JPH10201849A - カテーテル導入器具 - Google Patents

カテーテル導入器具

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JPH10201849A
JPH10201849A JP9027174A JP2717497A JPH10201849A JP H10201849 A JPH10201849 A JP H10201849A JP 9027174 A JP9027174 A JP 9027174A JP 2717497 A JP2717497 A JP 2717497A JP H10201849 A JPH10201849 A JP H10201849A
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catheter
tube
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Abstract

(57)【要約】 【課題】血液等の漏れ出しを生じることなく、複数本の
カテーテルを挿入することを可能とするカテーテル導入
器具を提供すること。 【解決手段】カテーテル導入器具1は、器具本体2と、
封止手段6と、嵌合部材7とを有している。器具本体2
は、二股に分岐した第1の管体3および第2の管体4で
構成されている。第1の管体3および第2の管体4の基
端部には、それぞれ、封止手段6が設置されている。こ
の封止手段6は、一対の交差するスリットを有し、カテ
ーテルが通過可能な弁体61と、該弁体61を支持固定
するリング状の蓋部材64とで構成されている。シース
イントロデューサの基端部に着脱自在に嵌合する嵌合部
材7は、複数の脚部71を有し、各脚部71の先端に
は、それぞれ、爪72が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シースイントロデ
ューサに装着して使用されるカテーテル導入器具、より
詳しくは、1本のシースイントロデューサから複数本の
カテーテル等を同時に生体内へ挿入することを可能とす
るカテーテル導入器具に関する。
【0002】
【従来の技術】カテーテルを生体内に導入する場合、例
えば、セルジンガー法により、図1および図3に示すよ
うな構造のシースイントロデューサ100を用いて経皮
的に導入する方法が行われている。
【0003】このシースイントロデューサ100は、シ
ースハウジング110と、該シースハウジング110に
固定されたチューブ状のシース本体120とを有し、シ
ースハウジング110の基端側のカテーテル挿入口に
は、逆流した血液の流出を防止するための弁体130が
設置されている。この弁体130は、ゴムのような弾性
材料で構成され、カテーテル(図示せず)を挿通したと
きでも、カテーテルの外表面に密着して液密性を保持
し、血液の漏れを防止できるように構成されている。
【0004】このようなシースイントロデューサ100
を介して血管等の体腔内に挿入されたカテーテルは、該
カテーテルに挿通されたガイドワイヤ(図示せず)の操
作等によりその先端の方向および位置が制御されつつ、
目的部位へ到達し、該カテーテルの機能に応じた治療や
検査が行われる。このようなカテーテルは、多くの場
合、特定の治療や検査を行うために、それ専用の仕様で
製造されている。
【0005】ところで、医療行為においては、より詳細
な診断情報を得るために、複数項目の検査を行うことが
しばしばある。また、治療に際しては、異なる複数の部
位に対して治療を行う必要が生じたり、治療効果の確
認、治療方針の決定、変更等のために、診断と治療とを
同時に(並行して)行うことがある。
【0006】このような場合、カテーテルを用いての治
療、診断では、それぞれに応じた専用の複数のカテーテ
ルを適宜交換して使用している。
【0007】しかしながら、上述した従来のシースイン
トロデューサでは、複数本のカテーテルを挿入した場
合、弁体の構造上、液密性を維持することができず、血
液の漏れ出しが生じる。例外として、比較的太い外側カ
テーテルの内腔に比較的細い内側カテーテルを挿入した
2重管構造のいわゆる親子カテーテルの場合には、実質
的に1本の外側カテーテルを弁体に挿通したのと同様で
あるため、弁体の液密性を保持しつつ、シースイントロ
デューサより両カテーテルを挿入することができる。
