JP3180340B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- JP3180340B2 JP3180340B2 JP30175590A JP30175590A JP3180340B2 JP 3180340 B2 JP3180340 B2 JP 3180340B2 JP 30175590 A JP30175590 A JP 30175590A JP 30175590 A JP30175590 A JP 30175590A JP 3180340 B2 JP3180340 B2 JP 3180340B2
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- JP
- Japan
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- pressure generating
- generating member
- common electrode
- cavities
- piezoelectric material
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
ンク像を形成するプリンタなどのインクジェットヘッド
に関し、さらに詳細にはインクジェットプリンタヘッド
の圧力発生部材の構造に関する。
で構成された梁状部材の長手方向の両端が支持されてい
る圧力発生部材と、飛翔媒体であるインクとこのインク
の吐出口であるノズルとを有し、印加電圧により圧力発
生器から圧力を発生させ、インクをノズルから吐出させ
るオンデマンド型のインクジェットヘッドは、特公昭60
−8953号に開示されている。この構造のインクジェット
ヘッドは、圧電変換器がノズル形成基板に対してほぼ直
角に変位することと、ノズルメニスカスのインク流路が
短いため、インクの吐出効率及び吐出安定性が高く、イ
ンク中に気泡・ゴミ等の異物が混入した場合でも、この
影響を受けずに正常動作が可能であるという利点を有し
ている。
分な手段が施されていなかった為、インクと接触した場
合に、破壊されるおそれがあった。
ため、圧力発生部材を耐湿コートすることによって、イ
ンクとの接触で破壊されるおそれの無い圧力発生部材を
もった、インクジェットヘッドを提供することにある。
該ノズルとそれぞれ連通する複数のキャビティが形成さ
れた基板と、該基板上の前記キャビティに対応する位置
に形成された圧力発生部材とを備え、該圧力発生部材
は、前記基板上に直接形成された表面にコーティング材
料を有するコモン電極と、該コモン電極上に形成された
複数のキャビティに共通でかつ前記キャビティの壁を構
成する圧電材料と、該圧電材料の前記コモン電極形成面
と対向する面に前記各キャビティに対応してそれぞれ形
成された、前記圧電材料の歪みを規制して前記圧力発生
部材を撓み変位させる弾性材料とを備え、前記コモン電
極と前記弾性材料に電圧を印加することにより前記圧力
発生部材を変位可能に構成したことを特徴とする。
ーティング材料で覆うことによって、圧力発生部材は絶
縁される。これによって、インクとの接触によって圧力
発生部材が破壊されることを防げるため、安定した吐出
特性を得ることができる。
断面図である。基板30上に型抜き等の方法によって形成
されたキャビティ18の上部に、圧電材料12が形成されて
いる。この圧電材料12には、キャビティ18に面した側
に、コモン電極26として、Auまたはニクロム膜がスパッ
タ等によって形成されている。また、そのコモン電極26
と、電極取り出し口40とを覆うように、エポキシ、シリ
コーン、SiO2、SiN、Ta2O5等のコーティング材料44が塗
布されている。そして、弾性材料16とコモン電極26に電
圧をかける。電圧をかけると伸縮が起こるという圧電体
の特性を利用して圧電材料12を伸縮させる。このとき、
弾性材料16には大きさの変化は起こらないので、歪が生
じ、圧電材料12と弾性材料16両者を含む圧力発生部材に
反りが生じる。これによって、キャビティ26に圧力が加
わり、ノズル22からインクが吐出する。また、インク
は、インクタンク24から、インク供給路14を通って供給
されている。10はノズルプレートである。
法について示した図である。圧電材料12の片面に、スパ
ッタ等によって、コモン電極26を形成したもの(第2図
(a))に、コモン電極26とは反対のもう一方の面に、
弾性材料16を所定の幅に切断した後、導電性接着剤等で
貼付ける。または、厚膜印刷、エッチング等の方法を用
いて弾性材料16を形成する。さらに、コモン電極26と、
弾性材料16から、リード部材を引き出す(第2図
(b))。そして、第1の実施例として、コモン電極26
とリード部材42の取り出し口40を覆うように、コーティ
ング材料を塗布する(第2図(C))。塗布は、ディッ
ピング、スピナ、吹き付け、はけ塗り、カーテンコート
法、ロールコータ等の方法を用いる。
ある。コーティング材料は、圧力発生部材20全体を覆っ
ている。
ことにより、圧力発生部材20がインクにより破壊される
ことがなくなる。また、さらには圧力発生部材自身の補
強にもつながる。
全体上視図であり、圧力発生部材の配列を示した一実施
例である。ノズル22は中央に一直線上に並び、その前後
に、圧力発生部材20が千鳥に、計42個配列されている。
この時のノズル22の間隔は1.1mm、圧力発生部材の間隔
