JPH10203654A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH10203654A
JPH10203654A JP701597A JP701597A JPH10203654A JP H10203654 A JPH10203654 A JP H10203654A JP 701597 A JP701597 A JP 701597A JP 701597 A JP701597 A JP 701597A JP H10203654 A JPH10203654 A JP H10203654A
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JP
Japan
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Application number
JP701597A
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English (en)
Inventor
Jiyun Kusakabe
盾 日下部
Toru Nibu
亨 丹生
Hiroyuki Kobayashi
宏至 小林
Hiroyuki Harada
裕行 原田
Kazuhisa Kondo
一寿 近藤
Masahiro Sako
雅浩 迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原稿が搬送方向に対して斜めにセットされるの
を防止することができる自動原稿搬送装置を提供する。 【解決手段】原稿幅規制ガイド9a,9bを連動してス
ライドさせるためのスライド機構35には、原稿搬送方
向に関して所定間隔をあけてクリック機構200,20
1が設けられている。クリック機構200には、ベース
36上に取り付けられた係合爪202と、ラック39に
形成された複数の被係合部203〜207とが含まれて
いる。クリック機構201には、ベース36上に取り付
けられた係合爪208と、ラック40に形成された複数
の被係合部209〜213とが含まれている。原稿幅規
制ガイド9a,9bを各原稿サイズにそれぞれ対応する
位置までスライドさせたときに、係合爪202および係
合爪209がそれぞれ被係合部203〜207および被
係合部209〜213のいずれかに係合される。これに
より、原稿幅規制ガイド9a,9bの間隔は2箇所で決
定されることになり、互いに平行が保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば複写
機、ファクシミリ装置、画像読取装置などの画像処理装
置に適用される自動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば複写機に装着され
て、原稿載置板上にセットされた原稿を、複写機のコン
タクトガラス上に自動的に供給するようにした自動原稿
搬送装置が知られている。自動原稿搬送装置には、通
常、搬送すべき原稿を搬送方向に直交する方向(原稿の
幅方向)に関して位置決めするために、互いに対向した
状態で搬送方向に延びた一対の原稿幅規制ガイドが備え
られている。原稿のセット時には、一対の原稿幅規制ガ
イドを互いに近接または離間する方向へスライドさせ
て、一対の原稿幅規制ガイドの間隔を原稿の幅に合わせ
たうえで、原稿を原稿幅規制ガイドに沿わせて原稿載置
板上に載置する。これにより、原稿は幅方向に関して位
置決めされ、複写機のコンタクトガラス上の所定位置に
ずれることなく供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、原稿幅規制
ガイドをスライドさせた際に、原稿幅規制ガイドが原稿
搬送方向に対して斜めになってしまうことがあった。原
稿幅規制ガイドが斜めになると、原稿が搬送方向に対し
て斜めにセットされてしまい、その結果、原稿が複写機
のコンタクトガラス上に搬送方向に対して斜めに送り込
まれて、原稿画像が用紙に対して斜めに形成されるおそ
れがある。
【0004】そこで、この発明の目的は、原稿が搬送方
向に対して斜めにセットされるのを防止することができ
る自動原稿搬送装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の自動原稿搬送装置は、原稿載置板
と、原稿載置板に載置された原稿を所定の搬送方向に搬
送するための搬送手段と、原稿載置板上に設けられてお
り、原稿載置板上の原稿を搬送方向に直交する方向に関
して位置決めするための一対の原稿幅規制ガイドと、一
対の原稿幅規制ガイドを相互に近接する方向および相互
に離間する方向へ連動してスライド移動させるスライド
機構と、スライド機構に設けられており、一方の原稿幅
規制ガイドと他方の原稿幅規制ガイドとの間隔が原稿サ
イズに応じた所定間隔となるように、一対の原稿幅規制
ガイドのスライド量を決定するクリック機構と、を含