【0008】ところが、親子カテーテルの場合、両カテ
ーテルを生体内へ同時に挿入することはできても、両カ
テーテルの先端部が同軸的に存在するため、自由度が狭
く、すなわち、両カテーテルでそれぞれ異なる部位に対
し治療、診断等を行うことができず、前述した状況に十
分に対処することができない。
【0009】従って、1つのシースイントロデューサを
用いて異なる部位を治療、診断する場合には、それに応
じた専用のカテーテルを1本づつ交換して使用しなけれ
ばならず、よって、操作性が悪く、手技に時間がかかる
ばかりか、治療効果、診断の信頼性が低下する等の問題
が生じる。
【0010】また、基端側が二股に分岐したシースイン
トロデューサもあるが、このものは、大型で形状が複雑
なため、シースの穿刺、留置操作がしづらく、また、カ
テーテルを1本のみ使用する場合には適さず、自由度が
狭いため、汎用性に欠ける。
【0011】なお、用いるカテーテルの本数に応じた数
のシースイントロデューサを穿刺して使用することも可
能であるが、生体への穿刺箇所が増えるため、患者の負
担が大きく、好ましくない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
スイントロデューサを用いてカテーテルを挿入するに際
し、血液等の漏れ出しを生じることなく、複数本のカテ
ーテルを同時に挿入することを可能とするカテーテル導
入器具を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(8)の発明により達成される。
【0014】(1) シースイントロデューサに装着し
て使用されるカテーテル導入器具であって、複数に分岐
した管体を備える器具本体と、前記シースイントロデュ
ーサの基端部に嵌合する嵌合部と、前記各管体の端部付
近をそれぞれ封止するとともに、カテーテルを挿通可能
なカテーテル挿入口を形成する封止手段とを有すること
を特徴とするカテーテル導入器具。
【0015】(2) シースイントロデューサに装着し
て使用されるカテーテル導入器具であって、第1の管体
と該第1の管体から分岐した第2の管体とを備える器具
本体と、前記シースイントロデューサの基端部に着脱自
在に嵌合する嵌合部と、前記第1の管体および第2の管
体の端部付近をそれぞれ封止するとともに、カテーテル
を挿通可能なカテーテル挿入口を形成する封止手段とを
有することを特徴とするカテーテル導入器具。
【0016】(3) 前記封止手段は、カテーテルが通
過可能な弁体を備えている上記(1)または(2)に記
載のカテーテル導入器具。
【0017】(4) 前記弁体は、軟質材料または弾性
材料で構成され、カテーテルが通過可能な少なくとも1
つのスリットが形成されているものである上記(3)に
記載のカテーテル導入器具。
【0018】(5) 前記弁体は、弾性材料または軟質
材料よりなる膜状で構成され、その一方の面にのみ到達
する第1のスリットと、その他方の面にのみ到達し、内
部において前記第1のスリットと交差する第2のスリッ
トとが形成されているものである上記(3)に記載のカ
テーテル導入器具。
【0019】(6) 前記嵌合部は、前記シースイント
ロデューサの基端部に対する結合状態を保持するロック
機構を備えている上記(1)ないし(5)のいずれかに
記載のカテーテル導入器具。
【0020】(7) 前記嵌合部を前記シースイントロ
デューサの基端部に嵌合したとき、前記シースイントロ
デューサの基端部に設置されている弁体を開くことがで
きる部材を備えている上記(1)ないし(6)のいずれ
かに記載のカテーテル導入器具。
【0021】(8) 前記器具本体の内部へ流体を供給
しまたは前記器具本体の内部から流体を排出する流路を
有する上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のカテ
ーテル導入器具。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカテーテル導入器
具を、添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0023】図1は、本発明のカテーテル導入器具の実
施例をシースイントロデューサに装着した状態を示す正
面図、図2は、図1に示すカテーテル導入器具の縦断面
