JP3341911B2 - インクジェット式印字ヘッド - Google Patents

インクジェット式印字ヘッド

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字信号が入力した時
点で、圧力室のインクをノズル開口から記録媒体として
飛翔させ、このインク滴により記録媒体にドットを形成
させて印字を行うオンデマンド型のインクジェット式印
字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のインクジェット式印字ヘッド
は、米国特許USP4439780号や日本特許公報
特開平3−293143号公報に示されたように、一端
が基台に固定された圧電素子の他端を、圧力室を形成す
る振動膜に結合されて構成され、圧電素子の伸縮により
振動膜を変形させて圧力室のインクをノズル開口から液
滴として飛翔されるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の第
1の従来技術では、隣接する圧力室を仕切る隔壁は支持
されていない、あるいは薄い板状の軸受け部材によって
支持されているだけであった。このような構成では、圧
電素子の動作、特に複数の圧電素子が同時に動作するこ
とより発生する圧力によって、隔壁を構成する隔壁部材
が変形してしまい、所望するインク滴吐出性能が得られ
ない危険が高かった。特にノズル開口の数が多い印字ヘ
ッド、例えば印字媒体の幅と同等の幅を有するラインヘ
ッドの場合には非常に困難であった。
【0004】このような問題点を解決するために、前述
の第2の実施例では、図7に示すように圧電素子3〜4
個毎に側壁を支持するための支持用圧電素子を有してい
た。しかしながらこのような構成においても、3〜4個
毎にしか支持用圧電素子が配置されていないため、圧電
素子の圧力による隔壁部材の変形に対しては不十分であ
った。また、支持用圧電素子の断面積は、圧力室を加圧
するための駆動用圧電素子の断面積と比較して小さく構
成されていた。そのため、駆動用圧電素子によって発生
した発生圧力を支持用圧電素子では充分に支持すること
ができず、隔壁部材の変形を抑えることに対してさらに
不十分であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明のインクジェット式印字ヘッドは、イ
ンク滴を吐出するノズル開口が複数配置されたノズルプ
レートと、ノズルプレートに積層されてノズル開口と連
通し隔壁によって区画された複数の圧力室が配置された
流路板と、流路板のノズルプレート積層面とは反対面に
積層されて圧力室の一面を封止する振動板と、一端が固
定され他端が自由端として圧力室に対向して配列された
複数の第1の圧力変換器とを備え、第1の圧力変換器を
動作させ振動板を変形させることで圧力室のインクの圧
力を高めノズル開口よりインク滴を吐出させるオンデマ
ンド型インクジェット式印字ヘッドであって、隣り合う
第1の圧力変換器の間には、第1の圧力変換器の幅方向
における断面積より大きい断面積を有する第2の圧力変
換器が隔壁に対向して配置され、振動板は、低弾性材層
と高弾性材層とを積層して構成され、高弾性材層には、
第1の圧力変換器と当接する領域に振動部が形成され、
第2の圧力変換器と当接する領域に支持部が形成されて
おり、振動部の圧力室側の面の幅は、圧力室の幅より小
さく且つ第1の圧力変換器の幅より大きく、支持部の隔
壁側の面の幅は、隔壁の幅より大きいことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】隣接する圧力室を仕切る隔壁は、振動板により
構成される支持部を介して全て支持用圧力変換器によっ
て支持されており、支持部の隔壁側の面は、隔壁の幅よ
り大きいことにより、隣接する第2の圧電素子間で支持
部により確実に、且つ強固に隔壁を支持して、圧力室内
のインク圧力によるノズルプレートの押し上げを抑え
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の印字ヘッドの概要を示す斜視図であ
り、図2は印字ヘッドのノズル配列方向に沿った断面を
示す図であり、図3はノズル方向からみた透視図であ
り、図4はノズル配列方向と直交する方向の断面を示す
図である。図面において1は圧力室であり、インク滴を
吐出するノズル開口2を有するノズルプレート3と、隣
接する圧力室間を仕切る隔壁4と、振動板5によって囲
まれて構成されている。ノズル開口2は印字媒体の印字
幅とほぼ同等と長さに渡って配列されている。
【0008】振動板5は例えばポリイミドフィルムから
なる低弾性材層6と、金属からなる高弾性材層7の積層
構造となっている。高弾性材層7は図3に示すように、
圧力室1の幅よりもわずかに小さい形状に形成されてい
る振動部8と、その周囲を囲う形状に形成されている支
持部9とによってなっている。
【0009】振動部8は第1の圧力発生器である第1の
