JPH10272924A - 自動車用サンバイザ - Google Patents

自動車用サンバイザ

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Publication number
JPH10272924A
JPH10272924A JP9280797A JP9280797A JPH10272924A JP H10272924 A JPH10272924 A JP H10272924A JP 9280797 A JP9280797 A JP 9280797A JP 9280797 A JP9280797 A JP 9280797A JP H10272924 A JPH10272924 A JP H10272924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sun visor
auxiliary
sunvisor
holding means
skin
Prior art date
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Pending
Application number
JP9280797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuharu Ura
一春 浦
Naoki Kashiwagi
直樹 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用中や格納中に補助サンバイザが濫りに開
閉して安全性が損なわれる不具合がある。 【解決手段】 サンバイザ本体1の一端側内面に、これ
より面積の小さい補助サンバイザ5の一端側を開閉自在
に蝶着すると共に、上記サンバイザ本体1と補助サンバ
イザ5に、補助サンバイザ5を使用位置及び格納位置に
保持する保持手段7を設けたもので、自動車の運転中に
補助サンバイザ5が濫りに開閉することがないので、安
全性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は補助サンバイザを
使用位置及び格納位置に保持する保持手段を有する自動
車用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車には、フロントガラスの上部
に折畳み自在なサンバイザが設けられていて、前方より
太陽光などが入光する場合、この太陽光をサンバイザで
遮光することにより、運転に支障をきたさないようにし
ている。
【0003】また従来のサンバイザには、例えば特開平
8−230462号公報に記載されているように、サン
バイザ本体に、これより小さな補助サンバイザを折畳み
自在に設けて、自動車の側方より入光する太陽光を遮光
する場合、この補助サンバイザを広げることにより、遮
光範囲を拡張できるようにしたものがある。
【0004】上記公報のサンバイザでは、サンバイザ本
体の一端側に、ヒンジにより補助サンバイザの一端を蝶
着し、補助サンバイザを使用しないときには、ヒンジよ
りサンバイザ本体の内側に補助サンバイザを折畳むこと
により、不使用時には邪魔にならないように構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のサンバイザ
では、補助サンバイザを格納位置に保持する保持手段が
設けられていないことから、補助サンバイザを格納した
状態でサンバイザ本体を使用している際、走行中の振動
などにより補助サンバイザが不用意に開くことがあり、
運転の支障となる不具合がある。
【0006】一方実開昭54−155215号公報で
は、サンバイザ本体の内側に開閉自在に設けられた鏡
を、磁石体の吸着力で格納位置に保持できるようにした
サンバイザが提案されている。
【0007】しかし上記公報のサンバイザでは、サンバ
イザ本体の芯体を被覆する表皮体に磁石体が取付けられ
ているため、鏡を開放する際、磁石体の吸着力により表
皮体が引張られて表皮体が弛んだり、鏡の開閉を繰返し
ている間に表皮体が破れるなどの不具合がある。
【0008】また磁石体が外部へ露出するため体裁も悪
いなどの不具合もあった。
【0009】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、補助サンバイザを使用位置及び
格納位置に確実に保持でき、また補助サンバイザを開閉
する際にも、サンバイザ本体の表皮体が引張られること
のない保持手段を有する自動車用サンバイザを提供する
ことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、サンバイザ本体の一端側内面
に、これより面積の小さい補助サンバイザの一端側を開
閉自在に蝶着すると共に、上記サンバイザ本体と補助サ
ンバイザに、補助サンバイザを使用位置及び格納位置に
保持する保持手段を設けたものである。
【0011】上記構成により、保持手段により補助サン
バイザを使用位置及び格納位置に確実に保持することが
できることから、自動車の運転中に補助サンバイザが濫
りに開閉することがなく安全である。
【0012】また補助サンバイザを併用することにより
遮光範囲が拡大するため、特に側方から入光する太陽光
の遮光に有効である。