図、図3は、図1に示すカテーテル導入器具のシースイ
ントロデューサへの装着状態における嵌合部付近の拡大
断面図である。なお、図1〜図3中の上側を「基端」、
下側を「先端」として説明する。
【0024】本発明のカテーテル導入器具1は、シース
イントロデューサ100に装着して使用されるものであ
る。
【0025】まず、シースイントロデューサ100の構
成について説明する。図1および図3に示すように、シ
ースイントロデューサ100は、シースハウジング11
0と、該シースハウジング110の先端側に固定された
チューブ状のシース本体120と、シースハウジング1
10の基端側に装着された弁体130とを有している。
【0026】シースハウジング110は、サイドポート
を備える管体111と、該管体111の先端部に嵌入さ
れた軟質のカバー部材116と、管体111の基端に装
着されるリング状の蓋部材117とで構成されている。
このうち、管体111は、硬質樹脂のような硬質材料で
構成され、カバー部材116は、例えば、各種ゴムや熱
可塑性エラストマーのような軟質材料で構成されてい
る。
【0027】シース本体120は、経皮的に血管に導入
される部材であり、薄肉の管状部材で構成されている。
血管への導入を容易にするため、シース本体120の先
端部121は、先端に向かって縮径している。
【0028】シースハウジング110の管体111の基
端部には、弁体130が設置されている。この弁体13
0は、円形の膜状(円盤状)をなす弾性体で構成され、
その外周部が管体111の段差部112と蓋部材117
とで挟持されることにより、管体111に対し液密に固
定されている。
【0029】弁体130には、後述する弁体61と同様
の直交する十文字状のスリット62、63が形成され、
弁体130の閉鎖時等に、液密性を保持するよう構成さ
れている。
【0030】管体111の基端部側方には、外側環状突
出部113と、それよりも長い内側環状突出部114と
が同心的に突出形成され、これらによりサイドポートを
構成している。
【0031】このサイドポートには、例えばポリ塩化ビ
ニル製の可撓性を有するチューブ140の一端が液密に
接続される。この場合、チューブ140の端部は、外側
環状突出部113と内側環状突出部114との間に形成
された環状空間115に嵌入され、固定される。
【0032】図1に示すように、チューブ140の他端
には、三方活栓150が装着されている。この三方活栓
150の所定のポートより、チューブ140を介して、
シースイントロデューサ100内に例えば生理食塩水の
ような液体を注入することができる。
【0033】次に、カテーテル導入器具1の構成につい
て説明する。図1〜図3に示すように、カテーテル導入
器具1は、器具本体2と、封止手段6と、嵌合部材(嵌
合部)7とを有している。以下、これらの構成について
順次説明する。
【0034】器具本体2は、二股に分岐した第1の管体
3および第2の管体4で構成されている。第1の管体3
および第2の管体4の内部同士は、それらの分岐部にお
いて連通している。
【0035】第1の管体3は、その基端部に、サイドポ
ートを備える管状の接続部材31を有している。この接
続部材31の基端部側方には、外側環状突出部32と、
それよりも長い内側環状突出部33とが同心的に突出形
成され、これらによりサイドポートを構成している。
【0036】このサイドポートには、例えばポリ塩化ビ
ニル製の可撓性を有するチューブ8の一端が液密に接続
される。この場合、チューブ8の端部は、外側環状突出
部32と内側環状突出部33との間に形成された環状空
間34に嵌入され、固定される。
【0037】このような外側環状突出部32と内側環状
突出部33との2重管構造の場合、チューブ8との嵌合
接続をより強固に行うことができ、特に、これらを接着
剤で接着する場合、接着剤を流路から独立した環状空間
34に注入すればよく、よって、接着剤による流路の閉
塞や狭窄のおそれが回避されるという利点がある。
【0038】図1に示すように、チューブ8の他端に
は、三方活栓81が装着されている。この三方活栓81
の所定のポートより、チューブ8を介して、器具本体2
内に例えば生理食塩水や抗凝固剤液のような液体を注入
することができる。また、チューブ8および三方活栓8
1を介して、器具本体2内の空気を排出することもでき
る。
【0039】一方、第2の管体4も、第1の管体3と同