み、上記クリック機構は、原稿搬送方向に所定の間隔を
あけて複数個設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0006】また、請求項2記載の発明は、上記スライ
ド機構は、原稿載置板に固定されるベースを備えてお
り、上記クリック機構は、ベース上に取り付けられて原
稿搬送方向と直交する方向に延びた弾性を有する係合爪
と、一方の原稿幅規制ガイドから原稿搬送方向と直交す
る方向に延びた係合アームとを有し、係合アームは、係
合爪が係合可能な複数の被係合部を係合アームの長さ方
向に所定間隔をあけて有するものであることを特徴とす
る請求項1記載の自動原稿搬送装置である。
【0007】以上の構成によれば、一対の原稿幅規制ガ
イドのスライド量を決定するクリック機構が、原稿搬送
方向に所定の間隔をあけて複数個設けられているので、
一方の原稿幅規制ガイドと他方の原稿幅規制ガイドとの
間隔は複数箇所で決定される。これにより、一対の原稿
幅規制ガイドをスライドさせても、互いの平行度を保つ
ことができる。すなわち、原稿幅規制ガイドが原稿の搬
送方向に対して斜めになることがない。ゆえに、原稿が
搬送方向に対して斜めなった状態にセットされることが
ない。
【0008】また、係合爪が係合アームに形成された被
係合部に係合されると、一対の原稿幅規制ガイドの間隔
が原稿サイズに応じた所定間隔となる。すなわち、一対
の原稿幅規制ガイドの間隔を、同一の原稿サイズに関し
て常に一定に保つことができる。請求項3記載の発明
は、上記スライド機構は、原稿幅規制ガイドに一体移動
するラックと、このラックを駆動するピニオンとを含
み、上記ラックが上記係合アームを兼用していることを
特徴とする請求項2記載の自動原稿搬送装置である。
【0009】請求項3記載の構成によれば、スライド機
構に含まれるラックを係合アームとして兼用することに
より、係合アームを別途設ける必要がなく、装置を構成
する部品点数を削減することができる。ゆえに、装置の
コストを削減することができる。なお、この構成におい
て、ラックとピニオンの噛み合い位置の背面に複数の係
合部を形成するのが好ましい。なぜなら、このように構
成することにより、係合爪の弾性力によってラックがピ
ニオンに向けて付勢されるので、ラックがピニオンから
離れる方向に撓むのを防ぐことができるからである。ま
た、上記のように構成することによって、係合爪とピニ
オンとによってラックが挟まれた状態となり、ラックの
スライド移動をスムーズに案内することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態と
して、複写機用の循環型の自動原稿搬送装置を例にとっ
て詳しく説明する。しかし、この発明にかかる自動原稿
搬送装置は、循環型に限られるものではない。また、複
写機用の自動原稿搬送装置に限られるものではなく、フ
ァクシミリ装置用の自動原稿搬送装置、コンピュータな
どに接続される画像読取装置用の自動原稿搬送装置にも
適用することができるものである。
【0011】図1は、この発明の一実施形態にかかる循
環型原稿搬送装置の内部構成を簡略化して示す正面側か
ら見た断面図である。また、図2は、図1に示す循環型
原稿搬送装置を一部切り欠いて示す斜視図である。図1
を参照しつつ図2を適宜参照して、循環型原稿搬送装置
1は、複写機本体2の上面に装着されて、複写機本体2
の上面に配置されたコンタクトガラス3上に原稿を自動
的に供給するとともに、画像が読み取られた後の原稿を
元の位置に戻すことで、原稿をコンタクトガラス3上に
再供給できるものである。循環型原稿搬送装置1は、コ
ンタクトガラス3のカバーを兼ねており、原稿をコンタ
クトガラス3上に手動でも配置できるように、奥側を中
心に上方に開くようにされている。
【0012】複写機本体2の上面手前側には、図2に示
すように、プリントキー4およびテンキー5などの操作
キーや表示部6などが配置された操作パネル7が備えら
れている。複写機本体2および循環型原稿搬送装置1に
対する操作などは、この操作パネル7を介して行う。循
環型原稿搬送装置1の上面中央には、コンタクトガラス
3に供給する原稿を載置するための原稿載置板8が備え
られている。原稿載置板8上には、たとえばA5(日本
工業規格A列5番)〜A3(日本工業規格A列3番)サ
イズの原稿を載置することができる。また、原稿載置板
8上には、原稿載置板8上に載置された原稿を原稿搬送
方向に直交する方向(原稿幅方向)に関して位置決め
し、かつ原稿載置板8上に戻されてくる原稿をガイドす
るための一対の原稿幅規制ガイド9a,9bが備えられ
ている。原稿幅規制ガイド9a,9bは、レール10に
沿って互いに近接する方向または離反する方向へ連動し
て移動するようにされており、原稿載置板8上に載置さ
れる原稿幅に合わせるように手動で操作される。
【0013】なお、原稿幅規制ガイド9a,9bを連動
