JPH10202862A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

インクジェット記録ヘッド

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JPH10202862A
JPH10202862A JP9012320A JP1232097A JPH10202862A JP H10202862 A JPH10202862 A JP H10202862A JP 9012320 A JP9012320 A JP 9012320A JP 1232097 A JP1232097 A JP 1232097A JP H10202862 A JPH10202862 A JP H10202862A
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JP
Japan
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ink
piezoelectric member
recording head
jet recording
piezoelectric
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JP9012320A
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Hideo Yasutomi
英雄 保富
Shoichi Minato
祥一 湊
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録ヘッドにおいて、インク
滴吐出用アクチュエータである圧電部材へのインク浸透
を防止する。 【解決手段】 本発明にかかるインクジェット記録ヘッ
ド10は、インクキャビティ26と、このインクキャビ
ティ26に収容されたインク24を電圧印加時の変形に
基づき加圧する圧電部材42とを備え、上記インクキャ
ビティ26に臨む圧電部材42の表面を厚みが約3〜5
0μmの金属層40で被覆してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に応じて
インク滴を吐出し、このインク滴を記録紙等の記録媒体
に付着させて画像を記録するインクジェット記録ヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット方式の記録装
置において、インク滴を吐出させるためのアクチュエー
タに圧電部材を用いたインクジェットヘッドが知られて
いる。この種のインクジェットヘッドの一例として、米
国特許第5,270,740号に図11に示すヘッド1
00が開示されている。このヘッド100は流路プレー
ト102を備えている。流路プレート102には互いに
平行に延びる複数の溝状インクキャビティ104と、各
インクキャビティ104にそれぞれ連通し、インク滴吐
出口となるノズル106が形成されている。
【0003】上記流路プレート102のインクキャビテ
ィ形成面には、圧電プレート108が固定されている。
この圧電プレート108には各インクキャビティ104
に沿って延びる二つの長溝110がそれぞれ形成されて
おり、これらの長溝110の間に残された部分が、イン
クキャビティ104に対向するアクチュエータ部112
となっている。また、隣接するアクチュータ部112の
間には、上記溝110に挟まれた壁部116が形成され
ており、その先端面が各インクキャビティ104間を仕
切る仕切壁114に固定されている。そして、上記各長
溝110には充填材118が充填されている。
【0004】上記構成からなるインクジェットヘッド1
00では、画像信号に応じてアクチュエータ部112に
電圧を印加すると、アクチュエータ部112が矢印A方
向に瞬時に変形する。この変形によってインクキャビテ
ィ104に収容されたインクが加圧され、ノズル106
からインク滴となって吐出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記アクチュエータ部
112への駆動電圧は、通常、インクキャビティ104
に臨む先端面120に設けた金属電極層と、この電極と
対をなす電極であってアクチュエータ部112の内部ま
たは圧電プレート108の底部に設けた金属電極層との
間に印加される。
【0006】しかし、インクに接触する電極層を介して
インクが圧電部材に浸透するという問題があった。特
に、金属層の厚みが十分でなく、インクキャビティ10
4に臨むアクチュエータ部112の先端面120の表面
粗さがそこに形成された金属電極層の厚みよりも大きい
場合には、アクチュエータ部112が金属電極層によっ
て完全に覆われていないため露出した部分がインクと直
に接触することになる。上記アクチュエータ部112を
構成する圧電材料は多結晶構造を有しており、その粒界
が高周期の電圧印加により伸縮変形することで粒子間に
ごく僅かな隙間ができる。この隙間に上記露出部分から
染み込んだインクが浸透することによりアクチュエータ
部112が低抵抗化し、そのために実効駆動電圧がかか
らなくなって変形量が低下するという問題があった。さ
らに、インクが導電性を有する場合には、アクチュエー
タ部112へのインク浸透によって電極間がショートす