圧電素子10に接合されている。支持部9は第2の圧力
発生器である第2の圧電素子11に接合されている。第
1および第2の圧電素子は固定板12に結合されてい
る。第1および第2の圧電素子10、11は、電極と圧
電材料とを交互にサンドイッチ状に積層した積層型圧電
素子を用いている。積層型圧電素子の側面には外部電極
20、21が形成されている。一方の外部電極は圧電材
料をサンドイッチしている電極のどちらか一方と、もう
一方の外部電極はサンドイッチしている電極の他方と電
気的に接続されている。この積層型圧電素子によれば電
極間距離を可及的に小さくすることが出来るため、駆動
信号の電圧を下げることが出来るという効果がある。
【0010】固定板12は図4に示すように、流路板1
3の穴14に挿入、固着されている。
【0011】流路板13のノズルプレート3側にはイン
クを圧力室1に供給するための溝15が形成されてお
り、その壁面16の先端17で振動板5の支持部9が支
持されている。固定板12には、音響インピーダンスが
大きな材料、例えばアルミナや金属シリコン等が用いら
れる。これは圧電素子10内で生じた弾性波を固定板1
2の表面で積極的に反射させて、不正振動を防止してイ
ンク吐出に有効な振動成分を振動板5に伝達することが
できるためである。固定板12の片面16には縞状に形
成された分割電極17が形成されており、固定板12の
反対面18には共通電極19が形成されている。そして
第1の圧電素子10の一方の外部電極20と分割電極1
7が、またもう一方の外部電極21と共通電極19がそ
れぞれ電気的に接続されている。固定板12上には、圧
電素子10に印字信号を電圧として印加することを制御
するためのドライバーIC22が搭載されている。ドラ
イバーIC22は、分割電極17、共通電極19を介し
て圧電素子10に接続されている。さらに、図示してい
ないFPCを介して、記録装置の図示していない制御基
板とドライバーICが接続されている。
【0012】このような構成を採った結果、インクは比
較的流体抵抗の小さな溝15から圧力室1に流れ込み、
第1、第2の圧電素子10、11をインクから隔離でき
るため、導電性インクを用いた場合にも圧電素子の電極
間で短絡が生じるのを防止することができる。
【0013】次にインク滴を吐出する動作について簡単
に説明する。第1の圧電素子10に駆動電圧を印加する
と、第1の圧電素子10は長さl方向に縮小変位するた
め、圧電素子10の先端に固定されている振動板5もノ
ズルプレート3に対して弾性変形により後退する。この
結果、圧力室が拡大され、溝15からインクが流れ込む
と同時にノズル開口2に形成されていたインクのメニス
カスもノズル開口2の表面から後退する。所定のタイミ
ングで駆動電圧を開放すると圧電素子10が伸長するた
め、振動板5がノズル開口2側に弾性変形することにな
り、この時に発生する圧力により圧力室1のインクが液
滴となってノズル開口2から飛翔する。駆動電圧を開放
するのは、ノズル開口2から後退したメニスカスが再び
ノズル開口2側に向かってから行うのが好ましく、さら
に好的にはメニスカスが初期の位置まで復帰した時に開
放するのが望ましい。
【0014】第1の圧電素子10が収縮、伸長すること
により、圧力室1の容積が変化する。この時の圧力によ
って、例えば圧電素子が伸長する時を考えると、圧力室
1内のインク圧力が高まり、ノズルプレート3が図3中
上方向に押し上げられる力が働く。この力の一部はノズ
ルプレート3を支持している隔壁4を押し上げる力とな
って働く。この時隔壁4が支持されていない構造である
と、隔壁4、ノズルプレート3が上方に押し上げられ、
結果的に圧力室1の容積変化が小さくなってしまう。そ
の結果、インク滴の吐出性能が劣化してしまう。これは
ノズル開口2が多数配列されたヘッドの場合には大きな
問題となり、特に印字媒体の印字幅とほぼ同等の長さに
渡ってノズル開口2が配列された、いわゆるラインヘッ
ドの場合には顕著である。この問題を解決するために、
隔壁部材の剛性を高める、すなわち隔壁部材をヤング率
の大きな材料を用いる、隔壁部材の厚さを厚くするとい
ったことが考えられる。しかしながら隔壁の厚さを大き
くすることは、圧力室の容積を大きくしてしまうことに
なってしまう。圧力室の容積はインク滴の吐出性能に影
響し、ある適正な容積以上にすることは望ましくなく、
従って隔壁の厚さを前述の圧力に対して充分な剛性にな
るような厚さにすることは困難であった。
【0015】この圧力室1の容積変化の減少は、ノズル
プレート3の支持長さの5乗にほぼ比例し、厚さの3乗
にほぼ反比例する。本発明においては、隣接する第1の
圧電素子10、10の間に第2の圧電素子11が配置さ
れている。第2の圧電素子11の先端は振動板5の支持
部9に固定されている。さらに支持部9は低弾性層を介
して隔壁4に固定されている。その結果、ノズルプレー
ト3は隣接する第2の圧電素子11、11の間で支持さ
