JPH10203177A - 投網式被覆型自動車カバー - Google Patents

投網式被覆型自動車カバー

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Publication number
JPH10203177A
JPH10203177A JP9041340A JP4134097A JPH10203177A JP H10203177 A JPH10203177 A JP H10203177A JP 9041340 A JP9041340 A JP 9041340A JP 4134097 A JP4134097 A JP 4134097A JP H10203177 A JPH10203177 A JP H10203177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
case body
pivot
cast
automobile cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP9041340A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Saito
一夫 斉藤
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Individual
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Individual
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車にカバーを被覆するという一連の作
業を、簡単に、しかも短時間に行うことができる投網式
被覆型自動車カバーを提供すること。 【解決手段】 中心に回転自在の枢軸と、側面に開閉
自在の蓋部を設置したケース体と、該ケース体の底部に
設置される磁石と、前記ケース体の内部に収納される、
細糸状のバネにシートを挟持したカバー体により構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車を被覆する
カバーに関し、詳細には、投網式に排出及び収納するこ
とができるカバー体をケースの中に装着させることによ
り、簡単に、且つ、短時間に自動車全体を被覆すること
ができる投網式被覆型自動車カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車庫保有率の少ない我が国に
於ては、大半が屋外に車を駐車する青空駐車を行ってい
る。しかし、屋外に車を駐車しておくと、風雨等により
車体が汚れたり、表面に傷が付いたりしてしまうという
問題があった。
【0003】それらの問題を解消するために、昨今よ
り、自動車全体を被覆する自動車カバーが市販されてい
る。かかる自動車カバーは、合成繊維からなる薄布に防
水加工を施したものが汎用されており、自動車に装着す
る場合は、屋根及びボデー部分を包むように被覆してい
た。また運転時は、カバーを掻き集めるようにして取り
外し、収納袋等に入れてトランクに収納していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車にカバーを
被覆する一連の作業は、意外と時間がかかる上、かなり
の重労働であった。更に、屋外に駐車する車両に於て
は、これらの作業を毎日行わなければならず、非常に面
倒で煩わしい作業であった。
【0005】本発明は上記の点に鑑み、車にカバーを被
覆するという一連の作業を、簡単に、しかも短時間に行
うことができる投網式被覆型自動車カバーを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、中心に回転自在の枢軸と、側面に開閉自在
の蓋部を設置したケース体と、該ケース体の底部に設置
される磁石と、前記ケース体の内部に収納される、細糸
状のバネにシートを挟持したカバー体により構成され
る。
【0007】また、前記カバー体は、バネの付勢力によ
り投網式に放出される構成である。
【0008】更に、ケース体の内部に、枢軸を自動的に
巻き取ることのできる自動巻取機構を内蔵した。
【0009】上記構成により、シート体がバネの付勢力
により投網式に放出され、瞬時に自動車全体を被覆する
ことができる。また、収納時には、枢軸を回転させるこ
とにより、容易にケース体内にシート体を収納すること
ができる。
【0010】また、ケース体の内部に、枢軸を自動的に
巻取ることのできる巻取機構を内蔵すれば、離れた場所
からワンタッチでシート体を収納することが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1乃至
図9に基づいて説明する。なお、図1は投網式被覆型自
動車カバーの全体図、図2は内部を表す断面図、図3及
び図4は蓋部を解放した状態図、図5至図7は作用動
作、図8は使用状態、図9は他の実施例をそれぞれ表
す。
【0012】ケース体1は多角形状をしており、中心に
回転自在の枢軸2と、側面に複数の開閉自在の蓋部3が
設置されている。またケース体1の底部には、ケース体
1を自動車の屋根部に磁着するための磁石8が設けられ
ている。更に、ケース体1の内部には、細糸状のバネ4
にシート5を挟持したカバー体6が収納されている。
【0013】複数のバネ4はシート5に挟持されてお
り、該バネ4の一端は、階段状に枢軸2に固着されてい
る。そのため、シート5を収納する場合は、枢軸2を回
転させてバネ4を枢軸2に巻回することにより、容易
に、且つ効果的に収納することができる。また、枢軸2
の上端には、該枢軸2を回転、または押圧するための操
作凸部7が固定されている。
【0014】前記ケース体1の底部には、蓋部3の一端
を保持及び解放する蓋開閉機構10が設置されている。
該蓋開閉機構10は、底板11と可動板12、及び底板
11と可動板12との間に設けられたスプリング13
と、枢軸2の下端に接触される保持板14とで構成され
る。
【0015】前記蓋開閉機構10は、蓋部3の凸部20
と、可動板12と保持板14との縁部に設けられている
凹部21とが、互いに係合することにより、蓋部3を開
閉自在とすることができる。
【0016】ケース体1の内部にカバー体6を収納した
後、蓋部3の凸部20を凹部21に嵌着させて蓋部3を
ケース体1に装着させる。装着後、枢軸2の操作凸部7
を押圧し、凸部20と凹部21との係合を解除すると、
蓋部3が開放されケース体1内のカバー体6が、バネ4
の付勢力により投網式に放出され、放射状に広がり車体
全体を被覆する。
【0017】シート5は矩形状をしており、全体に防水
加工が施され、耐熱及び耐寒性に優れた材質で形成され
ている。更に、シート5の周囲には、保持具30を用い
て車体の底部に装着させるための複数の穴31が設けら
れている。
【0018】次に、本発明の投網式被覆型自動車カバー
の使用方法を説明する。
【0019】ケース体1を車両の屋根部に載置し、磁石
8にて磁着して操作凸部7を押圧する。すると、図5乃
至図7に示すように、枢軸2の端部15で可動板12を