ることもあった。このようなアクチュエータ部112の
変形量の低下や電極間のショートは安定したインク飛翔
を阻害し、画質の低下やヘッドの短寿命化を招来するこ
とになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のインク
ジェット記録ヘッドは、これらの問題を解消すべくなさ
れたもので、インクキャビティと、このインクキャビテ
ィに収容されたインクを電圧印加時の変形に基づき加圧
する圧電部材とを備え、上記インクキャビティに臨む圧
電部材の表面を厚みが3〜50μmの金属層で被覆した
ものである。
【0008】また、上記金属層を圧電部材に電圧を印加
するための電極として使用してもよい。
【0009】さらに、上記圧電部材のインク加圧方向に
沿った側面とこれに対向する壁部材との間に充填材を充
填するのが好ましい。
【0010】
【発明の作用および効果】本発明のインクジェット記録
ヘッドでは、圧電部材のインクキャビティに臨む表面が
3〜50μmの厚みの金属層で被覆されている。この厚
みの金属層は、圧電部材の表面を完全に覆うことがで
き、かつ電圧印加時の圧電部材の変形を妨げることもな
い。したがって、圧電部材へのインク浸透を防止できる
とともに、インク滴吐出効率を低下させることもない。
よって、本発明によれば、インク浸透による変形量の低
下や電極間のショートといった問題を解消できる。これ
により、インク滴の大きさや飛翔方向のばらつきがなく
なり、安定した画質を得ることができ、ヘッドの寿命を
延ばすことができる。
【0011】また、上記金属層を圧電部材に電圧を印加
するための電極として兼用すれば、電極を別に設ける場
合に比べてコストが安くなる。
【0012】さらに、上記圧電部材のインク加圧方向に
沿った側面とこれに対向する壁部材との間に充填材を充
填すれば、その側面からの圧電部材へのインク浸透をよ
り確実に防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、添付図面を参照して本発明の
第1の実施形態について説明する。図1から図3は、第
1の実施形態のインクジェット記録ヘッド10を示す。
このヘッド10は、天板16、振動板20、および基板
22を一体的に組み合わせて構成されている。
【0014】天板16は、金属、合成樹脂、またはセラ
ミック等からなり、その裏面をフォトリソグラフィ等の
方法で微細加工して、その中央線34に関して対称に複
数の溝状凹部が形成されている。この天板16の凹部形
成面には振動板20が各凹部を覆って接着されている。
この振動板20で覆われた各凹部の内部にそれぞれ、イ
ンク24を収容するインクキャビティ26と、補給用イ
ンクを収容するインク供給室30と、各インクキャビテ
ィ26をインク供給室30に連通させるインクインレッ
ト32とが形成されている。
【0015】インクキャビティ26は、中央線34と直
交する方向に平行に延びる長溝状であって、中央線34
に沿う方向に配列されている。また、天板16にはエキ
シマレーザ加工等の方法により複数のノズル28が形成
されている。ノズル28は中央線34に沿う直線上に等
ピッチで形成され、各インクキャビティ26の中央線3
4側の端部近傍にそれぞれ連通している。インク供給室
30は、インクキャビティ26を挟んで中央線34の反
対側に形成され、図示しないインクタンクに接続されて
いる。
【0016】振動板20は圧電板14とこの圧電板14
の天板16側に被覆形成された保護層12とで構成さ
れ、天板16とセラミック等からなる基板22との間に
固定されている。圧電板14は周知の圧電材料(例え
ば、ジルコン酸チタン酸鉛)からなり、基板16側の面
には導電性電極層(図示せず)が設けてある。また、保
護層12は、例えば、ニッケル、銅、金、クロム、アル
ミ、白金等の周知の金属材料からなり、メッキ法、スパ
ッタリング法、イオンプレーティング法等の方法で形成
される。このように構成される振動板20は、基板22
に固定された後、図2,3に示すように、ダイシング加
工で縦方向溝58と横方向溝60を格子状に形成して分
断することにより、各インクキャビティ26に対向して
配置され、インクキャビティ26に臨む面が金属層40
で被覆された圧電部材42と、隣接する圧電部材42の
間に位置する仕切壁(壁部材)44と、これらを囲む周
囲壁(壁部材)46とに分離されている。
【0017】各圧電部材42は、高温下で上下の金属層
40と導電性電極層との間に高電圧を印加して分極処理
されている。また、各圧電部材42の金属層40は、イ
ンク浸透を防止する保護層であるとともに電極層も兼ね
ており、各圧電部材42下部の導電性電極層とともに画
像信号制御回路(図示せず)にそれぞれ接続されてい
る。この画像信号制御回路によって金属層40と導電性
電極層との間に電圧が印加されると、各圧電部材42は
インクキャビティ26に向かう方向(矢印A方向)に瞬
時に変形し、金属層40を介してインクキャビティ26
内のインクを加圧するようになっている。
【0018】圧電部材42を覆う金属層40の厚さは約
3〜50μmの範囲とする。3μmより薄いと圧電部材
42の表面粗さより小さくなってその表面を完全に覆う
ことができなくなるなどの理由により、そのために露出
した部分からインクが染み込む危険性がある。他方、5