様に、その基端部に、サイドポートを備える管状の接続
部材41を有している。この接続部材41の基端部側方
には、外側環状突出部42と、それよりも長い内側環状
突出部43とが同心的に突出形成され、これらによりサ
イドポートを構成している。
【0040】このサイドポートには、例えばポリ塩化ビ
ニル製の可撓性を有するチューブ9の一端が液密に接続
される。この場合、チューブ9の端部は、外側環状突出
部42と内側環状突出部43との間に形成された環状空
間44に嵌入され、固定される。このような外側環状突
出部42と内側環状突出部43との2重管構造による利
点は、前記と同様である。
【0041】図1に示すように、チューブ9の他端に
は、三方活栓91が装着されている。この三方活栓91
の所定のポートより、チューブ9を介して、器具本体2
内に例えば生理食塩水や抗凝固剤液のような液体を注入
することができる。また、チューブ8および三方活栓8
1を介して、器具本体2内の空気を排出することもでき
る。
【0042】また、第1の管体3と第2の管体4とは、
例えば板状の補強部材5により連結され、補強されてい
る。
【0043】第1の管体3および第2の管体4の基端部
には、それぞれ、第1の管体3内および第2の管体4内
を封止する封止手段6が設置されている。
【0044】第1の管体3側の封止手段6は、カテーテ
ル(図示せず)が通過可能な弁体61と、該弁体61を
第1の管体3に対し支持固定するリング状の蓋部材64
とで構成されている。
【0045】蓋部材64は、接続部材31の基端外周部
に嵌合して装着され、蓋部材64の内側には、カテーテ
ルを挿通可能なカテーテル挿入口65aが形成されてい
る。
【0046】弁体61は、円形の膜状(円盤状)をなす
弾性体で構成され、その外周部が接続部材31の段差部
35と蓋部材64とで挟持されることにより、第1の管
体3に対し液密に固定されている。
【0047】弁体61の構成材料としては、例えば、天
然ゴム、またはイソプレンゴム、シリコンゴム、ウレタ
ンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、フッ素ゴム、アク
リルゴム等の各種合成ゴム、ポリアミド系、ポリエステ
ル系等の各種熱可塑性エラストマー等の弾性材料(また
は軟質材料)が挙げられる。
【0048】図4および図5に示すように、この弁体6
1には、その一方の面にのみ到達する第1のスリット6
2と、その他方の面にのみ到達する第2のスリット63
とが形成されている。そして、第1のスリット62と第
2のスリット63とは、弁体61の内部において部分的
に交差している。
【0049】図示の構成では、両スリット62、63
は、十文字状に交差しており、すなわち、両スリット6
2、63の交差角度は、90°となっているが、この交
差角度は、90°に限らない。
【0050】また、第1のスリット62と第2のスリッ
ト63との交差部の長さLは、特に限定されないが、弁
体61の厚さの20〜50%程度が好ましく、30〜4
0%程度がより好ましい。
【0051】このような構成の弁体61を用いることに
より、弁体61にカテーテルを挿通していないときはも
ちろんのこと、カテーテルを挿通したときでも、液密性
が確保され、液漏れを確実に防止することができる。
【0052】なお、弁体61の構成は、図4および図5
に示すような構成のものに限らず、例えば、Y字状のス
リットを有するものまたはそれを複数枚重ねたもの、十
文字状や一文字状のスリットを有するダッグビル弁等、
任意の構成のものが使用可能である。
【0053】一方、第2の管体4側の封止手段6も、前
記第1の管体3側と同様に、カテーテル(図示せず)が
通過可能な弁体61と、該弁体61を第2の管体4に対
し支持固定するリング状の蓋部材64とで構成されてい
る。
【0054】蓋部材64は、接続部材41の基端外周部
に嵌合して装着され、蓋部材64の内側には、カテーテ
ルを挿通可能なカテーテル挿入口65bが形成されてい
る。
【0055】弁体61は、前記と同様の構成のものであ
り、その外周部が接続部材41の段差部45と蓋部材6
4とで挟持されることにより、第2の管体4に対し液密
に固定されている。
【0056】器具本体2の先端側には、第1の管体2よ
り細い管状の突出部21が先端方向に向かって突出形成