【0013】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、保持手段を磁石体と磁性体または磁石体と磁石体
より形成し、かつ一方をサンバイザ本体の芯体内に埋設
固定して露出面を表皮体で覆うと共に、他方を補助サン
バイザの芯体内に埋設固定して、露出面を表皮体で覆っ
たものである。
【0014】上記構成により、補助サンバイザを開閉す
る際、表皮体が引張られることがないので、表皮体が弛
んだり、破損するのを未然に防止することができる。
【0015】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、補助サンバイザを使用位置に保持する保持手段
と、格納位置に保持する保持手段の一方を磁石体で、ま
た他方を面状ファスナで形成したものである。
【0016】上記構成により、保持手段を全て磁石体に
より構成する場合に比べて、安価に提供することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照して詳述する。
【0018】図1は自動車用サンバイザの正面図、図2
は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図2のB円内の
拡大図、図4は補助サンバイザを使用している状態の説
明図である。
【0019】これら図において1はサンバイザ本体で、
ほぼ長方形状に形成された芯体1aの表面を、合成樹脂
シートよりなる表皮体1bで被覆することにより構成さ
れており、上部には取付け杆2の一端側が回動自在に埋
設されている。
【0020】上記取付け杆2の他端側は斜め上方に屈曲
されていて、先端部が取付け具3により車体の天井4に
回動自在に取付けられている。
【0021】また上記サンバイザ本体1の右端側には、
補助サンバイザ5が設けられている。
【0022】上記補助サンバイザ5は、サンバイザ本体
1より小型に形成されていて、サンバイザ本体1と同様
に、芯体5aの表面を表皮体5bで被覆することにより
構成されており、補助サンバイザ5の一端側は、溶着
(ウエルダ)などの手段で本体1内面の表皮体1aに蝶
着されており、この蝶着部6を中心にサンバイザ本体1
に対して補助サンバイザ5が開閉できるようになってい
る。
【0023】なお蝶着部6にはヒンジなどを用いても勿
論よい。
【0024】一方上記サンバイザ本体1及び補助サンバ
イザ5には、補助サンバイザ5を格納位置に保持する保
持手段7が設けられている。
【0025】上記保持手段7は例えば複数の磁石体7a
と、鉄片などの磁性体7bよりなり、磁石体7aはサン
バイザ本体1の蝶着部6より右側と、格納した補助サン
バイザ5の先端付近に設けられている。
【0026】これら磁石体7aは、図2に示すように芯
体1a内に埋設固定されていて、露出面を表皮体1bで
覆うことにより、サンバイザ本体1の表面に露出しない
ようになっている。
【0027】また補助サンバイザ5側には、補助サンバ
イザ5を格納した際、上記磁石体7aと合致する位置に
磁性体7bが設けられている。
【0028】これら磁性体7bも芯体5a内に埋設固定
されていて、露出面を表皮体5bで覆うことにより、補
助サンバイザ5の表面に露出しないようになっている。
【0029】次に作用を説明すると、補助サンバイザ5
を使用しないときには、蝶着部6を中心にサンバイザ本
体1の内面に沿って折畳んだ状態で格納し、このとき補
助サンバイザ5の先端側に設けられた磁性体7bがサン
バイザ本体1側の磁石体7aに吸着されるため、サンバ
イザ本体1の使用中に補助サンバイザ5が濫りに開放す
ることがない。
【0030】次に自動車の側方より入光する太陽光を遮
光する場合は、補助サンバイザ5を蝶着部6を中心に図
3に示す位置に開放する。
【0031】このとき磁石体7aの吸着力により磁石体
7a及び磁性体7bが互いに引張られるが、磁石体7a
及び磁性体7bはともに芯体1a,5a内に埋設固定さ
れているため、表皮体1b,5bが引張られることがな
い。
【0032】また開放された補助サンバイザ5は、蝶着
部6付近に設けられた磁性体7bが、サンバイザ本体1
の蝶着部6より右側に設けられた磁石体7aに吸着され
て、補助サンバイザ5が使用位置に保持される。
【0033】次にこの状態で取付け具4を中心にサンバ
イザ本体1を回動して、側面ガラスの内側に沿うよう設
置することにより、サンバイザ本体1と補助サンバイザ
5により広い範囲の遮光が可能となる。
【0034】なお上記実施の形態では、サンバイザ本体
1側に磁石体7aを、そして補助サンバイザ5側に磁性
体7bを設けたが逆にしてもよく、またサンバイザ本体
1と補助サンバイザ5の両方に互いに吸着する磁石体7
aを設けるようにしてもよい。
【0035】また補助サンバイザ5を格納位置に保持す
る保持手段7及び使用位置に保持する保持手段7の一方
を磁石体7aに、そして他方は面状ファスナにしてもよ
く、また両方を面状ファスナにしてもよい。
【0036】さらに補助サンバイザ5の蝶着部6をサン
バイザ本体1の表皮体1aに溶着するようにすれば、補
助サンバイザ5先端のX方向の動きが規制されるため、
補助サンバイザ5を所定位置に確実に格納することがで
きると共に、サンバイザ本体1側の保持手段7と補助サ
ンバイザ5側の保持手段7の位置がずれることがないの