して移動させるための機構については、後に詳しく説明
する。原稿載置板8にはさらに、載置された原稿を所定
のセット位置に導くとともに、セット位置にセットされ
た原稿の搬送を開始するための2本の給送ベルト11,
12が配設されている。具体的には、図2に示すよう
に、2本の給送ベルト11,12は、原稿搬送方向と直
交する方向に並列に配置されている。
【0014】給送ベルト11の手前側には、原稿載置板
8上に原稿が載置されたことを検知するためのプリセッ
トスイッチ13が配置されている。使用者によって原稿
が原稿載置板8上に載置されると、プリセットスイッチ
13がオンになり、給送ベルト11,12の駆動が開始
される。この給送ベルト11,12の駆動によって、原
稿載置板8上に載置された原稿は、矢印100方向(図
1における左側)に移送される。
【0015】原稿搬送方向に関してプリセットスイッチ
13の下流側には、セットスイッチ14が配置されてい
る。給送ベルト11,12は、移送される原稿によって
セットスイッチ14がオンされてから、所定時間が経過
した後に停止されるようになっている。これにより、原
稿は所定のセット位置にセットされる。また、給送ベル
ト11,12の下流側には、セットされる原稿の前端を
規制するための前端規制部材15が備えられており、原
稿が上記セット位置よりも原稿搬送方向下流側に流れ込
むのが防止されている。また、前端規制部材15は、装
置の取扱いに不慣れな使用者によって、原稿が上記セッ
ト位置より原稿搬送方向下流側に差し込まれるのを防ぐ
役割も果たしている。
【0016】このようにして原稿のセットが完了した状
態で、複写機本体2に備えられているプリントキー4が
押されると、給送ベルト11,12の上方のホームポジ
ション(図1に実線で示す位置)に待機している仕切ユ
ニット17が、セットされた原稿のサイズに応じた距離
だけ原稿搬送方向と逆方向に移動される(図1に二点鎖
線で示す位置)。仕切ユニット17には、仕切ユニット
17内に退避した非作用状態と、原稿載置板8上に戻さ
れてくる原稿の前端を規制する作用状態とに変位可能な
仕切バー18が備えられている。原稿搬送時には、仕切
バー18が作用状態に下ろされて、後述する原稿排出部
30から原稿載置板8上へ戻されてくる原稿の前端が揃
えられるとともに、未搬送原稿と搬送済原稿とが仕切ら
れる。
【0017】また、原稿排出部30の内部のホームポジ
ション(図1に実線で示す位置)に待機している2枚の
作用板19,20が、セットされた原稿のサイズに応じ
た距離だけ原稿搬送方向に移動される(図1に二点鎖線
で示す位置)。作用板19,20は、原稿載置板8の下
方において連結板71によって連結されており、原稿載
置板8に原稿搬送方向と直交する方向に間隔をおいて形
成されたガイドレール72,73に沿って、一体に移動
されるようになっている。
【0018】また、作用板19,20は、その移動方向
と直交する方向から見たときの形状が、原稿搬送方向に
登り傾斜辺を有する略直角三角形状の板状体である。ゆ
えに、原稿載置板8上に最初に戻されてきた原稿は、こ
の作用板19,20の傾斜辺に案内されて、その先端が
セット位置にセットされている未搬送原稿の後端にぶつ
かったりせず、その上に戻される。
【0019】一方、給送ベルト12の上方に設けられた
加圧部材16が、図1に実線で示す上昇位置から二点鎖
線で示す降下位置に変位されて、セット位置にセットさ
れている原稿の先端が給送ベルト12に押し付けられ
る。そして、前端規制部材15が下方に下げられて、給
送ベルト11,12の駆動が再開されると、原稿の搬送
が開始される。
【0020】原稿搬送方向に関して前端規制部材15の
下流側には、分離ローラ21が配置されており、この分
離ローラ21に対向して分離ベルト22が設けられてい
る。給送ベルト11,12によって送られてきた原稿
(原稿束)は、分離ローラ21および分離ベルト22に
よって分離されて、その最下方の原稿のみが原稿搬送路
23に送り出される。
【0021】原稿搬送路23に送り出された原稿が、原
稿搬送路23上に設けられたレジストスイッチ24に到
達し、レジストスイッチ24がオンされてから所定時間
が経過すると、給送ベルト11,12、分離ローラ21
および分離ベルト22の駆動が停止される。このとき、
原稿の先端部分はレジストローラ25とレジスト/反転
ローラ26とのニップ位置に充分に当接しており、原稿
先端部には所定量のたわみが作られている。これによ
り、原稿が原稿搬送路23に対して斜めになった状態で
送られる、いわゆる原稿の斜め送りが防止される。
【0022】その後、複写機本体2の動作とタイミング
が合わされて、レジストローラ25およびレジスト/反
転ローラ26が回転駆動開始されることにより、原稿の
搬送が再開される。レジストローラ25およびレジスト
/反転ローラ26は、駆動開始されてからの所定時間は
相対的に遅い速度で回転され、その後は相対的に速い速