されている。突出部21内は、器具本体2の内部と連通
し、また、突出部21の先端は、開放している。
【0057】この突出部21は、嵌合部材7をシースイ
ントロデューサ100の基端部に嵌合したとき、弁体1
30を開き、器具本体2の内部と、シースイントロデュ
ーサ100の内部とを連通させる機能を有する部材であ
る(図3参照)。
【0058】なお、本実施例では、突出部21は、器具
本体2に対し一体的に形成されているが、別部材で構成
されたものを接合してもよく、あるいは、嵌合部材7に
対し一体的に形成されていてもよい。また、突出部21
は、弁体130を開くことができるものであれば、その
形状、構造は、図示のようなものに限定されない。
【0059】器具本体2の先端部には、シースイントロ
デューサ100と連結するためにその基端部に対し着脱
自在に嵌合する嵌合部材7が設置されている。この嵌合
部材7は、複数(図示の例では、90°間隔で4個)の
脚部71を有し、各脚部71の先端には、それぞれ、嵌
合部材7の中心軸方向に向かって突出する爪72が形成
されている。これらの各脚部71と爪72とにより、シ
ースイントロデューサ100の基端部に対する結合状態
を保持するロック機構が構成される。
【0060】嵌合部材7は、その中心部に孔73を有
し、該孔73を突出部21に挿通し、突出部21の途中
の外周部に係止するリング状の止め部材74により器具
本体2に対し固定されている。
【0061】図3に示すように、嵌合部材7をシースイ
ントロデューサ100の基端部に嵌合するに際しては、
まず、嵌合部材7をシースイントロデューサ100の基
端に接近させ、先端方向に押圧する。すると、各脚部7
1の爪72が蓋部材117の外縁部に当接し、そのテー
パ面に沿って移動するので、各脚部71が一旦外方へ広
がり、次いで、各爪72が管体111の基端部外周に形
成された溝118に係止する。これにより、嵌合部材7
とシースイントロデューサ100の基端部との嵌合がな
される。この状態では、軸方向(図3中上下方向)に引
張力が作用しても、容易に嵌合が解除されることはな
い。
【0062】そして、このような嵌合状態では、突出部
21の先端部が弁体130に挿通されて弁体130を開
き、突出部21の先端開口が管体111の内部に位置す
る。これにより、器具本体2の内部と、シースイントロ
デューサ100の内部とが突出部21を介して連通す
る。
【0063】また、シースイントロデューサ100を固
定し、カテーテル導入器具1をその軸と直交する方向
(例えば図3中横方向)に押圧すると、その方向に応じ
て所定の脚部71が変形し、爪72が溝118から外
れ、嵌合部材7とシースイントロデューサ100の基端
部との嵌合が解除される。
【0064】第1の管体3、第2の管体4、蓋部材6
4、突出部21、嵌合部材7等の構成材料としては、そ
れぞれ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(EVA)等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリ
イミド、ポリアミドイミド、ポリカーボネート、ポリ−
(4−メチルペンテン−1)、アイオノマー、アクリル
系樹脂、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アク
リロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジ
エン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等
のポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルケトン
(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)、ポリエーテルイミド、ポリアセタール(PO
M)、ポリフェニレンオキシド、変性ポリフェニレンオ
キシド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリアリレート、芳香族ポ
リエステル(液晶ポリマー)、ポリテトラフルオロエチ
レン、ポリフッ化ビニリデン、その他フッ素系樹脂、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、