れており、支持長さをノズル開口2の配列ピッチ以下の
近接させた長さにすることができる。
【0016】図5は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。本実施例におては、弾性板105は低弾性層だけで
構成されている。第1、第2の圧力発生器である第1、
第2の圧電素子110、111は、弾性板105に結合
されている。弾性板105は、流路板113の溝115
をの1側壁116の先端に支持されている。
【0017】圧力室101のインクには、瞬間的には最
大で第1の圧電素子110が発生する力分の圧力が加わ
る。この時の圧力は式1で簡略的に表される。
【0018】 P=α×(E×△l1/l×S1)/S …(式1) Pは瞬間最大圧力、Eは圧電素子の縦弾性係数、△l1
は第1の圧電素子110の変位量、lは第1の圧電素子
110の変位方向の長さ、S1は第1の圧電素子110
の変位方向と直交する方向の断面積、Sは圧力室1のノ
ズル開口102からの投影面積である。αはノズル開口
102や溝105との連通口の形状、あるいは圧力室1
01を構成する剛性コンプライアンス等、あるいは、第
1の圧電素子110を駆動させる駆動波形等により決ま
る係数であり、α<1である。
【0019】圧力室101に発生した圧力Pは、ノズル
プレート103やそれ以外の圧力室を構成する部材全て
に加わる。ノズルプレート103の圧力の加わる面積
は、圧力室の面積Sにほぼ一致しているため、その力の
総和はP×Sとなる。
【0020】本実施例における印字ヘッドにおいては、
圧力室の剛性コンプライアンスを小さくすることで、イ
ンク滴の吐出性能を向上させることを出来ることが実験
的に確認されている。剛性コンプライアンスを高くする
と係数αは大きくなっていく。そのため、式1における
係数αは構成条件によって異なるが、およそ0.2〜
0.5程度になる。仮にα=0.3となるように構成す
ると、ノズルプレート103に加わる力の総和P×Sは P×S=0.3×(E×△l1/l×S1)…(式2) となる。このノズルプレート103に加わる力は、隔壁
104、振動板105を介して第2の圧電素子112に
加わることになる。ノズルプレート103が上方に押し
上げられる力によって、第2の圧電素子111が伸長す
る方向に力が加わるが、第2の圧電素子112の剛性が
小さいと、第2の圧電素子112が伸長してしまい、結
果的に圧力室101の容積変化量が小さくなってしま
う。すなわち、第2の圧電素子の剛性が充分大きい場合
には、容積変化量はおよそ△l1×Sで 表されるが、容
積変化量は第2の圧電素子112の伸長量に影響され、
(△l1 −△l2)×Sとなる。ここで△l2は、ノズル
プレート103に上方に押し上げられる力が加わった時
の、第2の圧電素子111が伸長する量である。インク
吐出性能に実質的に影響ないようにするためには、△l
2≦0.3×△l1である必要があることが実験的に確認
できている。ノズルプレート103に加わる力P×Sに
よって第2の圧電素子が伸長する量△l2は、△l2=
(P×S×l)/(E×S2)で表される。ここで、S2
は第2の圧電素子111のP×Sの力が加わる方向と直
交する方向の断面積である。前述の通り、△l2≦0.
5△l1を満足するためには、式2より、 S2≧S1 …(式3) とする必要がある。すなわち、第2の圧電素子111の
断面積は第1の圧電素子110の断面積以上である必要
があることがわかる。
【0021】以上説明したように、第2の圧電素子11
1により隔壁104を支持することによって吐出性能を
向上させることができる。さらに第2の圧電素子111
の断面積を第1の圧電素子110の断面積よりも大きく
とることで、さらに向上させることができる。これは第
1の実施例においても同様である。
【0022】また、板状の圧電素子を固定板に固着した
後にダイシング等により第1の圧電素子10を所望の幅
に加工する時と同時に第2の圧電素子11が形成できる
ため、新たな支持部品等を必要とせず、安価に印字ヘッ
ドを提供することが可能となる。
【0023】以上の実施例においては、圧電素子は圧力
室を加圧する方向に積層されて構成されていたが、第1
および第2の圧電素子210、211は図6に示すよう
に、圧力室201を加圧する方向と直交する方向に積層
されて構成されていても、全く同様な効果を有する。ま
た、第1、第2の実施例では、圧力室の両側にインクを
供給するための溝が形成されていたが、本実施例では、
圧力室201は1つの連通口で溝205と連通してい
る。204は隔壁であり、例えば感光性樹脂を複数層積
層して構成されている。
【0024】以上の実施例ではインクの飛翔は圧電素子
の変位方向と平行な方向であったが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば圧電素子の変位方向と垂
直な方向にインクが飛翔づるように構成されていてもよ
い。圧力変換器列は櫛歯状に構成されていても同様であ