度で回転される。この遅い速度で回転される所定時間
は、原稿のたわみを吸収するのに充分な時間に設定され
ている。ゆえに、原稿のたわみが緩やかになくされるの
で、原稿がたわみのある状態から急激に引っ張られたと
きに生じる機能音(原稿がはじける音)が発生しない。
【0023】レジストローラ25およびレジスト/反転
ローラ26によって送られた原稿は、搬送ベルト27に
よって複写機本体2のコンタクトガラス3上の所定位置
に配置される。配置された原稿の一方面に形成されてい
る画像のみを読み取る場合には、そのまま複写機によっ
て原稿画像が読み取られる。一方、配置された原稿の両
面に形成されている画像を読み取る場合には、画像の読
取動作が行われる前に、原稿が反転させられる。
【0024】具体的には、コンタクトガラス3上に配置
された原稿は、搬送ベルト27によって反転経路28に
引き戻される。引き戻された原稿は、搬送ベルト27、
レジスト/反転ローラ26および反転ローラ29、なら
びにレジストローラ25およびレジスト/反転ローラ2
6によって反転経路28に沿って搬送されて、搬送ベル
ト27によってコンタクトガラス3上に再び配置され
る。そして、複写機による画像読取動作が行われて、原
稿の裏面に形成された画像が読み取られる。その後、原
稿が再度反転させられて、原稿の表面に形成された画像
が読み取られる。
【0025】画像が読み取られた後の原稿は、搬送ベル
ト27によって原稿排出部30に送られる。原稿排出部
30に送られた原稿は、排出ローラ対31によって排出
経路32に沿って搬送されて、排出ローラ対33によっ
て原稿載置板8上に排出される。すなわち、画像が読み
取られた原稿は、原稿載置板8上に戻されることにな
る。
【0026】図3は、セットされた原稿の幅を検知する
ための原稿幅検知機構の平面図である。原稿幅検知機構
34は、原稿載置板8の下方に備えられており、原稿幅
規制ガイド9a,9bの移動量によって原稿のサイズ
(原稿幅)を検知するための機構である。原稿幅検知機
構34には、原稿幅規制ガイド9a,9bを互いに連動
してスライドさせるためのスライド機構35と、原稿幅
規制ガイド9bの移動量に応じた電圧を出力する原稿幅
検知センサ42とが含まれている。
【0027】スライド機構35には、原稿載置板8に取
付固定されるベース36と、ベース36上に矢印101
方向と直交する方向に所定間隔をおいて設けられた第1
ピニオン37および第2ピニオン38と、第1ピニオン
37に噛み合ったラック39と、第2ピニオン38に噛
み合ったラック40と、ラック39およびラック40の
間に設けられた連動平板41とが備えられている。
【0028】ラック39,40の一方端部には、原稿幅
規制ガイド9aがラック39,40に跨がった状態で取
り付けられており、ラック39,40は、原稿幅規制ガ
イド9aのスライドに連動して、ベース36の上面に沿
ってスライドされる。また、連動平板41の一方端部に
は、原稿幅規制ガイド9bが取り付けられており、連動
平板41は、原稿幅規制ガイド9bのスライドに連動し
て、ベース36の上面に沿ってスライドされる。
【0029】連動平板41の矢印101方向と直交する
方向の両端縁には、それぞれギア面41a,41bが形
成されており、ギア面41aは第1ピニオン37と噛み
合い、ギア面41bは第2ピニオン38と噛み合ってい
る。すなわち、ラック39と連動平板41のギア面41
aとは、互いに対向した状態で第1ピニオン37に噛合
されている。また、ラック40と連動平板41のギア面
41bとが、互いに対向した状態で第2ピニオン38に
噛合されている。
【0030】上記のような構成であるから、たとえば、
原稿幅規制ガイド9aを原稿幅規制ガイド9bに近接す
る方向にスライドさせると、原稿幅規制ガイド9aのス
ライドに伴ってラック39,40が矢印101方向にス
ライドされる。これにより、第1ピニオン37が図3に
おける時計回りに回転し、第2ピニオン38が図3にお
ける反時計回りに回転される。そして、この第1ピニオ
ン37および第2ピニオン38の回転によって、連動平
板41が矢印101方向と反対方向にスライドされるか
ら、原稿幅規制ガイド9bは原稿幅規制ガイド9aに近
接する方向に移動される。
【0031】また、たとえば、原稿幅規制ガイド9bを
原稿幅規制ガイド9aと離反する方向にスライドさせる
と、原稿幅規制ガイド9bのスライドに伴って連動平板
41が矢印101方向にスライドされる。すると、第1
ピニオン37が図3における反時計回りに回転し、第2
ピニオン38が図3における時計回りに回転される。こ
の第1ピニオン37および第2ピニオン38の回転によ
って、ラック39,40が矢印101方向と反対方向に
スライドされるから、原稿幅規制ガイド9aは原稿幅規
制ガイド9bと離反する方向に移動される。
【0032】このように、原稿幅規制ガイド9a,9b
のうちのどちらか一方を、他方に近接する方向または離