0μmを越えると圧電部材42の変形を阻害してインク
飛翔に支障を来すためである。
【0019】上記インク加圧方向(矢印A方向)に沿う
圧電部材42の側面とこれに対向する仕切壁(壁部材)
44および周囲壁(壁部材)46との間、すなわち上記
縦,横方向溝58,60には、充填材62が保護部材4
0の面位置まで充填されている。充填材62には、例え
ば接着剤が好適に用いられるが、これに限定されるもの
ではない。例えば、ウレタン系、エポキシ系、塩化ビニ
リデン、シリコーン系、アクリレート系、グラフト化シ
リコーン系等の接着剤を用いることができる。具体的に
は、クレハロンラテックスシリーズ(呉羽化学社製)、
タケラックXA−3200(武田薬品工業社製)、エイ
ブルボンドシリーズ(ABLESTIK社製)、プレー
ンセットAE−40(味の素社製)、シリコーン接着剤
(東レ・ダウコーニングシリコーン社製)、塩化ビニリ
デン接着剤DX−305、アロニックスUV−363
0、サイマックUSシリーズ(東亜合成社製)、UVエ
ポキシ接着剤(長瀬チバガイギー社製)等を用いること
ができる。また、その充填方法としては溝加工後に振動
板20の上部に充填材を塗布してブレード等で押し込む
か、または、ヘッド10の組立後にヘッド側部から充填
材を注入して毛管現象により各溝58,60に充填する
等の方法がある。
【0020】上記構成からなるインクジェット記録ヘッ
ド10では、インクタンクからインク供給室30に供給
されたインクがインクインレット32を介して各インク
キャビティ26に収容されている。この状態で、圧電部
材42に像信号制御回路から駆動電圧が印加されると圧
電部材42が瞬時に変形し、金属層40を介してインク
キャビティ26内のインクを加圧する。これにより、加
圧されたインクがノズル28からインク滴となって吐出
し、このインク滴が記録媒体に付着して画像が形成され
る。
【0021】このように本実施形態のインクジェット記
録ヘッド10では、圧電部材42のインクキャビティ2
6に臨む表面が所定厚みの金属層40によって完全に覆
われており、その側面は充填材62で覆われているた
め、圧電部材42へのインク浸透を防止できる。また、
上記金属層40は圧電部材42の変形を阻害しない程度
の厚みにしてあるため、インク吐出効率を低下させるこ
ともない。したがって、上記インクジェット記録ヘッド
10によれば、安定した画質を維持できるとともに、ヘ
ッド寿命を延ばすことができる。
【0022】また、上記金属層40を圧電部材42に電
圧を印加するための電極層として兼用しているので、電
極を別に設ける場合に比べてコストが安くなる。
【0023】ここで、本実施形態における金属層を設け
た圧電部材と、コーティングを施していない圧電部材と
について、インク中で25V、4kHz、50μsec
のパルス電圧を継続して印加したときの抵抗値Rの変化
を調べる比較実験を行った。金属層は厚み2、5、およ
び20μmのニッケルめっきとした。また、インクには
大日本インキ化学工業社製MAT−1001、抵抗値R
の測定にはヒューレットパッカード社製インピーダンス
メータ(HP4192A、測定電圧1.5V、1kH
z)を用いた。その結果を図4のグラフに示す。このグ
ラフから明らかなように、コーティングしない圧電部材
はインクに入れた直後に、また、2μmのニッケルめっ
きを施した圧電部材はインク中で電圧印加して1000
時間経過したときには、共にインク浸透によりインク滴
が飛翔しない程度にまで抵抗値が低下した。これに対
し、20μmのニッケルめっきを施した圧電部材では抵
抗値がほぼ一定であり、圧電部材へのインク浸透が防止
されていることが分かる。また、5μmのニッケルめっ
きを施したものにおいても、抵抗値の減少割合が小さ
く、1000時間後も抵抗値がインク滴飛翔可能な範囲
内にあった。
【0024】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
のインクジェット記録ヘッド70について説明するが、
特記する事項以外は上記第1の実施形態と共通するため
説明を省略する。
【0025】本実施形態のインクジェット記録ヘッド7
0は、図5に示すように、インクキャビティ26となる
複数の溝を形成した天板16を備えている。各インクキ
ャビティ26には、上面と下面にそれぞれ電極層を設け
た圧電部材42が金属層40を介して対向している。各
インクキャビティ26にそれぞれ連通するインクインレ
ット32が天板16の上部に形成され、これらを覆って
インクサブタンク72が固定してある。これにより、イ
ンクサブタンク72内のインクがインクインレット32
を介して各インクキャビティ26に収容される。
【0026】ノズル28は天板16の側壁部74に形成
され、この側壁部74と圧電部材42のインク加圧方向
(矢印A方向)に沿う前側面76との間にも充填材62
が充填されている。圧電部材42の後端部78は天板1
6の後壁部80を介して突出しており、その突出部上面
の電極層(この場合、個別電極として機能する)がフレ
キシブル配線82によって画像信号制御回路に接続され
ている。一方、圧電部材42の下部は、インクキャビテ
ィ26に対応する領域が導電性接着層84で、それ以外
の後部領域が非導電性接着層86で基板22に固定され
ている。各圧電部材42の下面の電極層(この場合、共
