24よりゲート
25を介してキャビティ21と連通しており、このキャ
ビティ21の上部には湯上がり21aが形成されてい
る。また、キャビティ21において前記カムシャフトW
のプーリ取付けボス13に相当する部分であるゲート2
5の上部25aは、プーリ取付けボス13と同一径に形
成されており、このゲート25の上部25aの下部には
大径部25bが形成されている。大径部25bは、ゲー
ト25の上部25aに充填された溶湯の急激な温度降下
を緩和して、プーリ取付けボス13の硬度を低下させる
効果がある。
【0013】上記のように構成された金型20には、湯
口23aより溶湯が注湯され、溶湯は垂直ランナ23か
ら水平ランナ24およびゲート25を通ってキャビティ
21に供給される。ゲート25を介してキャビティ21
に供給された溶湯は、キャビティ21の下端側からキャ
ビティ21内に充填されていく。キャビティ21の上端
には湯上がり21aが開設されているので、キャビティ
21に溶湯が充填されることにより、キャビティ21内
の空気がこの湯上がり21aから押し出されるようにな
っている。この金型20により鋳造されたカムシャフト
Wは、プーリ取付けボス13の研摩加工において、プー
リ取付けボス13の径寸法が所定の寸法になっているの
で、捨代の切削除去作業が不要となり、後工程での工数
が掛からず簡単に加工できるようになる。
【0014】次に、このカムシャフトWの被加熱部位に
取付けられる本発明の高周波誘導加熱装置Aについて、
図1ないし図4に基づいて説明する。この高周波誘導加
熱装置Aは、図1に示すように、第1嵌合部1と、第2
嵌合部2と、第2嵌合部2の一端から突出して形成され
た第2嵌合部2より小径の突出部3とから形成された支
持部材である断熱支持パイプ4と、この内周に周設され
た断熱材5と、断熱支持パイプ4の外周に巻設された加
熱コイル6とから構成されている。第1嵌合部1は大径
部11に嵌脱自在な内径を有するように形成され、第2
嵌合部2はプーリ取付けボス13に嵌脱自在な内径を有
するように形成されていて、断熱支持パイプ4はカムシ
ャフトWの被加熱部位である端部に着脱自在である。そ
して、加熱コイル6に通電しながら断熱支持パイプ4を
嵌装したカムシャフトWを図示しない回転装置で回転し
ながら加熱して、焼鈍を行う。
【0015】この実施形態において、第1嵌合部1,第
2嵌合部2および突出部3の外周に巻設される加熱コイ
ル6a,6b,6cはそれぞれ均等間隔でコイルが巻設
されているが、加熱コイル6bと加熱コイル6cの間の
間隔sは広くなっている。この広い間隔sの位置は、断
熱支持パイプ4内にカムシャフトWの端部を挿入した時
に、カムシャフトWの大径部11とプーリ取付けボス1
3との間の段部14に相当する位置であり、本実施例で
は、この広い間隔sの寸法を、段部14を中心として両
側に均等に振り分けている。また、この実施形態では、
断熱支持パイプ4の第1嵌合部1の内周面とカムシャフ
トWの大径部11との間隙δを、第2嵌合部2とプーリ
取付けボス13との間隙よりも大きくしてある。このよ
うに、断熱支持パイプ4とカムシャフトWとの間隙を適
宜に調整することにより、焼鈍時における加熱温度を調
整することが可能になる。
【0016】上記のように形成されたカムシャフトWの
端部の被加熱部位を前記高周波誘導加熱装置Aにより焼
鈍し、図3に示すような軸部10,大径部11及びプー
リ取付けボス13の位置a1 〜a14の硬度を測定し、そ
の結果を示したものが図4にのグラフである。このグラ
フにおいて横軸はa1 〜a14の位置を表し、縦軸は硬度
を表している。この高周波誘導加熱装置Aによる焼鈍
は、カムシャフトWの段部14付近の加熱コイル6の間
隔を広くしているために、加熱コイル6によって段部1
4付近に発生する誘導電流は段部14付近に集中せず、
急激な熱の発生も抑えられるので効果的な焼鈍となって
いる。従って、このグラフによれば、研摩加工が必要な
プーリ取付けボス13のa1〜a4 の位置の硬度が確実
に低下しており、穴明け加工等がやり易くなることを示
している。
【0017】上述した実施の形態においては、ワークと
してカムシャフトWの例を説明したが、本発明は、上述
した実施の形態に限定されるものではない。また、被加
熱部位の形状が一定形状,不定形状に関わらず、本発明
の適用が可能である。また、加熱コイル6の間隔を適宜
調整することでカムシャフトWを加熱する誘導電流の集
中度合いを調整することも可能である。また、カムシャ
フトWと断熱支持パイプ4の内周面との間隔を適宜調整
することにより、カムシャフトWの硬度を調整すること