反する方向にスライドさせると、そのスライドに連動し
て、他方の原稿幅規制ガイドが一方に近接する方向また
は離反する方向にスライドされる。したがって、原稿幅
規制ガイド9a,9bに沿わせて原稿載置板8上にセッ
トされる原稿は、原稿サイズに関わらず、原稿の幅方向
(原稿搬送方向に直交する方向)の中心が常に同位置と
なる。
【0033】ところが、たとえば原稿幅規制ガイド9a
の搬送方向上流側(ラック40側)の端部を摘んで、原
稿幅規制ガイド9aを矢印101方向にスライドさせた
際には、ラック40のスライド量がラック39のスライ
ド量よりも多くなってしまい、原稿幅規制ガイド9aが
原稿搬送方向に対して斜めになるおそれがある。原稿幅
規制ガイド9a,9bが斜めになると、原稿載置板8上
にセットされた原稿の中心が搬送方向に対して斜めにな
り、原稿が搬送方向に対して斜めになった状態で搬送さ
れてしまう。
【0034】そこで、原稿幅規制ガイド9a,9bが原
稿搬送方向に対して斜めになるのを防ぐために、この実
施形態にかかるスライド機構35には、クリック機構2
00,201が備えられている。クリック機構200に
は、ベース36上の所定位置に取り付けられた係合爪2
02が含まれている。係合爪202は、原稿幅規制ガイ
ド9a,9bのスライド方向101(原稿搬送方向と直
交する方向)に延びた弾性を有する部材であり、その先
端部が常にラック39に接触するように設けられてい
る。
【0035】一方、ラック39の第1ピニオン37との
噛み合い位置の背面には、係合爪202が係合可能な複
数の被係合部203〜207が形成されている。各被係
合部203〜207は、原稿幅規制ガイド9a,9bを
各原稿サイズにそれぞれ対応する正確なスライド量だけ
スライドさせたときに、係合爪202の先端部が係合す
るような位置に形成されている。
【0036】クリック機構201は、ベース36上の所
定位置に取り付けられた係合爪208と、ラック40の
第2ピニオン38との噛み合い位置の背面に形成された
被係合部209〜213とを含んでおり、クリック機構
200とほぼ同様に構成されているので、詳細な説明は
省略する。たとえば、図3は原稿幅規制ガイド9a,9
bをA3サイズの原稿に応じてスライドさせた状態を示
しており、このとき係合爪202の先端部が被係合部2
04に係合され、係合爪209の先端部が被係合部21
0に係合されている。この状態から、原稿幅規制ガイド
9a,9bをA5サイズの原稿に対応する正確なスライ
ド量だけスライドさせると、係合爪202の先端部は、
被係合部204から脱し、ラック39上を相対的に移動
して、被係合部208に係合される。また、係合爪20
9の先端部は、被係合部210から脱し、ラック40上
を相対的に移動して被係合部214に係合される。
【0037】このように、原稿幅規制ガイド9a,9b
の間隔は、係合爪202および係合爪209がそれぞれ
被係合部203〜207および被係合部209〜213
のいずれかに係合されることによって2箇所で決定され
る。したがって、原稿幅規制ガイド9a,9bは、原稿
サイズに応じた位置までスライドさせたときに、ラック
39,40の一方のスライド量が多くなって、原稿幅規
制ガイド9a,9bが原稿搬送方向に対して斜めになる
といったことがない。ゆえに、原稿載置板8上にセット
される原稿を、搬送方向に沿った状態に確実にセットす
ることができる。
【0038】また、係合爪202および係合爪209
が、それぞれ被係合部203〜207および被係合部2
09〜213に係合したことを基準にすれば、原稿幅規
制ガイド9a,9bを各原稿サイズに応じた正確な位置
までスライドさせることができる。ゆえに、使用者にと
って大変便利である。さらに、係合爪202,209の
弾性力によって、それぞれラック39,40がピニオン
37,38に向けて付勢されるので、ラック39,40
がそれぞれピニオン37,38から離れる方向に撓むの
を防ぐことができる。
【0039】なお、この実施形態では、ラック39,4
0に複数の被係合部を形成しているが、原稿搬送方向に
所定の間隔をあけて、原稿幅規制ガイド9a,9bの一
方からスライド方向に延びた状態に弾性を有する係合ア
ームを複数設け、この係合アームに被係合部を形成する
ようにされてもよい。一方、原稿幅検知センサ42は、
ベース36上の所定位置に取り付けられた抵抗体43
と、連動平板41に取り付けられて、抵抗体43に接触
しつつスライドされる接触子44とを有している。抵抗
体43には、常に所定の電圧が印加されており、原稿幅
検知センサ42からは、接触子44の位置に応じて異な
る電圧が出力される。
【0040】このように構成されているから、原稿載置
板8上にセットされた原稿サイズに合わせて原稿幅規制
ガイド9bがスライドされると、それに伴って接触子4
4がスライドされて、原稿幅検知センサ42からは原稿
サイズに対応した電圧が出力されることになる。ゆえ