は、0.6mmとなる。キャビティ18内の長手方向のノズル2
2と反対方向にインク供給路14がある。
と、該ノズルとそれぞれ連通する複数のキャビティが形
成された基板と、該基板上の前記キャビティに対応する
位置に形成された圧力発生部材とを備え、該圧力発生部
材は、前記基板上に直接形成された表面にコーティング
材料を有するコモン電極と、該コモン電極上に形成され
た複数のキャビティに共通でかつ前記キャビティの壁を
構成する圧電材料と、該圧電材料の前記コモン電極形成
面と対向する面に前記各キャビティに対応してそれぞれ
形成された、前記圧電材料の歪みを規制して前記圧力発
生部材を撓み変位させる弾性材料とを備え、前記コモン
電極と前記弾性材料に電圧を印加することにより前記圧
力発生部材を変位可能に構成したことにより、従来キャ
ビティと圧力発生部材との間に配置していた振動板を無
くした簡単な構成においてインクとの接触により破壊す
る恐れのないインクジェットヘッドを提供することが可
能になる。
みを規制して前記圧力発生部材を撓み変位させる弾性材
料を各キャビティに対応して配置したので、各キャビテ
ィの変位を弾性材料により容易に調整することができ、
吐出特性の良好なヘッドを実現することがでる。
うことができ、耐久性に優れたヘッドを得ることができ
る。
面図である。 第2図は、本発明の実施例の圧力発生部材20の製造方法
について示した図である。 第3図は、本発明の実施例のインクジェットヘッドの全
体上視図であり、圧力発生部材の配列を示した一実施例
である。 10……ノズルプレート 12……圧電材料 14……インク供給路 16……弾性材料 18……キャビティ 22……ノズル 24……インクタンク
Claims (2)
- 【請求項1】複数のノズルと、該ノズルとそれぞれ連通
する複数のキャビティが形成された基板と、該基板上の
前記キャビティに対応する位置に形成された圧力発生部
材とを備え、該圧力発生部材は、前記基板上に直接形成
された表面にコーティング材料を有するコモン電極と、
該コモン電極上に形成された複数のキャビティに共通で
かつ前記キャビティの壁を構成する圧電材料と、該圧電
材料の前記コモン電極形成面と対向する面に前記各キャ
ビティに対応してそれぞれ形成された、前記圧電材料の
歪みを規制して前記圧力発生部材を撓み変位させる弾性
材料とを備え、前記コモン電極と前記弾性材料に電圧を
印加することにより前記圧力発生部材を変位可能に構成
したインクジェットヘッド。 - 【請求項2】複数のノズルと、該ノズルとそれぞれ連通
する複数のキャビティが形成された基板と、該基板上の
前記キャビティに対応する位置に形成された圧力発生部
材とを備え、該圧力発生部材は、前記基板上に直接形成
された表面にコーティング材料を有するコモン電極と、
該コモン電極上に形成された複数のキャビティに共通で
かつ前記キャビティの壁を構成する圧電材料と、該圧電
材料の前記コモン電極形成面と対向する面に前記各キャ
ビティに対応してそれぞれ形成された、前記圧電材料の
歪みを規制して前記圧力発生部材を撓み変位させる弾性
材料とを備え、前記コモン電極と前記弾性材料に電圧を
印加することにより前記圧力発生部材を変位可能に構成
したインクジェットヘッドの製造方法であって、 前記弾性材料を厚膜印刷により形成することを特徴とす
るインクジェットヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30175590A JP3180340B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30175590A JP3180340B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04173339A JPH04173339A (ja) | 1992-06-22 |
JP3180340B2 true JP3180340B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17900778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30175590A Expired - Lifetime JP3180340B2 (ja) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180340B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019038894A1 (ja) | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 花王株式会社 | インクジェット用液体組成物 |
-
1990
- 1990-11-07 JP JP30175590A patent/JP3180340B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04173339A (ja) | 1992-06-22 |
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Date | Code | Title | Description |
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