で、保持力が低下するのを防止することもできる。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、サンバ
イザ本体の一端側内面に、これより面積の小さい補助サ
ンバイザを開閉自在に蝶着すると共に、サンバイザ本体
及び補助サンバイザに、補助サンバイザを使用位置及び
格納位置に保持する保持手段を設けたことから、サンバ
イザ本体や補助サンバイザの使用中に補助サンバイザが
濫りに開閉することがない。
【0038】これによって自動車を安全に運転すること
ができると共に、補助サンバイザを併用することにより
広い範囲を遮光することができるため、特に自動車の側
方より入光する太陽光などを遮断するのに有効である。
【0039】またサンバイザ本体及び補助サンバイザに
設けられた保持手段は、芯体内に埋設固定されているた
め、補助サンバイザを開閉する際、表皮体が引張られる
ことがなく、これによって表皮体が弛んだり、破損する
のを未然に防止できるようになると共に、表皮体により
保持手段が覆われて表面に露出することがないので、外
観も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる自動車用サンバイ
ザの正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図2のB円内の拡大図である。
【図4】補助サンバイザを使用している状態の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 サンバイザ本体 1a 芯体 1b 表皮体 2 取付け杆 3 取付け具 5 補助サンバイザ 5a 芯体 5b 表皮体 6 蝶着部 7 保持手段 7a 磁石体 7b 磁性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザ本体の一端側内面に、これよ
    り面積の小さい補助サンバイザの一端側を開閉自在に蝶
    着すると共に、上記サンバイザ本体と補助サンバイザ
    に、補助サンバイザを使用位置及び格納位置に保持する
    保持手段を設けたことを特徴とする自動車用サンバイ
    ザ。
  2. 【請求項2】 保持手段を磁石体と磁性体または磁石体
    と磁石体より形成し、かつ一方をサンバイザ本体の芯体
    内に埋設固定して露出面を表皮体で覆うと共に、他方を
    補助サンバイザの芯体内に埋設固定して、露出面を表皮
    体で覆ってなる請求項1記載の自動車用サンバイザ。
  3. 【請求項3】 補助サンバイザを使用位置に保持する保
    持手段と、格納位置に保持する保持手段の一方を磁石体
    で、また他方を面状ファスナで形成してなる請求項1記
    載の自動車用サンバイザ。
JP9280797A 1997-03-28 1997-03-28 自動車用サンバイザ Pending JPH10272924A (ja)

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JP9280797A JPH10272924A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 自動車用サンバイザ

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JP9280797A JPH10272924A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 自動車用サンバイザ

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JPH10272924A true JPH10272924A (ja) 1998-10-13

Family

ID=14064694

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JP9280797A Pending JPH10272924A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 自動車用サンバイザ

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JP (1) JPH10272924A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8070209B2 (en) 2010-01-07 2011-12-06 Ford Global Technologies, Llc Sun visor
US10099538B2 (en) * 2016-07-08 2018-10-16 Ford Global Technologies Llc Two-layer polarized visor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8070209B2 (en) 2010-01-07 2011-12-06 Ford Global Technologies, Llc Sun visor
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