に、この出力電圧に基づいて、原稿載置板8上にセット
された原稿の幅を検出することができる。
【0041】また、上述したように、スライド機構35
にクリック機構200,201が備えられており、原稿
幅規制ガイド9a,9bを原稿サイズに正確に応じたス
ライド量でスライドさせることができるので、接触子4
4のスライド量が同一サイズの原稿で異なることがな
く、原稿載置板8上にセットされた原稿の幅を正確に検
出することができる。
【0042】なお、原稿幅検知センサ42としては、上
述の可変抵抗型センサの他に、原稿幅規制ガイド9bの
位置に応じて容量が変化する可変容量型センサを用いて
もよい。また、フォトセンサが複数個設けられて、フォ
トセンサの出力に基づいて原稿幅規制ガイド9bの位置
が検出される構成であってもよい。ここで、B5(日本
工業規格B列5番)サイズの原稿をその長手方向が原稿
搬送方向と直交する方向になるようにセットした場合
(いわゆるB5縦セット)と、B4(日本工業規格B列
4番)サイズの原稿をセットした場合とでは、原稿幅規
制ガイド9bのスライド量は同じになる。また、A4
(日本工業規格A列4番)サイズの原稿をその長手方向
が原稿搬送方向と直交する方向になるようにセットした
場合(いわゆるA4縦セット)と、A3サイズの原稿を
セットした場合とでも、原稿幅規制ガイド9bのスライ
ド量が同じになる。したがって、上述の原稿幅検知セン
サ42のみでは、B5縦セットとB4セットとの判別、
およびA4縦セットとA3セットとの判別ができない。
【0043】そこで、図1および図2に示すように、原
稿載置板8には、たとえば反射型センサで構成される2
個の原稿長検知センサ45,46が配置されている。原
稿長検知センサ45は、B5縦セットされたときにはオ
ンにならず、B4セットされたときにオンになるような
位置に設けられている。また、原稿長検知センサ46
は、A4縦セットされたときにはオンにならず、A3セ
ットされたときにオンになるような位置に設けられてい
る。
【0044】ゆえに、原稿幅検知センサ42および原稿
長検知センサ45,46の出力に基づいて、原稿載置板
8上にセットされ得るすべての原稿サイズを判別するこ
とができる。すなわち、原稿幅検知センサ42および原
稿長検知センサ45,46によって原稿サイズ検知機構
が構成されている。なお、たとえばUSサイズやEPサ
イズなど、日本工業規格(JIS)サイズ以外の原稿サ
イズも検知する場合には、原稿長検知センサの数を増や
すことによって対応することができる。
【0045】図4は、循環型原稿搬送装置1の動作状態
を示す図解図である。図4(a)を参照して、使用者
は、原稿を原稿載置板8上に載置する前に、原稿幅規制
ガイド9a,9bを、搬送すべき原稿サイズに合わせて
スライドさせる。次に、図4(b)に示すように、原稿
幅規制ガイド9a,9bの間に原稿Dを載置する。する
と、原稿Dの重みによってプリセットスイッチ13(図
1参照)が押し下げられてオンになり、給送ベルト1
1,12(図1参照)が走行開始される。これにより、
原稿載置板8上に載置された原稿Dが所定のセット位置
にセットされる。このとき、セットされた原稿Dのサイ
ズが検知される。
【0046】その後、複写機本体2に備えられているプ
リントキー4(図2参照)が押されると、ホームポジシ
ョンから仕切ユニット17が矢印102方向(原稿搬送
方向と逆方向)に移動される。また、作用板19,20
が原稿排出部30内のホームポジションから矢印103
方向(原稿搬送方向)に移動される。そして、仕切ユニ
ット17および作用板19,20の移動が完了すると、
仕切ユニット17の仕切バー18が作用状態に下ろされ
て、仕切バー18(図1参照)の先端がセット位置にセ
ットされている原稿Dの上面に当接される。さらに、上
述の動作と並行して、セットされた原稿Dのうち最下方
の原稿から順に原稿載置板8上から送り出される。
【0047】なお、仕切ユニット17および作用板1
9,20の移動量は、セットされた原稿Dのサイズによ
って決定される。具体的には、仕切ユニット17は、仕
切ユニット17に備えられている仕切バー18が下ろさ
れたときに、仕切バー18と原稿排出部30の前端との
距離が、原稿長(原稿Dの原稿搬送方向の長さ)にほぼ
等しくなるような位置まで移動される。作用板19,2
0は、作用板19,20の前面がセット位置にセットさ
れている原稿Dの後端に接触する位置まで移動される。
【0048】図4(c)を参照して、コピーのために内
容が読み取られた後、原稿排出部30から戻されてくる
1枚めの原稿Dは、原稿幅規制ガイド9a,9bによっ
て両側をガイドされつつ原稿載置板8上を進行し、先端
が前方に移動している作用板19,20に案内されて、
その先端部分がセットされている原稿Dの上に戻され
る。1枚目の原稿Dが戻されると、作用板19,20は
原稿排出部30内のホームポジションへ後退されて、2
枚目以降の原稿Dは、原稿幅規制ガイド9a,9bによ