も可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、ワークの所定部位が予め所定の形状に形成されてい
ても、当該所定部位における焼鈍を高周波誘導により効
果的に行うことができるようになり、捨代の切削除去作
業等が不要となり、加工コストの低減を図ることができ
る。また、支持部材の加熱コイルの間隔、または、支持
部材の内周面とワークとの間隙を適宜に調整することに
より、前記被加熱部位を適正な硬度にすることができる
ようになる。特に、本発明は自動車用エンジンのカムシ
ャフトのように高い耐摩耗性と高い寸法精度が要求され
るワークに適しており、このようなワークに本発明を適
用することにより、上記要求を満足しつつ加工工数を大
幅に削減することができるという顕著な効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波誘導加熱装置をカムシャフトに
装着した正面図である。
【図2】図1のカムシャフトを鋳造するための金型の断
面図である。
【図3】図1のカムシャフトの端部の硬度の測定位置を
示す図である。
【図4】図1のカムシャフトの端部の硬度の測定結果を
示すグラフである。
【図5】従来のカムシャフトを示す正面図である。
【図6】従来のカムシャフトを鋳造するための金型の断
面図である。
【図7】従来の高周波誘導加熱装置を示す断面図であ
る。
【図8】従来のカムシャフトの端部の硬度の測定位置を
示す図である。
【図9】従来のカムシャフトの端部の硬度を測定したグ
ラフである。
【図10】従来の高周波誘導加熱装置を示す断面図であ
る。
【図11】従来のカムシャフトの端部の硬度を測定した
グラフである。
【符号の説明】
A 高周波誘導加熱装置 W カムシャフト 1 第1嵌合部 2 第2嵌合部 3 突出部 4 断熱支持パイプ 5 断熱材 6 加熱コイル 10 軸部 11 大径部 12 大径部 13 プーリ取付けボス(小径部) 14 段部(外径変化部) 15 カム 20 金型 21 キャビティ 22 中子 23 垂直ランナ 24 水平ランナ 25 ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 浩文 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研工 業株式会社鈴鹿製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの被加熱部位の形状に合わせて形
    成され、前記被加熱部位に嵌脱が自在な支持部材と、こ
    の支持部材の外周に巻設された加熱コイルとを有し、 前記加熱コイルは、間隔を変えて前記支持部材の外周に
    巻設されていること、 を特徴とする高周波誘導加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記ワークの前記被加熱部位は、凸状の
    大径部と、この大径部から突出する小径部とからなり、 前記支持部材には前記被加熱部位の前記大径部および前
    記小径部に嵌脱が自在な第1嵌合部と第2嵌合部が形成
    されるとともに前記第2嵌合部の一端には前記第2嵌合
    部よりも小径の突出部が形成され、 前記加熱コイルは、前記第1嵌合部、第2嵌合部および
    前記突出部で均一な間隔で巻設され、前記第2嵌合部と
    前記大径部の間の外径変化部では他の部位よりも広い間
    隔で巻設されていること、 を特徴とする請求項1に記載の高周波誘導加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材の前記第1嵌合部の内周面
    と、前記ワークの大径部との間隙は、前記支持部材の第
    2嵌合部の内周面と前記ワークの小径部との間隙よりも
    大きく形成したこと、 を特徴とする請求項2に記載の高周波誘導加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記ワークは、大径部であるシャフトの
    一端に小径部が突出して形成され、この小径部にプーリ
    取付けボスが形成されたカムシャフトであること、 を特徴とする請求項2または請求項3に記載の高周波誘
    導加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材の内周には断熱材を周設し
    たこと、を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載の高周波誘導加熱装置。
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