通電極として機能する)は、上記導電性接着層84およ
び基板22上の溝88に充填された導電性接着剤を介し
てアースに接続されている。これにより、画像信号制御
回路から圧電部材42に電圧が印加されると、圧電部材
42のインクキャビティ26に対応する領域だけが変形
し、金属層40を介してインクキャビティ26内のイン
クを加圧するようになっている。
【0027】図6は図5におけるVI−VI線断面の部分拡
大図である。図6に示すように、本実施形態ではインク
キャビティ26を仕切る仕切壁90が隣接する圧電部材
42間に延びており、その先端面が基板22に接着固定
されている。また、圧電部材42のインク加圧方向(矢
印A方向)に沿う側面と仕切壁90との間には充填材6
2がそれぞれ充填されている。
【0028】上記構成からなるインクジェット記録ヘッ
ド70においても、金属層40および充填材62によっ
て圧電部材42へのインク浸透が防止されるので、第1
の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、金
属層40として厚みがそれぞれ20,55μmのニッケ
ルめっきを施した圧電部材42を用いて実験を行ったと
ころ、厚み20μmのニッケルめっきを施したものでは
インクが飛翔したのに対して、厚み55μmのものでは
変形量不足によりインク滴が飛翔しないことが確認され
た。一方、上記インクジェット記録ヘッド70では、第
1の実施形態とは異なり圧電部材42間に位置する仕切
壁44(図3参照)が存在しないので、圧電部材42を
分割形成する際の溝加工が容易となり、圧電部材42を
高密度に配置するうえで有利となる。なお、本実施形態
においても圧電部材42と金属層40の間に電極層を設
けることなく、金属層40を電極として兼用してもよ
い。
【0029】以上に説明した実施形態では、圧電部材4
2として単層タイプのものを用いたが、圧電層と内部電
極層とを交互に積層してなる積層型圧電部材を用いても
よい。
【0030】(その他の実施形態)本発明は、上述した
第1,第2の実施形態のような直方体形状の圧電部材4
2に限らず、各種形状の圧電部材を備えたインクジェッ
ト記録ヘッドに適用できる。例えば、図7,8に示すイ
ンクジェット記録ヘッド210では、圧電部材42が円
筒状に形成されており、その内部空間がインク24を収
容したインクキャビティ26となっている。この場合に
は、圧電部材42の内周面を電極層を兼ねた金属層40
で被覆して圧電部材42へのインク浸透を防止する。ま
た、図9,10に示すインクジェット記録ヘッド310
では、断面ブラケット状に形成された圧電部材42が基
板22に固定されており、基板22によって一壁が形成
された圧電部材42の内部空間がインク24を収容する
インクキャビティ26となっている。この場合には、イ
ンクキャビティ26の三方の壁面を形成する圧電部材4
2の内壁面を電極層を兼ねた金属層40で被覆して、圧
電部材42へのインク浸透を防止する。なお、これらの
変形例では金属層40だけで圧電部材42へのインク浸
透が防止されるので、充填材62は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のインクジェット記録ヘッド
の記録媒体対向面を部分的に示す正面図である。
【図2】 図1におけるII−II線部分断面図である。
【図3】 図2におけるIII−III線部分断面図である。
【図4】 インク中における圧電部材の抵抗値の変化を
調べた比較実験の結果を示すグラフである。
【図5】 第2の実施形態のインクジェット記録ヘッド
を示す断面図である。
【図6】 図5のVI−VI線断面における部分拡大図であ
る。
【図7】 別の実施形態のインクジェット記録ヘッドの
断面図である。
【図8】 図7におけるVIII−VIII線断面図である。
【図9】 さらに別の実施形態のインクジェット記録ヘ
ッドを示す断面図である。
【図10】 図9におけるX−X線断面図である。
【図11】 従来のインクジェット記録ヘッドの一例を
示す部分断面図である。
【符号の説明】
10…インクジェット記録ヘッド、26…インクキャビ
ティ、40…金属層、42…圧電部材、44…仕切壁
(壁部材)、46…周囲壁(壁部材)、62…充填材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクキャビティと、このインクキャビ
    ティに収容されたインクを電圧印加時の変形に基づき加
    圧する圧電部材とを備え、上記インクキャビティに臨む
    圧電部材の表面を厚みが3〜50μmの金属層で被覆し
    たことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記金属層が圧電部材に電圧を印加する
    ための電極を兼ねていることを特徴とする請求項1に記
    載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記圧電部材のインク加圧方向に沿った
    側面とこれに対向する壁部材との間に充填材を充填した
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録
    ヘッド。
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