押し下げ、可動板12と保持板14とが分離される。こ
の時、周囲に設けられていた凹部21も開放され、蓋部
3の凸部20と凹部21との係合が解除される。そのた
め、蓋部3が開放されると同時に、ケース体1内のカバ
ー体6が、バネ4の付勢力により投網式に放射状に広が
り、車体全体を被覆する。
【0020】被覆後、保持具30を穴31に挿着して、
カバー体6と車体の底部とを互いに保持固定する。
【0021】カバー体6をケース体1の内部に収納する
方法は、ケース体1の操作凸部7を時計方向に回転さ
せ、バネ4を枢軸2の周囲に巻取る。すると、バネ4と
同時にシート5が巻取られて、カバー体6がケース体1
の内部に装入される。なお、複数のバネ4の一端は、階
段状に枢軸2に固着されているため、容易に、且つ効果
的に枢軸2に巻回することができる。
【0022】カバー体6が集約されたら、蓋部3の凸部
20を凹部21に嵌着して、カバー体6をケース体1の
内部に収納する。
【0023】なお、図8に示すように、ケース体1の内
部に、モータ22等を駆動させて枢軸2を自動的に巻き
取ることのできる自動巻取機構40を内蔵すれば、外部
よりリモコン41を操作するだけで、離れた場所からワ
ンタッチでシート体6を排出及び収納が可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の投網
式被覆型自動車カバーは、上述の構成とすることで以下
に示す効果を奏するものである。
【0025】ケース体の枢軸を操作するだけで、ケース
体内のカバー体が自動的に投網式に放出されて自動車全
体を被覆することができる。また、収納時には、枢軸を
回転させることにより、容易にカバー体を収納すること
ができる。そのため、車にカバーを被覆するという一連
の作業を、簡単に、しかも短時間に行うことができる。
【0026】また、ケース体の内部に、枢軸を自動的に
巻き取ることのできる自動巻取機構を内蔵すれば、離れ
た場所からワンタッチでシート体を排出及び収納するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投網式被覆型自動車カバーの全体図を
表す。
【図2】本発明の投網式被覆型自動車カバーの断面図を
表す。
【図3】本発明の投網式被覆型自動車カバーの蓋部を解
放した状態を表す。
【図4】本発明の投網式被覆型自動車カバーの蓋部を解
放した状態を表す。
【図5】本発明の投網式被覆型自動車カバーの作用動作
を表す。
【図6】本発明の投網式被覆型自動車カバーの作用動作
を表す。
【図7】本発明の投網式被覆型自動車カバーの作用動作
を表す。
【図8】本発明の投網式被覆型自動車カバーの他の実施
例を表す。
【図9】本発明の投網式被覆型自動車カバーの他の実施
例を表す。
【符号の説明】
1・・・ケース本体 2・・・枢軸 3・・・蓋部 4・・・バネ 5・・・シート 6・・・シート体 7・・・操作凸部 8・・・磁石 10・・蓋開閉機構 11・・底板 12・・可動板 13・・スプリング 14・・保持板 15・・端部 20・・凸部 21・・凹部 22・・モータ 30・・保持具 31・・穴 40・・自動巻取機構 41・・リモコン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に回転自在の枢軸(2)と、側面
    に開閉自在の蓋部(3)を設置したケース体(1)と、
    該ケース体(1)の底部に設置される磁石(8)と、前
    記ケース体(1)の内部に収納される、細糸状のバネ
    (4)にシート(5)を挟持したカバー体(6)により
    構成されることを特徴とする投網式被覆型自動車カバ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記カバー体(6)は、バネ(4)の
    付勢力により投網式に放出される請求項1記載の投網式
    被覆型自動車カバー。
  3. 【請求項3】 ケース体(1)の内部に、枢軸(2)
    を自動的に巻き取ることのできる自動巻取機構(40)
    を内蔵した請求項1または請求項2記載の投網式被覆型
    自動車カバー。
JP9041340A 1997-01-21 1997-01-21 投網式被覆型自動車カバー Pending JPH10203177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041340A JPH10203177A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 投網式被覆型自動車カバー

Applications Claiming Priority (1)

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JP9041340A JPH10203177A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 投網式被覆型自動車カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10203177A true JPH10203177A (ja) 1998-08-04

Family

ID=12605799

Family Applications (1)

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JP9041340A Pending JPH10203177A (ja) 1997-01-21 1997-01-21 投網式被覆型自動車カバー

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JP (1) JPH10203177A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036205A1 (fr) * 2001-10-22 2003-05-01 Masao Sakai Dispositif de refroidissement utilisant la chaleur d'evaporation, et plaque de refroidissement
KR100493877B1 (ko) * 2002-08-13 2005-06-08 현대모비스 주식회사 차량 덮개
CN100415554C (zh) * 2003-11-04 2008-09-03 李红彪 一种全自动遥控收放防护罩

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WO2003036205A1 (fr) * 2001-10-22 2003-05-01 Masao Sakai Dispositif de refroidissement utilisant la chaleur d'evaporation, et plaque de refroidissement
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