ポリマーアロイ等が挙げられる。
【0065】なお、器具本体2、特に第1の管体3およ
び第2の管体4は、内部の視認性を確保するために、透
明または半透明な材料で構成されているのが好ましい。
【0066】次に、本発明のカテーテル導入器具1の作
用(使用方法の一例)について説明する。
【0067】例えばセルジンガー法により、シースイン
トロデューサ100のシース本体120を患者の血管に
穿刺し、挿入する。すると、血管の内圧により、血液が
シース本体120を逆流し、シースハウジング110内
に流入しようとする。このとき、三方活栓150のコッ
クを操作して、そのポートを開放することにより、シー
スイントロデューサ100内の空気をチューブ140お
よび三方活栓150の開放ポートを介して排出する。
【0068】また、三方活栓150のコックを操作し
て、抗凝固剤供給ラインに接続し、抗凝固剤液(例えば
ヘパリン加生理食塩水)を、チューブ140を介してシ
ースイントロデューサ100内に注入する。これによ
り、シースイントロデューサ100内での血液凝固が防
止される。
【0069】シースハウジング110内は、血液等で満
たされるが、弁体130の機能により、液漏れは生じな
い。
【0070】次に、前述したようにして、カテーテル導
入器具1の嵌合部材7をシースイントロデューサ100
の基端部に嵌合する。この嵌合状態は、前述したロック
機構により保持され、また、突出部21が弁体130を
開き、器具本体2の内部と、シースイントロデューサ1
00の内部とが突出部21を介して連通する。
【0071】この連通により、シースハウジング110
内にあった血液が突出部21の内部を介して器具本体2
内に流入しようとする。このとき、三方活栓81、91
の少なくとも一方のコックを操作して、そのポートを開
放することにより、カテーテル導入器具1内の空気をチ
ューブ8および/または9、三方活栓81および/また
は91の開放ポートを介して排出する。
【0072】突出部21の外周面は、弁体130のスリ
ット内面と密着しているため、弁体130から血液等が
漏れ出すことはない。また、器具本体2内は、血液等で
満たされるが、第1の管体3および第2の管体4のそれ
ぞれに設置された弁体61の機能により、器具本体2内
の血液等が漏れ出すこともない。
【0073】また、三方活栓81、91の少なくとも一
方のコックを操作して、抗凝固剤供給ラインに接続し、
抗凝固剤液(例えばヘパリン加生理食塩水)を、チュー
ブ8および/または9を介して器具本体2内に注入す
る。これにより、カテーテル導入器具1内での血液凝固
が防止される。
【0074】次に、ガイドワイヤを挿通した状態の第1
のカテーテル(図示せず)の先端部を、カテーテル挿入
口65aより、その弁体61を開いて第1の管体3内に
挿入する。さらに該第1のカテーテルを先端方向へ進め
ると、その先端部は、突出部21内、シースハウジング
110内およびシース本体120内を順次経て、血管内
に挿入される。その後、該第1のカテーテルの進退・回
転操作や、該第1のカテーテルに挿通されたガイドワイ
ヤの操作等により、カテーテル先端の方向および位置を
所望に制御しつつ、生体内の第1の目的部位へ到達させ
る。これにより、第1の目的部位において、該第1のカ
テーテルの機能に応じた治療や検査を行うことができ
る。
【0075】また、ガイドワイヤを挿通した状態の第2
のカテーテル(図示せず)の先端部を、カテーテル挿入
口65bより、その弁体61を開いて第2の管体4内に
挿入する。さらに該第2のカテーテルを先端方向へ進め
ると、その先端部は、突出部21内、シースハウジング
110内およびシース本体120内を順次経て、血管内
に挿入される。その後、該第2のカテーテルの進退・回
転操作や、該第2のカテーテルに挿通されたガイドワイ
ヤの操作等により、カテーテル先端の方向および位置を
所望に制御しつつ、生体内の第2の目的部位へ到達させ
る。これにより、第2の目的部位において、該第2のカ
テーテルの機能に応じた治療や検査(診断)を行うこと
ができる。
【0076】第1のカテーテルの挿入に際しては、弁体
61のスリット62および63が、それぞれ、第1のカ
テーテルの外周面に異なる方向から密着し、摺動するの
で、弁体61に第1のカテーテルが挿通された状態で
も、液密性が確保され、血液等の漏れ出しが有効に防止