ってガイドされて1枚目の原稿Dの上に案内される。
【0049】したがって、原稿載置板8上に戻されてき
た原稿Dが、セット位置にセットされている原稿Dにぶ
つかって折れ曲がったり、セットされている原稿Dの間
などに入り込むことはない。また、戻されてきた原稿D
は、その前端が仕切バー18によって規制されるので、
排出される勢いによって原稿搬送方向の下流側に流され
ることもない。すなわち、戻されてきた原稿は、未搬送
の原稿と完全に分けられて、不必要に再送されることが
ない。
【0050】セットされたすべての原稿Dの読取が一通
り終了すると、図4(d)に示す状態になる。このと
き、原稿Dのコピーが、1部作成されている。複数部数
のコピーが必要な場合には、図4(d)に示す状態か
ら、仕切バー18が非作用状態に戻された後、作用板1
9,20がホームポジションから再び矢印103方向に
移動される。すると、図4(e)に示すように、作用板
19,20によって原稿Dの後端が押されて、原稿Dは
原稿幅規制ガイド9a,9bに案内されつつ、原稿搬送
方向に移送される。そして、プリセットスイッチ13が
オンになると、原稿Dは給送ベルト11,12によって
セット位置に移送されて、再び図4(b)に示す状態と
なり、2順目の搬送動作が開始される。
【0051】なお、必要部数のコピーが作成されると、
仕切バー18が仕切ユニット17内に戻された後、仕切
ユニット17がホームポジションに戻される。したがっ
て、使用者が原稿載置板8上から原稿Dを取り除く際
に、仕切ユニット17が邪魔になることはない。このよ
うに、原稿幅規制ガイド9a,9bは、原稿載置板8上
に載置された原稿Dを原稿搬送方向に直交する方向(原
稿幅方向)に関して位置決めする機能の他に、原稿載置
板8上に戻されてくる原稿Dの両側をガイドする機能と
を併せ持っている。したがって、原稿載置板8上に戻さ
れてくる原稿Dは、原稿幅規制ガイド9a,9bによっ
て幅方向に関して整頓されるから、原稿Dを幅方向に関
して整頓するための機構が不要であり、装置のコストが
小さくなる。
【0052】ところが、原稿幅規制ガイド9a,9bの
みによって原稿Dを幅方向に関して整頓する構成をとっ
た場合、原稿幅規制ガイド9a,9bの原稿搬送方向の
長さが短いと、戻されてくる原稿Dが原稿幅規制ガイド
9a,9bによって良好に整頓されず、原稿Dが搬送方
向に対して斜めになって積み重ねられるおそれがある。
原稿載置板8上に積み重ねられた原稿Dは互いに静電吸
着してしまうので、原稿が整頓されていない場合、作用
板19,20によって原稿をスムーズに移送できない。
【0053】そこで、本願発明者は、上述のような不具
合を解決するには、この循環型原稿搬送装置によって搬
送されうる最小サイズの原稿が原稿排出部30から原稿
載置板8上に戻されてきたときに、その原稿の搬送方向
長さの50パーセント以上がガイドされるように、原稿
幅規制ガイド9a,9bを構成する必要があると考え
た。
【0054】しかしながら、上述したクリック機構20
0,201によって原稿サイズごとに決定される原稿幅
規制ガイド9a,9bの間隔は、載置される原稿Dの規
定幅よりも少し大きくなるようにされている。これは、
原稿排出部30から排出されてくる原稿Dが少し斜めに
なった状態で排出される場合や原稿Dの寸法誤差を考慮
して、原稿Dが原稿幅規制ガイド9a,9bの間に確実
に進入されるように余裕を見ているからである。
【0055】そして、図5に示すように、たとえば原稿
幅規制ガイド9a,9bの間隔に幅Bのクリアランスを
とった場合、原稿幅規制ガイド9a,9bによって原稿
Dがガイドされる長さをAとしたときに、原稿Dが搬送
方向に対して次式で表される角度αで傾斜するおそれが
ある。tanα = B/Aそこで、本願発明者は、こ
のクリアランス幅Bによって生じる傾斜を考慮し、その
傾斜角度αが装置の許容する原稿の最大傾斜角度β以下
を満たすには、原稿幅規制ガイド9a,9bが、この循
環型原稿搬送装置によって搬送されうる最小サイズの原
稿が原稿排出部30から原稿載置板8上に戻されてきた
ときに、その原稿Dの搬送方向長さの60パーセント以
上ガイドするように構成されているのが好ましいとの結
論を出した。
【0056】この限定により、原稿Dは幅方向に確実に
整頓されるから、一度搬送して戻されてきた原稿Dを再
搬送する場合に、原稿Dを所定のセット位置までスムー
ズに移送することができる。また、上述したように、原
稿幅規制ガイド9a,9bをスライドさせるためのスラ
イド機構35に、原稿搬送方向に所定の間隔をあけて複
数個のクリック機構が設けられているから、原稿幅規制
ガイド9a,9bが原稿搬送方向に長くなっても、互い
に平行を保つことができる。
【0057】この発明の一実施形態の説明は以上の通り
であるが、この発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変