る。また、圧力変換器は積層型圧電素子だけではなく、
単層の棒状圧電素子やあるいは、発熱、冷却により膨
張、収縮する熱振動子等を用いても全く同様な効果が得
られることは明らかである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット式印字ヘッドは、インク滴を吐出するノズル開口
が複数配置されたノズルプレートと、ノズルプレートに
積層されてノズル開口と連通し隔壁によって区画された
複数の圧力室が配置された流路板と、流路板のノズルプ
レート積層面とは反対面に積層されて圧力室の一面を封
止する振動板と、一端が固定され他端が自由端として圧
力室に対向して配列された複数の第1の圧力変換器とを
備え、第1の圧力変換器を動作させ振動板を変形させる
ことで圧力室のインクの圧力を高めノズル開口よりイン
ク滴を吐出させるオンデマンド型インクジェット式印字
ヘッドであって、隣り合う第1の圧力変換器の間には、
第1の圧力変換器の幅方向における断面積より大きい断
面積を有する第2の圧力変換器が隔壁に対向して配置さ
れ、振動板は、低弾性材層と高弾性材層とを積層して構
成され、高弾性材層には、第1の圧力変換器と当接する
領域に振動部が形成され、第2の圧力変換器と当接する
領域に支持部が形成されており、振動部の圧力室側の面
の幅は、圧力室の幅より小さく且つ第1の圧力変換器の
幅より大きく、支持部の隔壁側の面の幅は、隔壁の幅よ
り大きいことにより、隣接する第2の圧電素子間で支持
部により確実に、且つ強固に隔壁を支持させることがで
き、圧力変換器が伸長する方向にインク滴を吐出するイ
ンクジェット式印字ヘッドにおいて、インク滴吐出時に
圧力室内のインク圧力により圧力変換器の伸長方向にノ
ズルプレートが押し上げられたとしても、隔壁を厚くす
ることなくノズルプレートを強固に支持することができ
る。またノズルプレートをより強固に支持するために第
2の圧力変換器の断面積を可及的に大きくしても、支持
部によりノズル開口間ピッチを増大することなく支持す
ることができ、ノズル開口間ピッチが高密度なインクジ
ェット式印字ヘッドにおいても、圧力室の容積変化量を
所望な量に確保、及び維持することができる。従って、
高密度でインク滴吐出性能に優れ、印字品質に優れたイ
ンクジェット式印字ヘッドを提供することができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式印字ヘッドの第一の
実施例の概要を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例のノズル配列方向の断面構成を示
す部分断面図である。
【図3】第1の実施例のノズル方向から見た透視図であ
る。
【図4】第1の実施例のノズル配列方向と直交する方向
の断面構成を示す断面図である。
【図5】本発明のインクジェット式印字ヘッドの第2の
実施例の構成を示す断面斜視図である。
【図6】本発明のインクジェット式印字ヘッドの第3の
実施例の断面斜視図である。
【図7】従来のインクジェット式印字ヘッドの例を示す
断面図である。
【符号の説明】 1 圧力室 2 ノズル開口 3 ノズルプレート 4 隔壁 5 振動板 10 第1の圧電素子 11 第2の圧電素子 12 固定板 13 流路板 15 溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク滴を吐出するノズル開口が複数配
    置されたノズルプレートと、前記ノズルプレートに積層
    されて前記ノズル開口と連通し隔壁によって区画された
    複数の圧力室が配置された流路板と、前記流路板のノズ
    ルプレート積層面とは反対面に積層されて前記圧力室の
    一面を封止する振動板と、一端が固定され他端が自由端
    として前記圧力室に対向して配列された複数の第1の圧
    力変換器とを備え、前記第1の圧力変換器を動作させ前
    記振動板を変形させることで前記圧力室のインクの圧力
    を高めノズル開口よりインク滴を吐出させるオンデマン
    ド型インクジェット式印字ヘッドであって、隣り合う前記第1の圧力変換器の間には、前記第1の圧
    力変換器の幅方向における断面積より大きい断面積を有
    する第2の圧力変換器が前記隔壁に対向して配置され、 前記振動板は、低弾性材層と高弾性材層とを積層して構
    成されており、 前記高弾性材層には、前記第1の圧力変換器と当接する
    領域に振動部が形成され、前記第2の圧力変換器と当接
    する領域に支持部が形成されており、 前記振動部の圧力室側の面の幅は、 前記圧力室の幅より
    小さく且つ前記第1の圧力変換器の幅より大きく、前記支持部の隔壁側の面の幅は、前記隔壁の幅より大き
    ことを特徴とするインクジェット式印字ヘッド。
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