される。第2のカテーテルが挿通された弁体61につい
ても、同様である。
【0077】本発明のカテーテル導入器具1では、前記
第1のカテーテルと第2のカテーテルの用途、機能、種
類等の条件は、特に限定されない。また、例えば、ガイ
ドワイヤのようなカテーテル以外の長尺物を挿通するこ
ともできる。
【0078】また、前記第1のカテーテルの挿入と第2
のカテーテルの挿入とは、それぞれ独立して行うことが
でき、これらは同時に行っても、所定の順序で行っても
よい。また、第1のカテーテル、第2のカテーテルの抜
去についても同様である。
【0079】このように、本発明では、用いるカテーテ
ルの条件や、その操作に関し、自由度が極めて広い。
【0080】第1のカテーテル、第2のカテーテルをカ
テーテル導入器具1から抜去したときには、弁体61
は、その弾性により瞬時に元の形状に復元し、液密性を
発揮して液漏れを防止する。
【0081】また、第1のカテーテルおよび/または第
2のカテーテルを、さらに別のカテーテルに交換して、
前記と同様の方法により生体内へ挿入することもでき
る。
【0082】本発明のカテーテル導入器具1は、既存の
シースイントロデューサ100に装着して使用すること
ができるので、シースイントロデューサの設計変更等を
必要とせず、有用性が高いという利点がある。
【0083】また、本発明は、シースイントロデューサ
そのものの基端が二股に分岐したものとは異なる。すな
わち、シースイントロデューサそのものが二股に分岐し
ているものは、カテーテルを1本のみ使用する場合で
も、使用されない分岐管側まで血液が流入し、プライミ
ング量(生体からの血液流出量)が増えるのに対し、本
発明では、シースイントロデューサ100を血管に留置
後、カテーテルを1本のみ使用する場合には、本発明の
カテーテル導入器具1をシースイントロデューサ100
に装着せず、複数のカテーテルを使用する必要が生じた
ら、それに応じて本発明のカテーテル導入器具を装着
し、使用すれば良いので、血液のプライミング量を最小
限に抑えることができる。さらに、このとき、最適条件
(管体の数、寸法、分岐位置等)のカテーテル導入器具
を選択して用いることができる。
【0084】また、カテーテル導入器具1は、その嵌合
部材7をシースイントロデューサ100の基端部に一旦
嵌合すると、ロック機構によりその嵌合状態が保持され
るので、第1のカテーテル、第2のカテーテルの挿入操
作中、治療や検査中、抜去操作中等に、カテーテル導入
器具1がシースイントロデューサ100から離脱すると
いうような不都合は生じない。
【0085】また、カテーテル導入器具1をシースイン
トロデューサ100に連結(装着)するだけで、シース
イントロデューサ100の弁体130が突出部21によ
り自動的に開かれるので、使用に際しての操作が極めて
簡単である。
【0086】以上、本発明のカテーテル導入器具を図示
の実施例に基づいて説明したが、本発明は、これに限定
されるものではなく、カテーテル導入器具の各部の構成
は、同様の機能を発揮し得る任意のものと置換すること
ができる。例えば、器具本体は、分岐する3本以上の管
体を有するものであってもよい。
【0087】また、複数の管体のうちの全部または一部
が、サイドポートを有さないものであってもよい。
【0088】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカテーテル
導入器具によれば、これをシースイントロデューサに装
着することにより、血液等の液漏れを生じることなく、
異なる複数のカテーテル等を生体内へ導入することがで
きる。そのため、自由度が広がり、例えば、1つのシー
スイントロデューサを用いて、生体内の異なる部位を治
療、診断することが可能となり、しかも、その操作も容
易かつ短時間に行えるので、治療効果、診断の信頼性の
向上が図れる。
【0089】また、本発明のカテーテル導入器具は、既
存のシースイントロデューサにも装着して使用すること
ができるので、シースイントロデューサの設計変更等を
必要とせず、有用性が高い。
【0090】また、嵌合部がロック機構を有する場合に
は、不本意に嵌合状態が解除されることによる不都合が
防止される。
【0091】また、嵌合部をシースイントロデューサの
基端部に嵌合したとき、シースイントロデューサの弁体
を開くことができる部材を備えている場合には、カテー