更を施すことが可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1および請求項2記載の発明によ
れば、原稿幅規制ガイドが原稿の搬送方向に対して斜め
になることがないから、原稿が搬送方向に対して斜めな
った状態にセットされることがない。ゆえに、原稿が搬
送方向に対して斜めになった状態で送られることがな
い。
【0059】また、係合爪が係合アームに形成された被
係合部に係合されると、一対の原稿幅規制ガイドの間隔
が原稿サイズに応じた所定間隔となる。すなわち、一対
の原稿幅規制ガイドの間隔を、同一の原稿サイズに関し
て常に一定に保つことができる。請求項3記載の発明に
よれば、スライド機構に含まれるラックを係合アームと
して兼用することにより、係合アームを別途設ける必要
がなく、装置を構成する部品点数を削減することができ
る。ゆえに、装置のコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる循環型原稿搬送
装置の内部構成を簡略化して示す正面側から見た断面図
である。
【図2】図1に示す循環型原稿搬送装置を一部切り欠い
て示す斜視図である。
【図3】原稿の幅を検知するための原稿幅検知機構の平
面図である。
【図4】循環型原稿搬送装置の動作状態を示す図解図で
ある。
【図5】原稿幅規制ガイドの間隔に設けられたクリアラ
ンス幅と原稿が搬送方向に対して傾斜する角度との関係
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 循環型原稿搬送装置 9a,9b 原稿幅規制ガイド 35 スライド機構 36 ベース 37 第1ピニオン37 38 第2ピニオン38 39,40 ラック 200,201 クリック機構 202,209 係合爪 203〜207,209〜213 被係合部
フロントページの続き (72)発明者 原田 裕行 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 近藤 一寿 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 迫 雅浩 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置板と、 原稿載置板に載置された原稿を所定の搬送方向に搬送す
    るための搬送手段と、 原稿載置板上に設けられており、原稿載置板上の原稿を
    搬送方向に直交する方向に関して位置決めするための一
    対の原稿幅規制ガイドと、 一対の原稿幅規制ガイドを相互に近接する方向および相
    互に離間する方向へ連動してスライド移動させるスライ
    ド機構と、 スライド機構に設けられており、一方の原稿幅規制ガイ
    ドと他方の原稿幅規制ガイドとの間隔が原稿サイズに応
    じた所定間隔となるように、一対の原稿幅規制ガイドの
    スライド量を決定するクリック機構と、を含み、 上記クリック機構は、原稿搬送方向に所定の間隔をあけ
    て複数個設けられていることを特徴とする自動原稿搬送
    装置。
  2. 【請求項2】上記スライド機構は、原稿載置板に固定さ
    れるベースを備えており、 上記クリック機構は、ベース上に取り付けられて原稿搬
    送方向と直交する方向に延びた弾性を有する係合爪と、
    一方の原稿幅規制ガイドから原稿搬送方向と直交する方
    向に延びた係合アームとを有し、 係合アームは、係合爪が係合可能な複数の被係合部を係
    合アームの長さ方向に所定間隔をあけて有するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】上記スライド機構は、原稿幅規制ガイドに
    一体移動するラックと、このラックを駆動するピニオン
    とを含み、 上記ラックが上記係合アームを兼用していることを特徴
    とする請求項2記載の自動原稿搬送装置。
JP701597A 1997-01-17 1997-01-17 自動原稿搬送装置 Pending JPH10203654A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1352860A2 (en) * 2002-04-11 2003-10-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Sheet feeder apparatus with adjustable guide
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JP2014218308A (ja) * 2013-04-30 2014-11-20 キヤノン株式会社 給送装置、給送カセット及び画像形成装置

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