テル導入器具をシースイントロデューサに連結するだけ
で、シースイントロデューサの弁体が自動的に開かれる
ので、使用に際しての操作性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテル導入器具の実施例をシース
イントロデューサに装着した状態を示す正面図である。
【図2】図1に示すカテーテル導入器具の縦断面図であ
る。
【図3】図1に示すカテーテル導入器具のシースイント
ロデューサへの装着状態における嵌合部付近の拡大断面
図である。
【図4】弁体の構成例を示す斜視図である。
【図5】弁体の構成例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 カテーテル導入器具 2 器具本体 21 突出部 3 第1の管体 31 接続部材 32 外側環状突出部 33 内側環状突出部 34 環状空間 35 段差部 4 第2の管体 41 接続部材 42 外側環状突出部 43 内側環状突出部 44 環状空間 45 段差部 5 補強部材 6 封止手段 61 弁体 62、63 スリット 64 蓋部材 65a、65b カテーテル挿入口 7 嵌合部材 71 脚部 72 爪 73 孔 74 止め部材 8 チューブ 81 三方活栓 9 チューブ 91 三方活栓 100 シースイントロデューサ 110 シースハウジング 111 管体 112 段差部 113 外側環状突出部 114 内側環状突出部 115 環状空間 116 カバー部材 117 蓋部材 118 溝 120 シース本体 121 先端部 130 弁体 140 チューブ 150 三方活栓

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シースイントロデューサに装着して使用
    されるカテーテル導入器具であって、 複数に分岐した管体を備える器具本体と、 前記シースイントロデューサの基端部に嵌合する嵌合部
    と、 前記各管体の端部付近をそれぞれ封止するとともに、カ
    テーテルを挿通可能なカテーテル挿入口を形成する封止
    手段とを有することを特徴とするカテーテル導入器具。
  2. 【請求項2】 シースイントロデューサに装着して使用
    されるカテーテル導入器具であって、 第1の管体と該第1の管体から分岐した第2の管体とを
    備える器具本体と、 前記シースイントロデューサの基端部に着脱自在に嵌合
    する嵌合部と、 前記第1の管体および第2の管体の端部付近をそれぞれ
    封止するとともに、カテーテルを挿通可能なカテーテル
    挿入口を形成する封止手段とを有することを特徴とする
    カテーテル導入器具。
  3. 【請求項3】 前記封止手段は、カテーテルが通過可能
    な弁体を備えている請求項1または2に記載のカテーテ
    ル導入器具。
  4. 【請求項4】 前記弁体は、軟質材料または弾性材料で
    構成され、カテーテルが通過可能な少なくとも1つのス
    リットが形成されているものである請求項3に記載のカ
    テーテル導入器具。
  5. 【請求項5】 前記弁体は、弾性材料または軟質材料よ
    りなる膜状で構成され、その一方の面にのみ到達する第
    1のスリットと、その他方の面にのみ到達し、内部にお
    いて前記第1のスリットと交差する第2のスリットとが
    形成されているものである請求項3に記載のカテーテル
    導入器具。
  6. 【請求項6】 前記嵌合部は、前記シースイントロデュ
    ーサの基端部に対する結合状態を保持するロック機構を
    備えている請求項1ないし5のいずれかに記載のカテー
    テル導入器具。
  7. 【請求項7】 前記嵌合部を前記シースイントロデュー
    サの基端部に嵌合したとき、前記シースイントロデュー
    サの基端部に設置されている弁体を開くことができる部
    材を備えている請求項1ないし6のいずれかに記載のカ
    テーテル導入器具。
  8. 【請求項8】 前記器具本体の内部へ流体を供給しまた
    は前記器具本体の内部から流体を排出する流路を有する
    請求項1ないし7のいずれかに記載のカテーテル導入器
    具。
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